雑談掲示板
【ゲームブック風】テキストクエストその2【リレー小説?】
-
1
名前:暇
投稿日:2017-04-28 00:42
ID:nBsyUJcE
[編集]
当スレッドは、進行役が主導する物語を読み手が進めていくゲームブックもどきです!
今回は前回からの続きとなります。全部読まなくても大まかな流れが分かるよう定期的にまとめが入っているので良かったら見てね。
前回→http://mhxbbs.com/thread/ta/new/67089.html1、スレッドの概要
私達の分身たる主人公「あなた」の視点でMHXXの世界でハンター生活を送ります。
「あなた」がどんな結末をたどるかは物語の展開次第です。
皆で「あなた」を好きなように導いてあげましょう。【あらすじ】
>>299(シナリオ25後半~シナリオ28まで)、>>300(シナリオ29~32) >>657(シナリオ33~37) >>846(シナリオ38~42前半)【入手した物】
>>301【オリジナル特殊個体図鑑】
>>4613、進行の流れ
クエストの提示(クエスト終了まで提示者が進行役の権利を得る)
↓
進行役が文章を書きつつ選択肢などの分岐を提示し、読み手がそれに答えながらクエストをすすめる
↓
クエスト成功!or失敗…
↓
たまにはクエスト以外のイベントなんかも!?
↓
次のクエストへ!4、ルール説明 ※必ずよくお読み下さい
基本的なマナーについて
・当スレッドの設定議論などは当スレッド内で行って構いませんので別途関連スレッドを建てないで下さるようお願いします。
・雑談、感想、アドバイスなども禁止しないので気軽に冷やかしてね!
進行役について
・前シナリオが終わった後、最も早くクエスト提示を行った者が次の進行役の権利を得るものとします。
・進行役の権利を得た者は目印として@を名前に入れて下さい。
・何らかの理由で進行役を続けられ無くなった場合、その旨を宣言することで権利を譲渡できます。(もう寝るとか続き思い付かないとか)
・進行役が権利移譲を宣言してから最も早く引継ぎを宣言した者がそのシナリオの進行役を引き継ぐものとします。
・選択肢が選ばれる等して進行の準備が整ってから三日以上書き込みがなかった場合、進行役の権利を譲渡したものとします。(出来れば前もって宣言してね)
・シナリオ本文の編集については丸々削除したり、意味が変わる程の大幅な修正などはしないようにお願いします。(誤字脱字、文章の微修正や加筆程度は良い)
作中の設定について
・原作ゲームのモンスターハンターシリーズ及びハンター大全シリーズの情報を、当スレッドで共有する基本的な世界観として扱います。(参考:MH大辞典wiki)
・提示するシナリオについては原作ゲーム内のクエストの他、オリジナルのクエスト等も可とします。
・登場させるキャラクターについては原作ゲーム内のキャラクターの他、オリジナルのキャラクターも可とします。
・登場させるモンスターについては原作ゲーム内のモンスターの他、それらの設定を一部変更した特殊個体としてならオリジナルモンスターも可とします。
・一から考えたオリジナルモンスターや人語を喋るモンスターなどについては作中での登場はご遠慮ください。
・登場させる装備については原作ゲーム以外のオリジナルの物はご遠慮ください。
その他
・上記のルールは全て原則として扱い、>>1の裁量で限定的に変更される場合があります。(要望なども相談に応じます)
・当スレッドの進行、運用に問題が発生した際は>>1が調整、決定する権限を持つものとします。 -
2
名前:暇
投稿日:2017-04-28 00:43
ID:nBsyUJcE
[編集]
前回までのあらすじ
ハンターを目指すあなたは龍歴院へ向かう途中飛行船墜落事故に遭う。
何とか生還して無事ハンターとなったあなたは様々な仲間や強敵と出会いながら四大メインモンスターを倒し、骸龍オストガロアを撃退した。
今回は上位ハンターとして龍識船に乗り込んで旅立つところ、シナリオ25後半からスタートです。
と言う訳で前回の進行役の方、続きをよろしくお願いします。ほな、また…(スヤー)
-
3
名前:蟹
投稿日:2017-04-28 01:54
ID:B8nXzJ4E
[編集]
前スレ乙&新スレ設立乙やで
ちょっくら武具に関して質問だけど、イベクエのコラボ武具って登場させてもいいのかな?
-
4
名前:時雨
投稿日:2017-04-28 05:47
ID:afHp.L36
[編集]
前スレ埋め乙&新スレ建て乙です
ある程度まとまったけどしばらく様子見かな? -
6
名前:兎
投稿日:2017-04-28 20:27
ID:9PGhLqxM
[編集]
2スレ目突入ですな、これからより一層気合を入れて執筆に励まなければ。
真似事ととは言え正直1度物書きを挫折した身でここまで来れるとは思っていませんでした、感想を下さる読者の方々に感謝です。さて、残レス数の懸念で回答を見送った前スレ>>932さんの質問(執筆する時に気をつけていることは?)にお答えしておきましょう。
独り言スレで書いたような自分が意識しているテクニックの他に、特段注意をしているのは『セリフ回し』ですね。
最早想像というより妄想の域まで状況を頭に思い浮かべ、その状況でこのキャラはどんな事を、どんな様子で言うのだろうか……
どうしてもセリフはキャラの性格・印象へと結びつきやすい為、おかしなセリフにならないように心掛けています(※除・ギャグシーン)さて、2スレ目最初の執筆は何にしようか……メインシナリオを着手するか、また番外編と洒落込むか……
-
7
名前:蟹
投稿日:2017-04-29 18:34
ID:B8nXzJ4E
[編集]
規定に則って前回更新から3日経過の時点(確か明日20時)で烏氏の更新なければ一旦進行受け取りたいのだけれどよろしいかな?
一応25を引き継ぐのではなく、25.1とでもして番外編になる予定(狩りすらしない、「あなた」の仲間たち同士の親睦会的シナリオ) -
8
名前:G•マグナム(雷鳴)◆ESFHXILY
投稿日:2017-04-30 00:09
ID:Dk.xSSN6
[編集]
私のシナリオが大体形は出来上がってきました。
普通の狩りシナリオです
暇氏、これまで迷惑かけてすぃませんでした!
改心して頑張って行きますので、どうかよろしくお願いします -
9
名前:暇
投稿日:2017-04-30 14:30
ID:nBsyUJcE
[編集]
-
10
名前:名無しさん
投稿日:2017-04-30 16:57
ID:MSQ/w.yM
[編集]
おお、ちょっと見ない間にだいぶ進んでた。これからも楽しみだな
あ、暇氏、執筆者様方、新スレ、前スレ乙ですた -
11
名前:気高き誇りは(ry@烏
投稿日:2017-04-30 19:44
ID:ymuyzs/E
[編集]
新スレ立ってからかなり遅くなってしまいましたが、始めて行きますぞ!
龍識船から移動用飛行船に乗り込んで間も無く、俺達は遺群嶺のベースキャンプへと降り立っていた。
ベースキャンプでも、朽ちた遺跡の跡や切り立った崖が、真新しさとある種の感動を与えてくれる。
「…す、凄い高い崖ニャ…か、華麗な僕ならば余裕で落ちれるけどニャ…」
エリックは断崖の前で下を覗き込み、震えていた。
ウドンはと言うと、何やら植物を採取中のようだった。
〜強制目星判定〜
あなた/体力:満タン・スタミナ:満タン
目星:50
1D100によるダイスロール
出目:13
成功!俺はふと、ウドンの奥の地面に目が行った。
そこの地面は明らかに不自然だった。
近付くと、その不自然なものの正体が目に入った。
それは、銀色に輝く金属片のようなものだった。
長い菱形のような形状で、先端が鋭く尖っており、それが地面に突き刺さっている。
金属片が突き刺さっている地面は高熱によって溶け、それが皿のように固まっている。
そして、俺はその金属片を手に取り、気付く。ーーこれは、金属片などではない。
僅かに灼けたその破片は、金属のような無機質なものではなく、間違い無く生物的な質感を示していた。
言うなればこれはーー〜『灼けた甲殻』✕3を入手しました〜
入手した破片ーー甲殻と思われるものをポーチに仕舞い、代わりに地図を取り出す。
もちろん、遺群嶺の狩り場の地図だ。
今、俺達がいるのが、地図で言う右下のベースキャンプだ。
此処からは、真っ直ぐ進んで行くエリア1と、先程エリックが見下ろしていた崖から降りて行くエリア3に移動することができる。
さて、どちらに移動しようか?〜以下より選択して下さい〜
1.真っ直ぐ進んでエリア1
2.崖から降りてエリア3 -
12
名前:蟹
投稿日:2017-04-30 21:06
ID:B8nXzJ4E
[編集]
お、始まった
選択は1。アシクビクジキたくないからね追記
例によって選択肢選んで3日経とうとしてるので、一応5月3日21時を回ったら進行をもらいたいと思います -
13
名前:時雨
投稿日:2017-05-03 21:38
ID:nWJ.0j86
[編集]
ん、一応これは一時的に蟹氏のシナリオになるのかな?
とりあえず待機しますよって -
14
名前:仲間たちの蟹
投稿日:2017-05-03 21:51
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>1の規定に則り、進行権を引き継がせてもらいます。
仲間たちの関係に関わるシナリオやで
名前打ち途中でやってミスってるけど気にしないScenario25.1 〜仲間たちの交流〜
(主人公は「あなた」二人称は「貴方」で通します)
「行っちゃいましたね……」
エリクシルがそう呟いたのは、龍識船が遠のき、ついにその姿を雲海へ沈めた時であった。
「ババコンガの相手とは、アイツもイヤな任務受けたもんだな。」
ランドラットはハンターとしてもっともなことを言葉にする。彼は本当は衛士なのだが。
「遺群嶺?だっけ、僕たちも早く行ってみたいところだね。」
タクミが露わにするのは、純粋な狩人としての興味だ。
「ニャー……高いところは寒そうで苦手ニャー……」
弱腰なりゅ〜しか。寒さに関してはサイデンと鍛えたはずではなかろうか。
「あの人、いつ戻ってくるんでしょうねー?」
「桃毛獣の狩猟が終わったら一旦は帰還するとか聞いたわよ。」
ミーシャとグローリアがあなたの帰還を心待ちにしているようだ。「あいつなら十分にやれるだろう。あれほどの奴、俺は他に1人しか知らん。」
「アンキセスにも声かけておけば良かったかしらね。」
エドワードとアリーチェは、その一団から少し距離を置いて船の軌跡を眺めていた。
元よりこの二人は密林での修行に同行したわけでもなく、あなたとの関係しかない。つまりエリクシル達とは面識がないのだ。
そんな2人に不思議そうに目線をやるのはエリクシルとりゅ〜しか、ランドラットだ。
それに気づいて、エドが声をかけた。「なんて言うか、せっかくの縁だ。この面子で飲みにでも行かないか?」
その言葉に視線をやった2人と1匹が頷き、それに他の3人が続いた。
「ワシはちと用事があるからの……バリスタエドよ、機会があれば共に狩りにでも行こうぞ。」
そう言い残し去ってしまったツバメを除いた8人は龍歴院併設の酒場に入っていった。龍歴院は研究員以外にも事務、用務の職員が多数在籍している他、飛行船の中継地にもなる関係上そのスタッフ達も多く来る。
そして我らがハンター。
それらの人間を主な商売相手として、龍歴院内部には酒場に近い形態だが食堂が設置されている。
そこは今日も様々な人で繁盛していた。
「卓は……4人席二つで良いかしら。どう分ける?」
「とりあえず、俺とお前は分けようか。数年来の知り合いで飲んでも意味がない。」
エドとアリーチェ。この2人を軸に卓の編成を考えることになった。編成選択:エドワード、アリーチェの両テーブルに残りのメンバーをどう分けるかを決めよう。
ただし、理由は後で書きますが「ランドラットは強制的にアリーチェ卓」となります。
現在のメンバーは以下の通り。()内は選択外のキャラ
(エドワード)、(アリーチェ)、(ランドラット)、エリクシル、ミーシャ、タクミ、グローリア、りゅ〜しか
テンプレ
エドワード→○○○、○○○、○○○
アリーチェ→ランドラット、○○○、○○○ -
15
名前:時雨
投稿日:2017-05-04 00:28
ID:nWJ.0j86
[編集]
おや、きてましたか
とりあえずエド卓はミーシャ、タクミ、りゅ〜しか
アリーチェ卓にエリクシル、グローリアかな?>>16
産みの親による設定公開
一応ツバメはグローリアさんより1歳下の24歳だから酒は飲めるよ
と言うか前スレのディノでガッツリ飲んどるよ -
16
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-04 00:38
ID:BAx5hOGY
[編集]
烏氏、ゴールデンウィークは休めていると信じたい……
無茶してないと良いんだが。それはそうとツバメたんは欠席なのか…
もしかして未成年とか?>>15
ありゃ、前スレのキャラシートで年齢:若そうって書いてたからてっきり…
新参なので許してくだされ。 -
17
名前:雷鳴◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-04 01:46
ID:Dk.xSSN6
[編集]
テツカブラのシナリオ描こうとしてたらふと思い出した。
サイデン忘れてた...
というわけで雪山シナリオやるぜよ終わるか心配じゃがな
-
18
名前:兎
投稿日:2017-05-04 09:43
ID:9PGhLqxM
[編集]
ノリで買ってしまった鈍器本の予想以上の鈍器っぷりとデータ量に戦々恐々としている兎です。
飲み会シナリオですか、どんなハチャメチャな飲み会になるか今から楽しみですな。
あ、お酒の強さの指針が必要ならミーシャちゃんは『がっつり飲める』でお願いしますw -
19
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-04 12:53
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「私は、ええと、その……」
エリクシルが不思議そうにエドとアリーチェを見る。
そうだ。エリクシル達いつもの一団はエドワードやアリーチェと面識がない。つまるところ、名前を知らないのだ。その辺の察しがいいのはアリーチェだ。声色から全てを把握し、口火を切った。
「そういえば名前すらろくに言ってなかったかしら。私はアリーチェ。ドンドルマの【シルヴァ・バレト(銀弾)】とでも言えば、分かる人もいるかしら。」
「あー、大分前にドンドルマで一番のランサーって言われてたの、あなたでしたか。」
時期こそ違えど、ドンドルマにいた2人だ。多少の接点があるらしい。そんなアリーチェを驚きを持って見つめるハンターが1人。同じくランサー、ランドラットだ。
「アリーチェさん?!もしかして、ミス・ドンドルマ7回連続選出で殿堂入りを果たしたあのアリーチェさん?!」
……この男の言葉では分かりにくいから補足しよう。
ドンドルマで行われていたイベント、ミス・ドンドルマorミスター・ドンドルマ。
事前投票によりドンドルマの美男美女のハンターが集結。
その彼ら、彼女らがあくまでも「普段からの狩猟用装備」で登場し、トップを決める投票が行われるのだ。
ミスターの方は変動していたが、ミスの方はアリーチェが初登場から7回連続の大賞。
急遽大会運営が殿堂入りとして投票対象から除外したという歴史がある。
そのことは彼女へのインタビュー記事と共に月刊誌「狩りに生きる」に掲載され、ドンドルマの絶世の美女として一躍有名となってしまった。「あ、ああ……それ、知っていたのね……はぁ。あの頃の話をされると歳をとったと実感しちゃうのよね……」
こう語るのは、三十路を迎えんとするアリーチェだ。
「あの時の狩りに生きる、今でも保管してあります!」
追い討ちをかけるランドラットに銀色の輝きをくすませた彼女だったが、さすがにすぐ持ち直した。
「まあ、それに関しては卓を囲んで話しましょ。貴方に関しては、あの子から面白い人だって聞いているわ。」
アリーチェ卓にランドラット。まず1人が配置された。
それに同調したのはグローリア。
神速の白雪姫にシルヴァ・バレト。二つ名を持つ者同士通じ合うものがあったのだろうか。
何故かグローリアにエリクシルも引っ張られて、アリーチェ側の卓は埋まってしまった。 -
20
名前:烏
投稿日:2017-05-04 13:11
ID:FR8UyM92
[編集]
うぅ…皆さん申し訳ないです…
ここ三日間仕事の疲れから全く書く気が起こらなかった…
しばらくは繁忙期が続くから読み専になりますかね… -
21
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-04 13:14
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「俺はエドワード。まぁここら一帯でも【バリスタエド】の方が分かりやすいな。エドでいい。」
アリーチェとランドラットの一悶着が終わり、気を見計らってエドが口を開いた。
「バリスタエド……覚えてます?一度僕も、イャンクックの狩猟に同行してもらったんだけど……不運のタクミで分かります?」
「不運の……ああ、あの災難に遭うことが得意な奴か。久しぶりだな。」
バリスタエドと関係があったのは不運の男、タクミだ。新米教導も重点的に行うエドの教えを受けていたタクミ。どうやら師に関しては運が良かったようだ。
「あのあなたの幸運を大分もらって、最近はツキが回ってきてますよ。いつまで続くか分からないけど……」
「俺がいくら教えても運に恵まれないでよもや、と恐れていたが、それなら幸いだ。」
「貴方に教えてもらってなかったらもっと散々な生活だったと思いますよ。その節はお世話になりました。」
久しぶりの再会に喜ぶ2人。それはタクミがあなたに出会う前。
エドワード、そして同じく新人のハンター2人と共にイャンクックの狩猟に行ったのだ。
現地調達の一環で支給品を使わずに自然素材で必要な物品を集めていたのだが、タクミだけアオキノコが見つからず毒テングタケばかり集まったり、後ろからブルファンゴにど突かれたり。
挙句イャンクックにも見つかり、他の新人2人を待つ間エドと2人で応戦したり、火炎液が装備から覗く髪の毛に引火したりもした。
とにかく不運の極みで何をどう慰めればいいのか分からなかったこと、そして不運にも負けない強さを持った彼の眼差しをエドは覚えている。結局その2人が再開を祝って一緒に飲むことに。
残っているのはりゅ〜しか、ミーシャである。流れでそちらに配置されることとなった。・配置
卓A:アリーチェ、ランドラット、グローリア、エリクシル卓B:エドワード、タクミ、ミーシャ、りゅ〜しか
・先にネタバラシ
このシナリオでは新参のエド、アリーチェと既存メンバーの交流が目的です。
予め「相性の良さ」があり、それに則って友好度の上昇判定が行われます。
ランドラットが強制的に相性の良い方に配置された他、あるキャラは別イベントがありそちらがメイン。
とあるキャラは組み合わせに影響され、それに失敗すると友好度が逆にダウンします。
現状相性の良い人はランドラット除き「2人」
入れ替えチャンスを用意するので、ぜひに相性問題を考えてください。 -
22
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-04 14:05
ID:VVPDBTP6
[編集]
(あ、これあの人が白髪なの指摘されてぶちギレワンチャンあるな……
-
23
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-04 14:37
ID:VuGwbBgs
[編集]
おや、ハードリアルからやって来ましたか…
-
24
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-04 20:24
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜アリーチェ卓〜
「あなたが神速の白雪姫ね。噂は聞いているわ。」
「こちらも、ドンドルマの銀弾ならもちろん知っている。いつかはそれくらいになりたいものね。」
歴戦の勇者であるアリーチェとグローリア。研ぎ澄まされた風格は周りの喧騒を気にすることなく堂々と漂っていた。
エリクシルはそれに気圧される。
(なんというか……居辛い所に来ちゃったなぁ……)
同じ女性であることを考えてグローリアの誘いに抵抗はしなかった。
しかしもしかしたらガンナーの先達であるエドワードの方に行った方が良かっただろうか、などと考える。
とはいえ今から動くのはアリーチェに失礼だ、と思い留まった。まだ酒は入っていない。考えるだけの理性は十分残っている。「…ぷはぁ! アリーチェさん、俺だってランスの扱いなら自信あるんすよ!どうです、今度ランサー同士で一緒にクエスト行きません?」
ビールで喉を潤して、ランドラットが声を出す。グローリアと話しているアリーチェの気を引こうと必死なのだ。
「ええ、それに関しては私からも是非と思っていたから構わないけど…」
「いよっしゃぁ!!!アリーチェさんとの特訓デート取り付けたぜぇ!」
男は何か間違ったことを叫んだ。女3人、思わず無言で男を視る。
「私も同行させてもらってよろしいかしら?」
「あ、あの!それなら私も……」
女2人、グローリアとエリクシルが男・ランドラットの理想を崩しにかかる。が、妨害をさらに崩したのはアリーチェだ。
「ええ、ランサー同士手取り足取り教えましょうか。貴方から私もヒントを得られるかもしれないから楽しみにしてるわ。」
女の妨害は崩壊した。「まあ、デートって訳ではないけれど。」
……男の理想も崩壊した。「しかし特訓って言ってたけどアンドレット、まだあの事を気にしてるつもり?」
「ランドラットだ!……別にそうじゃなくて、ランサーならあのアリーチェさんには教わりたい事がたくさんあるっての!」
グローリアが言った「あの事」とは、ランドラットが前に【闇を喚ぶ黒猫】と異名を持つハンターにダメ出しを食らったことだ。
未だにそれを引きずっているなら、何のために特訓に出たのか。
いや、特訓で得られたことはただ一つだった。「誰かがいないと上達しない」
あの時の彼は焦りに駆られてガンランスにまで手を出したが、そもそも土台であり基本であるランスの扱いを確認せずしてダメ出しを受けた部分の修正は出来ない。
それには共に訓練する相棒や、教えてくれる教官がいなければならないのだ。それも自分より上のレベルの人間が必要である。
それをランドラットはアリーチェに見出した。そんな事を口に出すことはなく「それに同行者は美人でかつ残念じゃない奴がいいもんな!」とグローリアをからかう。
「でも別に、グローリアさんも気になってる人ではあるし、その内みんなで狩猟と行きましょう。」
アリーチェの折衷案に、エドが落ち着いた。
「それなら悪くないな。アリーチェさんの名前間違えたら許さねぇぞ!それでアリーチェさん、あの時の……」
ランドラットは本題に駒を進めていった。狩猟の約束を聞き逃すほどに、慣れない酒を一気に飲んでしまったエリクシル。
疎外感に耐え切れずやけ酒に近い飲み方をしてしまい、結局こっそり抜け出して吐きに行ったのだった。 -
25
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-04 21:05
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜エドワード卓〜
「ほお、ニャンターという存在については聞いていたが、実物を見るのは初めてだな。」
「ニャンターって言っても、基本的にはオトモアイルーとは変わらないニャ。」
エドワードが興味を持ったのはりゅ〜しかというニャンターの存在であった。
オトモアイルーも雇うことなくやってきたエドにとってアイルー族のハンターは極めて珍しい。
一応、彼は「ゴブ」と語尾に付くアイルー族のハンターを知っているが。りゅ〜しかがエドに武勇伝を語り、それをタクミが訂正していく形になった。
りゅ〜しかは考えられないような活躍を語るが、ことごとくタクミが「実際は〜」「結局は〜」と真実をバラしていく。
そのうちエドも何となく「これはホラだ」と分かるようになり、タクミの指摘と共に高らかに笑っていた。
先程会ったばかりの仲は、タクミの仲介により友人同士にまで発展していた。例によって除け者が1人。別にエドも意図した訳ではない。元より彼女はつまらないのだ。
ミーシャ・アルティム。銀弾のアリーチェにも、バリスタエドにも無関心であった。「あー、そうだ。そちらのお嬢さん。ミーシャといったな。お前、ドンドルマにいたか?」
急に質問を投げかけられて戸惑うミーシャ。その表情には面倒臭さが漂う。
「確かに少し前までいましたけど、それが何か。」
ぶっきらぼうに答えて返すミーシャ。せめてエリクシルでも一緒の卓にいれば良かったのに、とこの時ばかりは何故か彼女を引っ張ったグローリアを恨む。「なら当たりだ。初めましてだな、【二代目】。」
「……二代目?何のことです。」
「【ドンドルマの白髪鬼】。その二代目だよ。」
彼女もまたその名前を持つ、一定の知名度があるハンターではあった。運命のいたずらにより彼女が当初予定していたレールは外れてしまっている。
当初のレールではドンドルマの白髪鬼もまた、銀弾や神速の白雪姫に匹敵するハンターになっていたかもしれないのだ。
とはいえ今のレールにおいて彼女のその名前は足枷か何かでしかなく、ある種虚しい過去の象徴でもあるのだ。「初代なら、あっちでランサーたちと話してるシルヴァ・バレト。アリーチェさ。」
あれが。
あの女が、私の名を生み出した人間なのか。私は、あのハンターの代わりに白髪鬼となっただけなのか。
そんな思考がミーシャの脳を拘束し、蝕んでいく。彼女は無性に、この男とあの女を殴りたくなってきた。酒に酔っていたならば、間違いなくそうしている。アリーチェ・クライン。
彼女は銀弾と呼ばれる前、無慈悲な戦闘スタイルと頭装備の飾り毛から白髪鬼と呼ばれていた。
やがてとある理由から「銀弾」シルヴァ・バレトの名を冠するが、それ以前のアリーチェはそれはそれは無慈悲な白髪鬼だった。
もっとも、彼女の地毛はブロンドなのだが。酔う気分でもない。
そう考えたミーシャは、酒に口をつけるでもなく、卓に置かれたつまみを雑に食いちぎるとさっさと外に出てしまった。「あいつはああいう奴ですよ。特段気にしないでください。」
「白髪鬼、あいつの前では禁句だな……いやそれ以前にこちらに興味なしって表情ではあったがな。」
結局タクミとりゅ〜しか、エドワードは3人(2人と1匹)で飲むことに。
すると「りゅ〜しかさん、お連れ様がお呼びです。」と謎のコール。
「連れなんていないニャー?」と訝しむも、コールに応じるべく外に出ていった。 -
26
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-04 21:26
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜外、りゅ〜しかと謎のメラルー〜
りゅ〜しかは謎のコールに応えて外に出てきた。
そこにはニャンターと思われるアイルー、否、メラルーが立っている。手招きしているあたり、彼が呼んだのだろう。「俺はある奴の依頼で、とあるアイルーを捜している。ニャンターりゅ〜しか、質問に答えてもらおうか。」
ニャ口調じゃないメラルー。その風格はりゅ〜しかを圧倒するのには十分すぎる。
「ちょ、ちょっと待ってくれニャ!おミャーは何者ニャ!」
「名乗る程の者じゃない。仕方ないから【名無し】とでもしてくれ。」名無しを名乗るメラルー。その目的はとあるオトモアイルーであった。それもりゅ〜しかのよく知る、アイツ。
「オトモアイルーのエリック。クライアントの目的はそいつニャ。」
「エリックならちょっと前に龍識船に乗っていったニャ。しばらくは帰ってこないニャ。」エリックを捜す謎のメラルーは「感謝する。」とぶっきらぼうに言って、そのまま去ってしまった。
〜外、エリクシルとミーシャ〜
どうにもつまらなくて外に出てきたミーシャ。口を拭うエリクシルを見かける。「どうかしました?」
「その、恥ずかしながら飲み過ぎちゃって……あっちの方、行かないでくださいね?」あっちというのはエリクシルの後ろ、不自然に土が弄られた跡を指すのだろう。
そこにはおそらく見せられないものが埋まっているはずだ。
水筒に入った水で口をゆすぎ、どうにか落ち着くエリクシル。
酒を多く飲むなど、普段の彼女からは想像できない。その違和感を真っ先に感じるミーシャ。同じ匂いがした。「つまらないです?あの集まり。」
「つまらないというか、凄腕が集まってて場違いというかなんというか……」
「なら一緒にこっちに来ます?バリスタエドの方が貴方には合いそうですからね〜。」・選択:エリクシルとミーシャ、この後どうする?
1.2人でエドの卓に行く(離れているりゅ〜しかがアリーチェ卓に)
2.2人でアリーチェの卓に行く(誰かがエド卓に)
3.配置だけ入れ替える(エリクシル→エド、ミーシャ→アリーチェ)
4.2人で別の席を確保する(集まりから離脱)
5.その他 -
27
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-05 09:50
ID:BAx5hOGY
[編集]
エリクシルはエド卓確定でいいが、ミーシャはどうするか…
ここはいっその事3を選択して、
アリーチェ氏との決着をつけてもらおう -
28
名前:兎
投稿日:2017-05-05 11:23
ID:9PGhLqxM
[編集]
初代? 二代目? 何か設定生えたぁー!? リレーの醍醐味ですなw
ちょっと予想外の方向に転がったので整合性あるようにミーシャちゃんの設定弄る必要はありますがw
...あれ、初代がアリーチェさんで二代目がミーシャちゃんってことは今現在ドンドルマには当代(3代目)が居る事になるのだろうか(修羅場になるのか打ち解けるのかはアリーチェさんの対応次第かなぁ、神対応になることを願っておこう
-
29
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-05 11:32
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「とりあえず、席だけ入れ替えましょうか。2人で行ったら椅子の数足りないですし……」
「そうですかー。あなたがそう言うならそれでいいですけど。」結局、椅子の数を理由に配置の変更はこの2人の入れ替えに留まることとなった。
ミーシャは結局、エリクシルという一番気の知れた親友がいないことに溜息をつくのであった。〜エドワード卓〜
「どうしたエリクシル?向こうの卓じゃなかったのかい?」
タクミが至極真っ当な質問を投げかける。
エリクシルはミーシャが向こうに行ったとだけ伝えて、ミーシャの席を頂いた。「ほお、ガンナーが来てくれたか。エリクシル?だったか、そちらの専門は?」
「ライトボウガンです。というよりそれ以上に重い物はちょっと……」エドワードの質問にもすらすら答えていく。
なるほど、空気はこちらの方がいやすい。そんなことを彼女は感じている。「確かにいたなぁ、お前さんに似たような知り合いが。そいつもヘビィボウガンを持つだけでヒィヒィ言ってたぜ。」
「あ、私もそんな感じです。元はと言えば錬金が本職なので……」手応えがある。この人は話しやすい。エリクシルの確信だ。
だが、エドワードがそれ以上に彼女の興味を引き付けたのはこれだ。「錬金術か。ミナガルデの実家に、錬金術の調合書があったはずだ。今じゃほとんど流通してないレア物さ。」
錬金術の調合書というのは全5巻の一般の調合書とは別にある、Gを冠する調合書のことだ。
現在では発行されておらず、まさに貴重品。ランドラットが持っている狩りに生きるとは比べ物にならないレア物。
エリクシルは矢継ぎ早に質問を重ねた。何が書いてあったか、編者は誰か、それをいつか読むことができるか。「あー、詳しい内容はあまり覚えてない。であれば、今度連絡して取り寄せようか?」
「はい!是非お願いしましゅ、します!」あまりに興味深い事柄でついつい噛んでしまったエリクシル。だがその笑顔は本物だ。
昔、あなたに錬金術を語った時にも似た、探究心が咲かせた一輪の花である。「僕もご一緒していいかな?多少なりとも興味があるんだ。」
「ニャーもお願いするニャ。なんか楽しそうニャー。」不運を技術でカバーできるか試したいタクミ。ハンターが錬金術を目指す理由としては、ごく普通の理由である。
ひょっこり戻って来たりゅ〜しかはただのノリだ。彼には錬金術は必要ないのだが……ひとまず錬金術が、彼らの仲を結びつけた。
-
30
名前:時雨
投稿日:2017-05-05 11:39
ID:Maebc8N2
[編集]
ツバメに用ができてどっか行った…?あれ、導入に活かせるんじゃねこれ
あ、なんか無理だないや、行けるかこれは。てかツバメなにしてんのぉ!?んー、女性トークで花咲くと思ったら選択を誤ったか…
エリクシルとミーシャには悪いことをしたな -
31
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-05 11:39
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜アリーチェ卓〜
「あらイーシャ。こっちに来るの?」
「エリクシルさんが向こうに行ったのでとりあえずこっちに来ましたー。あとミーシャです。」例によってこちらもグローリアが質問し、ミーシャが適当に流しておく。
「……ですからアリーチェさんなら歳気にしてないで堂々としててくださいよ!美人とかってレベルじゃない!女神だ!」
「あぁ、貴方酔い過ぎじゃない?いや、元からこういう人だったかしら……」酒に酔っていると言われたランドラットだが、顔は紅くない。むしろ酒は進んでいない方だ。
それに苦戦しているのがアリーチェ。初代ドンドルマの白髪鬼である。「あら、貴方がミーシャ・アルティムね。アリーチェ・クラインよ。……貴方には謝らなきゃいけないわね。」
アリーチェから切り出された謝罪。
「私が白髪鬼の名を頂いちゃったせいで、貴方にはそれを何故か引き継がせちゃった。ただ似てたってだけだろうけど……」
「?ええと、どういうことです?」
「貴方のような若い子に、鬼なんて名前がついたことに申し訳なく思ってるの。ほら、貴方こんなに可愛いんだから。」訳が分からない。率直なミーシャの想いだ。
1発ぶん殴るかもしれないと思っていたら逆に大きな先制をもらった。何が何だか分からない。「何言ってんすか!こんな小娘よりアリーチェさんの方が「貴方一旦落ち着きなさい。2人に迷惑よ、ロンドベット。」
ランドラットがグローリアに押さえつけられる。これくらいに理解しやすい状況なら、とミーシャは考える。
「私もね、白髪鬼は嫌だった。鬼のように戦っていたのは認めざるを得ないけど、それでもいい気はしなかった。」
「……で、貴方はどうやって白髪鬼から銀弾になったんです?」
「一種のプロパガンダよ。エドに協力してもらったわ。」アリーチェはあることを語り出した。
アルバレストに拘るエドワードほどじゃないが、自分にもあるこだわりがあるのだとか。
「金属製のランス。あれが好きで好きで、基本そういうのばかり使っているの。」
そう語るアリーチェは確かに、前にあなたが会った時もナイトスクウィードを持っていたのだ。
ナイトスクウィードは彼女のお気に入りであり、また数年来の相棒でもある。「金属製のランスで突進し、銀色の弾丸に喩える。それを広めてもらったの。それなら少なからず、白髪鬼とは別の印象がつく。」
「つまり、私に新しい名前を作れと?」
「鬼が嫌じゃなければいいのよ。ただ、こんな可愛い子が私のようなハンターの名前を継いじゃ似合わないとは思うのよ。」名前を上書きする。
アリーチェが出した提案はそれだ。幸い、広めるための広報員なら周りに沢山いる。
「……考えておきます。」
思ったより悪くない人だ。だが、信用するにはまだ時間がかかる。
それがミーシャの下した最終的な評価だった。
……可愛いと言われたことは、まんざらでもないようだが。「金属製ランスなら、俺も鋼殻鉄騎槍使ってますよ!アリーチェさん!」
以降はランドラットとアリーチェによる、金属製ランス議論に突入する。 -
32
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-05 12:15
ID:B8nXzJ4E
[編集]
後半部分は書き溜めてたから一気に投下よー
〜〜〜
奇しくも、両方の卓で武器の議論になっていた。
錬金術の話の後、戦術理論について話していたエドワードたち。
その途中、戦術を実践出来る武器の話題からそのまま武器について語ることに。
とりわけ、バリスタエドの語りはすごかった。「アルバレストが初心者向けの銃だと思って舐めるなよ?こいつのポテンシャルは計り知れん。」
「いいか、扱いやすさは武器だ。戦術に幅を持たせ、柔軟な対応を可能にする。だがヘビィボウガンなら火力も欲しい。」
「そもそも外見すら綺麗なんだ。飾らずシンプルに。これこそが狩人の武器の理想像だと言いたいね、俺は。」
「アルバレッド。ヘルブラザーズと一緒に作り上げたが、想像以上の逸品に仕上がったよ。アルバレストとは違った良さだ。」
「タンクメイジも好みが分かれるが、あれはあれで俺は好きだ。……散弾は苦手だがな。」
「キャスト系フレームの装填速度は悪くないが、ありゃ使っていて面白くない。装填から弾の命中まで、手応えが足りん。」
「最近のボウガンはゲテモノが多い。髑髏くっつけたり頭をそのまま使ったり。妃竜砲辺りがまだマシか。」
「巨龍の素材で作った砲は絶大な火力を誇るというが、扱いが難しいらしいからな。浪漫はいいが馴染まんだろうな。」対するアリーチェ卓はそのまま金属製ランスについて、ランドラットとアリーチェが議論を交わす。
「あの質感。光沢。美しさを語るには十分すぎるわね。」
「アリーチェさんも美人で、じゃなくて金属の飾らない武骨さもまた堪らないもんですよ!」
「ええ、その通り。作るための製鉄も人間の知恵の結晶だと考えると、何処と無くロマンを感じないかしら。」
「全く同じです!あと、採掘の苦労や鍛治職人の汗がそこに繋がってるって考えると感慨深いってもんですよ!」
「それだけあって性能もピカイチ。狩人の武器としての絶対条件を満たしている。」
「鉱石の種類や加工方法で色んな種類があるから、どれ使えばいいか迷ったなぁ……」
「いっそどれも使いこなしてみる、という選択肢もあったかしら。」
「官給品のガーディアンランスはしっくり来ないんですよ。鋼殻鉄騎槍はその違和感を解消してくれるいい奴っす!」
「私も他で物足りなさを感じた時にナイトスクウィードに会ったわ。怖いくらい自分の手に馴染むの。」気がつけば、辺りには人が殺到していた。
バリスタエドとシルヴァ・バレト。別々にではあるが著名な2人の語りとあらば、聞きたい人間は山ほどいる。
あの銀弾と意見を交わすランドラットも注目された。
挙句話のメモを取り出す者まで現れる始末だ。
同じ卓にいたミーシャ、グローリア、エリクシル、タクミ、りゅ〜しかも巻き込まれ、盛大な武器語りの会となってしまった。〜親睦の飲み会、終了〜
・友好度上昇 ()内は度合い
エドワード-エリクシル(大)、タクミ(中)、りゅ〜しか(小)
アリーチェ-ランドラット(大)、グローリア(中)
ミーシャ(誰とも変化なし)・りゅ〜しかが謎のメラルー【名無し】と知り合いました。
【名無し】
メラルーのニャンター。年はりゅ〜しかと同じくらいだがニャ口調が付かないのでより大人びた印象を与える。
どういう訳か、あるアイルーに頼まれてエリックの行方を追っている。 -
33
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-05 12:17
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜龍識船への補給物資を積んだ飛行船に託された、あなたへの手紙より〜
こちらはあなたが出発した後、あなたのお仲間と飲みに行った。
面白い面子が多くて、つくづくお前が仲間に恵まれていることを実感した。不運のタクミも、これは一番の幸運だろう。
エリクシルやタクミと俺の実家にある錬金術の本を読もうという話になった。
興味があれば俺かエリクシルあたりに言ってくれ。アリーチェに関してはランドラットと仲良くなりやがった。
お前の紹介のおかげだろう。
何か奢ってやると言っていた。折角だから高い物でもご馳走になるといい。
最後に、お前のオトモのエリックを探すメラルーがいたらしい。心当たりないか、彼に尋ねてやってくれ。それでは、空の旅の幸運を祈る。
エドワード
追伸
そちらにハンターの増員が2名ばかり行くことになった。この手紙よりは後になる。
2人とも、あなたの良く知る人物だ。〜後日、とある飛行船甲板上〜
「雲の上とは爽快じゃあ!なぁ、アンキセス殿。」
「……俺は地に足付けてやってる方が好みだ。ツバメよ、つくづくお前の気が知れん。」Scenario25.1〜仲間たちの交流〜 Complete?
・おまけの選択
武器語りについて、見てみたいメンバーを1名選択しよう。
・エドワード
・アリーチェ
・エリクシル
・ランドラット
・りゅ〜しか
・タクミ
・ミーシャ
・グローリア -
34
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-06 02:55
ID:LBemxso6
[編集]
よし、読者の酔っ払いが選ぼう。
特に何も考えてないがグローリアで。 -
35
名前:仲間たちの交流@蟹
投稿日:2017-05-06 12:00
ID:B8nXzJ4E
[編集]
グローリアが語る「武器について」
一応普段は太刀を使ってるけど、他の武器が使えないことはないわ。ガンナーは無理だけど。
片手剣ほど軽すぎず、大剣ほど重すぎず。動きやすさと威力を両立出来てる太刀が私にとっては一番扱いやすいかしら。色々あってジンオウガを追っていたってのもあって、最近は氷属性の武器ばかり使ってたわね。
でも、最近気づいたのは「氷属性の武器はなんか落ち着く」ってことなの。
ほら、なんていうか、こっちにも多少冷気が回ってきて……熱くなりすぎない、ってのも大事だと思うの。
だからと言って、属性の相性を考えない訳じゃないわよ?
ただ、それがずっと氷だったってだけ。しかしまぁ、下位のクエストにずっと行ってたとはねぇ……え?外見?
確かに刀型の太刀は好きだけど、特別こだわるようなことではないわ。
ただ、鎌型のものはなんか持ってて落ち着かないわね。まるで死神になったみたいで。
……噂では、刀型なのに大剣って武器もあるらしいの。何で太刀じゃないのか、って言いたくなるわ。〜あとがき〜
仲間たち、というか既存勢と上位勢だったエドやアリーチェとの交流でした。
特段書いてませんが、同じ卓の既存メンバーも多少絆が深まっています。まあ多少ですが。ここにきて唐突なランドラットくんへのフラグ。
アリーチェが憧れのランサーさんだったという事実。デート……特訓回に関しては、現在準備中。
珍しくあなたへのフラグを立てない女性の登場です。フルネームはアリーチェ・クラインと判明。
タクミの方はエドの指導を受けたことに。新米時代も不運に悩まされたようです。ここで、相性の良い組み合わせを発表
(ランドラット→アリーチェ)
エリクシル→エドワード、ミーシャがいればアリーチェOK
りゅ〜しか→名無しとの邂逅がメイン、どちらも微増
タクミ→エドワード
グローリア→アリーチェ
ミーシャ→エリクシルと組ませればどちらでもOK、組んでなければNGつまり最適な配置は
エド卓→エリクシル、ミーシャ、タクミ
アリーチェ卓→ランドラット、グローリア、りゅ〜しかミーシャはエリクシルがいない限りどちらと組んでもダウン予定でした。
エリクシルも相性で引っかかったので救済としてここに配置変更を発生。りゅ〜しかを追い出して2人でエド卓なら最適解。
またここで気を落ち着けたということで何にせよ救済、平行線としました。最後の飛行船上の2人、あれは無理矢理の新しい展開。到着は少なくともババコンガの狩猟後になります。
ただアンキセスは現在ソロ専の堅物なので、PTプレイは不可能。説得が必要です。
こちらのシナリオでうまく調整するので、それまで彼は1人で仕事させて、どうぞ。元ネタ類をバラすと銀弾のシルヴァ・バレトは某機動戦士GUCより、メラルーの名無しは「名無しのアイルー」より。
メラルーの名前はちゃんとありますが、とりあえず今はまだ……それでは烏氏、もし烏氏がしばらく無理なら他の方でも。ババコンガ戦お願いやで。
-
36
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-06 17:15
ID:pvQA3wcc
[編集]
蟹氏番外編お疲れ様です!
ミーシャやエリックの周りにも何やら変化が起きそうっすなあ>メラルーの名無しは「名無しのアイルー」より。
名無し…ウカム殺さなきゃ -
38
名前:暇
投稿日:2017-05-06 22:22
ID:nBsyUJcE
[編集]
ええんやで…と言いたい所だけど視点が主人公に戻るなら遺群嶺の調査は終わらないと困りますな
進行役の方がしばらく読み専で…と言っているのでこれは要引き継ぎ宣言と見なしますぞ
誰か引き継いで別に普通のババコンガでした!とかそんなもんは居ませんでした!とかでもいいのでシナリオ25は終わらせて頂きたい
視点が仲間達のままならご自由にどうぞ -
39
名前:兎(携帯端末)
投稿日:2017-05-08 02:43
ID:29trsTk2
[編集]
誰も宣言がないようなので進行役貰いますー
シナリオ25の引き継ぎになるか場繋ぎの番外編になるかは、夜勤終わるまでに思い付いたネタ次第と言うことで!
-
40
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-08 11:30
ID:9PGhLqxM
[編集]
ではシナリオ25、引継ぎで執筆させて頂きますー
その石階段は、一見して分かるほどの無骨さを漂わせながらも、信頼して足を乗せることができる程の頑強さを併せ持っていた。
露骨に嫌そうな顔を見せる2匹のオトモを叱咤激励しながら、うんざりするほどの段数をゆっくりと上っていく。唐突に開けた視線の先には、ちょっとした平原が広がっていた。
頭上に広がる雲も、眼前の大樹から差し込む木漏れ日も、すぐ近くにある。改めてこの『遺群嶺』という場所が、どれだけ高所に存在していたのかを思い知らされる。
手付かずの自然が示す力強さと、かつて何者かが確かに居住していたことを示す人工物の残骸。
背反する2つが違和感なく混在できるのは、永き『時』という名の鎖が、両者を繋ぎ止めているからなのだろう。――悠久の時を超えた彼方に、ここで暮らしていた人々は、一体どんな人物だったのだろう。
これだけの建造物を優に造り上げるだけの技術力を誇っていたのか、或いは自らの権威を誇示するためだけにこんなものを作らせた暴君でも君臨していたのか……「ご主人様、ババコンガの姿は無いみたいですニャ。」
「ババコンガどころかコンガの1匹も見当たらないニャ、華麗な僕に恐れをなして逃げ出したみたいだニャ。」エリックとウドンの言う通り、辺りに広がるのは痩せた大地の枯れ草色、そして空に広がる青と白のコントラスト――あのどぎついピンク色の姿はない。
確か、よく姿が見かけられるのは北西にある崖下の辺りだったはずだが……崖へ続く道は、異様に発達した大樹の根により天然の門を象っており、その先は薄暗く進み辛そうに見える。
一旦東へ進路を取る迂回路は、道のりこそ長そうだが古びた石畳が続いており歩きやすそうだ。桃毛獣が崖下にいるという確実な保障があるわけでもない、果たしてどちらへ進もうか……
1.大樹の根を潜り北西の崖下へ(エリア6)
2.石畳を歩き東へ(エリア2)ちょいと短めですがまずはこんな感じで
-
42
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-08 18:40
ID:9PGhLqxM
[編集]
少し悩んだ末に、石畳の道を進む事にした。
此方も進んでも、崖下へ通じる道は伸びているのだから、ババコンガの姿を探しながら進むには丁度いいだろう。気の滅入りそうな小道を尻目に、暖かな日差しを浴びながら東へと脚を向けていった。
* * *
石畳を進んだ先で視界に飛び込んできたのは、巨大な石造りの建造物だった。
住居というには大きすぎる、かといって城と言うには小さい――恐らくは神殿か祭壇として使われていたのだろうか。「崩れていても華麗さを漂わせているニャ、当時はさぞ立派な建物だったんじゃニャいか?」
こんな時でなければ、エリックのように歴史考察でもしながら周辺を探索してみたくなる。
遥かな時を超えて、再びこの地に人が踏み入れた――それだけでも浪漫を感じずにはいられない。……そんなことを考えながら歩いていると、つま先で何かを蹴り飛ばしてしまった。
慌てて足元に視線を向けると、この遺群嶺の風景に溶け込むことのない、異様な金属片が落ちていた。
形状こそ微妙な差異があるが、触感から察するに先程拾い上げた3つの金属片と同じ物質なのだろう。
これが何なのか、想像もつかない。 鈍く銀色に輝きながらも、一部には高温で焼け付いたと思われる変色も見られる。最も不可解なのは、それが全て地面を軽く抉るほどの勢いで突き刺さっていたことだ。
金属片が、流れ星のように上空から降り注ぐ――そんな馬鹿な想像を思い浮かべ、まさかな、と自嘲気味に首を振るう。――ふと、その想像に何か違和感を覚えた。
凡そ在り得ないであろうこの想像が、確証めいて納得できる、そんな状況を体験した覚えがあるような――「ご主人様!!」
ウドンの声に現実に引き戻される。
慌てた様子で武器を構える彼女の視線を辿れば、今向かおうとしている崖下側から数匹のコンガがこちらへ駆けて来ている。「あれしきの相手、華麗に片付けるニャ!」
単身勇ましく武器を構えていたエリックに続いて、背にした焔剣を引き抜いて臨戦態勢をとる。
猛然と此方へかけてくるコンガ達へ、その剣を叩き付け――――叩き付けようとした。
此方に目もくれず、そのコンガ達は今自分たちが歩いてきた石畳の道を駆け抜けていった。
「……ニャ?」
やる気に満ちていたエリックも、何が起きたか分からない、という様子で武器を構えたまま硬直している。
――無用な戦いを避けれたと安堵すべきか、明らかに何か異常が発生しているこの事態に危惧すべきか。 抜き放ったばかりの武器を各々納刀しながら呆気にとられるのだった。選択肢まで行けてないが夜勤なのでこの辺りで、朝には続き執筆しますー
-
43
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-08 19:00
ID:t1dsTlKk
[編集]
これはババ殺されてるパターンかな?
親分殺されて子分が逃げ出した、と予想 -
44
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-09 12:01
ID:9PGhLqxM
[編集]
不信感を拭えぬままに、コンガ達の駆け出してきた蛇行する坂道を進んでいく。
地図上で言えば、当初目指していた場所はここから崖を下った先――というより、降りた先――にあるはずだ。……やはりと言うべきか、ババコンガはおろかコンガの1匹さえ姿が見えない。
その代わりなのだろうか、またしてもあの金属片――正確には、金属片のような何か――が、先程と同じように地面を抉り突き刺さっている。
先程拾い集めたものも含めてこれで5枚目、流石にアイテムポーチを圧迫し始めてはいるのだが、この不可解な状況の手掛かりになるかもしれない以上手放すわけにもいかない。「……ご主人様、血の匂いがしますニャ。」
鋭利な側面がポーチを傷つけてしまわないよう、丁寧に仕舞い込んでいると、ウドンがか細く声を上げた。
視線の先は、雲に覆われた山頂へと続く坂道の方へと向けられている。――よくよく目を凝らしてみれば、赤茶けた地面に不自然な染みが残されている。
ともすれば地面に溶け込んでしまいそうな、僅かな色彩の差異。 それが血痕であると気付くのに、然したる時間は掛からなかった。「山頂の方まで続いてるみたいだニャ、華麗なる僕の目はごまかせないニャ。」
断続的に続く血痕は、決して少ない量ではない。
手傷というには重傷すぎるダメージを負った何者かが、何らかの目的でこの先へと進んでいった。
恐らく、それは姿を見せないババコンガやこちらに目もくれず逃げ去ったコンガ達にも関係しているのだろう。
少し不安げながらも武器を掲げるエリックへ目配せし、右足に寄り添って震えるウドンの頭をそっと撫でると、文字通り暗雲の立ち込める頂へと脚を進めていく――* * *
気流の関係だろうか、その坂を幾分か進んだだけで気候は一変した。
針のように伸びる頂へ、雲は渦を巻くように絡み付き、すぐそばでは雷鳴が轟いている。
草花の姿さえ無くなり、生命の気配が全く感じられなくなったこの世界が、数分前と同じ場所であると言われても、実際に脚を踏み入れたものでなければ信じられないだろう。そんな世界で唯一、存在している生命――否、生命『だった』もの。
倒れ伏す桃毛獣は既に事切れており、何かに貫かれたかのように抉れた左肩から先は、鮮血で真っ赤に染まっている。
その最後が如何に悲惨なものだったのか、憤怒に満ちた形相のままうつ伏せに倒れながらも、右腕は何かを掴もうと真っ直ぐに天へと伸びている。「……一体何が起きたのニャ? 僕達を差し置いて誰かが狩猟したのかニャ? だとしたらすっごく華麗じゃないニャ。」
――ここまでの情報を整理すると、このババコンガは左肩を貫かれながらも、自らの意思でここまで這って来て絶命したのだろう。
自らの命と引き換えてまで、追いかける必要のある何か、それがこの近辺にあったのだろうか? この桃毛獣が求めそうなものなど、キノコ位しか想像がつかない。
結論を導き出すには最後のピースが欠落している、ババコンガにここまでの行動を取らせた理由、それを思案している最中――彗星が、目の前に落ちた。
ね、寝なければ……続きは夕方か、書けそうになければまた朝になります……
-
46
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-10 09:52
ID:9PGhLqxM
[編集]
襲い来る轟音と振動、それに僅かに遅れ、凄まじいダウンバーストが大気を殴りつける。
一瞬の内に軌道を変えられた暗雲と、巻き上げられた土煙が視界を奪い去り、全身を烈風が吹き抜けていく。
眼前を腕で覆いながら、何が起きたのかを知るべく目を凝らし――「ニャ……ニャ……!?」
「ご、ご主人様……ッ!!」……翼、だった。 ……尻尾、だった。
……それは彗星ではなく、『龍』だった。何故忘れていたのだろうか、あの日飛行船でみたあの彗星を。
否、忘れたかったのだろう、あまりにも現実離れした光景を。長大な体躯は一面鈍く銀色に光る甲殻で覆われており、生命の進化からは大きく逸脱したそのフォルムは生命と言うより機械と言われたほうがしっくりくる。
――ああそうか、あの金属片は、コイツの甲殻だったのか。
現実から逃避しようとした思考回路が、そんな些細な疑問の氷解に対し全力で反応を示す。
此方を見据え、一歩、また一歩と歩み寄るその龍の姿を、ただ呆然と見遣り――――咆哮が、思考を現実へと引き戻した。
咄嗟に耳を塞いだおかげなのか、働きを取り戻した生存本能が全力で警鐘を鳴らし始める。逃げろ、口が勝手にそう叫んでいた。 自らの声に反応して、足を縺れさせながらも咄嗟に踵を返し走り出す。
どう考えても、今の自分が勝てる相手ではない、ベースキャンプまで撤退し、一刻も早くこの場を離れなければ――!!info:メインターゲットが変更されました(ババコンガ1頭の狩猟⇒ベースキャンプへの帰還)
レギュレーション解説
突如現れた謎の龍から逃げ、ベースキャンプへと向かいましょう。
現在地はエリア8です、遺群嶺で実際通行可能な道は全て通行可能、またアイテム類は目一杯持ち込んでいるものとします。 移動先を選択する際に使用宣言をお願いします。
……が、現在主人公たちはパニックに陥っています、『パニック度数』に応じて、『指定した先とは別のエリア』に向かったり『アイテムの使用を間違える』可能性があります。
このパニック度数は龍との距離が離れると低下、龍との距離が近付いたり、オトモとはぐれたりすると上昇します。 時には敢えて裏目に出る行動を取るのも手かもしれません。
パニック度数は状況に応じて『0~100』で、行動選択前に表示されます。行動選択(パニック度数:80)
1.先程来た道を引き返す(エリア7へ)
2.東の崖を飛び降りる(エリア5へ)
3.北の崖をひたすら登る(エリア9へ) -
47
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-10 11:20
ID:s4/9uJYg
[編集]
選択は1
それに伴ってオトモ2匹の強制地中撤退って出来るかな?
はっきり言って喚くなり何なりして足手まといにしかならなさそう -
48
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-10 11:50
ID:KqI/ISME
[編集]
効率厨奥義、デスルーラを出してしまった場合でもキャンプに帰れるんだろうか…
いきなりパニックに陥っているがここは一先ず押さない駆けないしゃべらないの精神で
2.東の崖から慎重に足を踏み外して頭から落ちよう(錯乱) -
49
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-10 14:35
ID:qOa2Spqc
[編集]
ここは2 .「アイ、キャン、フラアァァァイ!」で(絶望的に古いネタ
-
51
名前:時雨
投稿日:2017-05-10 20:39
ID:nWJ.0j86
[編集]
キャラ名が被る事ぐらいはそりゃああるでしょうよ
晒すとかいっちゃアカンよで、シナリオではバルファルク襲来ですな
果てさてどうなるやら… -
52
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-11 11:20
ID:9PGhLqxM
[編集]
言い忘れていましたがこのシナリオ中のバルファルクは何時かのキリンさんよろしく普段移動してこないエリアだろうとなんだろうと容赦なく出現します。
イヤーウッカリツタエテナカッタネーベースキャンプへと帰還しようと踵を返しはしたが、視線の先に道は続いていなかった。
大慌てで振り返ったせいで元来た道とは全く違う方向へ振り返ってしまったらしい。――すぐ後ろで何かが叩き付けられたような衝撃が巻き起こる、どうやら振り返る猶予すら与えてくれないようだ。
一瞬止まりかけた脚を全力で前へ、暗雲の漂う奈落の底へと飛び降りる。
空中で身体の制御を失い、世界がぐるりと回転する、辺り一面が漆黒に包まれかけた刹那、あの龍と視線が交錯したように感じた――* * *
暗雲を抜けると同時に世界は急激に色を取り戻し、眼前には灰色の大地が迫る。
辛うじて体勢を整える事が出来たのはまさに着地の寸前だった、両脚を衝撃が突き抜け、思わず前方へつんのめる。
落下の衝撃で身動きが取れないほどのダメージを負うことは避けれたが、それでも歩く度に足首が痛む、どうやら軽く捻ってしまったらしい。「ニャ! あの化け物は一体何なんだニャ! あんなのが居るなんて聞いてないニャ!?」
遅れること数瞬、自分よりも遥かに華麗で軽やかな着地を披露したエリックは、今まで見た事がないくらいに狼狽えていた。
あのような龍の存在は、今まで見たことも聞いたこともない。 圧倒的な存在感が放つプレッシャーの前に、訳も分からぬまま逃げる事しか出来なかった。――各地で確認されていた赤い彗星は全て彼の龍が飛行している姿であり、今まで飛行船が襲われもしなかったのは歯牙に掛けるも値しなかったと言うことか。
未知なる相手の底知れぬ力量に身体が震える。
身体の芯を突き刺されるかのような恐怖感、ディノバルドとの激戦を乗り越えて以来、久しく忘れていた感覚だった。「……大変だニャ! ウドンが居ないニャ!!」
エリックの叫び声に我に返る。 ハッとして辺りをどれだけ見回しても、あの真っ白なアイルーの姿はどこにもない。
幾ら色が似ているとは言え、大地の色に溶け込んでしまう程の同色でもなければ、地中に潜って行ったような痕跡も見当たらない。
逃げ遅れたのか、それとも自分たちとは違う方向に逃げてしまったのか……――忌々しげに見上げた断崖は、先も見えないほど長く続いており、たったの少しも手足を掛けれるような突起もない程に切り立っている。
ここを戻ることは不可能だ、撤退を優先するにしろ、合流を果たすために行動するにしろ、まずはここを移動しなければならないだろう――行動選択(パニック度数:45)
1.東へ続く石畳を進む(エリア4へ)
2.西へ伸びる坂道を進む(エリア6へ)
3.壁に違和感が……?(エリア2へ)※抜け道に気付けるかどうか別途判定有り* * *
今回の判定結果打ち分け(エリア7へ移動できるかどうか)
あなた<1D100>16 パニック! エリア7以外へ移動先判定⇒エリア5へ
上田 <1D100>55 パニック! エリア7以外へ移動先判定⇒エリア5へ
ウドン<1D100>56 パニック! エリア7以外へ移動先判定⇒エリア?へ ハグレチャッタ! -
53
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-11 11:52
ID:AvaEYIv2
[編集]
とりあえず安全な道(さすがに天井のあるエリアには来れないやろ)
1で
ウドンなら最悪無視してもええやろ、雇ったばかりだし(外道) -
54
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-12 01:34
ID:Ex6EOi/A
[編集]
イヤ~ーーー!ウドンちゃん可愛いから見捨てないで!(知ってる兎さんが見捨てないのは)
-
55
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-12 10:35
ID:9PGhLqxM
[編集]
一旦頭を落ち着けて地図を眺めてみる。
どうやら石畳の続く先は水源に近い洞窟になっているようだ。 あれほどの巨体なのだ、此方を経由すれば幾らあの龍でも追跡は困難だろう。
内部の安全さえ確保できれば、一時的な避難所として使えるかもしれない……逸れてしまったウドンを探す拠点として役立つだろう。「安全の確保なんてどうでもいいニャ、まずはウドンを見つけるのが先決だニャ、そんな判断は華麗じゃないのニャ!」
――比較的冷静な判断が出来ていると、そう思ったのだがエリックと意見が別れてしまった。
こいつからすれば、ウドンは初めて出来た可愛い後輩なのだ。 気持ちは分からないでもないのだが、この状況で足並みが崩れてしまうことだけは避けたい。
今にも坂道を駆け上がり始めるのではないかと思うほど、落ち着きなく動き回るエリックの説得を試み――――遠くからの咆哮、そして1度耳にすれば2度と聞き間違えることはないであろう甲高い飛行音。
遥か遠方の空に浮かびあがった赤い光は一瞬で大きさを増し、鋭い前足が大地を抉って土煙を巻き起こす。
巨大な銀翼を赤々と染め上げて、再び現れた彼の龍は、ようやく獲物を見つけたと言わんばかりに口角を歪ませてみせる。「ウゥ~……ッ! ニャァアアアアアアッ!!」
頭に血が昇り切ってしまっているのか、先程恐れをなして逃げ出した相手にも関わらず、バサルネコアックスを携えたエリックが走り出す。
助走からしなやかに身体を翻して、真っ直ぐに武器を突き出す彼の秘技、エリックシュート。
猛々しきその一撃は弾丸――いや、最早流星と言っても差し支えないほどに迅く鋭いものだった。 岩竜の体から造られた重々しい斧が、煌く甲殻を目に見えるほどに歪ませる。――間違いなく、今まで幾度となく見てきたエリックシュートの中でも一番洗練された動きだった、それでも流星が彗星に勝てる道理などある筈はなく――
「ニャ……ッ!!」
エリック、上だ。
そう叫んだ声が届くのが早かったか、龍が叩き付けた銀翼に小さな身体が弾き飛ばされるのが早かったか。
地面に数度叩きつけられてもその勢いは止まる事はなく、岸壁に空いていた、人が1人なんとか通れるかどうかの亀裂へと転がっていく。「――――ッ……!!」
声にならない声が、反響しながら消えていく。
亀裂の先は穴にでもなっていたのだろうか、エリックの声が聞こえる事も、亀裂の中から這い出てくる様子もない。――冷静さを保て、今ここで自分まで行動を誤れば、2匹とも助けることは出来なくなる。
そう言い聞かせて、一瞬手放しかけた平静を無理矢理掴み取る。 翼による熾烈な攻撃を掻い潜り、1人洞窟の中へと逃げ込んだ――* * *
今回の判定結果打ち分け(エリア4へ移動できるかどうか+α)
あなた<1D100>66 冷静に行動できた……
上田 <1D100>24 パニック! エリア4以外へ移動先判定⇒エリア2へ ハグレチャッタ!
ウドン<1D100>100 (CRITICAL!) 逸れていたが考えられうる最適な判断を下した!いやー、面白い展開になってきたなー。 これどうやって収拾つけろっていうのダイスの女神さん……
-
56
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-12 16:37
ID:Y.ZPEfPw
[編集]
ハンバーグ工場行きかな?
-
57
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-12 21:32
ID:T6cuZe6Q
[編集]
二匹と離れる…面白いけど筆者様メッチャ大変そうw
頑張ってください兎氏(トオイメ -
58
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-13 07:32
ID:r9G/sj0k
[編集]
肉ウドンおいしいです(錯乱
-
59
名前:蟹
投稿日:2017-05-13 11:53
ID:B8nXzJ4E
[編集]
エリックならなんだかんだでしぶといから大丈夫……なはず
ウドンさん優秀すぎるかところで、世界って狭いなぁと思いますよね()
-
61
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-13 17:21
ID:9PGhLqxM
[編集]
>>56
何故か『チャーリーとハンバーグ工場』なんてタイトルが頭によぎった、チョコレートだろそれは……
>>57
毎度毎度ダイスの女神にジャイアントスイングされることに定評のある兎です
>>58
おいやめろ、何か食べたいならベルナ村の女将のところへ行きなされ
>>59
実は確証がなかっただけで結構前から感付いてました、世界って狭いですねぇ()
>>60
助かるかどうかはダイスの女神に聞いていただきたいw1匹のアイルーが坂を下っていく。
主人と逸れ不安と恐怖に押し潰されそうになって尚、真っ白な身体をブルブルと震わせて――それでも、再会を信じてひたすらに歩みを進めていた。
一路目指すは、必ずや主人が戻ってくるであろうベースキャンプ、その場所の存在だけが、唯一の希望だった。
そんな彼の耳に、突如として叫び声が響いた。 然して離れていない場所から、聞き覚えのある鳴き声が段々と近付いて――叩き付けられるような音と共に聞こえなくなった。
……脳裏によぎったのは最悪の光景、そのイメージを払拭するべくそのアイルーは、声の聞こえた方向へと駆け出していった。* * *
後方で派手な音がした、恐らく自分を追って突進してきたあの龍が岩壁に激突したのだろう。
薄暗い洞窟内で反響する轟音と共に、天井や壁から剥離した小さな礫がパラパラと舞い落ちてくる。――仲間の無事を確認したくとも、2匹のオトモ達はこの場に居ない。
やたらと尊大なエリックの軽口も聞こえない、片脚にしがみ付く臆病なウドンの姿もない。
噛み締めた奥歯の音がやたらと大きく聞こえる、未知の手合いとはいえ何も出来なかった無力さに、怒りがこみ上げてくる。――あの時出会い頭に咄嗟に剣を突き立てていれば、ウドンと逸れずに済んだかもしれない。
――あの時飛び出したのが自分だったなら、エリックが弾き飛ばされる事もなかったかもしれない。全ては憶測と可能性の話に過ぎない、が、もしあの時動くことが出来ていれば何かが違ったのかもしれない――そんなやり場のない怒りを拳に篭めて、力任せに岸壁を叩く。
あの龍はディノバルド同様、いずれ自分が超えなければならない壁なのだろう。
ならば、今時分が出来ることは一体何か。 答えは明白だ、無事に、全員でこの遺群嶺を脱出することだ。……幾分か冷静になった頭で、改めて地図を広げてみる。
現在値は遺群嶺の東端に位置する洞窟だ、続く道は南北にしかなく、北側があの龍に塞がれている以上、水源沿いに洞窟を南下するしか方法はない。
幸か不幸か、ベースキャンプまでの道は然程遠くない。 更に言えば、逸れた2匹が東側のエリアに居ることは考え難い。
洞窟を抜け、あの祭壇のような建造物があった中央エリアまで引き返せる道を探り、エリックとウドンを見つけ出してベースキャンプへ向かう。
これからの行動の整理した上で地図を乱雑に丸めポーチへと仕舞い込み、水の流れを追うようにして薄らと濡れた道を進んでいくことにした。* * *
道は途中から石畳へと変わり、何時しか横に走るのは広大な河にへと変わっていた。
人の手が入っているという事は、この辺りはかつて生活用水として使われていたのだろうか。
――地図と周囲を見比べると、上層へ続いているであろう断崖を発見した。 先程とは違い、何とかよじ登る事も不可能ではない。
これでようやく、あの2匹を探しに行ける――僅かに見えたはずの希望は、無慈悲にも翳りをさされる。陽光を遮り降り立つ、銀の龍。 予測は出来ていたが、あの程度の洞窟を迂回して先回りするなど造作もなかったのだろう。
背にした焔剣に手を伸ばしつつ、思考を巡らせる。 洞窟へ引き返した所で堂々巡りだ、彼の龍を掻い潜るにしても退けるにしても、この状況は自力で打破しなければ――
行動選択(パニック度数:65)
1.逃げに徹してエリア移動を試みる
2.攻撃を加えて龍を退ける
3.何か搦め手を試してみる(自由枠、要行動指定)※今回のパニック判定は『行動が上手くいくかどうか』に関わります、特に自由枠では複雑過ぎることを指定すると裏目に出るかも!※
-
62
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-13 19:28
ID:F2b6laRM
[編集]
3 乗りでダウンを取ったすきに逃走
これパニクってたら罠にかかった間に逃げようとか考えちゃうやつだ(フラグ発言)
-
63
名前:蟹
投稿日:2017-05-13 22:40
ID:B8nXzJ4E
[編集]
エリア4、確か天井開いてないのにバルファルクはどうやって入ったんだ?
……って、すでに3に出てたのか
-
64
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-14 12:16
ID:9PGhLqxM
[編集]
>>63
エリア5からエリア4に移動した主人公を追う⇒入り口が狭すぎて壁に激突⇒>>61主人公視点の冒頭の描写⇒迂回してエリア3にまで主人公追いかける←イマココ
あの描写じゃ分かり難かったかな、反省せねば。この龍は常識を逸した機動力を誇っている、闇雲に逃げようとしても容易く追いついてくるだろう。
やるならば相手の行動を完全に封じる必要がある、手持ちの道具、手にした獲物、自らの実力――導き出した答えは1つ。相手を土俵から引き摺り落とす、機動力を鼻に掛けているであろうこの龍を地に叩き伏せてやる!!
片手剣の性能を高める、刃薬と呼ばれる液体をポーチから取り出す。
効果時間は決して長くはないが、元より狩猟するつもりでも持久戦に持ち込むつもりもない、勝負が決まるとすれば互いに一瞬だろう。
親指でビンの蓋を弾き飛ばすと、刃薬をバーンエッジへ――垂らそうとした瞬間、明確な敵意を感じ取った龍が咆哮を上げる。
咄嗟に耳を塞ぎこんだ結果、今手にしていた刃薬も、半開きになっていたポーチから覗いてた違う種類の刃薬も次々と地面に落ちて音を立てる。
迂闊だった、この咆哮をやり過ごしてから刃薬を使っていれば――勢いよく割れたビンから飛び散った薬液の飛沫が、次々とバーンエッジへ付着する。――剣が焔を纏う。
武器としての特性ではない、見るからに禍々しい紫色の焔――混ざり合った刃薬が剣の熱で発火したのだろうか。
圧倒的なまでの力を持って立ち塞がっていた龍に、初めて動揺の色が浮かんだ。
突如の出来事に戸惑いながらもその隙を付いて一気に肉薄し、反応の遅れた龍の頭部へ剣を叩き付ける。
紫焔を纏う剣が金属質な甲殻を易々と切り裂いて、深々とした傷を刻み込む、小さな呻きにも似た鳴き声と共に龍が怯み動きが止まった。――身を翻すには、充分過ぎる時間だった。
切り裂かれた頭部を力強く蹴りつけ跳躍すると、振り上げる刃で特徴的に発達した翼を切り払い、返す刃を背中へと突き立てる。
ただ2度剣を振るっただけにも関わらず龍へと与えたダメージは絶大で、あれほど強大な力を持って立ち塞がっていた相手が体勢を崩して横倒しに倒れ込んだ。これならば時間稼ぎは充分だ、剣を納め断崖を登るべきなのだろう――しかし、バーンエッジを握る手には今まで以上に力が入っていた。
初めて訪れた好機に狂喜したのか、それとも剣の見せる焔に狂気を中てられたのか、倒れ伏した龍へと踊りかかり闇雲に剣を振り回す。
未だ紫焔を吹き上げ続けるバーンエッジの切れ味は絶大で、振るう度に甲殻を抉り、鱗を弾き飛ばし、辺りに鮮血を撒き散らす。
息が切れている事にも気付かず我を忘れて繰り出される剣戟の雨、それは結局体勢を立て直した龍の咆哮に動きを止められるまで続いた。
気付けば剣から焔は消え、刀身は見るも無残なまでに刃毀れを起こしている。 砥石を使った所で如何程に切れ味が戻るかも怪しく思えてくるまでだ。――これ以上の戦闘は出来ない、そう判断したのは自分だけではないようだった。 はっきりとした憎悪を篭めた瞳で此方を一瞥した龍は、再び彗星のように虚空へと飛び去っていく。
静寂が場を包み込む、先程この剣に起きた現象は一体何だったのだろうか――ボロボロになったバーンエッジを背に戻すと、当初の目的通り小高い崖を登攀していくことにした。
* * *
今回の判定結果打ち分け(戦闘結果+α)
あなた<1D100>78 気が急いてミスをするもそれが思わぬ成果に!?
上田 (諸事情で判定省略)
ウドン<1D100>68 やや焦りながらの行動になってしまった…… -
65
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-14 13:47
ID:wCC0YFSg
投下乙ですー。
なるほど、混沌の刃薬はこうやって生まれたのか -
66
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-14 16:04
ID:FxD49dRA
[編集]
この混沌の刃薬発動は偶然の事故だから反動で刃がボロボロになったんだろうか
帰ったら工房に眉をひそめられそう(竜の息吹並の感想) -
67
名前:時雨
投稿日:2017-05-14 19:20
ID:q9ke4WQQ
[編集]
混沌の刃薬誕生、ですかね?
いや、まだ未完成だからいずれ完全に使いこなせるようになるシナリオが投下される、のか? -
68
名前:蟹
投稿日:2017-05-14 20:14
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ボロボロになって刀身が穴ぼこだらけになり、そしてコロナに派生するんですねわかります
-
69
名前:風吹けば雷鳴◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-14 20:28
ID:D1Ho1ptU
[編集]
兎さんやっぱりプロ説あるな...
-
70
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-14 23:26
ID:6VfBQHFo
[編集]
>>68
顔見せも兼ねてグラビ狩ってフレイムサイフォスにするのかも知れない -
71
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-14 23:55
ID:F2b6laRM
[編集]
とりあえず龍歴院からの実用に向けての聴取と工房からのお説教で一週間は勾留ですね
-
72
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-16 00:06
ID:9PGhLqxM
[編集]
断崖を登りきった先で、見覚えのある石造りの建物が目に飛び込んできた。
此処を通り過ぎてからは然程時間は経っていない筈なのに、戻ってくるまでに凄まじい時間がかかったような気がする。――不意に耳に届いたのは、微かな笛の音色だった。
聞いているだけで活力が湧き上がってくるような音色、それが回復笛の物だと気付いた瞬間、弾かれたように身体が走り出していた。
自分の予想通り、小さな身体で懸命に笛を吹き続ける、真っ白なアイルーの姿がそこにあった。
駆け寄りながら名を呼んでやると、驚いた様子で振り返ったウドンが、泣きながら胸の中に飛び込んで来た。――聞けば、最初に自分たちが崖を飛び降りた時、あの龍に見つからぬよう咄嗟に地中へ身を潜めたのだという。
辺りが静かになってからようやく這い出してきたものの、1人――もとい1匹だけ取り残されており、合流するため一路ベースキャンプを目指していたのだとか。
その道中、聞き覚えのある叫び声のしたこの場所に戻ってきたところ、傷だらけで気を失っているエリックを発見し、ひたすらに笛を演奏し続けていた所に自分がやってきたらしい。弱気な彼がよく不安に押し潰されなかったものだと感心する、どれほどの孤独と戦ってきたのかは、ブルブルと震えながら泣きじゃくるこの様子が何よりも物語っているのだから――
労いの言葉と共にウドンの頭を撫で、大の字に倒れているエリックの容態を確認してみる。
回復笛の効果もあってか、傷は塞がっており呼吸も乱れていない、これならば直に目を覚ますであろう。
あの龍の撃退に成功したことをウドンに伝え、ベースキャンプまで着いて来るように指示すると、エリックの身体を抱え負担をかけないようにゆっくりと歩き出す。「……ごめんなさいニャ、僕は全然ご主人様の助けになれなかったニャ。」
帰路の最中、ウドンはそんなことを言い出した。 あんなことが起きるなんて誰にも予想できなかっただろうに……
――お前が居なかったらエリックがどうなっていたか分からない、こっちこそ初陣がこんなことになってごめんな。
そう言葉を返すと、彼はまた目元を擦りながら泣きじゃくりだした。「僕を雇ってくれたのがご主人様で本当に良かったニャ。」
眼を真っ赤にしながらも、彼が向けてきた泣き笑いの顔は、心の底から嬉しそうだった。
* * *
「やれやれ、君は狩猟に出るたびにとんでもない情報ばかり持ち込んでくれるね。」
無事に龍識船へと帰還し、遺群嶺での出来事を報告し終えると、横で話を聞いていた主席研究員は呆れ半分に――もう半分は面白そうに――額に手を当てて見せた。
紆余曲折はあったものの、ババコンガの脅威は去ったという事で、若き隊長は調査隊の指揮を執り行う必要があり、詳細報告の代理を彼が勤めることになったのだ。
――エリックとウドンはこの場に居ない、どちらも疲労が著しいために、一旦カティが面倒を見てくれることになった。「ババコンガは倒れていました、各地で目撃された彗星は龍でした、その龍の一部を拾い集めてきました、龍と対峙した際使用した刃薬が不可解な反応を示しました、と……こんな所かな?」
本来の目的は一体何だったのだろうかと、今回の出来事を纏められると自分でも訳が分からなくなってくる。
「ババコンガは調査隊が回収する、この甲殻は僕達で調べる、刃薬とその剣が起こした反応は工房で再現実験……やれやれ、当分は暇が貰えないだろうね。」
羊皮紙にペンを走らせて内容を認めると、はぁ、とわざとらしい溜め息を1つ漏らしてみせる。
「何はともあれお疲れ様、キミも一旦休むといいよ、お手紙も着てるみたいだからね。」
手紙……一体誰からだろうか?
ベルナ村の誰かから、何か連絡でも来たのだろうか――眉をひそめながらも、軽く頭を下げて研究室を後にし自室へと向かうことにした。一旦分割です。
-
73
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-16 00:07
ID:9PGhLqxM
[編集]
甲板に上がると、辺りはもうすっかり暗くなっていた。
冷たい風が勢いよく吹き抜けて、辺りの雲海に漣を立たせる。ババコンガの肩を貫いたのは、あの龍なのだろうか。 そうだとすればあの桃毛獣はなぜ勝ち目のない相手に立ち向かったのだろうか。
結局のところ、通常個体だったのか、特殊個体だったのか、それすらも分からず仕舞いである。――実のところ、1つだけ推察できる展開がある。
突如現れたあの龍から、群れを護るための行動だとしたら?
仲間であるコンガ達を逃がすために、群れのボスとしてあの龍に立ち向かい、肩を貫かれても尚、息絶えるその瞬間まで戦い続けたのだとしたら?そうだとすれば――気高き誇りを星天に吼え、散っていったあのババコンガは、間違いなく特殊個体だったのだろう。
自らの命と引き換えにして群れを守ることに成功した桃毛獣へ敬意めいたものを感じながら、あの龍が今も飛び続けているであろう星空を暫し見上げ続けるのだった。
~シナリオ25:気高き誇りを星天に吼え~ CLEAR!!
GET:勲章・ボロボロのバーンエッジ(謎の龍との戦いで新たな可能性を示した)
GET:勲章・真銀の鱗(謎の龍の撃退に成功した)
GET:称号・生還者(危機的状況より生還を果たした)
GET:称号・ブレイカー(武器を壊してしまった)後はちょろっと後書き書くんじゃよ
-
74
名前:気高き誇りを(ry@兎
投稿日:2017-05-16 00:08
ID:9PGhLqxM
[編集]
初の引継ぎシナリオということで相当緊張しながら書きました。
色々思い付きをねじ込んだり、大胆にアレンジしてみたり、最後駆け足になったりと上手く纏まっていないと思います。タイトルについて
引継ぎという事で一番悩んだのがコレでした、原案者の烏氏は一体何をタイトルに込めたのか、悩んだ結果ババコンガが犠牲になりました、南無。オトモ2匹について
あんまり活躍させてやれなかったなぁと、少し反省。
ウドンちゃんに至っては見えないところでエリックを回復し続けた功績こそあれど、表立って活躍はほぼなし……一番の悩みがネコの描写が思いつかないってことなんです。シナリオについて
たまには狩るんじゃなくて逃げるシナリオとかどうだろう? そんな思いつきで今回のような形になりました。
パニックホラーと言うよりはパニックエスケープと言うのがいいんですかね、今回の場合。対バルファルク戦について
実は当初このシーン、まるっと全部考えていませんでした。 しかし日曜日の朝、夢の中で突如これを閃き急遽後付致しました。
レスが多くついている通り、狩技『混沌の刃薬』が偶発的に発動してしまった形です、他の武器の追加狩技はきっと他の仲間が編み出したりしてくれるのでしょう。ちょっとした私事について
今回のシナリオを書いている最中、蟹氏と意外な所で接点があることが発覚しました。
このテキストクエストに参加させて頂いてから「まさかな……」と思う節は色々あったのですが……蟹氏、今後ともよろしくお願い致します。失敗した事について
実は色々ミスってます、最大のミスは引継ぎ前の部分の読み込みが足りずエリックの武器がブレイニャーのはずがバサルネコアックスになっていたり……自戒として編集せずに残します。
今後こんなことが起こらぬように一層精進していこうと思います。では、今回もシナリオへお付き合いしてくださった方々、そして多数の感想等のレス、ありがとうございました。
-
75
名前:風吹けば菜無し(雷鳴)◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-16 00:09
ID:NGORVkvo
[編集]
最後の終わり方かっこいい...尊敬しますわ
-
76
名前:雷鳴◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-16 00:12
ID:NGORVkvo
[編集]
どうしようかな...プロの兎氏の後だととてもつまらないシナリオになりかねませんが、お付き合いよろしくお願いします。
追記
やば...メモを間違えて消してしまいました。
すぐ直します -
77
名前:雷鳴◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-16 00:33
ID:NGORVkvo
[編集]
〜シナリオ26〜
結成!?アイルー軍団!ーー朝のマイルームーー
「エリック!うどん!今日は一緒に出かけたい場所があるにゃ!」
そこにはシルビア会わせアイルー四匹がいる。
貴方はどこかに出かけているようだ
「なんでそんなハイテンションなんですかにゃ?」
眠そうな声でだらけながらウドンが言う
「ボソ...ウドン...りゅ〜しかは調子に乗るタイプにゃ...敬語を使う必要性は皆無にゃ...」
と、エリックがりゅ〜しかに聞こえないような声で語りかける
「そうかにゃ。じゃあ、なんでそんなハイテンションなのにゃ?」
言い直しして、ウドンがりゅ〜しかに尋ねた。
一瞬の沈黙を置いて、りゅ〜しかの口が再び開いた
「雪山に行くのにゃ!おミャー達にも会わせたい奴がいるのにゃ!」
「そ、そいつは誰なのにゃ!?」
エリックが丸い目をりゅ〜しかに向けてオーバーリアクションで聞く
「それは会ってからのお楽しみなのにゃ。ともかく準備をするのにゃ。寒さに強い装備じゃなきゃ凍え死ぬにゃ」
ウドンが割り込むように発言をした。
「な、なんでそんな極寒の地にいくのにゃ...」
「修行だと思えばいいにゃ!」
と、1秒の間も無く即答するりゅ〜しかに謎の威圧感があった。かなり早いですが、ここで一度区切らせて頂きます
これまでの戦ってきたモンスターの中から装備を選びましょう
三匹の分えらんで上げてください -
78
名前:時雨
投稿日:2017-05-16 05:47
ID:nWJ.0j86
[編集]
兎氏引き継ぎシナリオお疲れ様でしたー。
いやー、うん。この人やっぱりプロじゃないかね?
烏氏も暇が開けばシナリオ書いてくだせぇ。楽しみに待ってますね!……ん?ベルナ村に戻ってるの?戻ってんの?戻って来ちゃってるの?
りゅ〜しかいるって事はベルナ村に戻って来てるって事よね?
てっきり2、3シナリオぐらいしたら戻って来るもんだと思ってた>>79
あぁ、それなら納得かな
とりあえずシナリオに支障は立たなさそうだな>>80
…ふうん?そうか楽しみにしてよう
選択だがエリックはバサル、ウドンはスキュラ、りゅ〜しかはギアノスにするか -
79
名前:蟹
投稿日:2017-05-16 07:38
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ミ……兎氏、シナリオ引き継ぎ乙でした
思えば初の共同シナリオ、つまり初めての共同作業
ツバメとアンキセス向かわせてる辺りもあるから、アイルーシナリオ終わり次第どうにか書きたいかなぁ
というかこれサイデンくん拾うやろ?……ニコラス……>>78
一応25.1にて一旦戻ってくるらしい、とは言わせてましたが具体的にそれがいつとは決めてなかった
まあアイルー達のシナリオみたいだしあなただけ船に残って猫は一旦帰還……とかの解釈でいいんじゃないかな -
80
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-16 07:43
ID:NGORVkvo
[編集]
あ、初手から名前忘れていることに今気づきました...申し訳ない
あと、時雨氏。ベルナ村かどうかは後にわかることですよん -
81
名前:千壱
投稿日:2017-05-16 07:48
ID:/crOnkVo
[編集]
シナリオ25お疲れ様ですー。
脱出シナリオ、ハラハラしながらも兎氏の文章力に感銘してました。
まさか人生でこんなに格好良いババコンガに出会うとは…
烏氏のあとがきとか裏設定とかも見てみたいです。 -
82
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-18 07:33
ID:8VzsIVfo
[編集]
書き込みないな、あのスレでだいぶ暴れてたしこいつ規制されたんじゃね?
-
83
名前:蟹(端末)
投稿日:2017-05-18 10:49
ID:0gTGISFU
[編集]
兎にも角にも3日待った後、進行引き継ぐなりなんなりするのかな
ワシが引き継ぐならシナリオの流れが読めない以上、悪いけど取り消して新しいシナリオ26作るけど>>84
まあせやな
土日の余暇使って書いてもええが、来週は多少忙しいから狩猟を他の人に投げるような事態は起こるかも -
84
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-19 07:04
ID:EFC/zp9w
[編集]
そろそろ3日経つから進行権譲渡だな
-
85
名前:時雨
投稿日:2017-05-19 16:42
ID:lVtKsOyA
[編集]
んー、うん
なら俺がやろうかな?ただ引き継ぎとかじゃなくて雷鳴氏のシナリオ取り消して、前々から言ってたグローリア掘り下げシナリオになるけど
投下はとりあえず夜ぐらいを予定する -
86
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-19 18:49
ID:nWJ.0j86
[編集]
シナリオ26 『故郷と化け鮫と白雪と』
予想より早く家に着いたので投下じゃ
・グローリア掘り下げシナリオ
・オリジナル設定多々あり
・選択によって死亡映写あり?
・視点ちょいちょい変わります
おーけー?~エリクシル視点~
エドワードさんやアリーチェさんとの飲み会から暫くしたあと、その2人除く私達は食事を取りながら会話を楽しんでいた。
話して行く内に話題は自分達の故郷は何処なのかという流れになっていた。「俺はあいつには話したが砂漠地帯の出身だな。タクミとツバメは名前からして東方地方の出身か?」
「うむ、ワシはユクモ村に生まれのユクモ村育ちじゃ。タクミは家系のルーツが東方地方なんじゃったかのう?」
「そうだね、僕は大陸生まれ大陸育ちで、故郷はジォ・ワンドレオだよ」
「そこって双剣発祥の地ですよねー?あ、私はドンドルマ出身ですー」
「ミーシャちゃんドンドルマなんだ…。私は地方の田舎からの出身です。あ、でも錬金術が凄く発達してる村なんですよ!」話が盛り上がっていくなかで一人だけその会話に参加していない人がいた。グローリアさんだ。
皆の故郷話に耳を傾けているグローリアさんはどこか悲しい表情をしていた。
その表情に少し躊躇ったが、勇気を出し話しかけてみた。「あの、グローリアさんはどこの出身何ですか?」
「ん、私?私の故郷は…」
「グローリアよ、ちょいとええかの?お前さんへの指名の依頼がきとるんじゃが、受けてくれるかい?」
「あら、今度は何かしら…?」グローリアさんの話を遮るようにして現れたのはギルドマネージャー。手元には依頼書があり、それをグローリアに手渡した。
二つ名を持つ名の知れたハンターほどそのハンター指名の依頼が流れ込み易い、という話をツバメさんから聞いた事がある。
事実、グローリアさんはその依頼を受けベルナ村から離れることが多かった。
それでも疲れた様子をあまり見せていなかったため、グローリアさんぐらいになると朝飯前なんだろうか。「成程ね、村がザボアザギルに襲われて依頼を出してきた訳か。分かったわ、依頼をうけさせてもらうわ。で、この襲われた村って言うのは…」
「───氷海近くの村、『コンル村』じゃよ」 -
87
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-19 19:18
ID:nWJ.0j86
[編集]
───瞬間、周囲一帯の温度が急激に下がったような、そんな感覚に私は襲われた。
私だけじゃない。ランドラットさんとタクミさんも同じようで肩を震わせている。
ミーシャちゃんは平然としており、ツバメさんはお茶を飲みながら私達のこの感覚の原因を見ている。その視線の先にいるのは、グローリアさんだ。
今のグローリアさんは今まで見たことが無いくらい怖い顔をしていた。その目は氷の様に冷たく、刃物の様に鋭利だった。
ツバメさんは一つ溜息をつくとグローリアさんの頭を軽く叩いた。「痛っ!?」
「全く、エリクシル達を竦然させるような顔をするでないわ。…で、改めてお主はそれを受けるのか?ワシとしては余り受けさせたくはないんじゃが…」
「……受けるって言った手前断れないでしょ?それに、──サクラの故郷でもあるしね」
「…そうか、なら行くがよい。ワシにそれを止める義務は無いわ」
「ありがとう。それじゃあお先に失礼するわ。皆もごめんね?」
「全くグローリアにも困ったもんじゃのう…」
「ツバメさーん、ちょっといいですかー?」準備をしに立ち去っていくグローリアさんの後ろ姿を見ているツバメさんにミーシャちゃんが何か尋ねる様だ。
いつものこととはいえ、何を尋ねるんだろうか?「なんじゃ?答えられる質問になら答えるが「グローリアさんって偽名ですよねー?」……ほう?」
グローリアさんが、偽名?
何で突然そんなことを…? -
88
名前:蟹
投稿日:2017-05-19 19:28
ID:B8nXzJ4E
[編集]
グローリアさんについてか
比較的さっぱりした初期勢と違って裏がありありで気にはなっていたところだちなみにツバメさんはあなた出発後の「用事」で龍歴院に呼ばれて、龍識船メンバー参加を決めてます、という突然の25.1の裏設定
(その用事のせいで飲み会に参加してない)
元より25.1のラストで滅茶苦茶唐突な展開としてアンキセスと共に空へ引き上げたので……
この辺は早いうちにどうにか処理して、扱いやすいようにはしておきたいなぁ -
89
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-19 19:38
ID:nWJ.0j86
[編集]
「だって、『栄光の生霊』なんて変な名前じゃないです?私は偽名だと思うんですけどー」
「…やれやれ、お主のその勘の良さには驚かされるわい。そうじゃ、今のグローリアの名は偽名じゃよ」ツバメさんはまた一つ溜息をつきそういうとグローリアさんから聞いたという話をし始めた。
「ワシも知ったのはかのディノバルドとの戦闘より前じゃ。ほれ、タクミよ。ワシらが龍歴院前で合流した時があったのを覚えておるか?」
「あぁ、覚えているよ。二人は僕らが合流するより前に出会っていたね。まさかその時に?」
「うむ、その時にグローリアは話してくれたよ。自分の名前の事やサクラの事、そして───あやつの故郷、コンル村の事をな」コンル村…それがグローリアさんの故郷なんだ…。
するとランドラットさんは納得した様に手をポンと打った。「成程な、つまり今のはあれか!自分の故郷が被害にあってザボアザギルのやつ許せねぇ!ってやつか!」
「そんなもんならまだ軽いわ。あやつは、グローリアは…」ツバメさんはお茶を啜りながらランドラットさんの考えを一蹴する。
そして、その口が開かれる。
それは余りにも衝撃的な言葉だった。「グローリアは村から追い出されたんじゃよ。サクラを殺したという有りもしない罪をおっ被せられての」
-
90
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-19 20:08
ID:M1LErLAI
[編集]
お、ようやく更新があった
ただ待ってる身だと三日は長いなあ
オリジナルの村は前スレの太古の病魔編ぶりですね -
91
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-19 20:24
ID:lVtKsOyA
[編集]
>>88
今回のシナリオはツバメがアンキセスさんと共に龍識船に乗る前ぐらいの話やね
因みに現在のツバメの装備はフルフルS、武器はご自由に~グローリア視点~
「……まさか、あの村から依頼が来るなんてね」
私は準備をしながらそう呟いた。
あの村は、コンル村はかつての私の故郷。あの村の皆は優しかった、うん、とっても。
でも私はあの村を追い出された。私が、サクラを殺す筈はないのに。村の皆も分かっているはずなのに。
嫌な事ばかり考えてしまうが、頭を横に振りその考えを消し去る。「私はただ一人のハンターとして村に向かうだけ。そして、モンスターを狩猟してここに戻って来る。それだけよ」
そういうと私は武器庫に向かいその扉を開く。
そこには立て掛けられた無数の太刀があった。
飛竜刀【双紅蓮】、破岩刀ホムラ、一虎刀【餓刃】、王牙刀【伏雷】…
いずれも名の知れたモンスター達の素材から作られた太刀だ。
さて、どれを担ごうかしら。
ザボアザギル自体は雷属性が効く。だけど、『あの状態』になると火属性が効くわね…。いや、でも雷属性なら『あの状態』も効くらしいけど…。~武器を選んでください~
レア7までの太刀を1本選んでください。
※ゴア・マガラ含む古龍種の武器は除く
今回はここまてじゃあ -
92
名前:蟹
投稿日:2017-05-19 20:50
ID:B8nXzJ4E
[編集]
よっしゃここは懐古、鬼斬破選んだろ
フルフルS了解したで
-
93
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 07:55
ID:nWJ.0j86
[編集]
おーけー、最初だけ書いて選択肢までは電車に揺られながら書くか
───王牙刀が腐った瞬間である私は立て掛けられていた一本の太刀を手に取った。
その太刀は六花垂氷丸と同じ刀型。鞘は紫の紐飾りをつけた黒塗りの物。
この太刀の名は『鬼斬破』。
似たような物に『鬼哭斬破刀・真打』があるけれどこちらの方が雷属性値が高い。雷が弱点の相手には持ってこいだろう。鬼斬破の鞘を引き抜いてみる。
最近は他の太刀を担いでいたとはいえ、手入れだけは怠ってはいなかったからかその刀身には錆一つない。
そしてその太刀は本来の力を取り戻したかのように稲妻を迸らせる。
再び鬼斬破を鞘に仕舞うと私は一本の太刀に目を向ける。「流石に今回は持って行けないわね」
視線の先にあるのは六花垂氷丸。
まだ太刀の扱いに慣れていない時、まだ名前が『鉄刀』の時からの私の愛刀。
出来れば持って行きたかったのだけど、今回は相手が相手。残念だけど置いていく事にした。「───さて、行きましょうか」
私は準備を終えると、荷物を載せ気球船に乗り込んだ。
行きましょう、私の故郷に。
───私に有りもしない罪を被せ、追出したあの村に。 -
94
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 09:44
ID:37jBE1FM
[編集]
遥か彼方上空から見える景色を眺めていた。
その日は不思議と雲が無く地上の風景がハッキリと見えていた。
そして、ある場所が目に映る。
旧砂漠。かつては小高い岩山に囲まれた平坦な地形だったけれど、年月を経たことで、新たな地形や生態系が形成されている場所。
私は思い出していた。かつてこの旧砂漠であったあの『出来事』を…。───────────
私と彼女は共にこの旧砂漠に降り立った。
依頼の内容はドスゲネポス一頭の狩猟。当時まだ新人だった私達には少し手強い相手だったけれど、二人なら行けるだろうという事でこの相手を選んでいた。だけれど、この地を駆け回ったがドスゲネポスの姿は無かった。
どこかに潜んでいるのだろう。そう思った私達はエリア5へと足を踏み入れた。
そこで、出会った。出会ってしまったのだ。
────黄金に煌めく千刃を持つ竜と。 -
95
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 10:09
ID:37jBE1FM
[編集]
私達は恐怖心にも負けず果敢に挑んだ。
だが、勇気と無謀は違うもの。
私達は瞬く間に蹴散らされていった。私はそれでも果敢に挑み、ハンターナイフを構え斬り込んでいく。
が、竜はそれを読んでいたかの様に回避。そして、尻尾を振り回し私はボールの様に飛んでいった。
砂の上に頭から落ちグラグラする頭を横に振り起き上がった私はある物が無い事に気付く。
ハンターナイフが、無い。
慌てて探してみると流砂の上にその姿はあった。私は急いで回収しようとハンターナイフの元へ駆け寄った。───その時、彼女の声に耳を傾けていれば良かったかもしれない。
私の背中になにかが突き刺さったのだ。
ランポス装備の鱗を貫き、背中にまで到達したそれは激痛を齎していた。
それでも、全身に走る激痛に耐えながら片手剣の元へ駆け寄ろうとし───破裂。
突き刺さっていたそれが音を立て砕け、背中の傷を更に開き悪化させていた。
私が着込んでいたランポス装備は破られ背中からはとめどなく血が流れていく。 -
96
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 10:35
ID:37jBE1FM
[編集]
強烈な激痛に立つことすらままならない私に対し、好奇と見たのか竜は後ろ脚で掴み掛かろうとしてきた。
だがそれが届く事は無かった。
かの竜に飛びかかったサクラが鉄刀で切り落としていたからだ。
地に落ちた竜を尻目にサクラは私に駆け寄ってきた。そして、「大丈夫?」というと私の腕を肩に回し担ぎ上げ崖の方へ進んで行く。
起き上がりゆっくりと歩み寄って来るモンスターを背後に、崖の近くに立ったサクラはゆっくりと自分の方を見ると、静かに言った。「元気でね」
───直後、私の体は飛んでいた。否、私のは崖の上から彼女に投げ捨てられたのだ。
下へと落ちていく中、私はサクラの名を叫んだ。だが私の目の前で、遠くなっていく崖の上に真っ赤な鮮血が迸り、彼女の担いでいた鉄刀が落ちてきたはその直後の事だった。落下しながら、私は泣き叫び続け────。私はもうすぐコンル村に着く事を気球船の乗組員に告げられた。
私は軽く返事をすると荷物を纏め降りる準備をする。
私はあの後エリア8で意識不明の姿で見つかった。
エリア5にはサクラの姿はなく、彼女が被っていたアロイヘルムだけが血濡れた姿で見つかった。
そして、黄金の竜。後に千刃竜『セルレギオス』と言われるそれはとある旅団のハンターに狩猟されたというのを聞いた。
噂に聞くとそのハンターはドンドルマを救った英雄にもなったらしい。コンル村から少し離れたところに着陸した気球船から私は降りる。
正直、この村の地面は二度と踏むことは無いと思っていた。
本当に帰ってきたのね、私の故郷に。 -
97
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 11:28
ID:t43PD0Gw
[編集]
コンル村。
氷海からの寒波や流氷が流れ着くこの村は周辺の木々や岩を利用する事により、長年寒さの対策を行っていた。
しかし今の村には昔見た懐かしい光景などない。建物が崩れ、道は砕け、それらは無機質な瓦礫へと変貌していた。
誰かが泣いている声がする。
見ると小さい女の子いた。どうやら足が崩れた柱の下敷きになっているようだ。
私はそれに近付き柱を持ち上げ投げ捨て、持ち込んでいた薬草を剃り女の子の傷口に塗り込んだ。「ありがとう、おねぇちゃん。おねぇちゃんって力持ちなんだね」
「ハンターをしていれば自然と力がつくもの、大したことないわ」
「───おぉ、貴女がグローリアさんか!」女の子に優しく笑顔を向けると後ろから声を掛けらる。
見るとそこにはメガネを掛けた男性がいた。耳は先にいくにつれとんがっており、見た目は若そうな男性だった。
この人はこの村の村長、竜人族の男性。
私がサクラを殺したと最初に声を上げた人。「いやー、本当に来て下さるとは!ささ、早く化け鮫を狩猟して…」
「それをしたいのは山々だけど先に村の被害を見させて頂きたいわ。宜しいかしら?」
「…むぅ、仕方ありませんね。いいでしょう村を案内しましょう」
「いえ、自分の足で見て回った方が早いわ。出来ればこの村の見取図が欲しいのだけれど」
「分かりました。少々お待ち下さい」手もみをしながら私に近付いてきたこの人は早くザボアザギルを狩猟して欲しい様子。
……変わらない。昔からあの人は自分より立場が上にいる人や利用出来そうな人にはあぁやって擦り寄ってくる。村長から見取図を貰った私は何処に行こうか悩んでいた。
なるべく多くは見たいけれど、余り時間をかけるのもね。~行く場所を3つ選択して下さい~
1 広場(村の中心となる場所 現在は多くの村人が集まっている)
2住宅地(村人達が住んでいた住居 今は崩壊したものが多い)
3 教会(村の奥の方にある巨大な建物 私に依頼を出そうと提案した神父がいるようだ)
4 墓地(裏にある海。ここからザボアザギルは上陸したらしい)
5 集会所(昔馴染みの場所。ここも被害があったらしく半壊している)
選択は順不同でも構いません。
1.2.3でも宜しいですし、5.1.3でも構いませんそれじゃusj楽しんでくる!
-
98
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-20 13:08
ID:5r7XeLiw
[編集]
時雨さん 執筆お疲れ様です。USJいいですね。楽しんできて下さいね。
さくらさんの下りは苦しくて涙が出ました
選択は、最初にさくらさんのお墓に行きたいので4の墓地。
あとなるべく沢山の情報が欲しい(神父にどういうつもりなのか話を聞いてみたい)ので、3と1で。 -
99
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 18:13
ID:nWJ.0j86
[編集]
おやおやまあまあ
4.3.1で対応致します村の最北端に位置する墓地。
流氷が流れ着くここの海からザボアザギルが上陸してきたという。
最初に被害が出た場所らしく被害はかなりある。
墓石は崩れそこら中に散らばり、元々は石畳がきれいに敷かれていたここも、化け鮫が破壊の限りを尽くした為石畳は粉砕し、その下の地面がむき出しになってしまっている。私はある墓石を探す。そして、見つけた。
墓石の前に置かれたあの防具は本来ならあるはずの彼女の死体の代わりなのであろう。
そこにはこう刻まれていた。───サクラ・グローリア 此処に眠る。───
「……サクラ、私は帰ってきたわよ」私はマリーさんの店で買った雪山草の花束を置き手を合わせる。
そして、あの日の事を思い出していた。あの事件の後、私はサクラのアロイヘルムと共に村へ戻ってきた。
サクラが死んだ。
その報告を受けた村の皆は大いに悲しんだ。泣き崩れる人もいた。
コンル村のアイドルのような存在だった彼女はそれ程までに愛されていたんだろう。すると、あの村長が言い出した。
「サクラの才能に嫉妬した彼女がサクラを殺した」と。
勿論、援護をしてくれる人もいた。
「サクラと仲良しだった彼女が殺すはずない。何かの間違いだ」と。
だけれど、村長を始めとする村の人達は自分達の意見を押し切り、私は村から追い出された。「命は、決して金や物じゃ代用できない唯一無二のもの。そうよね?貴女が言ったんだもの」
「貴女は、それを人の為に失った。ほんと、バカげてるわ──でも、今の私ならそう思わない。私にも、命を投げ出してでも守りたい人ができたから」命は何があろうと投げ出してはならないものであり、それを投げ出すのは愚の骨頂。そう思っていた。
だが今は少しだけ違う。命を投げ出す事は絶対にダメだという根底は変わりないが、それが何か自分の命を懸けてでもやり遂げたい、守りたいものだったら、それだけの価値があるものだったら、最後の手段として、自分の命を武器にするのもいいかもしれない。そう思うようになった。 -
100
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 18:24
ID:nWJ.0j86
[編集]
だから、きっとサクラも私を守って自らを盾にしたのだろう──それならば、きっと彼女の死も意味があったのだと思えるし、彼女が守り抜いたものが今もここに存在し続けるなら、彼女も報われるだろう。
「……私はまだやらないといけない事がある。貴女との再会は、まだ当分先になる」
私は立ち上がり、空を見る。
そこには広く晴れ渡った青空が広がっている。
「私を天から見守っていて、サクラ。貴女が守ったこの命、大切にするわ」
私はその場で一礼すると地面に置いた荷物を手に持って踵を返す。そのまま一度も振り返る事なく、私は墓地を去った。そんな彼女を見送るサクラの墓には、彼女が大好きであった雪山草の花が風に揺れていた。
-
101
名前:蟹
投稿日:2017-05-20 19:08
ID:B8nXzJ4E
[編集]
……重いなぁ
ただ>>100の最後サクラがアサクラになってまっせまあわしはわしで色々重い面を考えてるけど
-
102
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 22:46
ID:37jBE1FM
[編集]
次に向かったのは墓地の近くにある教会。
高地にあったためか村の中では唯一被害はない。
教会の扉を開くとそこには均等に並んだ長椅子、そして祈りを捧げている一人の牧師の姿があった。「ジーンさん!」
「私はディーンだよってこのやり取りも懐かしいね。今はグローリアちゃんだっけ?」
「はい、お久しぶりですディーンさん」声を掛けられたその牧師は振り向き私を見ると優しい笑みを浮かべた。
この牧師の名前はディーン・グローリア。サクラの、サクラ・グローリアの父親だ。客間に案内された私はディーンさんから出されたお茶を頂いた。
…懐かしい味。サクラも大好きって言って飲んでたっけ。「しかし、グローリア・レイスか。『栄光の生霊』なんて君には似合わないね。僕は元の名前の方が好きだよ。ね、『ブランシュ・ネージュ』ちゃん?」
「いえ、これは私の背負うべき罪なんで…」『ブランシュ・ネージュ』…。
そう、それが私の本当の名前。
あの時私がサクラを失い、そして村から追い出されたのはあの時私に力が無かったから。
その日から私はその名を捨てた。
彼女の、サクラの意思を継ぐ。そう考えた私は栄光の生霊、『グローリア・レイス』へと名を変えサクラの愛刀・鉄刀を振るった。
何より、もう二度と自分と同じような境遇の人を生まない為に。
いつしか私には『神速の白雪姫』という二つ名が付いた。
でも誰も知らない、私がどれほどの辛い出来事があったかなんて。 -
103
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-20 23:19
ID:nWJ.0j86
[編集]
「ディーンさんは、何故私に依頼を?私以外にも名の知れたハンターは沢山…」
「───少しでも元気そうな顔を見たかったからね」
「私の、元気そうな顔を…?」
「あぁ、でも何も問題ないようだね。サクラも喜んでいると思うよ」そういうとディーンさんは窓の外をみる。
見れば、先程までは晴れていたのにいつの間にか雪が降っている。
カタカタと窓が震える。嫌な風が吹き出して来たらしい。「さぁ、早く行きたまえ。僕は此処から君の安全を神に祈っているよ」
「……ありがとうございます。それでは行ってきます」教会から出た私は何処か晴れやかな気分だった。
何故かは分からない。だが、何か背負っていたものが降りた感じがした。「…よし、あとは村の中心の広場だけね」
───雪は降り続く。
残りは明日じゃぁ
-
104
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 09:29
ID:37jBE1FM
[編集]
仮面ライダークロノスの能力完全にDIOだよね?って思いつつ投下
最後に向かったのが村の中心となる広場。
一番の被害があった場所というだけあってその被害は甚大だ。
ギルドからも支援隊が送られて来ている程と言えば分かるだろうか。
広場に隣接するように建つ店らしき建物はそのほとんどが全壊もしくは半壊という状態。奥にもまだ建物は続いているが、一見する限りでは全てが瓦礫と化している。
災害から日があまり経っていないという事もありまだ瓦礫などを所定の場所に運搬する段階。地面に開いた穴には砂を積めて荷車の運搬ができるよう最低限の事はしなきゃいけないし、大通りは最優先で瓦礫の撤去や倒壊の可能性のある建物を除去など、問題は山積状態だ。これらはたった一頭のモンスターによるもの。
上位ハンターからすれば格下に位置するモンスターであろうとも、何の力を持たない一般人からすればそれは脅威以外の何者でもない。「…まさかこれ程とはね」
「何や、何か用あるんか?」掛けられた声に驚いて振り返ると、そこには一人の女性が立っていた。茶色のウェーブ掛かったセミロングの髪に好奇心に満ち溢れた子供のような目をしている。鮮やかな赤色の一見すると普通の服に見える制服を身に纏ってはいる。いるのだが……。
私はその制服を知っている───畏敬の象徴として。ギルドナイト。ハンターズギルドに忠誠を誓った特殊なハンター達の事だ。その仕事は新モンスターの生態調査や新狩場の生態系の調査などからこういった災害時の陣頭指揮、違法行為を行うハンターの逮捕、果てはギルドに敵対する者を闇の向こうに葬り去るなど、正直普通のハンターからはあまり好かれていない存在。
そんな警戒心が目に見えていたのかギルドナイトの女性は苦笑を浮かべた。「そないに警戒せんといてぇな。別に取って食おうなんて考えてへんから」
「いや、ごめんなさい。つい条件反射で」
「別に構わへんよ。慣れとるからなぁ──そんで、こないな所に一体何の用や?」
「先程到着したハンターよ。この村の人達に化け鮫の狩猟依頼を受けたのよ」
「おぉ、そやったか。ご苦労さまやな」女性は笑顔で私に労う言葉を掛ける。「まぁ、仕事だからね」と素っ気なく答えると、続きを話す。
「出来ればこの村の被害状況を纏めた書類がみたいのだけれど」
「なるほどなぁ。ちっと待っててな」
「えぇ」ギルドナイトの彼女は広場に建てられたテントの中に慌ただしく奥の方へ消えて行った。
-
105
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 10:14
ID:nWJ.0j86
[編集]
しばしの間待たされた後、先程のギルドナイトの女性が幾つかの書類を持って戻って来た。
「すまんすまん。部屋がごっつ散らかっとってな、引っ張り出して来るのに手間取ったわ。あ、これ被害状況纏めた書類やで」
「悪かったわね」というとその書類に目を通す。
見ると住宅地も全壊、半壊のところが多い。
それだけじゃない。被害者も多数だ。
書類を見るとザボアザギルに喰われた者、巨体に押し潰され圧死した者、ブレスを受け半身が吹き飛ばされた者…。
その凄惨な光景は想像するに容易い。……したくはないのだが。
そして、書類に目を通したとき陣頭指揮者の欄に注目した。「そうだ。この陣頭指揮者の方に会いたいんだけれど」
「あぁ、それはうちの事や」
「えっ?貴女がここの現場監督なの?」私の問いに女性は「正確には上司がいるんやけどな。まぁ似たようなもんや」と苦笑を浮かべる。
「ギルドナイトドンドルマ本部所属、エミル・ストロングスや。よろしゅうな。そんであんたは?」
「グローリア・レイス。世間的には『神速の白雪姫』の方が知られてるしがない太刀使いよ」
「ほぉ、あんたが……」私の装備を見てエミルは納得したようにうなずいた。どうやら噂通りの実力を持っているという事を装備で判断したらしい。
「あんたぐらいの実力者なら件の化け鮫も任せられるなぁ」
「えぇ、任せてちょうだい。ちょっと今回の狩猟では試してみたい事もあるしね」「試してみたい事?」と聞かれたが「後に分かると思うわ」と軽く流した。
そして、エミルに書類を返すと私は広場を出た。
さぁ、行きましょうか───化け鮫狩猟に。 -
106
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 11:50
ID:nWJ.0j86
[編集]
周囲の海面に巨大な流氷が浮かぶ寒冷地帯。
大きくせり出した棚氷と、巨大な渦潮のある広大な海。
海上からは極寒の潮風が容赦なく吹き付けており、大渦に流氷が次々と飲み込まれていく様子が確認できる。
中心部には巨大な氷山が存在しており、この氷山周辺では吹雪が止むことはなく、雪原に常闇を生むことすらある。
『氷海』。
同じ寒冷地の狩猟場に雪山があるが遥かに凌ぐ程の寒さ、そして危険なモンスターが多い為、新人ハンターが多い下位ハンターには禁止されているフィールドの一つ。私はエリア1を抜けエリア2へ入った。
奴はそこにいた。
氷海の銀盤を砕きながら潜航しているそれはまだこちらには気付いていないようだ。
私は足元にあった氷結晶の欠片を拾い、奴に向け投げる。
こちらに気付いたようで銀盤の下から飛び出してきた。巨大な背鰭。青白い体表。先にいくに連れ丸みを帯びる流線型の体。
海の民と呼ばれる種族が住むモガの村。そして、かの水竜や海竜を水中で張り合うというハンター達がいるというタンジアの港。それらがよく目撃するという『鮫』という生物に似ている。だが、今目の前にいるそれは明らかにその鮫と違う。
まず一つに尾鰭が丸みを帯びており、横倒しになっていること。
そして、私の目の前にいるこの鮫には『手足』が生えていること。
『化け鮫 ザボアザギル』。
そう言われるそれはこちらを敵と見たのか、どっしりとした巨体に反して甲高い鳴き声を上げた。~行動を選ぼう~
1 顔を狙い切りつける
2 前脚を攻撃 転倒を狙う
3 その他グローリア スタイル ブレイヴ 武器鬼斬破
-
107
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-21 12:06
ID:6VfBQHFo
[編集]
3、ここは安全に後ろに回って尻尾を斬っていこう
>>108
あれ竜人的な感じなのか…知らんかった… -
108
名前:千壱
投稿日:2017-05-21 12:25
ID:GQjChB.k
[編集]
>>107
「海の民」はそもそも人間と違う生物らしいので種族でも間違いなかったはずですよ〜 -
109
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 13:09
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>107 竜人とはまた違う種族だけどねー 水かきとかあるし
私は一気に駆け出し、化け鮫の巨大な尾鰭を斬りつける。
尾鰭に向け振るわれたと同時に刀身からは電流が迸る。
すぐさまザボアザギルは反撃を開始する。こちらには振り向き前脚で私を引っ掻いた───引っ掻いた筈だった。
前脚で引っ掻かれる直前、私は青い炎を纏った。前脚が僅かに触れた時私の身体がクルリと回転。そして、武器を構え再び化け鮫を見据える。
『ブレイヴスタイル』───かの密林でのサバイバル生活の際、リーシャから教わった攻撃して気を練り自分を強化し、極度の洞察力と集中力で攻撃を受け流す私が使い慣れていたブシドースタイルとはまた違うスタイル。一瞬の出来事に何が起きたか分からない様子のザボアザギル、その何を考えているか分からないような目にも動揺が見える。
然したる傷を負うこともなく、目の前にいる敵は平然としている。
ならば、と化け鮫は身を屈め大口を開けこちらに突進してきた。
しかし、またもザボアザギルには手応えはなく外傷すらない。私は突進した後の隙を狙い、尾鰭を狙う。そして、太刀が鞘に収まるかどうかというところで動きを止め───見えざる壁を尾鰭共に斬り捨てる。
尾鰭は音を立て切り裂かれ、私の持っていた太刀は青の光を纏った。
通常の赤い光とはまた違う、力強さを感じさせる。 -
110
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 13:26
ID:nWJ.0j86
[編集]
ザボアザギルは目の前の敵がいつまで経っても仕留め切れないこと、そして尾鰭を切り裂かれた事に憤りを感じたのか上体を持ち上げ、再び甲高い声を上げる。
私は音の波をいなし、化け鮫を見据える。
するとザボアザギルに変化があった。青白い体表が徐々に氷結。それだけじゃない。前脚、尾鰭、背鰭、頭部が徐々に凍っていく。
そして、完全にその姿を『変えた』。
頭部には先にいくにつれ鋭利さを増していく氷の角、背中には無数の氷の棘を形成、尾鰭は全身を覆うことで巨大な氷の斧へと変化、前脚は相手を削り取るような姿をしていた。
この姿を『氷槍のザボアザギル』という人もいるようだ。
さて、怒った訳だけどどう対処しましょうか…1 前脚を攻撃部位破壊と共に転倒を狙う
2 頭部を攻撃 部位破壊を狙う
3 その他 -
111
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-21 17:39
ID:r9G/sj0k
[編集]
鬼斬破だと前脚に弾かれそうで怖いな
とはいえブレイブ状態だし剛鬼刃メインでいけば大丈夫…か?
というわけでここは「1 前脚を攻撃部位破壊と共に転倒を狙う」でグローリア編いいね。彼女が他人の名前を覚えられない原因もここで明らかになるのかな?
-
112
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 19:12
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>111 (ごめんなさい、それグローリアさんの素なんです…)
サクラの名前を間違えないのは「グローリアにとって絶対に間違えたり、忘れたらいけない人」だから青い光を纏った鬼斬破を構え、化け鮫に切り掛る。狙うは前脚の部位破壊!
ザボアザギルもこれ以上の痛手は負う訳にはいかないのか、氷を纏った右前脚を使い引っ掻いてくる。
しかし、先程までの攻撃とは違い銀盤を抉るように繰り出してきた。
私はそれをいなし、左前脚を攻撃する。太刀を振るい左前脚の纏っている氷を怒濤の連撃で削り取っていく。
次々に左前脚を襲う斬撃と雷撃。ザボアザギルも思わず上体を逸らし怯んでしまう。
化け鮫は斧のようになった尾鰭を振り回すが、当然見切っている。それをすぐさまにいなし、しつこく左前脚を狙う。そして、氷の鎧は砕け左前脚に添えられたかのようにあった鰭が斬れるとザボアザギルは二転三転しもがき始める。
今が絶好のチャンスだ。私は比較的狙いにくい背鰭を狙い斬り掛かる。
…弾かれる音がする。鬼斬破は高い属性値が特徴だ。しかし、切れ味に難がある。
だが、切れ味が悪かろうと太刀は気を練り自分を強化する練気というものがある。これを最大限まで解放すればどんなに固くても弾かれることはない。 -
113
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 19:30
ID:tCsS0sug
[編集]
体制をザボアザギルが立て直したとき、突如全身が震え出す。
受け流そうとしたが、僅かに間に合わず私は吹き飛ばされてしまった。吹き飛ばされた先で起き上がった私はその姿を見据える。
化け鮫は再び『変化した』。
先程まで纏っていた氷の鎧は砕け散り、破片は銀盤に散らばっている。
それはいいだろう。一番の変化は『腹』だ。
膨らんだ腹は体内にガスを充満させたからだ。その肥大化した体は通常時の数倍にまで腫れ上がっている。
一見すると非常に間抜けな見た目だが、実際のところ見た目とは裏腹に非常に攻撃重視な形態であると言えるだろう。
さあて、どうしようかしら…?1 閃光玉を投げ、攻撃
2 懐に潜り込み攻撃
3 その他 -
114
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-21 21:33
ID:p4nCkIrg
あ
-
115
名前:雷鳴◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-21 21:34
ID:p4nCkIrg
[編集]
あ、すいませんでした
猫の装備を選んでなかったので進められなかったんです
やはり誰も私なんぞのシナリオなんか見てなかったんですね(泣) -
116
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 21:38
ID:nWJ.0j86
[編集]
とりあえず>>78見てみ?
俺装備選んでるよ -
117
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-21 22:23
ID:UvqW83AE
[編集]
雷鳴氏、そんなに卑屈にならないで!
選択肢は2で。うまく背後で立ち回ればほとんどの攻撃は当たらない…はず。
……ミスしたらしたで面白くなりそうだし(ゲス顔)
-
118
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 22:53
ID:nWJ.0j86
[編集]
化け鮫はこちらに飛びかかり押し潰そうとしてきた。あの膨張した腹で器用に飛び跳ねているのだから驚かされる。
私は今度は受け流しを行わず横に回避した。化け鮫が着地した銀盤は砕かれ巨大な氷の塊となって隆起している。
あの腹に押し潰されてしまったら…。いや、そんな考えは止めよう。私は着地したザボアザギルの背後に周り膨らみ狙いやすくなった腹を斬る。
…効いている。剥き出しになった弱点にはこの電撃と斬撃は激痛をもたらしているのだろう。
負けてはいられないとザボアザギルも口から周囲へブレスを噴火の如く降り注がせる。
だが、完全に死角に潜り込んでいる私には当たらない。そのまま徐々に赤みを帯びてきた腹を斬り続ける。 -
119
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-21 23:20
ID:nWJ.0j86
[編集]
ふと腹が白くなるのを確認した。私は離れようとしたがザボアザギルの腹から出すガスに吹っ飛ばされてしまう。
氷板を二転三転し、痛みに耐えながらザボアザギルを見るとまた姿が『変わっていた』。ガスを放出した化け鮫はグニャりと倒れており、体制を立て直していた。
今のザボアザギルの姿は私が最初に見たあの姿。
この様に通常状態、氷まとい状態、膨張状態と三つの姿に次々に変化することから『化け鮫』という別名が付いている。「……少し本気を出そうかしら。貴方にも付き合って貰うわよ」
私は太刀の刀身に触れ力を込める。赤黒の焔が全身を包む。
───己が命とひきかえに、濡刃は妖光を増す
刀我一体、成したもの"羅刹"
獲物を喰らうか、刀に喰われるか──鬼斬破が赤黒いオーラを纏う。
力が湧いてくる。そして───刀が私を喰らおうとしている。そんな感じがした。
これが私の密林でのサバイバル生活の成果───狩技の開発なんて初めてだったし、まだまだ未完成ではある。それでも強力な力である事には変わりはない。ザボアザギルも目の前にいる敵も変化を起こしたことに驚き、氷の鎧を再び身に纏う。
さて───錆になって貰うわよ。1 前脚を狙う
2 頭部を狙う
3 その他今日はここまで
何か順調やねぇ、なんかイベント起きんかな?(コロコロ
…………あっ -
120
名前:雷鳴【マグナム】◆ESFHXILY
投稿日:2017-05-21 23:41
ID:xJ9JQKc2
[編集]
>>時雨氏
完全に私の観覧不足でしたぁ!
次規制されなければやりたいと思います! -
121
名前:千壱
投稿日:2017-05-22 10:26
ID:GQjChB.k
[編集]
時雨氏のシナリオと構想中だった話に致命的なダブりが発覚し、只今絶賛狼狽中です。
後々上手く調整して投下……できればいいな(無計画)選択肢は2。
少しでも柔らかい&雷の通りが良い頭部狙いで。
羅刹状態なのでアイテム使ってる暇もないかなと>>122
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
シナリオ投下はもう少し先になりそうです。 -
122
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-22 12:55
ID:dDGHCmrk
[編集]
>>121
頭狙いなら2ですよ
是非そのシナリオ見たい…… -
123
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-22 20:59
ID:nWJ.0j86
[編集]
きたーく&投下ー
ザボアザギルは身を屈め大口を開け突進してきた。
突進を受け流し、がら空きとなった尾鰭を斬る。
尾鰭が切り裂かれ、飛び散った鮮血が鬼斬破の刀身を紅く染める。そして、まるで太刀が血を吸っているかのように紅が消え去った。化け鮫がこちらに向け顔を向けた時、私は姿勢を低くし突貫しザボアザギルの頭部、氷の槍に向け太刀を振り下ろす。
横へ、上から下へ、また横へ。太刀を振るう度に電撃が迸る。頭部を襲う衝撃に化け鮫は思わず上体を仰け反らした。そして上体が再び氷板に近付こうとした時、鬼斬破を下から上へと振り上げる。その鋭利な槍は根本から折れ、丸みを帯びた頭部からは鮮血が吹き出てきた。
これはたまらないと見たザボアザギルは重くなった脚を引き摺り、銀盤を掘り移動した。 -
124
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-22 21:39
ID:nWJ.0j86
[編集]
「……くっ!」
その姿が見えなくなったとき、私は氷の上へ体勢を崩すが、鬼斬破を杖のようにし片膝を付いて完全に倒れるのを防ぐ。
現在、鬼斬破には青の輝きはなく元の白い刀身が露わとなっている。私の全身を覆っていた赤黒い気は完全に消え去っている。「はぁ…はぁ……」
完全に息が上がってしまっている。私はポーチに手を突っ込み、回復薬グレートと元気ドリンコの入った瓶を取り出す。取り出した順番に瓶の中身を飲み一息着いていた。
「……まだまだ完成には程遠いわね」
この狩技は解放すれば強力な力を得る事が出来る。だがその代償として獲物を斬り続けなければハンター自身が刀に喰われてしまうのだ。
まるで素晴らしい名刀ではあるが持ち主に何らかの災厄をもたらす呪われた刀、『妖刀』のような狩技だ。
しかしこれを完成させれば、使いこなせる様になれば、もっと多くの人を守り抜く事が出来る。『あの人』を守る事が出来る。「その為にも今は奴を倒さないとね…!」
私は鬼斬破を杖代わりにして立ち上がると化け鮫がいると思われるエリア7へ移動を開始した。
───少し歩き出したとき風の勢いが少し増したように思えた。 -
125
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-22 21:49
ID:nWJ.0j86
[編集]
エリア7に入るとザボアザギルは巨大な魚を丸呑みにしていたようだ。
頭部の鎧が砕かれたとはいえ、他の部位の鎧は健在だ。
ザボアザギルは心の奥底から沸き起こる憤怒を、怒号と共に放出する。
決着を付けましょう。どちらが強いか思い知らせてあげる。
───風は強くなり、雪も振り続けている。1 慎重に立ち回り、頭部を攻撃
2 周り込みつつ、前脚を攻撃
3 受け流しつつ、尾鰭を攻撃
4 その他よし、アグナ狩って寝る!
>>126 はーやーいーよ、9分で選択ってマジかよ
……まあ、ザボア戦が終わったところで、ねぇ? -
126
名前:蟹
投稿日:2017-05-22 21:58
ID:B8nXzJ4E
[編集]
王牙刀も腐らせたワシじゃ、最後まで外道な選択したろ
4.シビレ罠を設置、捕獲を試みる
まあ今のブランシュさんも疲労あるだろうから安全に行くのは仕方ないね -
127
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 07:36
ID:wS0WZ8SM
[編集]
早朝投下、多分続きは昼か夜!
私が、ポーチに手入れようとするとザボアザギルが大口を開け飛びかかってきた。どうやら私を捕食しようとしてきたらしい。
私は横へ身を投げるようにして回避。すぐさま立ち上がると思い切り走り出す。化け鮫は最後の力を振り絞って必殺の突進。その動きはそれまでのような速さも威力もない。だが、死を覚悟したからこその気迫はこれまで以上であった。が、ザボアザギルは地面のある一点を踏み抜いた瞬間、そこに仕掛けてあったトラップが作動。強力で即効性の高い麻痺毒を受けて体の自由を奪われる───シビレ罠だ。
身を投げて回避したとき、そのまま罠を設置していたのだ。「───決着を着けると言ったけども、私も限界なのよ。………だから、おやすみなさい」
私はポーチから出した捕獲用麻酔玉を二つザボアザギルに向け投げると命中、白い煙が漂う。
そして化け鮫は深い深い眠りに付いた。さぁて、こっからどうしてくれんだいダイスの女神さんよ
-
128
名前:兎
投稿日:2017-05-23 09:53
ID:9PGhLqxM
[編集]
早朝投下お疲れ様です、ダイスの女神はジャイアントスイングがお好き(何
引継ぎシナリオ終わらせたし暫くゆっくりするかー、とか思ってたら大分進んでいたでござる。
しかも修行回の展開やら台詞やらまで拾って頂き感謝ですw
そして妖刀羅刹も開発されどんどんダブルクロス色が強くなってきましたね、これはあのシナリオを急がねば。睡眠時間と狩猟時間はしっかり確保して執筆してくださいねー、人のことを言えた義理ではないですがw
-
129
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 12:39
ID:wS0WZ8SM
[編集]
隙をみつつ投下していくスタイル。続きは夜か明日
ダイスの女神、マジで許さんからな?ザボアザギルの捕獲を終え、ベースキャンプに狩場を管轄するアイルーに狩猟の達成を報告し、事後処理を頼む為に戻ろうとエリア2へ入ったとき、心の中で抱いていたある『違和感』に気が付いた。
「…スクアギルがいない?」
ザボアザギルの幼体、スクアギルの姿がない。親であるザボアザギルがいなくてもこの氷海にはそこら中にいるはずなのに…。
いや、それだけじゃない。エリア1にいるはずのポポも、飛んでいるはずのブナハブラの姿も今回の狩猟では一度も見ていない。突風が後方から吹いてくる。私は風が吹いてきた方を見て───次の瞬間、私は空を舞った。
全身をバラバラに引き千切られるような感覚。悲鳴すら上げられない激痛。まるで風の刃で全身を斬りつけられているかのような感覚。意識が一瞬で飛びそうになる程の衝撃と激痛だった。だがそれも一瞬の事。次の瞬間には空中に身を投げ出されている浮遊感。そしてその後にきたのは氷壁に叩きつけられた衝撃と痛みだった。
───一体何が。
氷板に倒れた私は何が起きたのか理解できず全身を襲う激痛の中で困惑しながらもゆっくりと頭をもたげる。その時、私は見た。見てしまった。 -
130
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 12:50
ID:wS0WZ8SM
[編集]
いつの間にか天気はさらに悪化し、視界はかなり制限される暴風雪。その中を『それ』はゆっくりと降りて来た。
巨大な翼で荒れ狂う暴風を吹き飛ばし、ギシギシと何かが擦れる音を響かせながらゆっくりと鈍色の空から雪上へと降り立つ。地面に脚が着く寸前、脚下に積もっていた新雪がブワッと舞い上がる。黒銀色の鎧を纏った『それ』は鈍色の空いっぱい巨大な翼を広げている。尾と首は細長く、首の先には巨体には少し小さめな頭があり、空気抵抗をできるだけ減らしたかのようなその出で立ちは鋭い印象を受ける。
スリムな体つきに巨大な翼。それは飛竜種の典型的な特徴であり、それ自体は特筆して驚くべきものではない。
だが、私の目の前にいるこの『龍』は…!「四本脚……!」
『龍』は翼をゆらゆらと揺らしながら、大地をしっかりと踏み締めている。だがその数は通常の飛竜種が二本の脚で大地に立つのと違い、逞しい四本の脚で地面を踏み締めていた。
飛竜種は前脚が翼に進化した種であり、四本の脚を備えたまま翼を持つ飛竜種などこの世には存在しない。…古よりその存在は神秘と厄災の象徴とされ、人々から畏敬の対象とされてきた存在。その者が通過するだけで自然災害に匹敵する程の被害と、時には恵みを与えると言われてきた。
その生態のほとんどが謎に包まれ、個体数も限られ、ある種伝説の存在として語り継がれる者達。
そして、私の目の前にいるのはその一体。『吹雪の召喚者』とも呼ばれる『龍』。「古龍……、クシャルダオラ……ッ!」
-
131
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 20:39
ID:nWJ.0j86
[編集]
極寒の雪風に晒されているのとは違う意味で全身の震えが止まらなくなる。
ゆっくりと雪上を闊歩するその姿は威風堂々としていて、恐怖を抱かずにはいられない。クシャルダオラは銀盤に空いた穴、ザボアザギルが飛び出してきた時に出来た穴に近付くとその中に顔を突っ込む。
ピチャ、ピチャと音を立てていることから水を飲んでいるのであろう。───その極ありふれた音ですら私の恐怖を駆り立てているのだが。
かの古龍がいるのは私の遥か前方、数十m先だろうか。とにかく今の私がする事は…。~行動を選ぼう~
1 相手に気付かれないよう慎重に逃げる
2 ここは気付かれないようじっと待つ
3 全速力で逃走を図る正直こんな選択肢しか思いつかんわ
-
132
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-23 20:51
ID:Osn7jgLU
[編集]
3
さっさと逃げましょ、気づかれましょう(ゲス
-
133
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-23 20:57
ID:r9G/sj0k
[編集]
③逃げられない。現実は非常である。
-
134
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-23 20:59
ID:6nBuYlOw
[編集]
そーいえばEXジンオウシリーズって気配のマイナスポイントが付いてたような…
発動はしてないと思うけど、気付かれやすくなっててもおかしくないな防具の描写が無いからEXジンオウとは限らないのだが。
-
135
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 22:06
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>132 >>134 お前らェ、でもまぁなんとかなるやろ(コロコロ
……うん、ここだけ判定結果載せるか
>>135 明記してないけどEXジンオウのまま、マイナススキルは消しておるよ私は立ち上がりその場から逃げ出そうとする。いち早くこの場から居なくなりたい、消え去りたい。頭の中はそれで一杯だった。
動く度に全身に激痛が走る。そんな体に鞭を打ち、太刀を杖にし立ち上がる。
今、奴はどうなっているか確認する為クシャルダオラを見ると「……ッ!」
───かの古龍と目が合った。合ってしまった。
隠密ロール ※体勢を立て直す
達成値 60→97 ファンブル 強制失敗 -
136
名前:蟹
投稿日:2017-05-23 22:09
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>134
確かに発動はしてなくて、スロットで力の解放を2にすると発動するねゲーム的に考えれば、ここは迂回すれば特別狙われなくて済むけど、果たしてどうなるやら
-
137
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 22:41
ID:nWJ.0j86
[編集]
水を飲んでいた鋼龍はこちらを視認すると一歩、また一歩とギシギシとまるで鎧が擦れる音を鳴らしながら近付いてくる。
───今すぐここから逃げろ、そうしなければ危険だと、本能が叫んでいる。だが、私は動かなかった。動けなかった。
本能よりも恐怖心の方が勝ってしまっているのだ。数十mあったはずのクシャルダオラとの距離がいつの間にか縮まってしまっている。その距離は今や1m程だろうか。
鋼龍はその威厳に溢れた歩みを止める。目の前で動けないでいるちっぽけな生物をまじまじと見詰めている。
私はただただ動けずクシャルダオラからの視線からも目を逸らす事ですら出来ないでいた。そして鋼龍は屈強な四本脚のうち後ろの二本だけで立ち上がる。前脚を掲げ、翼を広げながら、伸ばした首の先にある凶悪な頭の鋭い瞳を煌めかせ、その雄叫びを己が領域全体に響かせる。
轟竜や角竜に比べると声量は大した事はない。だが本能的に、その雄叫びはこれまで聞いたどの咆哮よりも心から恐怖を抱かずにはいられないものだった。 -
138
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 23:24
ID:nWJ.0j86
[編集]
寒さとは違う震えが全身を襲い、体は指一本すらも動かす事ができない。生物としての本能が、絶対的強者を前にして全ての抵抗が無意味であると叫んでいるような絶望。
───ここが私の最期か。
そう思っていると鋼龍は突如大きく翼を広げ、上空へ飛び上がった。
ギシギシと錆び付いた金属音を響かせながら翼をはためかせ、遥か彼方天空へと舞い上がる。やがてその姿は見えなくなる。「助かった…?」
私は思わず安堵の息を漏らす。そして、再び鋼龍が飛んでいった上空を見て───横に飛び退いた。
飛び去った筈のクシャルダオラが上空からブレスを発射するのが見えたからだ。
一直線に撃ち放たれた迫り来る可視の風塊は私がいた場所の背後にあった氷壁が粉々に砕け散った。
もし回避するのが遅れていたら…。ただでは済んでいなかっただろう。
私は鬼斬破に手を掛ける。その手は震えてしまっている。
相手はかの古龍だ、だからどうした?ここから逃げる事は難しいができない訳ではないだろう。だが私はハンターだ、目の前に降りかかる脅威は何があろうと倒さねばならない。鋼龍はただ上空で私を眺めるだけ。一体何をしているのだろうか。
再びその目を合わせたとき理解した。
クシャルダオラは試していたのだ。私がどれ程の実力を持っているのかを。「……貴方は私が倒して見せるわ、必ずね。その時を待っていなさい」
太刀の剣先をこちらを見据えているクシャルダオラに向け軽口を叩いてみせるが、足は小刻みに震えてしまっていてイマイチ格好がつかない。
───鋼龍が首を縦に振ったように見えた。ゆっくりと高度を上げて行き、遥か彼方まで上り上がると、そこから西の空に向かって飛んで行った。
吹雪は鋼龍が飛び去ると同時に止み、空には煌びやかな星空が広がっていた。 -
139
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-23 23:44
ID:nWJ.0j86
[編集]
私は疲れ切ったようにその場に腰を落とした。
狩技による反動、ザボアザギルとの激戦、突然の古龍との邂逅。疲労は相当なものだったからとも言える。ふとブレスが着弾した氷壁を見るとその中に何かが刺さっているに気付く。
私は身体に鞭を打ち氷壁に近付き、刺さっているそれを引き抜く。
それは錆まみれで損傷が激しく、ただの鉄の塊に見えた。
何かの素材にはなるかもしれない。そう思った私はそれを持ちベースキャンプへと歩みを進めた。今日はここまで
流石に古龍とはまだ戦わせんよ… -
140
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-24 00:29
ID:13/lEJHI
[編集]
すんげビビったッす
-
141
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-24 07:50
ID:wS0WZ8SM
[編集]
村に戻った私は村長にザボアザギルを捕獲した事を報告した。
それを聞いた村長と村人達はホッと胸を撫で下ろしていた。
鋼龍の事だがあえて報告しないでいた。化け鮫襲撃の対処に追われているのに古龍まで現れたと言われたら…。そういったことを考えての事だ。私は報酬金を村長から頂くと挨拶は少ないままに村から出ていく。これでいい、これでいいのだ。私はハンター、危険なモンスターを狩猟し皆の安全を守る。それでいいのだ。
そう思いつつ村の門を出て迎えの気球船なね乗り込もうとしたとき、「おねぇちゃん!」と呼ぶ声がした。
振り返るとそこにいたのは瓦礫に足が挟まっていたあの女の子。女の子はおぼつかないあしでこちらに近付くと「これ、あげる!」といい何かを手渡してきた。
それは花の髪飾り───花の形状を見るに『凍土』というところに生えているオーロラ草だろうか。「私の宝物だけど村を助けてくれたからハンターさんにあげるね!」
「…そう、有難くいただいておくわ」満点の笑みを見せる彼女に対しニコリと笑って見せると私は気球船に乗り込む。
気球船がゆっくりと浮かんで行くなか、女の子はずっと私に向かって手を振っていた。私も彼女の姿が見えなくなるまで手を振り返していた。 -
142
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-24 12:24
ID:wS0WZ8SM
[編集]
ベルナ村に向かって進む気球船。
私は受け取った髪飾りを見詰めながら風に当たる。透けるほど薄い葉が七色に光るオーロラ草だが花びらは更に光り輝いている。気づけば私は髪飾りを眺めながら鼻歌を歌っていた。サクラがいつも鼻歌で聞かせていた曲、サクラ自身も歌詞は分からないようだったけれども。
確か、名前は、そう。───『英雄の証』。
シナリオ26 ~故郷と化け鮫と白雪と~ clear
~info~
・化け鮫の素材を入手しました
・凄く風化した太刀を入手しました。鋼龍の素材、もしくは大地の結晶を入手することにより強化されます。
・称号『変幻自在』を入手しました(化け鮫を狩猟した)
・称号『故郷』を入手しました(故郷、コンル村に帰ってきた)
・称号『嵐との邂逅』を入手しました(クシャルダオラと出会った)
・勲章『オーロラ草の髪飾り』を入手しました(村の少女から貰った髪飾り。七色に煌びやかに輝いている)まだあとがきがありますよん
-
143
名前:故郷と化け鮫と白雪と@時雨
投稿日:2017-05-24 12:44
ID:wS0WZ8SM
[編集]
作業BGM『Action-ZERO』
てな訳でお疲れ様でしたー。
いやー、仕事の合間を縫っての投稿は疲れんでマジで
あとがきと出す予定があるキャラの紹介サッと書かせて頂きますね
……マジ許さんからな、ダイスのク(自主規制)・グローリアの本名
ブランシュ・ネージュはどっかの国かは忘れたけど『白雪姫』という意味です・大まかな時系列
極限状態のセルレギオスから他のセルレギオスが逃げ出す→内一体が旧砂漠に→グローリア&サクラと戦闘→4Gの主人公に倒される
雑だけどこんな感じ・ザボアザギルを選んだ理由
姿が次々に変わるから小説映えすると思って選んでみた。あと特殊個体連続してたからその流れを切りたかった。・クシャルダオラについて
イベントロールするかー。6で古龍だけど出る訳ないよな→ダイス投げる→机に置いてあった本に当たる→そのまま下に落ちる→6がでた
うん、氷海で古龍って言われたらクシャしかいないよね?サクラ・グローリア 年齢:グローリアと同い歳
コンル村ではアイドルのような存在だったグローリアの友人。
グローリアと共にセルレギオスの襲撃を受け行方不明に。
彼女の担いでいた鉄刀は六花垂氷丸に強化されている。エミル・ストロングス 年齢:若い
ギルドナイトドンドルマ本部所属 陣頭指揮者
関西弁が特徴的で誰に対してもフレンドリーに接することができる -
144
名前:雷鳴
投稿日:2017-05-24 19:10
ID:1b09KFTY
[編集]
今度こそ...w
時雨氏が終わったかわからないですが、終わりましたか?終わったなら書くんですが... -
145
名前:雷鳴
投稿日:2017-05-24 19:12
ID:1b09KFTY
[編集]
>>77の続きからです。
選択だがエリックはバサル、ウドンはスキュラ、りゅ〜しかはギアノスにするか
こちらの意見を採用してまた書いてきます
-
146
名前:時雨
投稿日:2017-05-24 19:18
ID:nWJ.0j86
終わっとるよ
-
147
名前:時雨
投稿日:2017-05-24 19:19
ID:nWJ.0j86
[編集]
パス忘れてぁ
終わってるから次どうぞー>>149
碧玉はもう入手してますな。で、それを素材に王牙刀が完成しとるんだなで、名前出したから選ばれるよなー、雷弱いザボアだから選ばれるよなーって思っていたら蟹氏に腐らされました
-
148
名前:雷鳴
投稿日:2017-05-24 19:31
ID:1b09KFTY
[編集]
了解です!
まず短いです。一気には送りませんが、ご了承あーれーシナリオ27 結成!?アイルー軍団!
りゅ〜しかは身軽な氷属性装備、ギアノス装備を手にした。
氷に強い為、信用できる装備だ。
エリックは頑丈なバサル装備。その硬さ故、ダメージをかなり軽減できるようなこれまた信用できる装備だ。
ウドンは素早いサポートに積極的に取り組む為、こちらも素早い装備だ。「さあ行くんにゃよー!」
りゅ〜しかが又もやみんなを急かすように走る
「今も寒いのに更に寒いところなんて勘弁ニャン」
小さな声でウドンが言うのを気にもかけずダッシュする二匹
–––––––––そう、ここはポッケ村。りゅ〜しかの連絡でやってきたのだ。今、三匹は極寒の地、雪山へ向かった
そこに一体どんな強力な敵が居ようと、今の彼らに気づくことなど不可能だったのだ -
149
名前:千壱
投稿日:2017-05-24 19:37
ID:GQjChB.k
[編集]
時雨氏執筆お疲れ様です。
リアルな描写が多く、シリアスな雰囲気がグローリアさんの裏の一面を引き立てていて良かったです。ここでちょいと時雨氏に質問ですが、グローリアさんは今でも碧玉狙いでジンオウガを狩っている設定ですか?
>>147
ありがとうございます。
王牙刀のご冥福をお祈りします。 -
150
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-24 19:48
ID:1b09KFTY
[編集]
––––––そして極寒の地、雪山に着いた
そこには毎度の様に綺麗に生えている雪山草
狙われながらも今を頑張って生きる草食モンスター
今日も生きる為に戦う肉食モンスター
すっかり雪が降り積もった道
その美しい場所はたとえどんな強大な力があろうと、色褪せることなく日々輝きを消すことはなかった「うう〜、寒いにゃー」
震えるウドン
「何があるのかにゃー?」
なんだかんだわくわくしているエリック
「楽しみにしておくのにゃ」
どことなく自慢気なりゅ〜しか––––気づかないのだ
いや、気付けなかった
雪山の危機にその時は一切気付けなかったエリア8
「ようやく来たのかにゃ...」
呆れた様な声を出したのは胡座をかく様に座っている『サイデン』だ
「こ、こいつは誰にゃ!」
とエリックとウドンが声を上げる「こいつは以前雪山に行った時に知り合ったアイルーにゃー」
「ああ、サイデンだ、よろしくにゃ」と、挨拶をすると、「エリックにゃ!」「ウドンにゃ!」と元気に返事を返した
-
151
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-24 19:49
ID:1b09KFTY
[編集]
また今度続き書きます!
>>152
😣忘れました亜!
古野シナリオは27です! -
152
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-24 20:00
ID:6nBuYlOw
[編集]
せっかくパス付いてるんだから追記事項は一つのレスにまとめりゃあいいのに……
ageたくて仕方ないのかも知れんが無駄にコメント数消費すると前スレの最後みたいにカツカツになるぞんで、再開ってことだけど時雨氏がシナリオ26書いたからこの話は通算27話目だよね?
だったら冒頭に番号付けといた方が良くない? -
153
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-25 06:50
ID:1b09KFTY
[編集]
それぞれの挨拶を交わすと、それぞれのエピソードをみんなでワイワイと語る
寒さなんてすっかり忘れてしまっていた。
この雪山の変化も...そんな中異変に気付いたのはサイデン
野生のカンと言うものだろうか。普段からサバイバル生活をしていると、不思議とついて来たもの。EP1–––––サイデン視点
「みんな、何かが違うにゃ...」
直感から物を語るのは駄目だとわかっているのだが、恐らく間違っていない筈なんだ
今、この雪山に強大な何かが住み着いている...
「なんの話ニャン」
「話し続けましょうにゃーん」
「サイデンそう慌てるにゃ」馬鹿なのかこの三体は...とは思ったものの気づかないのは仕方がないこと
「この近くに強力な敵が接近中にゃ。気をつけて向かおうにゃ」 -
154
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-25 07:12
ID:1b09KFTY
[編集]
「あ、そうにゃ話してなかったにゃ。りゅ〜しか。俺は前、ラギア装備を着ていたにゃ。それは俺が狩ったんじゃにゃくて、お父さんが狩ったモンスターの装備なんにゃ。実は俺には父がいてにゃ。その父は伝説のニャンターと言われていた。」
–––––父の物語(父視点)
「お父ちゃん!死んだら嫌にゃん!」
サイデンはいつでも泣きじゃくっていた
私はそういうサイデンにいつも安心させる言葉を考える
「サイデン。パパがこれまで負けたことがあったか?安心しなさいな、今日も帰ってくる」今日は雪山でのキリンの狩猟だ。古龍と戦うのは初めてで凄くわくわくしていた
キリンの圧倒的なスピードを初めて見た。有名なモンスターだから噂は聞いていたが、まさかここまでだとは...
「私も負けていられないな!」
ここまで熱くなったのは初めてだ。
雪山の寒さなんてどうでもいい。今は目の前にいる敵に全力で応えることが私の仕事だと思っている。
大切な雪山を守る為に–––このガムートS装備からも意思が感じられてくる
「ワレラノコキョウハゼッタイニワタサナイ」
そんな意思があった–––だから私には使命がある。みんなの故郷を守る為、そんな意思を俺に皆がどんと乗っけている。
絶対に負けるわけには行かないんだ。
「キリン!如何なる相手でも私は絶対に引かない!」 -
155
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-25 08:00
ID:b5upFD0Q
[編集]
サイデンは野良アイルーだとは言うけど、装備どこで作ってるんだ?
人里に近寄らないとなると武具屋は使えなさそうだから、最悪手製の可能性 -
156
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-25 19:58
ID:1b09KFTY
[編集]
>>155
これからわかることなので是非!れ!––––それから20分に渡る大激闘
サイデンの父、『レン』は見事に勝利を収め、一躍周りの英雄となった
だ
、
それはサイデンが物心ついた時の物語だった
それから雪山はすっかり平和だった。
しかしある日そんな平和な日々は一変した。––––2年後
雪山に何か異変があるとの知らせが入った
勿論のこと、その対処はレンに任されたそこにいたのは青色が混じったティガレックスと、大きく、黒いウルククス
「な、なんてことにゃ!...こんなの勝てにゃいにゃ...」
「大雪主ウルククス...荒鉤爪ティガレックス...!」
一体どうすればいい。二つ名二匹の合流なんて...でも引き返せないんだ...
「如何なる相手にも全力なんにゃー」
その声は震えていた––––
こんな絶望的な状態の中でも村の人達は希望を持っている。
「その希望をにゃーが背負ってるのにゃ!」
体が暖かかった。ただそれだけだったのに、不思議と勇気がこみ上げてきた。
「勝てるにゃ!絶対に勝つんにゃ!」–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
でも、救えなかった。自分の全てを掛けても、ここは救えなかった。
「無念...にゃ...」
もう私には歩く気力もない
そしてこの二匹のモンスターに情などない
今ここで殺されなかったとしても、いずれ降り積もる雪が私をなかった存在と変えていくのだろうか––– -
157
名前:帽子屋
投稿日:2017-05-25 20:28
ID:SnNBNmAk
[編集]
時雨氏執筆お疲れ様でしたー
>>132の者ですけどまさかこんな展開になるとは…クシャル様かっけぇ(恍惚)雷鳴氏もこれから頑張ってください!!…てか二つ名二匹は猫にはキツいんじゃっていうのはニャンターさんに失礼なのかな?指摘あったら消します。
-
159
名前:時雨
投稿日:2017-05-25 23:06
ID:nWJ.0j86
[編集]
今更返信してみる
>>128
兎氏にはジンオウガ戦の時の台詞を使って貰いましたからね!
こっちも使わなきゃ、と思いまして>>157
ははは、何かが頭の中に降りてきてねぇ
クシャかっこいいよなぁ暇氏質問なんですが、ランドラットにモンスターと因縁持たしてもいいですか?
-
160
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-26 07:17
ID:LcOz9vNo
[編集]
>>158
サイデンの父はここで負けて逝きました
>>159
ランドラットのキャラは使えそうですなサイデンが父の話を話した後でまた新たな秘密が口から出て来た
「今俺が来ているこのガルルガ装備も前のラギアの装備も父の装備だったんにゃ。その装備を今は俺が使わせてもらっているにゃ」
「ちなみにこの武器は灼炎のブレイニャー。
父が古代林調査の時に遭遇して倒した敵の素材を使ったんにゃ」
「上位のディノバルドを...一人で...!?」
3人からは驚きの声
「父は本当の英雄だったにゃ。だけど...あの二頭のモンスターには勝てなかっにゃ。
荒鉤爪、大雪主...一体なら勝ち目はあったかもしれないが、二体同時に来たんだ。伝説のニャンターの父も歯が立たなかったんにゃ。
そしてその日は猛吹雪(ブリザード)で、父の倒れ込んだ姿は雪が隠し去っていったにゃ。」
「でもなぜサイデンはそれを知ってるにゃ?」
「俺が目の前に居たからにゃ。でも何もできなかったにゃ...」
「なんか...思い出させてごめんにゃ。」
「自分から話したことだ。心配することなどないにゃ」突如、奥の方から、「ガオオオオオォォォ!!」という鳴き声が響き出た。
「何者にゃ!」続きはまた!
-
161
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-26 10:57
ID:m557XBDw
[編集]
む?
サイデンの親父さんは正規のニャンターだったらしいから防具問題は解決するけど
サイデンは野良アイルーである以上ギルドの管轄区に手を出すこと、ギルドの防具を着ることはギルドナイトのお世話にならないか? -
162
名前:暇
投稿日:2017-05-26 13:11
ID:kjIwZNsg
[編集]
>>159
(初期勢はマジで何の背景もないサンプルキャラだから因縁でも設定でも好きに生やして)ええんやで
(なんならりゅ~しかの中に小さいおっさんが入ってても)ええんやでしばらく別ゲーやってたら100レスくらい進んでてビビる
はやくまとめなきゃ(使命感) -
163
名前:名無しさん
投稿日:2017-05-26 16:45
ID:FzK9jpVM
[編集]
>>162
りゅ~しかの中におっさんはさすがに嫌だなあw -
164
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-26 17:33
ID:LcOz9vNo
[編集]
>>161
有名なニャンターだったから、親子共々情報がギルドに入り、父親のレンはギルドからの依頼でクエストをやっているため許可。
一応それが、親子共通の設定ですね。
つまり、ファミリー共有()その声にびっくりした四匹は早速その場所に向かう。
サバイバルを重ねて来たサイデンはぶっちぎりで足が速い
その声の主、六面についた。その主は堂々と歩いている
まだ気づかれてはいない
四匹は潜って話し合う。
「引き返すかにゃ?」
「強そうにゃ〜」
そんなまったりした会話に割り込んで来たのはサイデンだ。
「ふざけるにゃ!あいつは因縁のモンスターの一頭だ。絶対に倒す...」
「わ、わかったにゃ!」
そう、その声の主は...大雪主ウルククス
「で、でも通常種の行動もわからないのにこんなの...」
「父親も俺もあいつの原種とは何十頭と戦って来てるにゃ...絶対に倒す...絶対に倒すんにゃ!突撃にゃ!」四匹はどうする?
1 四匹近接で戦う
2 りゅ〜しかに遠距離を任せ、三体に近接を任せる
3 サイデンの実力を確認するため、サイデン中心で戦う
4 そのTA -
165
名前:兎
投稿日:2017-05-26 18:20
ID:9PGhLqxM
[編集]
所々改行や変換がおかしなことになっていますね、携帯端末からの書き込みでしょうかね?
選択肢は4、サイデン・エリックが近接を担当し、りゅ~しか・ウドンが遠距離を担当
で、お願いしますー(そういえばサイデンのトレンドって何なんだっけ...)
-
166
名前:時雨
投稿日:2017-05-26 20:34
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>162
よっしゃ、あいつと因縁もたしたろ
砂漠地帯出身みたいだからできるよねー>>165
過去のシナリオ見た感じトレンドは書いて無かったっすね
まぁ、シナリオ進めれば分かるか -
167
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-26 20:54
ID:LcOz9vNo
[編集]
その内トレンドはわかりますよ!はい!はい!はーい!
>>兎氏 携帯端末なんですよー。何でって?聞かないでください「俺とエ...リック?は近接行くにゃ!りゅ〜しかとそこの子は遠距離をお願いするにゃ!」
「了解だにゃ!名前はあってるにゃ!」
「サイデン任せときにゃ!」
「ウドンって覚えてくださいにゃ!」
そして、それぞれが大雪主に突撃した。
その音を聞き逃さず大雪主は四匹の方をジッと見つめた。
敵–––そう察した大雪主は大きな雄叫びをあげた。
四匹が耳を塞いだ。
刹那––––大雪主は既に構えていた。
その軽い身を利用して四匹に突進してくる
雪で滑って驚きのスピードを出すそのモンスターは正に『トリッキー』という言葉がお似合いだろう
速い–––––四匹は初手からダメージを食らってしまった。
「こんなの...上手く避けるにはどうしたはいいんにゃ...」
「咆哮をガードした方がいいっぽいにゃ!」
「あっ、そういう手がありましたにゃー」
「...ってそんな事言ってる暇はないにゃ!急いで大雪主へ攻撃を仕掛けるにゃ!」
「突撃にゃ!×4」
突撃した瞬間また主は動き出していた。
「雪玉にゃ!」四匹は避ける準備などしていなかった。
「動きづらいにゃー」
「大変にゃー」
四匹とも必死で体をふっていたらいつの間にか治っていた。「もっと慎重にいかなきゃダメだにゃ。相手の行動をいつでも観れる位置にいこう」
「了解にゃ!」一回一回が短いのは気にしないでください!
-
168
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-27 14:00
ID:LcOz9vNo
[編集]
自分にとって朗報!
二連休頂きました!
熱やあや成田屋なやな華やかやたらにわかり常かなあ
切り取ります四匹は慎重に場所を選ぶ
「よし、攻めるにゃ!」
始めに特攻したのはエリック
「華麗にやってやるにゃー!初手からエリックシュートにゃー!」
突然の攻撃に大雪主も少し焦ったようだ。
「グゥゥ...」
そんな小さな唸り声を上げた後に雪玉を2個投げつけて来た。
1つは乱暴に、もう1つの雪玉は何者かをサーチしていた。
「サイデン!」
狙われたのはサイデン
「こんなの屁でもないにゃ」
そう言ったサイデンの姿はその場から消えて、代わりに爆弾が置かれていた。
「あ、おみゃーらには説明してなかったにゃ。俺はサイデン。ボマーニャンターにゃ」
普段冷静なサイデンがボマーという大胆なトレンドな事に驚きを隠せなかったのはりゅ〜しか
「悪いが、俺は戦うと普段と違うぜ?」
『にゃ』の口調が取れたサイデンからは恐怖という存在を醸し出している。
その威圧感故、大雪主も迂闊に手が出せない
「さぁ覚悟しろ大雪主」
––––––刹那、大雪主の目の前に何かが俊足で動いた。
「その程度のスピードじゃあ、俺には敵わないな。」
そんな言葉を言っているサイデンは、同時に体も動かしていた。
大雪主の耳の部分に燃え盛る炎の剣が当たる。
一発で怯んだ。それほどその武器の切れ味は恐ろしいという事だ。
「さぁ!エリックも前線に出るんだ。りゅ〜しかとウドンは援護頼む!」
「わ、わかりましたにゃー」 -
169
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-28 19:47
ID:4yjOwuY2
[編集]
「じゃあまずは巨大ブーメランにゃー!荒ぶるにゃー」
「ふ、笛で援護しますにゃ!」
「華麗に攻撃いくにゃ!」
「よし、行くぞ!」
ウドンはそこら辺の草を採取しに行った。サポートゲージを溜めるためにだ。
りゅ〜しかはゴリ押しで巨大貫通にしようと試みる
エリックは攻撃に時々エリックシュートを挟んで攻撃する
サイデンはサポートゲージを溜める為に攻撃する
一方で大雪主は怯みを見せずに突進の構えに移行する
「そうはさせない...」
低い声で唸るようにそう言ったサイデンは大樽爆弾を取り出した。
「Gは取っておく。これで怯ませるぞ」
大樽爆弾の爆音に大雪主は怯み、くらくらしながら隙を見せる
「そこを見逃さないのが華麗なアイルーにゃ!」
すかさずエリックシュートを決めるエリック。
足を取られ思わず転んだ。
「みんな頑張るにゃー!」
帰ってきたウドンは鬼人笛を吹く。
「ウドンナイスにゃ!」
りゅ〜しかは巨大貫通ブーメランを叩き込んだ。
「順調にゃ!」
そう思ったのも束の間、大雪主は立ち直った時、怒りに溢れていた。
「ガオオオオォォォ!」
また大きな咆哮が響き渡る
「第二ラウンドのスタートだ...大雪主...」さて、どうする?(唐突)
1 今の陣形で再度攻める
2 一度別エリアにて作戦たてをする
3 四人で前線で押す
4 そno他 -
170
名前:蟹
投稿日:2017-05-28 20:01
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ちと具体的な指定をさせてもらうぞよ
選択は4として
・戦闘スキルの高いサイデンを正面に置いて攻撃を引きつける
・その隙にりゅ〜しかが巨大貫通で攻撃の要に
・ウドンはサイデンの、エリックはりゅ〜しかのバックアップに(被弾時のリカバーの際に囮、笛支援など)ちなみにエリックのカリスマエリアルはまだ使用不可にしておいてほしいかな
理由はまた追い追い拾っていく -
171
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-05-30 18:34
ID:eNvgu9Ws
[編集]
普通に仕事疲れで...まだ高校生なので...仕事慣れしてなくて...
ほな本編
四匹のアイルー達は作戦を建てた
サイデンを正面に配置
りゅ〜しかは巨大貫通ブーメラン特価
ウドンとエリックはバックアップに回るという作戦だ。
「じゃあ早速行かせて貰うぞ」
先頭のサイデンが突っ込んで行った。
「今の内にブーメランにゃー」
りゅ〜しかも突っ込んで行った。
「後ろはにゃー達に任せろにゃ!」
「うにゃー」
それぞれの陣形についた。
「一気に攻めるぞ、武器強化だ」
サイデンが攻めの陣形に入る。
「ブーメランくらいにゃー!」二匹の連携に大雪主は2度目の怒りに移行する
「まだまだ攻めるぞ」
サイデンは咆哮を回避してすぐさま戦闘の体勢に入る
りゅ〜しかがさらに攻める
「メガブーメランきたきたきたきたにゃー」
このりゅ〜しかのメガブーメランで大雪主の耳が壊れた
とうとう大雪主は激怒した
これまでないほどの怒りだ。
その怒りの突進で前線の二匹が吹き飛ぶ
「りゅ〜しか大丈夫かにゃ?」
「サイデンさんも!回復笛吹きますにゃー」
回復笛で一度は体勢を立て直したが、りゅ〜しかは中々痛みが取れないようだ
「りゅ〜しか!ここはにゃーに任せて下がるにゃ!」
「ありがとにゃエリック...」
こうしてエリックが前線に出た
エリックは早速エリックシュートを叩き込む
「くらえにゃ大雪主ー!」
激しい攻防が続く -
172
名前:結成!?アイルー軍団!@雷鳴
投稿日:2017-06-01 19:02
ID:lnBF3FTQ
[編集]
四匹の激しい攻撃に大雪主は底力と言わんばかりの力で怒りをあらわにした
その目はまるで狂気の結晶のようだ。見ているだけで恐れおののいているウドンがいる。
「や、やばいですにゃー。」
ウドンがサイデンの後ろの背に回ってビビっている
これまでにない様な大きな咆哮により、雪山の雪が少し崩れた
「これが大雪主の本気か...気力がすごいな。でも、親父の仇を取るため、俺は下がるわけにはいかないんだ!」
「crush」そう言ったサイデンはある攻撃をした。
エリックが一番ビックリしていた。
そう...ネコまっしぐらの技だ。
サイデンはネコまっしぐらの技を「crush」と言い放ったのだ。
エリックでいう「エリックシュート」と同じ立ち位置だ。
そしてそのネコまっしぐらの技は恐ろしい威力で、灼炎のブレイニャーも炎を纏っていた。
まるで、青い炎のようだった>>173
携帯機なので打ち間違えが多発してしまっているようです
ご指摘ありがとうございます -
173
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-01 19:22
ID:F2b6laRM
[編集]
粉砕、砕くって意味の英単語だったらスペルはcrushだぞ
-
174
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-01 22:40
ID:Zxe96oqg
[編集]
流石にあの誤字は打ち間違えじゃなくてただの勘違i……ゲフンゲフン。
しかし乱入とはいえ許可証の提出はしなくていいのか?
ネコ達の中でクエスト券持ってそうなのはサイデンくらいだが、
世捨て人的な生活してるから手続きとかしなさそう -
175
名前:雷鳴
投稿日:2017-06-01 23:49
ID:lnBF3FTQ
[編集]
もうやめます。
というのも、誤字、謎の改行や知識が足りないし、批判の声も多いので、引退したいと思います
ありがとうございました -
176
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-02 01:08
ID:F2b6laRM
[編集]
>>175
そんな寂しいこと言わんでも3日に一本でええんやから、ゆっくりじっくり書いてくれてええんやで -
177
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-02 07:38
ID:QsKOU8Q.
[編集]
そうそう、自分のペースで書いてくれたらそれでよしよ
-
178
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-02 12:48
ID:NGXZ.zCs
[編集]
皆優しいけどそろそろスレの雰囲気にも悪い影響ありそうだしスレ毎krushする前に身を引いた方が良いかもね
ただ進退に関わらず夢落ちでもいいから今書いてるヤツの始末は自分で付けて欲しい
まあがんばれ -
179
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-02 17:36
ID:KCIniyIc
[編集]
批判が多いって、別スレかなんかで言われてるんですか??
そうじゃないなら、このスレの人達が極力傷つかないように指摘してくれてるのに、それを批判とみなすのはどうかと思いますけど…別スレで言われてるなら、上記の文は気にしなくて結構です。そして、その別スレ批判も気にしないでいいと思いますよ。
何も言わずとも、楽しんで見ている方もいらっしゃるのではないでしょうか… -
180
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-02 19:03
ID:QgzDAXoM
[編集]
とはいえ力量不足なのは確定的に明らかなんだよなあ
日常でロクに文章読んでないのがまるわかりなレベルで、1つしかない進行役を延々と占有してればさ…そりゃま、多少はね? -
181
名前:蟹
投稿日:2017-06-02 19:30
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>180
そういうのは(思ってても)言っちゃああかんゼヨ
確かに無意識のうちに物語スレよりは多少高度な文章が要求されてるとは自負してるけど、基本的には文のセンスは不問やで
だからわしのようなポンコツハンターでも書けるんやまあ、本人が辞めるというなら進行は引き継ぎしますが
一応、再開するかも知れないので放置時の規定3日は待ってみるけど、やらないと言われればすぐやります -
182
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-02 20:19
ID:xezkiCRg
[編集]
文章っていうか台詞箇条書き+ロルだからね。
自分のシナリオが明らかに実力不足って自覚できたなら進退は自分で決めればいいと思うよ。
携帯だから改行がー、打ち間違いがーって言い訳されても読みづらいことに変わりはない。
スピンオフ的なアイルーの話は楽しめるけど、文章力がラノベ以下の状態で30レスも長々垂れ流されると目が滑る。「突進にゃ!×4」とかあり得ない。
雷鳴さんは口に出して「突進にゃかけるよん!」って言うのかい?
「4匹の突撃の声が重なって響いた。示し合わせたわけではない。モンスターを目の前に、自身と仲間を奮い立たせるため必死にあげた鬨の声だ」
今例に出した文だって良いとは言えないけど「突進にゃ!×4」より文章書こうって姿勢が見えるだけマシ。悪いけど雷鳴さんのシナリオは国語もまともに出来ない中高生が喋り言葉で携帯小説書いてるノリ。
学校の作文や小論文で「×2」とか使うかい? 使わないならこのシナリオスレを「軽く書いていいところ」って軽視してるってことだよね。
全力で書かなくてはならないってルールはないけど、他の書き手さんの文章読んで、自分と違うなって思わないかね。何より他の書き手さんが臨場感の溢れる文章を考えてるのに自分の力不足を指摘されて不貞腐れて「もうやめます」とか態度悪過ぎ。
悪いけど自分はこのシナリオスレにそういう人はいらないと思う。筆力の問題なら書いていくうちに慣れる。
「下手だからやめろ」なんて思わない。でも指摘について不貞腐れてやめるとか言い出すならどうぞ勝手にって感じ。
批判喰らうだけまだマシだ、何も言ってもらえないより余程いいって思えない打たれ弱いやつは向いてないよ。 -
183
名前:蟹
投稿日:2017-06-02 23:42
ID:B8nXzJ4E
[編集]
この話を続けると収拾がつかなくなりそうなのとよく考えれば一旦進行は譲渡してるので
待つと言っちゃったけどやっぱりここで進行の取得、引き継ぎを宣言させてもらいます
28も引き続きやると思う青の、いや「蒼」の炎。
りゅ〜しかもエリックも、サイデンの【Crush】に衝撃を受けていた。命懸けの戦場であるにも関わらず、思わず見惚れるほどである。
技術の正確さを武器としたエリックシュートとは違う、野生で身に付けられた力の顕現。
唯一ウドンだけはその覇気を理解していないが、それは仕方のない事だろう。
回復や補助を中心に学んできた上、実戦経験はほぼ皆無。それでも、なんとなく凄いものであると感じられるだけ彼は優秀である。大雪主はその破壊力を身を以て味わうこととなった。
怒りを露わにすることで隠していたが、前線3匹の猛攻により既に限界に近いその足腰。
そこ一気にを崩され、実に情けない態勢でもがくことしか出来なくなる。勝機は既にサイデン一行のものだ。
ウドンの回復笛とエリックの笛による鼓舞が準備を整え、ラストスパートが始まった。
りゅ〜しかのブーメランが倒れた頭に放られ、それが刻む傷口をエリックシュートがさらに抉る。
この2匹の連携は現場で培われた無二の物であり、サイデンとはまた違った強みがある。
さらにその横からブーメランで支援を行うウドン。アタッカーの邪魔にならない的確な攻撃を心得ているようだ。
ウルクススはその猛攻を耐えて何とか起き上がるものの、その目前にはサイデンの大タル爆弾Gがあり───「壊す!貴様との因縁の鎖を!!」
うっすらと浮かべた涙を雪へ落とし、爆煙の中からサイデンが突貫した。黒ずんだ豪毛が倒れる。大雪主は4匹の獣人の手により、大雪に沈められたのだ。
「まず一つ……父ちゃん。仇は討ったニャ。」
誇り高き戦士の涙は、既に枯れていた。 -
184
名前:結成!?アイルー軍団!@蟹
投稿日:2017-06-03 00:25
ID:B8nXzJ4E
[編集]
おっと名前変え忘れた……エピローグと洒落込みます
「そういえばサイデンはギルドに所属してないけど、勝手にこうやって狩猟していいのかニャ?」
りゅ〜しかが真っ当な質問を投げかける。下手をしたら彼はギルドから追われる身であるかもしれないのだ。
「そこは安心してくれニャ。父の頃からの縁もあるし、俺もそういたずらに戦う訳じゃないからギルドからは黙認されてるニャ。」「サイデンといったかニャ。僕たちと共に来る気はないかニャ?」
「悪いけどここは父の墓でもあり俺の故郷でもあるニャ……行きたくはあるが、ここは離れられないニャ。」
誘いをかけたエリックを始めギルド勢は残念そうな表情をする。
「俺はいつでもここにいるニャ!心配せずとも、また会いに来るといいニャ!」
「ぜひ、そうさせてもらいますニャ。さ、先輩。りゅ〜しかさん。そろそろ帰りますニャ。あとは回収隊に任せますニャ。」
ウドンの言葉で切り上げる一行。その出会いに確信的な喜びを感じ、帰路に着いた。
「……父ちゃん。あいつらも守ってくれニャ。」
何処に埋もれているとも分からない父の亡骸に、サイデンはそっと呟いた。「いやー、あいつが関わると書類が面倒になるんだよなぁー。」
アイルー3匹の視線が向けられる中、ギルドの職員がぼやく。
一行の偶発的な大雪主との遭遇、狩猟に関しての報告書をまとめてもらっていた。
「全くあの野良猫め、次こそは回収隊に頼んで今度から控えろときつく言ってもらわないとな……」
黙認しているとはいえ、ギルドを通さず勝手にやられるのはあまりよろしいことではない。
ただでさえ近年環境が変化しつつあるために、イレギュラーの介入は調査隊からすれば邪魔になるというのが現実であった。
「あの……あまりそう悪いように言わないでくださいニャ。サイデンさんは悪い方ではないですニャ。」
ウドンによる擁護。犯罪目的があるわけでもない以上、サイデンは少なくとも悪人(猫?)ではないだろう。
「悪りぃな、別にとっちめようって訳じゃねえんだ……うし、出来たぞ。あとはこれを提出してやるから帰っていいさ。」
そのギルドの職員は紙をヒラヒラさせながら立ち去っていく。それを眺める3匹の中には共通した思いがあった。
ここに、サイデンがいたならば。アイルー軍団の結成は、まだまだお預けとなるようだ。
scenario27〜結成!?アイルー軍団!〜 complete!
〜result〜
・大雪主の素材を入手しました
・勲章【仇討ちの毛玉】を獲得。(サイデンの因縁の相手である大雪主の毛玉。仇討ちを成し遂げた証。)
・称号:サバイバー(野良アイルーサイデンと交流を深める)、クラッシュ(サイデンの技を見た)を獲得。流れから見て決着は近いと感じたので、早い気もしますが幕引きとさせてもらいました。
雷鳴氏、あるいはマグナム氏は書くなら書くで構いませんし、書かないなら読み専でどうぞ。
ちなみに時系列は「25の後猫だけ帰って来て休暇だったが、案外すぐに回復したので雪山に行った」という感じ。
その辺は28でまた軽く触れておきます。
一応言っておきますが、27→28において進行権は「譲渡しないで継続させてもらう」としたいので悪しからず。
問題あったら言ってええやで -
185
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-03 04:09
ID:t.bFZX06
[編集]
言うたら何ですが、書く人によって文章の厚みが変わるのはやはり人生経験によるものでしょうか…
蟹さんお疲れ様です、引き続きよろしくお願いいたします -
186
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-03 06:34
ID:B8nXzJ4E
[編集]
Scenario28 〜老練の兵、立つ〜
事後処理。あれから数日、それにずっと追われていた。
バルファルクについての証言を話したり、片手剣に起きた現象について話したり。取り調べの如く。
クエストの報告書もいつものように書けはしないし、とにかく面倒だった。
オトモ2匹の疲弊が激しく、帰還させてしまったために1人でやらなければいけなかったのも辛い。
龍識船に接続する船の工房のおやっさんからは「武器になんて事してくれてんだ!」と怒鳴られもした。
バーンエッジに関しては、修復素材を持って来なければ使い物にはならないそうだ。
何時ぞやのランドラットのように、これはどうにか集めなければなるまい。それを図って、という訳ではないだろうがエドの手紙にあった客人達は少し遅れることとなる。
どうやら航路上に風翔龍クシャルダオラが出現し、気候が乱れた所為で大きく迂回する羽目になったとか。
そして、到着の日が来た。「久しぶりじゃのう!と言っても、この前見送った以来ではあるが。」
「お前とは一度会ったか。こっちは本当に久しぶりって訳だ。覚えてるか?」そこにいたのは確かに女と間違えそうな男ツバメ・ハルカゼがいた。装備はフルフルのものに新調されている。
後ろから来るのは確か竜ノ墓場調査隊だったアンキセスだ。こちらは──見たこともない砂のような色の甲殻と角が特徴的な装備だ。
改めて再会を喜び、握手する。
本当に女性のようなツバメの手と明らかに漢のアンキセスの手のギャップに思わず笑いそうになった。────
アンキセスとツバメの合流したあなたの物語です。
ただ、先に言っておくと「とある理由からツバメは参戦できない」ので悪しからず。
つまりは、独りで戦うアンキセスを説得、彼と狩りに行きます。
前シナリオの真相は「オトモは休養のため帰還、あなたが戻って来るor彼らが戻るまでに起こった話」とします。
ちなみにクシャルダオラはもちろんグローリアの会った個体。OPでバルファルクが飛んでたので合流のための航路に氷海を通ると設定しました。 -
187
名前:時雨
投稿日:2017-06-03 07:21
ID:nWJ.0j86
[編集]
連撃おまを求めてたら何だか色々あったみたいね…
蟹氏、引き継ぎお疲れ様でした!それとシナリオ28待機しておこう
俺は遺群嶺でのシナリオが2、3個でたらやろうかね -
188
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-03 07:44
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「皆さんお疲れ様です!まずは、龍識船の今後の活動について説明していきます。」
龍識船の隊長、ハイメルの所に集うハンター3人。隊長の顔は目的を見つけたからか活気に満ちている。
「あなたが見つけたバルファルクに関しては、龍識船でも重要調査対象の一つとされていました。
それもあって、我々の初の任務はバルファルクの追跡、調査とします!
そのために、龍識船の強化と情報収集が必要になるので皆さんには強化のための素材を集めてもらうことになります。
詳しい内容はこちらにまとめていますので、どうかよろしくお願いします!」
隊長から渡された冊子をアンキセスが受け取る。年功というのもあったので、彼がハンター達のリーダーとなったのだ。
真っ直ぐではあるがどこか俺たちを見ている気がしない隊長の眼。それに違和感を覚えつつ、俺たちは船室に入った。「いいか、まずはお前の帰還は先延ばしだ。しばらく、ここにいてもらうことになる。」
アンキセスから告げられた事実は、まあ予想していたことだ。これは致し方あるまい。
「では、重要なことだけ掻い摘んで説明していくぞ。
俺たちは調査隊の護衛及び龍識船の補強資材の収集が主な目的となるのは聞いたな?
必要な素材は隊長から追って連絡するそうだが……まあそれは気にしないでいいか。
一応、俺たちが集めるのはモンスターの素材が主となるようだ。そりゃハンターだからな。
あとは俺たちについてだ。
俺たちはそれらの任務に交替しながら取り掛かっていく。それ以外の非番時は基本自由だ。何を狩りに行っても構わん。
また、ツバメと俺はともかく、あなたに関してはしばらくしたら一応帰還の予定だ。連中に顔出してやれ。
他にも数名メンバーがいるらしい。俺たちはそいつらと交替で入れ替わる予定になるな。
最後に、あなたが見つけた金属片のようなもの。
あれはバルファルクの甲殻片であるとの見方が強い。見つけたら回収しておけ。
以上だ。あとは各自でこいつを読んで確認しろ。」
アンキセスが冊子を机に置いて一息つく。
ツバメと俺、2人して我先にと手を伸ばし、同時に掴んだ。結局、2人で一緒に読むこととなる。
が、アンキセスが話したことの他にあまり重要なことは記載されていなかった。
隊長も急いでこれを使ったのだろう。無駄がないというか情報が足りないというか、とにかくシンプルであった。
「ワシら以外の面子とは、一体誰なんじゃろうな?そちらの御仁とも会ってみたいぞ。」
「詳しくは知らん。もしかしたらまだスカウト中かもな。」静寂が一瞬場を支配したのち、ツバメが声を出す。
「む、アンキセス殿。ちょっといいかの?
お主は交替でと言っておったが、こちらにはハンター同士連携してと書いてある。どういうことじゃ?」
ツバメが見つけたのはハンター隊に関する記述についてだった。
俺はアンキセスが独りで狩る人間であることを本人とエドから聞いているが、ここは本人に説明してもらおう。
「各々の自由な時間を増やせるようにだ。それに休息時間の確保もある。効率と体調を考えたらその方が良かろう。」
「しかし現場での効率は多少なりとも落ちるぞ、アンキセス殿。その点はどうなんじゃ?」
「俺はお前達が1人では任務が遂行できない凡骨のハンターだとは思ってない。だからここに呼ばれたんだろう?」
「それはそうじゃが……お主はどうじゃ?どう思う?」
ツバメは助け舟を請うごとく、俺に話を振ってきた。さて、ここはどう答えるべきか……【選択】ハンター隊の活動形態はどうするべきだ?
1.ツバメの言うように3人で協力する
2.アンキセスの言った通り、交替制を採用する────
ハイメルは公式名。
アンキセスは明らかになってないフルネームごととあるゲームから引っ張ってきてますがそれはシナリオ終わり次第。
今日は某アイドル(?)の生誕祭に参加する故、次回更新は明日か今日の夜に……
>>189
説得派なら1が妥当では……近づいて懐柔するのなら分からんでもないですが
他のメンバーについては1人、具体的なキャラを想定しつつモブか既存メンバーという考えでした
誰が入るか他の人が決めるのもこれの醍醐味であるし、自由にどうぞ -
189
名前:兎
投稿日:2017-06-03 09:46
ID:9PGhLqxM
[編集]
雷鳴氏執筆お疲れ様でした、そして蟹氏引継ぎお疲れ様です&シナリオ28期待してますー
大抵この手の老兵は相当の実力者と相場が決まってるものですが、はてさてアンキセスさんの実力や如何……
あと地味に他のキャラが龍識船に乗りやすくなるセリフ挟んでくれて感謝ですw選択肢は2で、説得シナリオならガンガン説得しましょうか
追記
寝起きで思いっきり見間違えてたー!? 1でお願いします( -
190
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-04 10:31
ID:B8nXzJ4E
[編集]
確かにアンキセスの言うことも理に適っているが……折角の機会だ。ぜひ、何かあればこの3人で戦いたいと願う気持ちは大きい。
俺はツバメと同様、どうにか協力して任務に当たることを主張した。
「そうじゃ!これで2対1。つまり、そういうことじゃよ。」
多数決式に言えばこちらの方が有利だと言っているツバメ。
そんな俺たちを見て、アンキセスは深いため息をついた。
「あなたには俺が1人でやっていることは言ったはずだ。 俺は他人の腕前を、俺の命を預けられるほどには信用できん。それだけだ。
──ヤツ以外には預けたくもない。」
ヤツ。アンキセスがおそらく絶対的な信頼を置く、ここにはいない誰かのことだろう。
俺はエドワードと雪山の双子を狩りに行った時の帰りを思い出す────「俺とアンキセスはミナガルデの頃、よく一緒に狩りに行ったもんだ。
【バリスタエド】と【堅牢地神アンキセス】。あとは【煌竜】のアイツがいた。
アイツが誰かって?悪いが、それは言えんな。」そんなやり取りを飛行船でしていた。そう記憶している。
だとすれば、ヤツという人間の候補は一つしかない。間違いなくその人だ。ヤツとは、【煌竜】のハンターでしょう?
その言葉ののち、アンキセスの仏頂面は驚愕に塗れた。
「おい、お前……それをどこで知った?」
エドワードから話を聞いた。
「ほう……エドが話す程に信頼を置いたか、あるいは口が滑ったか……まあどちらでも構わん。
それを知ってるなら貴様は信用できる狩人だと信じたい。──よく見れば、ユウにも似てるしな。」
ユウ。それがヤツと称された【煌竜】の名を持つハンターの名前だった。
「ユウ・カミナ。金の盾と銀の剣を駆り、その剣の銘から【煌竜】の名を持ったハンターだった。
今は……故人だとしか言いようがないな。」
ユウ・カミナという今は亡きハンターの名の下に、俺は信用された。
そのハンターがどれほどの活躍をしたのかは知らないが、それに恥じない働きをしなければなるまい。
それがアンキセスという男の信頼を繋ぐ唯一の手段だろう。「改めて自己紹介させてもらおう。俺はアンキセス・ガラント。
【堅牢地神】なんて呼ばれたこともあったが、そんなのはどうでもいい。
歳は60代にはなるが、ハンター歴はそのうち20年程。おおよそエドワードと同期だ。」
フルネームと過去の異名。アンキセスがさらに信頼した証と受け取ることもできる。
「あの、アンキセス殿……あなたを信用してくれたのはいいんじゃが、ワシはどうなる……?」
ツバメが恐る恐る口を開く。
「ああ、ユウが──失礼。あなたが信頼してるハンターであるなら、あまり問題はないのかもな。」
「そうか!感謝するぞ!」【煌竜】のユウ・カミナ。天から救いを差し伸べてくれた、といったところだろうか……
──────
ユウ・カミナ
年齢:故人(享年24、生きていれば39) 性別:男 武器:煌竜剣
エドワード、アンキセスと共にミナガルデでハンターをやっていた男。
ココットにおいて弱冠15歳でハンターとなり、19にして煌竜剣の試練を打ち破る驚異的なハンター。
その後、ミナガルデにおいてエド、アンキセスと知り合い共に活動する。
使う剣の美しさと彼自身の戦いぶりから剣の銘を取って【煌竜】の二つ名を持つ。
およそ15年前、1人で赴いたあるクエストで死を遂げたと言われているが、その死の真実は明らかになっていない。
遺体も見つかっていないが、彼の扱っていた煌竜剣は奇跡的に発見出来たためココット村の村長に返還されている。 -
191
名前:時雨
投稿日:2017-06-04 10:43
ID:nWJ.0j86
[編集]
自分は信用されてないんじゃないか心配になるツバメちゃ……くんかわいい
これでアンキセスさん仲間か、頼もしい劇中だと故人はサクラに続いて二人目かな…
………死んだと思っていた人物が生きていた展開ってドウナノカナー -
192
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-04 10:44
ID:L/1syUvY
[編集]
また死んどるーーーー!?
-
193
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-04 11:19
ID:B8nXzJ4E
[編集]
アンキセスからの信用を得た翌日。
船室で暇を持て余していた俺たちのところに調査隊の隊長が駆け込んできた。
「突然すみません!緊急の依頼です!よろしいですか!?」
その慌て方から、何かとてつもなく面倒なことが起こったのは明白だ。
ツバメが落ち着けと言うが、隊長は完全に息を切らしている。若さ故冷静さが足りないのだろう。
「取り乱してすみません……改めて依頼をさせてもらいます。
遺群嶺を調査中の隊員達が、どうやら火竜のつがいに遭遇してしまったようです。
幸い、今は隠れてなんとか凌いでますが怪我を負った人もいるらしく、自力での帰還は困難な様です。
皆さんにはこの火竜の番、リオレウスとリオレイアの狩猟をお願いします!」
依頼書を手渡し、忙しなく去っていく隊長。やはり一刻を争う状況になっている。さすがに落ち着けというのは酷な話か。おおよそ変わった様子は見られない火竜の様だが、一つだけ特筆されていることがある。
【鎧竜グラビモスを見たという隊員あり。乱入に注意するべし。】
「グラビモスか……今俺が持つ武器はコウリュウノアギト。相性はよろしくない。」
アンキセスの言葉は硬い外殻に属性も持たない大剣では部が悪いことを示している。
とはいえ直接的な脅威になっているのは火竜と雌火竜だ。そちらの対策をすべきだろう。
防具に関しては以前バサルモスのそれでいいとして、武器は……片手剣を使うべきか。
アンキセスが俺に見出したユウ・カミナの面影に応えるには、彼の使っていた片手剣という武器が最適だろう。「ツバメ。悪いが、今回お前は待機だ。いいな?」
突然のアンキセスの言葉に、俺もツバメも理解が追いつかなかった。納得もできないのはツバメの方だ。
「どういうことじゃ!やはりワシは信用出来ぬとでも言うか?」
「そうじゃない。フルフルの表皮は火気に弱いことは分かっているだろう。相手はリオス種、あるいはグラビモスだ。分かるな?」
アンキセスが指摘したのは防具の耐性という奴だ。その観点から見ればもっともな指摘だった。
「他に使える防具があるなら別だが……持ってきてないと見る。」
「ぬぅ……致し方あるまい。お主ら、頼んだぞ。」
3人でと言っていたが、早速2人になる。
こうなると、堅牢地神アンキセスの戦力に期待するしかあるまい。【選択】あなたが使う片手剣を選択しよう。
持っている片手剣で使えるものは
スケイルソード、フロストエッジ、フルレイザー
また、工房からオプシドソードを借りることが可能です。
──────
ゲーム中にはない、龍識船からの依頼の複数人プレイとなります
アンキセスの装備はコウリュウノアギトにディアブロRを想定。
現実的に天角はいらんやろと前者、過去のディアブロ装備を打ち直してると想定して後者を採用してます。
問題あればリュウノアギトにディアブロ装備と変更します
>>191
実は生きてるってのではなくて生きていれば今この歳になってたよってのを書いたのみ
おおよそエドと同年代、とさえ分かれば結構かな -
194
名前:時雨
投稿日:2017-06-04 11:39
ID:nWJ.0j86
[編集]
あぁ、いや少し考えてたシナリオがあってそれ皆としてはどうかなー、と思いまして
武器はスケイルソードかな?
あ、上位レウス倒したらアルバレッド出来るやん -
195
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-04 20:40
ID:B8nXzJ4E
[編集]
今着ている防具の素材の主、バサルモスを狩った時に扱ったスケイルソード。
これならば、現状持つ片手剣の中で一番扱いやすいだろう。
「ほお、睡眠属性か……よし、こちらも爆弾を用意しておく。起爆の方法に関しては任せるぞ。」
眠らせて爆弾を使う。このセオリーに関しては、もはや定石といったところだ。
相手に痛手を負わせる、貴重な手段の一つである。
「しかしだ。相手は火竜と雌火竜。合流されてるならそんなことを悠長にやっている暇はないな。」
お互いの身の危険を感じ取り、即座に駆けつけるリオスの夫妻。
同時に眠らせることなど出来るはずがない。
それならば、彼の大剣の重い一撃でも決めてもらいたい。
「なるほど……了解した。と、言いたいところだが一つ問題がある。
どちらをどうやる?俺は雄だろうが雌だろうが見つけ次第戦闘に入るが……」
2匹いる火竜のうち、どちらを先にやるのか。あるいは二手に分かれて戦うのか。
……せっかく得た縁だ。ここは共に戦いたい。アンキセスのペイントボールに従い合流する旨を伝えた。
「心得た。こやし玉とか、細々とした携行品については基本おまえに任せるぞ。」「それでは2人ですね、よろしくお願いします!」
「ワシももう少し防具を作るかの……何はともあれ、気をつけるのじゃぞ。」
龍識船の隊長とツバメが見送り、俺たちは遺群嶺に向かう。
どちらも一度対決したことのある種とはいえ、強力な上位個体であるし何より同時に狩る必要がある。
加えて、真偽はわからないが鎧竜を見たという人間もいるためそちらも頭に入れておかなければならない。
しっかりと用心するに越したことはないだろう。これはまたも、厄介なクエストになりそうだ。
クエスト「天空に舞う火竜達」
成功条件:リオレウス1頭とリオレイア1頭の狩猟
失敗条件:3回力尽きる、タイムアップあなた:スケイルソード、バサル装備、ブレイヴスタイル(狩技指定OK)
アンキセス:コウリュウノアギト、ディアブロR装備、ギルドスタイル(絶対回避、絶対回避【臨戦】) -
196
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-04 23:39
ID:1luvoCrw
[編集]
おじいちゃんの好感度を稼ぐのがシナリオの目的なら、クエストはクリアできてもシナリオは失敗って事もあり得るのかな
レウスレイア同時クエって仕様知らないと速攻合流されて片方こやし→仲良くエリチェンの流れになるから、その辺一手に任されるのは大仕事や
まあアイテムマスター気取ってる時の片手って便利屋って感じで楽しいけど
あ、持っていく狩り技今決めなきゃいけないならアイテムの扱い的に完全調合がいいと思う
別に今決めなくていいなら保留で -
197
名前:黒
投稿日:2017-06-05 13:39
ID:49ESCDZA
[編集]
蟹氏感謝する
-
198
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-05 19:08
ID:B8nXzJ4E
[編集]
よくよく考えれば使いもしなくなったのにツバメさんを空に隔離したの失礼だったかなぁ……
必要であれば適当に理由つけて下ろしちゃってください
>>194
世界観的に無理のない範囲での復活であればいいんでないかね
サイボーグや魔法による蘇生とか、普通の人間が親指立てて溶鉱炉に沈むくらい確実に死んだ人が生きてるとかでなければ
>>197
何か感謝されるようなことしたっけ……黒さん(前から読んでくれてた感漂うけど)ようこそです
──────
【判定】あなたとアンキセスの初期エリア
0〜8の1D9ダイスで判定。0はBC、7は秘境。
(シナリオ進行度から龍識船はまだエリア9まで上げられないので除外)あなた→0=ベースキャンプ
アンキセス→5=エリア5(ヒント:夫婦の初期エリア等は金銀同時狩猟クエストに準じます。)
俺はベースキャンプに降り立つことができた。
が、アンキセスの気配はない。何らかの理由で他の場所に行き着いたのだろう。
ともなれば、リオレウスないしリオレイアはアンキセスの方が近いだろうか。
何処にいるかは分からないが、とりあえず手近なところに出るとしよう。エリア1に出ると、早速鼻にツンとする臭いが漂ってきた。すぐ隣、エリア6だ。雌と雄のどちらかは分からないが咆哮も聞こえた。
体に気合を入れるべく、ポーチに放り込んでおいた怪力の種を齧ってから彼の元に合流する。そこにいたのは深緑の甲殻、毒々しい背中と尻尾の棘。子育てのため、雄とは違う形状に発達した顔。つまりは雌だ。
早速リオレイアとアンキセスが一戦交えていた。見た限り、まだ状況の優劣は感じられない。
喉を焦がし、火球を放つ雌火竜。悠々と避けるはアンキセス。背中に収めた竜骨剣に手を掛けて、一気に引き抜き、振り下ろした。
重い。
その一撃には重さが感じられる。力を持った、打撃のような一撃だった。
アンキセスの動きには余裕があるというか、堂々とした雰囲気があるようだ。長年の経験が生む、己への信頼だろうか。
ここで、リオレイアは気配を察知する。戦闘を眺めてた俺に気づいてしまったようだ。こうなれば、あとは戦うしかない。
「来たか!俺は正面からやる!お前はどうする!」
アンキセスもリオレイア経由でこちらを発見する。歴戦の勇士がいるという安心感の中ならば、勇んで懐に潜ることも出来るだろう。俺も叫んで、アンキセスに伝える。
【選択】リオレイアに対してどう戦うかを考えよう。
・難易度の後の数字は行動の判定値、1D100の結果がそれ以下なら成功。その他状況、具体的な指定で判定値とダイス値は変動します。
・刃薬の指定OK、ご自由にどうぞ。
1.懐へ潜り込み、脚を攻撃する(難易度中、50)
2.アンキセス同様、正面から行き頭を狙う(難易度やや高、40)
3.部位など考えず、とにかく斬れる所を斬る(難易度やや低、65)
4.早速だが、何かアイテムを使用する(アイテム指定一つ、具体的な使用法指定あり。難易度変動、約40〜70)
5.その他(片手剣ブレイヴの非ブレイヴ、狩技は完全調合だがまだ使用不可、アンキセスへの指示可能。難易度変動) -
199
名前:黒
投稿日:2017-06-05 19:33
ID:NGbUS7Vo
[編集]
雷鳴ですよ
もう名乗ることもないだろうと思った -
200
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-05 21:10
ID:terKRM2w
[編集]
おお~ええやん、抜刀減気ついてんねや
じゃあ5でその場に罠置いてはやくきてとか言いながらピコンピコンする!(意味不明) -
201
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-06 02:48
ID:t.bFZX06
[編集]
いやや~~!イケメンモテモテあなたがまた遊ばれてイル!(いや、別にいいですけどね)
(クエスト失敗したら)責任取ってよね! -
202
名前:暇
投稿日:2017-06-06 20:33
ID:U8Z/UnWQ
[編集]
暇、知ってるよ。
ピンチ!になっても猫飯とかお守り装飾品なんやかんやで火耐性を克服したツバメくんちゃんが助けに来てくれるって。どうでもいいけどツバメくんちゃんってさかなくんさんみたいだね。
-
203
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-06 20:39
ID:B8nXzJ4E
[編集]
【判定】シビレ罠の設置
基本判定値50
リオレイア、こちらをロックオン→判定値-10、誘導判定強制成功
→判定値40
1D100ダイス値→40、ダイス値補正要素なし
・シビレ罠設置に成功【判定】リオレイアのシビレ罠への誘導
リオレイアロックオンにより強制成功
・リオレイア拘束に成功【判定】リオレイア突進、回避判定
イナシを使用、強制的に成功
・わずかなダメージのみで受け流しに成功
──────
携行品の扱いに関しては、準備中にシミュレート済みだ。早速だが、色んな手を使わせてもらおう。
シビレ罠を設置して、動きを止めてやろうではないか。
罠を置く!
そう叫んでアンキセスに伝える。
声が出てる間にも、手は罠の設置を行なっている。地面を軽くならし、起動スイッチを入れる。
その間にはリオレイアは来なかった。そのため、罠の設置には成功する。
しかし設置が完了して顔を上げると、突っ込んでくるリオレイア。このままでは──
だが、剣を出していたのが幸いだった。
咄嗟に構えの型を整える。恐れを知らぬ剣と盾の構えは、迫り来るリオレイアを華麗に受け流す。
これが、イナシ。
かすり傷は出来ている。
身体に感じる恐怖を無理矢理押し殺した上で受け流しているため、心臓にもあまりよろしくないようだ。
だが、それを実感する暇もなくリオレイアは罠にかかっている。
電流が体を駆け巡り、力無い声を上げる陸の女王。これが好機という奴だ。
アンキセスは止まった頭を、俺は罠を踏んだ脚を重点的に攻撃していく。
かたや強烈無比の重い一撃。かたや疾風怒濤の連撃。
型を作って飛びかかるという技は、いつも以上の手応えを感じた。
斬れ味の良さもあるが、何より自分の中に沸々とわいてくる自信と力。これが己の勇気というやつか。
アンキセスは東方で「居合」と呼ばれる、納めた状態から一気に抜刀して斬り抜くという戦法を取っている。
居合、そのまま刀身の面で殴って、再びしまい、また引き抜いて一撃……
本当に打撃のような一撃なのか、リオレイアの表情から闘気が薄れる。
しかし、そこで罠は稼働の限界を迎えた。電流から解放されるリオレイア。さすがに激昂しないはずがない。
首を持ち上げてから、けたたましい咆哮を上げた。
俺は盾を、アンキセスは幅広の刀身を遮音壁の代わりにして何とかそれを凌ぐ。「上空に注意しろ。おそらく、リオレウスの方がこっちに来るはずだ。」
アンキセスの忠告に感謝しようと思った途端、俺たちは翼の影に支配された。
──────
某アイドル生誕祭のビンゴ大会においてリーチなしから一気に連続でリーチ→ビンゴとなる強運
楽しかったぜ。
こっちのダイスは多分タクミくんになりますそういえば帽子屋さんという読者さん増えてるんだよね……ようこそです
-
204
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-06 21:32
ID:B8nXzJ4E
[編集]
雄火竜が降り立つ最中にも、雌火竜の攻めは止まらない。
数歩下がり、俺目掛けて火球を放つ。これは避けるが、熱量は焦げる大地から容易に想像できる。
そんな隙もアンキセスは見逃さず、コウリュウノアギトを頭に振り下ろした。
側面へ転がり、剣をしまうその戦い方はやはりヒットアンドアウェイである。
ハンターとしては基本的な戦い方であり、あまりに堅実な立ち回り。タクミのエリアルスタイルとは正反対である。その時、リオレウスが降り立った。
伴侶の危機に、思わず我を忘れる空の王者。雌から見れば、頼もしいことこの上ないだろう。
距離を置いていたためにその雄叫びが強く耳に刺さることはないが、奴も戦闘態勢だ。
一旦、攻撃の手を止めて防戦に回る。いまいち温まりきらない体と精神にもどかしさを覚えた。
「これからどうする、言ってくれ!」
リオレイアと戦いながら確認するアンキセス。
こやし玉ならある。これをどちらに投げて、その後どちらと戦おうか……【選択】こやし玉をどちらに投げるか、こやし玉で逃げたあとどちらと戦うかを選ぼう。
1.リオレイアに投げて、追ってリオレイアと戦う
2.リオレイアに投げて、留まってリオレウスと戦う
3.リオレウスに投げて、追ってリオレウスと戦う
4.リオレウスに投げて、留まってリオレイアと戦う -
205
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-06 21:48
ID:jjOaykzY
[編集]
レウスは最後の狩猟クライマックスに置きたいからな。
やや面倒だが1で行こう
-
206
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-07 03:56
ID:TnCL9Ndg
[編集]
蟹さんの執筆で、「ゆうた行為」もカッコ良くなっちゃったんでビックリ!
(レイアが乗ってきてくれて良かった~)ウッカリこの行為でアンキセスが
せっかく「ユウ」の面影をあなたに重ねてくれてたのに、すわ信頼失墜かとハラハラしました~w -
207
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-08 07:26
ID:B8nXzJ4E
[編集]
最近眠いのなんの、執筆の気力が起きる前にモンハンもやれず寝ちまう……
とりあえず判定結果だけ投げておきます。続きはまた後ほど……
──────
【判定】リオレイアへのこやし玉、移動判定
成功するまでこやし玉を投げ、それまでの間戦闘が継続します。
(命中判定はカット)
基本判定値70、その他補正なしダイス値→82、3
・1個目ではリオレイアは動じず、2個目で移動
・1個目のこやし玉でリオレイアが動かないと分かる辺りまで戦闘が継続
・こやし玉、2個消費(残り8個)
──────
両者とも凶暴になっているが、この場合はリオレイアから叩く方が得策だろう。
それに、どこかでこの2体を引き剥がすならリオレイアにこやし玉を使う方が得策だということも聞いたことがある。
俺はリオレイアにこやし玉をぶつける。瞬間、炸裂したその玉から表現に困る嫌な臭いが漂った。それに包まれるリオレイア。アンキセスはそれを見て下手にリオレイアを逆撫でしまいと、ターゲットをリオレウスに変更していた。なるほど、悪くはない。
であれば、俺も雄を狙うべきか。
しかし雄は自慢の翼で羽ばたき、滞空する。アンキセスの大剣ならともかく、俺の片手剣では攻撃がうまく届かないだろう。
うまく本調子に乗らない体と相まって、異様に歯痒い。
翼が巻き起こす風を切り抜け、どうにか脚や尻尾に剣を掠らせる。……やはり斬れ味の分手応えは感じるが、攻撃の当たり方は最悪の部類だ。
ここで、こやし玉の悪臭の嫌悪感に耐えて、リオレイアが押し入ってきた。
予め一撃離脱で離れていたアンキセスと咄嗟に盾を構えて受け止める自分、自慢の空中での身のこなしで避けるリオレウス。
その衝撃で体勢を低くした俺はリオレイアの突進をすり抜けていた。背中合わせだ。
咄嗟に両者が振り向く。顔を合わせ、リオレイアが一歩、二歩と後ずさる。これは、まさか──
と身を右側に投げ出す。しかしそこにリオレウスが着地する。翼が、いや体躯全体で発生した風圧が俺を逃すまいと押しのける。これは偶然かあるいは────しなやかな尻尾に打ち付けられ、視界が異様な回転に振り回される。
全身に回る苦痛、それとはまた違う意識の混濁。
そうだ、あの尻尾は強靭かつ毒を含む。爪が肥大化したリオレイア──あるいは爪を斬られた個体──の時にも注意してたはずだ。リオレイアはいよいよ臭いに耐え兼ねて、この場を離れるようだが、リオレウスがこちらを見定める。起き上がろうとした時の出来事だ。
「クソッ!間に合うか!?」
アンキセスが剣を構えてこちらに飛び込んでくる。空の王者は地を走り、こちらに向かう。
刀身の広い面を使って──かといって刃で俺を斬らないように──アンキセスは俺を放り投げた。
俺はリオレウスの突進から抜け出した。あわや衝突、というところでアンキセスはアクロバティックに身を投げ出す。絶対回避だ。リオレイアを追う、と毒を押し殺し声を出した。アンキセスは頷きはしたが肯定の言葉は出さない。ただ
「薬を早く飲め、ユウ!」
とだけ言い残す。ポーチから漢方薬を引っ張り出し、口に放り込む。
体の中の中の違和感が消えるのを確認して、アンキセスの後を追ってエリア1に移動した。 -
208
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-09 23:35
ID:B8nXzJ4E
[編集]
近所で祭りやってたのでそこで肉を食ったら一気に執筆意欲が湧いてきました。
こんがり肉も、スタミナ以上にハンターへの精神的影響が大きいのかな……
────────
・漢方薬を1つ消費しました。(9/10)
・あなたに中程度のダメージ。漢方薬で微量にリカバーしてます。
回復薬の使用を指定したい場合、今回の選択で指定してください。
────────
エリア1
そこにいたリオレイアは、先ほどとはまるで違う容貌であった。
尻尾は力無く垂れ、口からは火ではなく涎が溢れる。
表情も若干虚ろになり、戦意が遺群嶺を支えるように広がる雲海に落ちてしまったようだ。
やはりアンキセスの一撃には、打撃と同じような重さがあるのだろう。それにより脳が多少ダメージを受けているのか。アンキセスはそこへ駆け抜け、コウリュウノアギトを引き抜いてから力を溜めて一閃。またまた奴の脳天に振り落とす。
ならばと思い、俺は本物の打撃を加えることにした。本物の鈍器、スケイルソードの盾を使って頭を殴る。
大したダメージではないだろうが、アンキセスの補助には十分だと思う。
アンキセスが再び斬りかかる前にリオレイアの顔面から離脱し、再び打撃のような斬撃の音を聴く。
その瞬間、雌火竜の視界は淀んでいた。眩暈を起こし、その場に転ぶ陸の女王。自慢の剛脚もその身体を支えることは出来ないようだ。
頭の甲殻は一部が砕け散り、威厳は感じられなくなっていた。
アンキセスは狙いを変えて、俺を叩いた尻尾を斬らんと大剣を振り回す。今度はやたらめったら、あるいは正確に連撃を決めている。
俺は、壊すべきは翼の爪と見た。爪の肥大化した個体程ではないだろうが、空中でのバランスに影響を与えられるかもしれない。
再び型を構えて、思い切り飛びかかってから剣を振り下ろした。熱が、そして勇気が全身を駆け巡る。
剣の握りが一層引き締まり、あらゆる関節の動きが洗練されていく感覚を味わう。
これが、ミーシャに教えられた「ブレイヴ」という奴だ。そう確信出来る。が。あらら、舞台は整ったのにこのか弱い乙女は眠りについてしまった。全く、拍子抜けだ。
これにはアンキセスもやれやれと言わんばかりに首を振った。……彼の期待を裏切っただろうか。
「……とりあえず、爆弾でも置くか?」
失笑気味にアンキセスが提案してくる。両者とも、大タル爆弾とその強化版【G】を準備している。
問題は、リオレウスが再びこちらにくるかどうか。その読みを誤らなければ雌火竜戦における勝機は見えてくる。【判定予告】リオレウス合流判定
1D100の50以下で合流。
合流の際は「リオレイアから先に倒す」指定が入ってるため、
再びレイアをこやし玉で移動させて(判定値60×移動するまで)それを追うことになります。【選択】眠ったリオレイアに対して、何を使うか選択しよう。起爆手段の指定もお願いします。
1.大タル爆弾×4
2.大タル爆弾G×4
3アンキセスの溜め斬り
4.その他組み合わせ(爆弾混成、個数違い等。ただし爆弾置いてアンキセスの溜め斬り自爆は不可。)
また、上述の回復アイテム使用判断が可能です。 -
209
名前:時雨
投稿日:2017-06-10 08:03
ID:nWJ.0j86
[編集]
来てたか
ふむ、4で眠っている所に罠を仕掛けて捕獲でどうかな
レウスは未だ健在だから爆弾は多く残して起きたいし -
210
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-10 21:56
ID:B8nXzJ4E
[編集]
【判定】リオレウスの合流
基本判定値50、変動要素なし
ダイス値→78、変動要素なし
・リオレウスはこちらにに合流することはなかった。
────────
眼前で夢を見るリオレイアを、俺は手早く仕留めたいと思う。後にリオレウスも待っているからだ。
そうなれば、未だ在庫が残る罠を使用して捕獲するのが最善策なのだが……いかんせん捕獲出来るほどに弱っているのかよく分からない。
とりあえず捕獲したいという判断をアンキセスに伝えてみた。すると彼は渋い表情で
「捕獲するのは分かったが……まだそこまで攻撃を加えた感じがしない。些か早いと思うが……」
確かに、俺もようやく調子が乗ってきたところではある。そんな程度の攻撃だけで捕獲出来るほど、情けない女王ではないはずだ。
ただ、ある程度いい所までは押しているというのは確信出来る。これに関しては彼も気づいているのだろうか……
「もう一手だ。ここから何か一つデカイのを食らわせれば、良いとこまで弱るとは見てる。」アンキセスの言葉を元に、改めて判断を下すべきだろうか……
【選択】捕獲までのもう一歩。眠っているリオレイアをどうやって押し切ってやろう?
1.虎の子の大タル爆弾を使う
2.アンキセスの溜め斬りに期待する
3.いいや!限界だ(罠を)置くね!今だッ!
4.その他 -
211
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-11 02:18
ID:zuj4DCsw
[編集]
んー色々言いたい事はあるけど進行中に言ってモチベ下がってもアレだし3とだけ言っとく
-
212
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-12 21:06
ID:B8nXzJ4E
[編集]
最近どうにも文がくどくなってることと、執筆ペースが明らかに落ちてることに反省。
駄文の垂れ流しですが、もう少々だけお付き合いください。>>211
なんでも言ってええですよ、貴重な意見は是非にいただきたい
↑ん?今なんでもって……
──────────
いいや、行けるだろう。何と無くではあるが確信がある。
何と言ってもアンキセスの技量とその大剣の破壊力は俺の片手剣とは比べ物にならない。相当のダメージが蓄積しているはずだ。そう信じたい。
「ううむ……最近太刀ばかり使っていたから感覚が鈍ったか?ともかく、お前の言葉を信じよう。落とし穴を頼む。」
シビレ罠ではダメか?と尋ねる。
「もう少しは追撃したい。俺が合図を出してから、落とし穴を設置してくれ。その後は多少攻撃を加えてから捕獲する。」いいぞ、と声が聞こえてから落とし穴を展開する。
展開が完了した落とし穴はリオレイアの体重で起動、微睡んでいた彼女を突如現実に引き戻した。
一応捕獲用麻酔玉をぶつけて見るが、まだ反応は鈍い。
そこでアンキセスが力を溜めて頭に斬り込む。俺も続いて抜刀、自信に満ちた身体をアクロバティックに動かして竜を切り刻む。
大分ジリジリと身体を抜いているリオレイア。このままでは逃げられかねない。
そこでアンキセスの攻撃が決まった。普通のものとは違う型、より強力な溜め斬りだ。
痛烈、強打。
その重厚な一撃は再び意識を奪うのには十分すぎた。攻撃の重さに耐えられなかった陸の女王が麻酔によって昏倒したのだ。
夢さえ見れぬ深い眠り。彼女の運命は、もう人間の手の中である。多少準備を整えてからもう一体のターゲット、リオレウスを追ってペイントボールの香りが示す場所、隣のエリア2に移動した。
この超高層に君臨する空の王者。奴のホームグラウンドとも言えるこの場所で、狩人の矜持を見せつけてやろうではないか。【選択】リオレウスに対しての戦闘スタイルを決めよう。
具体的なアイテムの使用に関しての指定はアイテム1つまでとします。
1.果敢に懐へ突っ込む
2.あくまで慎重に立ち回る
3.アイテムをありったけ投入する
4.アンキセスを主戦力として期待しサポートする
5.その他
──────────
歯痛がひどく歯医者に行ったのですが、治療後というのもあってまだ多少痛むので執筆ペースがさらに落ちます
規定通り3日以上放置されてたら適当に締めてもどうぞー -
213
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-12 21:45
ID:LBemxso6
[編集]
酔っ払い到来です、4で。
アンキセスを働かせて怒り時に咆哮ガードして、閃光玉投げてドヤッてその後の展開に期待してます -
214
名前:時雨
投稿日:2017-06-14 22:59
ID:YY4/.GE2
[編集]
更新ないねー、引き継げる程の能力は俺にはないだよなぁ
密かに暇氏が各シナリオをどう纏めるか楽しみにしてる俺がいる>>215
人物はまぁ、前スレで出たメンツは前スレを見てくれーって方向で良いかと思います -
215
名前:暇
投稿日:2017-06-15 19:57
ID:3mlJUZe.
[編集]
前スレの人物について改めてまとめるか前スレ見ろで済ませるか考えてずっとまとめる機会を逸し続けている現在…
って前の書き込みからもう3日たつやんけ!
このまま書き込みなかったら引き継ぐ…かなぁ(自信なし) -
216
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-15 20:42
ID:B8nXzJ4E
[編集]
アンキセスを前面に出して、自分がそのサポートに回ることにした。
出発前に言われていた「携行品類の扱い」を活かして、アンキセスの攻撃の機会を増やす。これが俺の考えだ。
彼の方が装備も整っているから、俺の攻撃が多少足りなくとも補ってはくれるはずだ。ならば、俺は一層支援に力を入れなければ。リオレウスが飛び上がった際にそれを叩き落とせる閃光玉をすぐ取り出せるよう、ポーチの上層に引き出してから改めて攻撃に参加する。
とは言っても肝心な時に体勢が崩れてるようじゃ意味がない。飛び込んでは離れという一撃離脱の繰り返しでそのチャンスを狙う。
アンキセスは火球や噛みつきを難なく避けて頭に斬りかかっている。その攻撃の重量感は連続の戦闘で体力を使っているにも関わらず以前健在だ。
今はもう戦えぬ伴侶を狙われていたこともあるのだろう。リオレウスは即座にその感情を爆発させる。
それに任せて叫ぶ声を、例によって盾と刀身という遮音壁でなんとか凌いだ。
────────
【判定】リオレウスへの閃光玉
基本判定値50、事前の準備+10
→判定値60
ダイス値
→40
・リオレウスはその眼球を光に灼かれ、地面へ打ち付けられた。
────────
リオレウスが火球を吐きながら飛翔したその時、俺はその眼前に閃光玉を炸裂させた。俺は目を瞑った。アンキセスもその意図を察していたからか、咄嗟に大剣の刀身で光を遮っていた。
雄火竜は目を瞑らなかった。
それが大きな差となった。
強烈な光に目が眩んでは、空の王者と言えども飛び続けることは出来ない。たちまちバランスを崩し、陸に墜ちる。エリアルスタイルの訓練でも体験したこのよく似た状況。違うのは相手と仲間と、逃げる必要はないということ。
一気に攻め込み、流れを掴め。それだけでこの闘いの勝利はこちらに引き込める。
転落してもがいてるリオレウス。アンキセスが頭を叩き斬って、俺が翼や胴体に斬り込む。
生物として種族が違うから意味がないが、数的有利は心に余裕をもらたしていた。これならいける、と。戦いの主導権は既にこちらのものだ。
-
217
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-16 22:24
ID:r9G/sj0k
[編集]
グラビモス乱入に3000点
-
218
名前:豚骨マグナム 破産太郎◆ESFHXILY
投稿日:2017-06-17 12:21
ID:iQKIBk/Q
[編集]
テキストクエストの皆さん今度狩りしませんか?
-
219
名前:時雨
投稿日:2017-06-17 13:03
ID:q7R/cE7M
[編集]
現在登場中のメンバー(ニャンターとオトモ除く、死亡者含む)の使用武器まとめてみる
これが抜けてるよーって言うのがあれば追加しておきます
あなた:片手剣、ライト、ヘビィ、狩猟笛、弓
ランドラット:ランス、ガンランス(兎氏のシナリオにて描写あり)
エリクシル:ライト
タクミ:大剣
ミーシャ:弓、ヘビィ(兎氏のシナリオにて描写あり)
クルトアイズ:ヘビィ
アンキセス:太刀、大剣
グローリア:太刀、片手剣
ニコラス:双剣
ツバメ:ハンマー
エドワード:ヘビィ
アリーチェ:ランス
ユウ:片手剣
サクラ:太刀
闇を喚ぶ黒猫(名前不明):双剣
夕刻の蝶(名前不明):ライト圧倒的ヘビィ率である
で、だれも使っていないのがスラアクとチャアク、そして虫棒か>>220 おうけい、追加しました
あと夕刻の蝶も追加 -
220
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-17 13:47
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>218
募集は募集板へどうぞ
>>219
確かランドラットくんにダメ出しした「闇を喚ぶ黒猫」とかいう人は双剣使ってたはず
────────
主導権はこちら。
そう思ったが、実は自信を持っては言えない現実がある。
リオレイアが捕獲出来たり、その後の準備に時間を使ったせいで、こちらの身体と精神がが既に緩みきっていた。
無論命を賭ける狩場に対して相応の緊張感は保ち続けているが、先ほどまでのように上手く動ける感覚はどこかへ霧散している。
気持ちを落ち着けて、ゼロから始める。再びあの感覚を取り戻すためにも。型を作って、また斬りかかった。起き上がりはしたが未だ眼を灼かれ苦しんでいるリオレウス。その懐に潜り込み、動かせる限りで身体全体を攻撃に使う。
スケイルソード、やはり今までに使ったどの剣よりも斬れ味がいい。肉を切る感覚にどこか快感すら覚えてしまう程だ。
一方では尻尾に向かい振り下ろされるアンキセスの竜骨剣。
いわゆる【アギト】に分類される系統のそれは丹念な強化により良好な斬れ味を得ている。
しかしスケイルソードは違う。
元より素材が、鋭い斬れ味になる性質を持っているようだ。強化をすればより鋭利で肉をより裂ける武器が出来るだろう。そんな感覚を噛み締めていると、ようやくリオレウスが視力を取り戻した。
あまりにコケにされたからか、その怒りはまさに怒髪、天を衝くような憤怒。そう感じられる。
が、俺と熟練のハンターによる集中攻撃によって奴はある程度傷ついていた。獅子の鬣の如き頭の甲殻は既に砕けている。
先ほど合流した際にアンキセスが攻撃していたこともある。おおよその山場は越えられたと考えていいだろう。もはや見下ろす王ではなく、同じ地面に降り立って対等に戦う生物。ここから先は厳しい戦いになりそうだ。
───────────
【判定】謎の乱入判定
超低確率、1か100で乱入
ダイス値→24
・現時点で特に乱入はなし
───────────
【選択】折り返し地点は過ぎただろう。これから先、どうやって攻める?
1.シビレ罠を使って相手を拘束してから攻撃を加える(誘導判定50、調合のため完全調合使用)
2.相手の猛攻が予想されるので慎重に立ち回る(70、イナシ・ガードによるダメコン有り)
3.流れはこちらにあるので果敢に攻めていく(35)
4.その他アイテム、戦術等の指定 -
221
名前:暇
投稿日:2017-06-17 14:51
ID:3mlJUZe.
[編集]
4.慎重にやってたらグラビモス来ちゃうだろうがこの田吾作があぁー!とか言いながらネコの如く爆弾抱えて突っ込んで❤(提案)
-
222
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-17 16:10
ID:r9G/sj0k
[編集]
>>221(世界情勢的に自爆は)まずいですよ!
-
223
名前:雷鳴◆CsYPR1/E
投稿日:2017-06-17 21:56
ID:iQKIBk/Q
[編集]
すぃません
狩りがしたかったものてま -
224
名前:雷鳴◆ESFHXILY
投稿日:2017-06-17 21:57
ID:iQKIBk/Q
[編集]
本当にすいませんでした
-
225
名前:暇
投稿日:2017-06-18 02:26
ID:3mlJUZe.
[編集]
使用武器まとめお疲れ様です。
斧2種と棒はなぁ…エキスやビンの理屈どうなってんねんって考えると食指が引っ込むんだよなぁ…。
一応操虫棍使うキャラクターならシナリオとセットでちょっと考えてたりはしてます。各キャラの使用武器まとめ見てたら真似したくなって強さ分けとかやってた(あらすじまとめ放ってわざわざ荒れそうな事する屑)
個人的な印象による格分けだけど多分大体みんなこんな感じに思っとるやろ(傲慢)TA勢級
クルトアイズ(公式書籍からのゲスト)
ーーーーギルドナイトの壁ーーーーー
ガチ勢級
ユウ(故人)
ーーーー才能の壁ーーーーーーーーー
強キャラ級
ミーシャ グローリア エド(別スレからのゲスト) アンキセス アリーチェ
中堅級
ランド りゅ~しか タクミ ツバメ ニコラス
ーーーー経験の壁ーーーーーーーーー
並ハン級
あなた サクラ(故人)
発展途上級
エリック
ーーーー性格の壁ーーーーーーーーー
か弱い乙女級
エリクシル ウドン -
226
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-19 19:27
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>225
ユウさんに関しては今は口が裂けても言えないとある事情から世界観的には最強格のハンターだったりします
あとエドさんは設定ほとんど向こうから持ってきたとはいえ、細部はこちら用に落とし込んでるので特別気にせずどうぞ
────────
ええい、そこそこには押したとはいえここで粘られると負けかねん!
ならば強引にでも、流れをこちらに引き寄せる!それしかあるまい!アイルーのように爆弾を担いで突撃でもしたかったが、人間用の大タル爆弾はそう簡単に持ち上げられるものではない。
であれば、咄嗟において起爆してやろう。
その時、リオレウスは飛び上がっていた。高度を上げて、アンキセスの方へ蹴りかかるつもりだ。
強靭な脚と毒爪によるキックがアンキセスへ一直線。
瞬間、アンキセスは絶対回避でそれを悠々と躱していた。大剣の刃を防具に押し当て、回避と同時に無理矢理研ぐ。
絶対回避の中でも、いわゆる臨戦という奴だ。
そこから俺の番だ。リオレウスの影に咄嗟に大タル爆弾を仕掛け、さっさと起爆するという手筈を無事に出来るか──
────────
【判定】爆弾の設置、起爆判定(爆風はイナシで強制回避)
判定値40
ダイス値→37
・爆弾1個を設置して起爆、リオレウスにダメージ【判定】リオレウスの落下判定
判定値は偶数を落下、奇数を非落下として判定。ただし70以上の非落下は反撃を喰らいダメージ
ダイス値→46
・爆風により飛んでいたリオレウスが落下してきた。
────────
──上手くいった。
見事に樽は設置でき、直後にそれが弾けた。爆風がリオレウスと俺を襲う。
俺はなんとイナシで爆風の熱波すら受け流してしまう。ラウンドフォースで同じことをやったことがあるが、その時と違って多少は熱い。
が、その擦り傷より手痛いダメージを受けたのは空の王者。
翼膜をズタボロに傷つけられ、再び地に墜ちた。またも地面でもがく醜態を狩人2人に晒す。
その醜態は、格好の的だ。アンキセスと共に攻撃の勢いを強める。やはり、流れはこちらのものになった。そりゃ当然だ。リオレウスがそのまま微睡んで意識を失ってしまったのだから。
「さっきの爆弾に関しては何をやってるかと思ったが……面白い発想だった。さて、メインイベントといくか?」
戦闘中は声をかけてこなかったアンキセスがリオレウスを起こさない程度に話しかけてくる。
彼の言うメインイベントとは、眠ったリオレウスに爆弾を仕掛け、一発花火を打つことだ。無論爆弾は残っている。
それぞれ2つずつ、火力の高い大タル爆弾【G】を雄火竜の眼前に配置していく。
王者の寝顔は巨大なタル4つに覆い隠された。無論それに爆弾が入っているなどとリオレウスは知らない。
そもそも寝ているから樽すら感知してない。
「着火は任せるぞ、花火師。」
合点だ。
そこら辺の石ころの中でも形の良いものを選定する。それを大タル爆弾の群れに投げ込み、衝撃で爆破させる。BOMB!!
Beautiful!!!!
思わず高らかに叫びそうになる、どデカイ花火が打ち上がった。いや、空に上がってはいない。地上で咲いた花火だ。
爆煙の中、その強い衝撃に起こされたリオレウスは── -
227
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-19 19:43
ID:wCC0YFSg
やったか!?(定番)
-
228
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-19 19:51
ID:B8nXzJ4E
[編集]
空の王者は、何とかその命を繋ぎ止めた。
しかしもはや生きているのが不思議なくらいに出血量が多くなっている。その瞬間、リオレウスが苦悶に満ちた声を上げる。のたうち回る火竜がいた場所には、その尻尾が落ちていた。
アンキセスの剣により叩き斬られた火竜の尻尾。いよいよ、奴は限界を迎えるようだ。
息も絶え絶えになりながら飛び上がり、巣に逃げ帰る王者。貫禄どころか間抜けさすら感じ、憐れみを覚えるほどには情けない姿だった。
────────
【判定】尻尾からの剥ぎ取り判定
ここで判定されるのは【逆鱗】【紅玉】の2種のみです。1〜3を紅玉、4〜11を逆鱗、その他は一般素材とします。
ダイス値→17
・一般的な素材が剥ぎ取れた。【判定】撃墜時の落し物
1、2を紅玉、3、4を逆鱗として上と同様に判定。
ダイス値→54
・一般的な(ry
────────
リオレウスの尻尾の剥ぎ取り、及び先ほど墜落した時にリオレウスから零れ落ちた何かを回収する。
特にめぼしいものではなく、単に質のいい鱗だった。ペイントボールの匂いが消えていたことを失念していると、アンキセスが巣はエリア8だということを教えてくれた。
調査隊の資料を予め読み込んでいたのだろう。そういう部分も見習わなければ。【選択】その後巣についたあなたたち。そこには眠っているリオレウス。どうする?
1.罠を使って捕獲する
2.アンキセスの渾身の一撃でそのまま倒してもらう -
229
名前:時雨
投稿日:2017-06-19 21:11
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>225
一応スラアク使用キャラは作成してはありますね
虫棒は回収したエキスをどうしたらハンターに吸収されるのか、チャアクはそもそも瓶が貯まる仕組みは?ってところですねぇ…
サクラは一応グローリアと同じくらいという設定です選択は2かな
アンキセスさんのいいとこ見てみたい -
230
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-19 22:07
ID:B8nXzJ4E
[編集]
とどめの一撃はアンキセスに任せよう。
捕獲してもいいのだが、このあと色々と金を使う用件が多いことから、些細なことでも倹約したくなったのだ。「了解した。念の為、バックアップの準備は頼むぞ。」
アンキセスはそういうが、そんなことをしたところで精々彼の気持ちを多少落ち着ける程度にしかならない。
彼は一思いに抜刀し、力を溜める。「──ぁぁぁああああ!!!!」
堅牢地神の雄叫びが、高高度の世界に木霊した。
その気迫を以って、刃が振り下ろされる。王者が俺たちの前に倒れ伏した。
ここ遺群嶺を闊歩していた夫妻は既に力尽き、覇権は一旦俺たちのところに回ってきた。
我々の勝利である。
────────
【判定】例によって頭破壊より逆鱗と紅玉の判定。
1〜4:紅玉
5〜10:逆鱗ダイス値→9
・火竜の逆鱗を入手した。
────────
・エリア3
帰還する前に、遺群嶺を少し探索したいとアンキセスに申し出ていた。
「構わんぞ、なんなら報告の類は俺が済ませておこう。」
そういえば調査隊の時に隊長エドワードの書類仕事もやってたか。お人好しなのか何なのか……
粗方素材収集も終わり、絶壁にも近い崖を何とかよじ登る。登る途中、音がした。
後ろから。正確には崖下であるが。
何者かが現れる、地面を弄る音だ。【選択】その音の方向を見てみる?
1.少しそちらを見てみる。
2.何も見ずさっさと登る。 -
231
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-19 22:17
ID:95z16as6
[編集]
1で
モンスターによってこの後の対処法も変わるだろうし -
232
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-19 23:13
ID:B8nXzJ4E
[編集]
不気味な音だった。おそらくは、目撃情報のあったグラビモスだろうか。恐る恐る、その方向に視線をやると──
鎧竜の顔。頭殻──とはいっても【ヤドにされた】もの──が眼下で蠢いていた。
覗かせる鎌。青き四本の脚。
間違いない。ヤツだ。
が、この鎌蟹は前に苦渋を飲まされたヤツとはまた違う、異様な空気を漂わせていた。
その答えを、一旦潜って再び出てくる鎌蟹の姿で知ることになる。──そのヤドは、確かに斬竜──
折り畳まれていた刃が展開され、かつて尻尾を研いでいた顎が今度はより鋭利な鎌蟹の爪を研ぐ。
ディノバルドの尻尾によく似た刃に磨き上げられ、その輝きが遠くの俺の眼を刺す。月明かりを跳ね返す鋭い尻尾── ──躊躇いが入る
──経験したことのないピンチ 赤く、紅く、研ぎ澄まされた刃──── 両断 鮮血 ──
戻ら
な
けれ
ばその瞬間、あなたの手は岩壁を保持する事を忘れた。
フラッシュバックに汚染された思考は理性を殺し、ただ恐怖で全てを覆い尽くす。
汗は噴き出し、胃液は上がり、視界は歪む。聴覚はありもしない雑音に塗れ、眼球は汗によく似た液体を滲ませる。
本能が命を守り着地だけはまともにするが、途轍もない吐気と眩暈で立ち上がることもままならない。
大地を踏みしめた音に気がつき、あなたを見据える鎌蟹。
自慢の岩竜の鎧さえ斬り裂かんとする鋭利な刃。いよいよ脳が処理しきれない。「────ってる!こっちだ!」
熟練の戦士の声に、俺の正気は呼び起こされた。
堅牢地神に腕を引かれ、無理矢理に岩壁を摑まされる。そしてそのまま催促される。早く登れと。
精神を、理性を取り戻した俺は汗に侵された手のまま、必死になって崖を登った。あの恐怖の象徴を、二度と振り返ることなく。エリア2に着いて、アンキセスに話を聞かれた。
ショウグンギザミやディノバルドとの因縁とトラウマ。それを誇張させるほどに異形の存在であったあの個体。
それらに呑み込まれた自分の情けなさ。全てをアンキセスに告白した。失望されても構わないと。
「……正直、俺もあいつを見た時戦慄した。追いつかれたら終わりだと確信したさ。俺だって、今も怖い。」
アンキセスが吐露したのは、意外にも同調の言葉。
「精神を強く保て。心を強くしたいという意志を持ち続けろ。弱さに呑み込まれないくらいにはな。」精神を強く。
ブレイヴ、勇気を持つことはできたが、俺の精神を研ぎ澄ますにはまだ足りない──クエスト「天空に舞う火竜達」CLEAR!!
-
233
名前:老練の兵、立つ@蟹
投稿日:2017-06-19 23:42
ID:B8nXzJ4E
[編集]
遺群嶺に取り残されていた調査隊は、護衛として参加したツバメを含む救助隊によって救出された。
アンキセスはまさか、ここまで考えてツバメを置いていったのだろうか。
後でツバメに、鎌蟹を見なかったかと聞いたが「あのお下劣な甲殻種など見てないぞ」と一蹴された。
あれは幻だったのか──願わくば、そうあって欲しいしそうあって欲しくない。この任務の後、俺は龍識船直属の任を一旦解かれた。
しばらくはツバメやアンキセス、あるいは別のメンバーが俺の後を引き継ぐことになっている。
あの後アンキセスには「見た目は多少ユウに似てはいるが、中身は大分違う」と言われてしまった。
が、失望したわけではなく「むしろ違ってくれてよかった。久し振りに人と狩る楽しみを感じた気がする」と続き、礼まで言われた。
確実に、初対面の時よりも表情の柔らかいアンキセス。今度はぜひ、他の仲間とも一緒にクエストに行きたいところだ。「バーンエッジの補修ならもう仕上がってる。が、こいつの強化はまだ保留してあるぜ。いくつか種類があるからな!」
加工屋の漢が言うには、そのまま強化する他にも
・逆鱗を使用して熱量を引き上げた【コロナ】
・鎧竜の素材を使って違うアプローチで強化する【フレイムサイフォス】
といった強化方法があるらしい。
それに加えて、エドワードから託された設計図のボウガン、アルバレッドもこの火竜の素材から生産できるそうだ。
俺が強化の方向を伝えると加工屋は必要な素材をまとめて、ベルナの加工屋に直送することにしてくれた。
下に着いたらすぐに取り掛かってくれるだろう。
これが、金を使う用件の正体である。帰還の飛行船の中で一眠り。
夢の中では、見たこともないハンターが戦っている。金の盾と銀の剣を手に、巨大な何者かと対峙するハンター。
その黒っぽい相手を見上げようとした所で目が醒めてしまう。
──ユウ・カミナ。金の盾と銀の剣を駆り──……まさか。もう一睡したら今度はあの鎌蟹を夢に見そうなので、やめておいた。
Scenario28〜老練の兵、立つ〜 Complete!!
〜result〜
・火竜の上位素材、雌火竜の上位素材を獲得。
・勲章【汗まみれのインナー】を獲得。(特殊な鎌蟹と遭遇した証。新たな因縁の幕開け。)
・称号「煌竜」「老兵」「説得」を獲得。(アンキセスと狩りに赴いた)
・武器「アルバレッド」を生産。・【選択】バーンエッジをどう強化するか選択しよう。
1.バーンエッジのまま強化
2.コロナへ派生強化
3.フレイムサイフォスへの派生のため、強化を保留 -
234
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-20 07:06
ID:bGONdN8g
[編集]
か弱い乙女級で草
じゃあ選択は2で -
235
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-20 07:12
ID:s7zu4u02
[編集]
一旦帰還するのね
というか、鎧裂かー…。確かに主人公にとっては因縁ある2頭が合わさったモンスターですね -
236
名前:蟹
投稿日:2017-06-20 20:14
ID:B8nXzJ4E
[編集]
・バーンエッジを「コロナ」に強化しました。
というわけでなんとか終わりました。
中の人がライブに行ったり体調が優れなかったりソシャゲ始めたりで長期間になってしまった……
おおよそ自己満足シナリオですがご容赦ください・堅牢地神アンキセス
これはもう単純にオウガバトル64の主人公の父から名前と二つ名のみ拝借しました
設定は置き去りです。(中の人は同作のドラグーンっぽい見た目装備とか作りました)・鎧裂との遭遇
グラビモスの報告は鎌蟹の誤認。イベント自体は予め想定していました。
実は裏でダイス判定していたのですが、単に二分の一、1d100でやったら失敗側になり……
成功してたらそのまま崖を登ってアンキセスと合流してます。
トラウマ要素の重なった相手ですし、そもそも本来はG級個体……ガタガタになるのも無理はない。
実はグラビモスとの戦闘シナリオにしようとした名残でもあります。・夫婦戦
既に戦ったことのある相手なので合流時の脅威を描こうとしましたが、最初の確定合流以外してくれなかった……
アンキセスの装備が上質なので比較的戦闘は短めですし彼に関しては今回行動全成功の謎補正を入れてます。
爆弾特攻はさすがに処理に苦悩しました・ユウ・カミナ
名前に関しては二つのオマージュ元がありますが片方だけ紹介。
ガンダム外伝ブルーディスティニーの「ユウ・カジマ」さん。ユウ=you=あなたという部分を主に貰ってます。
そのうちあなたには天と地の怒り行ってもらわにゃ……以上、簡単な後書きをもってシナリオ締めさせていただきたいと思います
-
237
名前:時雨
投稿日:2017-06-20 20:29
ID:URs4CvkY
[編集]
蟹氏お疲れ様です
鎧裂…主人公にとってのトラウマの複合体ですなぁ
あと、遺群嶺からの帰還シナリオが音を立てて壊れましたわー…>>238
書いていたのは龍識船からベルナ村への帰還シナリオ、前々から言っていた遺群嶺でのシナリオが2つ3つ経過したら出そうとしてたやつです
遺群嶺の調査がある程度片付いたから一度帰還し報告するー、みたいな感じですはい>>236
了解ですよー
とりあえず誰かがシナリオ書くまで待機かな -
238
名前:兎
投稿日:2017-06-21 07:28
ID:9PGhLqxM
[編集]
蟹氏執筆お疲れ様でしたー、まさかグラビモスではなくそっちだったとは、今かち合ったら即キャンプ送りでしょうねぇ……
そしてあれ、帰還って龍識船へなのかベルナ村へなのか……どちらかによって今構成してるシナリオが書けるかどうかが決まりますw
龍識船へ帰還なら時雨氏に書いてもらったあと自分になりますかねぇ、細部の整えに入らなければ……>>239
どうぞどうぞどうぞ(だちょう倶楽部風に -
239
名前:千壱
投稿日:2017-06-21 17:11
ID:GQjChB.k
[編集]
蟹氏、シナリオ28お疲れ様でした。
アンキセスさんの圧倒的ベテラン感…渋くて良かったです…さて、丁度村帰還後のシナリオを書いていた所だったのですが…
進行役をやりたいという方が他に居なければ、引き受けたいと思います。 -
240
名前:時雨
投稿日:2017-06-21 19:16
ID:dBGktbHQ
[編集]
>>239
どうぞやっちゃってくだせぇ
千壱氏のシナリオっていつ以来でしたっけ? -
241
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-21 21:13
ID:GQjChB.k
[編集]
>>240
執筆はシナリオ19のガムート戦以来ですね。
ニコラス回収シナリオは執筆中ですが、後々上げる予定です。
scenario29 狩場揺るがす戦姫の重斧窓の外から高原の匂いを連れてくる風。雲羊鹿が時折鳴らす懐かしい鈴の音。空の青さを僅かに感じさせる光と影。
やはりこの村は居心地が良い。このまま、全身の力を抜いていたいと思うほどに。
「旦ニャ様、起きてくださいニャ。シーツを干したいのですニャ……」ルームサービスのシルビアが、布団越しに俺をさする。肉球による小さな訴えは、残念ながら俺には気の利いた按摩程度の効果しか与えられない。適当に呻き声を出し、布団の両端を掴んで丸く縮こまる。
起きてと言われても、布団の中の俺は別に眠ってなどいなかった。むしろ、考え事をしていたために頭は冴えている方だ。……遺群嶺で見た奇怪な鎌蟹。色を失っていても、焔のように立ち上がった角と醒めるような青に染まった牙を見れば、その背に負われているものが斬竜の頭殻だということは瞭然だった。
かつて火山にて、俺の五体を斬り裂いたショウグンギザミ。かつて古代林にて、幾たびもの邂逅を繰り返したディノバルド。自身の心的外傷が作り出した幻夢が、そのまま意思を持って動き出したとも思えるような、現実離れした光景が広がっていた。
奴が振り上げた、月光を跳ね返すほどに研ぎ澄まされた刃のイメージが、火傷のように脳裏にこびりついている。七支刀のごとき爪が鎧を撫で、貫通し、骨肉を切らんとするところまで想像し、恐怖のあまりそれを振り払う。そしてまた思い描いては頭を振る。それを何十回と繰り返す。
……いつかは、奴と本気でぶつかり合わなければならない。そう考えると、己の非力さを思い知らされるようで、嫌だった。
狩人としての矜持を守ることもせず、ただただ現実を忘れたいがために、俺はこんな布に包まっていた。 -
242
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-21 21:24
ID:GQjChB.k
[編集]
「おはよう。ちょっと邪魔するよ」
不意に、玄関の方から声がした。布団から首だけ出して見やると、テツカブラの防具に身を包んだ青年が部屋の様子を伺うようにして入ってくるところだった。タクミだ。
「また布団被ったままなのかい? 相変わらずのご様子で安心するよ」クンチュウのように丸まった俺を一目見るなり、彼はそんなことを口走る。ちょっとばかり悔しさが募る。
シルビアが椅子を出し、ゼンマイ茶を淹れ始める。俺はベッドから起き上がり、タクミの正面に座る。「しかし、戻って来たと思ったら、未知の古龍との遭遇があったなんてね。流石に僕のせいじゃないと信じたいけど……」俺が腰を下ろすなり、タクミが口を開いた。彼も、遺群嶺での出来事を耳にしたようだ。
俺が出逢った古龍は、天彗龍バルファルクと呼ばれるモンスターだった。遺群嶺脱出劇の後に、ハイメル隊長にそう教えてもらった。
現在、バルファルクは遺群嶺調査にあたっての最大の脅威と見做され、奴の"制空権"を割り出すことが最優先事項とされている。
調査隊に何かしらの不都合が発生してもすぐにバックアップが取れるように、ということで交代制が採用され、今は俺が抜けて他のメンバーが任務に当たっている。
交代制であることを知らされていなかったためか、帰ってきた時はみな狩りに出払っており、俺を出迎える仲間はほとんど居なかった。唯一残っていたのがタクミだったのだ。寂しさもあったが、仕方のないことだ。
「それで、今は仕事が無くて暇なんだろう? だったら狩りにでも行かない?」タクミが快活な声で言う。狩猟に同行できる仲間がいなかったので、彼も退屈だったのだろう。「ご、ご主人様! 狩りに行くなら、ぼ、僕も連れて行って欲しいですニャ!」背後から、高い声が聞こえてくる。
見ると、家の裏口からオトモアイルーのウドンが入ってきていた。彼女のすぐ隣には、エリックの姿もある。
「僕の華麗な指導と雪山での狩猟によって、ウドンはオトモとして一回り成長したニャ。それを確実なものにするために、今回はウドン一匹でオトモをしてもらうニャ」
「い、遺群嶺ではあまりお役に立てなかったから、どうしても頑張りたいのですニャ。ご主人と一緒に、モンスターを狩ってみたいのですニャ!」
ウドンが勇ましく掛け声をあげる。腕を振り上げた反動で、ギアノス製の頭防具が少しずれる。
「……連れて行ったらどうだい?」にこやかな表情で、タクミもこちらを向いた。
オトモの二匹はバルファルクからの逃走の際に傷を負って疲弊していたため、安静のために先に村に帰していたはずだった。だが、いつの間にかりゅ〜しかと雪山に遊びに行っており、ほぼ無許可に近い形でウルクスス、それも二つ名の個体を討伐していた。
しかし、勝手なことしやがって、と責めることよりも、俺はオトモが知らぬ間に成長していることに驚きを感じていた。
俺は、よろしく頼むぞ、とウドンに声をかけた。ウドンは飛び上がって礼を言い、エリックも腕を組んで頷いている。 -
243
名前:時雨
投稿日:2017-06-21 21:27
ID:nWJ.0j86
[編集]
タクミくんそろそろ防具新調せなあかんな…
-
244
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-21 21:50
ID:GQjChB.k
[編集]
「さて、肝心のクエストだけど、こんなのがあるんだ」
タクミが見せてきたのは、重甲虫ゲネル・セルタスの狩猟依頼書だった。
女帝とも呼ばれる甲虫種の大型モンスター。名前だけは、原生林のゴア・マガラを調査した際に聞いたことがある。何の因果か、今回の狩猟地も原生林のようだ。依頼内容の方は重甲虫を煮るだの食べるだのと書いてあって、とても想像したくないものだが。
「セルタス種から作られる装備は龍に強い性質を持つらしいから、ぴったりなんじゃないかと思って」
「なかなか良い判断をするのニャ。華麗ニャ」
「ゲネル・セルタス、どんな相手ニャんでしょう……」
タクミに続いて、ネコ二匹も依頼書を覗いて興味を示す。
なるほど、龍に耐性を持つ防具か。セルタス種からは水の属性を有する武器が作れるとも聞く。挑む価値は十分あるかも知れない。
俺は半ば身を乗り出して、是非行こうと伝えた。タクミは合点とばかりに羊皮紙を丸め、ウドンは帽子を被り直している。
……未開に挑む勇気を、少しでも強くしたい。俺は決意を剣にして握るように、ぐっと拳を結んだ。〈選択〉
狩猟済みモンスター素材から、武器・防具を指定してください。下記のものから選ばなくても結構です。今までに手にした装備(参考までに)
[狩猟笛]ベルダーホルン、ギアノスバルーン、メタルバグパイプ、シャミセン【烏】
[片手剣]フルレイザー、フロストエッジ、スケイルソード、コロナ、(ヒーローブレイド、さびた片手剣)
[軽弩]ヒドゥンゲイズ
[重弩]アルバレスト、46式潜伏重砲 、アルバレッド
[弓]ベルダーボウ、スキュラフィスト[剣士防具]ベルダー、フルフル、レウス、ゼクス、バサル
[ガンナー防具]ベルダー、バトル、ナルガ
ここまでは推敲済みだったので連投。
この先から更新ペースが遅くなるかもしれません。ご了承ください。
あと2連続で名前欄書き忘れるという失態。お許しください。 -
245
名前:蟹
投稿日:2017-06-21 22:01
ID:B8nXzJ4E
[編集]
よっしゃ適当に見繕ったろ
武器はアルバレッド
防具はレイア上位素材よりレイアSのガンナー装備を調達 -
246
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-21 22:57
ID:gF52aZI.
[編集]
推敲されてるだけあっていい文章ですな
ペースよりも身心の健康に気を付けつつこのクオリティを維持しながら毎秒投稿しろ(読者の鑑のふりした屑) -
247
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-22 04:21
ID:t.bFZX06
[編集]
蟹さん、執筆お疲れ様でした
千壱さん、あなたの心的描写がリアリティーを増して良かったです
この先も楽しみです、よろしくお願いいたします -
248
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-22 13:45
ID:GQjChB.k
[編集]
数々のコメントありがとうございます。リアルの方が少し忙しいですが、最善を尽くします。
----------------------------------------俺は武器庫からアルバレッドを取り出し、光に当ててしばし眺めた。
エドワードから貰った設計図を元に、火竜の素材で拵えた真紅の重弩。まだ傷はおろか、埃の一つも付いていない。銃身が跳ね返す暁光のような赤が、他にはない特別感を漂わせている。
火炎弾を扱えるため、今回の狩猟に適している一丁だろう。
そして身に纏うは、陸の女王たる雌火竜の防具。使用者の基礎体力を増強し、癒しの力も持つという、防御に特化した性能を有する。
赤竜の重弩と緑竜の鎧。目にも鮮やかな取り合わせであり、一体感すらも覚える。「旦ニャ様、お茶が出来ましたのニャ! …ニャ? もうお出かけですニャ?」忘れかけていた頃に、シルビアが茶盆を持って来た。
しかし既にタクミは外に出ており、俺も玄関の石壁に手をかけているところだった。ウドンは猫舌ゆえに、熱い茶は飲めないという。
勿体無いので、タクミとウドンの分までゼンマイ茶を一気に飲み干す。……苦いだけで、あまりパッとしない味だ。これでは、10人に1人くらいしか美味いと言わないのではないだろうか。〜龍歴院集会所〜
「風の集まる場所」と例えられる通り、集会所には高原の澄んだ空気が流れていた。武器を携え狩場に赴く者、狩猟達成の祝杯をあげる者、疲労困憊し地べたに身を投げ出す者、全ての者に等しく吹く風だ。
この集会所に来るのもいつ以来だろうか。正確には、龍識船から降りてきた時に通ってはいるのだが、ここでクエストを受けるのは久しぶりだったはずだ。
そんな感慨に浸っていると、先に来ていたタクミがこちらに駆け寄ってきた。
「ごめん。今回のクエストだけど、君が受けてくれないかな? ……このタイミングで、財布を落としちゃって。参ったな、どこに置いてきたんだろう」
「ニャンて運の無い方ですニャ……」ウドンが口を挟む。
「僕だって望んで幸運を手放してるわけじゃないよ……。それじゃ、悪いけどよろしく」
タクミはそう言うなり、準備エリアの方へ走って行った。運の無さを理由にして、クエストの契約金を立て替えて貰おうとしているのではないか、とも勘繰ってしまう。
とりあえず言われた通りに、クエストカウンターへ向かい、受注の手続きをしてもらう。受付嬢の柔らかな笑顔を見るのも久しぶりだった。 -
249
名前:帽子屋
投稿日:2017-06-22 18:49
ID:62rMsJHo
[編集]
なんかここ最近ピリピリした状況が続いてたから、こういうほのぼのした感じいいな…
ゴマ油さん……ウイルスの残りで狂竜化とかないかな?(無茶振りあとシルビアかわいい
-
250
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-23 20:52
ID:GQjChB.k
[編集]
タクミを待つまでの間、俺はウドンから雪山での出来事について聞いた。話に尾鰭はひれが付くエリックやりゅ〜しかと異なり、ウドンはありのままを話してくれた。
「……さっきから、あの人は何をしてるんでしょうニャ」
だいぶ話し終えたところで、ウドンがカウンターの隣に目を移した。誘われるようにそちらを見やると、クエストボードの前に立つ人影が目に入った。クエストを吟味しているようには見えず、ただ呆然と立ち尽くしているだけのようだ。
そう言えば、俺が集会所に着いた時から、ずっとクエストボードの前に人が立っていた気がする。
あんなところに立たれては、他人の迷惑になりかねない。集会所の利用方が分からない新米ハンターかもしれないと思い、声をかけてみることにした。
クエストボードの前に立つハンターは、毒怪鳥素材の盾斧を背負っており、女性用のガムート防具に身を包んでいる。やはり、掲示板より手前の一点をじっと見つめたままで、依頼文を読んでいるようにはとても見えない。
俺が声をかけると、印象的な縹色の髪が揺れた。「……? ……ごきげんよう。」ガムート装備の彼女は、目の前に現れた見知らぬ者に、首を傾げながらも深々と挨拶をした。どことなく、育ちの良さは感じられる。
もしかして新人さんかな、と言い終わる直前で、俺は彼女の防具を見て閉口した。
あしらわれた一本一本の毛は太く、甲殻の質もまるで違っている。素材の秘めた氷の力が、今にも溢れ出しそうな程だ。
上位防具の、ガムートSシリーズ。ということは、この女性は上位の狩人だ。
そして、防具の質に感嘆すると同時に、上位のハンターを新米と勘違いしたことへの自責の念が浮かび上がる。我ながら、早計だった。
すぐさまその場を取り繕おうと、言葉を濁す。そうしていると、突然、ガムート装備のハンターが視界から消えた。「かわいい……」
彼女はしゃがみこんで、俺の隣にいたウドンの顔を覗き込んでいた。人見知りが発動したらしく、ウドンは咄嗟に俺の後ろに隠れる。
すると、ガムート装備の彼女は腕を伸ばし、ウドンを捕まえてその胸に抱き上げた。
「ニャ〜ッ! く、苦しいですニャ、旦ニャ様、助けてくださいニャ!」
ウドンの悲痛な叫びとは対照的に、例の上位ハンターは満面の笑みでウドンを締め上げ……もとい抱きしめている。どうやら新米と間違われたことは、気にも留めていないようだ。 -
251
名前:時雨
投稿日:2017-06-23 21:35
ID:nWJ.0j86
[編集]
わお、また女性キャラや
そしてチャアク使いきたか
縹色って薄い藍色か、何気銀髪以外のキャラって二人目か?>>252 ウドンちゃんは女の子だから百合ですね!
>>254 いたいた、懐かしい
なぁ
-
252
名前:蟹
投稿日:2017-06-23 22:17
ID:B8nXzJ4E
[編集]
寒冷地で彼女とクエストへ
↓
ウドンが寒がる
↓
ここぞとばかりにガムート装備の懐へ引き込む完璧な構図
>>251 >>254
自警団に行ったココットのハンター「よう」
ポッケ村ツンデレ「一番有名なのはアタイなんだからね!フーンだ!」 -
253
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-24 00:27
ID:13/lEJHI
[編集]
はにゃ~!!
-
254
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-24 04:27
ID:mnN71Pqo
[編集]
ずっとクエストボードの前に人が立っていた気がする。 あんなところに立たれては、他人の迷惑になりかねない。
普段は温泉街でハッハッハッハーとか言ってそう
-
255
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-24 16:59
ID:GQjChB.k
[編集]
>>251>>252>>254
きっと出身地でも彼女はそんなポジションに就いていたんでしょう……(白目)
----------------------------------------
「お待たせ。あれ、知り合いの誰か?」
準備エリアから戻ってきたタクミは、公然で堂々と猫にしがみつくハンターに目を丸くした。
俺は首を横に振る。タクミは俺の応答から、目の前で起きていることが異様な事態だと察したらしく、眉に皺を寄せた。
「だっ、旦ニャ様〜ッ!」ウドンの声が一際歪んで聞こえる。このままではガララアジャラよろしく絞殺しかねないので、彼女から無理矢理ウドンを引き剥がす。
「あたしも……猫、ほしい……」覇気の無い声で、ウドンを奪われた女性ハンターが呟く。
「だからって他人のをとるのは良くないよ。ネコバァさんに会いに行ったら?」呼吸を荒らげるウドンを介抱しながら、タクミが呆れた様子で口を開く。
「なぜか雇わせてくれないの……、こんなに好きなのに……」
彼女は腕に残った温もりを今一度感じようと、虚空を抱きしめる。
上位ハンターになってもネコバァの信用を得られていないのは不可解と言えば不可解だ。まあオトモにとっては常に絞め殺される恐怖と戦わなければならないため、雇わせてもらえなくても仕方ないだろう。
「ところで君、僕が集会所に来た時からずっとそこに立ってるけど、どうしたの?」
タクミが尋ねる。どうやら、彼もクエストボード前に佇む彼女の存在に気づいていたようだ。巨獣の防具にチャージアックスというボリュームのある出で立ちのため、目に留まるのも当然ではあるが。
「船が……行っちゃって……」
そう言って彼女は一枚の紙切れを取り出す。何かの公文書であることは一目で判ったが、本文を読み進めるうちに背筋が強張る感覚がした。"貴女を遺群嶺調査隊の一員に任命し、龍識船への搭乗権を認める。バルバレギルドマスター"
「これって、遺群嶺調査隊の認定証じゃないか! しかもバルバレギルドのお墨付きの。君、名前は?」
「え……? リィ、です……」
タクミは俺に対し、知ってるか? と目で訊いてくる。俺は首を振って否定する。まさか、このぼんやりとした少女が調査隊のメンバーだったとは。
「何てこった、調査隊を交代するはずのハンターがこんな所に居たなんて。君……リィ? 今からでも間に合うと思うから、操舵士に頼んで龍識船に連れて行って貰うんだ」
この一人の猫好きのために、調査隊の仕事が滞るなどたまったものではない。タクミの忠告に続いて、俺は龍識船の発着場の在り処を指し示す。
「ここにいくの……?」
リィと名乗るハンターは、戸惑いを露わにし、何度かウドンの方に目を遣りながらも、最終的には発着場の方へと歩みを進めていった。バルバレの仕切り役は、何を以って彼女を推薦したのだろうか。
「調査隊の方が不安だけど、今はこっちのクエストをこなすことを考えよう」
「もうあの人には会いたくないですニャ〜……」
肩をすくめるタクミと震え上がるウドン。どこかにしこりのようなものを感じながらも、俺達二人と一匹は龍歴院の集会所を後にした。 -
256
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-25 05:04
ID:13/lEJHI
[編集]
ウドンちゃんに嫌われちった
-
257
名前:暇
投稿日:2017-06-25 11:03
ID:WT5SpP2c
[編集]
無口系不思議ちゃんかな?登場人物がどんどん個性的になって行きますね。
実際のオン環境でも男3:女6:猫1くらいの人口比なんだからこれからもどんどん女ハンター追加しろ!(暴論) -
258
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-25 11:14
ID:GQjChB.k
[編集]
クエスト「再度の晩餐?」
メインターゲット:ゲネル・セルタス一匹の狩猟
失敗条件:報酬金ゼロ(3乙)、タイムアップ
紅色の花弁が、静かな湧水の上に口づけするように舞い降りては波紋をつくる。骨の上に生い茂った苔や蔓の緑と対照的なその色は、丁度、自分が身に纏っている重砲と防具を思わせる。
伝承のゴア・マガラと初めて邂逅したのもこのエリア3だった。撒き散らされた黒紫の瘴気はもはやどこにも見受けられず、今は数匹の垂皮竜が穏やかに水草を食んでいるのみである。
俺は背中の武器に手を伸ばし、展開すると共にコッキングレバーを引く。複雑な機械音がし、伝統的な機構を採用しているのだと感じ取る。今回のスタイルはブシドー、この重弩を託してくれたバリスタエドと同じ狩猟法だ。
ふと、崖の上から嗅ぎ慣れた臭気が漂ってくる。運が無いのか悪いのか、タクミが狩猟対象のモンスターと鉢合わせ、ペイントボールを投げたようだ。「ニ″ャ〜ッ!」
匂いの元であるエリア5に向かおうとしていると、風船を潰したような荒れ声が背後に響いた。嫌な予感を察知し即座に振り返ると、腕の中でじたばたともがくウドンと……落花の中で白猫を抱えて幸せそうな顔をしたリィの姿があった。
急いでウドンを救出し、どうしてここにいるのだとリィを問い詰める。集会所を出た時はおろか、行きがけの飛行船の中ですら気配の一つも感じなかった。本当にいつの間に着いてきたのだろうか。
「この子に……会いたくて……」彼女は暖かみに満ちた目でウドンを眺める。当のウドンは、リィからそっと視線を逸らしているが。
調査隊の仕事があるんだから、すぐギルドに帰還申請を出すべきだと伝えたが、彼女は聞く耳を持たなかった。
「重甲虫は……狩ったことあるから……大丈夫……」活力の感じられない声で、リィは強く主張する。「早く終わらせれば……猫ちゃんと遊べる……」
俺はふと思考を巡らせた。不安な部分はあるが、いや正確には不安しかないのだが、仮にも調査隊に選ばれるほどのハンターであるし、狩猟経験者というなら信頼してみる価値は無いわけではない。実力は未知数であるが、こう見えて腕は確かかもしれない。
ひとまず、俺はリィの同行を見逃すことにした。
ウドンを地中に潜らせて、リィと共に崖上を目指す。虫の羽音と大剣の斬撃音が、蔦の向こうから僅かに聞こえる。「遅かったじゃないか。こっちはずっと二対一で……って、リィ! 何でここに!?」
徹甲虫の突撃を躱しながら、こちらの到着を確認したタクミがそう叫ぶ。まあ、予想通りの反応だ。
エリア5では、雌に誘われたと思しきアルセルタスがタクミを執拗に追い回しており、ゲネル・セルタスはそれを遠目に見つつ口内に水滴を集めていた。エリアの端では、ゲネポスがニ、三匹身を寄せて吠えている。
「加勢します……」
リィは素早く剣と盾を抜き、重甲虫に斬りかかった。体勢を低くし、盾に身を隠しながら攻撃を受け止める形で懐に飛び込む。なるほど、彼女はストライカースタイルか。
「こ、怖い顔のモンスターですニャ……」
ウドンが地面から飛び出し、ゲネル・セルタスを一目見て怯む。
説明は後だとタクミに伝え、俺はアルバレッドを展開してモンスターとの間合いを測る。タクミは、納得はできないが理解はした、という様子で、徹甲虫の動きを見つつこちらに加わる隙を伺っている。さて、どのように動こうか。
1. 重甲虫に弾を撃ち込み、リィと共に攻め立てる
2. 徹甲虫を攻撃し、タクミが動きやすいようサポートする
3. モンスターの攻撃をジャスト回避し、パワーリロードを狙う
4. その他
あなたのスタイルはブシドー、狩技はまだ使えないので未定です。弾種は特に指定が無ければ、火炎弾ということにします。
タクミはエリアルスタイルにゴーレムブレイドといつも通りです。 -
259
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-25 11:19
ID:GQjChB.k
[編集]
簡易版キャラシート
脱力戦姫「リィ」
性別:女 年齢:18 武器:ポイジングティア 防具:ガムートSシリーズバルバレから訪れた若年のハンター。縹色の髪が特徴。
覇気の無いのんびりとした口調で喋る。可愛いものに目がないようだ。
そうは見えないが歴とした上位ハンター。その実力は未知数だが……?
愛用武器はチャージアックス。 -
260
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-25 11:28
ID:.HHjG5CY
[編集]
4.閃光玉で2匹共々動きを止めて攻勢に出る
閃光玉の主目的はアルセルタスの墜落狙い
リィと自分でゲネル、タクミとウドンでアルセルタス(必要とあらばゲネポス)を攻撃かな -
261
名前:時雨
投稿日:2017-06-25 11:34
ID:nWJ.0j86
[編集]
リィちゃんもしかして出てきたキャラの中で最年少かな?
グローリアが25歳でツバメが24歳という設定>>262
そもそもあの世界には学校ってあるのかな?
ハンター育成所みたいのはあるとは思うけど -
262
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-25 14:17
ID:GQjChB.k
[編集]
>>261
リィちゃんは世界観的にも珍しい10代ハンターですね(大辞典wiki情報)。モンハン界の成人が何歳からなのか分からないので、お酒が飲めるかは不明ですが…※今回はダイスロールの結果を隠しています。ご了承ください。
スコープを覗き込み、重甲虫と徹甲虫、どちらを撃つべきか見定める。しかし、アルセルタスは突進に次ぐ突進で一箇所に留まっておらず、ゲネル・セルタスの方も暴れており、リィを撃ち抜いてしまう危険性があった。
俺はアルバレッドを畳み、ポーチから閃光玉を取り出して皆に注意を呼びかける。手を振って応じるタクミ。おどおどしながらも答えるウドン。おもむろにガードの体勢を取るリィ。
放物線を描いて飛んだ小球は、一瞬の沈黙の後に宙で割れ、そこから光の波を増幅していく。目を開くと、そこには何食わぬ顔で戦闘を続けるニ匹の甲虫の姿があった。その複眼には、先程の烈光は届いていなかったらしい。
薄羽を震わせて、鉄砲玉のように縦横無尽に狩場を切り裂くアルセルタス。何とかして、あいつだけでも地に落としたい。
俺は徹甲虫の方に狙いを変え、そちらに向かって二つ目の閃光玉を投げつけた。
暗闇の向こうで乱れた羽音が聞こえ、続けざまに地面を打ち付ける衝撃がこちらに伝わる。再び視界を確保すると、平衡感覚を失ったアルセルタスが黄土色の地べたに転がっていた。重甲虫の方には効いていなかったようだが、何度も閃光玉を投げては皆に迷惑だし、あまり時間もかけていられない。
ウドンにタクミの後ろ盾を任せ、俺はゲネル・セルタスに火炎弾を撃ち込み、リィの動きに注意しながら援護する。
リィは攻撃の当たりやすい脚の甲殻を重点的に攻め、「剣撃」と呼ばれる力をビンに蓄えているようだ。モンスターを斬りつけて吹き出した体液を剣へと回収し、ビンの内部に塗られた薬品と反応させてエネルギーとする。その剣撃エネルギーを斧に移し、属性解放によって増強させて一気に放つ。これがチャージアックスの主な戦い方だ。
彼女は十分にエネルギーが溜まり、赤くなった剣身を盾に差し込んでいる。斧の両刃が広がり、空のビンが排莢される。
「捕まえたよ、こっちは任せてくれ!」
後方から、タクミの雄叫びが耳を突く。見ると、彼は徹甲虫の背に陣取り、攻防を繰り広げている。その横では、ウドンがブーメランを投擲しサポートしている。あちらはあのままでも問題無さそうだ。
「属性強化って……どうするんでしたっけ……」
前方では、リィが何やら不穏な一言を放っている。彼女は数秒の間ぼーっとしていたが、最終的には自己解決したようで、エネルギーを盾に纏わせることに成功した。俺は引き金を引きながら、リィを信用して良かったのだろうかと自問自答し始める。雄が撃墜させられ、動きを封じられたことに痺れを切らしたのか、ゲネル・セルタスが突然明後日の方向に歩き始めた。エリア移動をする気だ。
遠ざかっていく重甲虫の影に向かって、ひたすら火炎弾を撃ち続ける。リィも、突進斬りで距離を詰めながら追いかけていく。
タクミの方はというと、既にアルセルタスからダウンを取っており、その大振りな角を木っ端微塵にしていた。途中でゲネポスがしゃしゃり出てこないかと心配していたのだが、それは杞憂に終わった。
重甲虫が柱のような脚で大地に穴を開け、潜っていく。ダウンから復帰した徹甲虫が、翅を開いて雌の後を追う。狩場は、束の間の静寂に包まれた。 -
263
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-26 17:16
ID:GQjChB.k
[編集]
うーむ、世界観の考察が甘いのか……精進せねば……
----------------------------------------「それじゃあ、なんで君がいるのか聞こうじゃないか」全員がエリアの境界に集まったところで、タクミがリィに向き直り、問いかける。
「猫ちゃんに……会いたくって……」
彼女は悪怯れる様子もなく答えた。その顔には、微笑すらも浮かんでいる。
タクミは真顔で、俺と目を合わせる。しかし、俺の顔面に納得できる答えが書いてある筈もなく、俺が肩を竦めると溜め息を吐いた。
「戦ってる姿も……可愛かった……」
リィがふらりとウドンの方に近づいたので、俺は先にウドンを抱え上げて彼女の拘束攻撃から守る。
「君、調査隊の方は良いのかい? 僕達のクエストを手伝うより、そっちの方を優先するべきだと思うよ?」
「お船には……人がいっぱい乗ってたから……大丈夫……」
「その大勢の人が君を待ってるんだよ? 今からでも、クエストをリタイアした方が……」
言葉に熱が入ってきたので、タクミの肩を叩いてその口を止める。俺がかぶりを振ると、彼は頭を掻いてから肩をすとんと落とした。
「こうなったら、とっととモンスターを狩って、一刻も早くこの子を連れ帰らなきゃ」
タクミはそう言うと、リィの手を握って重甲虫の去っていった方へと駆け出した。リィはタクミの突然の行動に茫然としながらも、手を引かれるがまま彼に着いて行った。
「ニャんだか、放っておけない様子みたいですニャ〜……」ウドンが、小さくなっていく二人の後ろ姿に表情を緩める。
このまま二人きりにしてやるのもいいのだが、ここはモンスターの闊歩する狩場だ。ましてや、不運と鎖で繋がれているような男と、挙動の捉えきれない少女のペアである。
俺はボウガンに弾を込めてから、エリア4に続く道に足を踏み出す。北と東の川が合流する地点の真ん中に、二匹の甲虫はいた。女王を守る兵士の如く、徹甲虫が武器を振り上げてこちらを威嚇する。重甲虫は追ってきた狩人を見据えるなり、数歩後退して低く身構えた。
「……あ、猫ちゃん……」リィが囁くようなか細い声を上げ、その辺にいた野生のアイルーに飛びつく。
「た、頼むから狩りに集中してくれ!」タクミはガムート装備の袖を掴み、彼女を戦いの場に引き戻す。これでは、どちらかというと躾け中の親と子のようだ。
その瞬間、ゲネル・セルタスが土色の気体を噴出し、匂いに釣られた雄を円月尾と呼ばれる尾でがしりと捕縛した。雌の身体の上に乗せられたアルセルタスは、まるで別の生き物になったかのようにその眼を煌々と輝かせる。
眼前の異様な光景に、俺とタクミ、それにウドンは目を見開いてそれを見ていた。これが、セルタス族を特徴付ける「合体」という行動か。
「どうやら本気みたいだね」タクミは背中の大剣に手をかけ、抜刀の機会を窺っている。
「あれは何ですニャ!? とっても強そうですニャ!」ウドンは取り乱し、武器を持つ手が震えている。
「……怖がってるのも、かわいい……」リィは相変わらずウドンを見つめたままだ。合体したゲネル・セルタスにどう対処するべきか。
1. 相手の出方を見て慎重に立ち回る
2. 近接班にガードを任せ、遠距離から攻撃する
3. 全員で近づいて総攻撃する
4. アイテムなど搦め手を使う
5. その他皆のステータス
あなた…普通。ダイス補正なし。
タクミ…臨戦態勢だが、不運補正あり。
ウドン…恐怖を感じている。
リィ…あまり狩猟に集中していない。 -
264
名前:蟹
投稿日:2017-06-26 18:47
ID:pIgxlj4c
[編集]
5.タクミの乗りでゲネルセルタスを抑えてもらい、あなたはアルセルタス狙い
(乗れない場合、アルセルタスを狙い撃って背中から落とす)ただし「リィのハンターライセンスの問題に関わりかねないので彼女は何としても送還する」
集中しきれてない人間抱えてても不安要素になるからね、仕方ないね
BC送って、ニャン次郎にでも頼んで送ってもらうかな>>265 >>266
まぁ分からんではないけども、あなたはあくまでも我々の分身たる人物であって特に性格が決まってるわけでもないはずで
だから自分は単に物語の面白さよりも前に個人的な癖でそこそこに合理的(っぽそう)な選択しがちだったり
確かに慈悲のない選択であることは自覚してるけど、ある種このスレの特徴の一つとも考えて丸く収めておくれ……
(人に関する選択じゃないからあれだけど、スレの始まりも平和な選択肢を避けていきなり事故という選択だったし多少はね?)
>>268
前シナリオのその辺については色々と謝りたい部分
本当はもっと描写して「あなたが必ずしも中核を担うわけでもなく、そこに相談ないし反論する人間もいる」ってのを書きたかったのですが……
ただ、強情になってしまって申し訳ないが設定の差し込みについてはやりたいしやってほしい
…の割には2代目の辺りは1代目が既に忘れられてるという辻褄合わせの設定を考えていたのにそこも足りない始末。
しかも言われてるようにやり方すらだいぶミスって混乱させてるのは事実。ここに関しても申し訳ありません。
しばらくROMってますわ……選択については、リィの部分は自由にカットしてお願いします
(タクミの乗りによるゲネル制圧、アルセルタス狙いはそのまま)
「タクミに言った手前アレだがやはり〜、しかしやめておこう」みたいに落とし込むか、そもそもなかったことにしてどうぞ>>270
薄々自覚していたことではあるけど、言ってくれて感謝
しばらく勉強してきます -
265
名前:兎
投稿日:2017-06-26 20:18
ID:9PGhLqxM
[編集]
蟹氏、リアリティ追及も大事ですが折角の新キャラにそれは流石にひどいですぜ...w
そしてこのぼんやり加減、どこかで感じたことがあると思ったら、FEifのセツナ嬢...!!(推しメンであるw
これはリィ嬢支援せざるをえない、火炎弾ならクリ距離関係ないし2番でGOGO!こっそり追記
なんか仕事から帰ってきたらとんでもない事になってる...
引き合いに出されたようなので公言しておきますと、当時深く言及しませんでしたがミーシャちゃんが勝手に二代目にされて此方の設定が8割ぶっ飛んだのは確かです。
ですが自分自身そういう事が起きる事も含めリレー形式の醍醐味だと思っておりますし、自分のスタンスでキャラ設定を小出しにしていったことも原因の1つだと思っております。
なので『ドンドルマの白髪鬼』の設定について、蟹氏に対してどうこうとも思っていませぬ、友人ですし。
設定の組み直し等も勿論することになりましたが、執筆頻度が落ちたのも主に仕事が忙しかったのとTRPG熱の再燃が原因だったりします。
当方の事や自キャラであるミーシャちゃんのことを此処まで熱く思ってくださる読者の方が居るのは大変嬉しいのですが、今回の>>268さんのようなご心配はなさらなくて大丈夫です、同じような考えを持っている方がいらっしゃるならば、そのまま矛を収めていただければと思います。
これからも執筆に全力を尽くしますので、読者の皆様にはこれからも変わらずのご愛好をいただければ幸いです。 -
266
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-26 21:49
ID:Ku7BKCpg
[編集]
そうそう。
全員生真面目で有能キャラとか無味乾燥だしそこまで一方向に振り切るならハードリアル?でいいんちゃう?
もっと力抜いていこ。
それにプレイヤーはゲームの都合でギルドって組織にカッチリした印象受けるけど色んなフレーバー要素鑑みるとハンター自身はむしろ都合良い時だけ英雄とかおだてられてるだけの山師集団よな。便利屋兼務の猟友会。 -
267
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-27 06:44
ID:Ex6EOi/A
[編集]
-
268
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-27 07:34
ID:b2cn7g0s
[編集]
こいつ自キャラは実質的な選択肢の選び直させしてまで無双させんのに他人のキャラや設定はことごとくないがしろにするのな
前シナリオ中も軽く呆れられてるんだから、合理的()の前にその辺考えたら?勝手に兎氏のキャラ設定を二代目にしたりとか、今回の選択とか、横暴が過ぎるんじゃない?ちょっと目についたからもう一つ言わせてもらう、お前のやってること「設定の差し込み」じゃなくて「設定の横取り」だからな?なんで原案者の方が設定変える事態になってんの?
自分のキャラの方を二代目にするとかならこんなことにならずに済んだと思ってるがね、正直俺は兎氏の執筆頻度落ちたのその辺の設定弄り直しするはめになったからだと邪推してるわ>>269
すまん熱くなりすぎた俺もROMるわ -
269
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-27 12:25
ID:W0AHw/4g
[編集]
落ち着け落ち着け獰猛化しとるぞお主
-
270
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-27 16:40
ID:9ENaBihs
[編集]
ああ、ずっと蟹さんに感じてた違和感を>>268が言い表してくれたわ(言い方は悪いけど)
なんか読む側書く側両方に対するリスペクトを感じないって言うか自分のやりたい事優先するあまりまず結果ありきになってて頑として譲らん感じっていうか
他人と関わり合いながら進めてくスレなんだから差し合いも良いけどその辺上手い事協調することも重要な楽しみだと思うけど
(だからTRPG遊ぶことをセッションと呼ぶこともある訳だし)
あ、あと本文の合間にあんまり何度も長々と乱数の結果挟まれると目が滑って読みづらいっす
正直、前スレの火山の蟹退治くらいになると読み飛ばしちゃうっす
でもこれに関しては皆さん色々工夫されてらっしゃるようですね(アリガタヤ所でウドンちゃんが怖がるから一緒に寝てあげたら翌朝なぜかリィさんまでウドンちゃん目当てで布団に乱入している展開はありま…やっぱ何でもないです
-
271
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-27 20:11
ID:GQjChB.k
[編集]
今日中にシナリオ上げられそうにないですが、生存してることだけ伝えておきます。申し訳無いです。
選択肢を選んでくれた方の意見は出来るだけ拾いたいと思っているので、今は蟹氏と兎氏の両方の回答に沿って執筆しております。
現実世界で考えればリィは地雷プレイヤーもいいところなので、排除すべきという意見も分かります。私自身、リィの性格を描写する上で、ちょっとやり過ぎたかなと思う節もあるくらいですし……
とりあえず今後の展開はダイスの女神に委ねたいと思います。 -
272
名前:時雨
投稿日:2017-06-27 20:42
ID:nWJ.0j86
[編集]
まぁ、こういうのも多少なりともあるわねぇ
他の人が新しい設定作るっていうのはテキストスレの醍醐味って思ってるしむしろバッチコイな俺がいるしねー。そもそも兎氏のミーシャによるグローリアは偽名じゃないか?って発言がなかったらあの話出来てなかったしゴニョゴニョ
リィちゃんは評判いいしいいんじゃないでしょうか。動かし易いキャラだうん
タクミ×リィ…ダメだただの親子だこれ暇氏のあらすじまとめ楽しみにしておこう
お、有難い流石暇氏やで
でもオトモ売るなんて屑の極みやで -
273
名前:暇
投稿日:2017-06-28 18:28
ID:GjZojRFg
[編集]
あ先輩、↑コイツやっとあらすじ纏めましたよ。やっぱトロイんすね~。(仕事が遅い>>1の屑)
貼るのはこのシナリオ終わってからでいいか。
あと前スレのグローリアとツバメの年齢について具体的な言及があったので修正。(フォローが細かい>>1の鑑)ちなみに僕はリィさんに頑張ったらウドンちゃんを撫でさせてあげるよ~とか言って何とか本気出させようとするのがいいと思いまーす!
ダンニャさんの為にビクビクしながら撫でられる健気なウドンちゃんが見れるよ!(オトモを売る) -
275
名前:時雨
投稿日:2017-06-28 21:15
ID:nWJ.0j86
[編集]
待機しながら設定放り投げとくか
グローリアの本名何ですがツバメは皆にはバラしていません。飽くまで『偽名だって事をバラしただけ』です。
なので、そこら辺は皆さんどうにかしちゃってくだせぇ。あと、妖刀【羅刹】ですがまだ『未完成』です。
これが何意味するかというとゲーム中の羅刹みたいに限界まで減ったとしても体力が残る訳ではなく、限界まで減ったら力尽きます。一乙します。
そこも皆さん調整していただけたらと思います。 -
276
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-29 07:27
ID:B7oHdFmo
[編集]
>>277さんが上げてくれたので残骸だけ残して退却!
あくまで妄想なので#1の再来をば・・・
『飛空艇は落とされるために舞い上がるのだよ!』にゃははは。 -
277
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-29 07:28
ID:zQ5Q0nnw
[編集]
じゃあ今のグローリアさんは発動→突進→立ち上がり中に【力尽きました】があり得るのか
ひぇぇ -
278
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-29 14:52
ID:GQjChB.k
[編集]
昨日の突然の寝落ち、どうかお許しいただきたい…
スレを上げてくださった皆様に感謝です。
------------------------------------------------------------雌の上からアルセルタスを叩き落とし、その隙を狙ってタクミがゲネル・セルタスの背後を取る。そして戦力が落ちた重甲虫を近接班が抑え、遠距離班がアルセルタスの討伐を試みる。俺が提案した戦法はこうだ。
「なるほどね。それなら、一刻も早くあの虫を引きずり下ろさないと」
「あたしは……前に居ればいいの……?」
「こ、こ、怖いけどやってみますニャ!」
各々の反応こそ違えど、みな作戦は理解したようだった。それぞれが得物を手にし、爪を振りかざす一組の甲虫に向かい散開し始める。
リィとウドンが配置に着いたタイミングで、タクミを呼び止める。彼には、もう一つの計画を伝えておきたかったのだ。「リィの強制送還?」俺が耳打ちすると、タクミは目を見張り、直後に顔を歪めた。
本来ならば、リィは龍識船に乗って遺群嶺の調査をするべき人物だ。こんな森で猫を抱えながら虫と戯れている場合ではない。それに共闘してくれているとはいえ、行動が不安定な彼女を放っておけば狩猟に何かしらの支障を来す恐れもある。
あの少女の一挙手一投足に寿命を縮めるよりは、いっそのことその小さな背にモドリ玉でも叩きつけて、何時ぞやの気まぐれ弓使いのようにベースキャンプに送った方が良いのではないかと思ったのだ。
「それで、キャンプに送った後はどうするんだ? じっとしてるとも思えないし、ネコタクを呼んだら逆効果な気がするし……」
タクミは痛いところを突いてきた。確かに、森丘で火竜を狩った際は、タクミとミーシャをキャンプに連れ帰りさえすれば依頼を達成できた。しかし今回はリィを送り届けたとしても、彼女自身が帰りたいと言わない限りはクエストへの同行は続く。ウドンを甚く気に入っているようなので、とどのつまり、キャンプを抜け出して狩場に戻ってきてしまうだろう。
それに、常に待機しているネコタクや運び屋に頼んだとしても、リィの場合、運転手に飛び付いておじゃんにしてしまう可能性だってある。「……お話、してるの?」不意に背後から声をかけられ、思わず肩が跳ね上がる。振り返ると、リィが暢気な表情をしてこちらを覗き込んでいる。「あたしも……まぜて……」
俺は戦慄を覚えた。リィに対してではない。彼女の後ろに見える影、兵器のようにこちらに照準を合わせる一対の巨虫に対してである。
たった今、あれを押さえるものは何も無い。奴らの標的は都合良く、一箇所に固まって動かない。次に重甲虫が何をしてくるかは容易に想像できた。
ゲネル・セルタスは素早く後ずさりしたかと思うと、雄を衝角のように地面に突き立て、まとめて轢殺せんとばかりに向かってくる。
「危ない!」先に叫んだのはタクミだ。リィがその言葉に従い後ろを見ると、既に重甲虫はもう十歩もないところまで迫っていた。
俺は咄嗟に右へ避ける。つい先刻まで自分たちが立っていた場所を重甲虫が横切り、無慈悲に大地を穿っていく。
タクミは、俺とは逆方向の左に避けていた。唯一リィのみ反応が遅れていたが、すんでのところでタクミが救出したようだ。
もはや、リィの強制送還の話などしている暇はない。ポーチの中のモドリ玉を奥へと引っ込め、代わりに火炎弾を手に取る。
「やっぱり、目を離すほうが危険かも知れないな」タクミはリィの手を取り、彼女を起き上がらせている。
「お話は終わり……? 聞きたかったのに……」リィは相変わらず、緊張感の無い声色で喋っている。
「だ、旦ニャ様、無事でしたかニャ!?」遠くからウドンが跳ねるように駆け寄ってくる。俺が結果的にタクミとリィを集めたせいで、ウドンは一匹で重甲虫と戦っていた。ウドンには申し訳ないことをしてしまった。
ゲネル・セルタスは大きく身体を振り、こちらを向く。さて、仕切り直しといこう。 -
279
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-29 22:52
ID:GQjChB.k
[編集]
提案した通り、まずはアルセルタスを雌から引き剥がす作戦に出る。奴は重甲虫の背中に居座っているため、打点の低い攻撃では傷をつける事すらままならない。つまり遠隔射撃のできる俺が主力となるべきのだが、幸い、近接班はジャンプ攻撃を得意とするタクミとリーチの長い斧を扱えるリィの二人だ。徹甲虫は造作もなく攻め落とせるだろう。
掛け声を上げ、引き金を引く。その銃声を合図に、タクミとリィが飛び出し、深緑を呈する甲殻に刃を入れる。
雌の身体の上という狭い範囲ならば、適当に撃っても当たるだろうと高を括っていたが、現実はそんなに甘くなかった。重甲虫が動く度に頻繁に位置がずれる上、雌の肉弾攻撃と雄の援護射撃の双方に注意を払わなければならず、俺の放った弾丸の殆どは虚しく空を切った。
タクミはゲネル・セルタスの脚部を足掛かりにして、徹甲虫に対して途切れる事無く大剣を叩きつけていた。流石はエリアルスタイル、といったところか。
リィも斧モードを駆使し、雌を巻き込んでアルセルタスに斬り上げを決めていた。あの華奢な身体の何処に、あんな大斧を振り回す力が備わっているのだろうか。
「もう少しで落ちそうですニャ!」
ウドンが高らかに叫ぶ。その言葉に軽く頷き、タクミが地を蹴る。重甲虫の頭上に影が舞い、骨剣の重い音が原生林に木霊する。アルセルタスは、鏡のような水面に叩き伏せられた。瞬間、片割れを失ったゲネル・セルタスの体躯が大きく沈んだ。三人と一匹の袋叩きにより、身体を支えるのがやっとだったのだろう。右の前脚に、巨大な亀裂が入っている。
「やった、こいつはしばらく押さえる! じっとしていてくれよ」即座にタクミが空中に躍り出、円卓のような背にナイフを突きつける。
良い流れだ。俺はリィとウドンにタクミの支援を任せ、雌の後ろに転げ落ちたアルセルタスに銃口を向ける。
腰を落とし、柔らかい腹を狙って通常弾を乱射する。仰向けになり、ぴくりとも動かない的を撃ち抜くなど、瑣末なことであった。
徹甲虫は何かを求めるように脚をばたつかせる。しかしその四肢が再び大地を踏みしめる頃には、両の眼からは光が失われていた。 -
280
名前:名無しさん
投稿日:2017-06-30 01:07
ID:F2b6laRM
[編集]
次のアルセルタスはゲネルのおやつになるに一票。やったね、アルセルタスの討伐数が勝手に増えるよ。
-
281
名前:暇
投稿日:2017-06-30 01:56
ID:GjZojRFg
[編集]
ゲネル砲飛んできてたら3乙でしたね…
-
282
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-06-30 21:41
ID:GQjChB.k
[編集]
「くぁっ、ミスった……!」
微かに聞こえたタクミの声と共に、彼の全身が川面に投げ出される。止め処ない徹甲虫への攻撃でスタミナを使い切っていたからなのか、それとも単なる不運の仕業なのかは分からないが、リィとウドンの援護も虚しく、タクミの乗りは失敗した。
背殻に縋り付く邪魔者を退けたゲネル・セルタスは、天を仰ぎ、円月尾を処刑器具の如く打ち鳴らす。同時に、甲殻の隙間からは白い蒸気が吹き上がり、尾の裏には朱い点がいくつも浮かび上がる。初めて相対する者でも、それが怒り状態だということは一目で判った。
警戒を怠るな、と皆に呼びかけようとしたその時、重甲虫の口元から水煙が激しく噴出していることに気がついた。その瞳は冷徹かつ無機質で、生物というより攻城兵器を彷彿とさせる。ゲネル・セルタスは前方の歩脚を地に食い込ませ、大顎を一際大きく開き、狩人を一直線に見据える。
何か来る。脳がそう判断を下した刹那、重甲虫から三発の白き砲弾が放たれた。……意識が遠い。全身が叩きつけられたように痺れ、感覚は殆どないが、顔が濡れてとても不快なのは感じる。視界がやたらと暗い。それが自身の瞼であることを知るまでに、長い時間がかかったような気がした。
立ち上がらなければ。頭は朦朧とし、状況の判別などとてもできたものではないが、肉体が勝手に動く。俺の中の、狩人としての本能がそうさせているのだろうか。
身体の向きが変わり、全身に重みを感じ始めると、ようやく世界に色が戻ってきた。耳もよく聞こえているようだ。水の流れる音がする。
突如、面前に接近してくる巨大な甲虫が見え、反射的に身を翻す。飛び出しそうになる心臓を押さえながら、事の顛末を思い出す。そうだ、俺たちは重甲虫の狩猟に来ていたのだった。
そこで妙な違和感を覚え、辺りを見回す。……いない。先程まで居たはずの、タクミとウドンの姿が無かったのだ。
タクミはゲネル・セルタスを御すことに失敗し、振り落とされた。彼のスタミナは限界寸前だっただろう。さらに、彼が身に付けていた防具は水に弱いカブラシリーズ……。
俺はそこまで想像し、胃からこみ上げる酸っぱいものを飲み下した。
ウドンの方も、初めて目にする重甲虫の大技に為す術なく、まともに食らってしまったのだろう。今更ながら、守ってあげられなかったことを後悔する。
俺以外には、リィだけが狩場に残っていた。しかし、彼女の様子もおかしい。盾斧を両手に提げたまま、俯いた状態で動かない。ガードで凌いだはいいものの、多少なりとも傷を負ってしまったのかも知れない。
俺はポーチから秘薬を取り出し、口に含む。勿体無い気もしたが、出し惜しみをしている場合ではない。全員の仇を取る思いで、アルバレッドを構え、引き金に指をかける。 -
283
名前:時雨
投稿日:2017-07-01 12:25
ID:nWJ.0j86
[編集]
タクミー!ウドンちゃーん!
リィちゃんもヤバめだな…、このゲネルなかなかやりおる>>284
ゲネルのブレスは三連射じゃなかったかい?>>285
あー、そゆことか
確かガードは出来たけど貫通系だった、はず
見てきたけどガードしたら弾けたな。4の時はガードしても貫通だったが変わったのか
多分これはあれや、三人と一匹が密集してたから大被害になったやつやな>>286
そこまで行くとタクミが流石に不憫に思えてくる -
284
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-01 15:29
ID:r9G/sj0k
[編集]
三発の白き砲弾…ん?
おいコレ誰かエアダメージ食らってる奴がいるぞ -
285
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-01 17:35
ID:0ANSf9V2
[編集]
>>283 >>284
3発なのに4人ダメージ食らってるのがおかしいってことでしょ
あいつの砲弾は貫通しない、着弾すれば砕けるやつだっけ?そうであれば矛盾が生じる(同じ弾2人で食らったとか無理矢理解釈はできるけど) -
286
名前:暇
投稿日:2017-07-01 17:47
ID:GjZojRFg
[編集]
多分ウドンちゃんが緊急撤退して流れ弾がタクミに直撃したんだと思うんですけど。(適当推理)
ちなみにさっき後方確認しながら食らったときは自分に当たった分は貫通せずにその場で弾けた。
ただ密集してたらワンショット4キルもあるかも。 -
287
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-07-01 18:52
ID:GQjChB.k
[編集]
ゲネルの水ブレスはオトモを貫通するようだったので、ウドンと誰かが同一のブレスに被弾したという想定ですね。
紛らわしくて申し訳ないです……
------------------------------------------------------------「……猫ちゃんが……」
霞のように朧げな、うっかりすると聞き逃しそうなほど幽かな声が、背後から聞こえた。それから間も無くして、重甲虫に向かって一つの弾丸が飛び出す。
俺のボウガンから発射されたものではない。リィ自身が鉛玉の如く突っ込んで行ったのだ。
彼女は空中で貫通弾のように身体を捻り、武器を抜いてその刃を陽に照らしている。そのまま流れるように剣戟を振るい、瞬く間にビンを赤く染める。
ゲネル・セルタスが体当たりを仕掛けるが、リィは盾を前に突き出してそれを凌ぐ。だが、ただ防御しているだけではなく、剣を収め、盾に何か細工をしている。直後、留め具が外れるような快音と共に斧刃から火花が散る。
……見違えるほどに動きが変わったリィの姿に魅入り、自分が引き金を引いていないことに気付く。僅かに痺れの残る手で弾を込め、甲殻の剥げた脚を狙って火炎弾を放つ。見た所、リィが深刻な外傷を負っている様子はないため、彼女に前線を任せる。
手痛いカウンターこそ喰らったが、重甲虫も相応のダメージを受けているようだった。俺達の総攻撃から程なくして、右脚を掬われ体勢を崩す。
盾斧を携えたハンターはそれを見逃さなかった。やにわにスイッチを叩き、機構を変形させ剣撃の力を解放する。重斧の連撃は吸い込まれるように巨虫の頭を斬り裂き、爆ぜ、そして相手を屈伏させた。
俺は倒れ込むように地面を蹴りつけ、距離を詰めるとともに重心を低くし、銃を擬する。リィが位置を変え、脚を斬りつけ始めたため、こちらは重甲虫の口内に通常弾を連射する。
ゲネル・セルタスが歩脚に力を入れ、再びその五体を持ち上げる。リィはそれを見るなり、素早い動作でビンを装填し、盾を後ろ手に構える。
「許さない……」
はっきりとしないが、確かに、そう聞こえた気がした。それと時を同じくして、リィの斧から高熱の刃が形成される。
天の飛竜をも落とさんとする長さの光刃は、荒々しい風の音を纏いながら、重甲虫を逆袈裟に斬り払う。彼女の印象的な縹色の髪が、揺れた。
ゲネル・セルタスは徐に振り返り、切創に軋む脚を引き摺りながら北の方角へ逃げ帰っていく。俺は腰を上げ、去っていく重甲虫の背中にペイント弾を撃ち込む。
隣ではリィが腕をだらんとさせ、肩で息をしている。すごい活躍じゃないか、と称賛の言葉を掛けたが、返事は無い。目が隠れて表情が見えないのが、少し不気味だった。「二人とも、心配させてごめん」不意に、後ろから声がした。タクミがベースキャンプから復帰してきたのだ。「済まない、僕が押さえられなかったばっかりに……」
大事に至らなかっただけマシだ、二人で何とか追い詰めたから大丈夫だと伝えると、彼は泡を食ったような顔をする。
「本当に? リィと二人だけで?」タクミは耳を疑わざるを得ない、と言わんばかりの口調で尋ねる。彼の中では、リィはまだぼんやりとした少女なのだろう。先程の、上位ハンターたる勇姿を是非見せてやりたい。
「旦ニャ様、申し訳ありませんでしたニャ。一人前になるって言ったのに……」タクミに続いて、ウドンも戻ってきた。彼女には、戦い慣れしていないのに前線に出した事を謝らなければならない。
すると、リィが弾かれたように駆け出し、ウドンを抱え上げた。
「よかった……。無事で……よかった……」リィはウドンをひしと抱きしめ、目に涙を浮かべている。まさか、ウドンが死んでしまったと思っていたのだろうか。
ただ、このままでは彼女がウドンを殺してしまいかねないので、その背にモドリ玉を叩きつけ、ウドンを解放する。
「……さて、後は手負いのゲネル・セルタスだけだね。どうしようか」緑の煙に消えるリィを横目に、タクミは咳払いをする。方法は二つあるが、どちらにする?
1. 剥ぎ取りに期待をかけ、討伐を狙う
2. 安全を期して捕獲する -
288
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-01 19:13
ID:gtCM4lqo
[編集]
そら2よ
ニャン次郎さんは犠牲になったのだ… -
289
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-07-02 08:26
ID:GQjChB.k
[編集]
俺はポーチの中身を確認する。シビレ罠と落とし穴、それに捕獲用麻酔玉。捕獲の用意は万全だった。これ以上戦いを引き延ばす意味も無いので、あの甲虫にはさっさと床に就いてもらおう。
エリア5に逃避したゲネル・セルタスは光を失った眼で、不精にも唾液を滴らせている。女帝と呼ばれるような威厳は、もはやそこには無かった。
タクミに重甲虫の誘導を任せ、罠を仕掛けるタイミングを見計らう。すると、聞き覚えのある羽音が狩場に木霊し始めた。別個体のアルセルタスが乱入したのだ。
「合体されると落とし穴が効かなくなる! シビレ罠を使うんだ!」タクミが遠方から叫ぶ。
雄が紛れ込んだとなると、罠の設置を妨害される危険もある。想定外の事態に、心の中で舌打ちする。
雌は徹甲虫の存在を確認するや否や、フェロモンガスを噴出して自身の下へ引き寄せる。そして円月尾で雄を捕らえ、背に乗せ……なかった。
ゲネル・セルタスは合体する事を拒否し、呼び寄せたアルセルタスをひたすらに地面に叩きつける。同種の生物ということはおろか、生命ある者とも思っていないような残虐な仕打ちに、俺とタクミは口を開け放したままそれを眺めていた。ウドンに至っては目を半分塞ぎながら見ている。
自由を奪われ、親の仇とばかりに屠られた徹甲虫は雌の前にぽとりと落とされ、無惨にもその肉を貪られる。魂の伴侶としてではなく、己の一時の空腹を紛らわすだけの存在。ただの餌。単なる糧。あまりの扱いに、同情の念を禁じ得ない。
「ともかく隙はできた、罠を置くんだ!」
タクミの言葉にはっとし、重甲虫の足下へ駆け寄ってシビレ罠を敷く。これが最後の晩餐になるとも知らないゲネル・セルタスは、雄の身に爪を突き立て、緑の甲殻を散らしている。
罠がゆっくりと回転し始め、重甲虫の身体が硬直する。麻酔玉を打ち付けると、その巨体はもぬけの殻になったように地に伏した。「……お腹が、空きました……」
いつの間にか、リィがエリア5に着いていた。元々の芯のない声が、さらに消え入りそうに聞こえる。
「あ、リィ。丁度クエストは終わったから、もうじき飛行船が来るはず」
「食べたいです……今すぐ……」
タクミの言葉を遮るように呟き、リィは力無く倒れかかる。彼は咄嗟に、重力に引かれるリィの身体を支える。
「ちょっ……! 今すぐって言われても、こんがり肉くらいしか無いんだけど……」
タクミがこちらに目配せするので、俺は食事場で焼いてもらった肉を取り出した。作り置きとはいえ、溢れ出る肉汁と香ばしい匂いは、腹が空いていなくともそれだけで食欲を誘う。
こんがり肉をリィに差し出すと、彼女はまるで茸でも見つけたモスのように、目を輝かせて肉にかぶりついた。二、三口齧ると、彼女はぱっと顔を明るくし、この世の全ての幸福に満たされたような表情を浮かべる。かつて、こんなに美味しそうにものを食べる人間がいただろうか。そう思わせるほどに暖かい笑顔だった。
結局、リィは帰還を命じられる二十秒の間に、一抱えもあるこんがり肉を三つも平らげた。「今日は何かと振り回される一日だったなあ」
エリアから退去する最中、タクミがぽつりとそう漏らした。彼の視線の先には、己の命運を嘆くように蠢く徹甲虫の遺骸があるのみだ。彼が何を思っているのかは知る由もないのだが、俺はそうだな、とだけ言って原生林を後にした。
あとはエピローグとあとがき置いて終わりです。 -
290
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-02 09:17
ID:GjZojRFg
[編集]
(名前抜けてるけど>>1です)
ゲネルがオスを喰う
↓
リィ「お腹空いた」
ヒェッ…。ウドンちゃん以外の全ての生き物を喰いそう(偏見)ちょっと早いけどお疲れ様でした&感想
最初にタイトル見た時は「戦姫の重斧ってゲネルの尻尾の事やろなあ」って思ったけどそこから「あれ?新キャラの事だったのか?」と思い直し
そこから更に最後のお腹空いたで「あ、これ両方の意味だわ」とタイトルに対する印象が二転三転する印象深いキャラでした。
前スレのニコラスさんの意味深な設定は回収する予定はあるんですか? -
291
名前:狩場揺るがす戦姫の重斧@千壱
投稿日:2017-07-02 09:44
ID:GQjChB.k
[編集]
エピローグ
「全く、船やら集会所やらを血眼になって探しても見つからないと思ったら、まさかスケべハンターと一緒に狩りに出ていたとはね」
「え……?」
「いや、ただの渾名だから気にしなくていいと思うよ……多分」
集会所に戻るなり、ギルドマネージャーに呼び止められたかと思えば説教が始まった。遺群嶺調査の任務を放棄してしたのだから無理もない。
「リィ、あんたの祖父は高名なハンターだって聞いてたけど、肝心のあんたがそんなじゃねぇ……」
「高名……? 嬉しい……」
院長の叱責は、リィには全く届いていないようだった。ギルドマネージャーは俺とタクミに目を移し、この子には何を言ったら効くんだい、と問うてくるが、分かりません、としか言いようがない。
「バルバレの仕切り役が勧めたもんだから、てっきり品行方正な狩人がやってくると思ったんだがね。パンツ一丁でダレン・モーランを退けたってのもホラだったのかい?」
「あの……インナーは、着てました……」
「ちょっと待って、インナー一丁で豪山龍を狩っただって?」
二人の会話に割って入ったのはタクミだった。何を驚いているのか分からない俺は、タクミに説明を求める。
「ダレン・モーランと言えば遺跡平原近くの砂漠を泳ぐ古龍種だよ。骸龍が二頭連なっても追いつかない大きさのモンスターに、防具なしで挑みたいと思うか?」
俺はふと、竜ノ墓場で相対したオストガロアを想起した。あいつを二体集めても越せない体躯の古龍……。そう考えると、リィの豪胆さが常軌を逸していることを痛感する。彼女の場合、何も考えていないような気もするが。
「ま、その図太い神経が認められたってのなら、分からなくもないけどねぇ」
ギルドマネージャーはそう締めくくり、俺とタクミに解散してもいいと告げた。リィはこの後も、院長の長い叱咤に付き合わされるだろう。正直、糠に釘もいいところだと思うが。「お帰りなさいませですニャ!」マイハウスに戻ると、シルビアがはつらつと出迎えてくれた。
「ご主人様、ウドンちゃんが甚く喜んでましたニャ。初めて、力を合わせてモンスターを狩ることができた、って言ってましたニャ」シルビアが目を細めて語り始める。「いろいろハプニングだらけだったけど、逆に勇気が生まれたって、自信を持って話してましたニャ」
シルビアの報告に、俺も思わず笑みが零れる。あんなに臆病だったウドンが、一匹で狩りを支援できるようになった。天彗龍との邂逅の一件から、狩りに対してトラウマを抱いているのではないかと心配していたが、考え過ぎだったようだ。ウドンはこれからも、頼もしいオトモアイルーとなるだろう。
「キャーーーッ!」
突然、家の裏口から引き裂くような悲鳴がした。オトモ広場の方だ。
どこかで覚えのある黒い靄を胸に抱えながら広場に向かうと、そこには……ネコ嬢を抱えて顔を綻ばせる、ガムート装備のハンターが立っていた。scenario29 狩場揺るがす戦姫の重斧 〜終
・info
称号「女帝」を入手(ゲネル・セルタスを狩猟した)
称号「兵士」を入手(アルセルタスを狩猟した)
称号「捨て駒」を入手(徹甲虫が雌のおやつになった)
重甲虫の素材を手に入れました
徹甲虫の素材を沢山手に入れました -
292
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-02 10:22
ID:TnCL9Ndg
[編集]
>>290 スゲー!!(深いですね)
>>291 千壱さん、お疲れ様でした。いつも繊細な文章だと感心しております~
ネコ嬢抱きしめるリィちゃん、マジ神w -
293
名前:千壱
投稿日:2017-07-02 10:31
ID:GQjChB.k
[編集]
あとがき
・全体を通して
何より、書き進めるに従って文章力が明らかに落ちていると思います。見辛さG級で申し訳ありません。
一日一レスを心掛けていたつもりでしたが、私用もあって達成できませんでした。臨死体験と書いてレポートと読む(白目)
スレ中にもありましたが、世界観の考察が甘いことを実感したシナリオでもあります。ハンター大全買います……・タイトルについて
暇氏が触れてくれたように、「戦姫の重斧」にはゲネルとリィちゃん、両方の意味を持たせてます。おとこはつらいよ・新キャラ、リィについて
公式のガムート女剣士装備の絵を見て、こんな感じの娘をキャラにできないかな〜、と思ったのが誕生のきっかけです。
がむーとぼうぐかわわ。
いろいろとぶっちぎったキャラにしたので、どんな反応が返って来るのかヒヤヒヤしてましたが、意外と評価が良かったのでほっとしてます。後にキャラシートも上げます。
指摘があったように、リィの性格や口調はFEifのセツナさんとかを参考にしてます。流石兎氏鋭い……。
使用武器はスラアクかチャアクで最後まで迷ってましたが、時雨氏がスラアクキャラを作成している、とのことでチャアク担がせました。
クエ中ではガンガン地雷プレイしているので、不快な思いをした方もいるかと思います。その点については深くお詫び申し上げます。・その他
シナリオ中のゲネル砲ですが、MH4のイメージもあって貫通するものだとばっかり思ってました……。すみません。
3DS開いて確認したら被弾orガードで砕け散る仕様でしたが、オトモは貫通するようだったので>>287の冒頭で説明したような状況、ということに落ち着きました。
また、シナリオ中に説明したチャアクの機構についてですが、私個人が勝手に解釈したものですので、ご了承ください。公式でちゃんとした機構が説明されていた場合、
「何か千壱とかいう奴が厨二な解釈してやがるm9(^Д^)プギャー」
とでも思って頂ければ幸いです。>>290
ニコラスの掘り下げシナリオは作成中ですので、回収するつもりはあります。
ただ個人的には、他の執筆者の方々が描くニコラスも見てみたいので、勝手な設定付け加えてシナリオに出しちゃってもいいです。 -
294
名前:千壱
投稿日:2017-07-02 10:31
ID:GQjChB.k
[編集]
脱力戦姫「リィ」
性別:女 年齢:18 武器:ポイジングティア 防具:ガムートSシリーズバルバレから訪れた若年のハンター。縹色の髪が特徴。
超が付くほどの天然娘であり、覇気の無いのんびりとした口調で喋る。さらに筋金入りのトラブルメーカーでもあり、動けば何かしらのアクシデントが発生する。
怒られても貶されてもぼーっとしているが、可愛いもの(特にネコ)には目がなく、狩猟中だろうが構わず飛び付く。ところが、それが傷つけられると怒りで手が付けられなくなる。
そうは見えないが歴とした上位ハンター。バルバレにてダレン・モーランを防具未装備で退けた実績を持っており、それが認められて龍識船の乗船権を得た、のだが……
愛用武器はチャージアックス。祖父から貰った鋼色の盾斧を大事にしている。 -
295
名前:時雨
投稿日:2017-07-02 10:40
ID:rD9eWUos
[編集]
出掛け先から千壱氏お疲れ様でした
リィちゃんマジマイペース、そしてアルセルタスは喰われる運命にあるのだ…
俺はタクミ×リィちゃん派です(迫真)>>296
おっしゃ、あらすじまとめと暇氏のシナリオ期待じゃ -
296
名前:暇
投稿日:2017-07-02 10:43
ID:GjZojRFg
[編集]
改めてシナリオ29お疲れ様でした
多少の手直しの後、あらすじ等貼りますよ。この後誰も進行する人いなかったら間を埋めるためにレンキンスタイル開放するシナリオでもやってみようかな…
-
297
名前:兎
投稿日:2017-07-02 11:36
ID:9PGhLqxM
[編集]
千壱氏お疲れ様でした、そしてやはりモデルはセツナ嬢でしたかw
差し詰めリィ嬢はMH4OP後に我らの団に入らず、バルバレの集会所ハンターになったif主人公という事か...
リィ嬢といいミーシャちゃんといい、腕は確かでも変り種を抱えるギルドマネージャーの胃が心配になってきた、エリクシルさん胃薬作ってあげて(自分もシナリオ用意出来ていますが先に暇氏どうぞー
おっしゃ久々の暇氏のシナリオや、自分の後回しにして書いてもらおw(今日から夜勤なので今書き始めると力尽きそうなので......ハッ?! また本音と建前が逆に?!
-
298
名前:暇
投稿日:2017-07-02 11:58
ID:GjZojRFg
[編集]
あなたと愉快な仲間たち4ページ目 目次に戻る(>>1) (1~3ページ目の登場人物は前スレを参照)
4ページ目>>298
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
憶病な癒しネコ「ウドン」
性別:メス 年齢:若い?(ネコ基準) 装備 武器:スキュラネコピック 防具:ギアノスネコ一式
龍識船での任務に備えてネコ嬢から雇った二匹目のオトモアイルー。真っ白な毛並みがかわいい。
健気だが極度に憶病で人見知りな性格。
一見して狩猟の場には不向きにも思えるが、その性格故に身に迫る危機には人一倍敏感。
好きな物はネコ嬢と旦那さん。怖い物はリィ。傾向は回復。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
脱力戦姫「リィ」
性別:女 年齢:18 装備 武器:ポイジングディア 防具:ガムートS一式
バルバレから訪れた若年のハンター。縹色の髪が特徴。
超が付くほどの天然娘であり、覇気の無いのんびりとした口調で喋る。さらに筋金入りのトラブルメーカーでもあり、動けば何かしらのアクシデントが発生する。
怒られても貶されてもぼーっとしているが、可愛いもの(特にネコ)には目がなく、狩猟中だろうが構わず飛び付く。それが傷つけられると怒りで手が付けられなくなる。
そうは見えないが歴とした上位ハンター。バルバレにてダレン・モーランを防具未装備で退けた実績を持っており、それが認められて龍識船の乗船権を得た、のだが……
愛用武器はチャージアックス。祖父から貰った鋼色の盾斧を大事にしている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
狩場彩る舞神「アマネ・ミソラ」
性別:男 年齢:20代後半 装備 武器:スラッシュアックス(ストライカー) 装備:ミツネS一式
曲がったことが嫌いな薄紫色の髪を持った剣斧使い。
狩場では舞うように戦う事から付いた二つ名は『狩場彩る舞神』。
クルトアイズの事は旦那と読んでおり、奇怪なイャンガルルガ───二つ名と思われる個体を調査していた。
因みに趣味は和菓子作り。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
悪魔の警鐘「レイカ・ミソラ」
性別:女 年齢:20代前半 装備 武器:デンジャーコール(ギルド) 防具:ガララS一式
狩猟笛を扱う茶髪の女ハンター。
普段は至って普通の女の子…なのだが、興奮し一度スイッチが入ると周りが見えなくなり、目の前の相手を叩きのめす事しか考えられなってしまう。
この事から付いた二つ名が『悪魔の警鐘(デビル・サイレン)』。本人は否定するつもりはないようだ。
アマネと結婚してからは彼にデレデレだそうだ。爆発しろ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奔放な生還者「サクラ・グローリア」
性別:女 年齢:25 装備 武器:ナールドボッシェ(ブシドー) 防具:キリン一式
ブランシュとツバメの友人。かつてセルレギオスによって殺されたと思われていたが、旧砂漠近くの村人達に救われ生存。
片手剣を使っているのはブランシュの事を忘れない為であった。
彼女の持っているナールドボッシェはブランシュがかつて使っていたハンターナイフを強化したもの。
人の名前を変な呼び方をするのが特徴で自由気ままな性格をしている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
グローリア・レイス改め「ブランシュ・ネージュ」
性別:女 年齢:25 装備 武器:太刀 防具ジンオウEX
死んだと思われていた親友との再会により、一度は捨てた名を取り戻したグローリア。
愛称はシューちゃん。(サクラ談)
元のキャラクター情報については前スレの>>367を参照。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -
299
名前:暇
投稿日:2017-07-02 12:00
ID:GjZojRFg
[編集]
あなたの日記七冊目 目次に戻る(>>1) (一~六冊目までは前スレを参照)
七冊目>>(25後半~28)>>299 八冊目(29~32)>>300 九冊目(33~37)>>657 十冊目(38~42前半)>>846
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ25~気高き誇りを星天に吼え(後半)~(>>11)
遺群領へ辿り着いたあなた、エリック、ウドン達が最初に目にした物は、灼けた金属質の不思議な甲殻だった。
しかし、事前の情報にあったババコンガの姿は見えず、それどころか何かから逃げ惑うコンガの群れとすれ違う。
不審に思いながらも探索を進めるあなたの前に現れたのは、既に息絶えたババコンガとそれを見下ろす銀色の古龍。
異常なまでの機動力で追撃してくる古龍に対し、あなた達は為す術もなく散り々りになるが、苦境のなかで偶然ながら刃薬の新たな可能性を見出す。
混沌の刃薬の焔で武器はボロボロに朽ちてしまったが、それでも何とか生還できた一行は「気高き誇りを星天に吼え」散って行ったであろう獣に想いを馳せたのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ25.1~仲間たちの交流~(>>33)
あなた達が遺群領に降り立ち、調査を開始した頃…。
残った仲間達は、まだ見ぬ新天地への想いを募らせつつ、せっかく集まったのだからと酒宴の席に着いてた。
ミーシャが一触即発の空気になる一方で、りゅ~しかはエリックの事を探るメラルー「名無し」に呼び出され…、かと思えばそれぞれの得意分野の話しに花が咲いたり。
そんなめぐるましい酒宴を余所に、龍識船に合流すべく、アンキセスとツバメは補給船に乗り遺群領へと向かっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ26~故郷と化け鮫と白雪と~(>>86)
仲間たちの酒宴も一段落ついた後、グローリアの元にコンルという村を荒す化け鮫「サボアザギル」の退治依頼が舞い込んだ。
その村は、かつての親友「サクラ・グローリア」を失い、本名を捨ててグローリア・レイスを名乗るまでを過ごした故郷であった。
グローリアは複雑な思いを抱えながらも、サクラの父親「ディーン」やギルドナイト「エミル・ストロングス」との出会いを果たしつつ氷海へ向かう。
未完成ながらも新たな技「妖刀羅刹」の発現にも成功し、無事に化け鮫を倒したグローリアだったが、その報いは有ろう事か鋼龍クシャルダオラの乱入。
戯れに攻撃される程度の被害で済んだものの、かの古龍との新たな宿運を感じながら帰路に就いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ27~結成!?アイルー軍団~(>>77、>>148)
遺群嶺調査も一段落した折、一足先に帰還していたエリックとウドンをりゅ~しかが雪山に連れて行ってしまった。
理由はエリックとオトモをサイデンに引き合わせるため。同じ獣人族同士、楽しく話しをして過ごす内に雪山に変化が訪れた。
サイデンの父親を亡き者とした二つ名持ちのモンスター「大雪主ウルクスス」と「荒鉤爪ティガレックス」が現れたという。
四匹は大雪主ウルクススへ決死の突撃を敢行し、なんとかこれを撃破したのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ28~老練の兵、立つ~(>>186)
遺群嶺で遭遇した銀色の古龍…天彗龍「バルファルク」は龍歴院でも重要な調査対象と認められた。
新たな任務、天彗龍の追跡と調査を遂行するにあたり、アンキセスから自分一人と他の者達で組みを分けて行動する提案を受ける。
三人で行動すべきだと主張するあなたとツバメに対し、あなたの姿が過去の戦友に似ているからと言う理由で取り敢えずの信用を置くアンキセス。
そんな折、遺群嶺に火竜のつがいと鎧竜が現れたと報告を受けたあなた達は、大事をとってツバメを待機させて狩猟に向かった。
老練の兵の力は凄まじく、危なげなく火竜達を下していく。帰途の折、鎧竜や斬竜の頭殻を操る一種異様な鎌蟹に遭遇し、トラウマを抉られる事となったが…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -
300
名前:暇
投稿日:2017-07-02 12:03
ID:GjZojRFg
[編集]
あなたの日記八冊目 目次に戻る(>>1) (一~六冊目までは前スレを参照)
七冊目>>(25後半~28)>>299 八冊目(29~32)>>300 九冊目(33~37)>>657 十冊目(38~42前半)>>846
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ29~狩場揺るがす戦姫の重斧~(>>241)
遺群領の調査から帰還し、久々に穏やかな一時を楽しむあなたの元に、タクミが気を効かせてか仕事を持ちかけて来た。
原生林に現れた重甲虫ゲネルセルタスの狩猟。虫の素材で作られた装備は龍が秘める特有の属性に対し、強い耐性を示すと言う。
これを得るために、タクミ、ウドンと共にクエストに出かける事にしたあなたは、龍識船に乗り遅れたというハンター「リィ」と出会う。
リィはウドンに執着するあまり、なんとクエストに付いて来てしまい、彼女の処遇をどうするか揉めている内に重甲虫の痛烈なブレスに直撃。PTは半壊する。
大好きなウドンを痛めつけられた事に激昂したリィが攻勢に転じ、そのまま捕獲。説教もどこ吹く風な彼女にある種の感心すら覚えつつ、クエストクリアとなった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ30~龍歴院の錬金術師~(>>304)
強力な上位モンスターを狩るようなり、道具の消耗が激しくなって来たあなた。
気が付けば薬や罠も底を突き、どうにも首が回らない事態に陥っていた。
あなたは調合師のエリクシルに道具を作って貰おうと頼ったが、その交換条件で彼女が始めた調合代行の錬金工房を手伝う事になった。
しかし、色んな客の注文を捌く日々を送る内、客の一人「孤高の教官」が旧砂漠で遭難。碌に道具も無い状態で救助に向かう羽目に…。
照り付ける日差し、ボコられる教官、つけ狙う潜口竜、麻痺する教官…数々の困難(?)をマカ錬金タルの活用で乗り切り、あなたは何とか救助をやり遂げた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ30.5~鬼ガ狩ル鬼蛙~(>>358)
狂竜症、および極限化…かつてギルドを戦慄させた狂暴な病を抱えたテツカブラが、氷海にて再び発見されたと言う。
事態を重く見たギルドマネージャーは狂竜症研究機関のあるドンドルマ出身ハンター、ミーシャとアリーチェに調査を命じた。
作戦会議を重ね、氷海に降り立った二人だったが、件のテツカブラは獰猛化した個体の誤認であった。
戦いの最中、不測の事態に見舞われ窮地に陥ったアリーチェを、ミーシャは身を挺して庇い、鬼気迫る反撃で逆にテツカブラを追い詰める。
そのあまりに無茶な戦い方の理由を「産まれた理由が欲しい」と語るミーシャ。そんな彼女の行く末を、今はまだ誰も知らない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ31~旧砂漠の黒鬼退治~(>>397)
旧砂漠の盾蟹が繁殖期に入り、龍歴院では大量のダイミョウザザミ討伐依頼が出されていた。
あなたもこの依頼を受けようとしたところ、「黒鬼」なる特別な盾蟹を追う二人組のハンター「アマネ・ミソラ」「レイカ・アケボノ」らと出会う。
彼らと共に旧砂漠へ向かったあなたは、返り血でヤドが黒く染まった盾蟹「黒鬼」と遭遇。黒鬼に言い寄る盾蟹の雄も乱入し、戦闘となった。
黒鬼に捕まり、あわや餌になるかと思われた所で仲間に助けられ、体勢を立て直したのち反撃。その角を折り、討ち倒す事に成功した。
その後、黒鬼の残した黒真珠で指輪を作ったアマネはレイカに想いを告白し、二人は結ばれたのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ32~煌めく夜にサクラサク~(>>465)
グローリアは悪夢に苛まれていた。千刃竜「セルレギオス」に親友を奪われる、在りし日の悪夢。
そんな折、あなたの元に旧砂漠を荒すセルレギオスの狩猟及び流れのハンター保護の依頼が持ちこまれた。
依頼への同行を買って出たグローリア、なんかその場にいたりゅ~しかを連れて、あなたは旧砂漠へと旅立つ。
しかし、あなたとグローリアは、素早く攻撃的なセルレギオスと攻防を繰り返す中で、ドスゲネポスの乱入を許してしまった。
一方でりゅ~しかは流れのハンターにして死んだと思われていたグローリアの親友「サクラ・グローリア」を発見。あなた達に加勢する。
親友との再会で「グローリア・レイス」は「ブランシュ・ネージュ」としてかつての名を取り戻し、仇敵セルレギオスを討ち果たしたのであった。 -
301
名前:暇
投稿日:2017-07-02 12:05
ID:GjZojRFg
[編集]
あなたの道具箱3ページ目 (1~2ページ目は前スレを参照)
【勲章】
・ボロボロのバーンエッジ (謎の龍との戦いで刃薬の新たな可能性を示した)
・真銀の鱗 (謎の龍の撃退に成功した)
・オーロラ草の髪飾り (グローリアがコンル村の少女から貰った髪飾り。七色に煌びやかに輝いている)
・仇討ちの毛玉 (サイデンの因縁の相手である大雪主の毛玉。仇討ちを成し遂げた証)
・汗まみれのインナー (特殊な鎌蟹と遭遇した証。新たな因縁の幕開け)
・変質した鱗 (初めて獰猛化モンスターを狩猟した)
・黒鬼の涙 (黒鬼から落ちた黒真珠。水の雫のような形をしている)
・黒鬼ノ角 (黒く染まった一角竜の角。幾多の生物の怨念が宿っていると言われている)
・完璧なる配合書 (混沌の刃薬が完成した証。その刃薬配合バランス、発見者はあなた。)
・銀翼の欠片のお守り (天彗龍の脚から砕け散った甲殻で作ったお守り。来たる決戦において支えになりそうだ。)
・プレイベントチケット&パンフレット (依頼人の要望以上の働きを見せた)
・人喰らいの牙 (人を喰らい生きてきた紅兜の牙。少し赤く染まっている。)
・特選!ドボルトリュフ (限られたドボルベルクから取れる高級食材。山の主「傘塊」と戦った証)
・狩猟の心得~信の巻~ (狩猟における心の有り方の一つの境地。あなたは戦いの末、仲間の力を信じる強さを選んだ)
・厳めしい骨 (オストガロア狩猟の証、何のどの部分かは分からないが厳めしい)
・炎戈竜の頭骨 (オストガロアの切り札を凌ぎきった証)
・狐の卵 (謎を解き明かした記念、その正体は竜琥珀の塊である)
・歴戦の甲殻 (数多の戦いを経た証の傷跡を持つ隻眼の甲殻の一部)【称号】
・生還者(危機的状況から生還した) ・ブレイカー(武器を壊してしまった) ・変幻自在(化け鮫を狩猟した) ・故郷(コンル村に行った)
・嵐との邂逅(クシャルダオラと出会った)・サバイバル(サイデンとの交流) ・クラッシュ(サイデンの技を見た) ・煌竜・老兵・説得(老兵と狩りに赴いた)
・女帝(ゲネルセルタスを狩猟した) ・兵士(アルセルタスを狩猟した) ・捨て駒(徹甲虫が雌のおやつになった) ・錬金術師(レンキンスタイルを使用可能になった)
・鬼屠ル鬼(獰猛化鬼蛙を狩猟した) ・大名(ダイミョウザザミを狩猟した) ・黒鬼(盾蟹の特殊個体『黒鬼』を成敗した) ・トルネード(セルレギオスを狩猟した)
・碧牙(ドスゲネポスを狩猟した) ・桜花(サクラと再会した) ・守り人(ニコラスを守りきった) ・白騎士(ベリオロスを狩猟した) ・リーダー(采配が上手くなった)
・むっつり(仲間の水着姿を見て醜態を晒した) ・不甲斐ない(鼻血を吹いて倒れてしまった)・モヒカン(紅兜を狩猟した) ・勘違い(サクラを押し倒したと勘違いされた)
・好敵手(エリザベートとの面識)・ボーン(骸龍の狩りを目撃した)・幽霊船の葬送者(『冥府を渡る幽霊船』を退けた)・先生(生徒達を指導する事が出来た)
・狂炎(儘滅刃と遭遇した)・名探偵(素晴らしい推理で謎を解き明かした)・JOKER(幾度となく難題を打ち破った)・眼光(隻眼イャンガルルガを狩猟した)【素材】
・化け鮫の上位素材 ・凄く風化した太刀 ・大雪主の素材 ・火竜の上位素材 ・雌火竜の上位素材 ・徹甲虫の上位素材 ・重甲虫の上位素材
・鬼蛙の上位素材 ・鬼蛙の獰猛素材 ・盾蟹の上位素材 ・千刃竜の上位素材 ・ドスゲネポスの上位素材 ・氷牙竜の上位素材 ・水竜の上位素材
・紅兜の上位素材 ・溶岩竜の上位素材 ・隻眼の上位素材 -
302
名前:暇
投稿日:2017-07-02 12:27
ID:GjZojRFg
[編集]
取り敢えずまとめはこんな所じゃろうか。
ウドンちゃんはキャラクターのまとめが無かったので勝手に作りました。
例によって抜けや誤りなどあったら指摘お願いします。(登場人物に故人やちょい役は記載してないけど加えた方が良いすっかね…?)>>297
もしそうだとしたら、あのクソ団長の強引な勧誘を振り切るって相当スゴいマイペースっぷり…ちなみに今回は頭の中にホンワカした大筋が漂ってるだけで書き溜めもチャートもないので書き出すのに時間が掛かります。
大した事する訳じゃないので始まったら早いと思うけど、多分最初の選択まですら時間かかるから進行したい人いたら遠慮なく言ってくれてええんやで -
303
名前:時雨
投稿日:2017-07-02 14:42
ID:nWJ.0j86
[編集]
あらすじまとめktkr
間違いがあるとするならコンル村がコルン村になってるのと、嵐との邂逅が風邪との邂逅になってるくらいですかね
-
304
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-02 19:13
ID:GjZojRFg
[編集]
ご指摘ありがとうございます。早速直しました。
風邪との邂逅ってなんだよ、はずかす~(顔マッカォ)このシナリオの注意
・遅筆
・失踪
・日常回
・キャラ崩壊
・明らかに見劣りする文章力~ベルナ村・マイルーム~
とんでもないマイペース娘、リィとの波乱に富んだ狩猟から一晩が明けて、俺は改めて龍識船の任務に縛られない平穏な一時を満喫していた。
昼まで寝てると流石にルームサービスのシルビアからのお小言は増えるが、それ以外は実に快適だ。当のシルビアの姿を探して部屋を見渡すと、丁度ペットのフェニーの散歩を終えて帰ってきたところであった。
陽も高くなってきたのに未だにゴロゴロしている俺を見て物言いたげな顔をしたので、さも今からクエストカウンターに行くかのようにベッドから立ち上がり防具を身に着ける。
流れでボックスからいつものアイテムが入ったポーチを取り出しそうとして…そこで気づいた。
龍識船に乗る前はそこそこ溜め込んでいたはずの回復薬や罠、手投げ玉、弾丸…それら一切が綺麗に底をついている事に。
そう、これはつまりアイテムが…アイテムが無い!!!!!
思い返してみれば上位に上ってから今日まで、強力なモンスターを仕留める為とは言え、まともに補充もせずに湯水のように貴重な道具をつぎ込んでいた。
ただでさえ人より幅広い装備を扱うせいで年中金欠のこの俺に、使い込んだアイテムを補充する金など当然あるはずも無く…。
このままでは過酷な龍識船での調査で足を引っ張るどころか、契約金すら払えずハンター廃業まであるかも知れない。
どうする…?どうすれば…?
「…ご主人様?どうされましたのニャ?」
シルビアがボックスの前で固まっている俺に心配そうに声を掛けて来るが、今はそんな気遣いすら意識の外に追いやり思案を巡らせる。まず金は無い。
消耗したアイテムをそのまま道具屋で買い足しましょうなんてお行儀の良い真似はしたくても出来ない。
ならクエストで金を稼ぐか?
無理だ。そのためのアイテムが足りないって言ってるだろうが…!
…こうなったら自分で作るか。
確かにこれなら余ってる素材を使えば済むが、調合に失敗すれば全てパーだ。
やるなら確実に成功させたいが調合書なんて高級品を全巻揃える金もないし完全調合もクエストでないと使えないし…。そうして一頻り考えた末、ある一人の人物に思い当たった。
いたじゃないか、仲間内に一人。調合だの錬金だのアイテム作るのが得意な奴が!
思い付くや否や居てもたってもおれずに駆け出す。
「ご主人様どちらへ!?」
後から飛んできたシルビアの問いに、「エリクシルの所へ」とだけ答えた。 -
305
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-02 19:20
ID:GjZojRFg
[編集]
~龍歴院前広場・準備エリア~
さて、一足飛びに駆けて来た龍歴院、ハンター達の住居を兼ねた個人スペースとして使われている準備エリア。
ぽつりぽつりとまばらに設営されているテントの内の一つ、エリクシルのテントの前までやって来た。
相変わらず怪しい調合実験の痕跡が散見されるその領域に踏み込むと、ちょうど良くエリクシルもテントの中から出て来て目が合った。
あちこちに跳ね放題の長い銀髪と少しだらしない着付けのミツネ一式。どう見ても起き抜けか徹夜明けだ。「え…?あ、な、うえええええ!?」
「おひ、お久しぶりでしゅ!?いつ帰ってきたので…あ!すいませんだらしない格好で…丁度徹夜明けでだからあの…」
久しぶりに会ったエリクシルはこんな調子で、若干挙動不審だったが概ね相変わらずと言っていいだろう。多分。
再開の挨拶もそこそこに、本題を思い出して切り出す。
本題…すなわちアイテム調達の相談。
「ううん…要するに消費したアイテムを私に調合して欲しいって事ですか?」
まあ大体そんな所だが、最後に「出来ればタダで」と付け加えておく。
とは言え、いくら仲間だからってこんな身勝手な相談がそうホイホイ通る訳が…
「はい…!はい!喜んで!」
…快諾だった。
龍歴院に来てから調合師として頼られたのは初めての事だったのだろう。
エリクシルの顔はもはや南天に昇っている太陽にも負けないくらい輝いている。
徹夜明けの血走った眼と合わさって少し怖かったが。「あ…でもあの…それじゃあ私からも、一つお願いをしてもよろしいでしょうか…?」
今度は一転モジモジしながら歯切れ悪く話しを切り出してくる。
「あ、あの!ほら私本職は、調合師でしょう?だからハンター向けに調合のお手伝いをするお店とかあったらいいかなとか思ったのですが…」
「一人じゃ、不安で…。それで良かったら、何ですけど」
その顔色を一層陽の色に染めながら、エリクシルは一枚の看板を取り出して言葉を続ける。
「軌道に乗るまでの間だけでも良いので、い…いいい一緒に!お店を手伝って下さい!」アトリエ
店の名を記したのであろうその看板には、「エリクシルの錬金工房」と書かれていた。シナリオ 30
~龍歴院の錬金術師~
成功条件:エリクシルのアトリエでのバイトをやり遂げる
サブタゲ:シナリオ終了時点で満足度3以上の達成
失敗条件:アトリエのバイトをクビになってしぬ~このシナリオの特殊ルール~
このシナリオでは、アイテムを作ってもらう代わりに、4日間の間エリクシルのアトリエを手伝うことになります。
訪れたお客さんの言う事から求めている品を推察し、それを調合出来そうな素材をエリクシルに渡しましょう。
上手くいけば満足度が上がりますが、あまりに的を外した物を作らせてしまうと満足度が下がります。
下がりすぎても恐らくホントに死にはしないので安心して失敗しましょう。
なお、調合するエリクシル自身はP2G辺りにあった錬金術による調合も行えるので色々試してみるといいでしょう。 -
306
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-02 19:24
ID:GjZojRFg
[編集]
~手伝い一日目~
結局、あれからエリクシルの勢いに押し切られる形で店の手伝いを承諾してしまった…。
手伝いと言っても小難しい調合などは全部エリクシルの仕事だ。
俺の仕事は店番。
客の要望に見合う品を見定め、その調合素材をエリクシルに渡せばいいだけだ。
確かにこれなら調合の専門技術など必要ないし、若干大人し過ぎるところのあるエリクシルも調合に専念できるだろう。後はエリクシルの奴が満足したら大量の消耗品の都合をつけて貰えるって訳だ。
これでハンター稼業を捨てずに済む。
楽勝だな楽勝。
なんて事を考えていたら早速客の第一号がやって来た。
さて、俺の完璧な接客術を見せてやるとするか。客一人目:ルームサービスネコのシルビア
「ご主人様~、やっと追いつけましたにゃ~」
「アイテムポーチをお忘れでしたのでお届けに上りましたニャ」
「…ところでご主人様はこんな所で何をしていらっしゃるのですニャ?」
…客かと思ったらシルビアだった。
考えてみたら店を出すと言って看板を掲げたその日の内に客が来る訳もないか。
スカスカのポーチを受け取りつつ、隠してもしょうがないので正直に事の経緯を話すと、シルビアは丁度良いとばかりに注文を入れて来た。「調合のお店…?良く分からないけど、普通のお店では買えないような調合品を譲って頂けるのですニャ?」
「それならばワタクシ、害虫退治に使える道具が欲しいですニャ」
「ご主人様がだらしなくするから、お掃除が捗らなくて大変でしたのニャ。鬼の居ぬ間に虫退治ですニャ!」
…マジで?
確かに村に帰って来てからの生活態度には問題があったかも知れないが、害虫の跋扈を許す程だとは気が付かなかった。
ともかく注文が入った以上、シルビアも立派な客だ。
我が家に潜む害虫共を一網打尽に出来るような素敵な調合アイテムを提供しなくてはなるまい!
そう意気込んで、俺は(エリクシルの)アイテムボックスをゴソゴソと漁り、使えそうな素材に目星をつける。選択:害虫退治に使えそうな調合品の素材を一つ選ぼう
1、砥石
2、火薬草
3、釣りカエル
4、ドクテングダケ
5、モンスターのフン
6、その他(自由枠) -
307
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-02 19:43
ID:95z16as6
[編集]
アトリエシリーズの新作かな?
それはともかく、害虫退治なら4の毒テングタケで
-
308
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-02 21:27
ID:F2b6laRM
[編集]
失敗したら「責任とってください」とか言われんのかな…それはそれでありだと思います(力説)
-
309
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-03 20:05
ID:GjZojRFg
[編集]
>>307
エリーのアトr…おや誰か来たようだ。やはり虫退治と言えば毒だろう。
狩場でもしばしば虫を見かけるが、アイツらやたらすばしっこい上に絶妙な加減で脆からな…。
小突いたくらいじゃ倒せない癖に叩きすぎると四散して素材すら残さん。
だがそんな連中を効率よく仕留める為の道具があったはずだ。
そんな自身の記憶を頼りにボックスからドクテングダケを取り出すと、テントの奥で何やら作業をしているエリクシルの方へ声を掛ける。「虫退治の道具?…というとアレがいいですね。ちょっと待っててくださいね!」
どうやらエリクシルにも思い当たる節があったようだ。
彼女は慣れた手つきで石ころを二つに割り、内部に空洞を作ってからネンチャク草で再び貼り合わせる。
この作業は調合師でなくとも多くのハンターが経験した事があるであろう、色々な手投げ玉の元となる素材玉の作成工程だ。
素人が調合書も無しにやると、石の割り方が雑だったり貼り合わせを失敗したりして使い物にならないが、流石にそんな初歩的なミスとは無縁の手つきだ。
ドクテングダケの粉末と少量の増量剤を混ぜた薬剤を薬包紙に乗せ、素材玉の中に注いでから軽く振ると、それをハイッと手渡してきた。「毒煙玉。ある程度の範囲に微弱な毒素を含む煙を拡散させる手投げ玉です」
「人体への影響もほぼ無いのでハンター以外の方にも人気なんですよ」
そうだ、毒煙玉。確かそんな名前だった。
いかんせん虫退治でも無ければまず目にしないであろう道具だが、そんなニッチな毒物を危なげなく調合する彼女の手際はやはり大したものである。出来上がった道具をシルビアに渡してやる。
シルビアは受け取った玉を振ったり回して眺めたりした後、満足げに一つ頷いた。
「これこれ、主婦の必携アイテム。一家に一玉毒煙!実にいい出来ですニャ!」
ご満悦なシルビアに気を良くしたのか、エリクシルも奥から出てきて蘊蓄を垂れ始めた。
「油断すると意外な所に潜んでいたりしますから…掃除ついでにこまめに焚いて置くといいですよ」
「ハイですニャ。この前なんてご主人様のベッドの下にこんな大きなカンタロスが…」
そんな調子でしばらく家事話に花を咲かせる一人と一匹。
俺はドクテングダケを選んだ自身のセンスを自画自賛しながら、しばらくぼーっとその光景を眺めていたのであった。「それではご主人様、エリクシルさん。どうもありがとうございましたニャ」
…主婦の長い世間話が終わり、シルビアはペコリと猫背を曲げてお辞儀をしてから帰って行く。
途中で一度だけ振り返って
「お代はご主人様のお財布から出しておきますニャ」
とだけ言い残していった。
我が家の掃除事情のためとはいえ、ただでさえ軽い財布がさらに軽くなるとは…。~info~
一日目が終了した
客もエリクシルも大いに満足したようだ!満足度+2
シルビアが評判を広めてくれたようです。明日は新しいお客さんが来るかも…? -
310
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-03 20:07
ID:GjZojRFg
[編集]
~手伝い二日目~
昨日はシルビアがこのアトリエの事を宣伝しながら帰って行ったらしく、元よりハンターの居住区になっている準備エリアと言う事もあり
驚くべき事にあの後も何人か客が入って来た。
その多くが物資や弾薬などに不自由している下位のハンター達であり、調合代行という仕事の需要は存外に高かったようである。
既に駆け出し達の間では噂になっているらしく、今日は昨日より多くの客の出入りが予想される。そんな訳で今日はいつもより早く起きて、アトリエの手伝いに来た訳だが…。
今、俺の目の前には実に珍奇な客が訪れていた。客二人目:酒場の看板娘(ミルシィ)
「じゅんび、じゅ~んび!わぉ、わぉー」
…のんきな言葉を発しながらメラルーを思わせる格好をした竜人の少女が注文を付けて来たのだ。
身の丈は俺の腰辺りまでしかなく、竜人である事を差し引いても相当幼い。
文字通りガキの使いだ。「あのね、ボスがね、もうすぐ空飛ぶ酒場を出すって言うんだけど…」
「必要な物がぜ~んぜん足りないから、今のうちに準備しなきゃいけないの」
「それでね、おねえちゃんがココに来れば何でも作ってくれるらしいよって言ってたから」
「酒場に必要な物、何でも良いから作ってほしいな!」…まずこのガキんちょは誰だ?おねえちゃんって誰だ?そもそもボスって何処の誰だよ!
言いたい事は山ほどあるが、いくらガキんちょでも客は客だ。
しっかり捌いてこそ一流のハンターと言う物である!…ホントにハンターの仕事かこれ?とにかく酒場に必要な物とやらを考えよう。
酒場と言えば酒…その他ドリンク。つまみなんかも要るだろう。
酒樽や調度品、娯楽になりそうな物もあれば喜ばれるだろうが、そんなものまで調合で作れるだろうか?
しばし考えた後、俺が手に取った素材は…選択:酒場に必要な物が作れそうな素材を二つ選んでみよう。(二つの素材は組み合わせではなく、それぞれ別のアイテムになります)
1、トウガラシ
2、ニガムシ
3、ハチミツ
4、竜骨【小】
5、竜骨【中】
6、はじけイワシ
7、カクサンデメキン
8、モンスターのフン
9、追い払う
10、その他 -
311
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-03 20:34
ID:ZX7hidEo
[編集]
甘味は喜ばれるだろうし元気ドリンコとか需要ありそうだから3のハチミツを
もう一つは他の人に任せる -
312
名前:時雨
投稿日:2017-07-03 20:37
ID:nWJ.0j86
[編集]
一つはトウガラシだろうな、特産キノコキムチってあったはず
-
313
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-03 22:46
ID:zsec04XU
[編集]
ミルシィちゃんktkr
物語に出るのは初だったか?帰りがけにガムート装備のチャアクハンターには気を付けろって伝えとこ(ボソッ
-
314
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-04 03:14
ID:kZQ.aK2c
[編集]
暇さん、お久しぶりの執筆で嬉しいです!お久しぶりだもので暇さんの執筆形態が浮き彫りになってきました。
もう、おかしくっていっぱい笑いました。ここでいっぱい笑わせてもらえる執筆者って主の暇さんだけなのかな。
主だし、希少価値~(ってなんのこっちゃ)ストーリーまとめお疲れ様です(汗)無理しないで下さいね。
後、感動したのは素材玉がリアルに作られていって、頭の中で初めて画像化した事!(追記:イケメンの店番萌えw) -
315
名前:兎
投稿日:2017-07-04 08:08
ID:9PGhLqxM
[編集]
しっかりとギャグの書ける人は凄く尊敬する、多少まともに書けるのがシリアスとイチャコラとR-18しかないからなぁ...
遅ればせながら暇氏あらすじと取得品まとめお疲れ様でした、何気に自分の書いたシナリオがどう纏められるのか毎回楽しみだったりしますw
そしてまさかのアトリエシリーズ、爆弾置く時の定型文が『たーるっ♪』な自分としてはwktkせざるをえないですw
選択肢で何が出来上がるのか、そしてそれがどんな描写なのか楽しみにしながら続きを待ちながら、おやすみなさいです。(夜勤なのでこれから就寝なのです... -
316
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-04 19:58
ID:GjZojRFg
[編集]
ひぃいいいハードルが上がっていくぅ…。
楽しんで頂けて何よりですがワシかて本当はシリアスなのがやりたいんじゃ!(病魔ゴアで懲りない屑)
でも頭空っぽでも書ける日常回の方が筆が乗るからシリアス回は案ばかりが溜まっていく。目に付いたのはハチミツとトウガラシだった。
いつだったか、密林で修行した時も、サバイバルという環境でありながらコーンフレークを用意したくらいだ。
ハンターにとっては変哲ない調合素材も、エリクシルの腕にかかれば意外な食材になるかもしれない。
ただ、出会ったばかりの頃の親睦会の事もある。変なキノコとか混入しないよう見張っておく必要があるだろう。
油断は禁物だ…。そんな思いで俺は見繕った素材をエリクシルに引き渡す。
「あら、酒場のお手伝いですか?小さいのに偉いのね。このお兄さんとお姉さんに任せてね!」
エリクシルはそう言ってガキんちょに優しく微笑むと、素材を受け取ってテントの奥へ戻って行った。
子供には甘いタチなようだ。
ともかく、異物混入の容疑でギルドナイトのおじさんに肩を叩かれない為にも、しっかり監視はしておかねば。
そんな俺の心配を余所に、彼女は調合なのか料理なのか良く分からん工程を進めていった。「フンフフン フフフ フンフフン フフフ フフフンフフフンフフフンフフフン フフフフフン♪」
「ほっ…、上手に焼けました…!」
エリクシルは何故か肉を焼き始め、その上にトウガラシの粉末と塩を混ぜて作ったスパイスを振りかけていく。
焼きたての肉の塊が放つ湯気に乗って、程よく乗った脂と刺激的なスパイスが混ぜ合わさった香りが漂って来る。
な、なんだ!あの旨そうなこんがり肉は…!?「はい、まずは一品。ホットミートの完成です」
「焼きたてのこんがり肉にトウガラシのスパイスを振りかけただけの単純な物ですけど、きっとお酒が進むと思いますよ」そう言って出来上がったホットミートなる肉を、俺に渡して来る。
飯と言えばマイルドな味わいのチーズフォンデュが主流のこのベルナにおいて、辛味の効いたこの肉を豪快に噛み千切りながら辛い酒を浴びる程飲むという趣向…。
ウワバミの如き飲んべぇには至上の贅沢だろう。
こと職業ハンターなどと言う人種においては、いかな学究の徒たる龍歴院のひざ元であっても、荒くれ者である本質は変わらない。
そういう荒くれ共の嗜好を真ん中で打ち抜くような料理を、まさか調合で作り上げる事が可能だったとは…。
改めて調合の奥深さと可能性に驚かされる。しかも余ったトウガラシを使い、まだ何か作る気の様である。
おもむろにビンを取り出すと、そこに唐辛子と特産キノコを詰めてよく漬け込み…特産キノコ!?
あれって確かクエスト終了時にギルドに買い上げられる清算アイテムだったはずだが、何でコイツは勝手に持って帰ってるんだ…?
「二品目、特産キノコキムチ。身体のあったまる保存食として、愛好するハンターも多いんですよ」
そう言ってビンを差し出して来るが、俺が物言いたそうにしてるのに気が付いてそっと耳打ちしてきた。
「調合してしまえば生産アイテムじゃなくなるから怒られたりはしませんよ」…じゃあさっきまでのお前は怒られる事をしてたのか?という疑問はグッと飲み込んでビンを受け取る。
たかがキノコとは言え、ギルドの基準も結構いい加減な物なのだと思い知った。 -
317
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-04 19:59
ID:GjZojRFg
[編集]
「さて、後は飲み物もあった方が良いですよね。ちょっと待っててください」
そう言って更にビンを取り出すと、そこにお湯で溶いたハチミツを注ぎ、さらにニトロダケをよく漬け込み…ニトロダケ!?!?
ニトロダケと言えば爆薬の材料としてあまりにも有名。
ちょっと熱すると爆発して破壊と胞子をまき散らす悪魔のキノコだ…!
暑い季節に管理を怠ると、ボックス内で爆発して家がメチャクチャに散らかる事もあるこのキノコをハチミツに漬けようとは、この女は一体何を考えているのか…。俺が止めるべきかどうか迷いながらハラハラと見守る中、エリクシルは涼しい顔でビンを覗き込み、何度かかき混ぜるとこちらに寄越してきた。
爆発するかと思って思わず身構える俺に、エリクシルはさも何でもない風に口を開く。
「出来ましたよ、元気ドリンコです」
…元気、ドリンコ?聞けば、最近の研究によって、ニトロダケの爆発成分には血流増進、意識覚醒、疲労回復、強心作用など様々な効能が認められたらしい。
それを栄養価の高いハチミツと組み合わせることで、美味しく飲めて元気もでる飲料として、調合師達が研究開発した飲み物なんだとか。
その効能はハンターズギルドも認めるところであるらしく、今ではハンターたちの糧食としても一部では愛好されているらしい。
今まで破壊と混沌の権化だと思っていたニトロダケにそんな側面があった事に驚きつつ、手にしたビンの放つ上品な甘い香りとピリッと爽やかな匂いのコントラストに心惹かれる。
機会があったら自分で作ってるのもいいかも知れない。「ちなみに調合の際は、お湯の温度と注ぐ速さに気を配らないと爆発しますので、気を付けて下さいね!」
…やっぱり調合書が揃うまで我慢しよう。
俺はそう決心しながら、ガキんちょの元に出来上がった品々を運ぶのだった。~info~
酒場の看板娘ミルシィに以下の調合品を納品しました
・ホットミート
・特産キノコキムチ
・元気ドリンコ -
318
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-04 20:00
ID:GjZojRFg
[編集]
「わぉ!美味しそうな料理だね!これぜんぶお姉さんが作ったの?」
「ふふっ…そうですよ。お姉さんとお兄さんが、お嬢ちゃんの為に作ったのよ」
出来上がった料理に興味津々と言った態度で訪ねるガキんちょに、にこやかに答えてやるエリクシル。
俺はただ見てただけなのだが、俺も頑張ったという事にしておいてくれるらしい。「わぉ!二人はとってもいい相棒なんだね!早速ボスに見せて来なくちゃ!」
相棒、と言われたのが恥ずかしかったのか、にこやかだったエリクシルは途端に固まってしまった。
「二人とも、酒場が開いたらきっと来てね。それで、あたしとも相棒になってほしいな!バイバーイ!」
「じゅんび、じゅーんび!わぉ、わお~!」
元気なガキンチョは、そんなエリクシルにお構いなしに用意した品を受け取ると、またあの気の抜ける歌?呪文?のような物を口走りながら駆けて行った。気の抜けると言えば、あの脱力するマイペースっぷりはリィの奴を思い起こさせる。
そう言えばリィはああいうタイプの可愛さに目が無かったはずだが、途中で彼女に目を付けられて、かどわかされてしまわないだろうか…?
そう思うと急に心配になり、行方不明騒ぎが起こる前にクルトアイズにでも一報入れておこうかと思った矢先、それは現れた。
…いや、最初からそこに居たのに、今になって気が付いたのだ…!今まさに駆けて行った幼い少女を抱っこしようと、中腰前屈みで手を伸ばしトコトコ追いかけるガムート装備の不審者に…!!!
客三人目(?):ガムート装備の不審者(リィ)
「…かわいい」
そう言って今しがた駆けて行った少女の後を追いかけようとするリィを、俺は語気を強めて呼び止める。「…なに?…邪魔しないで」
俺の言葉に反応し、振り返ったリィの存在感はどこか希薄で、油断すると再び見失いそうになる。
良く見ると、彼女の着ている防具や、首から下げた護石には、ちょっとした影にも同化しそうな深い紫色の装飾品がはめ込まれている。
「忍脚珠…かわいいネコちゃん、捕まえるために、作ったんだから…」…いかん。嫌な予感はやはり当たっていた。
あのガキンチョは既にリィに目を付けられ、今まさにかどわかされようとしている…!
ここは俺がリィの気を引いて、時間を稼がねば…!今の俺に何が出来るか、必死に思考を回す。
かわいい生き物を捕まえる事に腐心する彼女が気に入りそうなアイテムを見せてやるか、それとも力づくで引き留めるか。
いっそ見なかった事にして俺だけはいつもの日常に戻る事だって出来なくはない。選択:リィに見せる、あるいは使う調合品の素材を選んでみよう。
1、マタタビ
2、ツタの葉
3、ペイントの実
4、鳴き袋
5、モンスターのフン
6、見なかった事にする
7、その他 -
319
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-04 20:46
ID:Io9smm5Q
[編集]
リィまだ行ってなかったんかい!
選択は1、かねぇ。アイルー近寄ってくるだろそういや錬金術だと竜骨中が大樽になるんだったか
-
320
名前:時雨
投稿日:2017-07-04 23:03
ID:nWJ.0j86
[編集]
ふと、古代林とベルナ村ってどれだけ距離があるのか気になって調べてみた。
………えぇ、まあ、はい飛行船で片道2日掛かるみたいです。モンハン大辞典曰くMH世界の飛行船がそこまで速度は出せないだろうということで40km/hで48時間飛行したと仮定すると1800km、北海道の北端から九州の南端までの距離とだいたい同じくらいだそうです。すっげえ普通に近くにあるんだって思ってた!ディノのシナリオで竜車って書いちゃったよ
-
321
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-05 20:10
ID:GjZojRFg
[編集]
>>319
その通りでございます!ちなみにFにも錬金調合あるらしくて見てみたら大分実用的なラインナップでした。まあそっちは専門外って事で…(後付け)
>>320
導入の時点で救助の竜車とか書いちゃったからへーきへーきネコが大好きなリィの気を引くには、ネコの好物であるマタタビが一番だ。
…と言いたいところだが、コイツ程の筋金入りともなるとその程度は常備している可能性が高い。
そのままチラつかせても無視されてしまうのが関の山だろう。
かと言って調合リストにはマタタビを使うレシピなんぞ一個も書いて無かった気がするが、エリクシルなら何か知ってるかもしれない。エリクシル先生、お願いします!
そう言ってマタタビをエリクシルに押し突けると、エリクシルは今気が付いたとばかりにハっとした。「相棒…アイボウ…ぅえ!?あ、はい調合ですか!?」
エリクシルはマタタビを受け取けとると、まだどこかボーっとしながらテントの奥に引っ込んで行く。
「マタタビ…何するの?」
リィも疑問を口にするが、俺にも分からん、としか答えようが無かった。俺とリィが見守る中、エリクシルは上の空ながらも危な気なく作業を進めて行く。
まず取り出したのは小タル。
一般的には取っ手を付けて食器とした物が酒場でも良く見られ、気づかなくとも生活の中で目にする機会は多い代物だ。
一方でハンターにとってはコレの中に火薬草の粉末を詰めた物が手の平サイズの爆弾として馴染み深い。当のエリクシルもタルの蓋を外すと、ハンターの例に漏れず中に火薬草の粉末を詰めていく。
しかしその量は明らかに不足しており、容器となっているタルをギリギリ破砕出来るかどうかと言ったところ。
武器としては役に立ちそうにない出来損ないの小タル爆弾に、おもむろに粉にしたマタタビ投入する。
そして何処からか余った木片を取り出すと、それを三角形に整えてタルの上部にぺたッとくっつけた。
結果としてその調合の産物は、ネコの耳っぽい飾りが付いたマタタビ臭い小タル爆弾の様な何かと化した。「ハッ!?私は一体何を作って…、あら、これって確か」
どうやらエリクシルはたった今正気に戻ったようだ。この小タル爆弾もどきも無意識の産物だったらしい。
この意味の分からない爆弾もどきをどうした物かと困惑していると、以外にも口を挟んだのはリィだった。
「それ、マタタビ爆弾…。バルバレで、見た事あるよ…」
「ええ。でも私、何でこんな物作ったんでしょうか。前後の記憶が曖昧です」 -
322
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-05 20:10
ID:GjZojRFg
[編集]
どうやらバルバレ周辺のハンター達の間でのみ使われている特殊な調合の爆弾だったらしい。
何でも火薬の量を極力抑え、代わりにマタタビの粉末を使用することでマタタビの匂いを周囲に拡散させる爆弾なんだとか。
元は野良アイルー達を利用するために開発されたこの爆弾は、しかし何故か伝説級の狩人達がこぞって求めるため、市場にはまず出回らないという。「耳、かわいい…わたしも欲しい…」
どうやらリィの興味もこのマタタビ薫るネコ型爆弾に移り始めたようだ。
きっとバルバレでは品薄で、欲しくても買えなかったのだろう。
そしてそのネコ型爆弾は、今やこの俺の手の内にある!
この状況、上手くすればマイペース極まりないリィに言う事を聞かせられるかもしれない…!コレが欲しいなら今から俺言う事を守れるか?と訊ねてみる。
「…うん」
内容も聞かずに素直に頷くリィ。
…よし、今なら言う事を聞くはずだ。
可愛いからと言って人をむやみに抱っこしたりさらおうとしたりしてはイケない、と人間社会の決まりを切々と説く俺…。
リィは視線がマタタビ爆弾に釘づけだったが、話しが終わるともう一度素直に頷いた。
…本当に分かってるのか今一つ不安なところだが、素直な内に帰って貰った方が良いと判断しマタタビ爆弾を渡す。
「ありがとう…ずっと大事にする…」
リィはネコ耳の付いた小タル爆弾を両腕でギュッと抱え込むようにして受け取ると、トコトコと帰って行く。
その心境は表情からは読み取れなかったが、多分幸福な物なのだろうと思った。…そう言えば、人だけでなくネコもさらっちゃイケませんと言うのを忘れていた。
~info~
二日目が終了した
酒場の看板娘は無事に依頼の品を持ち帰る事が出来たようだ。満足度+1
リィはマタタビ爆弾を気に入ったようだ。これでしばらくは安心だろう…。満足度+1
リィがかわいいい物を作ってもらったと自慢して回っているようです。明日は変な客がくるかも…。 -
323
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-05 20:13
ID:GjZojRFg
[編集]
~手伝い三日目~
昨日は初日よりも客が多くて大変だった。
そのせいか、エリクシルも今日は朝から忙しそうに歩き回り、良く分からん作業に没頭している。
色とりどりの煙を上げる壺をしきりにのぞき込んだり、湯気を上げるタルを軽く揺すってみたりとその光景の怪しさはかつてない程だ。
「ヌハハハハ!たのも~う!」
外から威勢のいい声がして、怪しい儀式会場から外へと視線を移す。
そこには訓練所の教官達と同じ装備を身に着けた、浅黒く日焼けした男が立っていた。客四人目:孤高の教官
「ヌハハ!ここか!駆け出しや貧乏ハンター達の強い味方と噂の変な道具屋とやらは!」
「良く見れば店番の男も金を持ってなさそうな面をしている。まるで我輩のようだな!」余計なお世話も甚だしいこの浅黒い教官姿の男は、名を「孤高の教官」と名乗った。
孤高の教官は、聞いても無いのに自らの身の上話を語り始める。「我輩、これでもちょっと前はとある事業で一山当てたセレブだったのだが悪徳業者に担がれてな…」
「事業再起の資金を稼ぐため、ちょっくらハンター稼業に戻ろうかと考えているのだ!」
「以前はカッチカチの豪山龍素材で作った水着を売りだして盛大に外してしまったが、このままでは引き下がれん!」
「であるからして、今回はハプルボッカの素材で作った水着を企画した!コレでブームを作って高騰した素材を売ってウハウハのヌハヌハだ!」
「さらに!クエストを自分で受けて素材集めをすれば報酬金も貰えて左団扇まっしぐらと言う訳だな!」
「そこでだ、貴様。ちょっと砂に潜り身を隠す、あのハプルボッカを狩猟するのに役に立つアイテムを用意してくれんか?」
「言っておくが、我輩のブランクを舐めるなよ。今の吾輩は下手すると砂漠の真ん中で迷って干からびるくらい狩猟の勘が鈍っている!」一方的にそこまでまくし立てると、話は終わりだと言わんばかりにはやく~、と急かし始めた。
非常にうさん臭い人だが、着ている装備は確かに本物の教官用の装備だ。嘘は言っていないのだろう。
ただ、本人も言っている様に、ハンター稼業から離れていた時期が祟って実力を落としてしまっているようだ。
まあ、実際にハプルボッカと戦ってすっぱり負けてくれば諦めもつくだろう。
その辺も考慮して用意するアイテムを考えてやるとしよう。そう考えて俺はエリクシルのアイテムボックスを開く。
この作業もだんだん慣れてきたが、底から出て来るアイテムもだんだん変な物が増えてきた。選択:孤高の教官に渡す調合品の素材を選んでみよう
1、氷結晶
2、砂竜のキモ
3、角笛
4、コゲ肉
5、追い払う
6、その他 -
324
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-05 20:49
ID:giRUjE2c
[編集]
3やなこれは
釣りカエルと角笛で鳴き袋、そして爆薬と調合で音爆弾やろ -
325
名前:~~
投稿日:2017-07-06 20:02
ID:GjZojRFg
[編集]
ハプルボッカと言えば砂中に身を潜め、音を頼りに奇襲する大食いモンスター。
だからまあ、多分角笛とかで良いんじゃなかろうか。
そんな軽い考えで角笛をひっ掴んで、エリクシルの元へ持っていく。
エリクシルは一抱えほどもある湯気立つタルを一生懸命振っていたが、途中で息が切れたらしく助けを求める様にこちらを見ていた。「ふぅ…はぁ…。意外とキツイ…。あ、ハプルボッカ退治の道具ですか?」
「分かりました…はぁはぁ…。じゃああの…このタル、私の代わりに振ってて…貰え、ませ…ンカ」
最後まで息が続かないエリクシルからタルを受け取る。
中で何かが発酵でもしてるのか、グラグラと音がしてジンワリと熱が伝わってくる。
「龍歴院の新技術の研究をお手伝いしてるんです。大事に扱って下さいね」
まだ肩で息をしているエリクシルは、そう言い残してから調合に入った。角笛を手にしたエリクシルは、何を思ったのか釣りカエルを取り出すと角笛の中に放り込んだ。
巨大なカエルがブオー…ブオー…と鳴くたびに角笛からその音が増幅されて放たれる。非常にやかましい。
しかし、彼女の暴挙はそれだけに止まらない。
更に少量の爆薬を固めて中に放り込み、吹き口に導火線を付けて蓋をすると完成と言わんばかりにこちらに差し出して来た。「はい、錬金調合式の音爆弾の完成です!この吹き口から垂れた紐を引っ張ると爆薬とカエルが音を出しますので」
振っていたタルをエリクシルに返し、代わりに彼女が作った何かを受け取る。
彼女はあろう事か、この何かを音爆弾と呼んだ。
俺の知ってる音爆弾は鳴き袋を火薬で炸裂させる手投げ玉であって、決して中から重低音の鳴き声が響く紐付き逆三角形の物体では無いのだけれど…。
しかし、当のエリクシルが音爆弾だと言い張っているので、これはもう音爆弾だと思う他ない。
どうせ使うのは俺じゃないし、多少オリジナリティに溢れていようが音が出るなら同じだろう。孤高の教官に逆三角形の物体を音爆弾だと言ってを渡すと、来た時と同じ様にヌハハハハ!と高笑いしながら意気揚々と帰って行った。
その根拠なき自身に輝く後姿を見ていると、今更ながら彼の事が心配になる。
遭難でもして俺達が救助する羽目にならなければ良いが…。そんな事を思いながらテントに戻ると、エリクシルは湯気を上げるタルを眺めながら熱心に何かをメモしていた。
「マカ麹の反応は概ね予想通り…!この速度で変成作用が起こるなら実戦でも実用出来るかも…」
「後は実戦で試しながら調整出来ればいいんだけど、一先ず報告書を纏めないと…!」
そう言ってまた忙しそうに歩き回るエリクシル。
あの教官の事なんかより彼女がスッ転ばないかの方が心配になってくる。
そんな心配を余所に再び俺にタルを押し付けて、エリクシルは紙面に筆を走らせる。
その顔が不思議と充実して見えたので、まあいいか、と一息ついてから、黙ってタルを振っている事にした。~info~
三日目が終了した
孤高の教官が音爆弾を持ってハプルボッカ狩りに向かったようです。満足度±0
果たして無事に帰ってこれるでしょうか? -
326
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-06 20:03
ID:GjZojRFg
[編集]
名前みすっちゃった!
~旧砂漠~
広い砂漠の真ん中を一人の男が彷徨っていた。
男はハンターズギルドの教官達が身に着けるクロオビシリーズと呼ばれる防具を身に着けていおり、その肌は砂漠に来る前から浅黒く日焼けしている。
孤高の教官である。「ヌハハ!久々の狩場の空気、実に感慨深い!」
「さて、肝心のハプルボッカはどこに居る?とりあえず砂漠地帯を歩き回ってはいるが、変な砂山ばかりでそれっぽい姿など見当たらんではないか」
「まあ、砂漠中をくまなく歩き回ればどこかしらには居るだろう!見つけるまで探すぞ!ヌハハハハ!」彼は再び意気揚々と歩きだす。
背後の砂山が、溜め息をつくようにブシュッと砂を吹き出したのにも気づかずに。彼の勘は鈍りに鈍っていた。彼自身が考えているよりもずっと。
でなければ、どうしてすぐそばで砂山に身を隠すハプルボッカに気付かずに、砂漠中を歩き回る事ができようか。
彼がこのままハプルボッカと戦う事すら叶わずに、衰弱したところをパクリといかれるのも時間の問題であった。「ヌ?歩きすぎて方角が分からなくなってしまった!ベースキャンプはどっちだ?」
もうすぐ、砂漠の日が暮れようとしていた。 -
327
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-06 20:08
ID:GjZojRFg
[編集]
~手伝い四日目~
いい加減、アトリエの手伝いにも慣れて来た。
同時に、いつまで手伝えばいいのかとか、俺が頼んだ消耗品はいつ調合してくれるのかと不安にもなって来る。
思い切ってエリクシルに聞いてみようかと思った矢先、彼女が声を上げた。「出来た…!後はこれをギルドマネージャーに届ければ…」
「すいません、このタルと報告書をギルドマネージャーの所に持って行ってくれませんか?」
エリクシルから、昨日湯気を上げていたタルと何枚かの紙を渡された。
紙には「マカ麹の変成作用の高速化と実用化についての実験報告書」と題打たれている。その意味するところは良く分からなかったが取り敢えず言われた通りに届けようかと歩きだすと、彼女からもう一声掛かった。
「あなたのお蔭で、龍歴院から頼まれていた実験も、このアトリエも上手くいきそうです」
「ご注文の品、毎日少しずつ作っておきましたので、もうすぐお渡しできますよ」
「届けたら、早く帰ってきてくださいね!」
そう言って二ヘラ~っと蕩けそうな顔で笑う彼女に見送られて、俺は龍歴院へと歩きだした。 -
328
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-06 20:09
ID:GjZojRFg
[編集]
~龍歴院前広場~
ギルドマネージャーは俺が抱えたタルを目ざとく見つけると声をかけて来た。
「おや、お若いの。そいつはエリクシルに実験協力を頼んでいたマカレンキンのタルじゃないかい?」
「もう終わらせてくれたとは、有り難い事さね。さ、報告書も預かっているのだろう?見せておくれ」
そう言って俺からタルと紙をひったくり、紙面に食い入るように目を走らせる。「ふむ…やはり机の上でこねた理屈とは切り口が違うね。これなら思ったよりはやく実用化できそうだ」
「こいつはね、マカ麹ってカビを利用した錬金術の一種さね」
「マカ麹と触媒を壺に密閉して放置する従来のやり方では作用が遅く狩りに役立てるには工夫が必要だったかがその点我が龍歴院が開発したこのタルなら…」
報告書を読み終わったギルドマネージャーは、聞いてもいないのに何やら熱く語り始めた。
途中から意識が飛んで聞いて無かったが、要するにこのタルの中には素材とそれを作り変える麹が入っており、シャカシャカ振って活性化させることで色んなアイテムを作り出せる新技術なのだそうな。
それが本当なら、金欠にしてアイテム欠である今の俺にとって喉から手が出るほど欲しい技術だが、くれと言ったらくれる物だろうか?何と言えばあのタルを俺にくれるだろうかと思案していると、一人の男がギルドマネージャーの元に駆け寄り、何事かを耳打ちした。
「おばば、お取込み中の所申し訳ありません。昨日、旧砂漠に狩猟に向かった者が一人、ベースキャンプに帰還せず消息を絶ったとの報告が入っております」
「今、あの砂漠は屈強な潜口竜の縄張りとなっており、救助隊を派遣するには上位ハンターの協力が必要です」
「しかし、龍識船の任務関係で多くの上位ハンターが出払っており、丁度いい人材が…ん?」
報告を入れていた男、もとい、クルトアイズと思いっきり目が合った。
思わずサッと目をそらす。
彼に目を付けられると必ずろくでもない目に遭うからだ。「おい、ちゃんとこっちを見たらどうだ?確か、お前ももう上位ハンターだったな?」
ほら来た…!
頼む…!今の俺に行方不明者の捜索をしろなんて言わないでくれ…!
俺のスカスカのポーチを見て、クエストなんて出来る状態でない事を察してくれ…!
「丁度いい、お前に行方不明者の捜索を緊急クエストとして発注する。緊急だからな、拒否権はない」
俺の必死の祈りも虚しく、クルトアイズはその場でサラサラと依頼書を作成すると、俺に押し付けた。終った…。
クーラードリンクを買う金も惜しい今の俺に、過酷な砂漠で人探しをしろなんて死の宣告と同義だ…。
エリック、ウドン、シルビア…、主人らしい事なにもしてやれなくてすまねぇ…。
観念し、がっくりと肩を落としながらクエストカウンターへと向かう俺。
「お待ち、お若いの」
しかし、そんな俺に救いの手を差し伸べてくれたのは、以外にもギルドマネージャーであった。
「丁度いい機会だ。あんた、このマカレンキンのタルを持っておいき」
「不測の事態に備えて道具は多い方が良いだろう?ついでにコイツの使い勝手を試して来てくれると助かるんだがねぇ」
振るだけで様々なアイテムを生み出す、錬金術の粋をあつめたタル。
それが今、俺の手の中に納まった。エリクシルが託してくれたこのタルだけが、唯一の希望であり、武器となった。
客五人目(?):孤高の教官(要救助)
…さて、そうは言った物の、流石に一人でクエストに行くのはいかがな物か。
大事を取って誰かを誘った方が良いかもしれない。選択:クエストに誰かを連れて行くかどうか選んでみよう。
1、一人で行って報酬独り占め!
2、誰かを誘おう…(一人まで。断られることもあるよ)
3、その他あなたの状態
体力:満タン スタミナ:満タン レンキン:5 道具:なし~info~
ここからは旧砂漠のどこかで遭難している孤高の教官を探すクエストに出発します。
クーラードリンクを持っていないため、あなたもジワジワ弱って行きますが、レンキンアイテムを活用して危機を乗り切りましょう。
なお、エリクシルの満足度3以上の達成により、レンキンゲージが5の状態でスタートできます -
329
名前:蟹
投稿日:2017-07-06 20:23
ID:B8nXzJ4E
[編集]
とりあえず戻ってきました(他スレにはいたにはいたけど)
これからも精進していきます旧砂漠でハプルと聞いたらまぁ、ね(自シナリオの話を持ってくる屑)
というわけで2からランドラットさんを
無理ならエリックが欲しいところだけど、欲張りはしない -
330
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-07 01:35
ID:6m3ZPbMI
[編集]
蟹さんが先に投稿されているので諦めますが、あぁエリクシルが「届けたら早く帰って来てくださいね!」というのが気になって気になってk…(以下ループ)
た、他意はないかもだけどちゃんと一度戻ってあげて欲しく、アイテムを渡した責任もあるし、砂漠にはエリクシルを伴えたならと思ったりしてました。
でも大丈夫です。蟹さんので(どうしてもいちゃラブが見たい私w)暇さん、蟹さんと私の意見を調合して~(傍若無人) -
331
名前:兎
投稿日:2017-07-07 09:57
ID:9PGhLqxM
[編集]
お、この感じなら丁度夜勤明けの弩曜日に進行役取れそうかな。
日常回で終わると思いきやまさかのクエスト、しかも救助。
これは音爆弾を与えずに説得して狩猟を諦めさせていたらイベントカットだったのだろうかw
そしてどうしても砂漠で行き倒れてる図よりオアシスで元気に泳いでる図しか頭に浮かばない...そしてやはりいちゃらぶは需要アリと、メモメモ。
追記
弩曜日ってなんだよ、土曜日だよ、なぜそんな変換をする我がPCよ -
332
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-07 17:42
ID:GjZojRFg
[編集]
何も考えずにやってるからね!今から結局クエストってどう考えても序盤中盤終盤のリズムから外れてんだよなぁ、これよお、なあ。
マカ錬金タルがあるとはいえ、やはり一人で行くのは無謀だろう。
文字通りミイラ取りがミイラになるなんて事態を避けるためにも誰かしらの協力を得たいところだ。
しかしクルトアイズも言っていた通り、腕の立ちそうな連中は皆出払っている様で、頼りになりそうなのは…いや、居た。
厳つい鎧を纏い大きな槍と盾を携えるあの姿は、広場の隅にいても良く目立つ。
ランドラットの奴だ。
猪突猛進なアイツじゃ確かに救助に向いているとは言えないが、共にハプルボッカを狩った経験もある。
一応声をかけてみる事にする。「あん?ああ、お前か」
「見てたぞ、さっきのやり取り。お前まさか、俺に捜索なんぞ手伝わせようなんて思ってないよな?」
いや思ってるけど?
開き直ってそう答えてみるが、やはりと言うか、ランドラットの態度はツレない物であった。
「お前、俺が以前言った事覚えてるか…?俺を!ツマラン仕事に!!巻き込むな!!!」
ランドラットは俺の誘いをスッパリ断ると、踵を返す。
「ったく、俺は少しでも早く強くなりてぇんだ!コイツの扱いにも早く馴れてえのに遊んでる暇なんざ…」
そう呟いて背に負った槍を撫でる。
良く見ると、鋼鉄で鍛えられたその槍身は二つに折りたたまれ、内部には砲撃機構、先端には専用の刃が取り付けらているのが見て取れる。
…ガンランス。
密林で修行するきっかけになった出来事をまだ気にしているのだろうか。
コイツも新しい力を得るのに必死なようだ。俺も諦めて踵を返すが、その足を踏み出す間際で今度はヤツの方から話しかけて来た。
「待て」
「確か屈強なハプルボッカの縄張りだって言ってたか?」
…嫌な予感がする。
コイツが今何を考えているのか手に取る様に分かる。
「捜索は手伝わない!それでも良いなら付いて行ってやる!いや絶対行く!もう決めた!」
「あ、あとポーチはこの前ランスの穂先に引っ掻けて破れたからな。俺の道具は当てにするなよ」
やはりこうなった。
コイツは捜索なんてそっちのけでモンスターと戦いにいくつもりだ…!
下手にモンスターを刺激して救助が困難にならなければいいが…。
あと最後なんて言ったコイツ?俺の心配を余所に、目の前の猪衛士は背中の槍を出したりしまったりガチャガチャ言わせて張り切っていた。
~info~
ランドラットが一応付いて来てくれるようです。
ただし、道具を所持していない上に積極的な協力はせず、独自の思考で行動します。 -
333
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-07 17:48
ID:GjZojRFg
[編集]
どうしよう、不安だ。
たまらなく不安になってきた。
もっと分別があって信頼のおける、それでいて暇してる上位ハンターは居ないのか。
必死に当たりを見渡すがそれらしい者は他に居ない。
まして龍歴院にいる知り合いなど、他にはエリクシルくらいしか…そこで、ふと思い当たる。
戦闘こそ得意な方では無い物の、彼女も立派な上位ハンターである。
何よりランドラットのアホよりはよっぽど話も通じる。
ランドラットが制御不能な分、彼女にフォローしてもらおう!我ながら名案を閃いた物だと小躍りしながら、エリクシルの元へ帰るのであった。
「あ、お帰りなさい!あなたのアイテムの調合も夕方までには終わりますから少し待ってて下さ…あれ?」
「そのタル、どうしてあなたが持ってるのですか?ギルドマネージャーに届けたのでは?」
作業を進めているエリクシルはこちらの姿を認めると、不審な顔をする。
そのギルドマネージャーから貰ったのだと説明すると何故かエリクシルは意気消沈してしまった。
「そうですか…、私から渡そうと思ってたのに…」
彼女はテントの奥からゴソゴソと同じタルを持ってくると、所在なさげに俯く。どうやら俺の分のマカ錬金タルを取っておいた様だ。
仕方ないとは言え、機嫌を損ねてしまったのも事実なので形だけでも謝りつつこちらの事情を話す。
彼女はしょぼくれながらも話しを聞いてくれた。「行方不明者の捜索…ですか。それってクエストですよね?」
当然の事を聞いてくるエリクシル。
なんだかこっちも嫌な予感がして来た。
「ここの所忙しかったので、しばらくはクエストに行くことも無いと思って…武器は全て整備に出してしまったんです」
「だからご一緒しても大したお力には…それこそタルを振るくらいしか出来ませんがそれでも良いなら…」
「あ、あとポーチもこの前ボックスの角にひっかけて破れました」…なんて事だ。
頼れる物はやはり己が手の内にある錬金タルのみ。
その事実を改めて実感し、天を仰ぐ。こうして一応は…本当に一応だが仲間達も集め、俺は旧砂漠へ出発した。
~info~
エリクシルが一応付いて来てくれるようです。
ただし、行動を共にしてはくれますが武器も道具も所持しておらず、レンキンゲージ以外の要素をあなたと共有します。 -
334
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-07 17:49
ID:GjZojRFg
[編集]
~旧砂漠・エリア11(野良アイルーの集落)~
上位相当のモンスターの縄張りは、いかに飛行船と言えどおいそれと近付く事は出来ない。
従って狩場の近く、その時々で違う場所で一度降りてから各自が徒歩で狩場まで向かうのが上位ハンターの慣例となってる。
その例に漏れず、旧砂漠の近くで降ろされた俺達は、取り敢えず真っすぐ歩き続けた結果、ここエリア11…通称ネコの巣へと辿り着いていた。
旧砂漠の最北西に位置し、ここから南に広がる砂漠地帯と東の岩場地帯、どちらへ行くのも便利な中継地点である。
闇雲に歩いて来たつもりだったが、この場所に辿り着いたのは僥倖であった。ただ一人…
「あれ、ランドラットさんは?」
…そう、ランドラットのアホを除いて。アイツめ、船から降りたらはぐれるなと良く言って聞かせたはずなのに、いつの間にか居なくなってしまった!
同じ旧砂漠を目指して歩いていた以上、何処かしらには辿り着いていると思うが…。ともあれ、これから救助対象を探すにあたり、どう行動するかを決めなくてはならない。
選択1:これからの探索の方針を決めてみよう
1、集落の野良アイルーに変わった事が無かったか聞いてみる
2、東の岩場地帯を探索する
3、南の砂漠地帯を探索する
4、集落を襲って道具を略奪する
5、その他あなた達の状態
あなた&エリクシル
体力:満タン スタミナ:満タン 道具:無し レンキン:5&5
※あなたの装備は前シナリオから変わらずにアルバレッドとレイアS一式 -
335
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-07 18:02
ID:VkWkFJNo
[編集]
とりあえず1だな、闇雲に動き回ったら教官の二の舞になりかねんし
しかし…
あなた:金欠のため道具ほぼ無し
エリクシル:武器は全て整備中、おまけにポーチが破損した為道具無し
ランドラット:ポーチが破損しているので道具無ししかも狩場は旧砂漠…改めて現状を確認したがこれはひどい(マカ錬金タルは2つ分あるけど)
-
336
名前:蟹
投稿日:2017-07-07 19:27
ID:B8nXzJ4E
[編集]
これ全員にタクミくんの怨霊が憑いてる説ワンチャン
現在大して関係ないけど、ランドラットのガンランスは何でしょう?
まさかブレインフォックスとか言うなよ……>>337
さすがに一個ぐらいくれても良かった気はするなぁ……と
クルトアイズ、ノベルでもこういう人なんですかね? -
337
名前:時雨
投稿日:2017-07-07 19:55
ID:nWJ.0j86
[編集]
死んでない死んでないタクミくん勝手に殺さないであげてせめて生霊にしたげて
しかし、クーラー分けて貰ってもいいんじゃないかなーと思ったら新手の縛りプレイのようになるとは…
-
338
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-07 20:26
ID:GjZojRFg
[編集]
ランドラットの今のガンランスは討伐隊正式銃槍を想定していますが、なんならブレインフォックスでもええんやで(ランス)
この集落は岩陰に遮られるように存在しているために幾分かマシな環境だが、一歩外に出れば砂漠の日差しは確実に俺達の体力を奪うだろう。
クーラードリンクが無い以上、自らの体力が制限時間であり、したがって闇雲に広大な狩場を駆けまわる事はしたくない。
そして、野良アイルーというものは生活の糧を得るために狩場のいたるところで採集や狩猟を営んでいる。
時にはハンター相手に盗みを働くこともある彼らなら、どこかで変な人間を見たら群れ全体で情報を共有しているかも知れない。
と言う訳で、俺達は目の前をトコトコ歩いている野良アイルーに何か変わった事が無かったか聞いてみる事にした。「にゃ?最近怪しいヤツを見なかったかって?」
「今目の前にいるアンタたち以外だと、昨日群れの若いメラルーたちが捕まえて来たアイツくらいかニャー」
「今は若い衆たちの隠れ家に転がしておいてあるはずニャ。生意気だったからボコされてるかも知れんがニャ」
「隠れ家?教える訳ねーだろーがニャ。あそこは若い衆たちが魚釣りだってするんニャから」
十中八九教官だろう。
あの人メラルーに負けたのか…。
隠れ家とやらも、釣りが出来る狭い場所となると大分限られてくるだろう。「ついでにお前らが来るちょっと前にゲネポスの群れに絡まれてるハンターが居たらしいニャ」
「東の岩場地帯…特に地底湖跡の洞窟は今、砂漠を追われたゲネポス共の縄張り…。僕らの様な野生の勘があればまず近づかないのにニャー」
「ま、今頃は良くて洞窟を流れる流砂に足取られてどこかに流されたか、最悪ゲネポス共のオヤツかにゃ」
そんな奴まで居るのか…。
わざわざゲネポスの群れなんぞに関わるとはよほどのアホか戦闘狂だろうな、そいつは。「あとは…あのにっくきハプルボッカの野郎にゃ!アイツが砂漠の真ん中に居座るせいでウチの群れもおまんま食い上げニャ!」
語気を荒げてアイルーは語る。
やはり生活圏に大型モンスターが居ると色々とやりづらいのだろうか。ともかく得られた情報は3つ。
昨日、人間が一人メラルーたちに捕まってボコられているらしい事。
東の地底湖跡でゲネポスの群れとハンター一人が交戦中らしい事。
そして、依然としてハプルボッカは砂漠に潜んでいるらしい事。教官かも知れない人物を探して彼らの隠れ家を訪ねてみるか、あるいはゲネポスと交戦していたハンターとやらを探してみるか。
もっと他の行動をとるのもいいかもしれない。選択:得られた情報を元に旧砂漠を探索しよう!
1、メラルーたちの隠れ家になっている砂漠地帯の洞窟へいく(エリア9)
2、ゲネポスとハンターを追って地底湖跡へ(エリア5へ)
3、砂漠に潜むハプルボッカをブチノメス!(エリア7へ)
4、その他あなた達の状態
あなた&エリクシル
体力:満タン スタミナ:満タン 道具:無し レンキン:5&5
※砂漠地帯を経由するルートを通る場合、特に対策が無い場合は体力が減っていきます。
対策を講じる場合は選択肢と合わせて書き込んでください。 -
339
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-07 22:11
ID:7vwicpfk
[編集]
さっさと保護してあげよう、1で
-
340
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 02:06
ID:pIJSxz3.
[編集]
ふと思ったんだが、いつものポーチは無いにしても流石に臨時ポーチはあるよね?
あれは確かギルド支給だった筈。
だから山菜ジイさんからピッケル系もらって氷結晶掘って、熱帯イチゴと調合するとかいう荒技も可能と言えば可能だよな……
エリクシルなら調合書なくても作れるだろうし -
341
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 04:33
ID:yaSaqTLM
[編集]
暇さん、蟹さんの意見と私の意見、うまい具合に調合して下さって有り難うございました。
「1人まで」って指示あったのに、無理難題を押し付けてすみませんでした(汗)
でもこの3人、初期メン、懐かしいですね>>331 兎さん、そうですよ~、兎さんの大人な演出楽しみにしてまス///
>>342 !!………の、の、の内の3人(汗)
-
342
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 05:11
ID:7vwicpfk
[編集]
りゅ~しかが かなしそうに >>341 を みている
-
343
名前:龍歴院の錬金術師@暇
投稿日:2017-07-08 06:42
ID:GjZojRFg
[編集]
>>341
(代わりにランドラットは制御不可、エリクシルは武器なしというペナルティ課してるから)ええんやで
そして皆さまに置かれましてはクソ無計画に長期化したこのシナリオに少々お疲れのようなので敢えてこちらの恥を晒しますと…
あなたが金欠なのもクルトアイズがクーラーくれないのも仲間のポーチが破れてるのも、偏に道具が充実していては困るというシナリオの都合であります…!
従ってその都合の大本となっているブツを活用すれば、大体の困難には対処可能となっております。
もちろんこちらの想定にあえて逆らう反骨精神も大好きでしてよ。前置き長くなったけど以下本文。流石にもうすぐ終わるよ。救助対象が居る場所が割れたからにはのんびりしている理由も無い。
俺達は野良アイルーに短く礼を言うと、集落を後にして砂漠地帯に踏み込んだ。
~旧砂漠・エリア7~
ぽつりとそびえたつ岩の柱以外は、辺り一面黄色い砂の広がる不毛の海。
黙々と歩みを進める俺達を照らす日差しは容赦なく、遮る物のない俺達の身体から汗を噴き上がらせる。
「うう、熱い…泡でも纏えばマシになるかしら…」
そう言っておもむろに転がり出すエリクシル。
彼女が着ているタマミツネの防具は、その素材の特性からか激しい動きに応じて潤滑性のある泡を滲ませる性質を持つ。
しかし、少しでも涼もうとした彼女の試みは、結局この日差しの前では無駄だったようだ。
むしろ余計に汗をかいたのも相まって、少々目のやり場に困る有様になっていた。
運動直後で上気した頬、荒い息を付きながら不思議そうにこちらを見る彼女に対し、潜口竜に気付かれるからやめろ、と釘をさしておく事にした。ともあれ、砂漠を歩く事しばらく。
砂から露出した岩肌にポッカリと空いた穴の前までたどり着いた。
入り口からは中の様子こそ覗えないが、数匹のネコと男が一人争っている声が聞こえる。
メラルーたちの隠れ家はここで間違いないだろう。
意を決して踏み込んだ俺達の目に、珍妙な光景が映し出された。~info~
エリア7を移動し、エリア9へたどり着きました。
砂漠の日差しで体力が減少。エリクシルが転がったのでさらに体力、スタミナ減少。 -
344
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-08 06:46
ID:GjZojRFg
[編集]
~旧砂漠・エリア9~
「おらおら!さっさとその身ぐるみこっちに寄越すニャ!」
「弱りきって転がり込んで来たから優しくしてやりゃ、俺達のお魚さん全部くいニャがって!この人間め!」
「やめろ、コラ!この防具は我輩の一張羅なんだから盗もうとするんじゃない!我輩が悪かったから!代わりにこの音爆弾やるから!」
「んな中からカエルの鳴き声がする紐付き逆三角形の物体が音爆弾なわけねぇーだろぉーがニャ!この!この!」結論から言うと、孤高の教官は、居た。
ただし、メラルー達に囲まれにゃんにゃん棒でポコポコ叩かれて亀みたいにうずくまっている。
この状況、リィなら喜びそうだが、助けるとなるとややこしい事になりそうだ。
「ヒドイ!逆三角形でもちゃんと音は鳴るのに!」
エリクシル、余計ややこしくなるから今は黙っていて欲しい…。さて、ついに見つけた孤高の教官。
どうやって彼を猛り狂うメラルー達から救い出そうか?
話しを聞く限りでは教官が彼らの分の食料を食べてしまった事を怒っているようだが…。
どの道メラルーに盗まれるような物を持っていない今なら、いっそ力づくで追い払ってしまった方が簡単かも知れない。選択:教官を攻撃しているメラルー達をどうするか選んでみよう。
1、力づくで追い払う
2、話し合いで何とかする
3、教官を見捨てる
4、何か錬金する(レンキンアイテムやどう使うかも合わせて書いてね。アイテムに応じたゲージを消費)
5、その他あなた達の状態
あなた&エリクシル
体力:肌ひりひり スタミナ:割と疲れた 道具:無し レンキン:5&5
孤高の教官
体力:ポコポコ分減少 スタミナ:満腹 道具:音爆弾 -
345
名前:蟹
投稿日:2017-07-08 09:48
ID:B8nXzJ4E
[編集]
魚食べてしまったということは食い物問題が大きいかな?
4でレンキンフードを調合、メラルーたちに振舞ってみよう -
346
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-08 13:31
ID:GjZojRFg
[編集]
メラルー達はお腹が空いて怒っているのなら代わりの食べ物と交換で教官を開放させることは出来ないだろうか。
しかし、手持ちにはこんがり肉どころか携帯食料すらない訳だが…。「そういう時こそ錬金術の出番です!私に任せて下さい!」
名乗り出たのはエリクシルであった。
彼女はレンキンタルを湯気が出るまで軽く振ると、そのまま蓋をあける。
すると不思議な事に、中から小さな乾パンの様な塊が転がり出て来たのである。
「レンキンフード、マカ麹で作った携帯食です。触媒と熟成次第で食料から爆発物まで何でも作れちゃうんですよ!」
そう言って得意げにしているエリクシルだが、爆発物と同じ素材で出来た食料って大丈夫なのだろうか…。「ねぇ、ネコちゃん達。お腹が空いているのなら、コレをあげるからその人を放してくれませんか?」
「あ?何ニャお前ら?」
エリクシルがレンキンフードを手にメラルー達に話しかける。
メラルー達はジロリと一斉にこちらを睨んだが、食料があるのを見るとサッとひったくって食べ始めた。
ちゃんと一個を分け合って食べているのが微笑ましい。
「まったく、こんなモンで俺達の怒りが収まる訳が…おいしいニャ!」
「どれどれ…一口サイズで食べやすいニャ!集落に帰って自慢するニャ!」
「俺に俺にも…パサパサするニャ!集落に帰って水飲みてぇニャ!」
メラルー達は三者三様の感想を言い放つと、カルチャーショック!とばかりに飛び跳ねて集落へ帰って行ってしまった。
ともかくこれで教官を連れ出す事が出来そうだ。~info~
メラルー達にレンキンフードを振る舞いました!初めての味に彼らは満足したようです!
エリクシルのレンキンゲージが1減りました。 -
347
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-08 13:34
ID:GjZojRFg
[編集]
メラルー達の居なくなった隠れ家で一人うずくまる孤高の教官。
彼に声をかけて、迎えに来たと伝えると、恐る恐る顔をあげた。
「ヌ?迎えだと?我輩まだあの世からお迎えが来るような歳では…おお!貴様らは!」
見知った顔を見つけて安心したのだろうか。
無事に保護された教官は、キャンプへの道すがら、旧砂漠に着いてからの事を語り始めた。~旧砂漠・エリア7~
「我輩、貴様らから音爆弾を受け取った後すぐさまクエストを受けて旧砂漠に来たはいいが肝心のハプルボッカが見つからなかったのだ」
「そうこうしている内に夜になってな、寒いし道に迷ったのであの洞窟に逃げ込んだところ、あのメラルー達に拾われたのだ!」
「貴様らが来なければ、危うくメラルーの卑劣な罠に嵌められる所であった!感謝しておくぞ!」
卑劣な罠と言うより、助けてくれたメラルーに恩を仇で返して怒らせただけに思えるが…。
「それにしてもハプルボッカなど本当に居るのか?我輩に恐れをなして逃げ出したのではないか?この広い砂漠のどこを見渡しても変な砂山がこんもりとあるだけだ」
教官は、そう言いながら足元の砂の山を蹴り崩す。
クーラードリンクも無いんだから無駄な運動は控えた方が…と窘めようとした時、変化が起こった。
教官が蹴った砂の山が、ブシュッっと息を吐きながら砂漠の底へ沈んで行ったのだ。
ちなみに、潜口竜ハプルボッカは砂の山に擬態し、不注意な獲物が通りがかるのを待つ習性がある。ゾッと背筋が冷える…!
「ヌ?なんだ今のは」
「あ、あの…今のって、もしかして…」
…しばしの沈黙。
お蔭でクーラーが無くても涼しくなれた、と皮肉を吐こうと思った…瞬間。
砂山のあった場所。
教官の鼻先を鋭い牙の並んだ大口が飛び出し、掠める!
「ヌオオオオ!?」
教官はとっさに身を引いたが、大口は悔しそうに二三度歯を打ち鳴らすとまた砂の底に沈んで行った。
潜口竜ハプルボッカ、その上位個体…!俺達の周りを回るように砂埃が舞いあがり、時折威圧するようにブシュッと砂が噴き上がる。
探っている、俺達の位置を…!
皆に音を立てるなとジェスチャーし、茹で上がった頭で必死に考える…!突如訪れた、潜口竜の脅威。
今の俺達に、奴を倒すだけの手段があるだろうか。
可能ならば、なんとか手を凝らしてキャンプまで帰還するべきかもしれない…。
ジリジリと差し続ける日差しに、大粒の汗が零れる。
地面のからは大口、空からは熱線。キャンプまでまだ距離もある。
大自然の板挟みに遭いながら、俺達は選択を迫られていた。選択:ハプルボッカに対する手段は?
1、とにかくキャンプまで走る
2、高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に走る
3、そっと洞窟まで逃れる
4、何か錬金する(レンキンアイテムやどう使うかも書いてね。アイテムに応じたゲージを消費)
5、その他あなた達の状態
あなた&エリクシル&孤高の教官
体力:そろそろキツイ スタミナ:割と疲れた 道具:音爆弾 レンキン:あなた5、エリクシル4 -
348
名前:兎
投稿日:2017-07-08 14:16
ID:9PGhLqxM
[編集]
んー、これは地図上で言うとエリア7の真ん中からやや左上辺りに居るのかな?
だとすれば5で『エリア8の方向へ音爆弾を投げた後、エリア10へ全力疾走』これで逃げ切れそうかな? -
349
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-08 16:10
ID:GjZojRFg
[編集]
ほーん、音爆ここで切ってエリア10ねエリア…ん、10?
ふぁーーーーーー!?!??砂漠突っ切るんじゃないんかーーーーーい!(岩場ルートを想定していない屑)日差しが肌焦がし、砂煙が思考を焦らせる中、俺は状況の打開策を決めかねていた。
走って逃げればハプルボッカに気取られる。
かと言って気取られぬようにゆっくり移動していては先に体力が尽きるだろう。
万事休す、それならばいっそ一か八か走って砂漠を突っ切るか…?
そんな半ばヤケクソ気味な思いで一歩足を踏み出す。
しかし、先に行動を起こしたのは孤高の教官だった。「ヌン…地中…音か…」
「調合屋諸君、この我輩を助けに来てくれた礼に、貴様らに一つ教官らしい事を教えてやろう!」
教官は声高らかに叫ぶと、中からカエルの鳴き声がする爆薬付き角笛…もとい音爆弾を掲げた。
「ハンターの心得、その一!奥の手は、いざという時まで取っておけ!ヌッハァ!」
気合一閃、教官の手から音爆弾が放たれる。
しばらく放物線を描いて飛んだそれは、中空で中の火薬が炸裂し、爆音と甲高いカエルの鳴き声が角笛から増幅されて放たれた。
キィー…ン…
その音と共に一瞬の静寂が訪れ…
その直後、盛大に砂を巻き上げながら音爆弾の炸裂した空間を潜口竜の大口が飲み込む!
今度こそ捕食を確信していたであろう潜口竜は、二度の空振りに苛立たし気に歯を打ち鳴らすと大きく砂を吸い込み始めた。「ボーっとするな貴様ら!次の授業だ!」
「ハンターの心得その2!訪れたチャンスを逃すべからず!今の内に逃げるのだ!」
教官はそう叫ぶと、ベースキャンプとは反対方向、岩場地帯のエリア10へサッサッと走り出した。
変な人ではあるが、その思い切りの良さと判断力に救われた形になったようだ。
なんだかんだで教官らしいところもある事に感心しながら、俺達は最初より大きく見えるその背中を追いかけて駆け出した。 -
350
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-08 16:14
ID:GjZojRFg
[編集]
~一方、ランドラット~
今しがたあなた達が決死の逃走劇を演じた砂漠地帯エリア7。
その砂漠を取り囲む岩肌に空いた洞窟の一つ、エリア8から一人の男が出て来た。
蒼い羽織の掛かった重厚な全身鎧に、日差しを照り返す鋼鉄製の銃槍。
ランドラットだ。「痛ってぇー…ゲネポス共め、数で押し込んで崖から落としやがって!砂漠地帯まで流されちまったじゃねぇか!」
「まあ丁度いい。あなた達とはぐれて地底湖跡まで行っちまったが、こうして潜口竜の縄張りにたどり着けたしな!」流砂に揉まれて凝った首をゴキゴキと鳴らしながらつぶやく。
どうやら彼は地底湖跡でゲネポスの群れに崖から突き落とされ、流砂でここまで運ばれてきたようであった。「さて、ハプルボッカの野郎はどこに…って目の前にいるじゃねぇか!地表に姿を現しているとは珍しい。」
彼は目的の獲物を労せずして見つける事が出来た喜びに口元を釣り上げながら武器に手を掛け走り寄る。
そして直後に思い知る事になる。
一度倒したことがある相手だからといって油断は禁物である、と。「さあ、ぶっころしてやるぜ大口野郎…って、なぁ!?」
潜口竜があなた達に目掛けて放つ直前だった砂嵐のブレスは、その目標を失ったまま大きく薙ぎ払われる。
そしてそれは、不幸にもそうとは知らずに駆け寄ったランドラットに直撃する事となる。
ゲネポスの群れと争った直後である事に加え、上位潜口竜の最大級のブレス。
その一撃はさしものランドラットとは言え意識を刈り取るには十分な威力であった。「こういうのは…タクミの…役目、だろ…」
彼は後ほど、様子を見に来た集落のアイルーに発見され、ネコタクの世話になった。
~info~
音爆弾を使い、エリア10へ移動しました。岩場ルートからキャンプをめざします。
ランドラットが力尽きました。 -
351
名前:~龍歴院の錬金術師~@暇
投稿日:2017-07-08 16:19
ID:GjZojRFg
[編集]
~旧砂漠・エリア4~
辛くもハプルボッカの襲撃から逃れて野良アイルーの集落前、エリア10からオアシスの湧くエリア4まで逃れて来た。
教官はともかくとしてエリクシルの奴は流石に疲労の色を隠しきれなくなってきている。
野良アイルーの話しによるとこの辺はゲネポスの縄張りと化しているようだが、今彼女が狙われるとマズイかもしれない。
俺の気遣わし気な視線に気づくとエリクシルは「平気ですよ」とほほ笑む。
しかしやはりその声にも表情にもどこか元気がなかった。幸い、今はゲネポスの姿も見られない。
物陰からの奇襲にだけ気を付けつつサッサと通り抜けて…「アヒン」
…背後から情けない声が聞こえる。
振り向くと教官が枯草に身を潜めていたゲネポスに足をかまれて麻痺していた。
ゲネポスが天を仰いで鬨の声を上げると、どこに潜んでいたのか岩陰や崖の上から続々と仲間達が集まって来る。
ああ、何をやってるんだ、この人は…!折角さっきはちょっとかっこよかったのに!「調合屋の諸君…最後の授業だ…良く、聞け...!」
孤高の教官は痺れながらも声を振り絞る。
その気迫に、自分を見捨てて逃げろなどと言うのかと予感がよぎったが「ハンターの…心得…その3…。仲間は…助けて…あげましょう…だ!」
違った。
暗に授業に託けて助けてくれと言ってるだけだった。ともあれ、ここを抜ければもうベースキャンプまですぐそこだ。
何としてもゲネポスの群れを振り切らねばならない!
ハンターの心得、その一!奥の手はいざと言う時まで取っておけ!
その教えを実践する時は、今この瞬間を置いてないだろう!
俺はエリクシルに目配せし、同時にマカ錬金のタルを取り出した。選択:ゲネポスの群れと教官に対してどうする?
1、レンキンバスーカ!
2、レンキン音爆弾!
3、レンキン狩り技弾!
4、レンキン気合玉!
5、レンキン癒しタル!
6、レンキン活力剤!
7、その他!あなた達の状態
あなた&エリクシル
体力:そろそろキツイ スタミナ:疲労しかけ 道具:無し レンキン:あなた5、エリクシル4
孤高の教官
体力:アヒン スタミナ:アヒン 道具:アヒン -
352
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 16:56
ID:Vp9PSqYs
[編集]
2つ選択ありかね?
ありならエリクシルには2、あなたには5を選択させて貰おう
音波爆弾には小型逃がす効果、癒しタルには状態異常回復の効果あったよな?あと何気にアヒンがツボに嵌ったわ
-
353
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 17:20
ID:95z16as6
[編集]
タクミ「解せぬ」
エリクシルが1のレンキンバズーカをゲネポスの群れにぶっぱ
あなたは5のレンキン癒しタルを作って全力で振る教官が巻き込まれるかも知れんけど
-
354
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 18:49
ID:GjZojRFg
[編集]
癒しタルに状態異常回復ってマジッすか!?と思って確認したら確かに治ってるっぽい。知らなかったそんなの…(←は?)
選択は>>352からエリクシルの行動、>>353からあなたの行動を採用すれば平等だな!(←は?)「私がゲネポス達を追い払います!あなたは教官をお願いします!」
エリクシルは湯気立つタルを一度振るとゲネポスの群れに突貫していく。
疲労の色濃い彼女の元に容赦なく群れの牙が殺到するかと思われた…その時、彼女の抱えるタルから発せられた怪音が、それを押し止めた。
タルの中からキーキーギャーギャーと節操のない音が溢れ、砂漠の乾燥した空気を伝わって周囲の岸壁に反響する。
最後にタルから射出された物体が弾けると一際大きな音が鳴り、それらは様々な音の波となって場を支配した。
これにはゲネポス達も怯み、まともに音をくらった何匹かはその場から逃げ出す程の迫力である。
「レンキン音波爆弾。小型モンスターが恐れる様々な生物の鳴き声を再現した特殊な音爆弾です!」
エリクシルはこちらを振り返り、どんなもんだ、とウィンクしてからもう一つ音波爆弾を作り上げた。
単純な力で劣る彼女なりの戦い方に思わず舌を巻きつつ、俺もタルを振りながら教官の元へ急ぐ。「へへへ…すまぬ…。痺れる、というのも…結構…ツラいもの…だな…へへへ」
教官は力なく笑う。
日常で足がしびれるだけでもツラいがそれが全身ともなるとその苦痛は想像を絶する。早く助けてやろう…!
とは言え、何をどうしたら何が出来上がるのか良く分からないので、取り敢えずやたらめったらにタルを振り続けてみる。
一度、二度、三度と強く振り、四度目にタルに変化が現れた。
激しく噴き出していた白い湯気に緑色が混じり、触れた個所を清涼感が包んで行く。
これは一体…。
「そ、それはレンキン癒しタル…!あらゆる傷と異常を癒すマカ錬金の奥義…!」
知っているのかエリクシル!と言いたくなるような口調で彼女から解説が入った。
「高く掲げて!」
言われるままに自分のタルを頭上にかざす。
すると中から勢いよく緑の霧が吹きだし、周囲に降り注いだ。
「…ヌ?おお、シビレが取れた!立てるぞ我輩!」
霧は教官の麻痺を癒し、日に焼けて痛む俺達の肌をも冷たく包んでくれた。「さあ!早くこっちへ!」
追いすがる群れに最後の音波爆弾を放ってから、エリクシルがキャンプまでの道を先導する。
何故だか彼女が自分の知っている彼女とは別人のように思えた。 -
355
名前:~龍歴院の錬金術師@暇~
投稿日:2017-07-08 18:53
ID:GjZojRFg
[編集]
~旧砂漠・ベースキャンプ~
「はぁはぁ…もう…追ってきませんよね…?」
何とかゲネポスの群れの追撃を振り切った俺達は、そのまま全速力で走り切りなんとかベースキャンプまでたどり着いた。
先に交戦していたというハンター(多分ランドラットだろう)のお蔭か、群れの規模が比較的小さかったのも幸いした。
とは言え、予想外の危機の連続で流石に全員息絶え々えだ…。
いい加減、これ以上のトラブルは遠慮したい。「ヌッハァ…!一時はどうなる事かと思ったが、なんとか帰ってこれたな!これも貴様らの頑張りのお蔭だ!」
帰ってこれた途端、いい気なものだ。こっちは一時どころじゃなく常に肝を冷やしていたというのに。
それでもどこか憎めない変わり者の教官はいつものようにヌハハハと高笑いすると彼なりの謝意を込めてこう言うのだ。「感謝するぞ、調合屋!…いや、龍歴院の錬金術師諸君!」
その言葉でやっと終わったのだと確信して、ボーっと遠く砂漠を眺める。
何か近づいてくる物があるので良く目を凝らすとネコタクに運ばれてくるランドラットが見えた。
エリクシルが大慌てで癒しタルを作ろうとタルを振り始めている。締まらない終り方に苦笑を漏らすように、タルは一度だけ白い煙を吐き出した。
~info~
シナリオ30~龍歴院の錬金術師~クリア!
あなた一行のレンキンスタイルの使用が開放されました!
称号「錬金術師」を入手しました -
356
名前:~龍歴院の錬金術師@暇~
投稿日:2017-07-08 19:01
ID:GjZojRFg
[編集]
以上でシナリオ30を終わります!
長げぇんだよ!
どう考えても前半要らなかっただろ!
要するに見切り発車で日数分けした構成なんてやるとこうなると言う事ですね!今回で学びました!(自ら反省し学習する人間の鑑)
ところでお前大分前も同じ事いってたよなぁ?(反省を活かせない人間の屑)シナリオ準備して待ってた皆さまもそれを楽しみにしていた皆さまも申し訳ない!
気の利いた後書きなんぞ用意してないのでこれで進行役を譲渡します。
有難うございました!お疲れ様でした! -
357
名前:兎
投稿日:2017-07-08 19:19
ID:9PGhLqxM
[編集]
暇氏執筆お疲れ様でしたー、想定していないルートを示して申し訳ないです(
今回も盛大に笑わせていただきました、未だにアヒンがツボに嵌っておりますwさて、それじゃあ暇氏より長くなることが想定される自分のシナリオ初めて行きましょうかね。 ……密林シナリオみたいにならないといいなぁ(遠い目
-
358
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-08 19:21
ID:9PGhLqxM
[編集]
・自キャラ比率高いです
・全体的に重い話(に、なる予定)
・主人公は必死にタル振ってます(訳:出番ありません)おk?
* * *
悲しみに追いつかれぬよう 真っ直ぐに空を目指すよ 昨日なんて振り切るスピードで
何の為に歌ってるの 何の為に走って来た?星を残そう――
シナリオ30.5:鬼ガ狩ル鬼蛙
中途半端に意識が覚醒したせいで、見慣れた天井にさえ焦点が合わない。
再び眠りへと誘おうとする脳の指令を無視して上体を起こすと、酷く寝癖のついたクセっ毛を手櫛で多少なりとも整えていく。――随分と昔の夢をみた。
あの歌は未だに口ずさむほど気に入ってはいるのだが、まさか夢とは言え彼の声で聞くことになるとは。
脳裏に浮かぶかつての情景を懐かしみながらも、それがもう2度と手の届かないものである現実を改めて突き付けられたようで、朝から気が滅入ってくる。
何とも言い難い目覚めではあるが、取り留めもない思考を巡らせたことで漸く完全に意識が覚醒してくれた。
此処最近は武具を新調するために素材集めと資金稼ぎに東奔西走する日々が続いていたが、今日は羽を伸ばすために何も予定を入れていない。
ユクモ村まで足を運び温泉にでも浸かろうか、はたまたタンジアまで新鮮な魚料理でも食べに行こうか――「起きてるかい、白髪鬼。」
……幸せな計画は、なんとも失礼極まりない呼びかけで打ち砕かれた。
こんな風に自分を呼ぶ相手は後にも先にも彼女だけだろう、インナー姿のままマイルームの扉を開け放つと、とびきり凶悪な視線で玄関口に立つギルドマネージャーを睨みつける。「殺る気は充分みたいだね。 ――悪いけれど、可及的速やかにアンタ達に片付けて貰いたい依頼があるんだよ。」
複数形の三人称に疑問を覚えると、彼女の後ろにはもう1人の白髪鬼――今の名で言えば【銀弾】――が控えていた。
「……とりあえず、中に入ってくださいー。」
どうにかして追い返そうと暫し思考を巡らせたが、結局は溜め息と共にマイルームへと招き入れる。
厄介事には間違いないのだが、どちらか片方でも面倒な相手が2人も揃っていては、要らぬ押し問答が展開されるだけだろう。
流石に何時までもインナー1枚は申し訳ないので適当な上着を羽織ると、形だけでも歓迎するため3人分のお茶を用意する。「それで、依頼っていうのは何ですかー?」
――龍歴院では然程実績を上げている訳ではない、そんな自分に指名依頼が入るという事は、十中八九自分の経歴が関わっての事だろう。
だとすれば無下に断るわけにもいかず、依頼を引き受けるか否かは内容次第としかいいようがない。「アンタ達に依頼したいのは、氷海に現れたテツカブラの調査、及び討伐だよ。」
テツカブラ――別名を鬼蛙、名前通り巨大なカエルのような外見で、厳めしい表情が特徴的なモンスターだ。
……逆に言ってしまえばそれぐらいしか特徴のない、駆け出しハンターでも充分に相手取れるモンスターだ、態々指名依頼になる手合いではない。
訝しげな視線を送るこちらの意を感じ取ったのか、ギルドマネージャーは表情を崩す事となく話を続ける。「吹雪の所為で観測が困難だったそうだが、観測隊からの報告によれば――」
かの鬼蛙にも劣らないほどの険しい表情のまま、そこで一旦言葉を区切るとお茶を啜り1度呼吸を整える。
「――狂竜症を発症、及び克服している可能性が高い、とのことだよ。」
-
359
名前:暇
投稿日:2017-07-08 19:24
ID:GjZojRFg
[編集]
狂竜症を発症、及び克服している可能性が高い
あ、ふーん…(失神)
バルバレ出身のリィさんはそういう手合いと交戦経験あるんだろうか。 -
360
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-08 19:25
ID:9PGhLqxM
[編集]
ギルドマネージャーから告げられた一言に、マイルーム内の空気が凍りつく。
狂竜症――かの黒蝕竜や天廻龍の撒き散らす鱗粉、狂竜ウイルスが引き起こす奇病。
人が発症すれば免疫系に影響を及ぼすのか自然回復力の低下を招き、モンスターが発症すれば周辺の生物に見境無く襲い掛かるほどに凶暴化する。「……久しぶりに聞きましたねー、狂竜モンスターのこと。」
「ギルドマネージャー、失礼ですが、見間違いではないのですか? 今になって狂竜症を発症したモンスターが現れるとは、私にはとても……」ドンドルマに設立された狂竜ウイルス研究所の成果により、その症状は鳴りを潜めることとなったが、ウイルスそのものが死滅したわけではない。
事実、このウイルスを液状にしたものを携帯し、意図的に服用・克服を繰り返し戦闘能力を高めるようとする酔狂なハンターも存在するくらいだ。「観測されたテツカブラは体表が黒みががっており、見境なく暴れまわっているうえ、長時間の活動後も全く疲労した様子を見せなかったそうだよ。 ……恐らくは黒だろうね。」
アリーチェは猜疑的な姿勢を崩さないでいるが、モンスターが狂竜症を発症する可能性は全くなくなったとは未だに言い切れない。
表向きは特異個体として、一握りのギルドナイトや伝説級のハンターが追跡・討伐を繰り返しているのが現状なのだ。「あっちも立て込んでるからドンドルマからの救援は期待できないし、龍歴院の保有する戦力じゃ狂竜症を克服した個体に対抗できる者は居ない。 ――ミーシャ、アンタを除いてね。」
「えー……確かにまだ『アレ』は持ってますけど……」正直気乗りのする依頼ではない、狂竜症を発症しているというだけでも厄介なのに、克服までしているのなら面倒以外の何者でもない。 此処で煮物でも食べていた方がマシだ。
加えて、同行者が以前の飲み会で微妙な関係になってしまったアリーチェだというなら尚更だ。「どうせウイルスの影響で短命でしょうし、暫く氷海を出入り禁止にでもして放って置けば――」
「見返りは用意してるよ、龍識船への搭乗許可だ。」――こちらの言葉を遮ったその一言に、ピタリと動きを止める。
「お気に入りのハンターが居るんだったね、【闇を喚ぶ黒猫】こと双剣使いのライカ、【夕刻の蝶】こと軽弩使いのイオン、ついでにスケベハンターもだね。」
的確にこちらの心裏を揺さ振ってくる辺り、ギルドマネージャーも中々に老獪な人物だ。
この条件ならばこちらが依頼を呑むだろうという確証からか、その双眸が愉快そうに細められている。「あー、もう……行けばいいんでしょう、行けば。」
どう天秤にかけたところで、自分にとっては報酬の方が魅力的だった。
体よく厄介事を押し付けられたのには間違いないのだろうが、こんな交換条件を出されては頷かざるを得ない。「なら早急に準備を頼むよ、アンタ達の準備が整い次第出発だ。 ――アリーチェ、この問題児をよろしく頼むよ。」
「ええ、分かりました。 ……ミーシャ、よろしくお願いするわね。」支度が整ったら飛行船乗り場へ、と言い残し2人はマイルームを後にする。
――ゆっくり出来るはずが、とんでもない1日になりそうだ。 何はともあれ、狩猟に臨むのだから準備は万全にしなければ。
新調したばかりの防具に身を包むと、テツカブラ相手に持っていく武器を考える。 鬼蛙という別名でありながら、水属性に弱かったことは印象に残っているが――* * *
持っていく武器を選択してください
※1防具は内定済みです、発動スキルは『集中』『通常弾強化』『特定射撃強化』です
※2ミーシャちゃんのスタイルはブレイヴスタイルです
※3アリーチェさんの装備等はキャラ紹介に書かれているものを流用&ストライカースタイルを使用します1.攻撃力を重視して鞘翅弓フェミニン
2.バランスのいい64式連装弓
3.属性重視で狐弓ツユノタマノヲ
4.いっそのこと龍頭琴
5.自由枠 -
361
名前:千壱ら
投稿日:2017-07-08 19:56
ID:GQjChB.k
[編集]
暇氏、シナリオお疲れ様でした。
何よりも早速リィちゃんを登場させてくれたことに感謝です。今度は早く龍識船に搭乗させてやらねば……(アヒンそして兎氏のストーリー、期待です。黒ずんでいる(獰猛化の誤認の可能性?)という事は属性が通りやすくなっているのでしょうか……
ここは3を選ばせていただきます。
武器名は「狐弓ツユノタマノヲ」だった気がしますが……追記
なんか名前に"ら"が入ってる……
別に複数人で書き込んでる訳ではないですぞ -
362
名前:時雨
投稿日:2017-07-08 20:12
ID:nWJ.0j86
[編集]
暇氏シナリオお疲れ様でしたー
久しぶりのシナリオ、笑わせて頂きましたww
癒しタル状態異常回復効果あるってマジかよ…知らんかったわい兎氏のストーリー期待じゃ
狂竜症を発症、及び克服している可能性が高い、ねぇ
まぁ、ミーシャはドンドルマにいた訳だし『あの石』は持っとるやろなあえと、今龍歴船にはアンキセスさんとツバメがいる訳でそこにあなたと入れ替えでリィちゃんが行くんだよな?
で、アンキセスさんとツバメと入れ替えで恐らくそのライカとイオン、そして追加でミーシャ+あなたか
………無理やりにでも行けなくはないな、あのシナリオ -
363
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 20:13
ID:F2b6laRM
[編集]
暇氏お疲れさまでした。ところで「ヌッ!ハッ!」はカリスタ教官の掛け声で、我らがクソッタ…もとい
訓練所教官は「オウッ!」的な感じだった気が。 -
364
名前:蟹
投稿日:2017-07-08 20:15
ID:B8nXzJ4E
[編集]
お、アリーチェさん出番あるやんけ
まぁ考案中のシナリオでは主役張る予定ではありますが。
装備に関してはそれでOKですし、狩技は治癒の盾含めおおよそどれも使える想定です(現に双子戦で使用してる)
スタイルも本当はXのスタイルは全部使えますが、ストライカーで大丈夫です(ストが1番得意だったりする)そういえば1代目白髪鬼の名前はアリーチェが銀弾として広まる前で覚えてる人はあまりいないという設定出すの忘れてたな……
まあここに関しては余計に混乱させても悪いので、気にしないでお願いしますにしても、極限化が予想されるテツカブラねぇ……
本来ならG級になってもおかしくない依頼、どんな真実が待ってるか期待してます。>>362で気づいたけど、アリーチェさんが例の石持ってるかはお任せします。dos時代にドンドルマにいた以外は経歴が明らかになってないので適当につけてどうぞ
>>363
教官の声は確か2G系の声、3系の声、カリスタ教官の3種類があるはず
厳密にはあと闘技の教官2人がいるけど -
365
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-08 20:27
ID:9PGhLqxM
[編集]
>>359あっリィもバルバレ出身の4G勢やん ……今回は気付かなかった事にしとこ。(発想が人間の屑
>>361あっ夜勤明けで書いてたとこ間違えてる ……こっそり直しとこ(やり方が人間の屑
>>364石についての明言ありがてぇ、ありがてぇ……* * *
一足先に狩猟の準備を整えたアリーチェは飛行船の搭乗口で、すっきりとしない表情をしながらミーシャの到着を待っていた。
彼女自身ギルドマネージャーの決定や観測隊からの報告は些か腑に落ちない部分があるのだが、それだけで指名依頼を断ることは出来ない。
なにより、鬼蛙が氷海で暴れているのは事実なのだから、それを諌めるのは他ならないハンターたる自分達の役目だ。(狂竜症、か……)
知識としては確かに頭に入っている、何度か彼のモンスターと交戦したというハンターから話を聞いたこともある。
なまじ知識がある分に疑念は尽きない、テツカブラ程度のモンスターが、本当に狂竜症を克服する事など可能なのだろうか?「お待たせしましたー。」
思考を遮ったのは、漸く搭乗口に姿を見せたミーシャの声だった。 真新しい防具に身を包み、その背には『狐弓』と呼ばれるタマミツネの素材から作られた弓を担いでいる。
――火山に住む溶岩獣の素材から作られた防具を基調に、お化けカボチャから作られた道化師染みた雰囲気を漂わせる具足。
そこにアイルーの耳を模したヘアバンドを着けているのだから、カラーリングを除くと統一感のない上に、肌の露出も男性が目のやり場に困るであろうレベルで多い。
これから氷海へと行くには些か寒すぎるのではないだろうか――湧き上がり掛けた老婆心を飲み込んで、道具の最終確認を行い飛行船へと乗り込んでいく。「ところで……私はともかく、アリーチェさんが指名された理由はなんです?」
「実績と実力が確かですぐに動けるハンターが私だけだったらしいわ。 ……正直、本当かどうかは怪しいけれど。」白髪鬼2人に鬼蛙、験を担ぐつもりなのか、韻を踏んだつもりなのか。
どちらにせよ背後には録でもなさそうな理由が存在するのだろう、徐々に高度を上げていく飛行船から、眼下に居るであろうギルドマネージャーへと視線を送る。「ミーシャ、あなたが指名された理由は? 対抗手段があるみたいに言われていたけれど。」
「ああ。 ……これ、忘れない内に渡しておきますねー。」彼女のマイルームで話を聞いていたときから感じていた疑問を訊ねると、ミーシャはアイテムポーチを漁り何かを手渡してきた。
受け取ったそれは手の平に握り込める位の小振りな鉱石、目を凝らせばそれ自体が淡く発光しているようにも見える。「それは抗竜石って言って、一時的に狂竜症を沈静化させることが出来るようになるアイテムですー。」
「名前と使い方は聞いた事があるわ、これがそうなのね……」ハンター歴は長い方だと自負してはいるのだが、実物をみるのは初めてだった。
一連の騒動が巻き起こっていた時期、偶々ドンドルマを離れていたので狂竜症にも抗竜石にもあまり馴染みがないのだ。「貴重なアイテムですから、狩猟が終わったらちゃんと返してくださいねー?」
「ええ、態々ありがとう。」それだけ言い残した彼女は聞き慣れない歌を口ずさみながら飛行船の船首近くへと歩いていく、真っ白な髪が静かに風に揺れていた。
こんな小さな石ころに狂竜症を抑える力があるのだから不思議なものだ、手渡された抗竜石を見つめていると、ドンドルマにある研究所の技術力が思い知らされる。
――そして、そんな貴重品を所持しているということは、やはり彼女が相当の実力者だったという裏付けなのだろう。『白髪鬼』の名を継ぐことの出来た彼女に興味がないといえば嘘になる、如何にしてミーシャはその名を冠するに至ったのか。
氷海に到着するまでは暫く時間がある、出来れば身の上話でも聞きたいところだが、何かいい切り口はないだろうか――* * *
会話のきっかけを選んで下さい
1.ハンターを志した理由を聞いてみる
2.口ずさんでいる歌について聞いてみる
3.無難にテツカブラと戦う時の作戦を相談する
4.何も聞かずに休息を取る
5.自由枠 -
366
名前:蟹
投稿日:2017-07-08 20:42
ID:B8nXzJ4E
[編集]
リィちゃんはもう空の方行ってるということでいいのでは(邪険に扱ってしまった挙句勝手に解釈する屑)
ここは無難過ぎますが3ですね
アリーチェさんは余計に詮索しない人、言ってしまえば多少ドライな面もあるのです。多分。
ミーシャちゃんの装備は以前上げてた装備でよろしいですかね?(構成丸忘れだけど)>>367
時期が来たらぜひ天眼シナリオ書きなされ、それまでは落ち着きなされ
>>370
鎧裂の顔見せしたし多少はね?
戦闘したら即返り討ちだろうけど -
367
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-08 21:48
ID:KviUC27k
[編集]
私達は霊峰で超特殊許可の天眼を狩猟している。
私はレンキン片手剣を
彼等はエリアルガンランスを使用している。
そして今、私の親友である「検事(HNは適当です)」が天眼の硬化している爪を攻撃して弾かれてしまった!
このままでは彼は回避が間に合わず被弾してしまう!(B太郎(HNは適当です)が既に2乙している状態)
敵の攻撃の予備動作は少し長い!この間に検事(親友)を助ける方法を考えるんだ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私(主人公)はどのような方法で検事を助けますか?
1.ラウンドフォース3で検事を吹き飛ばして助ける(大分距離が空いているので届かない可能性がある)
2.生命の大粉塵で検事の体力を回復する(即死級の攻撃なので回復した分の体力も削られる可能性がある)
3.レンキンバズーカで検事を吹き飛ばして助ける(レンキンバズーカが検事に命中するまでの時間が長い為、被弾してしまう可能性がある)
4.味方がエリアルガンランスで検事を吹き飛ばしてくれるのを待つ
5.無理なので諦める -
368
名前:暇
投稿日:2017-07-08 22:24
ID:GjZojRFg
[編集]
>>367
ニア2.生命の大粉塵で検事の体力を回復する!検事しっかりしろ!
って乱入やんけ!大人しく待ってなさい!改めて>>365の選択肢は2もやって❤(我が儘)
-
369
名前:千壱
投稿日:2017-07-08 22:48
ID:GQjChB.k
[編集]
思ったよりリィちゃんが話題に挙げられててありがてぇ、ありがてぇ……
背景はキャラシに書いたのが殆どですので、設定の付け加えはご自由にどうぞ。
でもリィちゃん石は持ってなさそうだなぁ…… ドンドルマ行ってもガーディアンに通せんぼされそう>>367
このスレはリレー方式ですので、進行権が回ってくるまでお待ちください。 -
370
名前:時雨
投稿日:2017-07-08 22:56
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>367
進行権が回ってくるまでお待ちなさいな
にしても天眼ってg級やしまだまだ先やろう…兎氏のシナリオ終わったら進行頂こうかな、一つシナリオ思い浮かんだ
-
371
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-09 12:45
ID:9PGhLqxM
[編集]
>>366
さらっと描写したけどアイルーヘアバンド・コトルS・三眼・コトルS・マギュルS(+護石と装飾品)にバージョンアップしておりますぜー
>>368
しょうがないにゃぁ……いいよ。* * *
「ミーシャ、テツカブラと戦う時の作戦を纏めておきたいのだけど?」
「そうですねー、今のうちに話しておきましょうかー。」そこまで親しい仲というわけでもなく、結局のところ鬼蛙とどう戦うか作戦を練るぐらいしか思い付かない。
我ながらドライな性格だと、少し寂しくも感じてしまうがこれが自分の生き様なのだから仕方がないだろう。「まずは本当に狂竜症を発症しているかの確認かしら?」
「それが第一ですねー、双眼鏡で様子を確認した後、罠にかけてみて――」――やはりというか何と言うべきか、こちらの問いかけに打てば響くような返答をしてくる。
狩猟対象や狂竜症についてしっかりとした知識がなければこうはいかないだろう。「……こんなところですかねー?」
「ええ、これで問題ないと思うわ。」――合流の手筈から互いの立ち回りまで、かなり細かい部分まで話を詰めたというのに時計の針はどれだけも動いてはいなかった。
氷海に到着するまでの時間潰しを兼ねるつもりだったのだが、こうも早々に話が終わってしまうとは思ってもいなかった。「狂竜症、発症してなければいいんですけどねー。」
そう呟いたミーシャは飛行船の縁に手をかけ、景色を眺めるのに戻ってしまった。
――耳につくのは飛行船の駆動音と風切り音、気まずいわけではないが、この沈黙は居心地がいいとも言い辛い。「悲しみに、追いつかれぬよう、真っ直ぐに――」
沈黙を破ったのは彼女の歌声だった。
先程から口ずさみ続けている聞き慣れない歌、どこか物悲しいながらも力強い決意を感じさせるような歌詞。「ミーシャ、その歌誰が作った歌なの?」
「あー……誰の歌かは知らないんですよー。 養父がよく聴かせてくれてた歌なんですけどー。」――養父。 聞き馴染みのない単語に一瞬反応が遅れ、きょとんとした顔で彼女のことを見つめてしまう。
「両親の顔、知らないんですよねー。 生まれてくる前に父は亡くなって、物心着いた頃には母と呼べる人も居なくて。 成人まで育ててくれた養父も数年前に亡くなりましたねー。」
「そう……悪いこと、聞いたわね。」――あまりにも軽く話してはいるが、あっけらかんと口にするような内容ではない。 触れられたくない部分に触れてしまったのではないかと、謝罪の言葉と共に思わず視線を逸らす。
「大丈夫ですよー、養父は実の子みたいに可愛がってくれましたから、両親が居なくて困ったことはありませんでしたし……あ、弓のことも養父から教わったんですよー。」
そう語るミーシャの表情に曇りや翳りは見られない。
実の親が居ない……それは彼女にとって幸や不幸という物差しで測るものではなく、ただただ当たり前の現実だったのだろう。「まぁ、それに私が両親に――」
「ハンターさん方! そろそろ氷海に到着するぜ!!」気が付けば景色は一変し、肌が感じる空気も大分冷たいものになっていた。
時間を潰す方法を考えていた筈が、乗組員に声をかけられるまで目的地に近付いたと分からなかったのだから随分と話し込んでいたのだろう。
乗組員に謝辞を述べ、ミーシャへと目配せを行うと、下船のための準備に取り掛かる。「……望まれて生まれてきた根拠、なんてどこにもないですからねー。」
そんな彼女の呟きと、初めて見せた表情の僅かな翳りは、結局誰かに知られることはなかった。
-
372
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-09 12:46
ID:9PGhLqxM
[編集]
うん、やっぱ今回狩猟に入るまでの前置きから長いな。 言ってもしょうがないしとりあえず初期位置ダイスで決めないとな。(コロコロ
ダイスの女神ぃいいいいいいいいいいい!!* * *
氷海に降り立って最初に目に付いたのは、猫を模った何とも言えない表情の雪だるまだった。
ベースキャンプから少し北へ歩いた先、アイルー達が住処にしている谷合に降り立つことが出来たのは首尾がいい、邪魔される事なく入念に狩猟準備に取りかかる事が出来る。
体感寒さを和らげてくれるホットドリンクから始まり、身体能力を高めてくれる鬼人薬と硬化薬、持久力を大幅に高めてくれる強走薬、躊躇いなく次々と薬品を空にしていく。
――本当に相手が狂竜症を克服、俗に言う『極限化』をしているのならこれでもまだ焼け石に水に近い、それでも何も飲まずに立ち向かうのと比べれば何倍もマシだ。
身体の準備が整った所で背にした弓を広げると、桃色の薬液の入った独特の臭気ビン――ペイントビンの蓋を開け、矢を番えた時に丁度鏃へ薬液がかかるように取り付ける。
これで最初の準備は万端、後はアリーチェと合流してテツカブラを探すだけ――――弓を背に戻した瞬間、響き渡ったのは鬼蛙の咆哮。
このタイミングで咆哮が聞こえたことが示すことは1つ、運悪く彼女が降り立った場所がテツカブラの居るエリアだったのだろう。
「最悪……っ!!」
あれだけ入念に相談した作戦が一瞬で瓦解したことに悪態を付くと、すぐさまアイテムポーチから抗竜石を取り出す。
アリーチェに渡したものとはまた別の抗竜石、弓の表面を撫でてやると淡い光と共にその効力が武器に宿る。
あちらは攻撃が弾かれぬ効果を併せ持つもの、対してこちらは僅かながら攻撃の威力を増すもの。
攻撃を弾かれた時のリスクを考えこう配分したが、この状況になってはそれも裏目に出ているかもしれない。「せめて凌いでてくださいよ……!」
咆哮が聞こえたのは北側から、大きさから考えればすぐ近くに居るはずだ。
氷海特有の凍りついた大地を力強く蹴りつけると、地面から飛び出した木の根を間を潜り抜けて一直線に北へと走り出した。* * *
「アリーチェさん!」
洞窟の北端、無数の氷柱が連なる洞窟の中で、彼女はテツカブラと交戦していた。
抗竜石を使用出来た様子もない、ただひたすらに大盾を駆使して攻撃を捌くのが精一杯だったのだろう。
即座に弓を構えると幾つかの矢を纏めて番えて、ろくに弦も引かずに鬼蛙の背を数回射抜く。
ダメージを与えるのではなく、こちらを注意を向けさせるための行動にまんまと引っかかったテツカブラは、その形相をこちらに向ける。――顔全体を覆う、黒い靄。
死期を間近に迎えた恐暴竜の漏らす龍気にも似たそれが、文字通り鬼のような形相を更に恐ろしいものにしていた。
「狂竜症じゃない……?!」
発症しているならば体表全体が毒々しい紫色に、克服し極限化しているならば赤味が掛かる等が彼の病の特徴だ、こんな症例は見聞きしたことはない。
狂竜症とは違うまた別の『何か』に戦慄していると、鬼蛙は大きく、緩慢な程の身を屈め――その靄が雷にも似た音を立て鈍く発光する。
予備動作からは考え付かないほどの、テツカブラとは思えぬほどの、痛烈な高速突進。 咄嗟に受け流して大事には至らなかったものの、その衝撃は凄まじかった。「助かったわ、ミーシャ!」
威力は凄まじかったものの長々とした動作であったおかげか、体勢を立て直し終えたアリーチェが駆けつけてくる。
――狂竜症を発症していないことは判明し、初手の建て直しは済んだもの油断できない相手であることは間違いない、慎重に立ち回らなければ。* * *
2人の立ち回りを決めてください
ミーシャ アリーチェ
1.ブレイヴ状態になることを優先する 1.狩技ゲージを溜めるために攻撃を優先する
2.攻撃を受けぬよう堅実に動く 2.テツカブラの攻撃を防ぐように立ち回る
3.アイテムを使用する(ビン使用も含む) 3.アイテムを使用する
4.自由枠 4.自由枠 -
373
名前:蟹
投稿日:2017-07-09 12:49
ID:B8nXzJ4E
[編集]
へぇ……ミーシャちゃん重いぜ
その歌、こちらの世界に実在するもんですかね?それとも単にオリジナル?ちなみにアリーチェさんも本当はとても似た境遇を抱えていましたが描写の結果見事に軌道修正を余儀なくされました
>>378
その辺は無論悪いとも思ってるけど、害意があるわけではないし上のに関しても文句垂れてるわけではない(タイミングは悪かったが)
ちなみに友人というか某生放送の視聴者同士というネット上の面識があるだけで特段連絡手段はありません>>381
多少盲目になってることは前の時から反省してる、申し訳ない
キャラ崩壊を恐れるせい、というわけではないけど他人のキャラ使うのが怖くて、結局自キャラの重用が多くなっちゃうという悪循環なんじゃ、いかんいかん
とりあえず頭冷やすためにも、しばらく進行はやらないでみんなのシナリオ見るつもり。 -
374
名前:暇
投稿日:2017-07-09 13:12
ID:GjZojRFg
[編集]
歌詞的に真っすぐすっ飛んでく矢をイメージした養父の弓使い一派に伝わる漁り歌的な感じなのかも知れぬ
ミーシャは4で敵の観察と分析に集中
アリーチェは2でミーシャの観察を補助わあ、我ながら慎重さに極振りした完璧な布陣だぁ…
-
375
名前:時雨
投稿日:2017-07-09 13:22
ID:nWJ.0j86
[編集]
狂竜化じゃないなら獰猛か、これはまた…
グローリアのシナリオでやっちゃったけど、太刀最終強化までやってるから多分グローリアさんは獰猛モンスと戦ってるんよなあミーシャの歌ってたのはSound Horizonの『よだかの星』か、ほうむ
-
376
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-09 18:01
ID:9PGhLqxM
[編集]
暑いわー、こんな暑い日はアイス作るに限るわー、完成5時間後だわー、今日食えるかどうか怪しいわー
>>373 oh…申し訳ない、何も問題ないと思っていたところで引っかかるとは
>>374 実は養父に関してはこれ以上の設定がなかったりします、所謂モブキャラ、仕方ないね(
>>375 こんなに早く正解が出るとは、この曲がミーシャちゃんのテーマソングだったりします。 あと武器強化に関しては聞かなかったことにしてこのまま突っ走ります(ただの屑* * *
不気味な謎の靄を纏う鬼蛙の苛烈な攻撃に、2人は突破口を見出せないで居た。
攻撃が掠めてもこちらが狂竜ウイルスに感染することはなく、狂竜症に侵されていない事は確かだったが、見境なく暴れ回り疲労する様子も見せない点は同じだった。「っ……! ミーシャ、あなた眼が良いって話だったわよね?!」
大牙が弾き飛ばした凍土の一部を、辛うじて盾で受け止めながらアリーチェが声を張り上げる。
すぐそばでテツカブラが捲りあげた岩盤が崩れてくるのを避けながら、彼女に見えるよう首を縦に振って肯定の意を示す。「暫く引き付けるわ、なんとか突破口を見つけて頂戴!」
言うが早いか手にした槍を身体に密着させて固定すると、放物線を描きながら飛来した消化液の下を駆け抜け鬼蛙自慢の大牙へと突き立てる。
危険を顧みず真正面に陣取ると、苛烈な攻撃に身を晒しながらも僅かな隙を縫うようにして槍を突き出し、テツカブラをこちらへ進ませぬよう足留めをする。
――こちらの返答も聞かずに随分勝手な事をする、だが期待されたならば応えるしかない。
如何に腕の良いランサーだろうと、たった1人で、誰かを護りながら、そんな条件を付けられれば数分と持たないだろう、その間に相手の事を見定める。「充分過ぎてお釣りが出ますよー。」
ポツリと呟き、万が一に備えて何時でも受け流しの体勢へ移れるようにしながら執拗にアリーチェへと襲い掛かるテツカブラへと視線を向ける。
――すぐに分かった事は、行動自体は普段とテツカブラと全く変わらない事、単純に攻撃の威力が上がっているだけのようだ。
暫く眺めれば強力な攻撃を仕掛けてくるのは、例の黒い靄がかかっている部位だけという事も見えてきた、靄のない前脚で殴りつけられてもアリーチェが動じる様子はない。
そして最大の特徴は、強力な攻撃自体は高速だが、その直前に長い溜めが入ることと、攻撃の直前に決まって靄が鈍い音と共に発光する事だろう、聴覚でも反応出来る分対応しやすい。「……ってことは、効くって事ですよね。」
弓を背に戻すとアイテムポーチから閃光玉を取り出して、静かに機を窺う。
何度も攻撃を加えているのに一歩も退こうとしないアリーチェに業を煮やし、テツカブラが咆哮する。
洞窟に響き渡る轟音、声量だけで氷柱が落ちるのではないかと思うほどにビリビリと空気が震え――次の瞬間、視界が白一色に染め上げられる。
鬼蛙が始めて悲痛な声を上げた、至近距離での発光に目を焼かれ、怒りに狂いながらあらぬ方向へと闇雲に前脚を振るい続ける。「急に閃光玉なんてビックリしたわよ、突破口は見つかったのかしら?」
「突破口というか、なんて言うかー……」質問の答えを濁しながら屈み込んで、手早く罠の設置を行う。
地面に埋め込まれ一体化すると同時に小さな駆動音が2度鳴り響く、これで後は大重量の物体が乗れば勝手に動作してくれる。「平たく言えば、一部の攻撃が強いだけで、後は普通のテツカブラなんですよー。」
「……そう、じゃあつまり。」視力を取り戻したテツカブラが、巨体に見合わぬ身軽さで宙を舞う。
当たれば一溜まりもないであろうボディプレスを、示し合わせたわけでもないのに全く同じタイミングで後方へ跳び退りやり過ごし――そのまま鬼蛙は、地面の陥没へ飲み込まれる。「搦め手は全部有効ってことね!」
「そういうことですー。」* * *
落とし穴に嵌ったテツカブラをどう追撃しますか?
1.地道に攻撃する
2.狩技を使い攻め立てる
3.たーるっ♪(訳:タル爆弾を使用
4.自由枠 -
377
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-09 18:23
ID:dnVl/o4A
[編集]
3
ちゃんとセリフ付きで -
378
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-09 19:19
ID:xezkiCRg
[編集]
>>373
自分が先に設定泥棒して勝手にミーシャを二代目にして設定潰したくせに自分のキャラと被ったら文句とは呆れますね
しかもまだ自分のキャラでは出してもいない設定で、兎さんどころか誰も知りようがないことなのに
兎さんとお友達だということですけど、自キャラ最強、ゴリ押し、設定泥棒?
お友達なら他の手段で設定被ったとでも話せば良いんじゃないですか?
わざわざここで言ったらスレの雰囲気悪くなるのわかりません?
読者として気分悪いですわ -
379
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-09 19:44
ID:6W4943JM
[編集]
面白過ぎ…!
応援してます兎さん! -
380
名前:時雨
投稿日:2017-07-09 20:25
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>378
前にも書いていたとは思うけどキャラクターの設定とかシナリオ被り、設定を増やされるとかで色々改変しなきゃいけなくなるっていうのはある意味リレー小説系スレの醍醐味とは思うのよね。多分他の人もそうだと思うしねぇ
俺はツバメた………くんの設定とか決めてないから設定増やして下さい好きなようにしてやって下さいって感じだしねぇ
だから「設定泥棒」とか「設定潰して文句とか呆れる」とか「スレの雰囲気悪くなる」とか「読者として気持ち悪い」とか言っちゃダーメ、よ?独り言スレで書いたこと丸ごとコピー()
-
381
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-09 20:36
ID:dnVl/o4A
[編集]
確かに彼の言動には思うところもあるだろうけど指摘にも言い方と言うものがございましょう
更新止まった物語スレからキャラ移籍させるくらいだし、ちょっと自キャラ愛が強すぎてアピールしたがりになってるんでしょう
アピールの仕方と方向性が下手くそなだけで
まあ複数人で進めるんだからお互い空気読めって事で一つ… -
382
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-09 23:03
ID:9PGhLqxM
[編集]
「たーるっ♪」
「ミーシャ、ふざけてるの?」
「言わなきゃダメな気がするんですよ、ほらアリーチェさんもー。」
「えっ……た、たーるっ……もう、何言わせるのよっ!」申し合わせたわけでもないのにテツカブラの眼前に4つの大タル爆弾が設置される、逃げ出すことも叶わない鬼蛙の心境たるや悲惨なものがあるだろう。 タルだけに。
去り際に時限式の小タル爆弾を設置して距離を取ると、凄まじい威力の爆発が連鎖的に巻き起こっていく。
連鎖の最後、4つ目のタルの先に居るのはアリーチェだ、敢えて爆風に巻き込まれる位置で大盾を翳して待機している。
爆風が彼女の姿を一瞬覆い隠し――煙が晴れると同時に姿を現したのは、無残に片方の牙が折れたテツカブラ、そして携えたランスにオーラを纏わせたアリーチェの姿。
狩技『ガードレイジ』、本来はモンスターの攻撃を取り込んで力へと変えるのだが、今回は大タル爆弾の爆風を利用したのだろう。「種さえ分かれば恐れる相手じゃないわね!」
テツカブラは正面以外への攻撃手段に乏しく、側面や背面に陣取ってしまえば届く攻撃など無いに等しい。
互いで挟み込むような立ち位置で戦ってしまえば、必ずどちらかが攻撃に専念できる状態になる。
唯一、真横に居る相手には大きく足を持ち上げて脚力を活かした踏み付けを行ってくるのだが――「隙だらけよ!」
そんな精一杯の抵抗ですら、大盾に阻まれて然したるダメージを与えることは出来ない、それどころか攻撃の隙をついて逆に槍を付きたてられてしまう始末だ。
攻勢は彼女に任せてもいい、そう判断して弓にセットした薬液ビンを付け替え――「あっ……!!」
短い悲鳴と崩れ落ちる音。
突如その場に倒れ伏したアリーチェの姿と、その後方を飛ぶブナハブラ。「……嘘でしょ?」
どこかの誰かの不運でも乗り移ったのではないか。
ビンの付け替えで視線を外した一瞬で何が起きたかを理解し、思わず声を上げる。
視界の端では鬼蛙が、自分ではなくアリーチェの方へと向きを合わせようと動いている。――予期せぬ危機に、頭をフル回転させて考える。
麻痺状態に陥った仲間を助けるには、どうにかして吹っ飛ばすのが応急手段ではある。
が、どう足掻いてもこの弓では誰かを吹っ飛ばすような攻撃手段はない、ならばアイテムを活用するしかないのだが、タル爆弾を使うにも時間が足りない。
出来るとすれば倒れた彼女へと駆け寄って何かワンアクション、時間的にそれが限界だろう。――テツカブラより早くアリーチェに駆け寄り、そのまま胴の辺りを思い切り蹴り飛ばす。
咄嗟に選んだ行動は功を奏して、彼女は鬼蛙の攻撃が届かないであろう場所まで転がっていく。
同時に、背後からは何かが弾けるような不穏な音が響く。(あー、死んだかも……)
――背後から襲った衝撃は、自分の意識を失わせるには充分過ぎるほどだった。
-
383
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-10 00:03
ID:DSC/L1r2
[編集]
ミーシャちゃーんっ!
やはり上位クエとなると致命傷になる攻撃が多くなるな…… -
384
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-10 00:06
ID:dnVl/o4A
[編集]
よし、たるを確認したので消えるぜ!
-
385
名前:時雨
投稿日:2017-07-10 22:14
ID:nWJ.0j86
[編集]
たーるっ♪に恥じらうアリーチェさん可愛い……っていってられない事態だな
とりあえずテツカブラ狩ってくる -
386
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-11 00:55
ID:9PGhLqxM
[編集]
――何が起きたのか、理解できなかった。
もしかしたら理解したくなかったのかもしれない、ランサーがガンナーに庇われるなど前代未聞だ、ましてや身を挺すなどありえない。「ミーシャ!!」
何時の間に麻痺が解けたのかも分からない。
跳ね起きながら彼女の名を呼んでも、ぐったりと地面に横たわったままピクリとも動かない。「嘘でしょ……?」
最悪の事態が脳裏を過ぎる、すぐにでもネコタクを手配しなければ命に関わる可能性も捨てきれない。
……だというのに、鬼蛙が待ってなどくれるわけがない。 片側の欠けた大牙で器用に凍土を抉り咥えてみせると、のそのそと緩慢な動きでこちらに向かってくる。
眼前で噛み砕かれた氷塊が視界を覆い隠す、粉砕の衝撃と降り注ぐ氷の礫を大盾でやり過ごすと、1度武器を納めるため地を蹴りつけて後方へ跳ぶ。
ネコタクか、或いは生命の粉塵か――手にした槍と盾を背に戻しながら逡巡していると、テツカブラの後ろで人影が揺らめいた。
弓を手にした腕はだらりと力なく下がっており、背を曲げて苦しそうに俯いているものの、自力で立ち上がるだけの体力は残っていたようだ。「ミーシャ、体勢を立て直して――」
「……カエル風情が。」――ゾクリ、と背筋に冷たいものが走る。
暴れまわっていた鬼蛙でさえ急に動きを止めて、目の前に自分が居るのにも関わらず向きを変える。「ドンドルマの白髪鬼を……」
その表情は全く窺い知ることが出来ない。
このテツカブラを遥かに上回る異様さで、ゆっくりと矢筒へと手を回す。「――侮るなッ!!」
弾かれたようにミーシャが動いた次の瞬間には、鬼蛙の眉間へと矢が突き刺さっていた。
突然の衝撃に巨体が怯むとその次は前脚へと2射、文字通り矢継ぎ早に放たれた8本の矢がもたらす激痛に、テツカブラが派手に転倒する。
それでも尚彼女の攻撃は止まらない、纏めて番えられた矢が片方だけ残る大牙へ立て続けに撃ち込まれ、小さく亀裂が走る。「ぶち抜けぇっ!!」
顔の半分を血に濡らし、目を見開いて歯を食いしばった形相で最後の1射を放つ。
束ねられた無数の矢の集団、さながら巨大な1本の槍にも見えるそれが、亀裂の走った大牙を付け根から抉り飛ばした。
――立ち上がったテツカブラが足を引き摺りながら逃走を始める。
タル爆弾、ガードレイジからの追撃、そしてミーシャの猛攻を受け、見境なく暴れ回っていた鬼蛙にもついに限界が訪れたようだ。「逃がすか……!」
「ミーシャ、落ち着きなさい!!」背を向けた鬼蛙にさえ狙いをつけようとする彼女を咄嗟に制止する、今まで呆気に取られていたが本来ならば立っているのもやっとの重傷なのだ。
――自らの命さえも顧みず獲物を屠る狩人、如何にして彼女が白髪鬼の名を継ぐに至ったのか、その片鱗を垣間見て肝が冷えた。「私が罠に掛けて捕獲してくるわ、あなたは自分の傷の手当を。 ……いいわね?」
「……分かりましたー。」意外なほどに素直に指示に従い、座り込んで応急処置を始めた彼女を置いて、単身鬼蛙の姿を追う。
体力を回復させようと眠りについた鬼蛙の足元にシビレ罠を設置すると、捕獲用麻酔玉を2度叩き付け――テツカブラは、睡眠よりもずっと深い眠りへと落ちていった。* * *
あっさりかな、でもまぁ後は会話イベントだけや、よしよし
-
387
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-11 05:44
ID:PRePdHyo
[編集]
ミーシャが女子力捨てて野武士力上げに行ってますねこれは…
前回がほのぼのエリクシル回だったことも相まって落差がw -
388
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-11 07:41
ID:t.bFZX06
[編集]
うぎゃ~~~!!!!!カッコイイ~~~~!!!!鳥肌立ちました!!!
-
389
名前:時雨
投稿日:2017-07-11 22:04
ID:nWJ.0j86
[編集]
んー(コロコロ)ミーシャの3D6の合計が4でそこに5を掛けると20
そして100-20にすると80、か結果 女子力20 野武士力80
ミーシャちゃん野武士力高いっすね -
390
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-11 23:28
ID:9PGhLqxM
[編集]
モドリ玉を使ってベースキャンプへ帰還すると、歩く事すらままならないミーシャに肩を貸しながら飛行船へと乗り込む。
身体が冷え切っているのは、ホットドリンクの効果が切れただけではなく失血も原因なのだろう、鬼蛙を追おうとした彼女を引き止めて正解だった。「全く……なんであんな真似をしたの? 1歩間違えば命に関わっていたのよ?」
――その1歩違えば、こうなっていたのは自分なのだろう。 無謀な事をしたのは間違いないのだが、それを思うと声を大にしてまでは怒る事が出来ない。
ベッドの上で手当てを受ける彼女の背中は、鬼蛙の大牙に抉られてざっくりと裂けている。
防具のおかげで急所は護られたようだが、これだけのダメージから反撃に転じられたのが信じられない、常人ならば立ち上がることも不可能だろう。「――理由が、欲しいんです。」
「……理由?」こちらの問いと噛み合わない、それでもふざけている様子は窺えない返答を、オウム返しに聞き返す。
「実の親が居ない事を不幸だとは思いません、養父と過ごした日々は確かに幸せでしたから。 ……それでも、自分が産まれた理由にはならないんですー。」
うつ伏せのまま語る彼女の拳が静かに握り締められる、傷が痛む、それだけが理由ではないのだろう。
「望まれて産まれてきた、他の人が当たり前に持っているそんな根拠すら私にはないんです。 じゃあ私は、一体何のため産まれたんだと思いますー?」
――そんな事を、答えられる訳がない。 そもそもそんな事を考えた経験のある人間がどれだけ居るのだろうか。
「仮に今私が死んだとしても何も残らない、だから髪の色を詰られようと鬼と呼ばれようと産まれた理由が欲しい。 ――それが、私の命より大事なことなんです。」
「ミーシャ、本気で言ってるの……?」自己犠牲で誰かを助ければ意味が生まれるとでも思っているか。
自分の命を軽視する彼女への怒りと、まだ若い彼女にこんな考えに至らせた環境への戦慄から、無意識に声が震えていた。「本気で思ってる、はずだったんですけどねー。」
急に返答の歯切れが悪くなり、枕へと額を乗せ直した彼女はこちらから視線を外す。
「怪我してでも戦い続けるのを止めてくれたのってアリーチェさんが初めてで、そしたら急に皆の顔が浮かんできて――急に、死にたくないって、そう思っちゃったんです。」
「それが普通よ、あなたの言う『理由』が手に入ったとして、そこで死んでしまったら何の『意味』もないじゃない。 ……もっと、自分を大切にしなさい。」返事こそなかったが、微かに彼女の頭が上下に動いた。
危うい考え方を持っている事には間違いない、だが恐らく、今後彼女が自らの命を天秤にかけた時には、きっと友人達が引き止めてくれるだろう。――少しでも安静にさせる為、短く別れを告げると甲板へと脚を向ける。 雌火竜の鎧に包まれた背中を、幾度となく聞いたあの歌が見送っていた。
* * *
《現実》に追いつかれぬよう 真っ直ぐに《理想》を目指すよ 《燻ってた過去の自分》なんて振り切る《全速力》で
何の為に謳ってるの 何の為に疾って来た?《命を燃やし尽くした証》を遺そう――
~シナリオ30.5:鬼ガ狩ル鬼蛙~ end
GET:鬼蛙の上位素材、獰猛化素材
GET:称号・鬼屠ル鬼(獰猛化テツカブラを狩猟した)
GET:勲章・変質した鱗(初めて獰猛化モンスターを狩猟した)追記:どうやらルビが上手く行っていないようなので消しました、お目汚し失礼致しました
-
391
名前:鬼ガ狩ル鬼蛙@兎
投稿日:2017-07-11 23:33
ID:9PGhLqxM
[編集]
文章量的にはあっさり、戦闘シーンもあっさり、でも重いシリアスが書けたんじゃないかなーと満足しております。
先の騒動があった為、今回は予定を色々早めてミーシャちゃん設定公開回とさせていただきました、どうしても自キャラ中心になっており申し訳ございません。
今回も最後に色々と書き殴っていきたいと思います。・極限化?テツカブラ
千壱氏がいち早く見抜いておりましたね、獰猛化の誤認でした。 こうして書いてみると案外共通点って多いものですね。
極限化を匂わせた理由としては1つだけ、ミーシャちゃんが抗竜石を幾つ持っているか描写するためです。 ……勘の良い方は分かったと思います、つまりはそういうことです。・狂竜症について
この解釈と描写はMH4GからMHXになり狂竜化モンスターの居なくなったことに対する兎独自の解釈です。
狂竜ウイルスを薬品らしきものにまで落とし込めるのだから、現状こんな感じになってるんだろうな、という想像の下書いております。・ミーシャちゃんについて
生まれも育ちもドンドルマ、ただし両親のことは全く知らない、心の内を見抜いていた養父がせめてもの自衛手段に弓の扱いとハンターとしての技量を叩き込んだ。
そのおかげでこんな無謀な心持ちにも関わらずハンター生命を断たれることなくここまでやってこれたという設定です。
なぜ龍歴院に所属を変えられたかは「当時よく共に狩りに行っていたハンターが結婚を機に引退しご機嫌ナナメになった」というただそれだけの理由。 ミーシャちゃんマジ気紛れ。・省いちゃったこと
最後に場面を切り替えてギルドマネージャーとクルトアイズ辺りに獰猛化モンスターについて語るシーンを入れようとしました。 ……が、くどくなりそうなのでやめました。
鈍器本によれば獰猛化とは『何らかの要因によって極度の興奮状態に陥っているモンスター』であり、筋肉の過剰活動があの攻撃力を生み出しているそうです。
バルファルクの登場とこの鈍器本の記載を絡めて描写する予定でしたが、誰かに丸投げしようと思います(やはり屑・end について
シナリオは終わりましたがミーシャちゃんにとっては寧ろ新しい何かの始まりに過ぎないのかなと。
あくまで1つの依頼が終わった、という意味を込めて今回は end にしております。・闇を喚ぶ黒猫、夕刻の蝶について
名前だけ発覚、設定的には上位ほぼ完走の実力者なのでまだまだ出番は先になりそうです。
引っ張っているようで申し訳ないですが、メイン所というより主人公達に協力・助言をしてくれるお助けキャラポジションを想定しています、お楽しみに。・引用している歌詞について
時雨氏が正解を出されております。 VANISHING STARLIGHT from Sound Horizon より『よだかの星』です。
勝手ながらミーシャちゃんのテーマソング(イメージソング?)に使用しております。
――なお、歌の締めくくりは『死んでもいい 生きてるなら 燃えてやれ!』です、ミーシャちゃんはこの歌詞の通りになってしまうのか? それは今後の皆様次第でしょう。・お前サンホラ大好きだろ?
引用した曲、弓、養父、天秤etcetc……はい、自分の書くSSにはSound Horizonの歌詞に関連するワードがたくさん出てきております、それくらい大好きです。
サンホラは間違いなく自分の人生と価値観、特に人の生き死にに関して多大な影響を与えてくれたバンド(バンドといっていいのかあれは?)です。
何より聞いてると語彙力が増える、増えただけで中々使いこなせませんがwそれでは、これにて進行権を譲渡したいと思います。 お付き合いありがとうございました。
>>392 これ以上揃わなかったんや! 俺はわるくねぇ、俺はわるくねぇ!!
というかそんなズレてるのか、自分のPC画面だとちょっとずれてるだけなのに... -
392
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-11 23:57
ID:6VfBQHFo
[編集]
ラストのルビガバガバやんけ!というのはまぁ置いといて、お疲れさまでした
あっさりとはいえ迫力のある戦闘シーンでしたよ~、ミーシャちゃんの心情描写も重みがでていて流石ですね… -
393
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 00:03
ID:cdtcy4J6
[編集]
≪全速力≫くんが全速力すぎてスピードくんを置き去りにしてますね…
-
394
名前:千壱
投稿日:2017-07-12 01:00
ID:GQjChB.k
[編集]
兎氏、執筆お疲れ様でした。
シリアスな展開、深みのある描写と、兎氏ワールドを一身に感じました。やっぱプロはちげぇや!
テツカブラはやはり獰猛化してましたか。武器選びが功を奏していたのなら嬉しい限りです。
「よだかの星」といえば私は真っ先に宮沢賢治の童話の方を思い浮かべます(東北民並感)。同名の曲があるとは知りませんでした。
お互いの趣味や文化に触れることができるのもリレー小説の醍醐味ですね。 -
395
名前:時雨
投稿日:2017-07-12 05:48
ID:nWJ.0j86
[編集]
兎氏お疲れ様でした
シリアスさんが全速力過ぎる…
短めとはいえ戦闘シーンに迫力ありましたね、こう書けたらいいなぁさて、進行を頂きます
とりあえず書き出しだけでも書きますね -
396
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 06:04
ID:nWJ.0j86
[編集]
~シナリオ31 旧砂漠の黒鬼退治~
何時までも部屋で頃していてはダメだ、何かクエストはないかとクエストボードを眺めているとある『クエスト』を見つける。
───また貼られている。
そんな事を思いながら俺は何時かのガムート装備の少女の様に山の方からくる風に揺れるその紙を眺めていた。
タクミの代わりに重甲虫の依頼を受けた時にもこの『クエスト』を見かけたと思う。龍歴院が慌ただしいのもこれが理由なのだろう───お偉いさんが頭を抱えたくなるのもその理由を聞けば分かるが。現在旧砂漠は───盾蟹達の繁殖期だからである。
-
397
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 07:28
ID:aR230DTQ
[編集]
繁殖期──人間がモンスターと生態系を最も警戒視しなければならない期間でもある。
経験を重ねたハンターなら一度か二度は繁殖期の恐ろしさと狙い目を理解している事だろう。まずモンスターが繁殖するという事は、モンスターの数が増えるということ。
増えるといっても子を宿すのではなく、雌と雄が番いとなるべく同種の生物が勢揃いするのだ。繁殖はその後。
所詮ダイミョウザザミと侮ってはいけない。甲殻種の繁殖力は飛竜種を凌ちする為、数は圧倒的に多い。こうしてクエストを出されるのも単純に人間の脅威が増えるから、というだけならどれほどよいか。理由は二つある。
まず一つ目は、繁殖期の大型モンスターは揃って気が立っているという事だ。
発情期とも言えるこの時期は同種の縄張り争いや恋争いの事もあって精神的にイラついており、大人しい種でも攻撃的になることもある。
己の力量を測りきった熟練のハンター程それを知っているが故に、繁殖期だけはクエストを受注しない者も多い。二つ目にはモンスターの食欲が関係する。
大型モンスターはその体格ゆえに基本は大食いだ。繁殖しようと集まりに集まった彼らが一箇所に集まった場合起こる問題と言えば──食料不足だ。
食性が同じであるが故にそればかりが減っていき、やがて食糧不足となってさらにイライラが募っていくという悪循環。
幸いなのは甲殻種が挟で摘める物は何でも食べる雑食性である為に、餌の奪い合いが比較的少ない事か───その摘める物には人間も入っているのだが。そういった事もあり龍歴院は連続狩猟クエスト『これが本当のダイミョウ行列?』と呼ばれるクエストを発注した。このクエストでは三体までの盾蟹の狩猟となっている。飽くまで自然との調和を考えての事だ。
-
399
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 07:58
ID:aR230DTQ
[編集]
「おい、そこで突っ立ってないでこっちを見ろ」
後ろから声をかけられる。正直振り向きたくないが呼びかけられては仕方が無いだろう。
振り向くとそこに居たのはクルトアイズだった。彼は一枚の紙を持ちながらこちらに近づいてくる。思い起こされるのはあの教官の救出依頼だ。あれも彼からの依頼だったな──押し付けられたとも言うべきか。「クエストボードを見ていたから分かると思うが、現在盾蟹の繁殖期だ。せこで狩猟したハンター達が奇妙な頭殻を背負った盾蟹を見たという報告をしている」
奇妙な、頭殻…?
「あぁ、一角竜の頭殻であるようで違う様なという証言が大半を占めている。もしかしたらあの個体なのかもしれない。お前には調査も兼ねて狩猟を頼みたいのだが──」
「その話、ちょいと噛まして貰ってもいいかい?」クルトアイズと話していると後ろから声をかけられる。
見るとそこに居たのはの赤・桃色とのコントラストが際立つタマミツネの装備の男性。彼が身につけている装備の随所には泡狐竜の上質な毛が使われている。彼が上位のタマミツネを狩猟したという立派な証だ。
彼の背にあるのは黄色い蓄電殻が用いられており、柄の部分は青色の甲殻で造られた剣斧だ。 -
400
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 08:50
ID:MbsZm1Do
[編集]
時雨氏のシナリオ来てた
しばらく前にちらっと触れたスラアク使いの新キャラですな
描写的に背負ってるのはジンオウガ剣斧かな?それとザザミ狩りで黒鬼退治……?
果たしてどう結びつくのか…… -
401
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 09:07
ID:cmZqvr9w
[編集]
もしかして:矛砕
-
402
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 12:33
ID:n/4TMma2
[編集]
なんでわざわざ極限なんかと間違えさせたのかなーとか最初思ってたらそれ自体が伏線だったのか、石二個持ちってそういうことだもんな、後書き読んで思わず本編読み返したわ、兎氏パネェ
-
403
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 12:42
ID:aR230DTQ
[編集]
突如現れた彼に驚いているとクルトアイズは短く溜息をつき、彼に対応する。
「なんだ、アマネか」
「なんだってのは酷いでしょ旦那。ほら、あんたと俺の仲でしょ」
「一度イャンガルルガを狩猟しただけ。それだけだろう」
「つれないねぇ旦那は。それで奇妙な頭殻を持った盾蟹、だっけ?」
「……聞いていたか」
「聞こえちまったんだから仕方が無いだろう?」薄紫色の長い髪を揺らし何処か余裕そうに笑う彼はどうやらアマネと呼ぶらしい。「そこのあんた」と彼に指を刺されながら呼ばれ再び驚いると、アマネは俺を見て笑いながら提案を持ちかけてきた。
「そう驚かないでくれよ。俺も調査に参加してもいいかい?調査ってのは人手が多い方がいいだろう?それに──『黒鬼』の可能性もあるしな」
……『黒鬼』?
「お前が探しているあの盾蟹か」
「正確には俺の同行者がね。で、どうだい?悪い話ではないだろう?」確かに彼の言う通り調査には人手が多い方がいい。一角竜の様な奇妙な頭殻を背負うダイミョウザザミだ。もしかすると特殊個体の可能性だってある。
俺は快く了承すると「そらきた!」と手をパンと合わせながらアマネはいうと、手を差し出してきた。「そうだ、自己紹介がまだだったな。俺はアマネ・ミソラ、見ての通りのスラッシュアックスを使うハンターさ。よろしく頼むよ」
あぁ、こちらこそよろしくと俺はいいながら差し出された手を握り返した。
-
404
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 12:51
ID:aR230DTQ
[編集]
クルトアイズからの依頼を受け、俺は早速準備に取り掛かっていた。
アマネは「多分あいつも来るだろうし、此処で待ってるよ」といっていた。
彼を待たせるのも悪いと思いながら急いで装備を整える。ふと、誰かを誘ってみようと考えた。
ミーシャとアリーチェは現在氷海に向かっているらしく此処にはいない。
リィは、タクミが龍歴船行きの飛行船に押し込んだそうだ。今頃は空の上にいるだろう。
となると、誰を誘おうか…。~装備、武器、同行者を選ぼう~
・装備と武器は今まで倒したモンスターの素材から現状作れるものを選んでください
・同行者は1人選択してください -
405
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 15:28
ID:6VfBQHFo
[編集]
珍しく野郎回ですね、いいぞいいぞ
同行者は不運のタクミで、不運の。(大事なことなのでn(ry)
装備は他の方お願いします -
406
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 16:15
ID:c2Xqc4i.
[編集]
武器はザボア素材の氷ハンマー「ファッティブッシュ」防具は「スキュラS」
仲間はハンマー使いの先輩と言う事でツバメちゃんあ、ザボアだめ?
もしダメならバサルモスのハンマー「バサルブロウ」で -
407
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 16:31
ID:3so8UiGU
[編集]
一つ質問しますけど、アマネさんは書籍勢というわけではないですよね?
-
408
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 16:34
ID:MbsZm1Do
[編集]
>>406
ザボアはグローリア女史が単騎で狩ったからあなたが使える素材には入ってないんじゃ……?
仲間内で狩猟したモンスターの素材が共有できるというのなら問題ないのだがついでにツバメたn……くんはまだお空にいるはずだで
>>409
いや、すまない……そんなつもりじゃ……
描写がないのに帰ってきてるのは不自然かと思ったんだが、よくよく考えたら進行役の裁量でいくらでもその部分は変えられるよな……
水を差すようなことを言って申し訳ない…… -
409
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 16:57
ID:TNsb1l0Q
[編集]
ツバメがお空にってのは、ぶっちゃけ例のウチの子厨が気に入らないキャラ除外するための方便でしょ。
自分の回終わってもツバメお空に放置とか、リレー方式でそんな間口を狭めるようなバトンの渡し方は普通有り得ないし、もう気にしなくていいと思うが…。
兎さんみたいにミーシャちゃんがコレからどうなるかはお任せ!みたいなのがあるべきバトンの渡し方。>>411
やんごとなき都合により理由付きでの限定的な除外と後の回までいつまでも尾を引くような除外の仕方は別の話しって事です -
410
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-12 17:53
ID:n/4TMma2
[編集]
なんかゲーセンのカニカニパニック並に蟹氏が叩かれてるけど、ここの人達が飛び抜けて上手に回してるだけやで
色々リレー形式のSSは見てきたけど、本当に酷いやつは次元飛び越えてでも他人の活躍奪って自キャラ無双するからな
自キャラ愛は誰しもあるだろうし、ああなるのが「普通」、他の人達の自制心が強いから異常に自キャラ愛強くみえるだけやで・・・と言うか、自キャラに自分で大ダメージ負わせたり出来る兎氏が飛び抜けて凄いんだけどな、俺だったら自キャラをああは扱えんわ
-
411
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 20:09
ID:nWJ.0j86
[編集]
シナリオ書く前に返信
>>405 はてさて、本当に野郎回かなー?
>>406 >>408 よっしゃ、スキュラSやな。武器はハンマー…ハンマー!?(ヘビィと片手想定してた奴)
全く、ここの読者の皆さんは予想外の選択をしてくれるぜ!(歓喜)
ツバメ「じゃからわしは男じゃ!ちゃんやらたんやら付けるでないわ!」>>407 書籍キャラじゃないですねー。まあ、クルトアイズと一緒にイャンガルルガの『ある個体』でも調査したんじゃないかな?
>>409 それ言ったら俺も流石にずっと地上にいるのは不味いだろうって思ってリィちゃんは今頃空の上って>>404で書いたぞ()
>>410 一応グローリアさんはクシャの起こした風に吹っ飛ばされて氷壁に当たった時に、肋2、3本折れてるよ。
はい、書き漏れですよ() -
412
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 20:44
ID:nWJ.0j86
[編集]
装備はネルスキュラの装備を着ていく事にした。毒怪鳥の皮の下にある本体の白い甲殻で出来たこの鎧は緻密な計算と確かな技術で作られている。
武器はバサルブロウと呼ばれる岩竜の最も固い部分である顔の甲殻を使用した『ハンマー』だ。
聞けば甲殻種の自慢の甲殻を砕くには打撃を与えるといいという。
同じ打撃武器には狩猟笛があるが、あちらより重量のあるハンマーの方がてきしているだろう。
最初に古代林に墜落した際、ハンマーと間違え狩猟笛に手を掛けたのは今では懐かしい思い出だ。次に同行者だ。
エドワードは指名の依頼が来ており村にはおらず、エリクシルはアトリエが大盛況の為店を開けるわけには行かないだろう。
ランドラットはりゅ~しか、エリック、ウドンを連れ修行と称し村に居ない───エリックとウドンは俺のオトモである筈なのだが。
グローリアはなんとあの古龍種クシャルダオラと遭遇したようで肋の骨を2、3本折ってしまったらしく療養中である。以前見舞いに行ったが夢見が悪かったようだ。
となれば彼しかいないだろう。
俺はタクミを誘おうと彼のテントへ向かうと丁度彼はテントの中から出てきた。「やぁ、君か。装備を着ているってことは何か狩りに行くのかい?」
そういう彼に事情を説明すると「僕で良ければ付き合うよ。新しい装備もできたしね」と快く引き受けてくれた。
見れば彼が身につけている装備は鬼蛙のものでは無い。ゲネル・セルタスとアルセルタスの素材を使用したセルタス装備だ。
背負っている大剣もゴーレムブレイドでは無く、あの斬竜の素材を使用した灼炎のブレイザーとなっている。
あの重甲虫の攻撃は相当なものだったらしくカブラ装備にひびが入ってしまったらしい。
ゴーレムブレイドもガタがきていたらしくメンテナンス中だそうだ。 -
413
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 21:21
ID:nWJ.0j86
[編集]
タクミを連れ、龍歴院前広場に向かおうとした時「そう言えば」とタクミが話を切り出してきた。
「ハンマーを担ぐなんて珍しいね。ツバメに感化されたかな?」
…しまった。ハンマーを扱うハンターと言えばツバメがいたじゃないか。ハンマーを使う機会があるなら彼女…いや、彼に扱い方を習うべきだった。
しかし、後悔していても仕方ない。感覚だけでも掴むとしよう。龍歴院前広場に付き彼を探してみる。見つけた。アマネはモスジャーキーを食べていたようだ。
彼はこちらに気付くと片手を上げていた。
待たせてしまってすまないというと、「それ程待ってねぇから心配すんな」と彼はいいタクミと自己紹介をしていた。「お前さんがこいつの同行者かい?俺はアマネ・ミソラってんだ、よろしくな」
「アマネ・ミソラ…もしかして『狩場彩る舞神』!?君は凄いねぇ、相当名の知れたハンターばかりに会うんだから…。あ、僕はタクミ・クガヤマといいます」
「お、俺の二つ名まで知ってくれてんのか!嬉しいねぇ、お前さんとは仲良く出来そうだよ」互いの手を取り合っている二人を見ているとある事に気付く。
彼の言っていた同行者の姿がないではないか。俺はアマネにその事を聞いてみる事にした。 -
414
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-12 22:17
ID:nWJ.0j86
[編集]
アマネさん、貴方の言っていた同行者は何処に…?
「あぁ、あいつは……っと、10…9…」
後ろから音がする。「あの、アマネさん?なんでカウントを…?」
「まぁ見てな。6…5…」
後ろからこちらに向かって走って来る音がする。「4…3…」
振り向くと絞蛇竜の甲殻で出来た鎧に身を包んだ茶髪の女性がこちらに向かい走って来るではないか。その背には同じく絞蛇竜の素材を使用した狩猟笛が背負われている。
遠くでも分かる程の彼女の迫力に押され、俺とタクミは思わず道を開けてしまう。その先にいるのは───アマネだ。「2…1…」
彼女はその勢いを殺さず自らの体制を低くし右脚を突き出す。そして…。「───あんた何処ほっつき歩いてんのよおおおおおおおお!」
「ゼロオオオオオオォォォォォォォォォォ!!」
「アマネさああああぁぁぁぁん!?」──華麗なスライディングがアマネに決まっていた。
突然の事態に呆然としているとアマネは「イテテ」といいながら起き上がる。「何すんだよ、レイカ。痛かったじゃねぇか」
「ふん!勝手にどっかほっつき歩いてるのが悪いのよ」
「ハハ、そいつは悪かったな。そんなお前にいい情報があんだ。『黒鬼』と思われる盾蟹が見つかったらしい」
「…それ本当なの?」ガララ装備に身を包んだ彼女、レイカがその同行者なのだろう。先程まで怒っていたが『黒鬼』と聞いた途端真剣な表情へと変わった。
「かも知れんって話だがな。で、彼処にいる二人が同行者だ。くれぐれもその笛で殴らんようにな」
「誰が殴るか!…あー、あたしの名前はレイカ・アケボノ。見ての通りの笛使いよ」
「あ、あぁうん、僕はタクミ・クガヤマ。よろしくね」
「そんな事よりはやく『黒鬼』を倒しに行くわよ!善は急げって言うでしょ!」
「…彼女がレイカ・アケボノ、か。噂通りの人間とは思えないね」
「あぁ、噂ってあの二つ名のか?」走るようにして旧砂漠行きの飛行船に乗る彼女を見てタクミはそう呟く。
二つ名が噂に関係しているとはどういう事なのか?
二人に聞くとアマネは「ハッハッハッ」と笑い、タクミは苦笑いしながら答える。「…彼女の二つ名は『悪魔の警鐘(デビル・サイレン)』、狩猟に赴くと一度性格が変わるみたいなんだよ」
「ま、今みたいにこうやってだべったりしてる時は普通だから安心しな」──同じ笛使いとして本当に仲良くなれるか心配になってきた。
-
415
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-13 10:21
ID:n/4TMma2
[編集]
>>411
うーん、ダメージの度合い、っていうとまた語弊があるんだが、兎氏の描写やら後書き見てると「その方が展開良くなるならメイン自キャラでも容赦なく56すからな^^」みたいな感じが見え隠れすると言うか、その辺りがすげぇなと思ったんやで
勿論時雨氏初めここの執筆者の人みんな腕は相当なんやけど、そこが異色と言うか? うん、書いてて自分でもよく分からんくなってきた() -
416
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-13 21:03
ID:nWJ.0j86
[編集]
飛行船に乗り、俺は旧砂漠のエリア7へ降り立った。
やはり暑い。そう思いながらクーラードリンクの入った瓶を開け、一気に飲み干す。
───あぁ、アイテムがあるって素晴らしい。
そう心の中で改めて実感していると、同じく此処に降り立っていた人物が話し掛けてきた。「おっ、お前さんもここに居たか」
アマネだ。彼の片手には先程まで飲んでいたのであろう空っぽの瓶があった。
丁度いい。彼に二人が探しているという『黒鬼』について聞こうじゃないか。「ん、『黒鬼』についてかい?別にいいけどよ、その前に…」
俺の横を通り過ぎたアマネは振り向くと同時にこちらに指を指す。
「お前さんは『黒』がどんな色が分かるか?」
『黒』がどんな色か…?
ひたすらに考えてみるが暗い色だとか絶望やどん底、陰気を表す様な色としか思い浮かばない。
ウンウン唸っている俺を見てアマネはフッと笑っていた。「別に難しく考えなくていいんだよ。もっと単純に考えればいいんだ、『黒』ってのは──」
アマネがそこまで言った時、地面が小刻みに震えだした。
大地を揺れ動かす音に俺達は耳を澄ます。震源は───俺達の真下だ。
「走れ!」
そう言って走り出したアマネに少し遅れる様な形で俺は走り出す。
そして俺の後方から轟音が鳴り響き、砂の雨が俺に降り注いだ。鎧に乗った砂を払いつつ地面から出てきたそれを見る。
出てきたのは『黒い角』を持った巨大な一角竜───の頭蓋骨。その後を追うようにして現れたのは赤色の甲殻に覆われた蟹。
その両爪はあの鎌蟹の物とは違い、分厚く見るからに頑丈そうだ。
『盾蟹 ダイミョウザザミ』。しかし、なるほど。『黒鬼』という異名をもつのもあの黒く染まった角を見れば納得だ。 -
417
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-13 21:38
ID:nWJ.0j86
[編集]
「───『黒』はこの世界のありとあらゆる色を混ぜ合わせてできた色だ。いくら白を足したところでそれは白にはならねぇし、二度と白には戻らねぇ。まぁ、あの『黒』の正体が絵具ならどれだけいいかねぇ」
彼はそう言うとペイントボールを盾蟹に向け投げつける。ペイントボールは大きく弧を描き、脚に命中。
敵襲に気付いた盾蟹はこちらに背を向け、一角竜の鋭利な角で一気に貫かんと突っ込んできた。
俺とアマネはそれぞれ左右に回避し、盾蟹の先制攻撃は不発に終わった。「あいつのあの『黒』の正体は血や体液だ!ありとあらゆる生物をあの角で貫き、血や体液が塗り重なった結果があの『黒』だ!」
それを聞き戦慄する。回避をし損ねていたら俺達もあの『黒』の一部になっていたのか…。「気ぃ付けな、そんじょそこらの盾蟹とは比べ程になんねぇ程強いぜ。まさに『鬼』のようにな」
そういいながら彼は背負っていた剣斧に手を掛け、展開させる。
軸の先端に向かって二つの刃がスライド、軸から大きく飛び出し一つの斧を完成させる。
王剣斧ライデン───かの雷狼竜 ジンオウガの素材で作られた剣斧だ。
俺も岩竜の顔を模したハンマーをその手に持ち、両爪を高くあげ威嚇を行っている黒鬼を見据える。───さぁ、鬼退治を始めよう。
~行動を選択して下さい~
※選んだ行動が今シナリオで扱うスタイルとなります
1 転倒を狙う為脚を攻撃(ギルド)
2 踏みつけて上空から攻撃(エリアル)
3 溜めながら隙を見つけ攻撃(ストライカー)
4 相手の攻撃を回避しつつ攻撃(ブシドー)
5 イナシながら攻撃(ブレイヴ)
6 アイテムを使用する(レンキン)所持アイテム
回復薬、回復薬G、クーラードリンク、狂走薬、音爆弾、罠二種、大タル爆弾、砥石、肥やし玉他メンバーの武器、防具、スタイル
アマネ 武器オウガ剣斧 防具ミツネS スタイル ストライカー
レイカ 武器ガララ笛(デンジャーコール) 防具ガララS スタイル ギルド 未合流
タクミ 武器ディノ大剣(灼炎のブレイザー) 防具セルタス装備 スタイル エリアル 未合流 -
418
名前:兎
投稿日:2017-07-13 22:42
ID:iFpk47Wc
[編集]
執筆終わって気を抜いてたら続き来てたー、そしてこっちも鬼……だと……
ならば鬼の産みの親が選択肢を選ばねばなるまい、慣れてない武器ならシンプルな動き、3のストライカースタイルだ!
-
419
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-14 12:48
ID:BKNZIdVE
[編集]
先に動いたのは黒鬼だ。
両鋏を口元に当て、次の瞬間大きく鋏を開いて口から大量の泡状の水を俺に向け一直線に放出した。
俺は横に転がるようにしてこれを回避。ブレスは先程までいた場所に命中し、砂漠の砂を巻き上げていた。圧縮された水を一点に放出するその一撃は水とは思えないほど強力で、発生する泡は少し幻想的に見える。アマネはブレスを吐いている間に黒鬼の左側面に移動しており、左脚に向け斧を振り下ろす。
脚の甲殻を切り裂くと同時に青い雷が迸る。あの雷狼竜の電撃と同じ色だ。
黒鬼は自らの脚元にいる存在に気付いたのか左鋏を振り下ろす。
「よっと!」
しかし、アマネはそれを横にステップするようにして回避をする。
舞うようにして攻撃を避け、甲殻を切り裂いていく彼の姿は『舞神』という二つ名は実に相応しい。だが、こちらも負けてはいられない。武器を掲げ、力を溜める。武器の重さに負けないよう身体全体を使い支える。
今回の俺のスタイルはストライカー、狩技の扱いには最も長けたスタイルだ。
狩技を扱う為に身体中の全神経を集中させているためか、力が溜まるのが早く感じた。なるほど、大胆に攻めていくのが得意なツバメがこのスタイルを選ぶのも分かった気がした。
俺は黒鬼の背後に周り、全体重をかけ勢いよく槌を振り下ろす。狙うは御自慢の黒い角!
強烈な一撃は角に命中───したがまだまだ折るには足りないようだ。 -
420
名前:帽子屋
投稿日:2017-07-14 17:53
ID:CfD24qkI
[編集]
かなり遅れて見に来てみれば兎氏シナリオ終わってた。
やっぱ面白い!面白かったです。お疲れ様でした。時雨氏も頑張ってください!割と久しぶりのオリジナル特殊個体かな?
あと、スタイルの選び方今までにない感じ。こういう発想すごいなー。 -
421
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-14 19:01
ID:nWJ.0j86
[編集]
「──うぅ、まさか後ろからゲネポスに押されて崖から叩き落とされるなんて…」
「びっくりしたわよ、自己強化の演奏を済ませていざ!って時に頭から落ちてくるんだもん。……って、黒鬼じゃないの!?」
「えっ?あぁ、あの盾蟹かい?本当に黒いんだね…」
エリア8に通ずる洞穴からタクミとレイカが出てきた。遠くにいるので何を話しているかは分からないが、またタクミが不幸な目にあったようだ。こちらに駆け寄って来る二人をみて黒鬼は両腕の先にある大きな平たい鋏を天に上げて口からブクブクと泡を吹き出し始めた───どうやら怒り状態に入ったようだ。
俺とアマネはその行動に大きく距離をとり、タクミとレイカはその横に並び立つ。
ギギギギギ……と甲殻同士が擦り合う音はまるで、鳴く事のできない黒鬼の怒りの声のようだ。「役者が揃ったな。お前達に二つアドバイスしておくよ」
アマネは武器を改めて構えながらそう言う。俺達はそれを聞きながらアマネと同じく武器を構える。
「一つ目は常に最悪の事態を想定する事。狩場では何が起こるか分からんしな」
「二つ目は狩られる前に狩れ!だ。──さあ、行こうか」あぁ、盛大にやってやろうじゃないか。
~行動を選択して下さい~
1 背面に周り、角の破壊を狙う
2 アマネと共に転倒狙いで脚を狙う
3 レイカと共にスタン狙いで頭を狙う
4 タクミが乗りやすいようにアイテムを使ってサポートする
5 その他乱入ロール ??→14 次のターン乱入確定
-
422
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-14 19:55
ID:z0JkLj4E
[編集]
5.ハサミ狙い
-
423
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-14 20:51
ID:nWJ.0j86
[編集]
先陣を切ったのはアマネとタクミだ。
タクミは脚を踏みつけて飛び上がり空中で大剣を構える。
斬竜の尾を刀身にしたそれは力を込めるとディノバルドの尻尾が赤熱するかの如く、刀身に赤い模様が浮かび上がる。そして、重力に従いながら落下し勢いよく叩き斬る。
斬りつけると同時に小さな爆発が起こる。あの大剣の付加属性は斬竜と同じ《火》。触れた瞬間に炎が噴き出すのだ。
アマネは再び脚元に潜り込み転倒を狙うつもりだ。斧を突き出し、次に縦に切り裂き、そこから横に薙いでいく。
黒鬼は飛び跳ねたり、脚元で切りつけている二人を相手に両爪を交互に振り下ろしているがなかなか当たらずにいる。俺は奴の鋏を狙おうと近づいてはいるが如何せん爪を振り回しているせいでなかなか当たらないでいる。
そんな時、後方から軽快な音が流れてくる。
後ろを見るとレイカが笛を振り回していた。彼女が笛に息を吹き込むと絞蛇竜を模した装飾が震え、カラカラカラッと音が流れ始めた。
その音色を聴くと、次の瞬間、腕が軽くなったような感覚を感じた。そればかりか自分の思う通りに体が動く。まるで全身の筋力が強化されたかのように、頭で描いた通りの行動が実際にできる。
───攻撃力強化の音色。
全身に漲る力に確かなものを感じていた。グッと拳を握り、レイカに感謝しつつその礼とばかり黒鬼に向かっていく。 -
424
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-14 21:35
ID:nWJ.0j86
[編集]
ハンター達にとっては軽快で心地よい音は黒鬼にはお気に召さなかったようだ。
その背を彼女に向け一直線に向かう。太陽に照らされたその角は黒く不気味に輝いていた。
「危ないっ!」
タクミと俺は武器を急いで背負い黒鬼の後を追う。アマネは武器こそ背負ってはいるが何か探しているようだ。幾つもの命を奪ったであろうそれは演奏に夢中な彼女の身体を───貫かなかった。
黒鬼は横に避けたのであろう彼女を見ようと振り向く。次の瞬間
「でぇりゃあああぁぁぁッ!」
いつの間にか振り返った黒鬼の小さな頭部が来る真下にレイカが先回りしていた。そして、予想通り振り返る黒鬼の頭部に向かって勢い良くデンジャーコールを横薙ぎに叩き込む。強い衝撃を受け、黒鬼は怯んだようだ。振り抜いた一撃を反動を利用して腕でそれを持ち上げ、今度は一気に頭頂部に叩きつける。
黒鬼は爪を振り下ろし抵抗しようとするが、レイカは先程のように豪快に狩猟笛を振り、その勢いで振り上げ爪を弾き返す。そして、全身を使って一気に叩き落す。その先には迫り来る黒鬼の頭。
そして、突如として黒鬼の動きが鈍くなる。デンジャーコールの付加属性は《麻痺》。絞蛇竜の麻痺毒が奴を拘束したのだ。 -
425
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-14 21:58
ID:nWJ.0j86
[編集]
レイカは身体が痺れて動けない黒鬼に近づく。遠目でも分かった──その時、彼女は静かに不気味な笑みを浮かべていた。
動けない黒鬼の頭部に向かって、レイカは容赦なくデンジャーコールを叩き込む。
「ふふふ……、ほらどうしたの? 本気見せてみなさいよ」
静かに、つぶやくように言いながら全力で狩猟笛を叩き込み続ける───不気味な笑い声をあげながら。
「突進する気があるなら本気で突っ込んで来なさい。中途半端過ぎるのよ……あははははははははははははははははははははッ!」
「あーあ、スイッチ入っちまったか」異常な光景に絶句して絶好のチャンスだというのに動けずにいる俺とタクミ。その横にそっとアマネが立つ。
「すみません、あれは…?」
「あいつ昔から興奮するとちょっと《アレ》なスイッチが入っちまうんだよなぁ。一度入っちまうとしばらくあんな感じで残虐な一面が出ちまうんだ。ああなると周りが見えなくなっちまう。『悪魔の警鐘』の悪魔はあの状態を指すんだ」
「……何で上位のハンターっていうのは一癖も二癖もあるんだろう」
「おっと、一応言っておくと変わり者じゃないと上には行けねぇんだ。常識に縛られてるような連中よりも、奇抜な考えをした者の方が可能性を持っているんだ」
俺はあぁいうのも悪かねぇがな、とアマネはいうとその手に持っていた石ころ──恐らく先程拾ったのであろう──を投げつける。その先にいるのは、レイカだ。
「ぎゃいん!?」
石ころは彼女のこめかみに命中。地面に倒れたが、すぐ起き上がると「何すんのよ!」と怒りの声を上げる。
「まぁ、伊達に長い付き合いじゃねえから任せな」と彼は言う。 -
426
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-14 22:25
ID:nWJ.0j86
[編集]
そんなまるでコントのような件をやっているうちに、黒鬼が麻痺から回復し体制を立て直す。その途端、アマネとレイカは先程までの空気は一変して再び狩猟モードに入る。
その切り替えの速さに呆れ半分感心半分という感じでタクミと俺はも一歩遅れて狩猟に意識を戻す。が、その時大地が再び揺れ動く。震源は俺達の背後!
揺れ動く地面から這い出てきたのは黒鬼と同じ一角竜の頭蓋骨を持つ盾蟹──流石にその角は黒くはないが。
そうだ忘れていた。今は盾蟹の繁殖期、黒鬼以外の盾蟹が乱入もおかしくはないのだ。常に最悪の事態を想定しろと言っていたが、それを失念してしまっていた。
地面から這い出てきた盾蟹は周囲を見回し、こちらに一直線で向かってくる。
俺達は武器を構え待ち構える───が、盾蟹は俺達をまるで相手にしていないようにスルーして行った。その先にいるのは、黒鬼だ。
これでもかと言わんばかりに詰め寄る盾蟹。その都度離れ泡ブレスを放つ黒鬼。
突如目の前で繰り広げられる光景に呆然としていると、アマネは納得したようにポンと手を打っていた。「なるほどなぁ、そういう事か」
「何一人で納得してんのよ」
「いやな?俺の考えてる事が正しければの話なんだがな?」
そう言うと彼は尚も泡ブレスを吐く黒鬼を指差しこういった。
「───黒鬼のヤツ、『雌』なんだ。だからあの盾蟹はあんなにがっついてんじゃねぇかな、てな?」───どうやら相当面倒な事になってしまったようだ。さてこれからどうするか…。
~行動を選択して下さい~
※盾蟹が乱入しました。
盾蟹はどうやら黒鬼に夢中のようで『盾蟹に肥やし玉を投げても移動しません』。
黒鬼に投げたとしても『盾蟹はその後を追うように移動します』。
1 盾蟹に最新の注意を払いつつ黒鬼を攻撃
2 黒鬼の攻撃に気を付けつつ攻撃
3 その他 -
427
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-14 22:43
ID:z0JkLj4E
[編集]
3で「普通のザザミがフられて移動するのを待つ」で。
同士討ちをしているわけではない……? -
428
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-14 22:47
ID:aeB2wY5Q
[編集]
悪い手では無いように思う
下手にヘイト稼いだら演舞繚乱みたいになるかも知れんし
何にせよここがこのシナリオの分水嶺だな -
429
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-15 00:47
ID:nWJ.0j86
[編集]
おおっと、予想外の選択二回目きたな
ザザミがふられるかのロールと移動するかのロールの二つふる感じでえぇやろ(コロコロ)……あー。あの盾蟹がフラれて移動するのを待とう。
俺がそう提案するとレイカとタクミは「えっ?」と困惑したような声を出したが、アマネは大きな声で笑い出す。
「はっはっはっ、いいねぇその提案乗ってやるよ。但しさっきも言ったが常に最悪の事態を想定しておけよ」
「今の状況での、最悪の事態ですか?」
「そうだ。レイカ、念の為攻撃力強化の旋律を吹き直して置いてくれ。念には念を、てな」
「えっ?──あー、なるほどね。分かったわ一応吹き直して置くわ」
レイカはそう言うとデンジャーコールを振るい、攻撃力強化の演奏を始める。黒鬼と盾蟹に視線を移す。
黒鬼は尚も近づいてくる盾蟹に泡ブレスを吐き続ける。それどころか余りのしつこさに怒ったのか、遂に爪で殴り付けるようになってしまった。
そんな露骨な嫌われ方を目の当たりにしたからかもしれないが、盾蟹は口から泡を吹き弱っており両爪を深く落としている。
「あー、ありゃフラれたなあいつ」
「何だか可哀想になってきたわね、あの盾蟹」
「まぁ、あそこまでしつこかったら黒鬼が怒るのも仕方ない様な気もするけどね」そんな会話をしていた時、黒鬼がこちらに再度敵意を向ける───何故かフラれた筈の盾蟹まで。
「ちょ!?何であの盾蟹まで!!」
「あー、やっぱりね…」
「アレがお前さんの提案の最悪の事態、てやつだな。なんでこっちに敵意を向けているか分かるか?」
何となくだが分かる───分かりたくもないが。今の盾蟹はこう思っているのであろう。
───お前達のせいで彼女にフラれたじゃねぇか!……と。所詮、八つ当たりというやつだ。
「そういうこった。さてと、しゃあねぇがやりますかね。こっからが俺の本領発揮ってやつだな」
アマネはそう言うと、手に持っていた斧を変形させる。斧刃はスライドしながら柄本に戻る。そして剣刃は軸の先端を半回転しながら回り込み、斧刃の上部に接合する。そして一つの剣となった。「何だか納得はいかないけどやるしかないみたいだね」
「そうね、本当に納得出来ないけど」
タクミは大剣を構え、レイカも改めて笛を鳴らす。
俺も岩竜の槌を持ち相手を見据えどう行動するか考えていた。~攻撃を選択して下さい~
1 盾蟹に最新の注意を払いつつ黒鬼を攻撃
2 黒鬼の攻撃に気を付けつつ盾蟹をら攻撃
3 盾蟹を無視し黒鬼を一斉攻撃
4 盾蟹に肥やし玉を投げつけ、移動するまでは盾蟹を攻撃する
5その他 -
430
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-15 12:34
ID:MbsZm1Do
[編集]
4で
一泡吹かせてやりましょう -
431
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-15 15:45
ID:nWJ.0j86
[編集]
蟹だけにってかぁ!!
せや、分担させたろ。奇数で黒鬼、偶数で盾蟹な(コロコロ) おいおいマジかよ盾蟹はこちらに向け敵意を向けている。俺はそんな奴に肥やし玉を投げつける。辺り一帯に異臭が漂うが、盾蟹は移動するつもりは無いようだ。
奴がエリア移動するまでは俺が引き付ける。皆は黒鬼を頼む!
俺がそう言うと、三人は一斉に頷き角を突き立て突進してきた黒鬼をそれぞれ横に跳んで回避し、すぐさま突撃を開始する。俺は盾蟹に突っ込み、バサルブロウを脚に振り下ろす。どうやら黒鬼に相当殴られて弱っていた為か盾蟹は地に伏していた。
そんな盾蟹の背面に周り力を溜めた渾身の一撃を頭蓋骨に向けに振り下ろす。
奴が起き上がる直前、俺はツバメが行っていた狩技をどんな技だったか思い出しながらハンマーを振り回す。
振り回す事にその勢いは増していき、どんどんその威力も増していく。そしてその勢いを殺さぬままに勢い良く一角竜の頭蓋骨に振り下ろした。
───狩技 スピニングメテオ。
骨越しに浸透していく振動が盾蟹の体に響き、やがて振り上げていた鋏を力なく下ろし、倒れる。
肥やし玉を投げられた盾蟹はこの旧砂漠の何処かに移動する事はなく、天国へと移動したようだ。 -
432
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-15 16:12
ID:q/f1tG/A
[編集]
「───うわっ!?」
「あ?のわっ!?」
「二人共!…て、きゃあ!」
盾蟹を倒し、一安心していると背後から三人の悲鳴が聞こえた。
振り返ると、タクミがアマネの上に覆いかぶさるような形で地面に倒れており、その横ではレイカが水浸しになっているのが見えた。
恐らくタクミが空中から切り掛ろうとしたところを迎撃されアマネの上に落下、レイカはそんな二人に気を取られていたところを泡ブレスが直撃したのだろう。黒鬼は三人を見据えると、両鋏を地面に振り下ろして勢い良く砂を舞い上げ、そのまま砂の中に潜ってしまった。
───角の突き上げが来るのか?
そう思いながら警戒していると、ウチケシの実を齧っていたレイカが大きな声で叫んだ。「後ろを見なさい!来てるわよ!」
急いで後ろを見ると、そこにあったのは半身だけ出してこちらを見詰める黒鬼の姿。
その姿に驚いていると、両方の爪を広げて抱き込むように飛び掛かってきた。俺は反応が遅れてしまい砂の上に倒れ込んでしまう。
起き上がろうとするが逃さないと言っているかのように爪が地面から生え、俺を挟み込んでしまう。こちらを掴んだまま地面から這い出てきた黒鬼は自らの口の前に俺を運んでいく。
奴の爪の中で必死に抵抗するが、ギリギリと締め付けられるため中々抜け出すことが出来ない。
必死に抜け出そうとしていたそんな時───黒鬼が持つ黒い瞳と、目が合った。 -
433
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-15 16:24
ID:Ex6EOi/A
[編集]
(あら、イケメンね 許してあげるわ)
-
434
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-15 16:44
ID:6VfBQHFo
[編集]
まさかの蟹ルート
-
435
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-15 17:07
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>433 ???「イケメンって強いのね!嫌いじゃないわ!」
その目を見た時、同じ甲殻種だからか思い起こされたのは遺群嶺で見たあの奇怪な鎌蟹。俺の五体を切り裂き、意識を失わした鎌蟹。幾度も古代林にて邂逅し、その尻尾の刃で恐怖を与えてきた斬竜。
斬竜の怨念を背負ったとも言うべき鎌蟹という幻のような、いや幻であって欲しいがその現実離れしたような光景が脳裏に再び浮かび上がってしまった。
フラッシュバックされた思考は理性を恐怖で全て覆い尽くし、強烈な吐き気と眩暈を引き起こす。そして、その爪の中で抵抗をすることを止めていた。そんな無抵抗な獲物に黒鬼は爪を伸ばす。
まるで奴は美味しいところを知っているかのようにその爪を俺の首元に持っていく。
俺の首を締め上げていき、そして───ベチャッ
両断される直前、黒鬼の目に何かがそんな音を立てへばりついた。その次に来るのは何とも言えぬ異臭───肥やし玉だ。
突然視界が塞がれた事に驚いたようで黒鬼は締め上げていた爪を一気に緩める。一切の抵抗をしていなかった俺は重力に従い、砂の上に落下する。
「大丈夫かい!?」
「あぁもう、だらしないわね!」
力なく地面に倒れ伏した俺を引きずるようにして黒鬼から引き離すタクミとレイカ。アマネは背負っていた剣斧を再び構え警戒する。
黒鬼は視界を防がれたことによりオロオロと慌てている。やがて危機感を得たのか両鋏を使い地面に潜り込んだ。
───そして、エリア7には静寂が訪れた。「…一旦BCに戻った方がいいかもな」
追いかけてもいいがこの様子じゃなあな、と言いアマネはモドリ玉を地面叩き付け、緑の煙に包まれる。
待ちなさいよ、といいながら同じようにモドリ玉を使用するレイカを見てタクミはため息を付くと俺の腕を肩に回し担ぐようにしてBCに向け歩き出す。
モドリ玉は?と聞くと生憎切らしててね、と彼は言う。
「まぁ、あぁなっていた理由は後で皆で聞くとしてBCで体制を整えようか。君も一度落ち着いた方がいいからね」
一言、すまないというと気にしなくてもいいよ、と彼は言っていた。
そんな事をいいながらエリア7から出ていく俺達をヤオザミは眺めていた。 -
436
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-15 18:46
ID:Ex6EOi/A
[編集]
頭でなくて、よ、良かったです(汗)ちゃちゃ入れてすみませんでした(汗)
-
437
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-15 19:55
ID:nWJ.0j86
[編集]
BCに戻った俺は先に戻っていたアマネとレイカ、そしてここまで連れて来てくれたタクミに話を聞かれ、答えていた。
斬竜との因縁の事を、鎌蟹に対するトラウマの事を、そして───遺群嶺で見た斬竜の頭蓋骨を背負った異形の鎌蟹の事を。
俺の話を聞いていたアマネを除く二人は異形の鎌蟹の話を信じられないような顔をしていた。
「未知の古龍だけじゃなくそんな奴にも会っていたのかい…。でもなるほどね、君のさっきの状態はそういう事だったのか」
「聞いている感じだとにわかにも信じられないわね…。どうせ見間違えじゃないの?」
「───いや、そうとも言えねぇさ」そう言ったのはアマネだ。彼は手に持っていた煙管をひっくり返し、中にある灰を落とすと自分が体験したという話を始める。
調査に向かった彼とクルトアイズが目撃したの──奇妙な色をした黒狼鳥だという。
苔むしたように緑掛かった翼膜と尻尾、尻尾の棘から滴る毒々しい赤い液体、かの迅竜もかくやと言うほどの赤い残光を引く爛々と輝く眼球を持っていたらしい。
交戦をしたらしいがその出の速さ、攻撃後の隙の少なさ、そして尻尾を振り回す度に飛び散る赤い液体に苦戦を強いられたそうだ。結局その黒狼鳥は何処かに飛び去っていったようで、倒す事は出来なかったという。「そんな個体に俺は出会ったからこそそいつの話は否定出来ねぇんだ。多分だが俺の見た黒狼鳥、そしてお前さんの見た鎌蟹は───二つ名モンスターの可能性が高い」
-
438
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-15 21:16
ID:nWJ.0j86
[編集]
二つ名、モンスター…。
「……怖いか?」
アマネの問いに静かに頷く。俺は二つ名モンスターを狩猟する事が許されている特殊許可証を持っている。
その中にはその鎌蟹と思われるものはないが、いずれは戦わなくては行けなくなる時が来るのだろう。そう考えると───怖くて堪らないのだ。
そんな俺をみてアマネは俺の肩を軽く叩いてみせた。「まぁ、ハンターやってりゃ怖いもん一つや二つくらい出来るわなぁ。俺にもレイカにも怖いもんはあったさ」
「ちょ、アマネ何言ってんの!?私に怖かったものなんて…」
「轟竜と黒鬼の奴が怖いっつて言っていたのは誰だったか?まぁいい、いつかはそれを倒さなきゃ行かん時が必ず来るんだ。自らの誇りを賭けた試練、てやつがな」
誇りを賭けた、試練…。
「その時こそ、お前が過去の自分自身を乗り越える時でもある。今だってレイカが自分自身の過去を乗り越える時でもある。だよな?」
「…村に黒鬼が現れたとき、皆あの角に突き刺された。私のお母さんも私を庇ってその犠牲に……」
「そんな事が、あったのかい…」
「あの時私は何も出来なかった。けど今の私は違う、アイツをこの手で倒してみせる!」
「だな、なら早いとこ行かねぇとな。いつかは必ず乗り越える時がやって来る。それでも怖けりゃ仲間を頼れ。いるんだろ?タクミみてえな仲間がよ」
…あぁ、いるさ。いるとも。頼れる仲間が、信頼出来る仲間達がな。
「そっか、そりゃ安心だ───奴は今、エリア3辺りにいやがるな。さあ、行こうじゃねえか」アマネはそういうと落とした灰を足で踏み、エリア1へと続く道へ進む。
少し、彼に勇気づけられたように感じた。 -
439
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 13:22
ID:nWJ.0j86
[編集]
俺達がエリア1に向かうとそこにはアマネの姿はなく彼の後を付いていったレイカだけであった。聞くとエリア4に他の盾蟹がいないか偵察にいったそうだ。
彼を待っているとタクミはレイカに話を切り出す。「そう言えばレイカは何故彼と組んでるんだい?」
「あー、それね?アマネの方から組もうっていいだしたのよ」
アマネの方から…?
そう思っていると彼女は頬をかく。
「ほら、あなた達も見たでしょあの状態。興奮しちゃうとあぁやってスイッチが入っちゃうと周りが見えなくなって、目の前の相手を叩きのめす事しか考えられなくなる。ソロの時なら別にあれでも問題ないけど、チームじゃそうもいかない。仲間の声が聞こえないどころか、下手したら仲間の頭をプチュッてしかねないし」
「……多分、その擬音はおかしいと思うよ?」
タクミのツッコミにレイカは「似たようなもんでしょ。それとも潰れたシモフリトマトを想像させた方がいい?」とからかうように言う。当然、タクミは無言で頭を下げた。「だから、誰も私と組もうとしない。私も、誰とも組むつもりもなかった──ただ一人、アマネを除いてね」
そう言う彼女の顔にはどこか幸せそうな顔をしていた。
「スイッチ入った私を初めて見ても怖がるとかそういうことしなかったのよ。寧ろ、楽しんでたんだと思う。「いいねぇそれ、お前さん中々面白いねぇ」って」
「あぁ、アマネさんならそういいそうだね」 -
440
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 14:05
ID:nWJ.0j86
[編集]
……あぁ、なるほど。彼女は…。
「アマネは私の暴走モードを唯一制御できるしね。やり方はちょっと乱暴だけどね」
「……あぁ、うん。確かにあれはどうかと思ったね」
「だよねぇ~」
彼女はアマネの事が、好きなのだ。
俺の視線に気付いたのかレイカは少し頬を赤くする。
「な、なによ」
いや、何でもないと素っ気なく言うとエリア4へ抜ける穴からアマネがやってきた。彼の話によるとエリア4には盾蟹の姿はなく、あってもアプケロスぐらいだったそうだ。
「それじゃあ、行きますか」
「おぅ、やろうか。レイカとお前さん、準備はいいか?」
「私は大丈夫よ。あんたは?」
俺は無言で頷くと俺達はエリア3へと向かった。エリア3では黒鬼が熱帯イチゴを摘んで食しているようだ。よく見れば左爪にはヒビが入っており、背負う一角竜の頭殼は一部が欠けていたが尚も黒角はそびえ立っている。
黒鬼はこちらに気付いたのかゆっくりと振り向き、鋏を天に掲げ威嚇を始める。
俺達はそれに合わせるようにして武器を構える。
──さぁ、追撃戦だ。~行動を選択して下さい~
1 レイカと共に一角竜の頭蓋骨を砕く
2 アマネ共に脚を狙う
3 鋏の破壊を狙う
4 その他 -
441
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-16 14:09
ID:6VfBQHFo
[編集]
射線上に入るなって私言わなかったっけ?(幻聴)
-
442
名前:千壱
投稿日:2017-07-16 15:04
ID:GQjChB.k
[編集]
お互いが腹を割って話せる関係になりつつありますね。こういう雰囲気良いな……
選択肢は1で。
打撃班で一気にヤドをカチ割りましょう -
443
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 16:19
ID:nWJ.0j86
[編集]
黒鬼は目の前の敵に向かって正面から突撃する。両鋏を大きく広げ、逃がさないと言わんばかりの迫力だ。
俺は横へ走って距離を取る。反対方向へアマネとレイカは走り、タクミは突進してきた黒鬼を踏みつけ飛び上がり、真正面から挑む。と、黒鬼は突如動きを止めて鋏を顔の前に立てて姿勢を低くし、脚を畳んで動かなくなった。その直後タクミが振り下ろした一撃は大きな音を立て弾かれる音がした。今まで以上の防御力。あれが防御体勢なのだろう。
思わずタクミはタタラを踏むがそれをものともせずアマネは剣モードになった剣斧を振り回し、レイカはヤドを破壊する為に狩猟笛を大きく振るう。黒鬼は再び怒り状態に入ったようで口から泡を吹き出す。そんな黒鬼の顔面に再び飛び上がったタクミの灼炎の一撃が決まり、黒鬼はぐったりと両鋏を投げ出して倒れる。
「しめた!ここは任せてくれ!」
タクミはヤドの上に飛び乗り暴れる黒鬼から離れまいとしがみつく。振り落とそうとその場で連続で跳躍する。援護をしようとするがこうも跳ばれては近づけない。
「おっしゃ、見せてやるかね。俺の本気って奴をな」
そう言うとアマネは剣斧を構えると赤い稲妻が剣斧を包み込む。爆発を起こすかその直前で大きく振りかぶる。すると、剣斧から蒸気が吹き出し火花を散らす。狩技『剣鬼形態』という技だ。
「──よし、これで……どうだ!」
白熱した乗り攻防はタクミが制したようだ。黒鬼は再び砂の上へその体制を崩す。 -
444
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 17:06
ID:aeiCQwcM
[編集]
アマネは再び脚を切り付ける。炎のようなエネルギーを纏った剣は甲殻をどんどん削っていき、その下にある肉を露呈させる。
俺達も負けてはいられない。
俺とレイカはヤドに向かい二つの鈍器を振り下ろす。互いにに当たらないように俺は左側面を、レイカは右側面を攻撃していく。硬い一角竜の頭蓋骨にヒビが入っていく───当然、黒鬼の自慢の黒角にも。
黒鬼は起き上がるがその直後全身の動きが鈍くなる。レイカが背負う狩猟笛の効果だ。
「私に刃向かうなんて生意気よッ!ふざけんじゃないわよッ!あーっはははははははははははッ!」
「あーあ、まただよ」
どうやらまたスイッチが入ったらしい。思わず苦笑してしまうが今は岩竜の顔を模した槌を振り下ろし続ける。そして俺が力を込め放った一撃と…。
「砕け散れええええええええええッ!」
狂気に満ちた彼女の一撃は、無数のモンスターを突き刺したであろう角を。
人々の命を奪ったであろうあの黒鬼の角をへし折った。
へし折られた黒角は宙を舞い、砂漠の砂に深々と突き刺さった。
余りの衝撃に黒鬼も動きが鈍くなっていた事も忘れ前方へ吹き飛んでしまう。 -
445
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 18:36
ID:nWJ.0j86
[編集]
「──よし、一気に畳み掛けるぜ!」
アマネは吹き飛んでいった黒鬼に近づくといつの間に変形させたのか斧を振り回している。一気に薙ぎ払うと今度は剣モードに変形。二回連続で切りつけ前方へ突き出すと斧刃の上部が開く。そこから赤いエネルギーが溢れ出てきて…。
「───でぃやぁッ!」
炸裂。巨大な爆発が巻き起こる。爪を振り上げていた黒鬼は思わず怯んでしまう。そこをアマネが逃すはずが無く即座に武器を構え直し、回転し勢いのまま脚へ切りつける。「そら、行ってこいタクミ!」
「はい、有難く行かせていただきます!」
タクミはそう言うとアマネの背中を踏みつけ大きく飛び上がる。空中から振り降ろされた一閃は、身が見えていた脚を切断する。
さて、ここで問題だ。
黒鬼、というより甲殻種は基本二対の脚を持っており、それで全体重を支えている。それが突如一本の脚が欠け脚が片方が二本、もう片方が一本になってしまうとどうなる?答えは簡単だ。
黒鬼は全体重が支えきれなくなり地面に倒れこんだ。今がチャンスだ!
俺はスピニングメテオを発動する為に大きくハンマーを振り回す。対するレイカも狩猟笛を振り回すしている。
そして俺は立ち上がろうと苦戦している黒鬼の頭部に一撃叩き込み、レイカは少し飛び上がると同時に大きく息を吸い込み着地すると同時に───。
「────ッ!!」
思い切り吹き込み、圧縮した震動波を黒鬼に浴びせた。黒鬼は両爪を使い少しづつエリア4へ抜ける道へとボロボロのヤドを引き摺りながら進んでいく。穴から見える光を求めるように片爪を伸ばし、黒鬼は地に伏した。
-
446
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 19:36
ID:nWJ.0j86
[編集]
「…た。やったぁ!」
「おう、やったな。…ようやく、だな」
動く事がなくなった黒鬼をみてレイカが歓声をあげる。それは俺達なの戦いの終わりを告げる福音だった。
アマネは武器を背負いながら口元に小さな笑みを浮かべる。ほれ、と彼は手を差し出すとそれに合わせてレイカがハイタッチを行っていた。
「ふぃ、でも今日は疲れたね。飛行船の中でぐっすり寝れそうだよ」
段差に座りながらタクミはいう。確かに雄の盾蟹というイレギュラーの存在もあれば仕方ないことだが、やっと終わったと肩の力を抜き始めた。そんな時黒鬼の近く、正確には丁度一角竜の頭蓋骨の真下辺りに光る物を見つけた。
拾って見るとそれは黒く光り輝いている珠、黒真珠だ。だが俺の拾ったこの黒真珠は形が変わっていた。まるで水の雫、そう『涙』のような…。
「あぁ?変な形してんなその黒真珠」
いつの間にか後ろに来ていたアマネに驚くと「そう驚くこったねぇだろ。まぁ、その黒真珠は売りモンになりそうにねぇな」と彼はいう。そして彼は俺が拾った真珠の横にあった黒真珠を拾う。
こちらは形こそ真ん丸だったが、とても小さく売ったとしても金にはならないだろう。だがアマネは谷の上から見える太陽にかざしながらそれを見て一言呟いた。
「…あぁ、うん。これぐらいが丁度いいな」
その言葉の意味を理解できなかった為、彼に聞こうとしたが彼はそれをポーチにしまい剥ぎ取りを行うタクミ達の方へ向かってしまった。一体、彼は何を企んでいるんだろうか…? -
447
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 20:03
ID:aeiCQwcM
[編集]
~エピローグ~
飛行船に揺られ龍歴院に辿り着き報告をしに行こうとした時、アマネが「あぁ、待て」といい出してきた。
「レイカよ、タクミと一緒にクルトアイズの旦那に報告済ましてくれんか?」
「えっ?別にいいけど、どうしてよ?」
「なあに、ちょっと加工屋殿に用が会ってな。お前さんもちょっと付き合いな。なあに、待ってる間の俺の話相手になってくれればそれでいい」
そういう彼に連られ準備エリアの加工屋へ向かう。「早く帰って来なさいよー!」と後ろから声がするが「早く出来たらな」と彼は片手を上げながら答えていた。「よぉ、加工屋殿。これぐらいの奴ならどうだい?」
加工屋に着くとアマネはポーチからあの黒真珠を出す。加工屋はこれを手に取りレンズを取り出し傷が無いか確かめているようだ。
「……うん。傷も無いしこれならいけるかもね。完成には少し時間がかかるけど大丈夫かい?」
「構わんさ。…頼んだよ」
「任せてくれ」と加工屋は言うと奥に引っ込む。そして俺は彼の言う通りに話相手をする事になったようだ。
俺達は互いに今まで出会ってきたモンスターとの激戦、仲間達の話をしながら笑いあっていた。
ふと俺はアマネの話をしていたレイカの事を思い出す。彼は彼女の事をどう思っているのか、それが気になってしまい彼にレイカの事はどう思ってるのか、聞いてみることにした。「ん、レイカか?まぁ、悪かねぇとは思ってるな。あいつは、本当はすごく優しい子なんだぜ?自分の二面性が人を傷つける事を恐れて誰とも組もうとしない。でも本当は誰かと一緒にいたくて、皆を援護できる狩猟笛を選んでハンターを続けているんだよ。まぁ、俺と組むまではソロでやっていてな、ソロハンターなのに狩猟笛を使うっつー矛盾な事をしてたんだよ。あいつらしいとは思うけどな」
彼はそこまで言うとニシシと笑って見せた。そして「お待たせ」と加工屋が店の奥から『それ』を持って現れた。
「サイズはそれで大丈夫かな?アマネが計ったっていうサイズにしたけど」
「まぁ、実際にはめりゃ分かるさ。ありがとな、加工屋。代金は、と前払いしてたな」
俺はアマネが持った『それ』をみて思わず驚きの表情を見せてしまった。アマネは「ま、そう言うこった」と笑ってみせたが、なるほど。確かに『それ』は彼女には見せられないな。 -
448
名前:旧砂漠の黒鬼退治@時雨
投稿日:2017-07-16 20:42
ID:aeiCQwcM
[編集]
広場に出た俺とアマネは二人の姿を探す。そして、二人の姿を見つけた。
報告は既に済ましたようで二人も話し込んでいるようだ。
「───でね、突然私の指のサイズを測り出すんだからびっくりしたわよ」
「へぇ、それは驚きだね…っと、帰ってきたみたいだね」
「あっ、やっと?もう、遅いわよ!」
「ハハッ、悪い悪い。ちょっと話し込んでてな──レイカ、ちょっと左手出しな」
「え?別にいいけど…」
言われた通りレイカは左手を彼に差し出す。空気を察したのかタクミは俺の隣にやってきて「これってつまりそういう事かい?」と聞いてきたので俺は無言で頷いてみせた。アマネはそっと彼女の手を取り───左手の薬指に指輪を通した。
「…えっ、あっ、はぁ?」
「お、サイズもピッタリだな、うん。加工屋殿もいい仕事をするな」
「いやいやいやいや、そんな事よりもよ!これってつまり…」
「………あぁ、まぁそういうこったな。──レイカ、俺にはお前しかいない。お前が必要なんだ、だから俺と──」ここまで言えば彼がこの後なんと言ったか分かるだろう。
そしてレイカの返答はと言うと、それを聞いた龍歴院のハンターや職員が一斉に湧き出し、一部からは「爆発しろぉ!」と妬みの声が上がった。
───そして彼女の名前が『レイカ・アケボノ』から『レイカ・ミソラ』に変わったと言えばいいだろうか。シナリオ31 旧砂漠の黒鬼退治 clear
・盾蟹の上位素材を入手しました
・称号『大名』を手に入れました(ダイミョウザザミを狩猟した)
・称号『黒鬼』を手に入れました(盾蟹の特殊個体『黒鬼』を成敗した)
・勲章『黒鬼の涙』を手に入れました(黒鬼から落ちた黒真珠。水の雫のような形をしている)
・勲章『黒鬼ノ角』を手に入れました(黒く染まった一角竜の角。幾多の生物の怨念が宿っていると言われている)風呂から上がったらあとがき&キャラ紹介&特殊個体解説投稿します!
-
449
名前:蟹
投稿日:2017-07-16 20:47
ID:B8nXzJ4E
[編集]
久しぶりに見たらとんでもない展開に思わず画面を殴りそうになりました、爆発しろぉ!
この2人はペアで扱った方がいいのかな?二手に分けて片方に何かあったらアレだからなぁ……>>454
既にタクミ君はワシのキャラというか、みんな便利に使える子になってるから特に気にしないでどうぞ -
450
名前:時雨
投稿日:2017-07-16 21:30
ID:nWJ.0j86
[編集]
おい誰だ、書いてる時に顔がにやけたり、思わず悶えたやつは!俺だよ!
という訳でお疲れ様でした~。
いや、まぁ、ねぇ?勢いでエピローグ書いたけどマサカコウナルトハネー
・黒鬼について
正直悩みました。ディアにしようかと思ったけどまだ早いだろうって事で却下。矛砕にしようかと思ったけど二つ名の『モンハン世界での扱い』を考えてみた。
一乙クエとかアイテム無し捕獲なんてあの世界には無いだろうし、数が少ないだろう二つ名モンスターがそんなにポンポンと出るはずがないだろうしねぇ。あっても別モンスターとの同時狩猟か単体クエだろうなって考えてなんとなく却下。
結局、盾蟹に決定しました。・予想外の指定
ぶっちゃけ驚きました。
ヘビィで鋏に撃って弾かれて驚くとか想定していたけど一気に崩れ落ちました() -
451
名前:兎
投稿日:2017-07-16 21:32
ID:iFpk47Wc
[編集]
おかしいなー、眠気覚ましに飲んでるブラックコーヒーが甘くて仕方がないぞー(棒
狩られた側が恋の季節なら狩った側も恋の季節だったという事ですか、いやぁ甘い。 そして主人公にこれ以上のカニのトラウマが芽生えず何よりwそして特異個体の素材でオリジナル装備はダメでもこういう使い方はアリという事か、覚えておこう。
-
452
名前:千壱
投稿日:2017-07-16 21:46
ID:GQjChB.k
[編集]
執筆お疲れ様です〜。
夏ですねぇ。夏ですなぁ。
アツいですなぁ。甘いですなぁ(深刻な語彙不足)主人公のハンマーデビューも無事に終わったみたいで良かったです。
ハンマーと勘違いさせて狩猟笛を握らせたあの時が懐かしい……(真犯人) -
453
名前:時雨
投稿日:2017-07-16 22:08
ID:nWJ.0j86
[編集]
キャラ紹介
アマネ・ミソラ 武器スラッシュアックス 装備ミツネS ストライカースタイル
年齢20代後半
曲がったことが嫌いな薄紫色の髪を持った剣斧使い。
狩場では舞うように戦う事から付いた二つ名は『狩場彩る舞神』。
クルトアイズの事は旦那と読んでおり、奇怪なイャンガルルガ───二つ名と思われる個体を調査していた。
因みに趣味は和菓子作り。
元ネタはブレイブルーシリーズなアマネ=ニシキ。レイカ・ミソラ(旧名 レイカ・アケボノ)武器デンジャーコール 装備ガララS ギルドスタイル 年齢20代前半
狩猟笛を扱う茶髪の女ハンター。
普段は至って普通の女の子…なのだが、興奮し一度スイッチが入ると周りが見えなくなり、目の前の相手を叩きのめす事しか考えられなってしまう。この事から付いた二つ名が『悪魔の警鐘(デビル・サイレン)』。本人は否定するつもりはないようだ。
アマネと結婚してからは彼にデレデレだそうだ。爆発しろ。
趣味は裁縫。元ネタはひぐらしのレナ(発狂してる辺り)イメージキャラは艦これの曙。オマケ
アマネ「覚悟なき者の声など世の雑音でしかない 戦士の命は見世物じゃないっ!!!」
レイカ「こっち見んな!このクソ提督!」
グローリア「かっけーんッスよ。ぴかぴか光るじんたん……かっけーんッスよ」
ツバメ「乙女の宣戦布告です!覚悟して下さい!!」
以上、イメージCVネタでした -
454
名前:時雨
投稿日:2017-07-16 22:23
ID:nWJ.0j86
[編集]
特殊個体
『黒鬼』盾蟹ダイミョウザザミ
見た目こそはさして変わりない盾蟹。だが違う点と言えば背負う一角竜の頭蓋骨だ。かつて真紅に染まっていたこの角は黒く染まっている。
これは数多くの獲物、外敵をこの角で貫きその体液や血液が角を濡らし、混ざり合った結果である。
盾蟹の中では非常に気性が荒くたかが盾蟹と甘く見ないように───あなたもその角で貫かれてしまうから。>>449
あ、ペアでなくても大丈夫ですよ。ただ、レイカを連れていく場合誰がストッパーになるか気になるなー(チラッ
それと蟹氏、タクミの装備勝手に変えてすんませんでした!
なんか、そろそろキツそうに見えたんで、つい…>>451
やっべえ、そこまで考えて無かったわ…。兎氏流石だわ…。(恋の季節はいつ訪れるか分かりませんからねぇ。それも考えながらやってました)………ん?本音と建前が…?
ぶっちゃけトラウマ再起シーンやりたかったからね!出来て満足!悔いはない!>>452
甘いですねぇ。誰だよ書いたやつ()
というかあの選択千壱氏だったのかwという訳でお疲れ様でしたー
-
455
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-16 23:06
ID:mPyLZMVo
[編集]
時雨さん、執筆お疲れ様でした。新キャラサクッと出してサクッとくっつけちゃいましたね。
これもここでは初めての展開でした(イケメンのあなたになびかない女性もいたんや)← -
456
名前:時雨
投稿日:2017-07-16 23:33
ID:nWJ.0j86
[編集]
一つ小ネタをば。
前スレのバサルシナリオから文章に歴代のクエスト名が隠れてます。
バサルシナリオに一つ、ザボアシナリオに二つ、今回のシナリオには二つ隠れております。
是非ともお探し下さいまし。
ヒントはバサルシナリオは比較的わかりやすいですね。
ザボアシナリオは二つとも出てきたモンスターに関係しとりますね。
今回のシナリオは、アマネのセリフ見たらわかるんじゃないかな?>>457
エリクシルの胃がストレスマッハ不可避
……女死会シナリオ、これや -
457
名前:千壱
投稿日:2017-07-17 00:28
ID:GQjChB.k
[編集]
>>456
本当だ…… こういうネタを混ぜるのって楽しいですよね。
私めのゲネルシナリオには、モンハンのBGM名がいくつか隠してあります。こちらはゲーム内に出てこない名称なので、伝わりづらいかもしれませんが……ところでミーシャ&リィ&レイカというドエラいエンジン積んだ暴走列車シナリオを書きたい方は居りませんか()
……冗談です。 -
458
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-17 00:50
ID:C5y9HNfA
[編集]
執筆お疲れ様です!
新キャラレイカさん、ソロ狩猟笛って部分で自分のプレイスタイルと一緒で親近感を覚えていたら、プロポーズされててあんまぁぁぁぁぁい!!!もっとやれ!って感じでした(ほくほく)次のシナリオも楽しみにしています!
-
459
名前:時雨
投稿日:2017-07-18 21:11
ID:nWJ.0j86
[編集]
んー、うん。
これって連続ってありなんかね?
誰も進行取らないならやってもいい、かな? -
460
名前:蟹
投稿日:2017-07-18 21:31
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>459
臨時引き継ぎからとはいえ自分も一応2連続やってるからなぁ……
やる人が出て来なければいいのでは
自分の方はいくつかシナリオ思い付いてもどうにも展開がパッとしないからなぁ -
461
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-19 06:08
ID:9ql8yLaQ
[編集]
特殊個体図鑑 目次に戻る(>>1)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
盾蟹特殊個体「黒鬼」 分類:甲殻種(十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科)
見た目こそはさして変わりない盾蟹。だが違う点と言えば背負う一角竜の頭蓋骨だ。かつて真紅に染まっていたこの角は黒く染まっている。
これは数多くの獲物、外敵をこの角で貫きその体液や血液が角を濡らし、混ざり合った結果である。
盾蟹の中では非常に気性が荒くたかが盾蟹と甘く見ないように───あなたもその角で貫かれてしまうから。
シナリオ31であなた達によって討伐された。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
尾槌竜特殊個体「傘塊」 分類:獣竜種(竜盤目 獣脚亜目 尾槌竜上科 ドボルベルク科)
種として見ても規格外の巨体と、採取が出来るほど体中に繁茂したキノコ類が特徴的なドボルベルクの特殊個体。
元来温厚で長命な尾槌竜の中でもとりわけ穏やかな気性で、人の立ち入らぬ山奥深くで静かに過ごす内に苔どころかキノコまで全身を覆うほどに成長した。
キノコ類の匂いに寄ってくる生き物で周囲に小さな生態系が形成され、ドクテングやマヒダケ等、一部の毒キノコは外敵を遠ざける武器にもなっている。
また、高い生命力と毒キノコへの免疫で毒や麻痺に極めて高い耐性を示す一方で、興奮時のエネルギー消耗の激しさからクタビレタケの疲労成分には耐性が無い。
穏やかな性格と消耗の激しさから外敵との戦闘を嫌うが、ひとたび激昂すれば急激に高まった体温でニトロダケが一斉に活性化し、古龍にも引けを取らぬ破壊を振りまく。
文字通り「動く茸の塊」とも言えるこの個体は、周辺の集落住民からは山の化身として慕われて吉兆とされ、いつしか「傘塊」の異名を取るようになった。
シナリオ38であなた、エリクシル、ドゥラの3人によって撃退された。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― -
462
名前:暇
投稿日:2017-07-19 06:15
ID:9ql8yLaQ
[編集]
名前抜けちゃった
シナリオ31お疲れ様でした!黒鬼さん思ったより角使わないっすね。
(やる人いなかったら続けてやっても)ええんやで
(でも所詮暇つぶしやし無理せんでも)ええんやで -
463
名前:兎
投稿日:2017-07-19 18:27
ID:iFpk47Wc
[編集]
暇氏あらすじ等のまとめお疲れ様です、実は自分が書いたシナリオを暇氏がどう纏めてくれるか毎回ささやかな楽しみになっていますw
>>459
こちらも案はあれどまだ構成中の段階なので、シナリオのストックがあるならば時雨氏が書いちゃっていいと思いますよー -
464
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-19 19:24
ID:Q0Om2PBk
[編集]
暇氏、あらすじまとめ乙っす。
ところで、>>1にある【入手したもの】の安価は>>300でなく>>301だと思いますよ〜。 -
465
名前:時雨
投稿日:2017-07-19 21:41
ID:nWJ.0j86
[編集]
うー、あー
じゃあ、やらせていただきます。とりあえず書き出しまで…シナリオ32 煌めく夜にサクラサク
「───ちゃん!」
彼女の声が私の耳に届いた時、その鱗は防具を易々と貫き背中に突き刺さっていた。全身に走る激痛を耐えながら私は落としてしまった片手剣を取りに行こうとした時、その僅かな時差を置いて鱗は炸裂。私は鱗が破裂した衝撃で大きく吹っ飛ばされてしまった。
私の鮮血が背中から飛び散り、旧砂漠の砂を赤く染め上げる。激痛に立つことすら出来ない私に竜は二対の爪を持った脚で掴み掛かろうとした時──彼女は動いた。
崖に向かって流砂が落ちてゆくこのエリアには一本の石柱がある。彼女はいつの間にか登っていたらしく、そこから飛び降り空中で竜を二回切りつける。思わぬ攻撃だったのかバランスを崩し竜は墜落していた。「───見てました?私の超絶見事なファインプレー!」
彼女は鉄刀を鞘にしまい、振り向きながら三本指を立て笑顔でそう言うと「大丈夫?」と私の腕を自分の肩に回しゆっくり歩いていく。その先にあるのは、崖だ。
背後からは唸り声。竜が体勢を立て直したようだ。そして、獲物を逃がさないようにゆっくり近づいてくる音が聞こえていた。
彼女は私を見つめる。その顔は何か、覚悟を決めたような…そんな顔だった。「サク…」
「元気でね、シューちゃん。私の事、忘れちゃダメだよ」
そして私は彼女によって崖の下へ落とされた。彼女の名前を呼ぶが、聞こえて来るのは鳥のような竜の鳴き声。その直後、遠くなっていく崖の上に真っ赤な鮮血が迸り、彼女の担いでいた鉄刀が落ちてきた。
私は泣き続けながら深い深い崖の底へ落下していった…。 -
466
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-19 22:08
ID:nWJ.0j86
[編集]
ガバッと布団を蹴飛ばして、私は起き上がる。額には脂汗が浮かび、体は寒くもないのに夢の中での恐怖で震えていた。視界も歪んで見える。頬に手をやれば、汗とは違うもので指先が濡れた。
「…夢、か」
ゆっくりと片手で顔を覆いながら、ゆっくりと深呼吸し、グシグシと袖で涙と汗を拭い取る。視線を窓の外に向ければ、まだ外は暗い。深夜だという事は一目見て分かる。
視線を自らの手に向けると、その手は細かく震えていた。もう何年も前で、自分は如何なるモンスターを前にしても動じないハンターとなった今でも、あの時の恐怖は忘れられないでいた。
「…チッ」
小さく舌打ちをし、震える手をもう片方の手で殴りつける。
いつの間にか、私は自分で自分を抱き締めるような格好で外にに立っていた。
いつもと変わらない夜のはずなのに、なぜこうも不安に陥るのか──なぜ理由もなく、体は震えているのか。
背中の傷がズキッ、と痛む。「何もなければ、いいんだけどね…」
背中の傷を抑えながら再び布団の中に潜り込んだ。頭まですっぽりと被って、布団の中で丸まる。無理矢理目を閉じて、明日に備えて眠り始める。
ゆっくりと眠気がやって来て、意識が遠のいていく。そして、意識が夢の中へと落ちていった。 -
467
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-20 20:55
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>469 うむ。まぁ、ある意味タイトルバレ的なシナリオっぽい。
「お前さんには旧砂漠に向かって欲しい」
ギルドマネージャーに呼び出され来てみると、深刻な面持ちで彼女は口火を開いた。
「キャラバン隊からの証言なのじゃが、どうやらセルレギオスに襲われたらしい」
聞くところによると、竜車を引くアプトノスを狙ったセルレギオスが襲いかかりキャラバンが半壊に陥ったという。「これ以上被害が出るといかん。直ぐにでも向かってくれんかのう」
「──それ、私も同行してもいいかしら?」
声がした方をみるとそこにあったのは見慣れたEXジンオウ装備に身を包んだグローリアの姿。
怪我は大丈夫なのか?と聞くと「お蔭さまでね。今日から復帰よ」と返ってきた。「おや、珍しいねぇ。何か旧砂漠に用でも?」
「休んでた分感覚を取り戻したいのよ。それに───何か嫌な予感がするの」
嫌な予感…?それは何だろうか。聞こうとすると「そういえば」とギルドマネージャーが声を上げる。
「今旧砂漠には一人の流れハンターがおっての。そのハンターの救出も兼ねて欲しい」
流れハンター…。確かギルドに属さず各地を渡り歩いているハンターの事、だったか。そのハンターも千刃竜が現れている時に旧砂漠に来るとは、何ともタイミングが悪い。「分かったわ。じゃあ、後で落ち合いましょう」
グローリアは準備を済ませる為に先に準備エリアに向かった。
セルレギオス…未知の強敵だ。俺も準備もしっかりしておかなければ…。
~装備、武器、同行者を選ぼう~
・装備と武器は今まで倒したモンスターの素材から現状作れるものを選んでください
・同行者はグローリア以外のメンバー一人です -
469
名前:蟹
投稿日:2017-07-20 20:59
ID:B8nXzJ4E
[編集]
特別言及無いけど
シナリオ名やらなんやらから見てこれはブランシュさんのシナリオということでいいのよね?追記
なんか時雨氏が考えてる展開が読めてしまった気がする……
グローリアの装備はいよいよ本命、王牙刀を選択。防具は引き続きEXジンオウで
>>470
ああ、あなたとグローリアのシナリオなんですね、冒頭の視点のまま考えてたから読み違えてた
あなたの装備は他の人に任せます……
増援はガンナー欲しいと思ってエドワード選択したけど、>>471が多分ワシの追記より先に選択してるからそちらに譲ります……今回の流れのハンター、おそらくなんですが太刀使えますよね?
-
470
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-20 22:13
ID:nWJ.0j86
[編集]
蟹氏!ごめん、書き漏れしとった!
これあなたに対しての選択や!
でもまあ、とりあえずグローリアの武器は王牙刀にしておきます>>469 さあて、どうかな
>>471そうですね、そんな感じっす
りゅ~しかの装備どうすっかねぇ。丁度えぇし大雪主でえぇかあなた君装備選ばれなくて草
-
471
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-20 22:18
ID:SQyBBuKo
[編集]
あなた+グローリア+流れハンター+誰かになるってことかね
だったら最近出番のないりゅ~しか、ネコがダメそうなら前回かっこよかった白髪鬼さん(ミーシャ)かな
それも怪我でダメそうならエリクシルであ、武器もいいのか、じゃあこっちもまだ出番のないスキュラフィストで、防具はお任せor他の人に選択権譲ります
-
472
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-21 00:21
ID:o6llyvZU
[編集]
ほな、主人公の装備はオブシドホルン+バサルシリーズで
部位破壊しやすくなれば刃鱗が減って戦いが楽になる……かな?追記
前の人と回答が被ってしまった
ガンナーになるのであればレイアSで -
473
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-21 12:46
ID:g9BeRToE
[編集]
今回身に付ける事にした防具はレイアS。現状持っているガンナー防具では最上位のものだ。武器はスキュラフィスト。影蜘蛛の四肢と糸の面影を残した剛弓───ミーシャから譲り受けた彼女の愛弓だ。いつまでもボックスの中に入れておくのはいけない。ミーシャの為にも使わなければ。
背負うと弓の上部にある五つのフレームの内一本がまるで絡み付くかのように胴の前に来た。
レベル1強撃ビン、毒ビン、睡眠ビンと各種調合材料をポーチに詰めてさあ、飛行船の方へ行こうか。「───ちょっと待つニャ!」
入口から声がする。見てみるとそこには見慣れない装備を身に付けたりゅ~しかの姿があった。
黒を基調にしたシックでゴシックなデザインでウサ耳にシルクハット、背中には懐中時計風のバックがある。その姿はまるで『不思議の国のアリス』に出てくる時計兎のような装備だった。
何の装備なのか考えてみると一つ思い当たる節がある。大雪主だ。
そういえばりゅ~しかはウドンとエリックを連れ大雪主を倒していた。その素材を使用し、作り上げたと考えれば納得できる。「これから狩りかニャ?なら僕も連れていって欲しいニャ!」
何故連れて行って欲しいんだ?
「新しく作ったこの装備を試したいのニャ!それに最近出番が全然ニャいから活躍したいのニャ」
───少しメタい発言が聞こえたような気がする。まぁ、兎にも角にも数は多い方が不運な流れハンターを捜しやすい。
俺は了承するとりゅ~しかを連れ、先に待っているであろうグローリアの元へ向かった。 -
474
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-21 19:40
ID:F2b6laRM
[編集]
大雪主だけに兎にも角にもってか(殴
-
475
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-21 21:08
ID:g9BeRToE
[編集]
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)>>474グローリアと合流し、「る~しか、あなた随分かわいい装備ね」「りゅ~しかニャ」と最早恒例とも言うべき光景を見た後、旧砂漠行きの飛行船に乗り込んだ。
「改めて依頼を確認しましょうか。依頼内容は流れハンターの救出、及びセルレギオスの狩猟ね」
風をその身に受けながらグローリアは依頼書を読み淡々と話す。それなりの経験を踏んでいるからか幾分か余裕があるように見える。
「救出対象のハンターも、セルレギオスもどこにいるかは分からない。そのハンターはそれ相応の腕はあると聞くけれど、もしかすると怪我を負っている、最悪な場合セルレギオスにやられて死亡している可能性だってある。それだけは絶対に避けなければならないわ」
「まず、取り残されているハンターを放っておくのは流石にまずいでしょうし、だからといってセルレギオスを放置しておくこともできない。 だから二手に分かれて行動する、これがいいと思うわ。
「ハンターを発見する前にセルレギオスと戦闘に入ることも出来るでしょう。でもそれだとハンターが無事かどうか気になって集中できない可能性がある。ハンターを守りながらセルレギオスとの戦闘に入ることもあるでしょうね。ハンターが生きているのは良いことだけれどそれを連れて行く分戦力がダウンすることが好ましくないわ。だからこそここは二手に分かれるべきだと思うの、異論は認めるわ」
彼女はそういうが俺は異論など特に無いため首を横に振ることしか出来なかった。
場数を踏んでいるだけあってこうして作戦を建てられるのは流石というべきか。「今のこの飛行船の速度を考えると、恐らく旧砂漠に着く頃には夜になっているでしょうね。この点で最悪なのは夜の暗さによる視界不良。そこでなんだけれどる~しか、貴方にハンターの捜索は任せていいかしら?」
「ニャ~…、フニャ?ニャーかニャ?というかニャーはりゅ~しかだニャ」
グローリアはマタタビに夢中になっていたりゅ~しかに話を振る。彼女は「えぇ」と返すと彼を選んだ理由を語った。「アイルーって夜には目が慣れているでしょう?私達は貴方達獣人種程目は良くないの。アイルーの貴方だから出来る任務よ」
「ニャーだからかニャ?」
「そう、貴方だから。後でドスマタタビあげるから、ね?」
「…そう言われたら仕方ニャい!ニャーに任せるがいいニャ!」
「えぇ、頼んだわよ」
…上手く話に乗せれたようでグローリアはこちらにウィンクをして見せた。りゅ~しかもマタタビに釣られるとはちょろ過ぎではないか?
兎にも角にも俺とグローリアがセルレギオスの狩猟、りゅ~しかはハンターの捜索及び救出という事になり旧砂漠に降り立つ事となった。 -
476
名前:蟹
投稿日:2017-07-21 22:17
ID:B8nXzJ4E
[編集]
どことなくガルルガ戦リスペクトは嬉しいけど、そのせいか文の途中本当にガルルガ乱入してますぜ……
あの時のタクミは戦闘(具体的にはガルルガ戦)を想定してなかったからこちらの人数気にしなかったけど、今回は流れのハンターも戦うのかな?
だとするとそちらの消耗も考慮すれば、携行品の類は分けることも考えなきゃいけないわけで……難しくなりそうだ。 -
477
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-21 22:28
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>476 修正しました。仕事疲れだし仕方ないね
俺が降り立った場所はエリア11。アイルー達の集落に当たる所でそこにある巨大な岩の上に俺は立っていた。
下を覗くと強大なモンスターがいるというに、焚き火を中心にアイルー達が呑気に踊っている。
そんな彼らを見ている場合ではないと俺は岩から飛び降りエリア10へと通ずる道へ向かった。エリア10へ出て直ぐに見えたのは自分達の頭上目掛け威嚇をしている二匹のゲネポスと、岩陰に隠れてその様子を観察しているグローリアの姿だった。
グローリアはこちらに気付くと直ぐに隠れるように、とジェスチャーを行う。彼女の指示に従い俺は岩陰に隠れ、ゲネポスが見上げる先にいる『それ』を見る。そそり立つ岩の上でアプケロスを捕食している竜は今まで見てきた飛竜種のモンスター達とは異彩を放っていた。
目の前の竜は翼を前脚のように使っているように見えた。その点で思い当たるのがティガレックスやナルガクルガといった古代の形質を残した飛竜種だ。
だがこの竜は着地した際前脚はティガレックスのように「地に着ける」というよりは、先が地に触れているだけ、言わば「地に添える」程度であることが分かる。
翼もそれらに比べると遥かに巨大で空を飛ぶ事に特化しているのであろう。
更に後ろ脚は太く、前後に指が2本ずつ生えているというまるで「物を掴む」事に特化しているかのような独特な形状だ。
月明かりに照らされ煌めく黄金の鱗は刃のように鋭く尖っている。アレが『刃鱗』と呼ばれるものなのだろう。
『千刃竜 セルレギオス』。
かつて『セルレギオス事変』という歴史的な事変でとして各地で大騒ぎとなった竜だ。 -
478
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-21 22:53
ID:g9BeRToE
[編集]
俺がその姿を見ていると背後から声がする。思わず横に飛び退くと俺がいた位置にはゲネポスの姿が。
そして、強烈な視線を感じる。ふと上を見るとセルレギオスは低い唸り声をあげこちらを見据え───吠える。
それと同時に全身にビッシリ生えている鎖帷子のような鱗が鳥の羽毛か何かのように波立つ。その観察を許さぬと言った様子で、巨体は飛び上がり、こちらに向かって滑るように落ちてくる。
まるで猛禽類が獲物に襲いかかってくるように凄まじい速度で襲いかかってきた。
不意を突かれたが、どうにか避ける。レイアSの表面を削ってしまったのではないかと錯覚する程の至近距離で、爪が掠める。中央の穿っている場所に着地し、弓を構える。俺の背後の高台ではグローリアが王牙刀【伏雷】を既に構えていた。
先程迄とは違う生々しいまでに近い強烈な眼光を目の前の竜は放っていた。~行動を選択しましょう~
1 頭部にむけ矢を撃つ
2 毒瓶を使用し毒状態にする
3 アイテム使用(アイテム指定必須)
4 その他装備、スタイル
あなた レイアS スキュラ弓 ブシドースタイル
グローリア EXジンオウ オウガ太刀 ブレイヴ -
479
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-22 12:06
ID:4qHPHU/.
[編集]
1
頭部……というよりは首を狙って射る
そっちの方が柔らかいからね -
480
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-22 18:45
ID:g9BeRToE
[編集]
狩場を支配する静寂は、相手によって乱暴に砕かれた。
俺は強撃ビンを弓に装填しようとした時、セルレギオスは一際大きく鱗を波立たせたかと思うと、その反動を利用し鱗を飛ばした。
すんでのところで回避をし、弓を限界にまで引き絞り奴の首に向け、三本の矢が放たれる。ミーシャの指導のお陰か寸分狂いなく矢が全て命中した。「…はぁ!」
崖の上を駆けグローリアは太刀を振り下ろす。狙いは後ろ脚。
斬る度に青い電撃が迸る。雷属性に弱いセルレギオスには効果的だろう。
彼女を鬱陶しく思ったであろう千刃竜は後ろ脚で引っかかるが、グローリアはいなす事でこれを回避する。竜がグローリアを相手している間に俺は崖を登り切り、ビンを装填する。
弓を引き絞り矢を解き放つ。矢が命中すると小爆発を起こし、巨体が衝撃のあまり大きく仰け反った。
レベル1強撃ビンの調合素材は火薬草。爆薬や火炎弾、小タル爆弾等多くの爆発物の生産に関わる植物だ。 -
481
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-22 20:32
ID:nWJ.0j86
[編集]
セルレギオスは怒号を上げながらこちらに向かって全力で走り出す。平地を走るのとまるで遜色のない速度の突進を横へ向かって回避し、すれ違いざまに一矢を放つ。
千刃竜は四肢を使って方向転換すると、その巨体が一瞬で掻き消える。当然、本当に消えてしまった訳ではない。奴は一瞬にして視界の外に飛び出してしまっただけだ。「後ろにいるわ!」
グローリアの声が飛ぶ。
自分の目で確認することは諦め、武器を背負うと仲間の声を信じ前方へ身を投げた。
背中越しに、爪なのか、鱗なのか、牙なのか鋭い何かが空気を切り裂く音が響いた。
慌てて体を起こしその場から走り出すと、入れ替わるようにグローリアが前に出る。彼女は太刀を振りかぶり距離を詰める。
そんな彼女を待っていたかのように長い尻尾を大きく振り上げ、腰の力で振り抜く。
まるで鞭のような形で、鋭い鱗が生えた尻尾がグローリアを襲うが、彼女はそれすらもいなしてしまう。突きの一撃を浴びせようと太刀を構え直すが、セルレギオスは全身の筋肉をバネのように使い真横にステップするようにして避ける。「…チッ、やっぱりやりにくいヤツ!」
改めて太刀を構え直したグローリアは再び警戒を強める。
俺も弓を構え直し矢を放つが、お返しだとばかりに刃鱗が飛んでくる。辛うじて避けると、俺達の背後にいたゲネポスに刃鱗が突き刺さる。そして一拍置いて破裂、刃鱗が突き刺さったところの傷が大きく開き、ゲネポスの体から血が勢いよく吹き出た。
グローリアから教わっていたが、改めてあの刃鱗の恐ろしさに戦慄する。が、そうしている暇はなくセルレギオスは翼を広げ舞い上がりそのまま俺達を蹴りつけてきた。俺は横に転がって、グローリアはいなす事で回避するとグローリアの太刀が青の焔に包まれる。
彼女は力を込めるように太刀を握り締めると竜に突撃する。連続して叩き出される強力な一撃に少しずつ後ろ脚の鱗が剥がれていく。 -
482
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-22 20:43
ID:nWJ.0j86
[編集]
───セルレギオスの放つ気配が増大した。
強固な鱗を逆立たせ全周囲に凄まじい咆哮の圧が襲いかかってきた。
回避を試みるが僅かに間に合わず、耳を塞いで座り込んでしまう。
だがグローリアはその音の壁を切り裂き、再び怒気に満ちたセルレギオスに突貫する。
俺は怒り状態となったセルレギオスに何をするべきだろうか…。~行動を選択しよう~
1 変わらず頭部、あるいは首を狙い撃つ
2 睡眠ビンで眠らせ爆破する
3 アイテムを使用する(アイテム明記必須)
4 その他 -
483
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-22 20:58
ID:nWJ.0j86
[編集]
~一方、りゅ~しかは…~
「ンニャー、ここにも居ないニャー…」
流れハンターの捜索を任されたりゅ~しかはエリア8に通ずる穴から這い出てきたところだ。
エリア2に降り立った彼はエリア6、エリア7、エリア8と順番に見てきたがその流れハンターは何処にもいない。
…もしかしたら何処かに移動したのではないか?そんな考えもそろそろ浮かんできている。「そろそろ疲れたニャ。あの洞穴の中で休憩するかニャ」
疲労も溜まっていたのであろうりゅ~しかはエリア9の洞穴へ向かう。すると…。
「……ん」
「…ニャ?」
か細い声が、聞こえてくる。
彼はエリア9へ向かうとそこには…。「……むにゃむにゃ」
荷物袋を枕代わりにし寝ているハンターの姿があった。 -
484
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-22 21:35
ID:eUWF0R3g
[編集]
>>482 選択は2で。私、ビビりなので、主人公にもあまり危険をおかさずに闘って欲しくて…
大人しくしていただいて、少しでも削りたいです(汗) あ、りゅ~しか、見つけたんですね、良かったです! -
485
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-22 23:01
ID:nWJ.0j86
[編集]
危険になるかどうかはダイス次第だしねぇ
さて流れハンターは動くかな、と(コロコロ
こいつまだ寝てやがる!硬直が解けた俺は弓に睡眠ビンを装填し、セルレギオスに向け引き絞る。
奴は今、鋭い歯が生え揃った顎を開けてグローリアに噛みついたが華麗なカウンターを受けたところだ。
噛み付いた後の隙を狙い、解き放つ。奴の身体に命中すると同時に水色の煙があがり、鱗の隙間から中の肉へ睡眠毒が入り込む。だがその巨体故に毒が効果を発揮する為にはこの程度ではまだ足りない。
次の矢を引き抜き、セルレギオスに狙いを定める。「…なるほどね。なら…!」
グローリアもこちらが何をするか分かったようで、空へ舞い上がった千刃竜の気を引いている。
セルレギオスは彼女を狙って蹴りつける。
勢いを付け飛び込んで来る程の重さはないが、滞空した状態だというのに自由自在な角度から蹴りが飛んでくる。
蹴りをいなした彼女は着地したセルレギオスに太刀を振り下ろすが、横ステップでかわされ動き終わった場所を斬りつける形になってしまう。
が、十分に彼女は引き付けてくれた。
矢が見当違いの場所へ外れてしまったのもあるが、ビンを半分使ったところで千刃竜は昏倒し眠り始めた。
スキュラフィストには『睡眠ビン強化』という特徴があり、他の弓で睡眠ビンを使用する場合より早く効果が現れるのだ。「さて、今がチャンスね。爆弾を仕掛けるわよ」
グローリアはエリア4近くの岩陰に駆け寄ると、大樽爆弾Gを一つ掴む。
こちらも岩陰に隠していた大樽爆弾Gを一つ持ち、セルレギオスの頭部近くに設置しすぐさま爆発危険範囲外にまで離脱する。
睡眠ビンはまだ残っているため、もう一つの大樽爆弾Gは温存しておきたい。
目測で狙いをすばやく定めて矢を放つ。放たれた矢は寸分の狂いなく大樽爆弾Gに命中。刹那、大タル爆弾Gは起爆しもう一発にも誘爆して大爆発。黒煙と爆風が辺りを包み込む。 -
486
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-22 23:15
ID:nWJ.0j86
[編集]
辺りを漂う黒煙の中に黄砂色の巨大な影が佇んでいた。
が、最初と比べ違う点が一つある。ナイフのように尖りそそり立っていた特徴的な角が折れていたのだ。恐らくは今の爆発で折れてしまったのだろう。セルレギオスは黒煙をその勇ましい翼で吹き飛ばし悠々と天に昇る。
その場から鱗を飛ばすのか、それとも蹴りが来るのか警戒していると奴はそのまま上昇していく。
どうやらエリア移動をしたようだ。
グローリアがいつの間にか当てていたペイントボールの匂いからして行き先はエリア5だろう。~このまま追撃しに行く?~
1 追撃しに行くぜ!
2 一旦休憩しよう -
487
名前:蟹
投稿日:2017-07-22 23:22
ID:B8nXzJ4E
[編集]
2、というか出来ればりゅ〜しかと合流したい所
メタ的に言えば出番もらったとはいえ戦闘なしは可哀想、普通に言うとより攻撃が熾烈になりそうだから出来れば流れのハンター共々戦力にしたい
無理そうなら普通に2として準備で -
488
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-23 00:46
ID:g9BeRToE
[編集]
りゅ~しかの活躍は多分あるから…(震え声)
流れハンターが起きてくれたらいいんだがな…!奴も未だ健在だ、しっかりと態勢を整えよう。
グローリアにそう声をかけると、回復や使用したビンの調合を行う 。
乾燥した火薬草を手で握り潰し、瓶の中に詰め込んで中にある薬品とよく混ざるように振る。これでレベル1強撃ビンの完成だ。
ふと周りを見ると使用して中身が空になったビンが転がっている。
拾って再利用出来ないものか、と思うが一度使ったビンを再利用すると残った薬品が悪影響を及ぼしてしまうので使わない方がいいだろう。グローリアの方を見ると腕の防具を外して、自分の腕の感触を試しているようだ。一体どうしたというのか?
こちらの視線に気づいたのかグローリアは苦笑しながら左手で右手を軽く叩く。
「さっきセルレギオスを引き付けていた時にちょっと手を痛めちゃってね」
大丈夫なのか?と聞くと「軽く打っただけだから薬草でも塗っておけば次の戦闘では支障はないわ」と自身の怪我が問題ない、心配しないでとこちらに言う。それを聞いて安心して思わず胸を撫で下ろした。準備を終え、エリア5に着くと当然の事ながらセルレギオスは待ち構えていた。
こちらを見つけたと同時に全身を緊張させ迎え撃つ態勢を整えたようだ。
じゃらじゃらと鱗を波立たせ、こちらを威嚇している。
さぁ、どうしようか。~行動を選択しよう~
1 頭、あるいは首を狙いを定めて攻撃
2 毒瓶で毒状態にする
3 アイテム使用(アイテム明記)
4 その他 -
489
名前:千壱
投稿日:2017-07-23 10:48
ID:GQjChB.k
[編集]
流砂で動き辛いでしょうし、2でダメージを稼いでおきましょう
できるだけ一番奥の巣の地点で戦いたいところですね。しかし、エリア5か…… ふむ……
-
490
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-23 13:01
ID:g9BeRToE
[編集]
なんかクリティカル出たんですけど
なんかファンブル出たんですけど!?「さてと、鍛えた成果を見せますか」
グローリアは太刀に力を込めるとその刀身が赤黒いオーラに包まれる。
それは?と聞くと「あのサバイバルでの私の成果よ」と彼女は言う。
「まだ未完成ではあるけれど、ね!」
グローリアは流砂を駆け抜けセルレギオスへ突貫する。セルレギオスは全身の鱗を波打たせ、頭を降るようにして鱗を飛ばすが突貫したグローリアはそれを横に移動することにより回避。再び突撃を行う。
俺は鱗を避けながらも弓に毒瓶を装填し引き絞り狙いを定める。
今立っているのは流砂の上。出来ることなら一番奥の地点で戦いたいがやむを得ない。そう考えながら矢を解き放とうとした時、「後ろよ!」とセルレギオスの脚元で戦ったいた彼女の声がした。
その瞬間、肩に何かが突き刺さり身体がビクッと痙攣し動かなくなる。
目も、口も動かせない。そんな無防備に倒れている俺を飛び越えて視線に入ってきたのはゲネポスのリーダー格である厄介者のドスゲネポス。
俺の背にその細い脚を置くと奴は獲物を捉えた歓喜の声を挙げる。
その背後にはセルレギオスが大きな翼を広げこちらに狙いを定めている光景が広がっていた。~~~~~~~~
「油断してたわね…ッ。乱入の可能性をすっかり忘れてたわ…!」
まさかドスゲネポスまでいるとは、予想だにしていなかった。
しかもそれをチャンスと見たかは分からないけれどセルレギオスは痺れて動けない彼の元に飛んでいってしまう。
思わず事態に、頭をフル回転させる。
そうしている間にもドスゲネポスは彼を喰らおうと口を広げ、セルレギオスは空中で滞空し脚を構えて彼に襲いかかろうとしている。───気がつくと私は彼に向かって駆け出していた。
そして、彼の横に立つと胴の辺りを思い切り蹴り飛ばす。
獲物が蹴り飛ばされた事に怒るドスゲネポスと、その背後で後方へ飛び上がってこちらに向かって急降下してくるセルレギオス。
大きく弧を描き繰り出されたそれは、乱入者と私を切り裂き大きく吹き飛ばすには十分な威力だった。 -
491
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-23 14:06
ID:g9BeRToE
[編集]
~~~~~
一瞬何が起きたか分からなかった。
何かに吹き飛ばされ身体の痺れが取れた俺は状況を判断しようと周囲を見回す。
砂を巻き上げ着地したかと思えばその身体をうねるようにして向かって行くセルレギオス。
その先には、俺の代わりに痛恨の一撃を食らってしまい、動く事すらままならなくなっているグローリアの姿が。彼女の背負う王牙刀の纏っている赤黒いオーラが先程よりも濃くなっている事に気付く。まるで『彼女の命を喰らっているかのように』そのオーラは濃さを増していく。
彼女を回復出来るものはないかポーチに手を伸ばそうとすると、背後からドスゲネポスとゲネポスが飛びかかってきた。狙うならお前の背中に傷を付けたであろうセルレギオスだろうに!そんな時、彼らの後ろを『何か』が駆け抜けていく。二頭のゲネポスがそれに反応し頭を向けると彼らの後頭部にブーメランが命中する。
「───待たせたニャ!」
黒色の時計ウサギのような装備に身を包み、その手には黒いステッキを持ったりゅ~しかの姿がそこにはあった。
来てくれたのはいいが、ハンターはどうした!と彼に強い口調で言い放つと彼は肩を竦める。
「元気そうに寝ていたニャよ。寧ろ、こうして連れてきた事に感謝して欲しいニャ」身体が突如緑の光に包まれる。
俺だけではないりゅ~しかやグローリアもそうだ。これはまさか、『生命の粉塵』?
生命の粉と竜の爪を調合してつくられ、どういう原理かは知らないが一呑みすると同時に周囲に拡散し、触れた者の傷を癒やす粉末状の薬だ。一体誰が使ったのか考えていると、上空に舞い上がったセルレギオスは強烈な蹴りを放とうとグローリアに襲い掛かる。
ふと気がつくと千刃竜とグローリア、その間に一人のハンターの姿が見える。
そのハンターを見て分かったことは、女性で何やら露出の高い白色の防具を身につけていること、そして武器が片手剣であるということだろうか。
そんな彼女に構わずといったところか、二人纏めて蹴散らしてやると言わんばかりにセルレギオスは勢いよく蹴りつけてくる。「──はいやぁ!」
彼女は水色のスパイクが付いた剣を軽く振るうと盾を勢いよくカチあげる。その一撃は蹴り出す為に前に突き出していた千刃竜の脚を捉え、その爪を粉砕していた。
あまりの衝撃に空中で悲鳴を上げ、地面へと落下する。だが、飛び上がった彼女はそれを逃がす筈はなく…。
「チェストっ!」
重力に従いながら落下。地に落ちた千刃竜の頭部目掛け、勢いよく落ちてきた。「何してるニャ!コイツらはどうにかしとくから早くアイツを攻撃しに行くニャ!」
呆然としていた俺はりゅ~しかの言葉にハッとなり、急いで必死にもがいているセルレギオスの元へ向かう。
行かせないとばかりにゲネポス達が邪魔をするが、そいつらは全てりゅ~しかが投げたブーメランの餌食となった。弓を構えると、彼女はこちらに気づき三本を立て笑ってみせる。
「見てました?私の超絶見事なファインプレー!」
あぁ、見ていたともさ。
そう彼女に告げると俺は地に落ちた千刃竜に向け毒矢を解き放った。 -
492
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-23 17:01
ID:g9BeRToE
[編集]
体勢を立て直したセルレギオスはその身に毒が回る。
先程の睡眠毒とは違い、毒瓶は致死性の毒が込められている。
これ以上はいかんと思ったのかは分からないが、セルレギオスは翼を広げ洞窟の上部にある穴から外へと飛び出していった。「───サクラ?…サクラなの?」
グローリアは信じられないという表情を浮かべながら彼女に近づく。
まるで『死んだ筈の友人に会った』。そんな顔を浮かべて。
「シューちゃん久しぶりぃ!」
サクラと言われた女性はグローリアに
抱きつくと、グローリアは「うわぁ!?」と声を上げ砂の上に倒れこんだ。改めて彼女の装備を見る。
全体的に白く随所には毒怪鳥のものと思われる皮が使われていた。
そして───露出度が高い。腹や太股といったところが大きく出ており、正直目のやり場に困る。
ふと、彼女の装備に思い当たる話を他のハンター達から聞いたことがある。
───そのモンスターの装備は露出こそ高いが、その見た目に反し防御力があるという。その装備の名は『キリンシリーズ』。
かの古龍種 『幻獣 キリン』の素材で作られた装備だ。古龍種の中では格下に位置する存在ではあるが、これは古龍を打ち倒したという立派な証明になりうる。
しかし、彼女が先程言っていた『シューちゃん』とは一体…?
グローリアは『グローリア・レイス』という名前の為、シュなんて文字は無いはずだが…?「ブランシュ・ネージュだからシューちゃん。簡単だよ?」
…心を読み取らないでくれるか?
こちらに顔を向けながら淡々というサクラに対しそう思っていると、ふとミーシャの言葉が脳裏を過ぎる。
──だって『栄光の生霊』なんて変な名前じゃないです? 偽名じゃないかなぁと思うんだけどなぁ……──
偽名…。やはりグローリアの名前は…。
「えぇ、そうよ。グローリア・レイスっていうのは私の偽名、本当の名は『ブランシュ・ネージュ』よ」
グローリアは起き上がりながらそういう。彼女が背負う王牙刀にはもうあのオーラはなく、顔の色も健康そのものだ。
グローリア曰く、偽名を使っていたのはあの時弱かった自分と決別スるため、そしてサクラ・グローリアは自分の中に生きているという事を証明する為だという。「んー、でもシューちゃんに『栄光の生霊』なんて似合わないよー?」
「いいのよ。私は、貴女の生霊として生まれ変わったんだからね」
「ならまた生まれ変わればいいよ!」
えっ、と驚愕の表情を浮かべる俺達に対し、サクラは平然と言葉を続ける。
「シューちゃんは生霊なんかじゃない、だからまた人間に生まれ変わればいいんだよ」
「でも、今更変えたところで…」
「誰が名前を呼んでくれるの、だよね?そんな人は沢山いるよー。ツバメは絶対に呼ぶだろうし、それにあなただって呼んでくれるでしょ?」
サクラの言葉に俺は頷く。
名前が変わったとしてもお前はお前だ。それ以外は何も変わらないさ、だってそうだろう仲間なんだから。
それを聞いたグローリアはその目に涙を溢れさせていた。「…えぇ、そうね。じゃあ、これからもよろしくね」
「あ、私もー。私は『サクラ・グローリア』。よろしくねー」
「───おミャーら、話が終わったんなら早く手伝うニャ!ていうかはよこいニャ!」
ゲネポスの群れに孤軍奮闘しているりゅ~しかの抗議の声が洞窟内に響く。すっかり彼の存在を忘れていた。
仕方ない、行くか。サクラ、『ブランシュ』。
「…えぇ」
「っしゃー、やったるでー!」
俺達は武器を構えゲネポスの群れへと突撃しに行った。info
・『サクラ・グローリア』が仲間になりました。
・『グローリア・レイス』の名前が『ブランシュ・ネージュ』に変更されました。以降のシナリオではブランシュ・ネージュとして進行をお願い致しますゲネポスとの戦闘?あるわきゃねぇよ
-
493
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-23 20:03
ID:mXKzxIYk
[編集]
祭りの焼きそばって何でこんなに美味しんだろうね?
ドスゲネポスが束ねる群れを蹴散らし、たどり着いたのはエリア3。
セルレギオスは水を飲み一息付いていたところだ。
敵が四人に増えたことに警戒しているのか横へのステップを数回挟み、咆哮する。
俺達は武器をその手に持ち、千刃竜と相対する。
「サクラ、久しぶりの相手だけど行けるかしら?」
「当然!シューちゃんと一緒だから百人力よ!」
谷の隙間から溢れる月の光が、狩人達と竜を照らす。
決戦が、始まる。~行動を選択しよう~
1 りゅ~しかと共に頭を狙う
2 毒瓶や睡眠瓶でブランシュ達を支援
3 アイテム使用
4 その他メンバー装備
りゅ~しか 防具大雪主 武器大雪主 傾向アシスト
サクラ 防具キリンS 武器ナールドボッシェ(ベリオ片手剣) スタイルブシドー -
494
名前:兎
投稿日:2017-07-23 20:43
ID:iFpk47Wc
[編集]
折角の舞台だ、2人に決めてもらおう。 という訳で2で!
あの時の鍛錬シナリオでのアレがいいトスになったみたいでホッとしておりますw
-
495
名前:蟹
投稿日:2017-07-23 21:44
ID:B8nXzJ4E
[編集]
呼び方をブランシュに変えても問題ない派とグローリアの方がしっくりくる派に分かれそうな感じもあるな……
ラなんとかトさん辺りがこんがらがりそうあとベリオ片手最終なら「ナールドボッシェ」ですぜ……
ボッシェと聞くと某カプコンRPGのエリート様=1/64さんが頭に浮かんでしまう -
496
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-24 21:25
ID:nWJ.0j86
[編集]
そもそもミーシャのあのセリフ無かったら掘り下げシナリオ無かった訳で…()
「サクラ、貴女私を落とした後どうなったの?」
「胸元切り裂かれて投げ飛ばされたんだよ。それで気を失ってたところを旧砂漠近くの村の人が助けてくれたんだー」
二人は飛んでくる鱗を避けながらセルレギオスに突撃する。
セルレギオスはその身体を利用し体当たりを行うが一人には横に駆けられてしまい、もう一人には正面から突っ込むように回避され飛び上がった彼女により上空から斬りつけられる。
自分の後方に着地したサクラに追撃を食らわそうと振り返ろうとするが、頭部目掛け飛んできたブーメランと矢により上体を反らせて怯んでしまう。「…ふっ、華麗なニャー達を忘れないで欲しいにゃ」
お前、エリックの口癖が移ってないか?
そう思いながらも毒が塗られた矢をセルレギオスに向け解き放つ。
前衛で戦っている二人を見るとサクラはセルレギオスの脚元を、ブランシュは尻尾を重点的に狙っているようだ。「でも太刀を使うなんて以外だなぁ。片手剣しか使うのを見た事無かったしさ」
「そうだったわね、でも今はコイツを倒しましょうか」
「そうだね!───シューちゃんとまた戦うことが出来て、私は嬉しい!」
翼を広げ飛び上がったセルレギオスは鱗をブランシュに向け飛ばす。
当たる寸前ブランシュの前にサクラが立ち盾を構え、鱗を全て受け止め僅かな時差を置いて炸裂。
「おおっと」とよろめきながらサクラは鱗が炸裂した反動で後退する。二人は「ありがとうね」「どういたしまして!」と会釈すると着地したセルレギオスに再び突貫する。再び空中を舞い上がったセルレギオスは反時計回りに大きく旋回して蹴りつけて、この場にいる者達の態勢を崩そうとするがある者はいなし、ある者は回避する事で難を逃れる。
着地した隙をみて接近するサクラに対し、鞭のように振り抜かれる尻尾が彼女を襲う。
が、今度はブランシュが彼女の前に出る。そして、尻尾が直撃すると同時に青の焔を纏った太刀を一閃。尻尾が宙を舞った。
「これでおあいこね」「ありがと!」と二人は先ほどのようなやり取りをしていた。 -
497
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-24 21:47
ID:nWJ.0j86
[編集]
瞬く間に手酷い重症を負わされた千刃竜に焦りの色が見え始める───そんな竜の脚元にはいつの間に近付いていたのであろうりゅ~しかの姿が。
「これで…どうニャ!」
彼は何かを設置し、スイッチを押すとその場から撤退する。
りゅ~しかを逃がすまいとセルレギオスは噛み付こうとするが───一歩踏み出した瞬間、その脚下が陥没する。りゅ~しかは、ブーメランを投げながらも千刃竜に近付き落とし穴を仕掛けていたのだ。絶対的なチャンスを作ってくれたりゅ~しかにあとでマタタビを奢ってやる!と感謝すると、必死にもがく奴目掛け矢を放ち、「ホントかニャ!?」と歓喜の声を上げながらりゅ~しかはブーメランを連投する。
一歩遅れ、もがき苦しむセルレギオスに対しサクラ達も一斉に攻撃を加えていった。
そして…。
「これでどーだあぁぁぁっ!」
「…チェストォッ!」
二人の斬撃が頭部を捉え、鱗が勢いよく弾け飛ぶ。
落とし穴に半身を絡め取られたまま、セルレギオスは絶叫をあげ大きく仰け反り、ズズンと地を揺らす。そしてそのまま動かなくなった。 -
498
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-24 23:12
ID:nWJ.0j86
[編集]
エピローグ
「──いやぁ、大変だったねぇ」
「ホントよ。やっとこうして一息つけるわ」
テーブルに突っ伏すサクラに思わず苦笑しながらもブランシュは同意していた。
旧砂漠から帰還した二人は書類整理に追われていた。
ブランシュはギルドカードの名前が『グローリア・レイス』から『ブランシュ・ネージュ』へと変更された。
これで彼女は完全に生霊から解放された事であろう。
サクラは龍歴院加入申請書類に追われていたという。
元々、ブランシュを探す為に流れハンターを務めていたようであっちこっちへ歩き回ったり、飛び回ったりしていたらしい。
書類整理を終えた二人は付き合ってくれた御礼にと俺を食事に誘ってくれたのだ。
りゅ~しか?ブランシュから報酬として頂いたドスマタタビを堪能して椅子から落下しているが?「ありがとうね。こうしてサクラに会えたのも貴方のお陰よ。貴方に付いてきて本当に良かったと思うわ」
彼女がこちらに向ける嬉しさと温かさに満ちた、そんな柔らかな笑顔に思わず目を奪われるが御礼をされるようなことはしてないさ、と返す。まだブランシュを引っ張っていけるまでは強くはなっていない。今回だって結果的にブランシュに助けられたんだ、御礼をいうのはこっちの方さ。
「あら、そうかしらね」
フフッと笑ってみせるブランシュをサクラジーっと見つめる。そして、「…ほほう?」というと不敵に笑い始める。
「へー、ふーん、ほー、あのシューちゃんがねぇ?」
「えっ、サクラどうしたのよ?」
「どうしたってそりゃあ、シューちゃんが恋をするなんてねぇ…」
「待ちなさい!何を言い出すの貴女は!?」
「えー、だって彼を見てる時のシューちゃん明らかに幸せそうだったしねぇ」
「いやいやいや!そんなのじゃないから!」
「じゃあ、どんなのよー」
「だから、それは…!」
「───相変わらず騒がしいのう、お主らは」 -
499
名前:煌めく夜にサクラサク@時雨
投稿日:2017-07-24 23:34
ID:nWJ.0j86
[編集]
二人を置いていこうか。そんな事を思っていると後ろから聞き慣れた声がした。
振り返るとそこには虫かごのようなハンマーを背負い、フルフルSをその身に包んだ女性…失礼、男性がいた。
ブランシュは彼の姿を見ると思わず声をあげる。「ツバサ!何処に行ってたのよ」
「うむ、ちょっと空にのう。メンバー交代というやつじゃ。あと、わしはツバメじゃとゆーとるじゃろう。何回言えば分かるんじゃお主は」
「あ、ツバたん久しぶりー」
「誰がツバたんじゃ!…っと、サクラではないか。久しいのう」
「うんうん、心配掛けたねー」
「あまり心配しとらんかったぞ?お主ならどこかで生きておると思うとったわ」
ツバメを含めた三人は久しぶりの再会に喜びの声を上げる。
俺はその光景を眺めているが、どう見ても三人の女性が話をしている光景にしか見えないため思わず笑いが込み上げて来るのであった。シナリオ32 煌めく夜にサクラサク clear
・千刃竜、ドスゲネポスの上位素材を入手しました
・称号『トルネード』を入手しました(セルレギオスを狩猟した)
・称号『碧牙』を入手しました(ドスゲネポスを狩猟した)
・称号『桜花』を入手しました(サクラと再会した) -
500
名前:時雨
投稿日:2017-07-24 23:56
ID:mXKzxIYk
[編集]
作業BGM『double-action』
まさか、二回続けてする事になるとは…。
あとがきとキャラ紹介サラリと書きますよー。・セルレギオスの初期位置
初期位置がエリア10なのは4Gの村クエリスペクトでございます。
初遭遇がエリア5、初戦闘になるのがエリア10のムービーにあったはず。・サクラさん起きない
ダイスで起きるか起きないか判定していたんですが…
判定値70 1回目 86 二回目 73三回目 77
こいつ起きる気ねぇな、と()
で、いざ、四回目振るとクリティカルだしやがりましたね・今回も…
クエスト名隠れてます。ヒントとしてはドスゲネポスが出てきた辺りですかね?
いざ、クエスト名をねじ込もうとすると色々考えてしまいますねー。
『千刃竜 セルレギオス』とかモンスターの名前まんまなクエスト名あるけど幾ら何でも簡単すぎるし、かと言って『跳梁し意思を用いず悪成さば』とかは逆に難しいのよね。~キャラ紹介~
サクラ・グローリア 装備キリンS 武器ナールドボッシェ ブシドースタイル 年齢 ブランシュと同じブランシュとツバメの友人。かつてセルレギオスによって殺されたと思われていたが、旧砂漠近くの村人達に救われ生存。
片手剣を使っているのはブランシュの事を忘れない為であった。
彼女の持っているナールドボッシェはブランシュがかつて使っていたハンターナイフを強化したもの。
人の名前を変な呼び方をするのが特徴で自由気ままな性格をしている。という訳でお疲れ様でしたー。
暫くは読む側やな、うん>>502 そうやって露骨に嫌がるのはやめた方がいいぞ?
本人のモチベに関わるし>>503
マジだー…。いいや、落とし穴の技持ってた事にしよう -
501
名前:蟹
投稿日:2017-07-25 00:07
ID:B8nXzJ4E
[編集]
FOO↑
仲良しトリオええなぁ……お疲れ様です。
サクラさんの空白期間の紀行とか「グローリア」さんの駆け出し時代とか、妄想が広がる…!
もしかしたらそれっぽい会話をさせるかもしれません(大きな流れは作りません、ちょっとした武勇伝程度の話をさせたり)>>502
その「えぇー」が私が進行やるかもと言ったのに対してでも、ありえない話だが時雨氏のシナリオに何か思うところがあったからだとしても
(絶対前者だろうけど)どちらであってもはっきり言ってかなり悲しい
というか嫌なら嫌なりの理由言ってくれればおとなしく引っ込んでその部分を精査するのだが……
反発されて無理矢理押し通るのは逆に無礼だろうからしばらく様子見るけど、やりたいと言う方が誰もいなければやろうとは思ってます -
502
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-25 01:52
ID:6yv3t4j6
[編集]
えぇー
-
503
名前:千壱
投稿日:2017-07-25 04:38
ID:dLcJCjEM
[編集]
時雨氏、執筆お疲れ様でした。
サクラさんが生きていたとは……。予想だにしない展開でした。
グローリア改めブランシュさん、駄目だ素で間違えそう()あと、非常に言いづらいのですが……りゅ〜しかの傾向はコレクトだったので毒々落とし穴は使えない筈です……
>>500
わざわざ変えさせてしまって申し訳ないです。 -
504
名前:暇
投稿日:2017-07-26 18:38
ID:nkJfxIKc
[編集]
シナリオ32お疲れ様でした!
グローリアさんの因縁も解消されて一先ずめでたしですね。
でもキャラクターの掘り下げがメインのシナリオはいい加減出来レース感が否めなくなってきましたね…
選択肢にもっと明確に意味を持たせる、展開に分岐をもたらすと言う観点で新たな工夫が必要かと…取り敢えずグローリア改めブランシュさんも人物一覧に勝手に加筆させて頂きました。
不備があったら教えてちょ。取り敢えずそろそろメインシナリオ進めないとアカンと思うので虫使いの仲間加入シナリオも兼ねた物を案が固まり次第出来たらいいなと思てるよ!
-
505
名前:時雨
投稿日:2017-07-26 19:48
ID:nWJ.0j86
[編集]
追記お疲れ様です&ありがとうございます
そこなんですよねぇ、キャラクターの掘り下げシナリオの問題は。
必死にいい方に向けようと頑張っちゃうのがねぇ。これからの課題かな?
…実は今回のシナリオでブランシュさん一乙させようとしてたし、サクラの骨が見つかるとかそんなの考えてたのは秘密。さて、番外編シナリオ書き進めますかね
-
506
名前:吹雪の決戦
投稿日:2017-07-26 19:50
ID:B8nXzJ4E
[編集]
考えていたシナリオのうち、本流を進めるというか集約する感じのシナリオで進行したいと思います
何か文句あったら言っておくれ、改善できるよう善処はする
名前ミスは許してほしい、私は蟹だScenario33 〜吹雪の決戦〜
幾つかの出会いを得て、様々な狩りを経て、多少の困難を超えて、俺はさらに成長できたと思う。
そんな中、久しぶりに知り合いの殆どで顔を合わせることができた。長い付き合いになるエリクシル、ランドラット、りゅ〜しか、エリック。
個性的だがあっという間に溶け込んだタクミ、ミーシャ、グローリア…ではなくブランシュ、ツバメ。
歴戦の先輩であるエドワードとアリーチェ、新たな相棒のウドンにある種変わり者のリィやサクラ。
中には初対面同士の人間も多いが、俺にとってはみんな大切な仲間だ。とはいえここにいない仲間もチラホラ。
アンキセスが未だ龍識船に駐在している。ただ、近い内に別のハンターと交代して戻ってくるようだ。
噂で聞いた限りは、後任はたしかこの集まりでは誰も知らないハンターとのこと。
ニコラスは一度会ったきり連絡は取れてないし、クルトアイズは何をやってるか知らないがとにかく忙しいらしい。
レイカとアマネの夫婦はハネムーンに飛び立ったとのこと。いろいろな意味で心配だが、楽しい旅になることを願おう。というわけで、俺抜きで集まったという龍歴院の食堂にて話し込んでいる。
偶然にも大きな座敷を確保できたので、前と違って分かれることなく集まることができた。
食事も兼ねていたのでしばらくはランドラットを筆頭に食べるのがメインだったが、ようやく全員ひと段落ついたようだ。
さて……【選択】どんな話題を切り出そうか?
1.各々の最近の状況
2.龍識船について
3.竜ノ墓場はどうなっているのか
4.ブランシュとサクラについて
5.アマネとレイカの結婚について
6.エリクシルの店の様子
7.その他の話題 -
507
名前:千壱
投稿日:2017-07-26 20:08
ID:GQjChB.k
[編集]
蟹氏のシナリオ待ってました。
さて、選択肢は無難に1ですかねぇ。そこから新しい話題を探しましょう嗚呼、ニコラスのシナリオ早いとこ仕上げないとな……
一番ブランクの長いキャラになってしまった -
508
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-26 20:55
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>507
実は今回雪山戦なんですけど、そういえば前の彼の戦場は……フフフどこぞの夫婦やらどこぞの店主とか、どこぞの名前を改めた人とかの話題を広げてもよかったのだが、ここには初対面も多い。
主にサクラとリィなのだが、そういう内輪の話題は彼女らが困ると思う。避けるべきか。とりあえずここは、無難に近況報告から始めておくべきだろう。
俺は龍識船勤務での一連の出来事、リィやサクラとの出会いなどにおける狩りを簡潔に話した。
……ちなみに、リィとアイルー連中の座席は一番対極に配置している。
実は彼女、所構わず龍識船で働くアイルー達にちょっかいを出すので仕事にならないと少々苦情が上がっていたとかなかったとか。
「なんでだろう……どうしても、止められないの……可愛いから…!」
そう語る彼女の顔は明らかに恍惚という様子の見本と化している。次に、最近あまり話す機会のなかったミーシャとアリーチェが、様子のおかしいテツカブラを狩りに行ったことを話した。
「獰猛になっているというのかしらね、とにかく疲れも知らずに襲ってきたのよ。みんなも注意して頂戴。」
「なんというか、釣られてこっちも凶暴になりそうなんですよねー。体の負荷も大して気にせずどんどん狩技使っちゃいそうですー。」
「凶暴になるのはあなたの狩り方のせいじゃないの……」
どうやらこの2人、なかなかに親交を深めているようだ。しかし獰猛な個体か。これは頭に入れておかなければならない。「お店の方、最近お客さん増えてるんですよ!教官さんが噂を広めてくれたみたいです!」
自信満々に語るのはエリクシル。最近ではそちらの調合素材を調達するため、ギルドに依頼を出しているらしい。
第一線から退かないか心配だが、彼女の屈託のない笑顔を見てるとそんな心配も吹き飛んでしまう。
「そうだエリクシル、前に話した調合書、この前ミナガルデに帰った時に持ち出してきたぞ。後で届けに行くがいいか?」
「あ、ぜひ!お願いします!」
そういえばエドワードは手紙に書いていた。錬金に関する貴重な書籍を読まないかと。
俺も2人に言って読ませてもらいたいところである。ツバメはアンキセスと共に遺群嶺調査の任務に就いていた。バルファルクに関しては音沙汰はないが、近々調査を本格化させるようだ。
「アンキセス殿、凄かったぞ!どんな相手でもバッサバッサと斬り捨てるのじゃ!まぁ、素っ気ないのは相変わらずじゃが……」
「ハハハ。ぜひ僕もご一緒したいものだ。嫌われなければいいけどね。」
アンキセスと同じ大剣使いであるタクミが反応する。食事の時に食器を引っ掛けて料理わぶちまけた辺り、未だに不運である。
あの老兵、元気にしてるだろうか。サクラは流浪のハンターであった時の武勇伝を話してくれた。……昔、滞在していた集落の男達からべっぴんと慕われたことなのだが。
「正直シューちゃんの方が可愛いと思うんだけどねぇー。」
「やめてよサクラ。まったく、この前もこの前で……そろそろ怒るわよ?」
そう言って怒ったことないじゃん、とサクラが付け足す。
この2人は大を幾つ積んでも足りないくらいの親友だ。
……俺にはそういう人はいるだろうか。 -
509
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-26 21:43
ID:B8nXzJ4E
[編集]
りゅ〜しかはトレジャーハントに精を出し、ランドラットは訓練三昧だと聞かせてくれたがどちらも成果は上がらないようだ。
「1人じゃうまくいかねぇよな……アリーチェさん、早く行きましょうよ特訓デート!」
「デートって言うならプレゼントの一つでも持って行くべきニャ。ニャーがいい感じの宝石見繕ってやるから買ってくれニャよ?」
……やれやれ、この2人はどんな意味でもあまり変わらない。
エリックとウドンは俺のオトモだ。故に特筆すべきことはあまりないだろう。
そうして各々話題が盛り上がる。そこに乱入者。
「すまねぇ、ここにあなただとかりゅ〜しかだとかってのはいるか?!」
駆け込んできたのは龍歴院の職員の1人だ。
「あ、貴方は先日の……」
「おミャー!あの時の!」
サクラとりゅ〜しかが知っている……のか?
聞いてみると、サクラはこの前登録手続きを手伝ってもらったようだ。
りゅ〜しかは以前の偶発的な大雪主ウルクススと戦闘に関して、報告書をまとめてもらったとか。
「時間がねぇ、緊急だ!雪山でいろいろ面倒が起こってる。状況が状況だ、お前たち精鋭に頼みたい!」
そう言って、一枚の紙を投げ込む。〜職員が持ち込んだ、クエスト依頼書より〜
雪山に狩りに赴いたハンターとの連絡が途絶えた。
現在雪山は吹雪が酷く、気球が近づくことも出来ないため詳しい状況は不明である。
ハンターは単独、名前は『ニコラス』。狩猟対象はベリオロスとのこと。
また、雪山では離れたところからの観測気球が奇跡的にSOSを観測したとの情報もある。
ただしハンターに支給されるギルドの信号弾ではない模様。
ニコラス氏は歴戦のハンターであり、生存しているとは思われるが到着時には体力、携行品ともに消耗が激しいと思われる。
迅速にニコラス氏の救助及びもう一つのSOSを確認、救助の必要があれば行いベリオロスの狩猟を引き継いでもらいたい。
〜以上の内容を龍歴院より依頼する〜受け取ったのはバリスタエド。一々全部を読むでもなく、ざっと目を通して大体を把握した。
「雪山に行ったハンターと連絡が取れないらしい。ハンターの名前はニコラス、相手はベリオロス。
加えて別にSOSが見つかった。今回の依頼は、その両名の救助及びベリオロスの狩猟だ。分かったか?」俺は内容如何よりまずはそのハンター、ニコラスという名前に引っかかった。
あの皮肉屋が……?頼む、無事であってくれ。突然の依頼にざわつく一同。
俺が行くと名乗りを上げるランドラットやら、それを宥めるアリーチェやら。
りゅ〜しかたちアイルー勢はどういう訳かは知らないが驚いているようだ。
「さぁどうする、誰が行く!」
エドの叫びで、場が緊張した。
固まった空気の中に、まず俺が名乗りを上げる。ニコラスは知り合いだ、俺が助けに行く。
「ようし分かった、あとは!そのニコラスって奴は見つけ次第離脱してもらう。あと3人だ!」【選択】ニコラスとSOSの主の救助とベリオロスの狩猟。あなた以外に誰が行く?
3人選択。よろしければ各々に対して「あなたが指名した」か「自ら名乗り出た」かの選択をどうぞ。(こちらは任意です)
・エリクシル
・ランドラット
・りゅ〜しか
・タクミ
・ミーシャ
・アリーチェ
・エドワード
・リィ
・ツバメ
・ブランシュ
・サクラ
・エリック
・ウドン
(こうして見るとキャラ多いな……)
そういやツバメさんのハンマーってバインドキューブ?よく分からぬ -
510
名前:時雨
投稿日:2017-07-26 21:53
ID:nWJ.0j86
[編集]
よっしゃ、選んだろ
りゅ~しかは自ら名乗り出る感じやな。サイデンの事もあるしな
残りは指名する方向でエドワードとツバメかな?>>509 イエスイエス、バインドキューブ
選んだ理由?見た目が好きなんだよ() -
511
名前:千壱
投稿日:2017-07-26 22:24
ID:GQjChB.k
[編集]
おお、ニコラス救出シナリオですか
彼のウィットに富んだ台詞回しに期待しておりますぞ(プレッシャー……まぁ私自身、ウィットに富んだ台詞回しができてませんでしたが……
-
512
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-26 23:05
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>511
おおう……正直登場場面はおそらくちょい役程度になるのですが、その少ない場面だけでも頑張らねば……「ニャーが行くニャ!そのもう一つのSOSって奴に心当たりがあるニャ!もしかしなくてもあいつニャ!」
声を張り上げたのはりゅ〜しかだ。名乗り出ようとするランドラットを抑えて立候補した。
心当たりがある奴とは、サイデンという野良のニャンターのようだ。雪獅子や大雪主を共に倒した仲で、雪山に棲み着いているらしい。
もしも多少なりとも怪我をしていたとして、アイルーの手当に関して俺は詳しくない。獣人族の手助けは必要なところだ。あとは……ランドラットを連れて行くか?
しかし、あの様子では前のハプルボッカ戦のように空回りしそうだ。今回は諦めてもらおう。
そうなると。誰がふさわしい?ベリオロスを相手に出来そうな人材……
よし、まずは1人。遺群嶺で鍛えられたツバメならば、ベリオロスの頭を的確に捉えて叩いてくれるだろう。
ツバメ、頼む。
彼女、ではなく彼を指し示す。
「うむ、ワシを連れて行くか。高地で鍛えた狩技、見せてくれようぞ!」残り1人。悪いがランドラットはパス。
ベリオロスといえば零下の白騎士。氷雪を縦横無尽に駆け巡り、その吐息は冷気の竜巻を起こすほど。
そんなイメージ通りに、火気にはめっぽう弱い。火炎を扱える武器と言えば……
ボウガンだ!それもエリクシルの軽弩ではない。真紅に染まる伝統的な弩砲が頭を過る。
アルバレッド。
それを持つのは俺と、バリスタエド。ベテランの射撃なら激しく動く氷牙竜を狙い撃ってくれるに違いない。
「おっと、俺か……なるほど、オーケイ。存分に撃たせてもらうぞ!蜂の巣ってのを見せてやる。
……ところで、あいつはいいのか?」
ランドラットを指し示すエドワード。確かにずっと喚いている。
「クソォ!俺に!行かせろ!行かせろっつってんだろ!」
「やめなさいランドラット、訓練がうまくいってないんだったら返り討ちがいいところよ。
……予定組んであげるから、今のところは諦めなさい。銀弾との約束よ?」
シルヴァ・バレトが暴れる鼠を捕まえる。とりあえず、これで異論を挟む者はいなさそうだ。「とりあえず今日はお開きよ。あなたたちは早く行って。誰か、勘定頼むわよ。」
ブランシュがそう言って、この集まりは解散となった。救助に行く3人と1匹が先に帰り、そのまま皆が続いて帰って行く。
……うるさい衛士を隣に置いていたせいで耳を塞いでいた、不運な男を除いて。
「あなた様がお支払いということでよろしいですか?」
「ハハ……えーと、請求書なら1番食べてるランドラットって男に頼むよ……」〜ゲストハウス〜
狩猟だ!シルビア、準備を頼む!
ただいまも言わずそう伝える。シルビアはびっくりしていたが、即座に準備に取り掛かってくれた。
エリックとウドンにも手伝うようお願いした。サイデンのことがあるのだろう、2匹ともアイテムの準備をしてくれている。
シルビアと共に防具を身に付けようとした時、俺は装備に悩んだ。
エドを選んだ理由の一つであるアルバレッドなら俺も持っている。
とはいえ、火属性の武器なら確か片手剣のコロナも作ったじゃないか。剣士で行くべきか?ガンナーになるか?【選択】あなたの武器・防具・スタイル(狩技の指定もOK)を選択しよう。
防具は例によって持ってる物か狩ったモンスター素材の物及び採取系素材の装備から、レア度は6までとしておきます。
1.アルバレッド
2.コロナ
3.その他の武器(選択肢は防具と同様の条件の中から) -
513
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-27 12:22
ID:HpaFln5E
[編集]
レウスSで2のコロナだ!
スタイルはエリアルスタイルかな -
514
名前:兎
投稿日:2017-07-27 18:15
ID:iFpk47Wc
[編集]
ちょっとFEifに浮気をしすぎてしまった、セツナ嬢可愛いよセツナ嬢。
時雨氏二話連続執筆お疲れ様でした、きっとサクラが出る事は出るんだろうなと思っていましたが、再会の方で出てくれて何より……(バッドエンドどころかデッドエンドかと思ってました
そして蟹氏、久々の執筆にwktkしております、バリスタエドが如何にベリオロスを料理するか楽しみにしていますねー
このシナリオでベリオ装備解禁ということはアレが出来るな、ふふふ……そして意気揚々と纏めたシナリオがあるけれどスレルールに引っかかりそうだなぁ...暑いから水着回がしたいんだがやるとすれば防具なし扱いにするしかないのかなこれは(
>>515
mjd?! それならグレーゾーンでいけるか...?! -
515
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-27 19:19
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>514
オラージュにはケルビキニなるものもあるくらいだし、装備としてではなく単に服装の一種としてはいいかと
扱いは確かにインナーレベルの話だろうからそれで狩れというのは酷かもしれないけど……せっかく作った片手剣だ。使わないのは勿体無い。俺は燃え滾るコロナを選び、さらに防具も新調していた火竜の装備に決めた。
リオレウス防具、そのS型モデル。外見に差はないが、着ただけでも性能の違いを実感できる。
形状が下位モデルと同じことから、シルビアと共に手早く装着できた。空の王者の遺志を引き継ぎ、空に舞う自分をイメージする。飛行船には既にツバメとエドが待機していた。ツバメは格子に雷光虫を閉じ込めたハンマー、ジェイルハンマーを背負っている。
エドワードは相変わらずアルバレッドにバトルSの防具。正直、名を馳せているガンナーとは想像しにくい地味な装備である。
自分に続いてりゅ〜しかが乗り込んだ。先日と同じ、大雪主の武具に身を包んでいる。
その暖かな毛皮が羨ましいところだ。……防具の方の。
全員が乗り込めたということで、船は急いで出発する。見送りもいなかったのは寂しいが、これは仕方あるまい。
例のギルドの職員も同乗し、追加で説明を入れてきた。長ったらしく語っていたので、重要な部分を掻い摘んで要約させてもらおう。・吹雪は多少穏やかになっているようが、依然バックアップは難しい。
よって気球からの観測支援は不可能。
・ネコタク隊が山頂に近づけないためネコタクは洞窟(3〜5)及び麓(1、2)でのみ要請できる。
必要な場合は対象を移動させること。
・気候の変化が予測できないため、クエスト時間は通常より短縮して行う。
救助及び狩猟は迅速に遂行し、達成後は速やかに帰還せよ。〜フラヒヤ山脈狩猟区域、ベースキャンプ〜
「雪だニャー。綺麗なもんだニャ〜。……うニャ!目に入ったニャ!」
確かに山頂の吹雪は多少落ち着いているようだが、それでもこの麓の辺りで雪がちらついているのは珍しい。
今回は状況が逼迫してるので、特例としてギルドからの支給品をもらっている。あくまでも、ニコラスたちの救助用の備品なのだが。
「これはニコラス殿の荷物でいいかの?」
ツバメが指し示すのはベッドの傍らに置かれたバックパックだ。俺たちが持ち込んだ物でも、キャンプ備え付けの品でもない。
「多分そうだろう。……ちょっとそれ寄越してくれ。」
弾丸の準備をしていたエドワードがその荷物を求める。ツバメが渡した途端、エドは躊躇うことなくそれを開いた。
「……予備の燃料と食料が少々。使えるかもしれんな。あとは……こりゃなんだ、お守りか?」
あくまで丁重に、かつ迅速に中身を漁る。少々失礼だが、荷物を勝手に使われるか命を失うかの話だ。おそらく許してくれるだろう。
ニコラスとサイデンだと思われるSOSの主の救出と、ベリオロスの狩猟。
要するに前のセルレギオスやイャンガルルガの時と同じことをやればいい訳だ。
となれば、ここはどうやって行動するのが最適か。
りゅ〜しかには面識があり同じ種族のサイデンを任せるとして、自分とツバメ、エドをどうやって動かすのが最善なのだろう。【選択】自分、ツバメ、エドワードにそれぞれ以下の選択肢より役割を与えよう。
ただし、誰かしらに「1.ニコラスの救助」の役割を割り当ててください。
1.ニコラスの捜索、救助
2.りゅ〜しかに同行、サイデンの救助
3.ベリオロスに対して陽動を行い、救助組を支援する【一行の装備】
あなた:コロナ(火片手剣、エリアル)、レウスS装備
ツバメ:ジェイルハンマー(麻痺ハンマー、ストライカー)、フルフルS装備
エドワード:アルバレッド(火炎・通常系ヘビィボウガン、ブシドー)、バトルS装備
りゅ〜しか:大雪主装備(打撃ブーメラン特化、コレクト) -
516
名前:時雨
投稿日:2017-07-27 21:41
ID:nWJ.0j86
[編集]
ふうむ…。
エドワードとツバメは3かな?
で自分に1を選択させようオラージュ懐かしいなおい
ケルビキニってあれか、船の上でガノと戦う回だったか?
兎氏の水着回も期待してますね。
…あ、もしブランシュさんとか出すんならブランシュさんはデカイ感じでお願いします() -
517
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-27 22:26
ID:B8nXzJ4E
[編集]
俺はニコラスと面識がある。ニコラスの救助は自分が請け負おう。
エドとツバメには、その間ベリオロスの気を引いてもらいたい。そうすれば、怪我人を伴って対峙する最悪の事態は避けられる。
「心得た。では薬や包帯の類はりゅ〜しかとあなたに託すぞ。ほれ、エド殿。ニコラス殿の荷物もあなたに。」
「ああ、分かった。こっちが燃料、これが食料だ。それじゃあ、くれぐれも頼んだぞ。」
食料の中に一つ。彼がお守りと言っていた物体も紛れていた。……戻すのも面倒だし、失くさないように持っておくしかないか。【クエスト名】白銀に墜つ
【成功条件】ニコラス及びサイデン?の救助とベリオロスの狩猟
【失敗条件】報酬金0、天候の悪化(タイムアップ)
【特殊条件】ネコタク使用不可(エリア678において)火の山よりは生命に寛容だが、その差は微々たるものだということをこの雪は教える。
氷雪に呑み込まれない鍛え抜かれた毛皮や甲殻を持つ者でなければ、この地で生きることは自殺行為も同然なのだ。
草が茂るこのエリア1ですら、今は薄く雪に覆われている。ポポもどこかに散ってしまい、確かに生命は感じられない。
「ニャーはあっちから行くニャ。とりあえず二手に分かれて山頂を目指しながら探すニャ。」
りゅ〜しかの提案に従った。彼はサイデンを捜しにエリア2から山へ入り、俺たちは洞窟を経由して山頂を目標に歩みを進めた。〜〜〜〜〜
ホットドリンクを口に含み、洞窟に踏み入る人間一行。
この天候のせいだろうか、普段ならどうにか誤魔化せる寒さが少しきつく感じる。
「そういえば、ニコラス殿とはどのような方なのじゃ?ワシらは知らないのじゃが……」
ツバメは寒さを紛らわすように話しかけてきた。白い息が漏れ、僅かに歯が音を鳴らす。
「竜人といったか?戦う竜人というのは珍しいからな、どんな奴かは気になるところだ。」
正直、ニコラスがどういう状態でどう措置すればいいかをシミュレートしているので会話に付き合える余裕はないのだが……
大分皮肉の効いた奴だ、とだけ答えてエリア5に向かう。
俺の声色から察してくれたのだろう。2人とも歩きながら氷牙竜との戦闘の準備を始めていた。
〜〜〜〜〜
りゅ〜しかは戦友のために急いでいた。
折角、父親の第一の仇を討てたのだから志半ばで……というのはあまりにも悲しいじゃないか。
ニコラスというハンター、そしてサイデン。どうか無事でいてくれ。
「おミャーこそ、何にも代えられない宝物だニャ!トレジャーハンターとしてハントしてやるニャ!」
獣人はすばしっこく蔦を登り、エリア7へと踏み込んだ。追記 7/28
今日から日曜日にかけて、多少ペースが落ちるかもしれません。
前よりは投稿できるよう善処しますが、ご了承ください。 -
518
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-28 23:21
ID:B8nXzJ4E
[編集]
洞窟を抜けた先の銀世界は、視界という武器を容易く奪った。
前にフルフルに襲われかけたため、ホワイトアウトの危険は重々承知している。
だが、視覚以外の感覚を働かせてみたが生命の気配はない。少なくとも、ベリオロスはここにはいないようだ。
少しだけ、色が戻った。その時、咆哮が木霊する。付近、エリア7だろうか。
であれば、りゅ〜しかがいるかもしれない。もしかしたら、サイデンというアイルーも。
「マズイな……急ぐぞ!お前はニコラスを頼む!」
「りゅ〜しかよ、無事でいてくれ!」
ツバメとエドワードが咆哮に呼応して移動を開始する。雪が吹き付ける中残された俺は一人山頂へ進軍を再開した。〜エリア8〜
「もしかしたら、君の元に行くかもしれないな……もちろん君は、許さないだろうけど。」
竜人が多少人より頑丈だとはいえ、この怪我と寒さにずっと苛まれてはそのうち立派な雪像になるだろう。
ただ、メインディッシュとしてモンスターに頂かれるよりはマシな最期かもしれない。
そういう意味では安全なここに来たのは正解だが、脚をやられてるのに段差だらけのここに来たのは間違いだったかもしれない。
いよいよ……と覚悟し、ポーチに入れている彼女の形見を取り出そうとするが見つからない。
こんなときに置いてきたか……寂しいものだ。1人で死にゆくというのは。
寒さに凍えるのも辛いものだ。この火が消えてしまったらいっそ。
そう決心した矢先に、なんと声が聞こえた。人間の、しかも奇遇にもあの「守り人」の声だ。ニコラスは相当に疲弊しているようだった。
体温は下がり(竜人の平熱など知らないが)腹の音も鳴る(竜人がどのくらいで飢えるのか知らないが)。
1番ひどいのは下半身の怪我で、防具が防いで骨には至ってないが、少なくとも力ない包帯からは血が滲むほどではある。
とりあえず、人間と同様にやればいいか。改めてニコラスの脚に応急処置を施し、焚き火に持ち出した燃料を足し、食料と薬を渡す。
「ふぅ……よもや君が来てくれるとは。最初はついにお迎えが来たかと思ったよ。本当に、君は天国の使者ではないな?」
ニコラスはそこまで追い詰められていたのか。外傷は命に至るものではないが、とにかく寒さがひどい。ホットドリンクも手渡した。
「しょうゆ味か。ミソ味の方が好きなんだがなぁ……」
なんだ、大丈夫ではないか。ここまで余裕のある返事を聞けば確信できる。歩行は難しいだろうが、それはなんとかする。ニコラスを、背負えばいいのだ。
「君の背中に世話になるとはな。何、そこらのご老人よりは頼れるだろうが、どうにも心細い。」
……ニコラスの心の支えになるもの。それを俺は持っている。
エドワードが間違って渡して来た、お守りか何か。これだ。
おもむろにポーチから取り出し、それを手渡す。
「ほう、なかなか気が効くじゃないか。荷物を荒らしたことは不問にしておくよ。」
それならエドに言ってくれ。とにかくニコラスをおんぶする形で、抜け殻の元まで進んだ。
「……君が一緒なら、心強いさ。」 -
519
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-29 09:37
ID:B8nXzJ4E
[編集]
・ニコラスを背負って移動しています。
体勢こそ違いますが、「運搬時」とほぼ同じ扱いとみてください。
ただし高所落下では落とさないのと、落としても割れないです。「ニコラスがっ!!」なんてのはないです。
意図的に一旦置くこともできます。古龍の脱ぎ捨てた殻には目もくれず、下の状況を確認する。下にはブランゴとギアノスがそれぞれ2頭ずつ。
幸い、異種族の宿命からか争っているようなので、こちらに対する注意は若干散漫になっているだろう。
「ここから飛び降りるというなら、上質な布団くらいにはふんわりと着地してくれるんだろうね?」
この火竜の装備にそれを求められても困る。特段そういう機能が付いていないことは彼だって承知しているはずだ。
「まぁいい。なら君にヒントを与えよう。君もガンナーをやっていたなら、狙いをつけることぐらいは出来るだろう。」
狙いをつける?この言葉が意味するものとは?
狙いをつけて……しかし何に狙いをつければ……
そうか、雪だ。雪の積もった部分であれば、多少なりとも衝撃は和らぐか。気休め程度だが、それだけでも十分状況を左右する。
適当に雪の積もっていそうな場所を見定める。こっちか、あっちか。いや、あそこだ。
ニコラスにしっかり掴まっていろと伝えると、意を決して白絨毯に飛び込む。着地は、固かった。
どうやら既に踏み固められた雪に降りてしまったようだ。降り立った瞬間、ニコラスの声が漏れる。
傷が開いただろうか。だとすれば再び治療しなければならないか。
「構わない。私は大丈夫だ。自分が踏み固められる側になってないだけマシだよ。」
正直に言うとニコラスのいつもの皮肉は、寒さのせいかは知らないが少しキレが悪いような気もする。
それではここから、どちらに向かおうか。ペイントボールの匂いが僅かに流れて来ているので、戦場はエリア7だということがわかる。
ただ、安全圏と思われるエリア6に行くには例のギアノスとブランゴの争いを突っ切らなければ行けないのだ。
無視してくれれば幸い、両者の気に障って襲われたら最悪。ニコラスの重さや足元の雪もあって、全速力は出せまい。
ベリオロスであれば仲間のバックアップで抑えてくれるかもしれないが、襲われた時の危険性は言うまでもない。
というか、狩り場に5人以上の狩人が行くのだから何か起こりそうな気がしてならない。
背中に感じるニコラスの鼓動に急かされて、俺が選んだ選択は────【選択】ニコラスを連れて、どちらの道を行こうか?
・ニコラスを一旦下ろしてアイテムを使用することはできます。
・ニコラスの身体に負荷がかかるのでモドリ玉は使用できません。
1.ギアノスとブランゴの闘争を突っ切ってエリア6へ
2.仲間のバックアップを信じてエリア7へ -
520
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-29 11:10
ID:SQyBBuKo
[編集]
1番かな
争いに巻き込まれたら閃光玉か何かで無力化してから逃走する方向で -
521
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-29 13:00
ID:F2b6laRM
[編集]
ちょっと時雨氏、>>510で何してくれちゃってるんですか。野郎ばっかですぜ(約一名グレー)
自分は男用のべリオ装備好きだからいいんですけどね。残念だなぁとか全然思ってないです(白目)
思ってないですからね? -
522
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-29 13:19
ID:u.4pItFc
[編集]
>>521
大丈夫、後で兎氏が水着回書いてくれるらしいから()エリクシルさんやブランシュさんもいいけど、やっぱワイはリィちゃん(18)のガムート防具の下に秘められた刺激的なバディに期待し……
あれ? ギルドナイトさん何の用ですk(追記
執筆者の方々からサイズについての暴露が乱立してて驚き。
これは……神シナリオになるな! -
523
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-29 13:20
ID:m251QDpI
[編集]
>>521
いやいや、考えてみなさいよ
g級のベリオ装備ならともかく上位のベリオ装備だと着るのは、モチーフ元のキリン装備着てるサクラさんくらいよ?
ガンナー組はそもそも剣士と同じ見た目じゃないし、剣士組は恥ずかしくて着ないだろうし。
あ、でもツバメちゃんならみたいかも…。 -
524
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-29 13:35
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>521
野郎ばかりでもいいじゃないか、体力仕事だもの(正直女性率高いなと思ってた人)
ベリオ装備か、言いたいことはわかるぞ……クッソいいエピローグ思い浮かんだ、選択式にはなるけどきっと選んでくれるはずわざわざ戦闘区域を強行突破する気は全く起きない。手堅くエリア6に向かうことにした。
ギアノスとブランゴは互いに様子見だ。直接噛んだり殴ったりはせず、雪玉と氷液による雪合戦に留まる。……遊んでいるのでは?
念のため片手でポーチの閃光玉を探りつつ、うまく抜けられる機会を伺う。
ニコラスが肩に乗っかっているのでそのまま投げるのは難しいが、いざとなればうまい具合に彼を下ろして投げ込むつもりだ。
出来るだけ壁沿いを歩き、崖側で争う連中を避けていく。チラと見やると、ギアノスの方が少し押しているか。
その時である。ギアノスの氷液を避けたブランゴが足を踏み外して崖下に落ちていった。
仲間を失ったブランゴが怒りで突貫していく。
そのまま牽制合戦は派手な肉弾戦にもつれ込み、彼らは他を注意する余裕を失う。
ラッキー。落ちたブランゴに心で礼を言いつつ、何の困難もなくやり過ごすことに成功した。エリア6に何とか辿り着けた。吹雪は大分治まっており、視界は先ほどより良好だ。
モンスターの姿はない。このまま洞窟に入って中を突っ切れば、おおよそニコラスの救助は完了となる。ィィィィィィィン!
突然、機械的な轟音が響いた。
大きな物体が墜ち、落下点では一瞬吹雪が蘇る。
赫い光が雪に映え、僅かに輝く金属質に似た甲殻。こちらを見つけた銀翼の凶星は、すでに戦闘態勢にある。
ダメだ、まだ力は足りない。それどころかこちらは怪我人を背負ってるのだ、勘弁してくれ。
そんな我儘は龍には通じず、バルファルクが駆けてくる。単調な走りだったため避けることは出来たが、このまま逃げ切れるかは微妙だ。たしかギルド支給の備品には折りたたみ式の杖があった。それを渡せばニコラス1人で歩けるか。
自分が囮になれるが、これでニコラスを狙われたらひとたまりもない。とはいえそのまま走り抜けることも難しいか。
「最悪私は構わん。君だけでもこいつから逃げるんだ!2人で合挽き肉にはなりたくないだろう!」
ニコラスはそう言っているが、それは出来ない。仲間を見捨てることは出来ない。
クソ、幸先がいいと思ったらこうも災難が襲う。タクミはいないんだぞ!勘弁してくれ!【選択】バルファルクと遭遇してしまったあなた達。どうする?
1.ニコラスは1人で洞窟に歩かせ、逃げられるまで囮になる
2.ニコラスを背負ったまま全速力で洞窟に逃げ込む
3.エリア8に退避する
4.アイテムを使用するなど、その他
(移動スピードはバルファルク>あなた>ニコラス背負いのあなた>ニコラスで想定。) -
525
名前:時雨
投稿日:2017-07-29 13:46
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>521
雪山って言ったらサイデンやしりゅ~しかは確定。
やっぱり手慣れの人連れていきたいやん?だからエドワードさんを選択。アルバレッドなら火炎弾撃てるしな。
で、ツバメ選んだ理由は他の人が書くツバメをみたいっていうのがあった(殴)
そしてあなたが女ベリオ装備を見たかったというのは分かった。>>522
ブランシュさんは『デカイ』よ。何がとは言わんがね。
サクラは『普通』でレイカは『小さい』よ。何がとは(ry>>523
ツバメ「だからちゃんを付けるでない!ワシは男じゃ!」
あー…サクラなら着そうね、確かに。
多分キリンRとか何の躊躇いもなく着そう。>>527
エピローグ何書くのか大体分かった。爆笑した。 -
526
名前:兎
投稿日:2017-07-29 14:09
ID:iFpk47Wc
[編集]
そしてエリクシルは『柔らかそう』でミーシャは『引き締まっている』だから...うん、データは揃ってきたな、あとはアリーチェさんとリィ嬢か? リィ嬢はセツナ嬢モデルでいいかな、よし書けるな。
ちなみにFEifにてセツナ嬢に『色っぽい水着』をプレゼントすると「わーい、いいもの貰ったー」と喜んでくれます(何とかいってたらバルファルクやんけ、順当に行けば閃光玉だけども...
できるなら1・4混合で「ニコラスを逃がす囮になる為に混沌の刃薬の発動を試みる」とかいいかね蟹氏?(ブラック★スマイル -
527
名前:吹雪の決戦
投稿日:2017-07-29 17:09
ID:B8nXzJ4E
[編集]
また名前入れ忘れる始末……あかんなぁ
というかツバメエピローグ書きたくなったから適当にベリオころしたいなぁ(進行の屑)
無論まともに戦わせるけど、エドとツバメが戦ってるから既にダメージは入ってるよ
>>526
アリーチェさん?たわわでもぺたたでもなく形の良さげな感じじゃないですかね折りたたみ式の杖をニコラスに手渡し、早く逃げろと指示する。彼を下ろした俺は灼熱の剣を抜き、バルファルクと対峙する。
その鋭い眼光に、今度は怯むことなく立ち向かわねば。そもそもこの武器、コロナを作ったのはこのバルファルクとの戦闘で前身であるバーンエッジが損耗したからである。
あの時、刃薬をぶちまけた時に起こった紫の焔。どの刃薬のものでもない異様な輝き。
あの輝きのおかげで、前はバルファルクを撃退できたのだ。
あれを──禍々しい混沌の力を──再現出来るならば。この龍を食い止めることは容易いのかもしれない。見るも無惨な刃こぼれが起こることも覚悟して、刃薬を取り出す。最悪はニコラスの携える千刃竜の双剣を借りれば何とかなるだろう。
あの時、刃薬はどれがどのくらい剣についた。どれをどのくらい混ぜればあれが再現出来る?
いや、あれの再現ではなく「超える」ものを考えろ。斬れ味の損耗を抑え、より強大な力を宿すための配合を──【判定】混沌の刃薬の再現
判定値30→ダイス値4
・より理想的な配合が出来、混沌の刃薬1として完成した!
混沌の刃薬を習得しました。己の感覚に任せ、それぞれの刃薬を塗りたくった。すると剣の熱で徐々に温まった刃薬が、再び恐ろしい紫に彩られる。
あとはさらに熱を加えてやればたしか完璧だ。カリスタ教官がそんなことを呟いていたはず。この記憶力に感謝する。
壁際を歩き始めるニコラスを見ると俺は冷たい雪を蹴り、天彗龍の懐に飛び込む。
刃薬まみれの剣を盾に擦り付け、摩擦熱で刃薬を活性化させる。これは普通の刃薬とあまり変わらない。
そして勢いそのままに、奴の脚を斬りつけた。深い。深く刃が食い込む。その手応え、前回以上っ……!!
思わず怯むバルファルク。その標的は間違いなく俺に向いた。距離を取り翼を前後反転させるという奇行ののち、その翼に光が宿る。
奴のエネルギー、龍識船が暫定的に「龍気」と呼称するそれが散弾のようにばら撒かれた。
弾幕を盾で防ぐと、今度は翼を元に戻し鋭利な槍のごとく刺突。刺されたらまさしく星になるだろう。
これをなんとか見切って、いよいよ俺の攻撃が始まる。正面切って奴の頭を足掛かりに飛び上がる。
空中戦はお前達龍や竜だけのものではなくなった。重力を味方につけ、奇怪な光と共にコロナを振り下ろす!
混ぜられた内の重撃の刃薬のおかげだろうか、背中に乗り込むのは難しいがバルファルクを無理矢理に地に伏せさせる。
ふと、先ほど脚に斬り込んだ際の傷が目に入った。そこに追撃を加え、あわよくば追い払いたい。
空気に冷やされ輝きが鈍くなる刃薬だったが、構わず俺は斬り刻む。そして後退してから力を溜めて一閃。
この一撃が脚の甲殻を大きく砕き、確かに奴に痛みを与えた。龍の顔に微小な苦悶が浮かぶ。さらなる追撃を──いや。時間は十分に稼いだ。ニコラスが洞窟に入ろうとしている。剣を収め、バルファルクをちらちら確認しつつそれに続いた。
負け惜しみか、天に吼えて離陸する龍。既に奴は得体のしれない化け物ではない。
多少命が長くとも、摂理に従う生き物でしかないのだ。 -
528
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-29 18:57
ID:B8nXzJ4E
[編集]
追加エピローグは要はおまけの類です(25.1の最後の武器のこだわりについてのような)
ツバたんのもの以外にもいくつか用意してるので、あえて阻止するのもありでっせ?
というか他は至って真面目なものなんで、むしろそっち選んでくれ(二転三転)洞窟に入り、ニコラスと合流する。ギアノスは巣に引っ込んでおり、こちらに気づいていないブルファンゴが遠くで徘徊しているのみ。
とりあえず、山は越えただろう。山の中にいるのだが。
「君に守られるとはな。やはり【守り人】としての君の強さ。私も見習うべきだろうか……」ニコラスとは以前、狩人としてのあり方について話したことがある。
狩人は他人を愛してはいけないのか?狩人の愛は悲劇しか生まないのか?
その時俺はニコラスを否定した。
愛する者が命を落とすことがないよう、守れる人になればいいのだ、と。
無論ニコラスに対してそういう感情を抱いているわけではないが、言葉通りに他人を守れたことに関しては、喜ぶべきだろうか。「君が喜ぶのはまだ早いぞ。ベースキャンプまで私をエスコートして、さらに私の獲物を頂くのだろう?」
その時、後ろから咆哮が聞こえた。入れ違いで氷牙竜が来ていたようだ。ということは、少なくともエドとツバメはそこに来るはずだ。
りゅ〜しかはどうしているかわからないが、サイデンとやらを救助出来ているだろうか。
ニコラスを行かせて参戦しようとも思ったが、狩場で何が起こるかは予測不可能。
とにかく今は、ニコラスを安全圏まで送り届けよう。エリア5、エリア4の洞窟を抜けて麓に出て行く。
麓は出発時となんら変わらない静かな地であった。唯一、雪が止んでいることだけが変化である。
段差もうまく降りて、ニコラスを背負ってベースキャンプに駆け込んだ。ベースキャンプには、既にりゅ〜しかがいた。ベッドにはサイデンと思しきアイルーが横たわっている。
「おミャーも無事だったかニャ?こっちもさっき、サイデンと一緒に着いたところニャ。」
見るとサイデンは傷だらけなのか、身体中に包帯が巻かれてもはやミイラのようになっている。
かろうじて呼吸があるので生きているとは分かるが、正直痛々しい。
りゅ〜しかはサイデンがどうしてこうなったのか、そしていかにここに連れて来たかを話し始めた。 -
529
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-29 21:40
ID:B8nXzJ4E
[編集]
先出し情報:現在エピローグの内容はツバメ・サイデン・龍識船・龍歴院の4つが構想にあります
何かやってほしい題材(今回のシナリオないし今後のシナリオに関係あるもの)があれば考えてみるかもしれません
選択式なので選ばれなくてもゴメンネ〜りゅ〜しかの話〜
りゅ〜しかがエリア7に入ると、既にベリオロスが何者かと交戦していた。
吹雪の中に爆発が咲く。やはりサイデンだ。
彼の父レンの遺品である斬竜ネコ剣ニャーレーを背負い、ガルルガS装備を見に纏って果敢に突撃する。
しかし視界不良が災いして攻撃を食らい、こちらに吹き飛ばされるサイデン。
その時吹雪が少し弱まり、サイデンとりゅ〜しかは互いの顔を見あった。「りゅ〜しか、かニャ?助けに来てくれたのかニャ?」
幾つか大きな傷を負っている彼にりゅ〜しかは怒鳴る。
「サイデン!何で逃げなかったニャ!おミャーの父ちゃんと同じように逝きたいのかニャ!」
「話は後ニャ、りゅ〜しか。……アイツが俺を逃がしてくれない。ならば、俺があいつを追い払うまで!」
サイデンは武器を構え、再び突撃していってしまう。
仕方なくりゅ〜しかも追随し、ベリオロスに攻撃を仕掛ける。しかし氷を操る龍にとって大雪主のステッキによる攻撃は吹雪の一部同然。
見向きもされず、サイデンとベリオロスのタイマンになってしまう。
サイデンは氷牙竜の噛みつきに対して、ハンターのブシドーのように回避を行う。そのついでに小型の爆弾を置いていった。
しかし脇をすり抜けた先で尻尾に打たれ、再びダメージが重なる。りゅ〜しかはサイデンの所へ駆け抜け、彼をキャンプ跡に匿った。追撃するベリオロスの前に、りゅ〜しかは立ちふさがる。
ようやく新たな敵を認識したベリオロスは、戦いの仕切り直しを宣言するが如く叫んだ。
それに怯んだりゅ〜しかに噛み付こうとするベリオロス。そこに一発、火炎弾。凶悪な顔を焼く。
まるでとある物語のような展開だ。その中では操虫棍のハンターが轟竜にやられそうになっていたのだが。
エドワードがりゅ〜しかたちにエリア2に退避するよう命令し、ツバメが攻撃を仕掛ける。既に意識を失っていたサイデンを抱えて、エリア2に退いたりゅ〜しか。
薬やら包帯やら、ありったけの処置を施したのちベースキャンプを目指す。
普段はあまり使われない小さな崖を経由して慎重に降りて行く。戦友に対する気遣いは、宝を大事にするトレジャーハンターの如く。
そのまま特に敵のいない麓を進み、キャンプにたどり着いたという。〜その後、あなたとニコラスが到着し現在に至る〜
-
530
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-29 22:28
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「与太話をしてる場合じゃないだろう。仲間のシャーベットでも食べたいのか?」
ニコラスの言葉で我に帰った俺とりゅ〜しか。そうだ、エドとツバメはまだ戦っている。助太刀しなければ。
コロナはあの紫の刃薬──『混沌の刃薬』とでも呼ぼうか──による損傷は見られず、単に戦闘行為による劣化のみがある。
それを研いで、ホットドリンクをもう一杯飲み干して準備を整えた。
「でもサイデンをこのまま置いて行くのは心配ニャ!おミャー、ベリオロスを倒しておいてくれニャ!」
「このサイデンなるアイルーは私が面倒を見よう。何、足腰は怪我してるが上半身は無事だ。」
ニコラスがベッドに腰掛けて言う。確かに、発見した時よりは顔色がいい。任せても大丈夫だろう。
サイデンが心配なのか戦いたくないのか分からないりゅ〜しかを引っ張りエリア6へ急行した。エドワードとツバメの戦況は思ったより良いようだ。既に氷牙竜自慢の琥珀色の牙が折れている。
その時、ベリオロスが息を吸い込んだ。吐息が竜巻を産むと言われるかの竜。その目の前には雪に足を取られたツバメが。
マズイ、このままでは。うまく駆け込んで盾で庇えるか?
しかし距離が開きすぎていた。無情にそのブレスがツバメの身体を氷で覆う。
「ぬわっ、身動きが取れぬ!」
ツバメ!動くなよ!
そう叫んでツバメに近づいた。エドワードが射撃で気を引いている間にコロナで叩いて、氷を溶かして割る。
「よし、全員揃ったなら一気に押し込むぞ!」
タイミングを合わせた華麗な回避でベリオロスをいなしたエドワードが伝える。
「心得たぞ!さあ、任せてくれ!」
「ニャーも一気にやらせてもらうニャ!」【選択】ここから攻勢に出たい。起点となる行動を選択しよう。
1.あなたが罠を設置する(シビレ罠・落とし穴指定可能)
2.りゅ〜しか、ツバメと共に眩暈を誘発させる(りゅ〜しかのイガクリ大砲指定可能)
3.エドワードに毒弾を頼む(アクセルシャワーで両レベル無反動)
4.ツバメの狩技をお願いする(ハンマー狩技どれでも指定可能)
5.あなたが踏みつけ跳躍で乗りを狙う
6.その他の選択 -
531
名前:千壱
投稿日:2017-07-29 22:28
ID:GQjChB.k
[編集]
ちと見ない間に結構進んでた
ニコラス無事に生還して良かった良かった。
皮肉を含んだ台詞も彼のイメージ通りでした。いや〜、参考になります()りゅ〜しかの話の中の“操虫棍のハンター”で、ん? ってなったけどMH4のオープニングの話ですね。成程。
そういやリィちゃんの体型とか考えてなかった……と思ったら兎氏がセツナさんをモデルにしてくれるみたいですね。良かった良かった(?)
セツナさんifでそんなこと言うのか……可愛い追記
ベストタイミングで蟹氏とレスが重なってしまった
選択肢は他の方にお任せします。 -
532
名前:時雨
投稿日:2017-07-30 07:59
ID:nWJ.0j86
[編集]
1と2同時選択や
シビレ罠貼って一気にスタン狙おう -
533
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-30 19:11
ID:B8nXzJ4E
[編集]
攻撃の起点は、まずシビレ罠だ。
落とし穴でもいいのだが、雪の上では稀にうまく機能しないことがあると聞いたことがある。
過去に落とし穴の規格が微妙に刷新されたらしいのだが、それも理由の一つらしい。
とにかく、そのままエドに気を引かせておいてさっさと罠を設置しよう。ベリオロスが火炎弾で脳天を焼かれている間に、シビレ罠の設置が完了した。あとはりゅ〜しか、ツバメと共に誘き寄せるだけ。
が、バリスタエドがあまりに精確な射撃をするためか、奴はエドワードに執心している。
「ええぃ、こっちを見ろぉ!」
その気合いと苛立ちの叫びと共にツバメがジェイルハンマーを掲げる。狩場の生物全てがそちらに釘付けにされる、大挑発だ。
堪らずベリオロスはそちらに飛びかかる。足元を気にすることもなく。
そして見事に、お留守だった足元の、発電装置のど真ん中を踏み抜いたのだった。「ツバメ・ハルカゼ、先陣を切るぞ!皆の者、我に続け!」
高揚して名乗りを上げたツバメが、豪快に回転乱打。雷光虫がバチバチと命を燃やす音が耳を突き、格子状の鎚から輝きが漏れる。
俗にタイフーントリガーと呼ばれるその狩技は牙が折れてなお厳つい面を砕かんとばかりに頭蓋を滅多打ちにした。
回転で力が溜まった所で、気合いの乗った一撃。その大きな衝撃が奴の脳髄に浸透する。
りゅ〜しかはどうにか気合を入れて、いつもの大型貫通ブーメランを投げ始める。この2名で頭は事足りるだろう。この片手剣の仕事はなんだ?
そう考えた時、シンプルにその切っ先が目に入った。斬るのだ。
場所を移動し、堅そうな尻尾に斬り込んだ。コロナはバーンエッジより格段に斬れ味と熱量が増している。
そのままなら弾かれていたかもしれないこの甲殻に刃を通すことが出来る。
俺の持っている武器では、他にこんな芸当ができるのはスケイルソードくらいか。
他に斬る形の武器を持っている人間はいない。切断するなら俺が地道に狙わないといけないだろう。
とにかく、刃をぶつけて尻尾を灼き斬る。逆鱗に秘められた紅蓮の炎で鮮やかに彩った。稼働限界を迎えたシビレ罠から解き放たれたベリオロス。そこにりゅ〜しかのイガクリ大砲が。
「とっておきを撃つニャ……ニャニャ!て、手元が狂ったニャ!」
掲げた大砲を滑らせてしまったために、砲弾は見当違いの方向に飛んで行ってしまった。
責める気はさらさらないが、その肉球を恨めしく思う。奇遇にも、本人(猫?)も同じようだった。【結果】
罠設置:成功
↓
誘導:大挑発により強制成功
↓
ツバメ、KO狙い:成功、スタン値蓄積
↓
りゅ〜しか、KO狙い:失敗、スタン値足りず罠KOコンボは失敗 -
534
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-30 20:53
ID:B8nXzJ4E
[編集]
変な方向に飛ぶイガクリを見て馬鹿にされているとでも思ったのか、あるいは単に痛みからか、激昂する氷牙竜。
憤怒を宿す真紅に染まる眼光は、零下の白騎士が悪魔と畏怖される所以でもある。棘の並んだ翼をはためかせ、見事な姿勢制御をこなし空中で俺の背後へ回り込むナイト。
騎士ならば、俺だってかつてニコラスの背中を預かった騎士だ。受けて立とうじゃないか。
そう思って振り返るが、前言撤回。結構怖い。少し後退して勢いをつける竜に、俺は思わず後ずさり。「よっと。」
一発、弾丸が当たった。大気を赤く染める火炎弾。並のボウガンでは扱えない業火を司る、ワイバーンのブレスの如き弾だ。
突っ込まんとしていた右翼に生え揃う棘が砕け、悶絶するベリオロスが無を掻き地を叩く。
伝統を背負う深紅に染まるフレームは、そのボウガンが赤の名を冠する所以でもある。
……あまりに間の抜けた声で撃ち墜とさなかったか?エドワードの奴。
今更だが、必死に掛け声出してランドラットとハプルボッカを釣ったことを回想し、馬鹿馬鹿しく思えてくる。
あるいはガンナーだから気合いではなく技術勝負なのだろうが、拍子抜けもいい所だ。
「名誉挽回しろよ、りゅ〜しか!」
「シンプルに行くニャ!覚悟しろニャ!」
見た目の華麗さを気にせずブーメランを投げまくるりゅ〜しか。華麗さを重んじるアイルーにも見習ってほしいものだが。
その飾らない攻撃がターニングポイントを狙い打った。起き上がろうとしていたベリオロスは無理やり行動を封じられる。電流によって。
先に脇腹を殴りつけたジェイルハンマーの電流が、竜の神経を縛り付けた。
「脳天は後のお楽しみじゃ!辛抱してくれ!」
脇腹への攻撃をりゅ〜しかが引き継ぎ、ツバメが作った傷を次はブーメランが殴打する。
エドワードは腰を落として通常弾を連射、今度は左翼の棘を崩しにかかっている。
先ほどの流れから、俺はさらに尻尾に斬りかかった。ぬ、まだ発展途上だからか斬れ味の鈍りが早いか。
近いうちに素材を集めて強化したい所だ。「ぬうぅぅぅ──────はあぁっ!」
ツバメが精神を統一して一気に力を解放すると、格子のハンマーを気流が駆け巡る。
意気揚々としていたツバメの顔が、というより顔の筋肉含めた全身の筋肉が攻撃態勢を形作っているようだ。
「どりゃあぁぁぁーー!せいっ!」
力を溜めて頭にハンマーを叩き込む彼女……いやいや彼の動きに、どこか違和感を感じた。
その瞬間。彼の叩いた額に見えざる衝撃波が走る。どういう原理か分からないが、先ほどのあの行動が何か作用しているに違いない。
ただ、それに襲われたベリオロスにはいちいち考える余裕はない。無論、体の自由がないのだから。残念ながら、ここで倒れた時点で流れは完全にこちらのものなのだ。
【選択】眩暈に襲われたベリオロスへの、第2の攻め手はどんなものにする?
1.背中を抑えることで一気に討伐する(乗り、トランポリン)
2.りゅ〜しかのサポート行動に汚名返上の機会を与える(サポートゲージ3までのものから指定)
3.バリスタエドの狩技は?(ヘビィ狩技どれでも指定OK)
4.落とし穴に落としてから攻め込んで捕獲しようか
5.その他戦法、アイテムなど -
535
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-30 22:12
ID:ge5/7OPs
[編集]
ツバメたん、インパクトプルス使っとるやんけ!
ここは安全を期して4やな -
536
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-30 23:34
ID:B8nXzJ4E
[編集]
先程雪の上における落とし穴の信頼性について疑念を抱いておきながら、結局頼ることになるとは。
人間の知恵に感謝して、俺はベリオロスの体の下に落とし穴を設置した。起動時間も含めて、上手く型にハマってくれるはずだ。
エドのしゃがみ撃ち、りゅ〜しかのブーメラン、そしてツバメの不思議な打撃が倒れた氷牙竜に追い討ちをかける。
そろそろだ。エドワードに捕獲用麻酔弾の準備を頼み、俺自身もポーチを漁る。
既に白騎士の鎧は傷だらけで、満身創痍としか言いようがない。憐れみすら覚えるが、手心を加えるのは自然への冒涜に近い。雪を砕き、押し退け、ついに穴が完成した。
抵抗できない飛竜は、結局ろくな抵抗も出来ず仕舞いだった。
りゅ〜しかがさらに大きい特殊ブーメランを投げ飛ばす。ツバメはまたも奇怪なハンマーの扱いで一回叩いて二度響かせるのだ。
そろそろだ。老兵アンキセスの判断を押し退けた俺の観察眼に狂いはないだろう。ハンドサインでエドに合図を送り。そのまま竜の身体に心地の良い眠りが染み込む。
白銀に立っていた騎士のプライド。
今、ここに堕ちた。〜雪山ベースキャンプ〜
「やぁ、守り人とその一行。その表情だと、横取りは成功と言ったところかな。」
ニコラスは相変わらずの口の利き方であるが、逆にそれを聞けば狩りが終わったことを実感できる。隣を見れば、目を覚ましているサイデン。傷が痛むのか、あるいは別の理由か。表情には歪みが残る。
「お前がエリックとウドンの雇い主かニャ?俺はサイデンニャ。帰ったら、あいつによろしく言っておいてくれニャ。」
「サイデン、おミャー残るのかニャ?!その怪我はすぐには治らないニャ!病院行くニャ!」
サイデンはここで別れると言うが、果たして本当に大丈夫なのか。
いくら普段からサバイバル生活に身を投じているとはいえ、包帯だらけの体ではそれを生き抜く事は困難になるだろう。
「……俺はここに残る。この地にいる必要がある。それだけのことだ。」
のちに聞くことになるのだが、このフラヒヤの山々の雪の下には、彼が尊敬する父レンの亡骸が眠っている。
ただ、その事情を知っているのは今の段階では、りゅ〜しかのみだ。
「SOSを出したのはお前だろう?我々をあてにしたのなら、体が治るまでは甘えるべきだとは思うが。」
「そうじゃ、サイデン殿!そろそろ雪も飽きたであろう?たまには草むらで駆け回るのもいいものだぞ!」
りゅ〜しかに加えてエドワードとツバメも説得する。が、乗り気にはならないようだ。「せめて肉になりたいなら、包帯のような不味い物は取り外すのが礼儀だぞ、獣人よ。」
思わず、言葉が出る。ニコラス、それは幾ら何でも言い過ぎでは……
「俺を愚弄するのか貴様……ッ!」
思わず飛びかかろうとするサイデンであったが、痛みに体が制される。
「それだ。私すら手に負えない体で自然に挑むその行為こそ、君の言う愚弄ではないか?」こうして、竜人1人と人間3人、獣人2匹の狩人をが龍歴院に降り立つこととなった。
・「白銀に墜つ」QUEST CLEAR!
明日残りのエピローグ投げて終われます。皆さん追加エピローグ選択の準備はできましたか? -
537
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-31 17:30
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ニコラス、サイデンと共に帰還してから数日。彼らは怪我により絶対安静を言い渡されている。
どういうわけか、サイデンが半ば強制的にギルドに編入されたらしい。近々規制を強化さるから諦めろと言われたとか。
何らかをアイルー連中が語ったのか、後日見たサイデンの表情に雪山への未練は感じられなかった。ニコラスは当時のことについてこう語る。
「あの時は視界不良にやられたからね。何もいないと思っていた背後から何かが突進してきたんだ。もはや氷牙竜かも分からない。
実は君と出会った、あの龍が襲ってきたとしても何ら矛盾はなさそうだ。
……背中を守ってくれる人間がいないというのは、辛いものだな。」
彼の声は、未練を話したあの時によく似ている──混沌の刃薬は普段から携行できるアイテムとして完成。ただし長期保管が出来ず、作り置きは出来ない。
カリスタ教官はこれを扱うのには精神力が要るとして、これを扱うことを狩技として認定したようだ。
発見者俺。あまり実感が湧かないが、実はとんでもないことをやりのけたのではないか?
狩技といえば、ツバメのあの不思議な打撃はインパクトプルスなる狩技らしい。
力を溜めて叩いてから引き戻して、真空状態を作って云々と言っていたが、さっぱり分からない。また今度、練習してみるか。「はっきり言って、あの狩りにおける最大の功績者はバリスタエドじゃよ。」
インパクトプルスを教えてもらっていた時に、ツバメがそう語った。
実は、俺たちがいない間のツバメは白騎士の動きに翻弄されてろくに殴ることもできなかったという。
ようするに、牙を折るなどのダメージは実はほとんど彼の銃撃によるものだったのだ。
撃墜できたのも、シビレ罠の時に火炎弾でダメージを蓄積させていたからだとか。見ていなかった。
……末恐ろしい人間だ。そりゃ有名になるわけだ。そんなこんなで、吹雪の山の決戦は俺たちの大勝利で終わった。
フラヒヤ山脈。本日は、晴天也。〜Result〜
・氷牙竜の上位素材を入手しました。
・サイデンがギルドに加入しました。以後自由に同行可能です。
・ニコラス、サイデンは負傷しています。次シナリオには同行できません。
・称号「守り人」(ニコラスを守りきった)「白騎士」(ベリオロスを制した)を入手しました。
・勲章「完璧なる配合書」を入手しました。(混沌の刃薬が完成した証。その刃薬配合バランス、発見者はあなた。)
・勲章「銀翼の欠片のお守り」を入手しました。(天彗龍の脚から砕け散った甲殻で作ったお守り。来たる決戦において支えになりそうだ。)
・お守り以外の甲殻片を龍歴院・龍識船に提供、天彗龍の研究が加速しました。
(これはのちのちの天彗龍の情報開示に加点要素としてどうぞ。)【選択】追加エピローグを選択してください。
1.ツバメの災難(例のアレ。単に趣味で描いてます。)
2.戦士の決別(サイデンの決意。語られなかったギルド加入の理由)
3.星への新たなる挑戦者(龍識船に招聘されたハンター。新キャラ?)
4.蠢く闇を追って(煮物とオババの密談。ストーリー進行重視。)
5.グルメレース(あの人の意外な一面。多少キャラ崩壊があり得るかも知れぬが許して) -
538
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-31 18:10
ID:ge5/7OPs
[編集]
1やろ、そりゃあ
-
539
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-31 18:54
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>538はみんなの期待に応える勇者であった
「なるほど……ベリオロスの素材。なかなかに上質なものじゃのう。よし、これで防具を誂えてもらうぞ!」
ツバメはそう勇んで加工屋に向かった。とんでもない悲劇が待ち受けてるとも知らずに……「素材と金は十分なはずじゃ。よろしく頼むぞ。」
「承りました。明後日頃には完成出来るのでその頃にまたお越しください。」
加工屋に赴き、素材と費用を渡す。
購入者氏名、ツバメ・ハルカゼ。その他諸々の情報を書いた注文書を出したのだが、ツバメは重要な点を記入し忘れていた。その後、ベリオロス装備の加工が始まろうとしていた時。
「おぅ、オメェ!このツバメっての、性別書き忘れてるけど男だったか?女か?」
「えーと……確か──【女性】だったっすかね?」約束通り二日後。ツバメは防具を引き取って準備エリアに持ち帰り、早速装備を試みる。
「……なんじゃ、これは。見本とだいぶ違うの。ってこれは?!」
彼の体には少しきつそうな装甲に紛れ、目のやり場に困る、女性用のインナーが入っているではないか。
……やはりというか、まさかというか。ツバメは紅潮して声にならない叫びを上げた。
「〜〜〜〜〜〜!!!!」加工屋に戻りあれはなんだ、女性用ではないかと声を荒げるツバメ。店員はただペコペコと頭を下げる。
そこに、彼にとって1番来て欲しくはない人間が来てしまった。
「あら、ツバメじゃないの。どうしたのよ、そんなに怒って。」
事の顛末を加工屋の店員とツバメが説明すると、ブランシュがニヤリとひと笑い。
「ツバメ……悪いけどそれ、一度着てくれないかしら?」
「なっ……なななな何を言っておるのじゃお主は!ワシを辱める気か!死んでもやらんぞ!」
「なになにー?ツバたんがなんだってー?」
どういう訳か、サクラまでやってきた。彼女もまた、同列で1番来て欲しくない人に含まれる。
ブランシュが耳打ちすると、今度は彼女が笑みを浮かべる。
「おお!絶対似合うよ、着てみてツバたん!」
「着るまで逃さないわよ!さあ早く!」
ジワジワと迫り来る、狂気の女性陣。ツバメ、ある種人生最大のピンチであった。
無理矢理切り抜けようとしたが、がしりと腕を掴まれ、引きずられてしまう。
挙句何者かが体を押し始めた。……あろうことか、加工屋の店員ではないか。彼も何故かにやけている。
「ぬわーーっっ!!」
その男──男?の断末魔は、装備と共に試着室に押し込まれた。結局男性用に作り直してはもらったが、この事件は瞬く間に広まってしまい、龍歴院中の笑いのタネになってしまったのである。
ニコラスたちを救った英雄の1人だった評判はあっという間に「女装のツバメ」。
これにはギルドマネージャーなど良識的な人たちも苦笑いしかできなかった。
「うぅ……もう婿に行けぬぞ……」・ツバメがベリオ装備を入手しました。
・称号「女装」「恥ずかしい」を獲得。(ツバメの醜態が語られてしまった)Scenario33 〜吹雪の決戦〜 COMPLETE!
-
540
名前:吹雪の決戦@蟹
投稿日:2017-07-31 19:53
ID:B8nXzJ4E
[編集]
33、終了です。
適当にあとがきをば……・シナリオ名及び展開について
完全に私が以前やったシナリオ「月夜の決戦」のオマージュです。
違うのは場所や相手に仲間、そして救助対象が2名になりどちらも既存キャラにになったということです。
キャラは相性からエドワードとサイデンから猫誰かが来ると思ったら見事に的中しました。また、今回は「仲間内から雑多に選ばれたメンバーで狩る」「合流しにくいニコラスとサイデンを合流させる」が主な目的でした。
前者は集まった仲間をどんな編成でも扱えるようにしたかったため、後者は孤独な彼らをシナリオに絡めやすくするため。
ある一定の集団からこちらに合流しているとひとまとまりで扱いがちなのでバラせるようにしたかったと。
そういう意味では、アリーチェとミーシャのシナリオは良い感じでした。あとどこにでもいるタクミくんも。
とりあえず、やりたいことはやれたかと思います。・所々の表現
まあ無論表現力不足で稚拙なものばかりなのですが、とりあえずニコラス回は盛大に参考にしました。
その癖怪我のせいでニコラスの皮肉がキレが悪いとする始末。正しくは「書き手が下手だから」ですね。
一応それとは別に他のシナリオなどを参考にしてます。混沌の刃薬については25から。
落とし穴の信頼性の話は、過去作で雪のエリアに置けなかったことに由来してます。
また、りゅ〜しかの話に出て来る物語は、言われましたがまあMH4のOPです。ハゲガンナーはいいぞ。エドはハゲてない。・判定について
はっきり言いましょう。女神しかいなかった。
途中タクミがどうこう言っていますが、彼がいないからなのかダイスはかなり幸運です。
失敗判定になったのは着地とりゅ〜しかの大砲、救助の間の戦闘に関するダメージロール(ツバメの分)くらい。
あとはおおよそ成功及びコンボにより強制成功。やったぜ。
ただかのせいでネコタクや時間に関する条件は全て無駄になりました。おのれ。・狩技
ツバメさんにはインパクトプルスを習得してもらいました。混沌の刃薬同様、遺群嶺で閃いてます。
というわけで現状出て来た新狩技は双子戦で使用描写のあった杭と治癒の盾、そして今回の2つですかね。・最後のアレ
選ばれなかったメンツに関して、簡単に内容を説明します。
・戦士の決別→エリックが妹エリナと親友エミールやソーマを引き合いにサイデンを勧誘。
正直あまり上手く書けなかったエピソード。
・星への新たなる挑戦者→龍識船に新キャラ登場。
誰でも設定いじれるキャラを出そうとしましたが「タクミでええやろ」感が半端なかった。
・蠢く山を追って→オババと煮物アイズ、あと帰還したアンキセスがいろいろ話す。
天彗龍と骸龍の被害に関して明らかになる予定でした。
・グルメレース→急遽追加されたもの。怒られそうなので内容は秘密。今後の展開はお任せします。龍識船には「あなたの仲間(あの場にいた人)は誰も知らないハンター」がいます。
何人にしてもいいですし、モブとして扱ってもここにキャラを差し込んでもOKです。
それでは。
>>542
ニコラスっちは普通にギルドのハンターだろうから普通に仲間になってるはずですぜ
野良という事情のあるサイデンのみ仲間になったと特筆しましたが……
あと大挑発でシアハートアタックにもなってる件 -
541
名前:千壱
投稿日:2017-07-31 20:30
ID:GQjChB.k
[編集]
蟹氏、お疲れ様でした。
まず、ニコラスを登場させてくれたのが一番の感謝です。
皮肉にキレが無いなんてそんな……正直私の書くニコラスよりもニコラスしてました。最初に思いっきりハードル上げた事を謝らねば……
ニコラス回も再読してくださったんですか……恥ずかひい……ツバメ殿のエピローグはタイトルからして内容がなんとなく浮かびましたが、読んだらやっぱり笑みが零れてしまいました。
このネタは後々使えそう()>>542
ひいい
ニコラス掘り下げシナリオはもう少しお待ちを…… -
542
名前:時雨
投稿日:2017-07-31 20:41
ID:nWJ.0j86
[編集]
蟹氏お疲れ様でしたー
いやぁ、蟹氏神かよ(歓喜)
ここまでツバメを弄って貰えるとは思って無かったわー、マジで嬉しいわー
何気インパクトプルス使っとるしすっげえ、すっげえ
そしてパパスになってるツバメである
あと最後、絶対ランドラット爆笑してるよねこれ
タクミとエリクシルは苦笑側かなサイデンが仲間になったけどニコラスはまだならないのかねぇ
皮肉の書き方練習しとくかな
おっと、仲間になってるのか。これであとは操虫棍のみ、か。
暇氏に期待やな -
543
名前:名無しさん
投稿日:2017-07-31 22:11
ID:kSKzZSK.
[編集]
これ兎氏の執筆予定の水着回でツバメ女物の水着着せられそうやな
そしてだんだんツバメが女の子になっていくと -
544
名前:兎
投稿日:2017-08-01 11:19
ID:iFpk47Wc
[編集]
蟹氏シナリオお疲れ様でしたー。
……いやぁ、刃薬取得の無茶振りとかのお礼を色々言おうと思ってたら全部最後のツバメちゃんで吹っ飛んでしまったw こんなの水着回に引っ張らざるを得ないじゃないかwやっべシナリオの回りが早いw 調整早めないとw(先に暇氏に虫棒ハンター加入シナリオ書いて貰ってからのバトンになるかなー、今週夜勤なので……
はっ、また本音と建前が逆だ?!
追記
>>545
やろうとしてることはそのオラージュのガノトトス戦と被るっぽいです
自分なりに面白おかしくガンガン以上ジャンプ未満のお色気シーンでも書いて涼めればなーと
……え、ツバメさんその振りかぶったハンマーは何ゴハァ再追記
暇氏はお忙しい感じですかねこれ、土曜日まで進行役が出なければ自分が貰おうかなーと思います -
545
名前:蟹
投稿日:2017-08-01 14:41
ID:Zl/95f4A
[編集]
私事ではありますが、旅行に出かけております(名古屋)
そういえば書き忘れてましたが
・選択肢から外れたメンバーの理由
アマネとレイカは正直なところスラックスを全く扱ったことがないので描写できなかったからでした。
チャクスは多少使ったことはあるのでなんとか出来ましたが……
クルトアイズとアンキセスは単に武器被りから。
加えてクルトアイズは書籍を読んでないため扱いに困ったのと、彼ら2人は先に書いた通り選択エピローグに出す予定があったので。・今後考えてるシナリオ
狩猟描写を簡略化して、2つくらいのグループの狩猟を並行して進める閑話的シナリオ辺りが考案中。
掘り下げる対象としてはアリーチェランドラットの特訓デートか不運のタクミの修行、あるいは猫組のシナリオを想定中……
あとは再び龍識船に上げて遺群嶺での狩猟も候補です。敵はグラビモスかガノトトスかな・少し前のゴタゴタについて
単なる配慮不足でした。申し訳ございません。
ちなみにアリーチェさんの件に関しては上手くやればそのまま誤魔化せそうなので特に変える必要もありませんでした。お騒がせしました。
これからも駄文の垂れ流しになりますがどうか冷ややかな目線で見守ってくれると幸いです。・その他返信
>>暇氏
龍識船のハンターについては、実は新キャラのハンターさんを用意できるよう誂えたつもりです。もしよろしければぜひに……
(既存キャラの知り合いだと使えないけど)
>>543
それ以上はいけない(卑猥な表現してストーリーが飛んだ物語スレを見ながら)
>>544
ツバメ「またワシを辱める気か!許さぬぞ!食らえ!」(スピニングメテオ)
てか水着回とか何をやるのか分からぬぞ……単に親交深めるバカンスではないとは考えてるけど……
進行は無理せずですぜ、何なら時間稼ぎの準備はしておきます
>>546
クソみたいな勘違いしてた、申し訳ない
笛の描写はできるけど、まあ結婚した側から狩りにいってもし……は悲しいからね、仕方ないね
……この辺ニコラスとうまく絡められるんでないかな? -
546
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-01 15:20
ID:egBYGmhE
[編集]
>>545
およ? レイカ夫人は狩猟笛使いでは? -
547
名前:時雨
投稿日:2017-08-05 06:16
ID:nWJ.0j86
[編集]
さて、予定通りでは今日兎氏が投下しますねー。
どうなるやら…(ワクテカー)お、来てたみたいっすね
兎氏、頑張ってください! -
548
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-05 07:31
ID:iFpk47Wc
[編集]
・ガンガン以上ジャンプ未満のお色気(が、書ければいいな)
・番外編と本編の間のような微妙な何か
・細かくプロット出来てないので行き当たりばったりになる可能性有り
・NPCがウザいですおk?
シナリオ34:太陽と砂浜と水竜と
激しい運動をしている訳でもないのに、額からは汗が流れ落ちる。
容赦なく注ぐ日差しに茹だりながらクエストボードを眺めるが、琴線に触れるような依頼は見当たらない。
もしかしたら暑さで――ここまでくると『熱さ』の方が正しい気もするが――身の丈にあった依頼を見落としているのかもしれないが、今更もう1度読み返すような気にもなれない。
もう今日は依頼探しなどやめてマイルームで涼を取るとしよう、手の甲で汗を拭い払いながら踵を返して集会所を後にする。「おや、今日は何も依頼を受けないのかい?」
そんな折に声をかけてきたのは、主席研究員のハーグだった。
ベルナ村の飛行船乗り場近くが定位置である彼が集会所に顔を出したという事は、大方依頼でも持ち込んできたのだろう。「よければ依頼を1つ引き受けてくれないかな? とある知人がハンターを探しているんだが、君ならうってつけだからね。」
――何がどういう意味でうってつけなのか問い質したいところだが、このままマイルームへ戻ったところで何もすることがないのも事実だ。
自室とは言え草の根が張るほどに長居をしていては、またシルビアに小言を貰いかねない、引き受けるかは別として話を聞く位はしてもいいだろう。「そういってくれて助かるよ、件の知人を呼んでくるから、何か冷たいものでも飲んで待っていてくれ。」
恐らくはハーグからの前金代わりなのだろう、ドリンク1杯にはやや多い金額を手渡すと、知人とやらを呼びにベルナ村へと踵を返していく。
その背中を見送ると、集会所のテーブルに着き、早速適当な飲み物をオーダーさせてもらうことにした。* * *
キンキンに冷えた液体が喉を通り過ぎると、渇きも限界に近かった身体へ一気に活力が戻るようだった。
咄嗟の欲望に任せて何度も喉を鳴らしていると、気付けば1飲みでコップの半分以上を空にしてしまっていた。「ソールィイーィ? あなたがハァーグ君の言っていたハンターァ君でしょうかぁ?」
――胡散臭い。
芝居のかかった喋り方、嫌味ったらしい雰囲気を醸し出すインテリ眼鏡、口元に生えたジグザクでシンメトリーな髭。
胡散臭さが服を着て歩いている、そんな表現は『多少』大袈裟だろうか――現れたのは、聡明そうなハーグとは対照的な、そんな男だった。「オゥ、失礼しましたぁ。 私ぃ、こぉういう者でございますぅ。」
きびきびとした動作で頭を下げて名刺を差し出す様は恐ろしく丁寧だが、喋り方と外見で全てが台無しになっている。
正直なところ今すぐにでも逃げ出したいのが本音だったが、ドリンクをご馳走になってしまった手前そうもいかない、この事態を見越していたであろうハーグの周到さが恨めしい。――『ロックラック観光協会後援・地方観光局支部局局長、カーラ・G=H・ジッパー』
あまりにも長々とした肩書きにうっかりと目を滑らせそうになったが、とりあえず観光協会のお偉い様ということは読み取れた。
「えぇー、私達ぃロォックラック観光協会後援地方観光局支部局というのはぁ、今まで培った観光ガァイドとしてのノォウハァウを用いまして――」
「――そんなぁ理念を元にぃ、未だ観光業の発展がスロォウリィな地域を活性化――」
「――海と言えばぁタァンジィアァ! というイメェージィを払拭すべくぅ――」――引き受けるんじゃなかった、何時終わるとも知れない長話を聞かされながら、雲1つなくどこまでも澄み渡る夏空を見上げて只1人後悔するのであった。
-
549
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-05 07:33
ID:iFpk47Wc
[編集]
暑さとは全く関係のない原因で頭が痛い。
このカーラとかいう支部局長の話を要約すると、小さな漁村を観光地として盛り上げるために力を貸して欲しいとのことだった。 ……なぜこれだけの内容に30分もかかったのだろう。
俺達への依頼は大きく分けて2つ、漁村近くに出没する水竜『ガノトトス』の狩猟と、観光地化するために企画したプレイベントの補佐。
水竜退治はともかく、この暑さの中で祭りのスタッフになれと? とてもじゃないがそんなことはやってられる気がしない。「報酬の件ですがぁ? 消耗品の類をオォールプラァイス、ガァノトトォスの狩猟の報酬金でぇ1人50,000ズェニー、プラァス、イェベントォの出来高でぇ、どうでしょぅう?」
……5万、ゼニー? 今このオッサン間違いなく『1人』5万っつったよな?!
全員分だとしても明らかに桁が1つ多い金額を提示され目を丸くしていると、得意げな表情で人差し指を立て左右に何度か振って見せる。「ノゥプロブレェム! この事業が成功したあかつきにはぁ、この破格の報酬のリタァーンもベルィーイィーズィー!! 非常にウィンウィィンな依頼でございまぁす!!」
――言葉のマジックに盛大に騙くらかされているような気もするが、途端にこのオッサンが凄い人物に見えてきた。
回復薬や弾薬類全てを費用を受け持った上で5万ゼニー、更には追加報酬有り。 間違いなくこんな依頼は2度とは転がってこないだろう。「ただしぃ? この依頼はメンバァーを多く必要としていまぁす? あなたを含め8人程人員が必要でぇす?」
幸い色々な方面に顔は効く、仲間達に声をかけて協力を依頼し、ガノトトスの狩猟自体はその内の4人でこなせばいいだろう。
「勿論8人以上集まるのならエクセレェント! その辺りも含めてぇ……プリィーズ・ミィー・ジィ・アァンサァー?」
答えは決まっている、ノープロブレムだ。
散々聞かされた長話の疲れも面倒そうな祭りの補佐も、それだけの報酬の前には霞んでしまう、それほど美味しい依頼だ。「ブラボォーゥ、ブラボォーゥ! はるばぁるハァーグ君を訪ねた甲斐があぁーりましたぁー! メンバァーが集まり次第出発と致しましょぉう!」
メンバーを集めている間に正式な依頼書を認めておくと言い残し、カーラは最後まで芝居のかかった喋り方のままテーブルを離れていく。
今、額を流れている汗は暑さから来るものではない、高額な報酬への期待感から硬く握り締めた拳が震えている。――深呼吸を数度繰り返し、昂ぶった感情を一旦沈めにかかる、まずはこの依頼に同行してくれるメンバーを最低7人集めなければ。
そう言えば、りゅ~しかやエリック達も数にカウントしていいのだろうか? 人が多いに越したことはないのだろうが……とにかく顔見知りには片っ端から声をかけるとしよう。* * *
・今回のクエストに誘う仲間を選ぼう(最低7人、最大11人、リクエスト多ければ抽選)
・希望があれば武器の指定も可能です(指定がなければこちらで決定します)
・防具? 指定してもいいですがイベントの都合で9割意味がなくなると思ってください(若干ネタバレ)* * *
~レギュレーション解説・1~
ある程度シナリオの大筋が決まっており、ここで決定したメンバー次第で追加イベント等の発生の有無が決定します。(勿論シナリオ中の選択肢もちゃんとあるよ!)
誰が同行すればどんなイベントが発生しそうか、予想してメンバーを決めましょう、依頼主からの指示で最低7人、最大11人まで指定可能です。
え? 最大人数制限の理由? そりゃ書き手が管理の限kゲフゴフ 飛行船の定員とかそんな理由ですよ。>>550>>551
あとで1D100振って出目の高い順に抽選だよ! だから男ばっかになることは……な、ないよね?(震え声 -
550
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-05 08:00
ID:FwMn1oys
[編集]
ヒャッハー!新鮮な兎氏のシナリオだー!
とりあえずエリクシル、ミーシャ、ブランシュ、サクラ、レイカ、リィ、アリーチェは確定としてだな()
残りはタクミ、ランドラット、ツバメ、アマネかな…ん?アマネとレイカはハネムーンだっけか?まぁ、いいや
-
551
名前:蟹
投稿日:2017-08-05 08:07
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>550
ハネムーンは終わってていいですよ、おまけですがアンキセス君も空から下ろしてどうぞ……皆さんの希望全て裏切りたいくらいな選択をしてもいいかなぁ
ランドラット、りゅ〜しか、エリック、タクミ、エドワード、クルトアイズ、ニコラス、アマネ、アンキセス、サイデン
全
員
男
だ
よ
(しかも周到にツバメを除く)
……さすがにこれはバッシング受けそうだなぁ、>>550や後続の人とうまく調整して欲しい……
てかほとんど全員から抽選やんけ!選択の意味とは……(選ばれてないのは誰でしょう?)
一応、屈強な男衆だけにすることで熱中症には強いだろうと選んでます(こじつけ)最後にまともな指定しますが武器は貫通ヘビィの一角であるゲェレーラキャノン系統、一応防具は反動落としたくザザミSを。
-
552
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-05 22:22
ID:s69WyeKc
[編集]
アカン…これ密室でラッコ鍋出てくるパターンや(絶望)
-
553
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-06 15:40
ID:iFpk47Wc
[編集]
よし、じゃあ1D100の大抽選会するかねぇ(コロコロ×18
ちょw 女性全員残ったwww そしてツバメが100出しおったwww おまけにタクミが3出しおったwwwうぇwww
ん? 主人公が今回ベリオ砲担いで仲間にガンナーが4人? あっ、ガノトトス……\(^o^)/* * *
最初に見つけたのはブランシュ、サクラ、ツバメの3人組だった、加工屋の前で何やら問答していたので声をかけると皆快諾してくれた。
近くまで来た時に『敢えて女性用の』と言うフレーズが聞こえてきた辺り、状況が飲み込めてしまうのが不憫でならないが、ツバメにそう言う癖が付かないよう祈るしかあるまい。次いで姿を見かけたのはエドワードとアリーチェのベテラン組、ベルナ村の入口でタイミングよく出くわしたので依頼について話すと、こちらも快諾。
エドに関しては先日雪山でベリオロスを狩ったばかりなのでやや気が引けたのだが、水竜の名を出すと是非同行させて欲しいとあちらから申し出てくれた。その脚で向かったオトモ広場でカティに挨拶しつつアイルー軍団……と、無心でアイルー達を捕まえようとしているリィに声をかける。
皆サイデンの療養に付き合っているようで、りゅ~しか以外は参加見合わせになってしまったがここでも1匹確保、海水浴気分でリィも一緒に来ることになった。エリクシルのアトリエ、ここにも勿論脚を運ばざるを得ない。 偶々ミーシャとレイカも居合わせており、事を話すと3人とも上機嫌で引き受けてくれた。
「ああ、アマネは腰痛めちゃってて今回は来れそうにないのよね。 ……全く、あの程度で動けなくなるなんて情けないわよねー。」
「ハネムーンだからって張り切りすぎちゃったんじゃないですかー?」――去り際にちょっと生々しいガールズトークが聞こえてきた、心の中でひっそりと手を合わせておこう、アマネ、南無。
* * *
ランドラットからは『つまらない事に巻き込むな』と一喝、屋台に居たタクミは声をかけようとした瞬間熱々チーズフォンデュを頭から被り緊急搬送された。
療養中であるニコラスやサイデンも同行できず、アンキセスは運が悪いのが姿を見かけることがなかった。
集まったのは自分を含め総勢11人、人手が多いに越したことはないのだろうが、よくこれだけの人数が集まったものだと思う。準備が整い次第、龍歴院の飛行船乗り場前に集合する手筈になっているが、今頃集まった面子で混雑しているのではないのだろうか。
マイルームへ戻り出立の旨をシルビアへと伝えると、氷牙竜の素材で作られた真新しい重弩を背に担ぎ、ポーチへ弾薬を詰め込んで自身も待ち合わせ場所へと向かう。
――普段より明らかに乗船人数の多い飛行船と、その搭乗口に立つ件の胡散臭い依頼主の姿、乗り込むべき飛行船は龍歴院に着いてすぐに見つかった。「うぅーん、ムァーベルァース! 貴方含め12人もメェンバァーが居れば大成功間違いなしでぇーす!!」
相も変わらず一々芝居掛かった奴だ、尤も、その芝居にまんまと釣られているのだから何も言えないのだが。
しかし、今カーラは12人と言ったか、協力してくれるのは10人だったはずだが、誰かを数え忘れていただろうか――「人数の計算なら合わないぞ、俺も同行させてもらうからな。」
首を傾げていると不意にそう声をかけられる、振り返ればすぐ後ろには狩り支度を整えたクルトアイズが腕を組んで立っていた。
「また厄介な依頼に巻き込まれているようだからな、今回はお前達の目付け役とでも思ってくれればいい。」
――乗り込み際に『報酬が高額過ぎるのも気になってな』と耳打ちしてくる。
要は依頼主が無茶な要求をしたり、俺たちがうっかりココットの教訓から外れないよう目を光らせてくれるという事だろうか。
こんな男の依頼を引き受けるのだから、クルトアイズのような存在は正直ありがたい限りだ。「ではぁ、そぉろそぉろ出発と致しましょぉう! 今回私ぃ達がぁプロデュゥースする――サァンキィス村へ!!」
* * *
「……ボク、お声がかからなかったニャ。」
間の悪いのか運が悪いのか、シルビアにお使いを頼まれていたウドンは、雇い主の居なくなった部屋で、悲しげにそう呟くのであった。
-
554
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-06 15:41
ID:iFpk47Wc
[編集]
やばいくらい暑くて執筆が全然進まない不具合、この暑さ絶対忍者だろ、汚いなさすが忍者汚い。
……いや、ホント暑くて執筆遅くなって申し訳ない限りです。サンキス村――それはかつて、ゴア・マガラの変異個体の一件で訪れた原生林の集落を思い起こさせる、とても小さな漁村だった。
砂浜には村人が使うのであろう小船や投網が散見され、老練の漁師が強烈な日差しにも受けているにも関わらず、汗1つも流すことなく黙々と整備を続けている。
大勢の来訪客が珍しいのか、疎らにすれ違う人々から好奇と猜疑の入り混じった視線を向けられながらも、カーラの先導で一際大きな建物へと案内される。
潮風でやや傷みが見えた外装とは裏腹に、室内は小奇麗に片付けられており、来客用の調度品の数々も見受けられる。
恐らくはここの村長なのだろう男性は、太い腕を組みながらどっしりと椅子に腰掛けてこちらを出迎えてくれた。「カーラ殿、そしてハンター殿、遠路遥々よくぞいらしてくれた。 此度の事は難題ではあると重々承知しているが、何卒宜しくお願い申し上げる。」
仰々しい挨拶を口切に、村長が事の経緯を説明してくれた。
非常に良質な魚介類の恵みにより長らく発展してきたこの漁村も、近年は人口の低下と漁業の後継者不足で衰退の兆しが見え隠れしているのだという。
本格的な危機を迎える前に手を打つことを考えた結果、漁業の一部を収益と人口増加に期待が持てる観光業へ転換することにしたらしい。
そこで白羽の矢が止まったのが、この胡散臭い男――もといカーラと自分達と言う訳だ。「この話いつ終わりますかねー。」
長話で退屈そうなミーシャがこっそりと耳打ちしてくる、他の面々も真面目に聞いているのはアリーチェとエドワード、クルトアイズくらいだろうか。
この手の話はなぜこうも長くなるのだろうか、結局その長話が終わったのは村に滞在する間の宿泊場所の説明をされた後だった。「暑くて途中から話入って来なかったなぁ……」
「うむ、依頼でなければひと泳ぎでもしたいところじゃ……」手で顔を扇ぎながらサクラが呟く、露出度の高いキリンシリーズを着ている彼女でさえ汗を浮かべているのだから、鎧姿の重装備をしている者は堪ったものじゃないだろう。
――思えばリィから一切反応がない、暑さにやられたのではないかと一瞬危惧したが、視線を向けると汗一つかかずぼーっとしている、ある意味凄い奴だ……「ではではぁ、早速今回のプラァンを説明させて頂きまぁす。」
「手短に頼むニャ! このままじゃガノトトスじゃなくて暑さにやられてしまうニャ!」今日だけで何度目になるか分からない長話の予感にりゅ~しかが釘を刺す、わざとらしく丁寧に謝罪を述べると、カーラ今後の方針について話し始めた。
すぐにでも向かわなければ行けないのは水竜討伐、今は孤島を泳ぎ回っているらしいが、いつ村の近くに姿を見せてもおかしくないらしい。
選抜した4人が狩猟を行っている間に、残るメンバーはプレイベントの会場準備に取りかかる、こちらは炎天下での重労働だ。「狩猟に向かわれない方々に関しましてはぁ、せめてものスァービスでぇ、お水着を取り揃えておりまぁす。 ご自由にどうぞぉ?」
「おお! それはありがたい、早速使わせてもらうとしようかの!!」水着と言う単語へ、ツバメを筆頭に次々と食いついていく。 どうやら皆一様にこの暑さは堪えているようだった。
「こらこら、全員水着になってどうする。 狩猟に行く面子は着替えずにこのまま出発だぞ。」
浮き足立ちかけたところをエドワードが冷静に引き止める、確かに幾ら暑いからといっても水着で狩猟に臨むのは無茶だろう。
「ユアミスガタでガノトトスと戦わせる闘技大会がありますし、水着でも大丈夫じゃないですー?」
「それ大丈夫って思うのミーシャちゃんだけだからね?!」相変わらずミーシャとエリクシルは仲がいい、と言うかそんな大会があるのが、出来れば参加することにならなければいいが。
兎も角まずはガノトトスの狩猟に行くメンバーを決め、そこから着替えに入るとしよう。 ……さて、誰に任せようか?* * *
・ガノトトス狩猟に向かうメンバーを4人以内で決めてください
・今回は主人公も強制参加ではありません、戦闘メンバーに選ばれなかった場合プレイベント準備側の視点で物語が進みます -
555
名前:時雨
投稿日:2017-08-06 16:49
ID:IGtAi1YI
[編集]
うむ、ここはベテラン組がいいかな?
アリーチェ、エドワード、クルトアイズに頼もう
貴方には滞在していただこうかなー。
いやー、ねー?だって、ねぇ?皆は多分皆の水着姿をみたいと思うんですよねー()
てかアマネなにしとんwwwwww
りゅ~しかの水…着……?ん、今まで選択の複合はあったけど上書きってありなのん?
一応暑さに参ってた貴方含めたメンバー(ボーっとしてたリィ除く)より真剣に話を聞いてた三人が適してるだろう、て理由があるのだけど
ガノスの前で暑さによる熱中症でダウンとか案外シャレにならんしな -
556
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-06 17:04
ID:6VfBQHFo
[編集]
何か重たい物でも運んだのかなー(棒
-
557
名前:蟹
投稿日:2017-08-06 19:23
ID:B8nXzJ4E
[編集]
そういえば自分でサイデンニコラス同行不可にしておきながら男ピックアップて入れちゃったの間抜けでした……
少なくともエドワードは口振りから装備着たままかな?
だとしたら1番有能やな、クルトアイズもそう簡単には脱いでなさそうだけど
アリーチェ氏も着替えていたとしても回避ランサーやってくれそうや、狩猟は安泰やな!(フラグ)>>555
(ただガノトトス狩りたいなぁ……とか思っただけで真剣に上書きを試みる気は)ないです。
……水竜素材あればちとやりやすそうなシナリオあるなぁとか考えてましたが、よく考えたら既存武器で代用できるや -
558
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-08 00:17
ID:iFpk47Wc
[編集]
>>555 そりゃナニか頑張ったんじゃないですかね?(
>>557 同じ依頼に来てるわけだし成功報酬分の素材は山分けできるはず……!* * *
皆暑さで参ってしまっている上に、水着に着替えられると知り浮き足立っている者が多い。 ……自分も含めて。
今の状態で水竜の狩猟に向かわせても問題の無さそうな者は……真面目に話を聞いていたエドワードとクルトアイズ、アリーチェの3人だろうか。
次点でブランシュも考えたられたのだが、彼女も狩猟に向かわせてはこちらにまともなメンツが居なくなってしまう気がする。「任せておけ、すぐにカタをつけてやるさ。」
「まぁ、村の中では問題も起こらんだろう。 指示通り狩猟に回らせてもらうとするか。」
「出来る限り早く戻ってくるわ、そっちも無理はしないようにね。」――各々の反応を聞いて、自分の判断は的外れでなさそうだと安堵する。
狩猟の準備を整えて飛行船に乗り込んで行く3人を見送ると、先程から熱が篭って仕方がないこのザザミSシリーズを脱ぐべく水着の選定に向かうのだった。* * *
潮風と日差しが肌へダイレクトに突き刺さる、普段では味わえない開放感と身軽さに胸が高鳴ってくる。
焼けた砂をサンダルで踏み締めながら空を仰げば、澄み渡った空を一羽のカモメが飛んでいた。「海はいいものだニャ、何がいいかと言うとお魚が美味しいニャ。」
他にもいい所は山ほどあるとは思うのだが、りゅ~しかの眼中には魚しかないらしい。 ……まさか今回の依頼もガノトトスを食べるつもりで着いてきたんじゃないだろうか。
大雪主のネコ装備からアロハシャツ姿になったこいつも相当涼し気だが、ニャンターなのだから全て脱いでしまっても咎められないのではないだろうか。「こういうのは空気が大事なんだニャ。 アロハシャツでオシャレをするのがいいんだニャ。」
そういうものなのだろうか、確かに自分の穿いている柄物のトランクスタイプの水着を筆頭に、リゾート感たっぷりなものばかりではあったが。
「離せ! 離せーっ!! こんな姿で人前に出すではないわ! 鬼! 悪魔!!」
――そんな事を考えていると、何やら悲痛な叫び声が聞こえてきた。
声のした方に視線を向けると、ワンショルダービキニに身を包んだサクラがとてもいい笑顔をしながら、パレオタイプの水着を着た誰かを引き摺ってきている。
目深に麦藁帽子を被っているせいで顔が分からない、格好が普段と違うせいで印象ががらりと変わっている。「何を見ておる! 見るな!! 今すぐその記憶を消せい!!!」
聞き覚えのある声と古風な喋り方、そして着替えの最中に姿を見せなかったアイツ――全てが1本の線で繋がった時、目の前の美少女がツバメだと気付いて思わず吹き出してしまう。
黙って岩場にでも座っていればナンパでもされかねない程に格好が様になっている、やや離れたところでは黒いビキニに身を包んだブランシュがニヤニヤとその様子を眺めていた。「ツバたん今日は1日それで過ごしたらー?」
「馬鹿を言うでないわ! すぐに着替えさせてもらう!!」サクラの手を振り払うと一目散に男性用の脱衣場に駆けて行く、幸い今は誰も居ないからいいが、もし中に人が居たら要らぬ誤解が生まれていたであろう。
「少し悪ふざけが過ぎたかしらね。」
あまり悪びれた様子もなく呟きながらブランシュがこちらへと歩いてくる。 ……何がとは言わないがとてつもなく揺れている、布地にも収まりきっていない。
「……一番大きいサイズでもこれだったのよ、あまり見ないで頂戴。」
そんな破壊力の高いものを見るなと言われても中々難しい、つい視線で追ってしまうのが男のサガというものだ。
無理に視界から外すために彼女から背を向けると、色違いのパレオに身を包んだエリクシルとミーシャが仲良さそうにこちらへ向かってくるのが見えた。
――村に残った面子で男性は一見美少女のツバメと自分だけ、一応りゅ~しかもオスではあるが、これはかなりのハーレム状態ではないだろうか?
プレイベントの準備とやらは何をするのか分からないが、これはかなり役得な思いが出来るのではないだろうか、そんな事を考えながら再びカーラの元へと集合するのであった。アカン、選択肢まで行けんかった 追記(8/8)投稿できなかったよ…1日待っておくれ...
-
559
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-08 07:31
ID:kSKzZSK.
[編集]
マジで女物の水着着せられとるwww
いよいよ水着回らしくなってきたし全裸待機しとくか -
560
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-08 07:53
ID:wuqVvLvw
[編集]
よっしゃ、水着着とる(某UCのBGM)
というか収まりきってないってブランシュさんドンだけデカイんだ…!?
そして当然のように女性用を着せられるツバメたんかわいい>>561
お前、ナニを切られても知らないぞ? -
561
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-08 11:20
ID:wt0B1VgI
[編集]
ブランシュさんがナニかをブランブラン……
すいませんギルドナイトに自首して来ます
-
562
名前:時雨
投稿日:2017-08-08 18:13
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>560
多分Iはあんじゃないかな?
>>561
ブランシュ「……」(練気解放円月斬りの構え)ワンショルダービキニってなんやろな(カチカチ
あぁコトル装備みたいなやつか、納得。
あ、男性用もあるのな。競泳水着みたいな感じかね?(カチカチ
これ『ショルダー』ではないだろ(真顔) -
563
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-08 18:18
ID:1i.qRpew
[編集]
男性用はワンウエストじゃね?(男性用ワンショルダーの写真見て思ったこと)
…ツバメが道を踏み外さないことを切に願う
-
564
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-09 17:19
ID:8yM8caR.
[編集]
これさ…サクラは水着をツバメに無理やり着させたってことだよな?
つまりは…生まれたままの姿見とる訳だよな…? -
565
名前:時雨
投稿日:2017-08-09 19:56
ID:nWJ.0j86
[編集]
>>564
……あれや、サクラさんは生まれたままの姿見ても見られても「減るもんじゃないしいいでしょ」っていう人なんや、うん() -
566
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-09 19:57
ID:E3wPBso6
[編集]
>>564
パレオだとしても座ってて気付かれない
つまり… -
567
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-09 20:13
ID:iFpk47Wc
[編集]
1日遅れて申し訳ない……が、おいお前らw まだ本編始まったばっかなのにギア上げすぎだw オーバーヒートするぞw
>>559 拾わないわけにはいかんでしょうあれはw
>>560 デカイって言われたからもう標準サイズじゃ収まらないと判断させて頂いた
>>561 よし俳句を読め、出来る限り痛いように介錯してやる
>>562 時雨氏、世の中にはスイカップという便利な言葉がございましてな?
>>563 もう片足以上踏み外してる気がする
>>564 これはまさかのサク×ツバルート……?!
>>566 岩場にでも座らせておけばナンパされ……え、ツバメさんその振り被ったハンマーは一体ブベラッ* * *
「ちょっとー! 置いていかないでよー!!」
ビキニの上からレース編みのタンクトップ――クロシェと呼ばれていたか――を着たレイカが誰かを引き摺ってこちらへ走ってくる。
そう言えば先程からリィとレイカだけ姿が見えなかった、大方どこかへふらっと消えてしまったリィを探しに行っていたのだろう。
引き摺りだされた彼女が着ているのは露出度の高いビキニ――サイズがなかったというブランシュと違い、そもそもの布面積が極端に小さいマイクロビキニだ。
リィは飛び抜けてスタイル抜群という訳では無いにせよ、出る所はしっかり出ている。 これまた嫌でも胸や局部へ視線が向いてしまう。「この子すぐどこか行っちゃうし印象薄いでしょ? だからこれぐらい派手にしておけばすぐ見つかるんじゃないかなって。」
……頭にはミーシャが使っていたはずのアイルーヘアバンドまで乗せられている、趣向を凝らした夜の店で働いていても違和感のない格好だ。
どうやらレイカの差し金のようだが、よくリィ本人も着る気になったものだと思う。「軽くて動きやすい……いいもの貰ったー……わーい……。」
貰った訳ではなくあくまでレンタルなのだが、本人が気に入ったなら何も言うまい、存分に目の保養にさせてもらうとしよう。
「あ、あのっ! 私変じゃないですよね? あんまりこういうの着たことなくて……」
唐突に上擦った声でエリクシルが訊ねてくる、他の面子に比べて露出は少ないが、花柄のパレオをよく着こなしていると思う。
正直に似合っていると伝えると、顔を真っ赤にしながら照れ笑いを浮かべた。 ――その横腹をミーシャが肘で小突いてる辺り、コイツの差し金なのだろう。「みなぁみなぁ様ぁ方ぁ、お揃いのぉようでしたらぁ、こちらの依頼のご説明をさせていただきまぁす?」
折角のハーレム気分が胡散臭い声に台無しにされる、空気を読めと心の中で呟きながらも、約束された高額報酬のため覚悟を決めて耳を傾ける。
「プレイベントォは3日後になっていまぁす、皆様には今日明日とぉ、最終調整のお手伝いをぉ――」
――3日後のプレイベント開催の最終準備を、俺たちは分担しながら手伝う必要があるらしい。
そして今日手伝わなければいけないのは、イベントの目玉である特設水上アリーナの音響調整と、土産物の材料調達と加工――この3つのようだ。「どういう風に別れよっか? みんな得意不得意あるよね?」
サクラが首を傾げると同時に、全員の視線がこちらに集まる。 分かっていたが、チーム分けは俺に一任されたようだ……
* * *
狩猟に赴いているメンバーを除き、現在9人です。(主人公含む)
各作業を誰に担当させるかチーム分けをしてください。(執筆の都合上、3人1チームでお願いします!)
メンバーによって向き不向きがあるため各キャラの特徴を考えて振り分けましょう。(各作業ごとに大当たり1名、大ハズレ1名が設定されています)
追記:よく考えればこれ選ぶのも大変だな、『主人公がどこに向かうかだけ指定してあとはランダム』も可にしておきますー作業内容まとめ
・水上アリーナで音響テスト
・土産物の材料調達
・材料をお土産に加工 -
568
名前:蟹
投稿日:2017-08-09 20:42
ID:B8nXzJ4E
[編集]
確かにこれ難しいぜな……
適性が分からん人も多いけど適当にこんな感じで・ブランシュ、レイカ、サクラはアリーナ
・あなた、りゅ〜しか、ツバメは材料調達
・エリクシル、ミーシャ、リィは加工とりあえずりゅ〜しかとリィ、ツバメとブランシュ&サクラは一緒にしたら作業効率が落ちそうという点
りゅ〜しかはコレクト色々見つけやすい、エリクシルは無論細々とした作業うまそう、ミーシャはそれに抱き合わせておけばよさそう
という辺りまでは考えた、あとは穴埋め>>571
やったぜ。
意図的に目の保養をなくした糞蟹でした。まあ集中力落ちるし多少はね?
ん?なぜみんな武器を持ってこちらに……おい何をするやめ(ブベラッ -
569
名前:千壱
投稿日:2017-08-09 22:37
ID:GQjChB.k
[編集]
水着の種類ってこんなにあるんですか、ファッションに疎い身としては初めて見る単語ばかりです……
まずパレオとは?(カタカタ
ほう、水着チキのあれですな(feh勢並感)ではクロシェは?(カタカタ
へぇ、こんな感じか。レイカさんオシャレやね…じゃあマイクロビキニは(カタカタ…
……っぶふぉおっ!!兎氏、リィちゃんに何てモノをっ……
以前のレスから薄々感づいてはいましたが……
……とりあえずGJ() -
570
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-10 07:19
ID:8yM8caR.
[編集]
リィちゃんマイクロビキニ+猫耳とはまた…最高じゃないか。
あとレイカさんがオカン属性になりそうな予感
-
571
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-11 00:25
ID:iFpk47Wc
[編集]
一番暑さで参っているのは執筆者である兎自身と言うオチ、オ・ノーレ!!
* * *
音響調整ならば狩猟笛を扱えるレイカは必須だろう、材料調達に関してはりゅ~しかの専門だ、任せない手はない。
そして何かを加工するなら本職であるエリクシルに向かわせるのがいいとして、他のメンバーをどう割り振るべきか……
多少頭を悩ませたが各々の相性を考えて班分けを決定する、問題はないと信じたい。「音響調整……私に何が出来るかしら……」
「私達は材料調達待ってますね!」――思い思いの事を口走りながら、水上アリーナと土産物屋に向かっていく海辺の華達、残されたのは俺、りゅ~しか、ツバメの3人。
女 性 が 居 な い ! !
真面目に割り振りを考えすぎて一切目の保養がなくなってしまった! 何をしているんだ俺は!!
時間を巻き戻せるなら今すぐ巻き戻したい! そうでなければ何か硬いものにでも自分の頭を叩きつけたい!!「何をしとるんじゃお主は……ほれ、さっさと仕事に移るぞい。」
「材料だけじゃなくて美味しいおサカナもいっぱい見つけてやるニャ、今日はサカナ尽くしなのニャ。頭を抱えて天を仰ぐ俺を尻目に、トランクスタイプの水着姿になったツバメはすたすたと海岸へと向かい、その後ろを少しやる気を間違えているりゅ~しかが続く。
……せめてツバメが先程までの格好だったら、そんな馬鹿な考えが脳裏をよぎってしまい、慌てて頭を振って邪念を払い除ける。エリクシル達が加工の手伝いを担当している土産物というのは、この村の海岸沿いで手に入る貝殻や珊瑚を用いたアクセサリーらしい。
外観的な美麗さは勿論、同じ形状の物が絶対に作れないという特別感から女性には特に受けがいいのだろう。
考えるところはちゃんと考えているのだから、あの胡散臭い男も中々に大したものだ、伊達に支部局長などを任されてはいないということか。「何時の時代も装飾に気を使うのは人の性というものじゃな。 さぁて一仕事しようかの。」
ハンマーを背にしたままザブザブと海に入っていくツバメ、りゅ~しかも砂浜で意気揚々と準備運動をしている。
――思わず2人を呼び止める、ひょっとして武器を持ったまま海に入るつもりなのか?「貝がらはともかく珊瑚は潜らないと手に入らないニャ、当たり前のことだニャ。」
何を当然のことを、と言わんばかりにりゅ~しかが返答する、この手の身体能力が高く武器も軽量なニャンターなら問題ないだろうが、ツバメは流石に問題があるのではないだろうか?
「はっはっは、世の中には水中でモンスターを狩るような地域もあるくらいじゃ、ならば我らも海中で採掘を行う位は出来ようぞ!」
海底の珊瑚を砕いて持ってくるつもりのようだが、そもそもそんな物を背負ったまま浮かんで来れるのだろうか?
念のためゲェレーラキャノンを浅瀬に沈めて引き金を引いてみた、問題なく弾は発射される、一応は水中での使用も可能と言う事か……「貝がら集めがしたいならそれでもいいニャ、こっちはこっちで暑さから逃げてお宝とおサカナを探してくるニャ。」
確かに海に入った方が暑さはマシだろう、延々と海岸を歩き続けて貝殻集めをしていては悪戯に体力を消耗して終わるだけかもしれない。 ……どうしたものだろうか?
* * *
行動を決定してください(主人公ヒートゲージ:■□□□□□□□□□ ちょっと暑い)
1.砂浜で貝殻集めを行う
2.海中で珊瑚の採集に挑戦する~レギュレーション解説・2~
主人公にヒートゲージが実装されました。(?!) 『暑い場所での作業』や、誰かがポロリしちゃったとかで『興奮すると』上昇します。(涼める場所にいると下がっていきます)
MAXになるとオーバーヒートしてしまい、鼻血吹いて倒れて色々ペナルティ&看病イベントが発生します、ヒートゲージの上がりそうな選択肢には注意しましょう。 -
572
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-11 00:49
ID:F2b6laRM
[編集]
鼻血なんて出したらスケベの称号に重みが…ん?看病イベント?
これは帰還直後にぶっ倒れるよう調節せなあかんやつや!涼んで下がるなら序盤上げる意味ないので選択肢は2で。
-
573
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-12 01:48
ID:iFpk47Wc
[編集]
アカン、これまた長くなる奴やな。 ……まぁ、水着回なら長くても許されるやろ(震え声
* * *
この暑さの中で海に入れないのは生殺しに等しい、些か不安は残るが自分も素潜りで材料を探す事にしよう。
ツバメとりゅ~しかは既に姿が見えない、一足先に海中へ潜ってしまったようだ。 2人を追うべく意を決して海面へと顔を突っ込む。
訪れた時から感心していたが海水の透明度は非常に高く、ゴーグルを用いずとも日の光だけで辺りが見回せる程だ。
少し離れた海底では珊瑚を採取するべく慎重にハンマーを打ち付けているツバメや、魚を追い回すりゅ~しかの姿も確認できた。
自分も水中での動きを色々と試してはみるが、地上と勝手が違うというだけで思いの外動き辛さは感じられない、ボウガンを構えたまま泳いでもみたが特に問題はなさそうだ。
海中でも何かに襲われる可能性は捨てきれない、採取をするにしても万が一に備え、戦闘準備だけはしておかなければ…* * *
慣れてしまえば採取作業というのは造作もないことだった。
武器を持ったままでは浮かんでこれないのではないかという疑念も杞憂に過ぎず、寧ろ水中で行動するのに丁度いい『重し』となってくれていた。
知らず知らずのうちにチームワークも生まれており、りゅ~しかが手頃な大きさの珊瑚を見つけ、俺が根元に弾丸を撃ち込み、ツバメが丁寧にハンマーを打ち付けながら引き剥がす。
この一連の流れを繰り返して、大きさも形も申し分ない色鮮やかな珊瑚を次々と海底から引き上げていった。「ぷはっ! いやぁ、こうも上手く行くとは思わなんだな!!」
海面から顔を上げたツバメがこちらを見て笑い飛ばす。
確かに貴重な珊瑚をうっかり叩き割りでもしないか心配はしていたのだが、引き剥がした部分以外に目立った外傷もなく採取出来ているあたり、上々ではないだろうか。「ぷぱっ、一旦材料を届けに行くべきニャ、これ以上は流石に持ちきれないニャ。」
全員アイテムポーチは既にパンパンだ、珊瑚が嵩張る上に適時綺麗な貝殻も回収しているため容量の限界を迎えている。
いつの間にかかなり沖のほうにも来てしまっている、ここはりゅ~しかの言う通り、1度材料を届けに行った方がいいだろう。――ゆらり、と大きな魚影が近くを通りかかる。
気付けばこの透き通った海中を保護色にするかのように、よく似た色の体表を持つ魚が数匹自分達3人を取り囲むように泳いでいた。
「ニャッ?! さ、サメだニャ!!」
「なんじゃて?!」氷海に現れる化け鮫に比べれば可愛い手合いだが、水着姿で泳いでいる現状から考えれば十分過ぎる脅威だ。
――折角いい状態で材料が調達できたのだ、ここでツバメやりゅ~しかが下手に武器を振り回してしまうと傷がついてしまうかもしれない。隙を見て逃げろ、2人に短くそう言い放つと息を吸い込んで再び海中へと身を沈める。
ここは自分が何とかしなければ、ゲェレーラキャノンを携えると弾倉に弾丸を叩き込み、琥珀色の銃身を不埒なサメ達へと力強く突きつけて見せた。* * *
今回の判定結果打ち分け(海底での採取)
あなた<1D100>80 素晴らしい成功!
ツバメ<1D100>95 完璧に近い成功!
りゅ~しか<1D100>∞ 完璧な成功!!(班分け大当たり) -
574
名前:時雨
投稿日:2017-08-12 22:33
ID:rHmWWJ0M
[編集]
サメか…。これはシャークプリンス使用可能な展開かな…(期待の眼差し)
-
575
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-13 15:48
ID:iFpk47Wc
[編集]
中途半端なとこで投下したのは行数の関係と力尽きたからです(
……明日は一日張り付けるかな?* * *
ゆらゆらとこちらを取り巻いて泳ぐサメの姿は3匹、こちらを狙っているのか荷物を狙っているのかは定かではないが、どちらにせよお近付きにはなりたくない相手だ。
水中で狩猟を行う地域もあるとツバメは行っていたが、こんな形で体験する事になるとは――水を蹴り付けて体勢を整えながら、照準を覗き込んでサメの姿を捉える。――引き金を引くと同時に反動で身体が後ろへ流れ、銃口から放たれた弾丸は普段よりはゆっくりと飛びサメの横っ面を殴りつける。
弾数だけが売りの一番ランクの低い通常弾でも、立て続けに撃てば雑魚散らしにはもってこいだ。 装填した分を一気に撃ち切ると同じ弾丸を弾倉へ叩き込む。
再び狙いをつけるべく照準を覗き込み――撃たれたサメがよろよろと自分達から離れていくのが見えた、他の2匹もそれを追う様にして離れていく。
拍子抜けする終わり方に首を傾げながらも水面へ顔を出すと、岸辺で帰りを待つ2人へ大きく手を振って無事を知らせる。
こちらをの姿を見るなり安堵したように手を振り返す2人と合流すると、今度こそ材料を届けるべく土産物屋へと向かうのであった。* * *
「大したもんだねぇ! 小さい古代鮫ならウチの漁師達も銛の一突きで仕留めるけども、今日海に入ったばかりで3匹も追っ払うとは! アンタここで暮らさないかい!」
事の経緯を話すと、弾の様に丸々とした体系の土産物やの女将は豪快に笑いながら背中をバシンと叩いて来た。
賞賛のつもりなのだろうがその体系に見合っただけの力があり、背中が腫れてしまったのではないかと思うほど痛い。「大したもんといえば連れの嬢ちゃん達も凄いねぇ、あっち2人はとんでもなく器用だし、あの裸みたいな嬢ちゃんはどれだけ作業しても根を上げないし! ウチに欲しいくらいだよ!」
器用なのはエリクシルとミーシャ、そして裸みたいなと言うのはリィのことだろう。
作業場を覗くと丁度加工を終えたと思しきミーシャがこちらに気付いて手を振ってくる、残る2人もこちらに気付き、同じように手を振る。
――女将の言葉を直前に聞いていた所為でリィの胸に目が行ってしまった、彼女らしくのんびりと手を振っているが、布地の少ない水着ではそれだけでもタプタプと揺れる。
ツバメに脇腹を小突かれて慌てて視線を外すとリィは不思議そうに首を傾げだす、どうやらばれてはいないようだ。「あっち2人にはバレとるぞ、この助平。」
恐る恐る顔を向けると、冷ややかな視線とニヤついた視線がこちらを見ていた。 ……いかん、このままじゃスケベハンターの名に拍車がかかってしまう。
「ウチの作業はこの嬢ちゃん達3人が居ればもう大丈夫だよ、アンタたちは海で遊んできたらどうだい?」
「ニャ! ならおサカナを探しに行って来るニャ! おすそ分けするから焼いて欲しいのニャ!」すかさずこんがり魚を食べるべく交渉に入ったりゅ~しかを置いて、ジト目のエリクシルから逃げるようにそそくさと土産物屋を後にした。
-
576
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-13 15:49
ID:iFpk47Wc
[編集]
60行で納めたら文字数オーバーで弾かれたでござる、オ・ノーレ!!
* * *
「ん? なんじゃ、あっちも終わったみたいじゃな。」
呆れ顔で海岸沿いを着いてきたツバメが見つけたのは水上アリーナで音響調整を行っているはずのブランシュ達3人だった。
――岩場の影でしゃがみ込むブランシュを必死に励ますレイカ、それを見て笑っているサクラ。 一体あちらでは何があったのだろうか……とりあえず声をかけて事情を聞いてみる。「音響テストはレーちゃんが居たからばっちりだったんだけどねー、途中でシューちゃんの水着が弾け飛んじゃって。」
「もうお嫁に行けない……」『とにかく大きな音を出し続けてくれ』という依頼内容だったため、各自色々考えながら激しく動いていたらしい、結果、サイズの合ってないブランシュのビキニが宙を舞ったようだ。
なんとも羨ましい……いや悼ましい事故だろうか、是非とも同伴したかった……いやいや、何を考えているんだ俺は。「と、とにかく今日はもう自由行動でいいってさ! 折角のビーチなんだし楽しみましょうよ! ね!」
ここはレイカの言う通りだ、折角なのだから思いっきり目の保養……じゃない、海で泳いで涼むとしよう、この頭も少々冷やさなければ。
――童心に返り泳ぎ続けるうちにエリクシル達も作業を終えて合流し、日が暮れる前にアリーチェ達も無事に狩猟を追え戻ってきた、どうやら皆上手くいったようだ。
互いの成果を報告しあったり、徐にビーチフラッグの勝負が始まったり、誰かの水着が流されたりする中、各々自由行動を満喫するうち、太陽はあっという間に傾いていった。* * *
あっという間に初日も夜を迎えた、汗と砂も洗い流したし、村人から新鮮な海の幸が振舞われ腹も満たされたが、こんな漁村では夜遊びしようにもやる事もない。
さて、どうするか。 眠気が来るまで夜の海岸をうろつくか、誰かのテントを訊ねてみるか――エリクシルのところに行ったら何か言われそうではあるが。・いわゆる夜会話イベントです、メンバーから誰か1人選択してください(このまま寝る! も一応可能です)
* * *
判定とかの内訳っぽいもの
音響調整組
レイカ:∞ 完璧な成功(大当たり) ブランシュ:0 最悪の失敗(大ハズレ) サクラ:65 まぁまぁな成功
土産加工組
エリクシル:∞ 完璧な成功(大当たり) ミーシャ:62 まぁまぁな成功 リィ:81 素晴らしい成功
狩猟組
この面子で失敗とかないわー、こんなん自動成功だわー(手抜きにも程がある) -
577
名前:時雨
投稿日:2017-08-13 16:06
ID:fsgdktbQ
[編集]
ブランシュさんにしとくか
兎氏の書くブランシュさん好きなんだよ()
というか『誰かの水着が流されたりする中』ってブランシュさんかな? -
578
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-13 19:40
ID:PAXHFGWM
[編集]
ブランシュさんがブランブランどころかポロンしちゃったと
-
579
名前:蟹
投稿日:2017-08-13 20:47
ID:Y0h7E6V6
[編集]
相性NG一個しか引いてないの奇跡だなぁ…たまげたなぁ……
多分ツバメさんはブランシュさんブランブランがポロンに対して「人をからかうから自分も痛い目を見るのじゃ!」とでも言ってそうところで何の見せ場もなく終わるGNTTS兄貴モンスターとして恥ずかしくないの?
-
580
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-16 00:24
ID:iFpk47Wc
[編集]
調子に乗って書きすぎる→これじゃR18やん→消す→調子に乗って書きすぎる→これじゃR18やん→消す→調子に(ry
無 限 ル ー プ っ て 怖 く ね ?>>577>>578 ブランシュさんは結構何にでも使えるキャラだと思っとります、今回はポロr……ゲフゴフお色気要員です
>>579 ほぼ完璧な采配でした、さすがは蟹氏そう言えばブランシュが水着が弾け飛んだとかでかなり落ち込んでいた、大丈夫だとは思うが少し様子でも見に行ってみようか。
……下心が全くないという訳でもないが、手土産によく冷えたビールの1杯でも持って行けば邪険に扱われる事もないだろう。* * *
明かりの漏れるテントに向かい名前を呼ぶと、すぐに彼女は姿を見せた。
手にしたタルジョッキを見せると目的を察したのか、快くテントの中に招き入れてくれた。「丁度私も寝付けなかったところなのよ、こんなに早く寝ることなんてそうそうないもの。」
互いのジョッキを静かに打ち鳴らし、冷たいビールに喉を鳴らす。
日差しで火照った身体の熱が、内側から急速に冷まされていくのを感じ、つい一気にジョッキを傾けてしまった。「ふぅ……暑い日は一段と美味しいわね。」
息を吐き出して口元を拭ったブランシュは、しみじみとそんな事を呟く。
神速の白雪姫という異名を持ちながらも飾ることなく自然体で接してくれるのは、それだけ彼女が自分達に気を許してくれているからだろうか。「……どうしたの、そんなにじっと私を見て。」
そんな事を考えていたらいつの間にか彼女を凝視してしまっていたようだ、慌てて取り繕うために、一言なんでもない、とだけ返してジョッキに口をつける。
「全く……気持ちは分かるけど、さっきから視線がやましいわよ?」
……下心が全くないという訳でもないが、水着ほどではないにせよ、就寝前のラフな格好の美女と狭い空間で2人きり、そこにアルコールというおまけ付き。
一番の目的は変に落ち込んではいないか様子を確認に来ただけとはいえ、ブランシュの言葉で邪な思考が入り乱れる。
不意に彼女が距離を詰め互いの肩が触れ合う、もう少し身体を寄せれば腕と胸が当たりそうなほどに密着すると、上目遣いでこちらを覗きこんでくる。
アルコール以外の要因で心音が大きく、早くなっているのがはっきりと分かる。 ゆっくりと、ブランシュは自分の顔をこちらに近づけて――「鼻の下、伸びてるわよ。」
人差し指でぐりっと鼻の頭を押さえつけられる。 ――鼻に弾丸を撃ち込まれるハプルボッカの気分が何となく理解できた気がした。
「着替えようと思ってたけど、そんなに期待してくれるなら明日もあの水着を着てあげるわよ。 ……アピールになるなら悪い気もしないわ。」
そのまま少し強めに額を指で弾かれて、少し仰け反ったところに空のジョッキをつき返される。 ……どうやら、これはそろそろお暇したほうが良さそうだ。
「おやすみなさい、また明日ね。」
――とびきりの笑顔でこちらを見送るブランシュがとても意地悪に見えた。
* * *
主人公ヒートゲージ:■■■□□□□□□ そこそこ暑い
-
581
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-16 00:25
ID:iFpk47Wc
[編集]
水着に着替えてテントを出ると、今日も今日とて雲1つない、恨めしいほど眩しい空が広がっていた。
同じ太陽からの日差しなのに、ベルナ村で受ける日差しと比べるとこの漁村の日差しは何倍も強いように感じてしまう。
その代わりに何時でも涼の取れるこの海と、目の保養になる女神達の姿があるのだろうが……いやいや、こんな事を考えていてはまたブランシュに何か言われてしまう。「おはよう、昨日はよく眠れたかしら?」
後ろから声をかけられ思わず体が跳ねる。
慌てて振り返った先に居たのはアリーチェだった、水着の上からラッシュガードと呼ばれる上着を羽織っている辺り、こんな時でもランサーである彼女の堅牢さが窺える。
狩猟に出ていた彼女ならあの失態は知らないだろうと内心安堵する、昨日の今日でブランシュやエリクシルと鉢合わせてはどうなる事か……「……何かあったのかしら? 随分挙動不審だけど。」
ここで何か勘繰られるのはまずい、なんとか誤魔化さなければ――口をついて出たのは、ガノトトスの狩猟はどうだったかという問いだった。
「あっという間だったわよ、殆んどエド達だけで倒したようなものだけど。 ……そう言えば、あのガノトトスかなり小さかったわね。」
モンスターとは言え生き物だ、個体によって勿論大きさに差は出てくる。
恐らくそのガノトトスはスモールサイズと呼ばれる飛び抜けて小さい個体だったのだろう。「なんにせよ、今日はこっちの仕事をしっかりこなさないといけないわ。 狩猟だけがハンターの仕事じゃないもの。」
名の轟いたハンターである彼女がいうと重みのある言葉だ、今回の依頼を断ったランドラットにも聞かせてやりたい。
「貴方も女の子眺めてばかりじゃいけないわよ。」
……そしてどうやら俺の努力も虚しく、話は既に広まっていたようだ……
* * *
「やれやれ、あの男の話は長くてかなわんな。」
アロハシャツに身を包んだエドワードがゴキゴキと首を鳴らす、流石の彼にもカーラの長話は些か堪えるようだ。
――1人だけ、クルトアイズは水着に着替えるわけでもなく暑さに堪えるわけでもなく平然としている、その忍耐力たるや筆舌に尽くしがたい。「今日のお仕事……どう分けるのー……」
忍耐力……ではないがここにも動じない狩人が1人居た、相も変わらず露出の激しい水着姿だが、仮に普段の装備だとしてもリィは顔色1つ変えないのだろう。
2日目となる今日の仕事は『水上アリーナの最終調整』『遊泳エリア確保』『名物料理の味見』そして『カーラの秘密依頼』……引き受けてくれる相手にだけ内容を話すと言っていたか。「昨日みたいにまた3人ずつで分かれればいいんじゃない? って訳で班分け任せたから。」
全て丸投げしたレイカは俺の肩をポンと叩くと太陽に向かい伸びをする、幸いアリーチェ達3人も異存はないようだが……
* * *
各作業を誰に担当させるかチーム分けをしてください。(執筆の都合上、3人1チームでお願いします!)
メンバーによって向き不向きがあるため各キャラの特徴を考えて振り分けましょう。(各作業ごとに大当たり1名、大ハズレ1名が設定されています)
1日目と同じく主人公のみ担当を決め、残りはランダム、も可とします。作業内容まとめ
・水上アリーナの最終調整
・遊泳エリア確保
・名物料理の味見
・カーラの秘密依頼 -
582
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-16 07:31
ID:tqMJQodk
[編集]
んー、選択肢が増えて尚更難しく…
・レイカ、ツバメ、クルトアイズは水上アリーナの最終調整
・アリーチェ、りゅ~しか、エリクシルは遊泳エリア確保
・ミーシャ、ブランシュ、リィは名物料理の味見
・あなた、エドワード、サクラはカーラの秘密依頼
でいいかなぁ? -
583
名前:時雨
投稿日:2017-08-16 20:22
ID:fsgdktbQ
[編集]
小さいガノトトス…3G…ママトトス…うっ、頭が
-
584
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-17 02:15
ID:iFpk47Wc
[編集]
盆休みだから一気に書けると思いきや全然そんな事がない、あるぇー?
* * *
知り得る限りの各々の得意分野を考えて班分けを行う、何だかんだでリーダーを任されるのも慣れてきたような気がする。
唯一詳しい作業内容が分からない『秘密依頼』とやらは自分が向かうとして、同行者は――「おっと、俺はあの男の依頼に向かわせて貰おう。 秘密の依頼、浪漫溢れるいい響きじゃないか。」
どうやら何か琴線に触れる物があったようだ、自ら名乗り出てくれたバリスタエドともう1人……昨日の教訓を活かしてサクラに同行してもらおう。
「りょーかいりょーかい、任せてよ!」
そう言いながら腰に手を当てて自身有り気に胸を張ってみせる、誰かのように破壊力のあるものは付いていないが、彼女の活発さはこの日差しにも負けないくらいに眩しいものだ。
勿論下心だけから選んだというわけではない、俺とエドワードが機動力に書ける重弩を担いでいる為、万が一の時フットワークの軽いサクラが居れば心強いはずだ。「それじゃ、お仕事終わったら合流しましょうー。」
カーラの元へ向かう俺たちをどこか上機嫌そうなミーシャが手を振りながら見送ってくれた、歩きながら軽く手を振り返すと、他のメンバーも各作業へと向かっていく。
「……結局一緒になれなかったなぁ。」
――エリクシルのそんな小さな呟きは、誰の耳にも届くことはなかった。
* * *
「最初にぃ申し上げぇますがぁ? これはぁトップシィィクレットォな依頼でぇす! くれぐれもぉ内密にお願いしたしますよぉ?」
少し喋るだけで注目を集めるようなこの男に秘密など作れるのだろうか、頭の片隅に僅かな疑問が浮かんだが、とりあえず話を聞くことにしよう。
「プレイベントは成功間違いナッスゥイング!! そこで私ぃはぁ、スタッフの皆々様ぁの働きを手厚く酬いたいとぉ考えておりまぁす。」
俺たちはあくまで最終調整の助っ人に呼ばれただけだったが、それ以前からアリーナの建築等で働いているスタッフも大勢居る。
特にあの水上アリーナは遠巻きに眺めただけではあるものの、建築にあたっては相当な労力を以ってしてようやく実現したのだろうと容易に想像がつく。「そこでぇ……私ぃ、村長様と交渉いたしましてぇ、プレイベント後に立食パーティを開催出来るようとりつけたのでぇす。」
胡散臭い男だがちゃんと働いている人たちのことも考えているのか、感心する一方で何となく秘密依頼とやらの全貌が見え始めてきた気がする。
「そう、秘密依頼とはぁ……」
「おっけー、立食パーティの食材集めすればいいんだね!」――サクラに言葉を遮られ、変なポーズで数瞬固まったカーラは何となく落ち込んだ様子で肯定の言葉を口にする、自分の世界に急に入ってこられると弱いタイプのようだ。
「コホン……シェフはこちらで用立ててありまぁす、漁に使う小船も1隻お借りしてまぁす、とにかく沢山食材を集めてくださぁい。」
沢山集めろと言われても漁村では魚介類中心になるだろう、誰が小船を使うかが肝になりそうだ。
小船を使わないとなると素潜りで海底の貝類を狙うか、岩場で蟹などの甲殻類を探すか……一応、その辺りの木々から果実を探すという手もあるが、どうするか。* * *
どこで何を狙うかを選択してください
1.小船に乗って魚を釣る
2.岩場を探す
3.果実集めをしてみる -
585
名前:蟹
投稿日:2017-08-17 02:46
ID:B8nXzJ4E
[編集]
偶然にも夜更かししてる時に更新きてるじゃないか!やったぜ。
食材集めとなると、イベントで出される名物料理とやらがどういうものなのかも気になるな……
イベントで出る料理と同じようなもの出しても飽きられてる可能性はあるだろうし、かと言ってボリューム足りないと満足感は薄そうだし
多少変則になるけどここは正直なところ、エドがサクラないしカーラやシェフに判断をもらいたいところ
特に聞けなさそうならまずは3、デザート調達かな? -
586
名前:13機関
投稿日:2017-08-17 04:45
ID:6TB4lEV2
[編集]
あ
-
587
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-18 12:56
ID:iFpk47Wc
[編集]
>>585 ぬ? エド『か』サクラないし~って事ですかね? とりあえずそう解釈して書かせていただきますわー
* * *
ふと疑念が沸き起こる、仕事の1つ、ミーシャ達に任せた仕事には『名物料理の味見』とあったはずだ。
立食パーティに似たような料理が出ても問題ないのだろうか、魚介類は避けたほうが良いのだろうか? いやしかし折角のパーティに食材が足りないのも問題だろう。
確認しようにも既にカーラはどこかへ行ってしまっている。 ……仕方がない、少し2人に相談してみるか。「そうだな……名物料理というのは観光客向けの料理だろう、スタッフ達の口に入っているとは考え難い、同じような料理でも問題ないと思うぞ。」
「でもここじゃ魚中心に食生活だろうし、何か変り種があれば受けは良さそうだねー。」変り種、となるとやはり果実類になるのだろうか? 海沿いの木々を探せば幾らかは手に入るだろうが……
「魚釣りなら1人でも何とかなるさ、俺はのんびり釣り糸を垂らさせて貰うから、お前たちでその『変り種』とやらを探してみたらどうだ?」
そう言うと俺だけに見えるよう、わざとらしくウィンクをしてくる。 なるほど、空気を読んで2人っきりにしてくれるということか、後でお礼に差し入れでも持っていくとしよう。
「よーし、頑張ってレア物探しちゃおう!」
言うが早いか、サクラは1人先走りがちに砂浜を駆け出して果物探しに向かってしまう。 苦笑しながらエドに頭を下げると、どこまでも元気な彼女の背中を追って走り出した。
* * *
「はーい、落とすねー!」
普段から身軽なサクラが同行してくれたおかげで、果実集めは大いに捗っていた。
手頃な樹木を見つけるとするすると木の上に登り、彼女が落とした果実を下にいる俺が受け止める。 既に立食パーティで何か作るには充分な量が集まったのはないだろうか。「んじゃ、次はあっちに行こうかー。」
すぐさま次の樹木を見つけ駆け出そうとする彼女を慌てて引き止める、ポーチはもうパンパンだ、採取を終えるにしても続けるにしても、一旦中身を置いてきた方がいいだろう。
「それもそうだねー、じゃあ戻ろっか。」
何回木登りをしたかも分からないというのに彼女の元気は相変わらずだ、差し詰め今の自分は、手のかかる妹の面倒を見る兄――そんな所だろうか。
「ねぇねぇ、シューちゃんとはどこまで行ったのー?」
――本人は至って無邪気なのだろうが、昨夜あんなことがあったばかりなので思わずドキリとする。
咄嗟にどこまでも行ってないと全力で否定してしまったが、それが逆に不審がられたのか横から顔を覗き込まれる。「興味がない訳じゃないよね?」
唐突にこちらの腕を抱き締めてくる、薄布1枚隔てて伝わる感触は、小振りながらもしっかりと柔らかい。
あまりにも直接的過ぎる『確認』に顔が熱を持つのが分かる、恐らく真っ赤になっているであろうこちらの顔を見て、サクラはニヤニヤと悪戯気な笑みを浮かべてみせる。「うんうん、ちゃんと女の子に興味はありと。 そうじゃないと狙ってる子が可哀想だもんねー?」
あっさりと腕を解放すると、早く戻ろうと告げて先程と変わらぬ様子で砂浜を駆けていく。
役得――なのだろうが、どうにも今回は女性陣にからかわれている様な気がしてならないのは、自分の気の所為なのだろうか。* * *
今回の判定結果打ち分け(海底での採取)
あなた<1D100>58 無難な成功
サクラ<1D100>71 いい感じに成功!
エドワード<1D100>65 まぁまぁな成功 -
588
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-18 12:57
ID:iFpk47Wc
[編集]
「おっと、奇遇だな。 そっちも目処が付いたみたいだな。」
漁村まで戻ってくると、丁度エドワードも戻ってきたところの様だった。
「こっちの釣果は見ての通りだ、中々だとは思うんだがな。」
それなりに引きはよかったのか、エドの指差す小船の中には大きな魚が何匹も乗せられている。
素人目に見れば立食パーティを行うには充分な量の食材が集まっているように思える、これ以上となると、もう岩場で蟹探し位しか思いつかない。「それよりも……顔が赤いぞ? 暑さにやられる前に休んだ方がいいんじゃないか?」
幸いエドもこう言ってくれている、無論顔が赤い原因は暑さだけではないのだが、これは黙っていた方がいいだろう。
「もっと食材集めるか、休憩するか……あとは他の皆を手助けに行くくらいかな?」
確かに休みたいと言う気持ちもあるが、まだ動けなくなるほどではない。
水上アリーナというのがどういうものか未だに分からないし、手伝いがてら少し見に行きたいところではある。
ブランシュ達の担当している料理の味見も、脚を運べばいい思いが出来るんじゃないだろうか。
遊泳エリアの確保作業は……まぁ、泳げれば熱冷ましにはなるかと言ったところか。
何はともあれ納品が先だろう、カーラないしはシェフとやらを探さなければ――「ああ、荷降ろしは現地のベテランがやってくれるそうだからな、そこは心配しなくていいだろう。」
――見れば漁村の人々が小船から魚を降ろし始めている。
俺たちが食材を集め村人が荷を降ろす、これなら漁村の手伝いをしてるようにしか見えないし、スタッフ達にパーティの準備と悟られることはない訳か、よく考えたものだ。
これなら何をするにも気兼ねなく行動出来るだろうが―* * *
主人公ヒートゲージ:■■■■■■□□□□ 中々暑い(熱所作業+1 サクラの誘惑+2)
この後の行動を選択してください
1.引き続き食材を集める
2.他の誰かを手伝いに行く(手伝い先も指定してください)
3.休☆憩昨日飲み会だったから帰ってから寝ちゃって投下遅れたんだぜ
許してください! 何でも書きますから! -
589
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-18 14:22
ID:F2b6laRM
[編集]
どんな料理が出るか気になるから2で。
(メンバー見ながら)調理場って暑いだろうなー ぶっ倒れたりしないか心配だなー(棒) -
590
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-18 17:52
ID:oJ6JABSo
[編集]
アカン、これ味見連中が破廉恥すぎて倒れるやつや
-
591
名前:時雨
投稿日:2017-08-18 17:53
ID:fsgdktbQ
[編集]
キャーサクラさん大胆だわー!
というか兎氏の描くサクラと俺の思い描くサクラが完全に一致しててMAX大草原ん?今なんでもって(ry
多分サクラはミーシャはミーちゃん、エリクシルはエリたんやら言うと思われます。 -
592
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-19 00:39
ID:iFpk47Wc
[編集]
実はブランシュさんは登場するとそれだけでヒートゲージが+1されるというネタ晴らし、今回お色気担当故致し方がなし。
* * *
後の作業はエドワードがやってくれるらしいので、こっちは料理の味見とやらを見に行くことにする、ブランシュに会いたいと言うサクラも一緒だ。
名物料理を出しているという店は海岸から少し離れた、海を見渡せるテラス付きのログハウスだと言っていたが……「ねーねー、あそこじゃない?」
サクラが指差した先には情報通りのログハウスがそびえている、煙突から煙が上がっているのは今まさに料理をしている証拠だろう。
程よく泳ぎ着かれたらテラスで海を一望しながらゆっくりと食事をしながら休息、シチュエーションとしては完璧だ。
あとはその名物料理とやらの味がどの程度かだが、手伝いに出ている面子を考えれば凡そ間違いはないだろう、手伝いとは言え今から楽しみになってくる。* * *
「シューちゃーん、手伝いに来たよー!」
テラスにブランシュの姿を見つけるなり、サクラは後ろから飛びついて行った。
不意を付かれてバランスを崩した彼女の胸が大きく弾む様と、仲のいい姉妹のようにじゃれ付く2人の姿――うむ、非常に眼福だ。「鼻の下伸びてますよー。」
いつの間にか真後ろに来ていたミーシャに脇腹を小突かれ我に返る、こちらを気遣ってはくれているようだがその表情はニヤついていて、明らかに面白がっている。
一応リーダーなのだからしっかりと役割を果たさなければ、仕事の進み具合を尋ねてみると、こちらももう殆んど終わっているとのことだった。「料理の構想自体は出来てたみたいだから、味付けと盛り付けの案を色々出してみたらあっという間に決まっちゃったわよ。」
「シューちゃん料理上手だもんねー。」いつかの鍛錬の時も存分に腕を奮ってくれた2人だ、ここでも大活躍してくれたのだろう。
……そう言えばリィの姿が見えないがどこに行ったのだろうか、辺りを見回していると、不意に後ろから肩を叩かれる。「……はい、あーん……」
振り返れば、例のヘアバンドにマイクロビキニという挑発的な格好の少女がそこに居た。
口元に近づけたフォークに刺さっているのは、色鮮やかなオーロラソースを纏った肉厚なエビの身、堪らず齧り付けばしっかりとした歯ごたえと共に口いっぱいに旨みが広がっていく。「……美味しい?」
フォークと皿を持ったままでリィは首をかしげてこちらを覗きこんでくる、料理の味もさることながら美少女に食べさせてもらうというこの状況も中々味わえないだろう。
「……よかった。」
いつも無表情な彼女が柔らかに微笑んだ、始めてみるその表情は少女らしい愛くるしさと大人びた艶やかさの入り混じっており、どこか扇情的にも思えてしまう。
「……鼻の下。」
再びミーシャに脇腹を小突かれる、暑さも相まって少し興奮しすぎているようだ。 ……やはりクールダウンしてから訪れるべきだったか。
視線を逸らして海の方を見るとなにやら大掛かりな作業をしている人影が見える、遊泳エリアの確保をしているアリーチェ達だろうか?
今から手伝いに行くには時間が足りないが、順調に作業が進んでいる事を願うばかりだ。* * *
選択肢まで行けなかったけど続きは明日やで
-
593
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-19 12:25
ID:sQTDPQH6
[編集]
何だろう、最近登場したばっかで注目してなかったのにこのあーんの流れでリィにときめいてる自分ガイル
-
594
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-19 16:37
ID:iFpk47Wc
[編集]
何はともあれ、こちらで何か心配することはなさそうだ。
他の仕事も直に終わるだろうし、あとはカーラへ終了報告をすればこの依頼も無事に達成だろうか。
また長話を聞くことになると思うと少々気が滅入ってくるが、これも報酬のためだもう少しだけ我慢するとしよう。楽しげにブランシュと会話を続けるサクラへ、カーラを探してくるとだけ伝えると、俺は1人テラスを後にした。
* * *
「お疲れさぁぁまでしぃたぁ、これならぁプレイベントは成功間違いなぁしでぇす!」
こちらの手を握ってブンブンと上下に勢いよく振り立てる、一大プロジェクトだったのだろうから気持ちは分かるのだが、正直疲れた身体にこれは堪える。
手を離させてからも「ここまで来るのに苦節十数年……」と涙ぐみながら話は続く、自己陶酔もここまで来ると感服してしまう。「報酬はぁギルドを介して受け取っていただきまぁす、勿論お色もお付けしまぁぁす! 雑費は別途請求書をお回し下さぁい。」
5万ゼニーというだけでも破格なのに更に金額を上乗せしてくれるのか、『依頼人の事を除いて考えるなら』やはりこれほど美味しい依頼はそうそうないだろう。
「そしてぇ、こちらはお仕事を頑張ってくれた貴方にスペシャァルな報酬でぇす。」
……スペシャルな報酬?
カーラが差し出したのは1枚のチケットを受け取ると、優雅な書体で『イベントペアチケット』と記されている。「これがあればぁ、明日のプレイベントに参加できまぁす。 お水着ぃの返却もぉ明日で構いませんのでぇ、よぉい1日をお過ごしくださぁい。」
ちょっと待て、これは誰かをデートに誘えという事か?!
気持ちは非常にありがたいが、色々と心の準備が出来ていない、他の報酬はないのか――と、言おうとした瞬間には、既にカーラは別件へと向かってしまっている。
手元に残されたペアチケットを握り締めたまま、茜色に染まる水平線を呆然と眺めることしか俺には出来なかった。* * *
夕食もあまり箸が進まなかった、割り当てのテントで横になりながら、手渡されたチケットをぼんやりと眺めていた。
さすがにこれを使わずに帰るというのも無粋で勿体無い気もするし、かといって誰を誘ったものか。
敢えて男性陣を誘うという手も考えたが、後からあらぬ噂が立ちそうで怖い。 殊更ツバメを誘おうものなら何を囁かれるか容易に想像が付く。
逆転の発想で誰かに渡してしまうのも考えたが、渡した相手が俺を誘ってしまえば本末転倒だ、迂闊にそんな真似は出来ない。
……りゅ~しかを誘えば丸く収まりそうなものだが、それはそれで逃げてしまったようで男が廃る気がする。暫し悶々としながらも、ようやく俺が誘う事を決めた相手は……
* * *
・デートに誘う相手を今回同行した女性の中から1名選択してください。(野郎とりゅ~しか、誰も誘わないなんて無粋な選択しても無視すっからな!!w)
* * *
主人公ヒートゲージ:■■■■■■■■■□ ヤバイ暑い(ブランシュさんブランブラン+1 リィのあーん+2)
判定とかの内訳っぽいもの
アリーナ組
レイカ:44 一応の成功 ツバメ:無限 完璧な成功(大当たり) 煮物:51 無難な成功
遊泳組
アリーチェ:∞ 完璧な成功(大当たり) りゅ~しか:34 ギリギリの成功 エリクシル:22 やや失敗
料理組
ミーシャ:54 無難な成功 ブランシュ:∞ 完璧な成功(大当たり) リィ:77 いい感じに成功 -
595
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-19 16:51
ID:irvl4H0.
[編集]
エリクシルやろここは
レイカが選ばれてない?後でアマネに何言われてもうちは知らんぞ?ブランシュさんブランブランとさり気ない煮物に草
-
596
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-20 03:52
ID:J69bKl52
[編集]
やはりエリクシルがメインヒロインなのか
-
597
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-20 18:55
ID:iFpk47Wc
[編集]
>>595 一応レイカさん選んだら後からアマネにどつかれるシーン入りました
>>596 推しメンが居るなら選択肢でそっちに誘導するのも手ですぜ旦那* * *
意を決してやってきたのはエリクシルのテントだ、昨日の一件があるので少々誘い難い節はあるのだが、他に誘う相手も思い付かない。
明かりが漏れているところを見るとまだ起きてはいるようだが、如何せん踏ん切りがつかずテントの前をうろうろと歩き回り――「……人のテントの前で何をしてるんですか。」
犯罪者予備軍、と最後に付け加えられて、寧ろなんだか懐かしい気分にすらなってくる。
変に取り繕うのも逆効果だろうか、ここは素直にチケットをエリクシルに見せることにする。「え、これって……明日の?」
何故こんな物を持っているのかと驚く彼女に、よかったら一緒にどうかと声をかけてみる。
「そ、それって、デートってことですよね……?」
途端にエリクシルは狼狽え始める、やはりアレだけ醜態を晒してしまっては乗り気ではないのだろうか、嫌なら無理に来る必要は――
「行きます! 行かせてくだしゃい!」
――食い気味に、しかも最後は呂律が回らないほどの勢いで承諾してくれた。
顔を真っ赤にしたエリクシルに明日の朝迎えに来ると告げて踵を返す。 あそこまでのリアクションをされこっちも気恥ずかしくなってきた、明日に備え今日は早めに寝てしまおう。* * *
迎えに行くというのは、誘う事よりも遥かに緊張するのだと身をもって知った。
昨夜デートに誘ってから精々8時間程度しか経っていない筈なのに、テントの前まで来て中々エリクシルに声をかけられずに居る。
……また彼女の方から出て来させる訳にもいかない、1度深呼吸をして気持ちを落ち着かせると、思い切って彼女の名を呼ぶ。「ひゃいっ!」
上擦った返事と共に慌ててテントから出てきた彼女は、自分の前に来るなり体勢を崩してつんのめる。
咄嗟に支えてやると、必死にこちらの腕を掴んで体勢を維持している。 ――脚に力が入っていない?「ずっと座って待ってたら脚が痺れちゃって……」
そんな状態になってまで体勢を変えようとしなかったという事は、緊張していたのは彼女も一緒だったようだ。
人のことを言えた義理ではないのにエリクシルの様子が微笑ましく、視線を合わせると互いに照れ笑いを浮かべあう。「えっと、今日はよろしくおねがいしますね。」
思えば2人きりになるのもイャンクックの1件以来だろうか、密林でも多少一緒にはなったが――
折角の機会なのだ、今日ぐらいはエリクシルとゆっくり羽を伸ばすとしよう。 -
598
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-20 18:56
ID:iFpk47Wc
[編集]
イベントチケットを受付に提示するとパンフレットが手渡された。
簡易地図と共に今日1日サンキス村で開催される催事の案内が書かれたそれを見ていると、2日間手伝いをしてきたこともあって話に花が咲く。「珊瑚とか貝殻で色々アクセサリー作ったんですよ、でも加工って結構大変で。」
金具が錆びないように材料を丁寧に洗浄したり、紐を通すために錐で穴を開けるにも少し力加減を誤れば全体にヒビが入ったりと、繊細な作業ばかりだったようだ。
土産物屋の店主は大絶賛していたようだが、あちらの仕事も神経を研ぎ澄ます大変な内容だったようだ。「それなのに、リィちゃんばっかり見て私のことは見てくれないし……」
ちょっと拗ねたように唇を尖らせてみせる、あの時のジト目を思い出して頭を書きながら詫びの言葉を口にする。
「……名物料理、気になりますよねー?」
どこか含みのある笑いと共にそう返される。
存外強かなところもあるものだ、意図するところを察して昼食を奢る事を約束するとエリクシルの顔に笑顔が戻る。「遊泳エリアの確保も大変だったんですよ? 錘をつけたネットみたいなものを沈めたりとかで……力仕事ばかりで足引っ張っちゃったかなぁ。」
りゅ~しかもその小柄さを考えれば奮闘していたようだが、普段から重装備なアリーチェが苦もなく運んでくれていたのが大きかったようだ。
「そちらはお仕事どうだったんです? 秘密の依頼の内容とか……」
――ブランシュやサクラとの一件は伏せておこう、サメに襲われた話や立食パーティの食材集めに奮闘した部分だけをエリクシルへ語る。
そうしてサンキス村を回りながら苦労話を語るうちに、時間はあっという間に過ぎていった。* * *
気が付けば日は既に傾いていた、少しはしゃぎすぎた事もあって、岩場に腰掛けて少し休息を取っている。
透き通った海と言うのはそれだけで人を惹き付ける魅力があるし、水上アリーナではどこぞのミュージシャンを招いたライブも行われていた。
縁日のような出し物もあって色々と楽しむ事が出来たし、ログハウスの料理店や土産物屋は言わずもがなの大盛況だった。
デートだとなんだのと緊張していたが、蓋を開けてみればそんなことを感じる暇もないくらいの1日だった。「プレイベント、あなたと来れてよかったです。 ――最後に我侭言っていいです?」
しきりに辺りを気にしていたエリクシルがそう切り出す。 ……別に構わないが何をするつもりなのだろうか?
「私だって勇気がいるんですから、じっとしててくださいね?」
そう念押しすると、エリクシルを顔がゆっくりと近付いてくる。 そう言えば以前も額に……
鼓動が急速に早くなる、しかも今回は視線が同じ位置にある、つまり触れ合うべき場所は――――唇の『上』を伝う、生暖かい感覚。 そして急速に落ちていく意識。
「えっ、ちょっと……ええっ?! だ、大丈夫ですか?!」
鼻血と共に倒れた俺の耳、エリクシルの声が僅かに聞こえる。
連日の暑さと重労働、度重なる興奮に、どうやらギリギリの所で身体が持たなかったようだ。
惜しい事をしたと思いながらも、不甲斐無くはあるが何だかんだで俺たちはこういう関係がいいのかと、薄れ行く意識の中でそう考えていた。~シナリオ34:太陽と砂浜と水竜と~ CLEAR!!
GET:水竜の素材
GET:勲章・プレイベントチケット&パンフレット(依頼人の要望以上の働きを見せた)
GET:称号・リーダー(周りへの采配が上手くなった)
GET:称号・むっつり(仲間の水着姿を見て醜態を晒した)
GET:称号・不甲斐ない(鼻血を吹いて倒れてしまった) -
599
名前:太陽と砂浜と水竜と@兎
投稿日:2017-08-20 18:57
ID:iFpk47Wc
[編集]
もっと短く纏められた気もする、そして話の一貫性がない、やはりプロットは大事だと痛感した。
さて、お時間のある方はこのまま後書きにお付き合い下さい。ガノトトスについて
本当はプレイベント中にもう1度登場予定で、デート相手とペア狩猟の予定でした。
明らかにくどくなると考えて取り止め、誰かガノちゃんに真っ当な出番のあるシナリオを書いてあげてください。イベントの向き不向き
完全に自分のイメージで設定しております
1日目
・水上アリーナで音響テスト(○レイカ ×ブランシュ) 狩猟笛で音を出せるレイカさん大成功、激しく動こうとしてポロリするブランシュさん大失敗
・土産物の材料調達(○りゅ~しか ×ミーシャ) 探し物といえばりゅ~しか、ミーシャちゃんは実は泳げないという設定なのでNG
・材料をお土産に加工(○エリクシル ×ツバメ) 言わずもがなエリクシル大成功 力加減を誤りそうなツバメは大失敗扱い
2日目
・水上アリーナの最終調整(○ツバメ ×エリクシル) 音響テストの結果を受け色々修正を入れる力作業、結果こうなりました
・遊泳エリア確保(○アリーチェ ×ミーシャ) アリーチェさんは描写であった通り、ミーシャちゃんはこちらもNG作業です
・名物料理の味見(○ブランシュ ×クルトアイズ) 料理上手なブランシュさんの独壇場、クルトアイズさんは選ばれたら料理が煮物ばかりになるというオチを予定してました
・カーラの秘密依頼(○ミーシャ ×りゅ~しか) 今回は『探す』メインなので眼のいいミーシャちゃん有利、逆に不要なものまで集めるりゅ~しかはNGヒートゲージ
2日目終了までにオーバーヒートしなければデート追加でした、ギリッギリに保ってくれた皆様に拍手。
ですがオーバーヒート手前だったのでエリクシル既成事実は作れず、残念だったねぇ……出番の偏り
ある程度は仕方がなかったとは言え、やはり多人数シナリオは大変だなぁと実感、主にベテラン組み、ゴメンよ……水着
完全にイメージと兎の趣味です、クルトアイズにブーメランとかも考えましたが流石に自重しました。それでは今回も長々とお付き合い、ありがとうございました。
おまけの追記
・カーラって誰よ?
適当にでっち上げたNPC、役職もそれっぽくでっち上げ。
名前に関してはアナグラム 十把一絡げ→ジッパー ヒト カーラ ゲ→カーラ・G=H・ジッパー メチャクチャだなおい、使いたい方はご自由に、脳内CVは『jimang』さんです・皆様のキャラについて
兎の中で『このキャラっぽいな』と思った場合、そのキャラをモデルに台詞回ししています、好評なようで何より。 ちょろっと公表しておきます。
ランドラット:ルミナスアーク2より『ラッシュ』、原作では主人公の兄貴分、なので自分が書くと相当面倒見のいいキャラになってしまう……w
タクミ:ファイアーエムブレムifより『タクミ』、原作よりだいぶフランクにしてますが口調イメージは完全に彼です。 『調子に乗るなよ……!』は何時か言わせたい。
ブランシュ:テイルズオブヴェスペリアより『ジュディス』、原作よりお茶目成分マシマシですがサービスシーンに関しては完全に……w
エドワード:テイルズオブグレイセスより『マリク』、漢なら背中で騙れ! と背中からビームを出させたい今日この頃。
リィ:ファイアーエムブレムifより『セツナ』、もう言わずもがなですね、これからも贔屓します(ォィ
レイカ:ライトノベル風の聖痕より『神凪 綾乃』、表裏が、と言うと語弊がありますが彼女もまた二面性のあるキャラクターです、相方との軽妙な掛け合いも魅力ですね。
サクラ:テイルズオブシンフォニアより『コレット』、原作よりシリアス成分少なめで。……書いてて気付く、これ殆んど時雨氏のキャラやんけ!
-
600
名前:蟹
投稿日:2017-08-20 19:15
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ええやん!
鼻血出して倒れた辺りを考えれば閑話的超ショート回作れそうだ……
作業の向き不向きの分布がイメージ通りでいい感じ、地味にエド兄貴は可もなく不可もなく。
既成事実は作られなくてむしろホッとしてます、まぁエリクシル派ですが。タイトルにもなっておきながらろくに見せ場もなく沈んだGNTTS姉貴恥ずかしくないの?
水竜ベイビーかな?……ん?なんかデカイ魚影が( -
601
名前:時雨
投稿日:2017-08-20 19:21
ID:fsgdktbQ
[編集]
兎氏お疲れ様でしたー。
ママトトス展開かなって思ったけどそんな事は無かったぜ☆
サメが出てきた辺りでシャークプリンス作れるかな、て思ったけどそんな事は(ry
てかミーシャ泳げないんか…なんか意外。
鼻血出しちゃったかー、まぁブランシュさんブランブランだったりサクラの大胆な確認だったり刺激的だったししゃあないね。暫くは読む側とは言ったけど執筆意欲に駆られる自分がいる、どっちがええやろな。
>>599
千壱氏曰く新キャラの人って言われる人だししゃーない() -
602
名前:千壱
投稿日:2017-08-20 23:39
ID:GQjChB.k
[編集]
執筆お疲れ様でした。
キャラ製作者の想定通りに性格描写ができるなんてやっぱプロやで……
私ももっと本読んで勉強しよ……
あなたとエリクシルの一夏の思ひ出、これはどこかで使えそうですねー。時雨氏のシナリオ、楽しみに待っております。暑いのでくれぐれも無理はなさらず。
>>601
およ……?
そんなこと言ったっけ……(記憶障害) -
603
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-21 22:42
ID:fsgdktbQ
[編集]
うん…よし、やろう。蟹氏の没シナリオをパク…使わせていただきます。
タイトルとか登場人物とか全然違うけどね!シナリオ35 紅ニ染マリシ青熊
───なんで、こんな事になったんだ。
男は物陰に隠れながら渓流を歩く。愛用していたハンマーは捨てた、逃げるには邪魔だからだ。
彼ら四人はロアルドロスの狩猟の為にこの渓流に降り立った。
だが、来てみればロアルドロスがアオアシラに似た『何か』に倒されてるではないか。───あのアオアシラはもしかすると特殊個体じゃないか?
───じゃあ、アイツ倒したら俺達も有名人か!
───マジかよ!やる気出てきたわ!
───ならさっさとやっちまうか!
そんな欲望ダダ漏れな会話をしながら彼らは武器を構え、『それ』に突撃した───してしまった。「何なんだよ、アイツは…!」
今の彼には戦意は無い、無くなってしまって当然だろう。彼の仲間が───喰い殺されたのだから。
アオアシラの太い腕から繰り出された一撃により大きく吹き飛ばされた太刀使いは地面を二転三転する。
仰向けの状態になった彼に向けアオアシラは走り、太刀使いを両腕で掴み上げる。そして大きく口を開け、防具が外れ無防備になった頭に──喰らいついた。
頭から吹き出てきた鮮血は渓流の透き通った川の水を赤く染め上げるには充分な程だった。目の前の敵を気にせずその場に座り込み仲間を喰らうアオアシラに彼らは武器を捨て逃げ出した。
いつの間にか彼は同じく逃げ出した仲間とはぐれてしまい、エリア4の家屋の裏に隠れて凌いでいた。
早くこの場から逃げ去りたい消え去りたい。早く仲間に会いたい。もうあのアオアシラを見たくない。そんな思いが頭の中を渦巻いていた。「とにかくベースキャンプに……ッ!?」
彼はBCに駆け出そうとした時自分の影が何かに包まれていること、そして何故か自分の周囲が暗くなっている事に気付く。
ゆっくりと後ろを振り向くと、そこには二本足で立つアオアシラの姿があった。今度こそ絶望の淵に精神を追い込まれた。信じられない光景を、嫌というほど目の当たりにするしかなかった。
アオアシラはその豪腕を高く上げ、彼に向け振り下ろした。その一撃は彼が意識を手放すには充分だった。ユクモ村に戻ってきた二人のハンターの証言、そして古龍観測隊の気球船による報告はギルドや龍歴院に伝えられこのような警鐘が鳴らされる事となる。
──現在渓流にて青熊獣の二つ名個体『紅兜』が現れたとの報告が入った──
──これにより特別な許可を得たハンター以外の渓流の立ち入りは禁止するものとする── -
604
名前:蟹
投稿日:2017-08-22 20:20
ID:B8nXzJ4E
[編集]
どこで投げた没シナリオだろう……と必死に前スレのページ内検索かけてました
「紅き下剋上」だっけか、どうなるのか楽しみですついでにまたも没シナリオ投下。しばらく進行できなさそうだからね、しょうがないね
・「ホークアイ」
ミーシャ氏と弓の特訓でセルレギオスへ。レギオス、弓使用ともにサクラ救出戦でやったので存在意義がなくなった。
・「華麗なる独立」
エリックを主役においた、ニャンター独立のためのシナリオ。既にサイデンたちとの戦線で主人を離れていることもあって没に。
・「小さな針のような」
バリスタエドが教える新米ハンターを預かり、彼らの特訓のためクエストへ。
後輩キャラを作ろうとしましたが、正直遅過ぎたと御蔵入り。
・「退魔の剣を求めて」
りゅ〜しか提供の情報を頼りに、単独で古代林奥深くの古の神殿に眠っている伝説の剣を探しに行くが、幻獣キリンが立ちふさがる。
マスターソードを入手したかったけど、世界観のすり合わせがどうも納得いかんので没で。
・「堅牢地神と双子の狩人」・「ミスターJ」
どちらも新キャラが出てくるシナリオ。前者は前のエピローグ登場予定だったキャラとアンキセス。
後者はいわゆるなんJのやきう民をモチーフとしたキャラが出る予定だったがキャラ増やしすぎもあれなんで没。 -
605
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-22 21:23
ID:fsgdktbQ
[編集]
「──それで許可証を持っている私達に紅兜の狩猟依頼を?」
サクラの問いにギルドマネージャーは真剣な顔で頷く。
サンキス村でのプレイベントから数日後、クルトアイズが自宅に押し掛けギルドマネージャーの所に来るよう呼び出され来てみればサクラを含めた三人が既に集まっていた。
そして聞かされたのは渓流に青熊獣の二つ名個体『紅兜』が現れたという話だった。「今のところは活動範囲は狭いようではあるようだがのう、このまま拡張するとユクモ村が襲われる可能性がある。活動範囲が広がる前にお主らに手を打って貰いたいのじゃ」
そう話したギルドマネージャーに俺の右隣で腕を組みながらうんうんと先程から唸っていたアマネが確認するように問う。
「ばっちゃんよ、それが見間違いでただのアオアシラだった、てことは……無さそうだな。ばっちゃんがそんな顔してるってことはホントの事みてぇだな」
「うむ、過去に目撃された証言と報告が一致しとる。間違っているという事はないじゃろう」
「うーむ、こりゃ荷が重いな」アマネは肩を竦めて苦笑いしてみせる。『狩場彩る武神』と言われる程の実力を持つ彼も二つ名個体となれば相当キツイのであろう。
思えばかつて捕獲をしたあのリオレイアは『紫毒姫』と呼ばれる二つ名個体へと『なりかけていた個体』だった。だが今回の相手は種族は違えど完全に二つ名個体になっている、気を引き締めなければならない。ふと左隣をみるとそこには後ろから抱き着かれており何処か満更でもなさそうな表情をしているリィと、その抱き着いている張本人であるサクラの姿が。
何故二人が、というかまだここに来て日の浅いサクラがなぜ特別許可証を持っているのか聞くと「あぁ」と返し答えてみせた。「やっぱりこれじゃないかな?ほら私の装備ってキリン、古龍の素材を使用した装備でしょ?古龍を倒せる位の実力があるから渡しておく、て事じゃないかな?」
彼女は鬣で出来た白い毛を触りながら答える。思えばリィも豪山龍と呼ばれる古龍をインナー一丁で退けたのだったか。
古龍といえば存在自体が例外とでも言うべき絶対者。それを討伐、及び撃退したともなると許可証を渡されるのは当然とは言えるか。「しかし、この嬢ちゃんがパンツ一丁であの古龍を撃退したってのかい。やるもんだねぇお前さん」
「インナーは、着てました…」
「おっとすまねぇ、そりゃ悪かったな」ハッハッハッと笑いながらリィの頭をワシャワシャと撫でるアマネ、リィは撫でられて柔らかな笑顔を覗かせる。傍から見れば気前のいい兄が妹を撫でているような光景である。
「コホン…お主達には準備が整い次第ユクモ村へ向かって貰う。村長が何やら話があるらしいからのう」
「分かったぜばっちゃん。それじゃお前ら準備が出来たら飛行船窓口に集合、それでいいな?」俺達は頷くと各自自宅に戻り装備を整える事にした。俺は今回何を装備していこうか…。
相手は二つ名個体、不利となる選択はしたくないが…。~武器、装備、スタイルを選択して下さい~
・装備と武器は今まで倒したモンスターの素材から現状作れるものを選んでください -
606
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-22 21:59
ID:3DCpSFo2
[編集]
メンバーはあなた、サクラ、アマネ、リィか
ここは安定のレウスS装備と、スリープショテルを使って睡眠爆殺と洒落込んで欲しい
スタイルはお任せ、出来ればサクラとは違うスタイルで。 -
607
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-22 22:11
ID:zMUH8hqQ
[編集]
兎氏お疲れ様です。水着回楽しませていただいた。
リィのあーんって、セツナさんにしてほしいこと書いたんじゃ……いやなんでもないです。ほな、スタイルはミーシャ仕込みのブレイヴで。
-
608
名前:兎
投稿日:2017-08-23 09:10
ID:iFpk47Wc
[編集]
赤プーさん……聖なる弓担がなきゃ(使命感
このメンバーなら主人公にサポガンとかさせても面白そうだけど流石にまだヶ島系統は持って無さそうだなぁ、掘りに行くシナリオ考えるかな。>>607
そんなわけないだろう! やってほしいことを全部シナリオに詰め込んだだけだ!
だってセツナ嬢頭撫でると『恋人が身体を触るのは誘ってるって事だって本に書いてあった……』とか言い出した挙句最後には『口付けをしたい……』って誘い返して来るんだぞ! やれることやるならあーん程度で収まる訳がないじゃないか!
すいません、自重します。 -
609
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-23 19:02
ID:fsgdktbQ
[編集]
兎氏、貴方疲れてるのよ…。
~~~今回担いでいくのは先日クルトアイズ達が狩猟した水竜の片手剣『スリープショテル』。……一応言っておくとモンスターの素材はあの依頼に付き合ったメンバーで山分けとなっている。なのでこのように武器を作成する事が出来ている訳だ。
先端がカギ型に湾曲しており、スパイクのように突き刺し神経毒を注入、モンスターを昏睡させるという構造になっている。
同じ神経毒の片手剣といえばネルスキュラの物があるがあちらより毒の量が多い、その分切れ味が悪いが手数で補えば問題は無いだろう。
防具はいつも通りレウスSを着て行くとしよう。あとはスタイルだが、確かサクラはエリアルスタイルだったか。ならこちらはミーシャ直伝のブレイヴスタイルで行くとしようか。
準備を終え飛行船窓口に移動すると既に俺以外のメンバーが揃っており、遅れて済まないと謝ると飛行船に乗り込んだ。~ユクモ村~
飛行船に揺られユクモ村に辿り着いた俺達は自称ユクモ村の門番と名乗る男に連れられユクモ村の村長の元へと足を進める。
「うああああああ……」
「もう嫌だ…嫌だあああぁぁぁ…」───そこには大浴場へと繋がる階段に腰掛け項垂れている二人のハンター、そしてそれを心配そうに見詰めるユクモ村の村長の姿があった。
-
610
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-23 21:12
ID:fsgdktbQ
[編集]
妙齢でありながら知識が豊富で多くのハンターや村人に慕われている彼女にアマネは軽く頭を下げて挨拶をする。
「村長さん、お久しぶりです」
「えぇ、お久しぶりです。先日のはねむーんとやらは楽しんでいただけましたでしょうか?」
「そりゃあもうバッチリっすよ、ハハハ。……で、そこにいるのが紅兜から命からがら逃げ出したハンターですかい?」
「…えぇ、お仲間が殺められてからすっかりあの調子ですわ」再び彼らに視線を向けると変わらず俯いたままだ。完全にトラウマになってしまっているようで、思わず同情の憐れみを向けてしまう。
リィは彼らの前に立って不思議そうに首を傾げながら見つめているが。「うーん、大分心の傷は深いね。ハンター業に復帰も時間が掛かりそうだね」
「だな。よっぽど怖ぇ思いしたんだろうな」
「ところで皆さんは『あの子』についてはどの程度知っていますか?」村長の言う『あの子』の脅威性と強大さならギルドマネージャーに話を聞いていた程度なら聞いた事があると返すと彼女は知りうる情報をこちらに伝える。
「数年前、穏やかだった渓流に貪食の恐王と呼ばれる恐暴竜イビルジョーが現れました。渓流のありとあらゆる生命を次々に喰らい尽くし木々も薙ぎ倒していきました。その結果、気配を隠していた『あの子』の食糧が不足してしまう事態になってしまったのです」
「そのイビルジョーは二人のハンター様が死闘の末に討伐なされましたわ。強敵との激闘で息も上がって満身創痍になっている彼らに対し、空腹で気が立っていた『あの子』は襲い掛かりました。油断していたハンター様をもう一人のハンター様が庇いまして、その腕を噛みちぎられるという何とも痛々しい姿で村へと帰還して参りました」
「そして『あの子』はその腕を喰らい覚えたのです───『人の味』というものを」
「………人喰らいの獣って訳か」
「その後はお分かりかと思われますわ。ハンター様や旅人問わず『あの子』に襲われ命を落とされていられますわ。被害が出る度に依頼を出していたのですが元々アオアシラの中ではそれなりに強い個体でして良くて大怪我による帰還を余儀なくされていましたわ。ここまで話せばお分かりでしょうか?」
「んーと、つまり人を食べていくと同時に力をつけたのがその『あの子』っていうのが紅兜の正体てことですか?」サクラの答えに村長は無言で頷く。
なんという、話だろうか。俺達はその人を喰らい生き長らえた化物と戦おうというのか。もし、油断をしてしまったら…そんな事を考えると不安が止まらない。「怯えてんのか?ったく、だらしねぇな」
アマネは何が面白いのか笑いながら俺の背を叩く。思わず吹っ飛びそうになったが足を踏ん張って堪えた。
抗議の視線を彼に向けるが彼は依然として笑いながら心配そうな顔をしている村長に向き直る。「大丈夫だ村長さん、心配しないでくれよ。ヤツに敗れたからといって、怪我は負えど死にはしないさ。それに俺達は、そいつに勝つつもりで行くんだからな」
「そうそう!モンスターから弱き者を守る為に存在しているのがハンターなんだからね!絶対に負けませんよ!」───相当な自信家だな、こいつらは。
だが確かにやるからには勝つ気でその化物と戦わねばならない。いつだってやるときは、本気を出さなければ。
そんな俺達の様子を見ていた村長は、不安そうな顔を一転させ、くすりと面白そうに笑う。「──そうですか、ならお願いしますわハンター様。どうかご武運を」
俺達は村長や村の人達との別れの挨拶を述べ奴の元へ向かう事とした。
───立ち入り禁止となっている渓流の地へ。 -
611
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-24 20:16
ID:fsgdktbQ
[編集]
俺達は渓流のベースキャンプに到着すると各自準備を行う。
村長がギルドに掛け合ったからか、それとも緊急事態だからなのか支給品BOXには応急薬グレートや携帯食料、携帯砥石、ペイントボールなどが支給されている。
アマネは支給品を四人に均等に分ける。ただしこの場にいる中で切れ味が最も消耗しやすい片手剣を担いでいるサクラと俺には携帯砥石を全て渡すなど状況調節はちゃんとしている。「はい、これリィちゃんの。砥石とか回復薬の数はバッチリだから安心してね」
「…ありがとう、ございます」
「いーのいーの!もう、リィちゃんは可愛いなぁ!」そういいながらリィに抱き付くサクラを微笑ましく思いながら支給品を道具袋の中に入れ、持参した道具も最終確認。脱いでいたレウスヘルムを被り、準備完了。全員の支度が終わるとアマネは一度頷く。
「そんじゃ行くとするか。気ぃ付けろよ、今度の相手は手強いぜ?」
「おっけー!任せといてくださいな!」かくして俺達は拠点を離れる事とした。さて、何処に移動しようか…。
~移動するエリアを選んでください~
※経由エリアも含めて選択して下さい
例 エリア1→エリア4→エリア5 -
612
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-24 21:08
ID:YN3NK.Jo
[編集]
イントロの描写を見るに、紅兜はエリア4と川のある場所に出現した感じ……?
ならばエリア1→4→5→6と回って、手掛かりを探しながら行きましょかところで、サクラとリィのコンビ良いな……
-
613
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-25 19:39
ID:fsgdktbQ
[編集]
>>612
気に入って頂けたようで何よりです。
因みにサクラがリィに対して『リィちゃん』って呼び方なのは何も思いつかなかったからですはい。というかエリア4選ぶんだ。へー、ふーん、ほーん…。
~~~~
リィが何処かに行ってしまわないようにサクラに手を繋いでおくよう伝え移動をする。
エリア1には大型モンスターは侵入するような事は無いため特には異常はない。居るのは草を食んでいるケルビくらいだ。
外敵を見つけ一目散に逃げだすケルビを尻目にエリア4に入り少し進んだところで──目鼻を突き刺すまでの悪臭が俺達に襲って来る。「……?なんか……へんなにおい……、はながムズムズする」
「あ、リィちゃんも気付いた?何だか嫌な臭いだよね」
「あぁ、すっげえ臭いだなこりゃ。……ん?あれは……」鼻を摘み周囲を見渡していたアマネの視界にある物が入る。彼の視線を追いかけたその先にあったのは崩壊している古びた家屋。だが彼がみているのはその裏、そこに何かがある。
よく目を凝らし見てみるとそれはまるで、『人間の腕のような』形をしていた。「…ここで待ってろ。ありゃあもしかすると耐性が無いやつがみちゃいけねぇやつだぜ」
「…!分かったよアマさん」アマネは俺達にそう伝えると一人の家屋の裏に向かっていく。いつヤツが襲ってくるかも分からないのに単独行動は危険過ぎる。そう思った俺は…。
~行動を選択しよう~
1 こっそり彼の後を付く
2 ここで待機しておく明日明後日はずっとスレに貼り付けそう
-
614
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-25 22:43
ID:lRbZuidY
[編集]
2
いつでも生命の粉塵使える状態で -
615
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-26 14:17
ID:fsgdktbQ
[編集]
いやここで待機しておくか、ただ待っておく訳にはいかない。もしかするとヤツが隠れている可能性もある、生命の粉塵をその手に掴みいつでも彼を回復出来るようにしておこう。
その裏を覗いたアマネはそこに広がっていたのであろう凄惨な光景に愕然としているように見えた。彼は手を伸ばし影で何かをしたようだ。そして静かに手を合わせるとこちらに戻ってきた。
どうだった?と問うと彼は無言で首を横に振る。つまり、そこにいるハンターは既に…。「……早くヤツを見つけるぞ。これ以上被害者が出るのは堪らんからな」
アマネはそういうとエリア5に向かって歩き出す。歩き出す彼のその瞳は悔しげに鋭く細まっているように見えたのは気の所為だろうか。
例の家屋の横を通る際、アマネは俺達にそれが見えないよう横に立ち壁になってくれた。彼の気遣いに感謝するとしようか。エリア5には数十体はいるであろうジャギィ達が紅兜がつけたのであろう傷をもった水獣の死体に群がっている。目の前にあるご馳走に夢中でどうやらこちらには気付いていないようだ。
あの数では流石に対処し切れない、足音を立てず気付かれないようにエリア6へと通づる道へ向かう。
……二頭のジャギィが『人の足のような物』を両端から咥え奪い合っているように見えたのは流石に見間違いと思いたい。 -
616
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-26 14:46
ID:knSv1h9I
[編集]
ひぃ
-
617
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-26 14:50
ID:fsgdktbQ
[編集]
エリア6に突入するとそこに一つの巨大な影が視界に入った。
それはその場に座り込み背中をこちらに向け魚を食べているようだ。通常の個体で体毛の白かった部分も返り血のように真っ赤に染まっており、巨体の向こうから見える両腕の腕甲の棘は禍々しい赤黒い色となっている。
その頭部にある赤い毛は名を示す通り『兜』のように見える。紅兜は漂う匂いを嗅ぎ分けゆっくりと振り向き、真っ赤に充血した眼をこちらに向ける。ベロンと舌を出しているが何処かそれすらも狂気を感じさせる。
「武器を出せ!」と叫んだアマネは火竜の素材を使用した剣斧を掴み斧モードへと変化させる。彼に少し遅れてサクラとリィはそれぞれ初めて出会った時と同じものをその手に持ち構える。
紅兜は新たな獲物の到来に歓喜したように両腕を広げ、飛竜と同じ空気が震えるような咆哮を放つ。………おいちょっと待て、お前は爆音には弱い筈じゃ無かったのか?
出鼻を挫かれたがさて、どう行動しようか…?~行動を選択しよう~
1 刃薬を塗りサクラと共に突撃(刃薬指定)
2 相手の攻撃をいなしながら攻撃
3 アイテム使用(アイテム指定)メンバーの装備 スタイル
アマネ ミツネS レウス斧 ストライカー
サクラ キリンS ベリオ片手 エリアル
リィ ガムートS ゲリョスチャアク ストライカー -
618
名前:千壱
投稿日:2017-08-26 16:44
ID:GQjChB.k
[編集]
目新しいメンバー中心のシナリオ、といった所ですかね。
選択肢は1で、刃薬は事故防止&手数稼ぎのため心眼で。リィちゃんは名前が2音しかないので、渾名を付けづらいのも仕方ないですね……
-
619
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-26 19:41
ID:fsgdktbQ
[編集]
紅兜は上位個体を想定。主人公達は紅兜と初戦闘です、つまり初見なんですよね~。
しかしまあ、切れ味緑の武器ばっかだなおい。~~~~~
「先に行かせて貰うぜ、付いてこいリィ嬢ちゃん!」
「はい、突撃します…そりゃー」
「任せたよー!それじゃこっちは準備しますか!」先陣を切ったのはアマネとリィ。アマネは斧を前方に突き出し切りつけ、リィは体勢を低くし盾に身を隠しながら懐に飛び込む。
二人が突撃している間にサクラと俺は刃薬を片手剣に塗りこもうとする。
………しかし。「ぬォッ!?」
ガキンという音が辺りに響き目を移すと、アマネが突き出した剣斧が弾かれていた。紅兜は彼に対し両腕を広げ襲い掛かるが「あぶねッ!」と叫びながら横にステップしギリギリの所で回避を行う。
リィも足元で攻撃を行っていたようだが、切れ味が悪くなってしまったのか攻撃が弾かれてしまうようになってしまった。それを見た俺は手に取っていた赤い刃薬を白い刃薬と持ち替え片手剣に塗りたくる。刃薬を塗りつけた後剣を盾に擦り付け勢いよく振り抜く。発生した摩擦熱により塗りつけた刃薬に着火、刀身が炎に包まれるがその炎は弱く直ぐに消え去り、白い光に包まれた刀身が明らかになる。
対するサクラの片手剣には青の光が宿っていた。アマネとリィが紅兜を気を引き付けているためこちらには背中を向けている。俺達は互いに頷くと突進と共にヤツの尻を切り裂く。
…俺の振り下ろした片手剣から弾かれる音がするが、それに構わず剣を振り続ける。
横を見るとサクラも振り続けて赤い体毛をいとも容易く切り裂いていく。攻撃が弾かれている俺達とは違い弾かれる音はしていない。
なるほど、攻撃してみると何故弾かれたのか理解出来た。こいつの剛毛は長い年月を掛けているため相当分厚くなっている、その体毛が何層も重なることで甲殻の代わりとなっているのだ。「…チッ、予定変更だ!一気に攻める!」
アマネが剣斧を変形させると斧部分がスライドして鍔になり赤熱した刀身が現れる。
リィも弾かれながらも何とか溜めたエネルギーを盾に差し込むと斧の両刃が展開され、空のビンが拝莢される。 -
620
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-26 20:15
ID:fsgdktbQ
[編集]
不意にこちらに向いた紅兜は前脚を地面につき何かを溜めるような動きをとる。
何をしてくるのかと考えた俺とサクラはいつでも回避できるように身構える。そして紅兜は俺達に向かって───跳び上がり尻から落下してきた。「…って、うぇええ!?」
俺は即座に身構え蒼い焔を身に纏っていなす事で事なきを得たがサクラは反応が遅れた為に直撃、大きく吹き飛ばされてしまった。
サクラ、と叫ぶと彼女は起き上がりホッとするが…。「あれー、何で渓流にイャンクックが飛んでるのー…」
あぁ、混乱しているなあれは。
紅兜は剣モードになった事で弾かれることが無くなっているアマネと属性強化を無事に終えたリィに再び引き付けて貰う事として、サクラに急いで近づき肩を強めに叩き正気に戻す。「うあー、ありがとう!でもどうやって攻めようか?まだ狩技も溜まった感覚もしないし決め手にかけるよね?」
「…だー!畜生、何でこっちばっか来やがんだ!」そう言われて視線を移すと前身してその剛腕を振り回しながらアマネを追いかけており、その後をリィが突進斬り
距離を詰めながら追いかけていく。
何とかして一度眠らせて爆弾を使いたいものだが…。~行動を選択しよう~
1罠を貼り一気に攻める
2サクラに乗り状態に持ち込んで貰いサポートを行う
3その他 -
621
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-26 20:33
ID:rJAJloh6
[編集]
3、対クマさん奥義死んだフリで油断を誘う
-
622
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-26 20:56
ID:6VfBQHFo
[編集]
オイオイオイ…死ぬわあいつ
-
623
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-26 21:09
ID:hlDmROpM
[編集]
ほう、死んだふりですか。たいしたものですね
死んだふりをすると、好奇心旺盛なクマの興味を引き立てて触ろうとしたり、場合によってはエサと認識してしまったりする可能性もあるくらいです -
624
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-26 22:03
ID:fsgdktbQ
[編集]
なんでもいけどよォ
相手はあの紅兜だぜ?
……いやなんでもよくねぇよ、んで紅兜お前もマジかよ
~~~~~…熊といえば死んだフリだ、死んだフリでアイツを誘い込むぞ。
「おぉ!それは名案だよ!」耳打ちをしてサクラに提案すると彼女は快く引き受けてくれた。そして俺達は地面に身を投げるようにして倒れる。……俺が立っていた所は丁度滝から流れてくる水がある場所だったため今の体型だと半分が水に浸かっていることになる。正直、冷たい。
…紅兜はどうなってる?確認をするためゆっくりと顔を向けると…。「おいコイツいつまで俺を追いかけて気やがんだ!?」
「…待てー」あぁ、アマネに夢中で見向きすらされてないな。なんというか、こうも見向きもされないとなると結構辛いものがある。すると紅兜は唐突にこちらに向くと一気に走り出して来る。
…やっと釣れたか!俺の横で倒れているサクラと顔を合わせるとニヤリと笑い合う。剣を持つ手に力を込め、そして───。───倒れている俺達の間を通り抜け、エリア7へと向かっていった。
あぁ、うん。なんというか切ない。「……何してんだお前ら」
「…楽しそう」
「…いや、やらなくていいからな?リィ嬢ちゃん」尚も倒れている俺達にアマネが呆れながら近づいてくる。…相手が熊なら死んだフリだろう?と言いながら起き上がると彼は大きな溜息を付いていた。
「アオアシラと出会ったときの対処法は大声を出さないことと走って逃げないこと、後は音爆弾かこやし玉を投げつける事ぐらいだぞ?死んだフリしたら逆にご馳走と思われて喰われちまうっての」
もっともアイツは音爆弾は効きはしなさそうだがな、と彼はいう。
悪かったと一言いうと紅兜の事を考える。奴はまだピンピンしている、このままヤツを追いかけるか、それとも一度体制を整えようか…。~行動を選択しよう~
1 このまま追いかける
2 体制を整える -
625
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-27 12:48
ID:znLxP9vI
[編集]
チームがバラついてる感があるから、2の態勢を整えるを選択。
担当部位を決めておくとか、作戦を練っとこ -
626
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-27 20:17
ID:fsgdktbQ
[編集]
半分まで書いた所でページに問題が発生して再読み込み→結果書いてた文章消滅→読み込みに時間かかる→以下ループ
ガッデム~~~~~
一度体制を整えよう。俺はそう伝えた。
勿論何も考えいない訳が無い。弾かれたことによる斬れ味の低下、先程攻撃を食らい吹き飛ばされていたサクラの身を案じての事。そして、紅兜と対峙して分かった事を少しでも掻き集めたいのだ。
そう思っていると応急薬グレートを飲み干したサクラが真っ先に手を挙げた。「私からでも良いかな?さっきお尻を攻撃した時に何となく氷属性が効いた気がしたんだよ」
「そりゃ本当か?俺達が引き付けてた時に腕を斬った時には火が効いたように見えたぜ?」
「んー?それってどういう事かな?」
「…多分上半身と下半身で弱点属性が違うんだろうな。特定の部位だけ属性が効くモンスターだっている訳だしな」「確証はないがな」とアマネは付け加えるが手に入った情報の中では有益なものだろう。次にリィが小さく手を挙げた。
「…凄く、硬かったです。手が、痺れました…」
「私はそんな感触は無かったなぁ。ある程度斬れ味があれば弾かれないのかな?」それに関しては俺が補足しよう。刃薬を塗って確かめた事を伝えるとアマネは「あちゃー」という声を出し、頭を掻いた。
「それマジかよ…。それなら炎戈竜の奴でも持ってくりゃ良かったか?」
基本的に青熊獣は肉質は柔らかい。そのアオアシラが硬いということは予想出来る筈などない。そんな事は分かる筈も無いし仕方ないことだ、気にすることなんてないと伝えると「あー、ならいいけどよ。剣モードに変形させりゃ問題ねぇしな」と返ってきた。
「さて、幾分か情報を得ているとはいえ、それでも十分と言えるには程遠い。だからまず最初は攻撃よりも奴の行動パターンの分析を優先する。ある程度分析が終わり次第、いよいよ総攻撃に入る。ひとまずの手順はこれでいいな?」
「私はアマさんの作戦に問題無しだよー」
「私も、です…」アマネが立案した作戦は現状では最も現実的なものであり、当然反対意見は出ない。皆もまずは様子見をして奴の動きを観察したいのだ。
「とにかくいつもよりも慎重に事を進めようと思う。用心に越した事はねぇさ──だが、あんま力み過ぎては逆に普段通りの力も出せねぇ。いつもの通り、互いを信じて戦おうぜ」
そう言ってアマネはスッと腕を伸ばす。それが意味するものを、俺達は知っている。一人、また一人と同じ様に腕を伸ばし、四方から伸びた四つの腕はそっと手を中央で重ね合う。手の甲に落としていた視線を上げるとそこには信頼し合える最高の仲間の笑顔があった。
「うっし、必ず勝つぞ!」
「「おー!/…おー」」俺達の声が渓流に心地よく響いた。
-
627
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-27 20:25
ID:fsgdktbQ
[編集]
エリア7に入った俺達は紅兜がこちらに向かって突進してくるという盛大な歓迎を受けるが各自横に回避する事で難を逃れる。
奴は後ろ脚で立ち上がりこちらを見据えている。先程のように跳んでくる事もあるだろう、慎重に立ち回らなければ…。~行動を選択しよう~
1 相手の様子を見つつ攻撃
2 サクラに乗って貰いサポートを行う
3 アイテム使用(アイテム指定OK) -
628
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-28 00:01
ID:6VfBQHFo
[編集]
どれぐらい効果あるか確認したいし3で罠を使ってみよう
罠の種類は任せます -
629
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-28 20:45
ID:fsgdktbQ
[編集]
紅兜は大きく腕を振るいながら近づいてくる、その先にいるのはリィだ。
一回、二回、三回、四回、五回と振るったのを見てリィは剣を手に持ち突撃───しようとした所で驚きの表情を出しながら、彼女は盾を構え襲ってきた衝撃により後退する。何せ武器を構え前を見ると両腕を広げた状態で襲い掛かろうとしていたのだ、そりゃ驚く。続いて行動を起こしたのはアマネだ。手に持ったそれを勢いよく投げつける。放物線を描きながら音爆弾は振り返る紅兜に炸裂。甲高い音がエリア全体に響き渡るが、効果は示さない。
「やっぱり音爆弾は意味ねぇか…」
相手が未知のモンスターである以上、色々なアイテムを試す必要がある。音爆弾が効果がないという事もまた重要な情報と言えるだろう。
だが音爆弾は効果がなかったとはいえ、照準はアマネに向く。
怒号を放ちながら突進して来る紅兜相手に彼は横に向かって回避する。「よーし、次はこれだよー!」
次の獲物を定める紅兜に対しサクラが閃光玉を投げつける。膨大な光の奔流が紅兜の目を焼き、その視界を奪う。
どうやら閃光玉を受けた際の奴の動きを観察しておきたいようだ。
視界を奪われた紅兜は両腕を広げ攻撃したり、自分の周りを引っ掻いている。無闇に攻撃するのは危険か。それを見た俺はシビレ罠を設置しに掛かる。シビレ罠が効かないモンスターは数あれど流石に通用するだろう。
罠を設置した俺を見たアマネとサクラは一斉に紅兜から離れると一気にシビレ罠まで撤退する。
…いつの間にか俺の後ろに移動していたリィに思わず驚いてしまったが。「どーする?爆弾でも仕掛ける?」
「いや、ここはひとまず動けない奴に一斉に攻撃を集中させる。爆弾は次の機会にな」アマネの言葉にうなずき、俺は罠の後ろで片手剣を構えると他の三人も同様に武器を構え直す。
-
630
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-28 22:12
ID:fsgdktbQ
[編集]
そのうち紅兜の視界が回復する。辺りを見回し近くに敵がいない事を確認すると、ゆっくりと視線を上げる。するとその先にはまたしても一カ所に集まる敵の姿が。
怒りの声を上げながらこちらに向かって突進して来ていた。一瞬ヒヤッとしたが、自分達の前にはシビレ罠がある。その結果、ヤツは盛大に踏み抜き身体が拘束される。今だっ!と叫ぶと同時に斬り掛かった。
俺は後ろに回り刃薬を塗った片手剣を振るう。炸裂する一撃はわずかな血と神経毒を迸らせる。斬り付ける度にその体毛の下にある肉に毒を蓄積させていく。盾斧を持ったリィは機構を変形させ一つの斧となったそれを大きく頭目掛け振るい、斬り付けたところから爆ぜる。榴弾ビンというチャージアックスのみに装填する事ができるビンの効果だ。
アマネも剣斧を変形させ大剣と同等にもなるであろう剣を赤い稲妻を纏わせ腕甲狙い振り下ろす。ガキンガキンと弾かれる音がするが今は構わずとばかりに斬り続ける。
サクラは紅兜の身体を踏み台にし飛び上がり、上空から片手剣を叩きつける。タクミもそうだったが流石はエリアルスタイルと言ったところか。やがて電流から解放される紅兜、さすがに激昂しないはずがない。
両腕を広げて天に向け咆哮する。盾を持つ俺とリィは盾によって、アマネは横にステップするように回避し音の波を防ぐが、サクラは運悪く大きく跳んだところに衝撃波に吹き飛ばされて「あー」と声を挙げながら川の浅瀬に落ちていった。「怒り状態か、さてどう動く?」
サクラッ!と思わず叫ぶがアマネは冷汗を思わずかきながら
怒り状態となった紅兜。一体その動きは如何ようなものなのか。見極める為にもその動きをわずかにも見逃さない。頬を、嫌な汗が静かに流れた。~行動を選択しよう~
1 相手の動きを観察しつつ、攻撃
2 アイテム使用(アイテム指定OK)
3 その他 -
631
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-29 10:48
ID:ABp5/VAA
[編集]
状態異常には弱いままのアカアシラだから、あなたとリィでさっさと毒なり眠らせるなりしたい
選択肢的には1にはなるけど、サクラとアマネはなるべくバックアップに回ってもらおう
>>632
それは大雪主でないかね -
632
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-29 13:39
ID:6VfBQHFo
[編集]
-
633
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-29 23:04
ID:fsgdktbQ
[編集]
>>632
またミスか?って思って確認したけど間違って無かった。良かった…。~~~~~
怒鳴り声を上げながら紅兜は俺達に向かって飛び掛かる。さすがに怒り状態の一撃は危険極まりない、俺達は剣を持ったまま横へ跳んで回避した。すぐ横に飛び降りて来る巨体の迫力と圧迫にゾッとするが、振り向きざまにリィが構わず変形させた剣を振り下ろす。
紅兜はリィに向け腕を振るう。その一撃は盾によって防がれて───ヤツの巨体が一瞬傾いた。
リィのチャージアックスは毒怪鳥の素材を使用した物、つまりは毒が回り始めた訳か。かつてはその毒を利用した兵器開発にも利用されたという噂もあったというゲリョスの毒だが、身体がぐらつく程度で済む辺り流石はモンスターといったところか。「猛毒の耐性は並程度ってところか、他の毒はどの程度だろうな…。サクラの嬢ちゃん!俺達はあの二人のバックアップと行くぜ!」
「りょーかいだよー!」アマネの掛け声の共に湖から勢いよく出て来たサクラが背を向けていた紅兜を踏みつけ氷の一撃を叩きつけると、余りの衝撃に紅兜は体勢を崩し巨躯が地に沈む。それを見た彼女は即座に飛び乗ると、血のように紅く染まった背に向けナイフを突き立てる。
背に乗ったサクラを引き摺り降ろそうと手を回すが、丁度その腕が届かない位置で彼女は凌いでいる。
勿論援護しない筈が無い、俺達はヤツが動きを止めた所で一斉に斬り掛かる。そして四人の袋叩きによって、身体を支えるのがやっとだったのか転がるようにして大きく体勢を崩した。 -
634
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-30 00:04
ID:fsgdktbQ
[編集]
「罠を仕掛けて置く、お前達は眠らせるなり何なりしときな!」
あぁ、そうさせてもらうさ!
落とし穴のツールをその手に持ち叫ぶアマネの指示に従い俺はそのスパイクの様な片手剣を皮膚に突き刺し、毒を浸透させていく。
リィはエネルギーを盾に纏わせ再び剣撃エネルギーを溜めに掛かり、サクラは飛び回りながら斬りつけている。もがいていた紅兜だが唐突にその動きを止めた。何事かと思いその手を止めると、寝息をたてている事に気付く。どうやら水竜の持つ神経毒が効いたようだ。
「睡眠毒の耐性も並程度、か。こりゃ状態異常の耐性は無いみたいだな」
落とし穴を仕掛け終えたらしいアマネが大樽爆弾を一つ脇に抱えながらやってきた。
二つ使わないのか?と聞くと「また寝る可能性もあるからな。そもそも爆弾を調合分持って来てないし」と返しながら腕甲の近くに一つ設置する。
それに合わせるように俺達は爆弾を置き始める。俺以外のメンバーは一個設置、対する俺は大樽爆弾Gを二個だ。調合分もバッチリである。
起爆するぞと言ったところでサクラが意気揚々と手を挙げる。「起爆は私に任せてよー!いい所魅せるよー!」
「お?なにすんだ、サクラの嬢ちゃん?」「見てのお楽しみ、てね!」と準備運動をしながらアマネにそう返すサクラ。そして彼女は走りだす、その先にあるのは並べられた爆弾が。
───まさか。
やめろというより早いか、彼女は跳ねると爆弾を踏みつけ大きく跳び上がる。それに遅れるような形で大樽爆弾は次々に爆発していく。
黒煙と爆風が紅兜を包み込み、華麗な着地を決めていたサクラは「どうよ!」とYの字のポーズをとる。
「おー…」と半ば呆れながらも彼女に対し俺とアマネは拍手を贈る。リィはじっと見ていたが無表情なその目がキラキラしていたのは気の所為であって欲しい。そんな事を思っていると黒煙の中から赤い影が飛び出て来た。その先にいるのは───サクラだ。
後ろだ!と俺が叫び、それに気付いたサクラが振り向くがその速さから繰り出される突進に彼女は吹っ飛ばされてしまい、再び川の中に落下する。「うー、今のは痛かったよ…。…って、うわぁ!?」
起き上がるサクラだがその暇を与えないように紅兜は彼女に目掛けて飛びかかる。
慌ててガードするがそのまま紅兜に押し倒されてしまう。しかもそこは腰程にまで水が浸かっている場所。当然押し倒された彼女の体は水中に没する。慌てて起き上がろうにも、小さい盾にヤツの全体重が掛けられている為か起き上がる事が出来ないようだ。「やばい、あのままだと溺れ死ぬぞ!?」
「今、助けます…」アマネとリィは武器を構え突撃するが紅兜は睨みつけるように近づいてくる敵をみると、腕を振るい近付かせようともしない。
サクラは足をバタつかせ水飛沫を上げながら必死に抵抗しているのが分かる。
何とか、彼女を救わなければ…。~行動を選択しよう~
1 狩技の使用 (狩技指定OK)
2 こやし玉使用
3 爆弾を使用 -
635
名前:蟹
投稿日:2017-08-30 01:44
ID:B8nXzJ4E
[編集]
拘束か……なんか今回サクラさんの運悪くないですかね……
ちなみにたしかタルG踏みつけると吹っ飛ばされた気がする、うまいこと当たらないように誘爆させたなら分かるけどハチミツ持ってれば助かったものを……とりあえずここは2や、多少臭い付いてもサクラくらいなら許してくれるやろ
-
636
名前:千壱
投稿日:2017-08-30 02:46
ID:GQjChB.k
[編集]
タルGは中心から外側に向かって飛んで、フチのギリギリを踏めば自爆せずに済むっぽいです。
ソースは大辞典、さっき自分でも検証しましたが大丈夫でした。ところで紅兜、サクラ女史に何の恨みが……?
-
637
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-30 20:23
ID:fsgdktbQ
[編集]
>>635 >>636
ヒント ファンブル
あとモンスターが誰を狙うっていうのは基本的にくじを引いて選んでます。
~~~~~この状況を打破できるものといえばやはりこれしか無いだろう。俺はポーチからこやし玉を取り出し紅兜目掛け投げつける。放物線を描きながらべチャリという音と共に背中に炸裂、辺りに鼻を突く様な臭いが漂う。
紅兜は腕を背中に回し異臭の原因となっているものを剥がそうとしているが、こやし玉の材料であるモンスターの糞が鋭利な爪に引っ付き臭いが広がるという悪循環に陥る結果となった。盾に掛かっていた力が弱まったのを当然彼女が見逃す筈はない。余りの臭さに必死にもがいている紅兜の腹を蹴り飛ばし、急いで水面に顔を出したサクラは激しく咳き込み、川からずぶ濡れの状態で急いで上がってきた。
「ゲホッ、ゴホッ……、あぁ、死ぬかと思った…」
「あの起爆が成功したからって調子に乗り過ぎたなぁ、次からは気を付けるこった」
「調子は乗り物だよ、アマさん」すぐにいつもの調子に戻ったサクラに半ば呆れながらも一先ずは無事のようでホッと胸を撫で下ろした。
紅兜はというと相当臭いに答えたのかエリア6へと向かって走り出していった。結果的にアマネの落とし穴は不発となってしまったが、手探りながら集まった情報は中々と言ったところだろうか。「うっへぇ、全身ずぶ濡れだよー、もー」
大丈夫か?と聞くと「ちょっと寒いかな、暖めてー」とあの時のように腕に抱き着いてきた。
レウスSヘルムの下で顔を真っ赤に染め上げているのを分かっているのかサクラはニヤニヤと笑みを浮かべている。
罠を撤去したアマネが俺をみて「若いねぇ、青春だねぇ」とまるで年寄りのような事を言っているが気にしていられる状況ではない。とにかく紅兜を追うぞ!とサクラを振り払い、一目散にヤツがいるエリア6に向け走り出す。
一通りヤツの情報は手に入った。後は一気に仕掛けるだけだ。 -
638
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-08-30 20:32
ID:fsgdktbQ
[編集]
エリア6に入ると紅兜は滝に打たれていた。どうやら糞を滝の勢いで洗い流したらしく、幸い怒り状態は解けているようだ。
こちらを気付いた紅兜は出会った時のように咆哮を放つ。既に二度見た光景ではあるが、あのアオアシラがこれ程までの声量を持っている事に驚きを隠せない。情報を得たとはいえ、ヤツはまだ健在だ。慎重に立ち回らなければならない…。
~行動を選択しよう~
1 刃薬を塗り、睡眠を狙う
2 罠を設置、一気に畳み込む
3その他 -
639
名前:名無しさん
投稿日:2017-08-31 21:16
ID:87shNgT2
[編集]
1かな?罠は誰かに任せよう
そう言えば赤プーさんアッパー攻撃してないな
-
640
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-09-01 23:35
ID:fsgdktbQ
[編集]
アッパー忘れてたなぁ、まあもうすぐ倒せるしえぇやろ
こいつ全然寝やしねぇや()
~~~~~「そんじゃやるとするか、ド派手に行こうじゃねぇか」
アマネは剣斧を構え爆発を起こすかその直前で大きく振りかぶり、蒸気が吹き出し火花を散らした剣斧を紅兜の頭に振り下ろす。
衝撃からか身体を大きく仰け反らした紅兜の自慢の頭部、赤毛で出来た兜の形が崩れた。…やるなら今か!
己の感覚に任せ、刃薬を塗りたくる。この特殊配合の刃薬を盾との摩擦熱で発火させ、前方へ駆け抜けつつ剣を振り抜くと刀身は紫の光に包まれる。
───『混沌の刃薬』。
余り実感は湧いていないが俺が開発した狩技だ。隣でポンッ、とピンが抜けたかのような高音がする。
横をみるとリィが構えた盾斧の斧刃から火花が散るのが見えた。どうやら自らの武器を『オーバーリミット』させたようだ。「それじゃあ罠を仕掛けるねー!皆頼んだよー!」
あぁ、頼まれた!
サクラに罠を任せ、リィと共に突撃する。アマネは全身を泡で包み紅兜の振るう腕を避けていく。
俺は水飛沫を上げながら、ヤツの懐に潜り込み脚を斬りつける。深く、深く分厚い体毛をものともせずに食い込み、連続して上から下へ、下から上へ、右から左へ、左から右へ振り下ろしていく。
盾に身を隠しながら攻撃を受け止める形で懐に飛び込んだリィは、俺とは対象的に弾かれながらも負けじと剣を振るう。自分の周囲にいるちっぽけな敵に苛立ちを露わにする紅兜は何やら身体を捻り始める。
……嫌な予感がする。そう思いすぐさま武器を背に構え、自らの体勢を低くする。他の二人も同じようで一人は盾を構え、一人は何時でも離脱出来るように構えている。
そして、紅兜の腕は大きく振り上げられる。強烈な風圧を伴うと共に偶然そこを泳いでいた一匹の哀れな魚が宙を舞った。
アマネは絶対回避によりこの場を離脱、俺はいなすことでリィは盾によって防ぐ事が出来た。もしこの場にいたメンバーが食らっていたら一気にパーティ全滅の危機に陥っていただろう。紅兜は前脚を地面に付き、跳び上がる。その先にいるのは───サクラだ。
だがやつも甘かった。何故ならサクラは既に後ろに下がっており、その着地点にあるのは──彼女が仕掛けた落とし穴だ。 -
641
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-02 04:52
ID:rJAJloh6
[編集]
なんでぇやっぱり勝確出来レースけえ
-
642
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-02 10:32
ID:lRbZuidY
[編集]
TRPGのGMとプレイヤー両方こなしながらリプレイ書いてるようなもんやし、その点は書き手側も苦慮しとるみたいやで
-
643
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-09-02 19:22
ID:fsgdktbQ
[編集]
おはよう、いい朝だね(二度寝17時奴)
一応失敗も想定してるよ?
条件満たしたメンバーは関係なく紅兜に捕食endやけどな今回サクラさんタクミくん並みに運悪いぞ、どうした
~~~~~空中で丸まった体勢のまま落ちてくる紅兜は重力に従いそのまま…。
「あれ…、うわぁ!?」
罠から僅かにズレた所に落下、紅兜を中心に振動が発生し横に飛び退いたサクラの足を取った。
動けなくなっているサクラに襲いかかろうとするが、彼女は寸での所で紅兜の腕を踏みつけ跳び上がる。こちらに前転着地をしながら下がる彼女と入れ変わるようにして俺とアマネは前に出ると、ヤツの後ろ脚に目掛け斬りつける。この一撃に紅兜は怒りを再び露わにする。
突然の怒号に身動きが取れなる。理性では動かなくてはならないのに、体が言う事を聞いてくれない。
いくら歴戦のハンターとなったアマネであっても、この恐怖には打ち勝てないらしい。
紅兜はアマネの方へ向くと一気に腕を振り回す。その力は凄まじく身動きが取れなくなっていたアマネは当然避ける事が出来ず直撃、激痛と共に吹き飛ばされて壁に叩き付けられた。「かはぁ……ッ!」
助けに向かおうとするがその腕は俺にも振るわれる。盾を咄嗟に構え防ぐが、ほとんどの衝撃が直撃した為にかなりの苦痛に耐える事になった。
狂気と殺意を宿したその目をこちらに向けるが、そこにいるのは俺と紅兜の間に入り盾斧に光を形成させたリィの姿が。「……ッ!!」
逆袈裟に紅兜を斬り払った光刃による一撃は腕甲に深く傷を付ける。
身体を仰け反らせ後退する紅兜。その後ろにはサクラが仕掛けた落とし穴が。そして、深く半身が地面に落ちる。 -
644
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-09-02 22:38
ID:fsgdktbQ
[編集]
全身に走る激痛に動けず壁にもたれかかっているアマネと、腕をだらんと垂らし肩を動かして息をするリィが心配になるが、今は行くしかないだろう。
穴に落ちもがいている紅兜に対し既に攻撃を仕掛けているサクラに続いて斬り掛かる。
飛び散る血を無視し、ただひたすらこのチャンスを無駄にしないように全力で攻撃。握るだけでも痛みを感じる腕に無理やり力を込めて振るう。
刹那、紅兜はその動きを止め半身の自由が効かないまま、再び寝息を立て始める。どうにかまた寝てくれたようだ。「リィちゃん、大丈夫?」
「…」
「うん、大丈夫なら良かったよー」サクラの言葉に肩を大きく動かしながらコクリと頷くリィ。あちらは大丈夫そうだ。
俺はアマネに視線を移し壁にもたれかかっている彼に駆け寄る。
大丈夫か?と聞くと「へ、平気さ…」と言いながら立ち上がるが、一度小さく立ちくらみをしたのかフラつく。本当に大丈夫なのか?
「俺の事は構うなよ。それより、早く爆弾置きにいけ。男がいつまでも女待たせて置くもんじゃねぇ」
…分かった。だが無理はするなよ!
「わかってる。はよいけ、俺も息を整えたらすぐ戻る」アマネの言葉に頷き、深い眠りについている紅兜に対し大樽爆弾Gを二つ設置する。
アマネを除く二人の分含め四つの爆弾に向けペイントボールを投げつけて起爆、連鎖爆発を起こし紅兜は爆炎に包まれる。
もうもうと上がる黒煙の柱。燃え盛る炎のように赤色をした瞳には明らかな敵意と殺意に満ちている。黒い焦げや幾つもの傷があり血だらけだが、紅兜はその四本の足でしっかりと大地に立っていた。「うぇえ…、まだ立つのー…」
「…いぃや、よく見てみろ。ありゃあ弱ってる証拠だ」疲れきった様子のサクラだが、回復薬を飲んだアマネが紅兜に異変が起きた事に気付く。ヤツが突如として足を引き摺り始めたのだ。
そのまま紅兜は俺達がいる場所とは別方向に向かう。あそこは、エリア2か。「そこはアオアシラの寝床だったな。なら眠ってる可能性はあるな」
「爆弾はあなた君に任せればいいね!」
「俺のも一つあるがな。それじゃ行くとするか」月明かりに照らされる岩棚の上に寝転がる紅兜。毒による二度の睡眠の後でも睡眠欲というものには勝てないらしい。
そう言えばリィの持つチャージアックスには高出力斬りというものがある。彼女のそれに頼るのもいいだろうか…。~行動を選択しよう~
1 爆弾を置く
2 リィに高出力斬りを放って貰う
3 その他 -
645
名前:蟹
投稿日:2017-09-02 22:49
ID:B8nXzJ4E
[編集]
3.安定と安心の捕獲
他の人も何らか一つくらい罠持ってるでしょ -
646
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-09-03 20:34
ID:fsgdktbQ
[編集]
いや、ここは捕獲をして手早く済ませた方がいいだろう。
何せ相手は二つ名個体でもある紅兜。それと対峙した俺達の疲労は相当なものだからだ。
そして、アマネの事もあった。先程壁に叩きつけられたからか彼がエリア2へ移動する際、足を引き摺っているのがみえたのだ。これ以上の戦闘は彼の為にも長引かせるのは危険だろう。「罠なら一つあるよー!仕掛けて来るねー!」
「おっし、捕獲の準備しとくか」シビレ罠のツールを持ち眠っている紅兜の元へ駆け寄るサクラを見て、アマネはポーチから捕獲玉を出そうとするが小さくふらつき、近くにいたリィに支えられた。
「…大丈夫ですか?」
「おっ…と、すまねぇなリィ嬢ちゃん。助かったよ」
捕獲玉は俺が投げておく。アマネは休んでいろ。
「…あー、分かった。全く不甲斐ねぇな、俺」彼が自虐的に笑ったのをみて、リィにアマネを任せもう一度罠を設置し終えるサクラの元へ駆け寄る。
そして、設置完了した瞬間紅兜の全身に電流が迸る。とんでもないモーニングコールだ。まぁ、時間は巡り巡って夜なのだが。
俺は捕獲玉を投げる。白い煙がポン、ポンと二つ上がると麻酔が効いてきたのかその巨体が力尽きたように横に倒れる。その目は再び開く事は無くゆっくりと寝息を立てていた。紅兜 アオアシラ───捕獲完了。
-
647
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-09-03 22:31
ID:fsgdktbQ
[編集]
~エピローグ~
村へと帰還するとそれはもう大騒ぎだった。
一つはハンター達が全員無事で帰還したこと。
一つは紅兜を捕獲という形ではあるが狩猟したこと。
そしてなにより、紅兜に襲われなくなるという安堵感からだった。
そしてゆっくり休めるようにと、龍歴院とユクモ村の村長の計らいとして、ユクモ村名物の集会浴場が俺達四人の貸切状態となった。
件の捕獲された紅兜はと言うと龍歴院へ運ばれる事になったそうだ。
───輸送中に目が覚めて人を喰らわないよう、それはもう飛竜種の輸送に扱うロープを使うなど厳重に拘束して。ユクモの慣習に則りタオルを巻いて浴場へ足を進める。
アマネとリィは現在村長と加工屋に呼ばれ、サクラはフラッと何処かに行ってしまいここにはいない。
つまりは俺一人でこのユクモの湯を堪能出来るというものだ。そう思いながら意気揚々と浴場へ入ると…。「……ふぅ、気持ちいいや」
何処かに行ったと思っていたサクラが湯に浸かって、足を伸ばしくつろいでいた。
彼女はここにいたのかと思うと同時に一人でゆっくり出来ない事に少し残念に思えた。「あ、あなた君だー。早くおいでよー!」
サクラに呼ばれ隣に移動し心地良い湯に浸かる。全身を包む少し熱めのお湯は、まるで体中の疲れを取ってくれているかのような、気持ち良さで包んでくれる。
まるで体の中にあった悪いものを全て吐き出すかのように長いため息をするサクラをちらりと盗み見る。
ほんのりと赤らんだ白い肌、薄い桃色の髪は頭を洗ったせいか濡れ、艶やかになっていた。 -
648
名前:紅ニ染マリシ青熊@時雨
投稿日:2017-09-03 23:16
ID:fsgdktbQ
[編集]
「あーあ、今日はいい事無かったなぁ」
サクラはそういうと顔の下半分を湯に埋めて、ブクブクと息を噴き出す。
思えばヒップドロップで吹き飛ばされたり、押し倒されて溺れ死に掛けたりと今日の彼女は運が無いように思えた。……それでもタクミよりかはマシではあるが。
だが、彼女のお陰で紅兜の弱点属性が把握出来たのは事実ではあるし、乗り状態を起こしダウンを取れたのも事実だ。活躍出来たところもあったじゃないか。終わり良ければ全て良しとも言うだろ?
「…うん、そうだね。ありがと、あなた君は優しいねー」少し頬を赤くしてお礼をする彼女は「先に上がってるねー」といいながら立ち上がる。俺もドリンクを貰う為に立ち上がり石畳に足をかけ───サクラを巻き込む様な形で足を滑らせる。
仰向けに倒れた彼女の上に倒れない様に両手をつく。ふぅ、と思わずため息が出たが今のこの状況を考える。
サクラは仰向けでこちらを見上げているような形になっている。対する俺は彼女に覆いかぶさるようになっていて、両手を付いた場所はサクラの顔の真横だ。
つまり、今のこの状況はサクラを押し倒している状態な訳だ。「…あー、いやん?」
サクラは赤かった頬を更に赤くする。待て、いやんってなんだいやんって。
そう彼女に聞こうとするとこの状態で来て欲しくない人物が現れてしまった。「…なーにしてんだ、お前ら」
村長達と話を終えたらしいアマネとリィが温泉の入口にいたのだ。
そして俺がサクラを押し倒しているように見えるこの状況をみて彼は何か理解したように無言で頷いていた。「…よし、分かった。これは俺達だけの秘密にしとくか」
待て、アマネ。待つんだ。
「大丈夫大丈夫。…俺、口は堅い方だからな」彼はスタスタと入口へと戻っていく。そんな彼を追うようにして俺は立ち上がり急いで追いかける。
その後ろでは頬を赤くしたサクラが起き上がっていた。「……大丈夫?」
「…あー、うん。大丈夫だよーリィちゃん!……ドキドキしたなー、もう」彼女の小さく呟いたその言葉は誰の耳にも届くことは無かった。
-
649
名前:時雨
投稿日:2017-09-03 23:46
ID:fsgdktbQ
[編集]
シナリオ35 紅ニ染マリシ青熊 クリア
・紅兜の上位素材を手に入れました。
・称号『モヒカン』を手に入れました。(紅兜を狩猟する)
・称号『勘違い』を手に入れました(アマネにサクラを押し倒したと勘違いされた)
・勲章『人喰らいの牙』を手に入れました(人を喰らい生きてきた紅兜の牙。少し赤く染まっている。)簡単な後書き
うん、無理に二つ名個体するもんやなかったなこれ。素直に番外編やっとけと()・紅兜の設定
熊って色々獣害被害の事件が沢山記録されているのでそれを参考にしました。
お前ら三毛別羆事件について調べんなよ、絶対だぞ?・アマネはあそこで何してたん?
このスレ見てた友人からの質問に回答。
>彼は手を伸ばし影で何かをしたようだ。
この部分はドラマとかである亡くなった人の目元に触れて目を閉じさせるあれをやってました。
あ、因みに主人公来てたら吐いてたよ。・負け条件って何?
『攻撃と咆哮の回避に五回失敗する事』。これが条件です。>>643でも言ってるけど条件満たしたらガブリンチョされてます。
咆哮の回避含めてだからサクラ6さんがガブリといかれてた可能性はあった。という訳でお疲れ様でしたー。オヤスミー
>>650
福岡大ワンゲル部ヒグマ襲撃事件とかも参考にしとります。ペトロパブロフスク熊事件はもはやトラウマレベル>>651
サクラ6さんってなんやねん俺。ZAPされたんか()
死亡映写ってーと、ザボア回でやった記憶ありますね。
暇氏姉貴兄貴だとときあめ姉貴兄貴みたいになるね、それ。
割と複雑だったぞ、俺()>>652
サクラさんはね、受けは弱いんだよ>>653
寧ろ故意のやつってあったかな?……あったわ()>>654
兎氏パラノイア思い浮かんだのか (゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ
現在フラグが立ってないのはアリーチェさんとリィちゃんかな?
レイカ?おめー、アマネに剣鬼形態からの属性解放突き食らっても知らんぞ?>>655
そのうち「絶対にあきらめない事、生きる事から逃げない事だな」って言わせるかなぁ -
650
名前:千壱
投稿日:2017-09-04 00:50
ID:GQjChB.k
[編集]
時雨氏、執筆お疲れ様でした。
人喰い熊の話ということで、三毛別羆事件モチーフ? と思いましたがやはりそうでしたか。某奇跡体験番組で特集を観て震え上がった記憶が御座います。
海水浴に行けなかったタクミ殿の怨念が乗り移ったのか、サクラ女史が危なかったですね……。セルレギオスの一件と言い、何かと死線を潜り抜けてますなそして主人公はスケベの称号から逃れられないのだ
>>653 >>654
そのキャラじゃ妹一択になってしまうんですが……支援のペア決めも人それぞれですからなぁ。
うーむ、聖魔やりたくなってきました
WiiUあるしVC版買ってしまおうか…… -
651
名前:蟹
投稿日:2017-09-04 01:27
ID:B8nXzJ4E
[編集]
はぇぇ……危なっかしい……お疲れ様でした
サクラ6ってことはサクラ1〜5は犠牲になったのかな?本格的に人が死んでるのってこれが初めてでは?(ユウさんは伝聞なので)
しかし今回はキャラクターの取り合わせがなかなかに絶妙、自分じゃ扱えなさそうな所を上手くやってくれたことに感謝。
タクミくん出番減りましたね、今度出してやるか……ところで暇氏姉貴兄貴は多忙のようですかね……
-
652
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-04 16:59
ID:UuT.Jgu6
[編集]
サクラさんは押しに弱いタイプか…
-
653
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-04 17:04
ID:VT6el40M
[編集]
お疲れ様です、味方PTの誰も犠牲にならんでよかった…
しかしあなたよ、この調子でやってたら某ソルジャーロードよろしく『女と見るや見境なく襲い掛かるけだもの』的なあだ名つけられそうだな…まあ殆ど事故によるものだけども
…って、スケベハンターがそうか
>>650
ちゃんと実妹以外のペアエンド候補いるから…(汗)一人年齢的には問題ないけど見た目的に問題大有りな娘が居る?知らんな
-
654
名前:兎
投稿日:2017-09-04 18:18
ID:iFpk47Wc
[編集]
サクラ6「前回までの私は攻撃や咆哮に当たっちゃうようなコミーだったけど次の私は完璧だからね!」
こんなセリフが真っ先に思いついた自分は確実にパラノイア脳である。時雨氏執筆お疲れ様でした、二つ名戦の緊迫感がある中死んだフリのコミカルさや各キャラの個性がいい具合にマッチしていて楽しませてもらいました。
しかし主人公のフラグ建築が止まりませんね、ニクイ男だ……w>>653
つまり妹キャラが居てシスコーンにさせれば完璧にソルジャー王子ポジションを確立できるのか……!>>650
残念ながら私はゼト×エイ派閥なのです。
久々に小説版読み返そうかな>>656
こちらはシナリオ準備中なので蟹氏書いちゃっていいと思いますよー
烏氏もどうしてるんだろうか、あのシナリオどういう構成練ってたのか是非聞きたいんだが……w -
655
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-04 19:29
ID:6VfBQHFo
[編集]
初登場時からアマネの雰囲気が誰かに似てると思ってたがあれだ、リンドウさんだ
-
656
名前:蟹
投稿日:2017-09-08 18:29
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>655
ちょっと待って、アマネさんのリンドウさんイメージめちゃくちゃいい
前に投げた新人育成シナリオに絡めてうまく使いたいところ
……エリックとの絡み?特に知らんしかしどうしたものか
進行をやってみたいところだけど、今考えてるシナリオが進行度進みすぎるかもしれない&結構面倒なシナリオになるから悩んでる
別途シナリオを考えるか、そのまま押し切るか、ここは他の人に任せるか
そういえば暇氏もそうだけど烏氏はどうしているだろうか。やはり忙しいのかな…… -
657
名前:暇
投稿日:2017-09-08 20:51
ID:RqViJEMA
[編集]
あなたの日記九冊目 目次に戻る(>>1) (一~六冊目までは前スレを参照)
七冊目>>(25後半~28)>>299 八冊目(29~32)>>300 九冊目(33~)>>657 十冊目(38~42前半)>>846
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ33~吹雪の決戦~(>>506)
久しぶりに仲間達が一堂に会し、近況報告に話しが弾むあなた達一行の元に氷牙竜「ベリオロス」の縄張りと化した雪山探索のクエストが舞い込んだ。
雪山で活動中だったニコラスは消息を絶ち、サイデンの物と思われる救難信号も確認されたと言う。
あなた、エドワード、ツバメ、りゅ~しかの3人と一匹で手を分け探索し、あなたが無事にニコラスを発見。麓のキャンプまで護送することに。
突如現れたバルファルクを掻い潜るあなた。吹雪の中で咆哮するベリオロスと対峙するエドとツバメ。サイデンの元へ急ぐりゅ~しか。
それぞれの戦いを潜り抜けたあなた達は再び合流し、ベリオロスに立ち向かい撃破した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ34~太陽と砂浜と水竜と~(>>548)
うだるような猛暑の中、ロックラック観光協会後援・地方観光局支部局局長、「カーラ・G=H・ジッパー」なる人物から変わった依頼が届いた。
小さな漁村を観光地として盛り立てる為、付近に出没するガノトトスの狩猟、及びイベントの準備を手伝ってほしいというのだ。
破格の報酬を提示されたあなたは、仲間達をほぼ全員連れて依頼を受ける。
海、水着、お祭り準備…といつもと違う状況でほんの少し開放的になっている仲間達に翻弄されながらも着々と依頼をこなしていくあなた。
結局ガノトトスも歴戦の仲間達に蜂の巣にされて撃沈。
予想以上の成果に感激したカーラから追加報酬としてデートチケットを受け取り、エリクシルと共にイベントに出かけるも、熱気と興奮に当てられて倒れるという情けない結末に終わった…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ35~紅二染マリシ青熊~(>>603)
渓流にて「紅兜」の二つ名を持つ特殊な青熊獣「アオアシラ」が現れた。
リオレイア特殊個体の一件で特殊狩猟許可を得ていたあなたは、リィ、アマネ、サクラの協力を得て紅兜退治に向かう。
既に人をその手に掛け、人の味を覚えた紅兜の痕跡は凄惨を極め、あなた達の精神を追い詰めていく…
かと思われたが、死んだフリ作戦で適度に力が抜けた一行はいつもの調子を取り戻し、サクラが危険な目に遭った物の捕獲に成功。
その後、ユクモ村で温泉によるもてなしを受ける中、不可抗力で不名誉な称号を更に確固たる物としたあなたであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ36〜エスコートは盛大に〜(>>660)
各地に出没しその行動範囲を広げ続けるバルファルクに対し、ついに大規模な討伐隊が結成された。
知らない内に討伐隊の隊長にされていたあなたは、慣れない采配を振るいながら決戦への準備を進める日々。
しかし、順調かと思われた作戦も、途中でその幾つかが失敗。
大勢に影響はない物の、万全とも言えない状況の中、続行の判断を下す龍歴院上層部と中止を求める隊員たちの間に立たされる事に。
結局作戦を中止し、失敗したメンバーを助けに行くこととなったが、この結果を重く受けた龍識船の隊長はすっかり気落ちしてしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ37~穿つ炎戈、放つ砲火~(>>714)
荒れるランドラットを宥めるために狩りに誘う事にしたあなた。
たまたま目を付けた炎戈竜「アグナコトル」の狩猟依頼を炎戈竜専門のハンター「エリザベート・フォートレス 」と取り合う羽目になってしまう。
仕方がないので「報酬は先に仕留めた方の物」という条件で一緒に受ける事になり、その場にいたブランシュも巻き添えにして一行は地底火山へ。
ランドラットとエリザベート、二人の銃槍から繰り出される砲撃がアグナコトルの溶岩の鎧を剥がし、戦いは有利に進むかと思われた。
しかし、その場を逃れたアグナコトルを突如オストガロアが急襲。一行はあまりに唐突な幕引きにただ立ち尽くす他無かった。
勝負はお預けとなり、いつか来る戦いの為に備えるよう言い残し、エリザベートは去って行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -
658
名前:時雨
投稿日:2017-09-08 21:17
ID:gX20EMvk
[編集]
暇氏のあらすじまとめ来てた
紅兜シナリオはたしか>>603からだったような…本当はね?紅兜シナリオはSAN値直送的なシナリオだったんだよ?
>>659
丁度書き込み来てたタイミングだったので -
659
名前:暇
投稿日:2017-09-08 21:33
ID:RqViJEMA
[編集]
あ、ホンマ…
間違いあったら指摘お願いしますって言う前に指摘するとか有能杉内?シナリオねー、案だけはいっぱいあるけど時間がねー
まあソロソロ何かやれたらいいなととふんわり考え中 -
660
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-09 16:52
ID:B8nXzJ4E
[編集]
いよいよ一つの因縁を動かさせていただきます。慎重にやらねば……
Scenario36 〜エスコートは盛大に〜
(注意:あなたの出撃はおそらくなし、下手をすると狩猟描写も少なめの采配系シナリオとなります。)「よし、全員集まったな。これより説明を始める。俺は作戦全体の指揮を預かったクルトアイズ……」
あなたやその仲間達、龍歴院のハンター達が広場に集まって作戦会議が始まった。
クルトアイズが事の経緯について、多少儀礼的に話している。
まあこういう集まりではよくあることなのだが、頭がボーッとしてきて、何だか眠く……「そういう訳で、あなたと彼の選抜したハンターには本命の相手を……おい!肝心の主役が居眠りしてどうする!」
クルトアイズの怒鳴り声で、心地よい夢から現実に引きずり込まれた。いいところだったのに。
聴衆となっていたハンターの群れに、無造作に突っ込んでくるクルトアイズ。彼に掴まれ、その聴衆の前に出される。
「……とにかく!頼りなさそうでスケベが有名だが、こいつがこの作戦の要となる。
彼のため、ひいては他の多くの人々のため。それぞれの役割をしっかり果たしてくれ。
各々の配属については数日中に通達を出す。以上だ、解散!」
指揮官の掛け声とともに、密集していたハンター達が徐々に散らばり始める。……クルトアイズめ、一発殴りたい。
俺の仲間たちは俺のところに集まり、作戦会議のおおよその内容を教えてくれた。──銀翼との決戦に向けた、大規模作戦の内容を。
-
661
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-09 17:07
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜天彗龍討伐作戦概要〜
昨今よりキャラバンなどの人間、あるいは根城としている遺群嶺以外の多くのモンスターを襲う天彗龍バルファルク。
龍歴院はこの状況を重く見て、龍識船を軸とした討伐作戦を立案。天彗龍討伐大隊を編成した。天彗龍討伐大隊は3つの中隊を編成し、それぞれに任務を与えている。
第1中隊は龍識船の強化のための素材確保、及び備品の調達。
第2中隊はバルファルクとの戦闘。
第3中隊はバルファルクとの戦闘における乱入防止のため、周辺モンスターの狩猟。第1中隊は隊員をHRを問わず広く募集し、多くの小隊を編成している。
低ランクの下位ハンターには主に燃料・食料・その他備品の確保を目的として採集及び小型モンスターの狩猟、
上位ハンターには龍識船強化・補修の素材確保のため大型モンスターの狩猟を任務として与えている。現在の龍識船では遺群嶺の頂上──調査によりわかったが、バルファルクの棲家──までは到達できない。
頂上へ到達出来るようにするため、龍識船を強化しなければならない。
そこで第1中隊の内、特別に選抜したメンバーを重要素材確保のために派遣する。
メンバーはそれぞれ4名の計8名。狩猟対象は溶岩竜ヴォルガノス及びグラビモス、狩猟地は火山及び原生林である。第2中隊は、本来中隊と呼べる規模のものではない。構成員がバルファルク狩猟のハンター4名のみだからである。
第2中隊は、肝心のバルファルク討伐を担当。既に2度の撃退経験があるあなた氏を隊長に任命する。
メンバーは隊長を含めた4名。選抜は隊長に委任する。
全ての任務のうち、これが最も重要かつ危険な任務であることは明白ではあるが特記しておく。第3中隊の役割はいわゆる「露払い」に当たる。
事前に遺群嶺において脅威となっている大型モンスターを狩猟し、第2中隊の戦闘における余計な乱入を防止するのが任務である。
また、遺群嶺に移動する可能性のあるモンスターに関しても同様に狩猟する。火竜や電竜など、飛竜種が主な対象となる。
また、後者のうち特に脅威となるモンスターが昨今より確認されているので、こちらを特別に選抜したメンバーに狩猟してもらう。
脅威となるモンスターとは、恐暴竜イビルジョーである。狩猟地は遺跡平原を想定。また、これら3つの中隊とは別に緊急時に動ける小隊を編成する。これに3名のハンターを配置する。
万が一、第2中隊が天彗龍討伐に失敗した場合にこの小隊が戦闘を引き継ぐ場合があるので慎重にメンバーを選定する。なお、第1、第3中隊による事前準備段階において大きな支障が出た場合、状況に応じてではあるが基本的に作戦は中止とする。
〜詳細部分に関しては大隊長クルトアイズ及び参加ハンターの現場判断等に一任する〜
-
662
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-09 17:10
ID:B8nXzJ4E
[編集]
粗方の概要を聴き終えた。
……なぜ勝手に隊長にされている。せめて事前に連絡の一つでも欲しかったところだ。
確かに、まともに天彗龍との戦闘経験があるのは俺とそのオトモだけ。選ばれるのはわかるのだが……
ちなみに、俺以外の配置はどういうわけか特に決まっていないようだ。「よし、こいつに説明できたか。じゃあこれから重要な話をする。部屋を取ってるから、そっちで話すぞ。」
俺の周りに集まる仲間達を割って、クルトアイズが声をかけてくる。彼に従って、総勢19名(内アイルー4匹)の群衆が移動を始めた。「こんなむさ苦しい所に詰め込んで、一体どうするつもりだ!」
ランドラットはいつも血気盛んで気が短い。頼りにはなるが、欠点もある。
「落ち着きなさいランスロット、話があるって言ってたでしょう。」
グローリア改めブランシュ。的確に彼を抑えているが、名前を間違えている時点でかなり残念な気がする。「報酬は弾んでくれるんだろうニャー?」
「なに、華麗な僕の働きには相応の対価が払われると信じているニャ。」
「お前ら、ちょっとは金銭以外のことは考えられないのかニャ?ウドンを見習え……とも言えないニャ。」
「どんなお仕事になるのですかニャ、出来れば採集がいいですニャ……イビルジョーは怖いですニャ……」
りゅ〜しか、エリック、サイデンにウドンはニャンターないしオトモアイルーである。人間とは違う感覚は、今は特に役立ってない。「一体どうなるんでしょう?出来れば採集の方に……」
「私も。ウドンちゃんと一緒に行きたい……」
エリクシルの志願は分からないではないが、リィの動機は不純すぎる。彼女は戦力になって欲しいところだ。「ハハハ、この作戦、僕を外した方が上手くいくんじゃないかな?」
「気にしすぎですよー。何なら別働隊にでも行ったらどうです?」
そういえば、ミーシャとタクミが一緒のところを救助に行ったっけ。思い返すと懐かしい。「ツバたんはどこ希望?やっぱりバルファルク?」
「ううむ……わしは龍識船にいた時、彼奴に会えなかったからのう、難しいところじゃ。」
ツバメは遺群嶺での戦闘経験がある。サクラは出会ってからは浅いが、ハンターとしての経験自体は深い。「まずは奴を第1中隊の軸に置いて、あいつに関しては別働隊に配属して……」
「それなら、俺はあの男をサポートにつけた方がいいと思うぞ。」
「それなら私もそちらにいくけど、でもそうすると第3の方が戦力不足に……」
「チェックメイトから逆転しろと言われているようだ……これは悩むな。」
エドワード、アンキセス、アリーチェの3人は生真面目というか何というか。すでに配置についておおよその検討を始めている。
ニコラスはいちいち言い回しにセンスがある。狩猟のセンスもピカイチではあるが。「よし、この面子の配属先を第2中隊隊長のお前に一任する。特別に選抜すると言ったメンバーってのはこいつらのことだ。
あと、第2中隊と別働隊のメンバーもな。お前の信頼できる仲間を置いてくれ。その他の人選はこちらでやらせてもらう。」
おいおい、まさかとは思ったが。これだけの人数の配置を決めるなんて。無茶にもほどがある。おのれクルトアイズ。【選択】配置に際して、どのように決めようか……
1.総合的に判断して自らで決める
2.全員の配置希望を聞く
3.先に考えているエド、アリーチェ、アンキセス、ニコラスの意見を仰ぐ
4.流石に無理だとクルトアイズに差し戻す・参考:配置先一覧
火山でヴォルガノス狩猟(4人)
地底火山でグラビモス狩猟(4人)
あなたと共にバルファルク討伐(3人)
遺跡平原でイビルジョー狩猟(4人)
別働隊(3人) -
663
名前:時雨
投稿日:2017-09-09 17:28
ID:gX20EMvk
[編集]
ここはベテラン組の意見を聞きたいから3かな
いよいよバルファルクとの決戦か…心が踊るなあ
-
664
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-09 19:09
ID:B8nXzJ4E
[編集]
夫婦の描写を盛大に忘れてたの謝罪させて。すみません。
>>663 今回は決戦「の前準備」シナリオになります。でもまぁ…ねぇ。「お前が暴走して作戦瓦解させなきゃいいんだがなぁ……」
「なんだって?そんなに私に暴れてもらいたいの?」
アマネとレイカは夫婦となっても相変わらず。仲はかなりいいらしい。……ブラキディオスはどこだ。なんて冗談を考えている場合ではない。
しかしすぐに配置を考えるのもまた無理難題である。あらかじめ考えている人間に意見を求めよう。
エドやアンキセスの一団に声をかけ、彼らが考えていたことを聞き出した。
「おいおい、俺達を頼るのもいいが少しは自分で考えたらどうなんだ?」
アンキセスが顔のシワを深くしながら突っぱねてくる。その信頼がまだ確実でないからこそ、的確に言ってくれているのだが。
「勘弁してやってくれ、老兵よ。惰眠を貪貪っていた頭にそれはキツすぎるだろう。」
ニコラス……確実にかばっているのではなく皮肉を言っている。あまり嬉しくないぞ。「そこまでにしておきなさい、2人とも。……ただ、私たちも中隊の配置の方しか考えてなかったわ。
ここのメンバーがみんな特別選抜隊や別働隊になるとは思ってなかったのよ。それでも良ければ簡単に考えてみるけど……」
アリーチェがこちらの肩を持ってくれた。とりあえずは、それを参考に決めるのがいいかもしれない。
アンキセスとニコラスも同調してくれて、一応基本的な部分で話を聞くことができた。
彼女らが検討したところ、・我々は第1中隊において大型モンスターの討伐が任されると考えていたが、その中でも特に特別選抜となった。
ヴォルガノス及びグラビモスに関しては、狩猟は面倒だがこのメンバーであれば問題はないだろう。
用心するならそれぞれに戦闘経験があると思われるハンターを配属しておくべきである。
・第2中隊に関しては特別意見を出すことはできない。強いて言うなら、最も信頼できる仲間を選ぶべきである。
戦闘における相性に関しても、戦闘経験があるのはあなただけなので自分で考えて欲しい。
・第3中隊も強力なモンスターを相手にすることになるとは想定していたが、結局恐暴竜の相手となった。
一般の大型モンスターよりもさらに強力、危険性は古龍種に匹敵する相手である。
なるべく経験の豊富なハンターを配属し、堅実に結果を期待するべきか。
・別働隊に関しては何が任務になるか分からないため、戦闘力以外も考慮する必要があるか。
具体的に挙げるなら採取に長けたエリクシルやりゅ〜しかなど、狩猟以外の得意分野があると好ましいか。などといったところを話してくれた。
はっきり言って、かなり正確だろう。これでおおよその方針は決められた。
「あとは自分で考えるんだな、若いの。……なに、どう配置されても文句は言わん。」
「そうね、私たちが手伝えるのはここまでよ。あとはあなたの手足として、決戦に向けて最善を尽くすわ。」
「君には助けられた恩がある。今度はどんな形であれ君の助けになると誓おう、守り人よ。」そういえば、エドワードも考えてくれていたような……少し離れて1人で考え込んでいたので、声をかけてみた。
「ん、ああ。俺なりにどう割り振るかを考えていたんだが……面識のない奴らも多くてな。
俺ごときが口出しするより、全員を見てきたお前が決めた方が奴らも納得できるだろう。」
そう言い放ったエドワードの目は、どういうわけか自分を見ているようで実は全く別の者を見ているような光を宿していた。改めてみんなの顔を見渡して、今一度全員との記憶を回想した。
「一つだけ言わせてもらうと、お前に不慮の事態が起こったら洒落にならないからお前は天彗龍との戦闘まで待機だ。
第2中隊のメンバーも同様になる。何かあれば、別働隊を使うんだな。」
クルトアイズからの忠告を最後に、俺は頭をフル回転させて配置決めに取り掛かった。 -
665
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-09 19:16
ID:B8nXzJ4E
[編集]
【配置】以下のメンバーを、>>662の参考に書いた配置先に配置してください。
4、4、3、4、3の18人で、全員割り振る必要があります。
全員分けるのが難しければ「こいつはここがいいだろう」と思うのだけでもどうぞ。
全割り振りと個別割り振りの意見でぶつかった場合は抽選なりなんなりで調整します。キャラ表示の見方は、・名前:使用武器orサポート傾向(追記事項)
・ランドラット:ランス(猪突猛進)
・エリクシル:ライトボウガン(錬金術師、非力、ミーシャと仲良い)
・りゅ〜しか:コレクト(宝に関する知識、アイルー勢と仲良い)
・エリック:カリスマ(自信過剰、あなたのオトモ)
・タクミ・クガヤマ:大剣(忍耐強い、不運)
・ミーシャ・アルティム:弓、ボウガン(視力良、エリクシルと仲良い)
・ブランシュ・ネージュ(旧グローリア・レイス):太刀(ベテラン、色々と少し残念)
・ツバメ・ハルカゼ:ハンマー(発想力良、ブランシュとサクラと仲良い)
・サクラ・グローリア:片手剣(ベテラン、ツバメとブランシュと仲良い)
・ニコラス:双剣(竜人、古参)
・サイデン:ボマー(父からの教え、雪山以外の経験薄)
・エドワード:ヘビィボウガン(古参、コーヒー好き、アリーチェとアンキセスと知り合い)
・アリーチェ・クライン:ランス(古参、エドとアンキセスと知り合い)
・アンキセス・ガラント:大剣、太刀(古参、ソロ狩猟型、エドとアリーチェと知り合い)
・ウドン:回復(多少臆病、あなたのオトモ)
・リィ:チャージアックス(アイルー好き、天然)
・アマネ・ミソラ:スラッシュアックス(レイカと夫婦、ベテラン)
・レイカ・ミソラ(旧姓アケボノ):狩猟笛(アマネと夫婦、ベテラン、たまに暴走する)かなり面倒な選択なのでもし日曜終わりまで出揃わなければ出てる限りで配置して、残りはこちらで埋めると思います。
-
666
名前:時雨
投稿日:2017-09-09 19:54
ID:gX20EMvk
[編集]
(あっ、これ一人で決めるの無理系な奴だ)
…とりあえず俺が思ってんのはアンキセス爺ちゃんはあなたと同じ所かなぁ。
アンキセス爺ちゃんから信頼得てんのってエドとアリーチェとあなたやしな。一緒がええやろうと。
エリクシルとりゅ~しか、ウドンちゃんは別働隊かな?
狩猟以外の得意分野があると好ましいって書いてあるし。>>670 それはありかも知れんな。となるともう一人は同じく信頼得てるツバメになるか?
で、タクミ同行組がリィ、エリック、サイデンになる訳か。…不安しかねぇ。 -
667
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-09 20:18
ID:6VfBQHFo
[編集]
これ最終決定大変そうだなw
夫婦は武器的にも相性いいしグラビに行ってもらうのが良さげだな
アリーチェとランドラットのランスコンビとニコラス、エドでイビルかな
ランドラットもアリーチェと一緒なら無茶もしなさそうだしここはベテラン勢メインで固めたい -
668
名前:蟹
投稿日:2017-09-09 20:43
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>666
アンキセス爺に一応認められているのはあなたや彼の知り合いのエドとアリーチェ、
あとは龍識船で仕事を一緒にしたツバメとリィ辺りが該当してます(あまり描写できなかったけど……)全く関係ないメモ
選択一覧に入れてないその他キャラのまとめ(クルトアイズ除く)
飛行船の人、雑貨屋のマリー・ベリー、ニャンター名無し、ギルドナイトのエミル・ストロングス
サクラの父ディーン、サイデンの父レン(故猫)、エドとアンキセスの戦友ユウ・カミナ(故人)、その他ゲーム中のキャラ -
669
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-09 20:56
ID:bTcrBO5U
[編集]
エリアルスタイルキャラはバラケた方がええやろな
やからヴォル兄貴はタクミ、グラビはサクラやな
グラビのもう一人ブランシュさんがええんちゃうか?練気貯まれば心眼効果つくし、サクラとは仲えぇしな -
670
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-09 22:34
ID:lRbZuidY
[編集]
あ、これミーシャがバルファルクの部隊入っとけば彗星アタック避けるタイミング分かるんちゃう?
あとなんやかんやで閃光玉に弱いって弱点見抜いてくれそう -
671
名前:蟹
投稿日:2017-09-10 17:20
ID:B8nXzJ4E
[編集]
よし、これならどうだ。
クルトアイズが他の皆に作戦について追加の説明をしている間に、頭を捻りに捻ってなんとか収まった。まず、俺と共にバルファルクを討伐するのはミーシャ、ツバメ、アンキセス。
ミーシャは老いたネルスキュラ、アリーチェと狩ったという獰猛なテツカブラの経験から見て視力、あるいは洞察力が並ではない。
未知の部分も多い古龍だが、彼女であればどんな状況でも対応してくれるだろう。ツバメとアンキセスについては、まず龍識船任務における遺群嶺での経験がある。地の利を味方につけるのは大事だろう。
ツバメは時に奇抜な発想で戦況を打開したり、あの高地において新たな狩技を覚えるなどヒラメキが強い。
ミーシャが観察し、ツバメが思いつく。この流れに期待したいところである。そして、考案された作戦を確実にこなせるのがアンキセスだ。古参の豊富な経験が、その作戦を現実的に実行してくれる。
また、アンキセスは単独行動が長かったため直近で行動を共にしていた俺やツバメがいた方が行動しやすいというのもあった。次に、別働隊にエリクシルとりゅ〜しか、ウドンを割り振った。
りゅ〜しかはアイテムや素材に造詣が深く、ウドンは治療・回復を専門とする。エリクシルはその両方。
負傷者が出たとしても、このメンバーなら適切な手当てが出来る。別働隊というよりメディック隊だが、戦闘も十分可能だ。あとはイビルジョーとグラビモスが鬼門だった。
まずイビルジョーの狩猟にアリーチェとエドワードを選んだ。
双子のドスギアノス、水竜などを容易く制した熟練ハンターなら恐暴竜相手でも怯むことなく立ち向かえるか。
対してグラビモスには、最初にミソラ夫婦を割り当てる。
愛ゆえのコンビネーションなら、堅い外殻も打ち砕けるに違いない。彼らを軸にした上で、ニコラスとランドラットを恐暴竜、サクラとブランシュを鎧竜の討伐隊に組み入れることにした。
ランドラットはアリーチェの制御により最大限のポテンシャルを発揮できると踏んだし、ニコラスは竜人ゆえ知識量が別格。
とにかく堅実に。その精神でこのパーティーを編成した。
サクラとブランシュは元より仲の良い同士であるし、アマネとレイカの夫婦とは何らかの形で交流がある。
こちらはスムーズに事が運べるよう、お互いの関係を意識した形になった。残ったのはタクミとリィ、エリックとサイデン。彼らにはヴォルガノスの狩猟を受け持ってもらう。
生憎ヴォルガノスについて詳しく知っているメンバーがいないが、そこら辺は他の連中から聞いておいて欲しい。
とはいえタクミやリィ、アイルー連中も腕に関しては俺が保証している。多少難はあるかもしれないが押し切れるだろう。説明中のクルトアイズを呼び出し、この部隊編成についてを報告した。
「なるほど……特段問題はないだろうな?後からの変更は面倒になるから受け付けんぞ。いいな?」
彼の最終確認に頷きをもって答え、全ての責任を引き受ける。この仲間達に何かあれば、少なからず俺の采配ミスとなるからだ。そして自らの口で、その采配についてを皆に告げた。驚く者、喜ぶ者などいたが特に不満は見受けられない。
クルトアイズがすっかり遅くなってしまったからと解散を命じるが、その戦慄した空気に立ち上がる者はしばらくいなかった。 -
672
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-10 19:09
ID:B8nXzJ4E
[編集]
名前ミスは切腹に値するのでハラキリしてきます
数日後、いよいよ作戦の始動ということで再び集会が開かれた。
先日の面々がほぼそのまま集まっているため、新鮮味はないように思われたが……「コホン。えーと、クルトアイズさんが他の案件に出向いてしまったとのことで……
臨時とはなりますが、ボクが指揮を執らせてもらいます。龍識船調査隊の隊長を任されている者です、よろしくお願いします!」
前に立つ人間だけが変わっていた。歴戦の戦士と打って変わって、幼く見える未熟者。竜人故仕方ないのだが、確かに経験は浅い。
無論、俺は彼の頑張りを理解しているのだが何も知らないハンターからすれば頼りなく見えるらしい。
現に話を聞いているハンター達の態度はあまり良くない。以前のような規律が感じられないのだ。だが、ある種プラスの点もある。まず作戦の軸となる龍識船の責任者であることは大きい。
龍識船が何を必要としそのために何をする必要があるかに関しての把握はクルトアイズを上回る。
あるいは文民統制という訳ではないが、ハンターでない人間からの意見は必要かもしれない。
現場を知らずに無茶な方向に転がり込まなければいいが……「しかしまあ、俺たちはこいつらが場を整えるまでお預けだ。暇にも程があるな……」
そう言っているのは落ち着かない様子を見せるアンキセス。確かに暇だ。
決戦まで待機と言われてしまっては、時間に余裕があるどころの話ではないだろう。
「身体を鈍らせないためにも、訓練は欠かさんようにの。特にお主、女子に色目を使ってる暇はないぞ。」
ツバメが言うことはごもっともだ。……後半部分を訂正してくれれば。
まぁ他の中隊メンバーで特に美人がいる訳でもなさそうだかや大丈夫だとは思いたい。信じたい。「どうせ他のみんなの出撃もまだですし、どこかのパーティーに遊びに行きません?」
ミーシャがそんな暇つぶしの方法を提案してきた。なるほど、悪くない。
重要な任務前と言うことで緊張しているかもしれない連中もいそうだ。それを励ますのもリーダーたる者の役目である。
ツバメの言葉通りに訓練してくると去ってしまったアンキセスを除いた3人で行くことにした。【選択】どこかのパーティーに声をかけに行きたい。どのパーティーにする?
(別働隊に関しては別で接触します)
1.ヴォルガノス狩猟隊(タクミ、リィ、エリック、サイデン)
2.グラビモス狩猟隊(アマネ、レイカ、サクラ、ブランシュ)
3.イビルジョー狩猟隊(アリーチェ、ランドラット、エドワード、ニコラス)
4.第1中隊の採取小隊(下位ハンター、男2人、女2人)
5.第3中隊のとある小隊(男2人、アイルー2匹)
6.行くのをやめてアンキセス共々訓練に励む -
673
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-10 19:35
ID:9I.9j7rU
[編集]
2のグラビ組で
是非ともあなたには夫婦の惚気話でギリィ!ってなって欲しい -
674
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-10 20:23
ID:x1OsKluQ
[編集]
>>670
ミーシャ「あいつ目良さそう、潰そ」閃光玉ポイー
バルファルク「目がああああ!」
ミーシャ「目がああああ!」 -
675
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-10 21:53
ID:B8nXzJ4E
[編集]
俺はツバメがいることもあり、ブランシュやサクラがいるグラビモス討伐小隊の様子を見ることにした。
平時に比べてかなり緊張している龍歴院前広場だが、彼女らは比較的自然体を保っている。
「おおー、ツバたんたち来てくれたのね!これは嬉しいよ!」
相変わらず肌が眩しいキリンの装備に身を包んだ(包んだと言えるほど面積がないが)サクラがこちらに気づき挨拶してきた。
傍らには青緑の刀身と盾が独特の美しさを放つ、片手剣オデッセイブレイド。これが今回の彼女の得物らしい。
「あら、ツバメにあなたに……ごめんね?出かかってるんだけど間違えるのが怖くて……」
「ミーシャちゃんだよ!というより、『ミーたん』って感じかな?」
ブランシュが怖気付いている間に「ミーたん」、誕生。これにはミーシャ本人も苦笑い。「それはともかくじゃ。お主ら、調子の方はどうじゃ?勝てそうかの?」
ツバメが、俺たちが最も聞くべきことを先に切り出してくれた。あれ、俺の役目は……?
「問題はないわ、全員好調。特にあっちの2人はね。」
直剣型の太刀、アクアガーディアンを背負ったブランシュはそう言って愛の塊と化したとある夫婦を見やった。
明らかにレイカの顔が普段よりほぐれているあの笑顔は、一般の他人には絶対見せようとはしないだろう。
アマネもアマネで、何の遠慮もなく話しているようで確かに好調だ。……誰か、大タル爆弾Gを100個くれ。
「アマネさん、レイカさーん。熱線で焼かれないように気をつけてくださいねー。もっとも、既に妬いてる人はいるみたいですけど。」
ミーシャが特に気にすることなく愛の巣に切り込んで行く。むしろよくそんなことができるものだと感心してしまう。「全くきついぜ……この嬢ちゃん、嫁さんにしたら苦労するぞ?」
こちらにアマネが冗談交じりに耳打ちしてくる。ミーシャを伴侶に……それもなかなか、ってイカンイカン!馬鹿なことを考えるな。
いや、別に考えることはやぶさかではないが確実に今考えるべきではない。
【現時点では】彼女は単なる俺の仲間である。それ以上でもそれ以下でもないはずだ。
「くだらないこと吹き込まないのアマネ。大事な主賓を傷物にして、クルトアイズさんに大目玉くらっても知らないよ?」
レイカが釘をさすも、その言葉に棘はない。作戦が終わったら、2人と一緒にブラキディオスでも狩りに行こう。そんなこんなでこの小隊は大丈夫そうだ。
戦果を期待している。
「そんな硬くならないでよー。もっとこう、がんばれ〜ってくらいでいいんだから!」
「そうね、大役を押し付けられてるのは分かるけど無理をする必要はないわ。
それじゃあツバメとあなたと、ええと、ミーたん?後は任せておいて。」
「アンキセスの爺さんにもよろしく言っといてくれ。……あの人なら酒の席で色々愚痴聞いてくれそうだしな。」
「あら、そろそろ時間だわ。気が早いかもしれないけど、そっちも頑張ってね。」こうも和気藹々としていれば、彼女らに関する采配は正解だったと思える。結果が出ないとそう言い切ることはできないが。
「ブリーフィングで第一陣と言われた部隊は出発です!飛行船に集合してください!」とスタッフに呼ばれ、彼らが向かって行った。
おや、あれは……ランドラットやエドワードのパーティーも行ってしまった。彼らにも声をかけたかったが、仕方あるまい。【選択】まだ残っている面々で、様子を見に行きたい所はあるだろうか?
1.タクミやリィのヴォルガノス狩猟隊
2.第3中隊の男2人とそのオトモ2匹の小隊
3.大隊長を引き継いだ龍識船調査隊の隊長ハイメル
4.エリクシルたちの別働隊 -
676
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-10 23:22
ID:vk19nDik
[編集]
ミソラ夫婦に嫉妬する必要無いほどフラグ立っとるやろ、あなた! こっちが羨ましいわ!
……失礼。選択肢は3で。狩りの前に重要な情報が聞けるかもしれん
-
677
名前:兎
投稿日:2017-09-11 18:24
ID:iFpk47Wc
[編集]
おお、壮大なシナリオがスタートしている、そしてミーシャが本隊らしきところに組み込まれている、期待。
しかしこれはわざと不用意な発言したりでアンキセスさんは癪に障りそうだ……w>>674
ミーシャ「イイッ↑タイ↓メガァァァ↑」
実はその内自身のシナリオでやろうとしていたネタだったりします、ちくせう -
678
名前:エスコートは盛大に@蟹防具
投稿日:2017-09-11 19:24
ID:B8nXzJ4E
[編集]
各小隊については、概ね大丈夫だろう。問題はむしろ俺たち第2中隊の方だ。
俺以外の隊員はバルファルクとの戦闘を経験していない。それが一つの不安材料である。そこでハイメル調査隊隊長、もとい大隊長に研究室での成果などを聞き出すことにした。
ツバメは「それが正しいかの。」とおおよそ乗り気だったが、一方ミーシャは
「面識ないから話しづらいんですよねー。かわいい子だけど変に真面目そうで、あまり得意じゃないかもです。」
と言い残し、同じく暇を持て余しているエリクシルたち別働隊の方に行ってしまった。大勢でなくてもいいから特に困りはしないが。「第2中隊の方……というより、お久しぶりです!こうしてまた一緒に活動できるのが嬉しいです!」
大隊長の彼は慣れないながらも必死に頑張ってくれている。それに報いるためにも、天彗龍戦での対策を聞かなければ。
研究室で何かわかったことはあるか、と尋ねてみる。何らかの結果が上がっていればいいが……
「各地から灼けた甲殻、つまりバルファルクの甲殻片が提供されたおかげで様々な実験ができました!
その時の報告書をこちらにまとめてるので、それをご覧ください。分からないことがあれば遠慮なくボクか研究室までどうぞ!」
隊長は抱えていた書類からいくつかのまとまりを抜き出し、俺とツバメに渡してきた。
実験名はそれぞれ1号実験、3号実験などとなっており内容を察することはできない。別の実験を挟んだからか番号自体も飛んでいる。
仕方ないので、小さな文字から内容を読み取るしかなかった。・1号実験、3〜5号実験の結果→火炎や高音、電気、極低温、水分といった一般属性に関しては一定の耐久度こそあるも有効。
・7号実験の結果→恐暴竜の素材に含まれる龍属性エネルギーを使用したが、特に変化はなし。龍属性は無効であるか。
・10号実験の結果→出血毒、麻痺毒、睡眠毒及び爆破粉塵・粘菌の甲殻への浸透を確認。
ただし出血毒は浸透率が良く、逆に粉塵・粘菌は悪い。
・11号実験の結果→あなたが雪山での戦闘後に提供した、新鮮な甲殻片に付着していた龍属性エネルギー。龍気と呼称している。
これには温度変化及び水分・電気などの移動を阻害する性質が確認された。既存の龍属性と同じく、ウチケシの実で対処可能。そこには想像していたより豊富な情報が記載されていた。主に有効属性に関して、事細かに書いてある。
一般的な属性は龍属性以外概ね有効。状態異常分類の属性は出血毒、単に毒と呼ばれるそれが有効で爆破粉塵などは効きにくい。
武器選びに際して、非常に役に立つことだろう。
一方ツバメは証言報告書を読んでいた。……証言者は俺だ。なんか恥ずかしい。
「お主、女性以外を見るのも得意なようじゃの。結構緻密に観察しているではないか。」
少なくともま褒められている気はしないが、お褒めに預かった俺の観察及びそこからの龍識船の推察は以下の通りである。・1号証言報告書→体型は以前対峙したゴア・マガラに類似している。甲殻の感触は金属質に近く、クシャルダオラと比較すべきか。
頭部に比較的刃が通る感覚はあったが、他は心眼の刃薬を使ったこともあって感触の判断は難しいだろう。
・2号証言報告書→翼脚は鋭利な前部と放出口のある後部に分けられる。
前後は入れ替えることが可能で鋭利な先端が前の時は刺突などに注意。放出口からは龍気を弾幕のように発射してきた。
また、急速に着地した際には轟音が発生する。着地点に近接していると聴力に一時的な悪影響があるかもしれない。戦術面でのアドバンテージは、この証言書が補ってくれる。
気休め程度でしかないと思うが、例によってないよりは遥かにマシだ。
「それらに関しては写しなので、持っていっても構いませんよ。……はい、はい。分かりました。
すみません、呼び出しが入ったので行ってきますね。相談があればまた後でどうぞ!」
龍歴院の職員に呼び出されて忙しなく去っていく隊長。
(竜人としては)若年ではあるが、その姿にもはや貫禄を感じた。 -
679
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-11 19:45
ID:B8nXzJ4E
[編集]
蟹防具ってなんじゃ……自害してきます
隊長が去った直後に「第2陣出発だ!乗船急げ!」と怒鳴り声のように船員が叫ぶ。
「おっと、行ってくるよ。あまり期待しないで待っててくれるかい?」
近くを通りかかったタクミに声をかけられる。後ろに続くエリックがぶつくさ文句を言っていたが聞き取れはしなかった。
あまり卑下するな、と俺が返したのを聞いて、タクミは無言で頷きつつ飛行船に向かう。これでほとんどの小隊が出撃してしまった。先ほどまで騒々しい群衆が出来ていたが、あっという間に広場は閑散としている。
平常の依頼を遂行するための非大隊員ハンターが数名と、常駐職員に俺たちのような待機中の小隊がちらほら。
当たり前だが、閑古鳥の鳴く集会広場にただ佇んでいてはバルファルクに勝てはしない。
何らか有益な情報を得るなり、精神的に落ち着くため誰かと話すなり、何もしないで時間を潰すことがないようにしなければ。
ミーシャを追って別働隊と話をするか、アンキセスを探して訓練に加わるか。
あるいは若干陽も傾き始めているため、ニャンコックにでも頼んで景気付けの晩餐と行くのも良いかもしれない。何にせよ、焦るわけではないが早く行動しなければ──
【選択】ここから夕方にかけての行動を選択しよう。
(全部の行動において、ツバメを連れて行くか否かを選択できます)
1.ミーシャに合流して別働隊と話す
2.アンキセスと訓練に参加する
3.ニャンコックに晩餐の依頼をする
4.残っている男とアイルーが2名ずつのパーティーに顔を出す
5.その他、龍歴院及びベルナ村やオトモ広場での行動 -
680
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-11 19:58
ID:JAvTx9F.
[編集]
1の後に3とかアカンかな?
エリクシルに顔出しせんといかんし皆を労るという意味を兼ねてな
ツバメたんは連れていこうか -
681
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-11 21:27
ID:B8nXzJ4E
[編集]
まずはエリクシルやウドン、りゅ〜しかに挨拶しておこう。素材調達が必要になった場合、彼らを手足として扱うことになる。
とりあえずあっちに行くか、とツバメを誘って移動した。
その様子は、知らない人が見れば女を誘ってるように見えるだろう。だが男だ。「話は終わったんですねー、あとで適当に教えてくださいね。」
ミーシャは隊長との話をボイコットしていたから、ここにいないアンキセス共々説明してやる必要がある。
「あ、あの!ご用件がありましたら何でも申し付けてくだひゃい!」
エリクシルの奴、緊張しすぎだ。何回かこういう様子は見ているが、何というかこう……可愛い。
語弊がありそうなので補足しておくが、あくまでも小動物や未熟なアイルーを見ているような感覚である。
「別働隊って何をすれば良いのかニャ?暇ならウドンにアイルーの戦い方ってやつを叩き込んでやりたいニャ。」
「あの、私は戦うよりサポートの方を頑張りたいですニャ……」
本物のアイルー、りゅ〜しかとウドン。指導というやつは本来エリックがすべきではないか?
俺からもエリックに一言いってやるべきだろう。現状やることはないからどっしり構えていてほしい。ただし出撃準備だけは一応整えておくように。
無難だが、そんなことを伝えておく。するとツバメやミーシャ、エリクシルの視線がどうにも厳しくなった。
「お主、何だか軍隊くさくなっておるぞ。もっとこう、楽にいけんのかの?」
「どうせまだバルファルクに挑めるかも分からないですし、そう固くならないでもらえますか?」
「いつもみたいに気さくにしてくれてる方が、その、なんというか…………」
エリクシルが最後に紅くなって呟いた言葉はよく聞き取れなかったが、ミーシャに怒られそうなので問いただすのはやめておこう。
しかしまあ、固くなっている、か。龍歴院が作り出した規律的なシステムに呑まれすぎたようにも思える。変に気負いすぎて、不自然に頑張りすぎたかもしれない。仕方ない、こんな日はさっさと寝てしまってリセットするに限る。
いや。せっかくだから、食事会でも催して士気を高めよう。ニャンコックにでも頼めば、その辺を心得た料理を作ってくれるだろう。
その件について話をすると、エリクシルだけやけに不機嫌なままだったが他の連中は承知してくれた。
アンキセスもツバメが呼び戻しに行くようで、りゅ〜しかは他の小隊にも声をかけてくるらしい。ニャンコックにも話を通したら待ってましたと言わんばかりに「そういうことならミーの専門ですニャ!」と準備に取り掛かった。
どうせメインはチーズフォンデュだろうが、内容よりみんなと卓を囲むことが重要なのだ。
料理ができるまでは暇になる。シルビアに任せるはずだった日用品の買い出しを済ませて、一旦自宅で休むことにした。 -
682
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-11 22:33
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「ご主人様、食事の準備ができますニャ。広場の方に行きますニャ。」
向こうに残っていたウドンが呼び戻しに来てくれた。帰って適当に寝転がって休んでいたが、もうそんな時間になったか。
服装の乱れを直し、ウドンに続いた。食卓に着くと、基本的に集まっているのは第2中隊と別働隊の連中だった。
下位ハンターたちは遠慮してしまった模様。エドワードでもいたらまた違っただろうか。
「ふう……もう少し上手く扱えればモノにできるが……あとは素材の質も上げるべきか?まあそうなると間に合わんな……」
何かを愚痴るアンキセスの額の湿り気から、大分汗をかいたことがわかる。
明日以降、俺も身体を動かした方がいいだろう。
「こういう気が利いたことが出来るとはおミャーもなかなかセンスがあるニャー。」
りゅ〜しかは大半が出揃っている料理を見定めていた。主に魚類。
純粋に食事を楽しんでくれるなら、気をほぐすという一つの目的は達成か。「……お前が第2中隊の隊長か。もう少しマシな面を提げてくるべきだったな。」
「そう言うなよ兄貴。すまないね、もう少しシャキッとしろって兄貴なりに多少気を遣ってるつもりなんだろうけど……」
そう言っている彼らはさっきまでオトモアイルーといたハンター達だが……ええと、誰だ。
「そういえば初対面になるね。俺はクレモント・ラング。こっちは兄貴のマシュー。君たちの後任で龍識船にいたんだ。」
なるほど、そういうことか。アンキセスが帰って来てから誰かしらのハンターがいるとは分かっていたが、それが彼等らしい。
「無駄話の暇はないぞクレモント。早く食って明日の準備を確認して寝なきゃならん。」
「それもごもっともだけどさ。主賓にちゃんと挨拶するくらいはマナーだと思うよ、俺は。」
兄・マシューは寡黙かつ毒舌。クレモントはなんというか……タクミとニコラスを足して割ったような人間だ。
「勝手にしろ。……お前もさっさと寝ろ。俺たちのお膳立てをお釈迦にしてくれるなよ。」
「兄貴が言いたいのは体調崩したりしないでしっかり倒してくれってことだよ。兄貴の期待、裏切らないでくれよ。」
知り合いではなかったにしろ、彼らもまた貴重な戦力だ。
彼らは明朝から沼地に移動し、移動の可能性が示唆されているライゼクスを狩猟する予定らしい。こちらも期待しよう。「さて、主催よ。ここはドカンと一発、挨拶してくれんかの。」
「早くしないと料理が冷めちゃいますよー。」
ツバメとミーシャに急かされ、給仕アイルーが注いだ酒のジョッキを持たされる。要は乾杯の挨拶だ。
突然言われてもこういうのは困る。中隊長権限で任せることもできなくはないが、これは悩みどころだ……【選択】乾杯の挨拶、一体どうしようか。
1.適当に言葉を考える(おおよその内容まで指定お願いします)
2.ツバメに委託する
3.ミーシャに依頼する
4.駄目元でアンキセスに声をかける
5.無謀だがマシューとクレモントに賭けてみる・マシュー・ラング(ゲストキャラ)
年齢:31 武器:ジークムント 防具:EXレウスシリーズ
ラング兄弟の兄。基本寡黙で、初対面の相手には毒舌じみた言動を放つ。根は優しい。
狩りにおいては肉を切らせて骨を断つ、大胆な戦闘スタイルが特徴的。・クレモント・ラング(ゲストキャラ)
年齢:27 武器:クイーンレイピア 防具:EXレイアシリーズ
ラング兄弟の弟。気さくだが若干ニヒル。フレンドリーに見えるが、真に心を許してるのは兄のみ。
狩りにおいては兄のサポートを主体とし、その戦術はとことん堅実で不確実な狩りをしない。 -
683
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-12 08:00
ID:9JnfDuZU
[編集]
ここは2で
今のところ一番相性の良さげなツバメに頼んでみよう
ミーシャやアンキセスとは明日?以降調整しなきゃね -
684
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-12 20:23
ID:B8nXzJ4E
[編集]
今回、自分のシナリオの中では選択肢多めで書いてあります。
作戦初日は結構長く書きましたが(シナリオ内での)明日以降はだいぶ略式になる予定です。
──────────────盛大に乾杯と叫ぶだけなら問題ないのだが、気の利いた口上を考えられる余裕はなかった。
誰かに頼みたいのだが、今のところ物事を頼むならツバメが一番通しやすい。ツバメに、乾杯の部分まで導入してくれないかと耳打ちする。
「しょうのない奴じゃのう……では少なくとも、この宴会の御代はお主持ちでいいかの?」
金の面は……まあ仕方ない。どうせ成功すれば盛大な報酬金が手に入るからなんとかなるだろう。「うむ、全員集まったようじゃな。
さあ皆の衆、聞きたまえ!今宵はここにいる第2中隊隊長のあなたが、この晩餐会を催してくれた!
人数はちと寂しいが、折角であるから大いに盛り上がっていこうぞ!それでは皆、杯を持てい!……ほれ、お主の番じゃ。」
古風なツバメの話し方は、こういった場に実に合うことを確信していたから彼に頼んだ──
という訳ではないのだが、確かにそれは確認できた。宴会にはぴったりなやつだ。宴会芸として女装もやらされそうだし。
片手でグラスを持ち、もう片手はハンドサインで俺に行けと指示する。
俺もビールの注がれたジョッキを持ち上げ、椅子に足をかけ立ち上がった。この出会いに感謝して、そして来るべき勝利のため!
総勢9名が、お決まりの掛け声をにまとまった。
訓練の疲労が溜まっているアンキセスが先陣を切ってビールを流し入れる。
続いて挨拶を代行してくれたツバメと、マシューにりゅ〜しか。
俺も彼らに倣って、ミーシャやクレモントと共に喉を潤した。最後は酒への耐性が強くないエリクシルとウドン。少量である。
そこから出された料理が次第に数を減らし始めた。アンキセスがよく食べていたし、俺もそこそこに腹を満たす。
メインのチーズフォンデュもたいらげ、見事に満腹。明日出発のラング兄弟はさすがに自制していたようだが。
「それじゃあ、俺たちはこれで失礼するよ。さっきも言ったように明日があるんでね。」
「……なんだったらバルファルクも俺が倒そう。」
考えていた側から彼らが席を立つ。まあ面識もなかった上仕事を控えている彼らを引き止めても悪いだろう。
「いざという時にはニャーが駆けつけてやるニャ。安心して行ってこいニャ。」
りゅ〜しかが調子よく挨拶するが、兄弟は共に無反応であった。「そうそう、最後に一つ忠言しておくけど……あの隊長くんは信用しすぎない方がいいぜ。
トーシローの意見信じてやってちゃ、そのうち瓦解するだろうね。現場を知ってる俺たちの方が、正しく判断できるってもんだ。」
クレモントが言い残す。やはり現場のハンターには隊長交代を好ましく思っていない人間も少なからずいるようだ。
俺は一応隊長を支持するが、もしもの時には──。彼の忠言は、念のため頭の片隅にしまっておくことにした。【選択】食事後の時間、どう潰そうか……
1.アンキセスに訓練の内容を聞く
2.ミーシャに報告書の話をする
3.ツバメに明日の予定を確認する
4.先程不機嫌だったエリクシルと話す
5.りゅ〜しか、ウドンと後片付けを手伝う
6.すぐに帰って寝る -
685
名前:時雨
投稿日:2017-09-12 22:15
ID:gX20EMvk
[編集]
1でアンキセス爺ちゃんと話しておこうか
今更ながらランスロットで某サーヴァントを思い浮かんだ() -
686
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-12 23:14
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ちょっと気になったのは、アンキセスが先ほどブツブツ呟いていたことについてだ。訓練についてだとは思うのだが、一体……
僅かな言葉を1人で適当に考えているだけでは答えは出ない。いっそ彼から聞き出してみよう。アルコールが回ってほんのり顔が赤くなっているアンキセスは、いつもの威厳というよりは単に普通の爺さんに見える。
食事の前に色々言っていたが、訓練のことだろうか。何をやっていたのか?
それらについてアンキセスに質問してみる。すると彼は
「なんだ、気になるのか。それならちょっと今から、俺の準備エリアの方に来てみるか?」
と俺に誘いをかけて来た。例えば女性陣やツバメのところに一緒に行ったら知らぬ人には誤解を招くが、彼の所は問題ない。
お言葉に甘えて、彼の拠点にお邪魔することにした。────────
以前エリクシルの準備エリアに立ち入ったことがあるが、薬品やら何やらが多少散らかっていたあちらと違い整頓されている。
というよりは、物が少ないのだろう。強いていうなら本の類が平均以上にはあると思うが、全て本棚に収まっている。
本題である訓練について再び話すと、彼はある「武器」を持って来た。
一見すると赤い鞘にしまわれた反った剣で、東方伝来の刀のシルエットである。彼が以前持っていた斬破刀とはまた違う。
「一通り武器の訓練は受けているか?持てるなら持ってみるといい。」
彼に従い、安全上鞘に納めたままその太刀を持ち上げようとして──重い!
えーと、これは何だ。太刀の構えには重すぎる。これではまるで──
「そうだ。そいつは刀のように見えるが、分類は大剣だ。若いのには馴染みがないような種類だな。」
この細さで、大剣だと。鞘を僅かにずらして刃を覗くと、確かに一般の鉄刀よりは多少太い刃だが、大剣としては細すぎる。
「10年以上は昔の話だ。刀と呼ばれる武装をハンター用に調整出来ないかと試みた工房があったんだ。そこがまぁ……」
そんな語りから、彼は『刀型の大剣』なるものについて話してくれた。昔の加工技術では刀という武器にモンスターに対抗しうる斬れ味と強度を両立させることができなかったという。
東方の加工技術と大陸のそれは進化の過程が大幅に異なり、いわゆる粘りが再現不可能だったそうだ。
そこで大陸の職人は、刀を対飛竜戦用に落とし込むべく東方の技術に加え大陸独自の加工方法を導入。
一般には公表されていないが、おおよそ密度を高めるような工法だと言われている。
密度を高めた金属素材のおかげで、ハンター向けとしては大成した大陸の刀。しかし代償は大きかった。
第一に、素材の要求量が多い。標準規格サイズの鉱石を30個近く平気で使用したという。研磨剤として大地の結晶も多く使用したとか。
そして第二に、著しい重量の増加である。それゆえ東方の戦士「武者」のようにバサバサと敵を切り倒す武器ではなくなってしまった。
そこでハンターに馴染みのあった大剣の運用を当てはめた所、それがノーマルとなり玄人好みの武器として普及して行った。
のちに東方の加工技術の再現に成功したことから、刀は太刀として新たな産声を上げる。それと同時に、刀型の大剣はことごとく姿を消して行ったのだった。
-
687
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-12 23:37
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「お前にさっき持たせたのは、今の技術で刀を大剣として再現しようとしたモデルの試作品だ。
刀の利点を過去のものより維持したまま、大剣の重い一撃を扱う……そういう理論でやっているんだが、上手くいかんのだよ。
出来れば今回の戦闘に使いたかったが、根本的に素材の見直しが必要みたいで、要は間に合わん。」
エドワードもヘルブラザーズに協力してアルバレッドを作り上げていたが、彼もまた独自の武器開発に着手しているとは。
つくづく、ハンターとして狩猟以外の技術を身につけたくなる所だ。
「その理論の考案者自体は俺じゃなくてな……俺はその考案者の素性をとって、これを【漂流者の刀】と呼んでいる。」
漂流者の刀。
流浪の民であろうその理論の主は、今はどうしているだろうか。
「理想にはまだ届かんが、俺は使っていて楽しかったな。昔を思い出すもんだ。昔を、な。」
金と銀の武装を手にした亡きハンターの面影が、彼の脳裏にちらついているようだ。
月を眺めている彼の瞳は少し光の反射が強い気がした。いけない、月がそんなにも輝いているような時刻になっていた。
「すまん、くだらん昔話に付き合わせたな。明日は特に予定はないだろう。作戦会議でも開くならそこだろうな。」
明日は特別隊の帰還もなく、確かに今日より暇だ。
が、何にせよどうするか考えるなら自宅だ。アンキセスに挨拶して、少し足早に自宅ベッドへ直行した。【作戦1日目 リザルト】
・あなたが配属した、別働隊以外の小隊が出撃した。帰還予定は
・ヴォルガノス狩猟隊:3日目昼
・グラビモス討伐隊:3日目夜
・イビルジョー討伐隊:4日目時間不明
・ツバメ、アンキセスとの絆が深まった。
・エリクシルはどういうわけか不機嫌である。
・マシュー、クレモントの2人「ラング兄弟」と知り合った。彼らは明日の朝、沼地に出発する。
・バルファルクの属性耐性、行動に関する情報を手に入れた。
・晩餐会により、第2中隊や別働隊との親睦が深まった。 -
688
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-13 18:05
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜作戦2日目〜
何やら変な夢を見て目が覚めたと思う。
悪い夢だったのか良い夢だったのか、それすらも思い出せはしない。
時間は大分早かったが、目を覚ますために少し散歩に出ることにした。ウドン達が起きないよう、静かに静かに。朝早くから、またも龍歴院が騒々しかった。
理由はマシューとクレモントやその他小隊の出発準備と、いくつかの採集隊の帰還予定があるからだ。
一応、彼らの見送りにでも顔を出そうか。
飛行船の近くで携帯食料を齧っている2人に近づいた。
「……なんだ、見世物じゃないぞ。」
「悪い悪い。あまりジロジロ見られても恥ずかしいからね。まあお見送りには感謝するよ。
ちなみに、君はバルファルクを倒せるような具体的なビジョンはあるのかい?」
2人は相変わらず他人というか、多少素っ気ない態度のままだった。
仲間だけではない。少なからず壁を隔てた所の人間はいるのだ。
にしても具体的なビジョン……2度の撃退経験から奴とて生物であることはしっかり確認している。
ただ、相手が不死身ではないと分かっても力量が追いつくかどうかは別だ。個々のポテンシャルを最大限に発揮した上で、運が絡む。
「そろそろ出発のようだ。行かせてもらうよ。
具体的なビジョンが見えないようなら、本気で僕らが討伐させてもらうからせいぜい頑張ることだね。」
「……急ぐぞクレモント。アッシュとグレイが待ってる。」
そうして彼らは龍識船に搭乗していった。アッシュとグレイとは、晩餐会にはいなかった彼らのオトモのことだろうか。彼らが飛び立ってから少しすると、広場にはミーシャがやってくる。既にラング兄弟の船は雲に突っ込んだが、彼女はそれを見定めた。
「あの人たち、行ったんですね。まあ得意な部類ではないですけど、なんか嫌な予感がしないでもないというか。」
嫌な予感?……一種の可能性は考えられたが、考えたくはなかった。
続いてアンキセスが起きてきた。
「よう、隊長。今日はどうするんだ?」
さらにツバメが後ろからやってくる中、彼が尋ねてきた。大まかに分けて訓練と作戦会議を予定していたが……
それを答える前に俺は別件を誘った。まずは朝食を食べようと。
「お主、量はともかく食べる事は好きなんじゃのう。」
ツバメがぼやく。関心してるのか呆れているのか分からないが。【選択】本日は報告書を参考にした作戦会議と訓練を考えている。
どちらに時間を多く割こうか?
1.作戦会議に重きをおく
2.訓練を重視する
3.どちらもほどほどにし、採集小隊の出迎えに赴く
4.どちらもほどほどにし、なんらか他の事を行う(行動範囲は龍歴院とベルナ村、停泊中の龍識船) -
689
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-13 18:20
ID:fIaKNQCY
[編集]
1にしとくか
ラング兄弟…まあ、いい奴だったよしかし今更だが、グラビ組時雨氏のキャラしかいねぇな
-
690
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-13 23:02
ID:B8nXzJ4E
[編集]
第2中隊朝食を食べに龍歴院の食堂へ赴いた。ニャンコックの営業は昼からである。
4人でテーブルを囲み、各々が好みの朝食を食べる。頭が完全に目覚めていないからか、あるいは統率に欠けているからか。
当たり前ではあるのだが、昨日よりは幾分静かな食卓。
真面目すぎるというメンバーではないと思うが、もう少し話す奴がいてくれた方が良かったかもしれない。全員の食事が終わったのを見計らって、今日の予定について伝え始める。
概ね想定していたのは報告書をベースにした作戦会議とそれに基づいた訓練。
食事中に考えていたが、とりあえずは作戦会議に時間を取ろう。肉体疲労が溜まりすぎると本番に響いてしまう。
いったん解散し、昼前に再び集合。龍歴院の小会議室を借りてそこで話し合う。とりあえずはその計画で通した。
俺は小会議室を借りるため窓口へ向かい、他の皆は準備エリアへと戻って行った。小会議室の予約を入れてから自宅に戻り、ウドン達が起きている事を確認する。朝食の抜け駆けを念のため詫びておいた。
エリックもいないからあまり気にするではないのだが……
そういえば彼はどうしているだろうか。願わくば、華麗なエリックシュートを溶岩竜の腹にでも決めていてほしい。
一応報告書に再び目を通しておいたが、現時点では特に何かを思いつくでもない。結局時間もいい感じになり移動を始めた。小会議室の机上に報告書を並べ、3人の入室を待つ。待ち合わせでもしたのか偶然会ったのか、3人揃って来たようだ。
ツバメはともかく残りの2人にまず見てもらう必要があるだろう。実験と証言の報告書を彼等に手渡した。
内容をざっと読み通した事を確認して、ツバメが論を展開し始めた。
「昨日これを見たときに、ちと思いついたことがあってのう……少し聞いてくれるかの?」
ツバメの発想が、いい方向に転んでくれた。彼なりに色々と考えて来てくれたようだ。
「まずは一般論になるがの……この龍気、一般の龍属性とは大差ないから対策は同じでいいじゃろうて。
ウチケシの実か、そもそも属性を捨てるか……ワシは前者を取るぞ。アンキセス殿は、コウリュウノアギトでよろしいかの?」
「だろうな。いや、変わるかもしれないが、属性に関しては特に意識しないつもりだ。あとは嬢ちゃんと隊長だが、どうする?」
ツバメはウチケシの実で龍気の対策をし、アンキセスはそもそも龍気に阻害される属性を使用しないつもりらしい。
ミーシャは弓のレパートリーは多く、ボウガンも扱えるから選択肢は多い。
対して俺は、そもそもなんの武器を使おうか?
経験のある片手剣、ハンマー、狩猟笛、ボウガン、弓のどれかが好ましいのは事実だ。
「私は……属性は諦めますねー。興奮状態のイビルジョーのような例もありますし、こちらが大丈夫でも邪魔されそうですし。」
興奮状態の恐暴竜とは、平時より一般より興奮していてさらに狂暴になる可能性を秘めたより危険な個体のこと。
その個体は発狂した際に口周りを龍属性エネルギーで充満させ、属性を遮断してしまう性質がある。彼女の言う例とはそれだろう。
「バリエンテとか使ってみましょうかねー、あなたはどうするんです?」
ツバメは以前同様ジェイルハンマー、アンキセスも変わらずコウリュウノアギト、ミーシャが重射の弓を候補に入れている。【選択】俺は何を使えばいいだろうか──
所持している武器ないし所持素材から作れる武器、あるいは採取素材から作れる武器で指定してください。
ただし「武器種は片手剣、ハンマー、狩猟笛、ボウガン、弓に限定」となります。選択多くて間延びしてる感あるけど、もう少ししたら一気に動いて終わる想定なんじゃ
-
691
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-13 23:23
ID:vk19nDik
[編集]
此処は原点に立ち返ってベルダーホルン……の強化形であるオブシドホルンにしましょうか
-
692
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-14 22:41
ID:B8nXzJ4E
[編集]
今日は急用が入ってあまり書き進められなかった……ご容赦くださいませ。
ここは一度、原点に立ち返るべきだろう。古代林の奥底で手に取った、運命の武器へ。
鬱蒼とした最下層からの始まりが天を衝く壮大な軌跡になろうとは、一体誰が考えただろうか。
着実に強化を重ね、今では青く染まっている狩猟笛。ベルダーホルンの進化系等【オプシドホルン】を選ぶことにした。狩猟笛を使って、全員の支援に回る。そしてツバメのハンマーとアンキセスの抜刀術に絡めて相手の意識を狙う。
合理的ではあるが、俺らしく選べただろうか。
「なるほど、確かにそれがうまくハマれば勝機は見えてくる。」
「なら私はそれまでのサポートで閃光玉でも使いますねー。」
「うむ、気をつけるべきはお互いに味方を殴らないようにするだけじゃな。」
狩猟笛、ハンマー、弓、大剣。パーティー編成は以上。「あとは実際にどう戦うかじゃが……骨格というのかの、体の造りはマガラ種と同じなのじゃろう?」
ああそうだ。確かに四足に翼に当たる部分がある。太古の病魔という特殊な個体との経験しかないが同じであると言える。
「頭にはそこそこに刃が通るんだろう?いざ動きを止められたら、狙うはそこだな。まあ俺は尻尾にでも移るが……」
頭というのは脳髄を収めたデリケートな部分。人間の命を手っ取り早く奪うなら心臓が首だが、モンスターの場合は頭だ。
首や胸は鱗が硬い場合があり、頭は目や口を動かす分か強度に不安があることが多い。
「この弾幕って、どれくらいの密度です?俗にルナティックとか呼ばれるアレじゃないですよね?」
横の弾幕密度は若干高いが、前後に狭い。俺は大事をとって盾で防いだが、後退するか懐に潜るかすれば大丈夫だろう。
あとは、鋭利で槍のような翼による刺突がかなり長くまで届くので、ミーシャは特に注意するようにしてほしい。
その他については黒蝕竜の対策と同様でいいだろう。「ちなみに、バルファルクってどんな感じなんですか?ちょっと絵でも描いてくれません?」
ミーシャの気まぐれ、というより無茶振りじゃないか。勘弁してくれ。
「お嬢さんよ、調査隊のスケッチならこっちにあるからな。」
「あのですねえお爺ちゃん、そういうの言ったらつまらないじゃないですか……」
「……俺は孫など持った覚えはないぞ。」
祖父と孫、この2人を見てるとどういうわけかそれがしっくりくる。孫が祖父に小遣いでも無心している光景が目に浮かぶ。
本題に戻すが、姿は描けなくとも実物の甲殻ならある。前脚から剥離した甲殻のかけらをお守りに加工したものだ。
その輝きを掲げると、一同が一斉にこちらを注目してきた。
倒すべき相手の素材でお守りを作るとはなんとも言えないが、気休めだ。ほんのわずかな気休め。「さて、あなたよ。お主は狩猟笛を使うのは久しぶりじゃろう?ミーシャも重射には慣れておらんかったようじゃからの……。
慣れたものを使うワシらとは勝手が違う。少なくともお主らは訓練に赴いた方がいいと思うぞよ。」
最近は弓やハンマーなど、色々なものに移っていたから確かに感覚は不安だ。ミーシャの方も重射型の弓矢を運用している印象はない。
「そうだな……時間もいいところだから一旦解散、昼飯を食うなりして訓練所にあとで集合とでもするか?」
「そんな感じでいいですよー。」
朝と同様に一旦解散。細々と休憩、自由時間を挟むことで活動効率をむしろ上げてくれることは『狩りに生きる』で書いてあった。 -
693
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-15 19:05
ID:B8nXzJ4E
[編集]
アンキセスは工房と例の漂流者の刀について相談する時間が欲しいと足早に去り、ツバメはカリスタ教官に話を通すべく訓練所へ。
「……ちょっと、お昼ご飯一緒に食べません?お代は私が持ちますから。」
ミーシャから食事の誘いを持ちかけられた。特に断る理由もないから、それを承諾する。
会議室の後片付けや鍵の返却を済ませると、朝と同じ食堂に向かった。……どういうわけか、一番奥の座席。これでは店員以外誰も来ないではないか。
ともかく、2人とも当たり障りのない定食を注文して席につく。
食事を待っている間は暇なはずなのだが、このきまぐれ少女はそうはさせない。
俺の顔をまじまじと見つめる一流アーチャーの眼。……とてつもなく恥ずかしい。
「……初対面の時のこと、覚えてます?」
ミーシャが癇癪を起こしたというか何というかで森丘にタクミと一緒にいたのを、連れて帰ろうとしたか。
その後の彗星──ようはかの天彗龍──と、あの感触に関しては今も忘れてはいない。
「あれ以来あなたと組むようになって、最初は面白い人だけどまだ頼りないから守らないとなーとか考えてたんですよ。」
気に入られはしたが及第点ではなかったと。「でも、今のあなたは何というか──少なくとも、背中を預けられるくらいには信頼してます。随分と男前になりましたし。
昔組んでた人がいたって言いましたけど、今では彼らと同じくらい──あるいは彼ら以上に、あなたのことを信じているんです。
……あまり言いすぎると肝心のバルファルクとの戦いに良くないですし、私としてはあなたから言ってもらいたいですから。
もしあなたの気が向いたら、色々終わったあとに言ってくださいねー。」普段はあまり自分から語らないミーシャが、これだけの感情を吐露してきた。
戦いへの恐怖?朝に言っていた嫌な予感?どういう理由からこうも自分を表現したのかが腑に落ちないが、これだけは分かる。
これではもはや、告白だ。
俺も言葉を紡ごうとしたが、あいにく食事の提供に妨げられる。
「とりあえず、食べましょう?」
もしこちらに返事をさせる暇を与えないよう食事のタイミングも図ったなら、彼女に一本取られている。
しかし完全に計算し尽くしていたわけでもなさそうだ。淡々としている彼女には珍しい、紅い色が滲んでいたからだ。
食べ始めるとその色は霧散し、あっという間に平常に戻ったが。
「そういえば、エリクシルちゃんと仲直りしてくださいね?昨日は終始拗ねてる様子でしたから。」
……そういえばそうだった。ラング兄弟やら何やらに気を取られてすっかり失念していた。
とはいっても、善は急げというが予定自体は乱したくない。
「なんだったら適当なところで訓練の方を切り上げて、顔を出してあげてくださいね。というか、そうでもしないと私が怒ります。」
先ほど預けられた無条件の信頼を早速裏切るわけにはいかない。あとで向かい、非があるなら謝らなければ。多少お腹のほうに余裕はあったが、これから動くのだから満腹ではよろしくないだろう。
食事を切り上げ、自宅で訓練の準備をした。 -
694
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-15 19:52
ID:B8nXzJ4E
[編集]
準備も整ったので訓練所に向かう。
無論実戦を想定して、防具をフル装備。暫定ではあるが、レウスS防具を着用している。
「ふむ……あの時より立派な顔つきになったな、若きハンターよ。初心に立ち返るというなら、この私が手伝おう。」
カリスタ教官との特訓が懐かしい。エリアルスタイルと狩猟笛の訓練をして、実地訓練でリオレイアに見つかった時に助けてもらった。あれからかなり経っているが、少なくともスタイルの原点はそこにある。今一度、教官の肩を踏み台にした日を思い出そう。
リオレイアと対峙した日の湧き上がる自信を思い出し、過信によるピンチを戒めとして刻み直そう。
モンスターの端材をごちゃ混ぜに繋ぎ合わせたハリボテを使い、エリアルスタイルの感覚を思い出した。
あるいは狩猟笛の感覚も。音の出し方こそ忘れていないが、扱う際の重量の感触は慣れが消えている。「さて、ミーシャといったな。重射型の弓矢は私もそこまで慣れているわけではないが、基本的なことは何でも聞いてくれ。」
カリスタ教官はそんなことを言っているが、ミーシャは特に気にする素振りはない。
少し動きを止めて、重射という弓矢の型を刮目させてもらおう。錘のような鏃の奇怪な矢が、特徴的な形ながら黒地に金の装飾が美麗な弓につがえられる。
そして弦を引き絞り、流麗な一閃が飛んでい──かなかった。
やはり見た目から重そうな矢はミーシャの剛腕にも逆らい、重力に服従したようだ。
首を傾げ、その軌道を訝しむ弓兵。
「固定観念を捨てるのだ。重射型の弓を扱う時には、感覚として染み付いた矢の軌道はむしろ足枷になるぞ。」
教官がアドバイスするのを聞いたのか聞いてないのか分からないが、先ほどより幾分上を狙って再び弓を引く。
山なりに進む矢が、その先の的に当たった。感覚を掴んだであろうミーシャを横目に、空中攻撃の復習を再開したが意外にうまく出来る。大丈夫ではなかろうか。
もう少し複雑に動き、演奏も交えて実戦的な訓練に入るも、特に違和感のない連撃。もはや十分だ。
次に、バルファルクの動きをイメージした行動を組み立て始めた。
翼の刺突、突進、弾幕などといった奴の行動を記憶から呼び起こし、それに合わせた回避運動を確認。
あるいはゴア・マガラの動きからも補完してそれらしいものを想像する。そこにツバメとアンキセスが到着した。
「すまんの、ちと別の用事が入って遅れてしまった。」
「純粋な鉱石ではダメなら、鉱物質の甲殻なんかを使うか……おっと失礼。加工屋との話が長引いた。」
何となくでそちらに集まる俺とミーシャ。すかさず彼女が囁いてくる。
「行くなら今ですよ。」【選択】エリクシルのところに行くべきか、行くまいか……
1.行く
2.行かないで訓練を続ける -
695
名前:時雨
投稿日:2017-09-15 20:04
ID:gX20EMvk
[編集]
行かなあかんやろ、1やな
-
696
名前:兎
投稿日:2017-09-15 20:39
ID:iFpk47Wc
[編集]
お、おお……エリクシル派閥なはずの蟹氏がここまでやってくれるとは……
そしてアンキセスとミーシャの掛け合いいいな、ちょっとこの2人ピックアップするようなシナリオも考えてみようかな -
697
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-15 21:17
ID:B8nXzJ4E
[編集]
さすがにこれは行かなきゃならんだろう。適当に、別働隊の連中に話すことがあったと切り出した。
「そういうことなら早く行っておけ。訓練の時間は明日以降も取れるだろうからな。」
一番難色を示しそうだったアンキセスが意外にすんなりOKしてくれたので、あっさりと訓練を切り上げることに成功した。「アトリエ」の銘を冠したエリクシルの店も、平時ではないため臨時休業中である。
しかし覗き込む限りでは、彼女はいつもと何ら変わりなく調合に打ち込んでいるようだ。
真剣な表情は狩りの時と同様。邪魔をすると悪かったので作業がひと段落するのを待ってから呼び鈴を鳴らした。
「お店なら今日はおやすみですょ……ってあ──」
エリクシルはこちらの姿を見るなり、絶句して考え事に耽る。色々思考を巡らせているのか、目線は上の空。
「……もしかして、ミーシャちゃんの差し金だったりします?」
やはりその答えに辿り着くか。嘘を言っても裏は取られてしまうので、さすがに騙すことはしなかった。
昨日は何があったのだろうか?何か悪い事をしたなら謝りたいが……
「その、昨日は私の方こそ勝手に……すみませんでした。折角ですし中へどうぞ。」エリクシルが出すのはコーヒー。徹夜作業も多くなる彼女の必需品らしい。
「エドワードさんにテロス地方の豆を貰ったんですけど、お口に合いますか……?」
エドワードのバリスタエドというあだ名はダブルミーニングで、アル「バレスト」とコーヒーを淹れる「バリスタ」が由来らしい。
味は……砂糖は入れてくれているらしいが、まあ苦い。おそらく比較的飲みやすい部類だとは思うのだが、いかんせん飲み慣れていない。珈琲の講釈については今度エド本人に頼むとして、今は本題に切り出すべきだろう。
「その…ですね?昨日は突然ああも失礼な態度を取ってしまってごめんなさい。
何だかあなたがとても真面目になっていて、それでいて強くなって、どんどん私を置いて行くような気がして……
狩りの方はからきしでやっていることも変な私を、貶すこともなく受け入れてくれたから、余計に寂しく感じちゃったんです。
でも、私としてはやっぱりあまり根を詰めてるよりは楽しくやってるあなたの方がいいですから。」
確かに仲間を預かった責任感から、ここ最近は堅苦しく考えることも多かったと反省している。
食事会だって、ある種策略から考えたものだ。それを彼女は感じ取っていた。
「……ふふっ。それはそれで、良いかもしれませんね。」
突然、彼女に華が咲いた。その笑みはやはり心が前面に出ている。エリクシルは正直なのだ。
「いや、その、突然すみません!
でも──あれだけお茶目だったあなたを知っているのは他の誰でもなく私だけだって思うと、何だか嬉しくて。
そうですね。せめて、私の前では愚痴でも何でも遠慮なくどうぞ。いつでも付き合いますから!」
やはり彼女は不平不満より屈託のない笑顔の方が、その顔に似合っている。
それを無碍にしてしまっては、ミーシャに怒られる以前に俺が後悔するだろうと改めて悟った。
「変に気を遣わせちゃったから、ミーシャちゃんにも謝らないと……」
あるいは彼女らしい思慮深さからミーシャを気遣うようだが、咄嗟に言葉が出てしまった。
謝るより、礼を言った方が良いかもな。
「フフフ、確かに逆にミーシャちゃんに怒られちゃいそうです。あなたもその、わざわざ来て貰ってごめ──ありがとうございます。」
彼女とはサンキス村のイベント準備を一緒にした──と言っても共に活動はしていない──がクエストには最近殆ど行けていない。
終わったら、一緒に狩りでも採取でも行くか。2人で。
「そうですね、2人で……ウドンちゃんとかも呼ばないで、2人で。」その後は珈琲を飲みながら、別働隊の様子を聞いた。りゅ〜しかとは長く、ウドンとは気が合うようで士気は上々らしい。
特に彼女らの仕事が予定されていないことは作戦の順調を表しているのだろうか。いつの間にかカップは底を晒していた。空も焼けているので、そろそろ引き上げることにした。
「約束、覚えていてくださいね!あと、無事に帰って来てください!」
そう叫びながら見送る彼女の笑顔もまた、裏切ることはできない── -
698
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-16 12:03
ID:B8nXzJ4E
[編集]
【作戦2日目リザルト】
・作戦会議により戦術面での連携を確認した
・訓練によりエリアルスタイル、狩猟笛の感覚を取り戻し、天彗龍戦のイメージトレーニングも少々できた
・ミーシャとの信頼が深まった
・エリクシルとの関係が持ち直し、さらに良好になった〜作戦3日目〜
今日は何やら懐かしい夢を見ていた気がする。
目が覚めてから咄嗟に手に取ったのは、鋼の復元鱗とミーシャのギルドカードだった。
無論選択肢は2つだけではない。しかし選択できるのは1つだけ。
そこにもしもは許されず、また後悔もあってはならず──本日は昼頃にタクミたちヴォルガノス狩猟隊が、深夜にブランシュとサクラ、ミソラ夫婦のグラビモス狩猟隊が帰還する予定だ。
先に起きていたシルビアには軽食を頼み、自分はアイテム類の整理を始めた。概ね揃っているが、砥石などの消耗品が足りない。
シルビアが作ってくれたサンドイッチを食べながら片手で財布の中の小銭をいじる。
食べ終わり次第、マリーさんの雑貨屋に歩き始めた。「あら、いらっしゃい!最近忙しそうだけど、来てくれてうれしいわ〜!」
マリーさんの、もはや貫禄と呼ぶべき雰囲気はこういう状況下にあっても崩れはしない。どういうわけか、癒しにも感じた。
数が足りていなかった砥石やらなんやらを買い込む。今回は使わないトラップツールなんかもついでに購入しておこう。
「太っ腹ね〜!……旦那から聞いたんだけど、あなたくんったら重要な任務に就いているんでしょう?
よく買ってくれてるし、応援も込めてサービス。これでも飲んで頑張りな!」
そう言って復路に潜り込ませたのは元気ドリンコのビンが数点。
太っ腹は貴女の方(あえて言えばそのお腹)では、と突っ込みたくなる衝動を抑えつつ礼を言っておいた。ありがとう、マリーさん。そしていよいよ、飛行船が一隻帰港する。
スタッフが降りる準備をした途端、一つの毛玉が飛び降りて、着地に失敗しそのまま転がり込んで来た。
「フ、フフン。このエリック、華麗に任務を遂行して来たニャ。まあ伝説は始まったばかりニャ。」
お揃いの火竜装備に身を包んだ華麗な英雄が報告して来た。
続いて少年の童心を思い起こさせる重甲虫の装備を装着したタクミ。
「彼の言うこと、あながち間違いじゃあないんだ。エリックシュートというのかい?アレで何度かチャンスを作ってくれたよ。」
「エリックくんもサイデンくんもかっこよかった……かわいかった……」
明らかに火の山では暑そうな装備のリィだが、大丈夫だったのか?サイデンはというと、船酔いで倒れているらしい。
「やっぱり雪山の方が楽だニャ……暑いのは辛いニャ……」
少ししてから降りて来た彼は暑さに参っていたようだった。山は山でも、大違いの山だ。今日は特に動く気もなく、報告を済ませた彼らから戦いの様子を聞いていた。
地中から姿を出す溶岩竜をエリックシュートで引きずり出し、さらにそこへサイデンの爆弾。
リィが大火力と毒の容赦ない攻めを展開し、タクミがヴォルガノスの反撃を背中から抑える。
最初は余り者を寄せ集めたようなパーティだったので一番不安の大きいところだったが意外や意外、見事な連携だったそうな。
「華麗な僕の華麗なる伝説、堪能してくれたかニャ?」
自分の手を離れても十分に活躍するエリック。少し寂しい気もしたが、素直に喜ぶべきなのだろうか。 -
699
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-16 15:55
ID:B8nXzJ4E
[編集]
思い通りに行っている流れがそのまま続くと断言できる事例はない。
これもそういう事の裏付けとなってしまうのだろうか──その報せを聞いたのは、もう少しでグラビモス狩猟隊が帰還するのではという時のことであった。
伝書鳩で、龍歴院に連絡が届いた。連絡主は……ニコラス。〜恐暴竜、加えて怒れる金獅子と相見えて我等詰み。遺憾ながら撤退す〜
なんてこった。生命を喰らい尽くす暴食の王に、ありったけの膂力を以って障害を全て薙ぐ金獅子ラージャン。
この取り合わせでは、確かに撤退もやむを得ない。想定もしていなかった乱入ならなおさら。
「怒れるっていうと、いわゆる激昂個体ってやつですかねー?」
同じくその連絡を確認したミーシャが話す。
何らかの理由で感情制御のタガが外れた個体は、後先も考えず目に映るものを破壊し尽くさんとするのだ。
常時金色に染まったそのラージャンは寿命は短命であるものの、命尽きるまでの被害が尋常でなく精鋭ハンターにのみ討伐が依頼される。
本来彼らなら狩れないことはないと思うのだが、見当違いな恐暴竜向けの準備だけでは。
というよりは、恐暴竜と同時に狩れと言われては。
無茶振りをする気は無い。せめて無事に帰って来てくれ。
ギルドマネージャーのオババ曰く「狩人が我々から獅子に代わっただけじゃないか、問題はないよ。」と。
共倒れというか同士討ちというか、自然の争いに任せても問題はないのだろう。それから、少し予定より遅れてブランシュやサクラ、アマネたち夫婦のグラビモス狩猟隊が帰還した。
時刻は既に日付を変えており、新月のせいで灯りは人工的な照明のみ。正直、俺もとても眠い。
他のみんなは眠っているが俺だけでも彼女らを迎えてやらねばと、またエリクシルからコーヒーを貰って何とか意識を保っていた。
「あら、律儀に待ってくれてたのね。ありがとう、こちらは無事に成功したわ。」
ブランシュは平静を装っているが、目がうるうると光っている辺りから見て欠伸でもしていたのだろう。
「ふわぁあああ〜……あ〜、ユーくんただいまー……」
ユーくんって誰だ。誰かと間違えてないか。
俺の名前には遠くの異国の方言で「あなた」という意味があり、それをさらに他言語に訳するとユーになるらしいが……
「あの野郎、俺ばかり狙って来やがって……妬いてんのか……」
「まぁどんな男がいてもあたしがあんた以外に目移りすることはないけどね〜。」
──妬きたくなるのはこっちだ──
レイカも何というか、暴走しかねない平常時と違って睡魔からか隙だらけに見える。結果はと言うと、グラビモス狩猟は成功したのだ──捕獲に。
より質のいい素材が取れることにより、船の工事行程が短縮できるとか。決戦が近づいたため、より気を引き締めなければ。【作戦3日目 リザルト】
・ヴォルガノス討伐に成功。メンバー(タクミ、リィ、エリック、サイデン)が絆を深めた。
・グラビモス捕獲に成功。メンバー(アマネ、レイカ、ブランシュ、サクラ)が絆を深めた。
・イビルジョー狩猟は金獅子ラージャンの乱入により失敗。ただし作戦進行に支障は少ないとされる。────────
3日目は判定の消化フェイズで終了。
いよいよ4日目はあのイベントやな……Oh、ファンブったか。 -
700
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-16 16:37
ID:B8nXzJ4E
[編集]
〜作戦4日目〜
朝方から龍歴院はとてつもなく緊張していた。
職人の怒号飛び交う龍識船改修現場と、対照に学者や責任者たちが重い空気を作る。俺も特に予定はなかったので、昼過ぎから訓練を始めようかと思っていたのだが……
「おい、第2中隊隊長!これから会議がある、すぐに来てくれ!」
龍歴院の職員に、その予定が妨げられた。その息の切らし様から見て只事じゃない何かが起こっている。「これで大体揃ったな。これより天彗龍討伐作戦に関する臨時会議を始める。資料を用意する暇がなかったので口頭で説明する。」
クルトアイズがおびただしい数の重鎮や俺の前に立ち、議長を務める。「昨日まで、これと言った支障は恐暴竜討伐失敗以外にはなく順調と言える進行だった。しかし本日昼までの報告で状況は一変した。
まず、セクメーア砂漠で片方の角が折れた角竜に襲われた小隊など、多くの隊が想定外の乱入に遭い撤退を余儀なくされている。
中には負傷者、あるいは少数であるが重傷の者もいないわけではない。そして一番大きな問題が2つ起こった。」
作戦の流れが芳しくないらしいお膳立てを無駄にしたくはなかったが、そこがうまくいっていないことにはどうしようもない。「一つは第1中隊の古代林採集小隊、第2陣として出撃した部隊の飛行船が帰還途中で消息を絶ったという。
その予定航路は他の商船などとの兼ね合いから、あの竜ノ墓場の付近を経由しなければならなかったのだが、奴は撃退されたはずだ。
要するに、かの骸龍オストガロアの活動が再開している可能性があり龍歴院としてはこちらの対応にも人を割かなければならない。」
骸龍オストガロア。かつてエドワード達の調査隊が敗北し、俺たちが撃退した古龍。
凶兆とされるバルファルクは、こんな厄災すら呼び起こしてしまったのだろうか。「もう一つは、肝心のバルファルクの仕業と思われる問題である。
沼地地帯で電竜ライゼクスの狩猟を請け負っていたハンター、ラング兄弟が予定である本日正午頃を過ぎても帰還しない。
そして昨日の段階で、気球が遠くから【赤い流れ星】がそちらに墜ちていくのを観測している。……察しのいい方は分かるだろう。
彼らは天彗龍バルファルクに襲われて負傷している可能性がある。
救助隊を回そうにも、ミイラ取りがミイラになる可能性が否めない相手では慎重にならざるを得ないのが現実だ。」
恐れていた事態が起こった。ミーシャの悪い予感が当たった。天彗龍バルファルクが先に動き、こちらに被害を与えて来た。
助けに行こうにも、バルファルクが相手では並のハンターだと返り討ちに遭う。「協議したいことは一つ。この作戦を、続行するか中止するかだ。1分後に意見を聞き、その後決を取る。よろしいな?」
そういうとクルトアイズが前面を離れ、こちらに歩いて来た。「もし作戦を中止するなら、ラング兄弟の救助にはお前達がいってもらう。続けるなら別働隊を派遣だ。
……ただ、ここのお偉方は前回の調査隊の失敗を恐れて慎重派が多い。出撃を覚悟しておくか、熱弁の用意をしておくんだな。」
それを伝えるためだけに彼は1分の時間を取ったのだろうか。即座に前に戻り「では意見を聞かせてもらおう」と議長になった。 -
701
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-16 16:50
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「こうも失敗が続くのなら、見通しが甘かったのではないかな?ここは身を引く方が賢明だろう。」
1人の老人が表明した。どういう人かはわからないがお偉いさんであることは確か。さらに言えば、結構上の方だ。
「そうじゃのう……」「少なくともこの段階では中止した方がいい」と彼に賛同する人間が多いその影響力が格の高さを裏付けている。「僕としては、作戦の続行を主張します!龍識船の強化は予定通り可能ですし、ここで被害は食い止めなきゃいけません!」
調査隊の隊長、ハイメルが異を唱える。しかしそれに対する重鎮達の反応は、彼を馬鹿にしているような表情。
「アタシも概ね、作戦続行に賛成だよ。ただ、しばらくは慎重に行動しないとね……」
ギルドマネージャーのオババは同調するが、それに続く人間もあまりいない。「現場の意見をききたい。第2中隊隊長殿、そちらの意見はどうだろうか?」
狙ったようにクルトアイズがこちらに話を振ってくる。
中止か、続行か。隊長は続けられると語り、俺もそう思わないでもないのだが──『そうそう、最後に一つ忠言しておくけど……あの隊長くんは信用しすぎない方がいいぜ。
トーシローの意見信じてやってちゃ、そのうち瓦解するだろうね。現場を知ってる俺たちの方が、正しく判断できるってもんだ。』助けを待っているであろうクレモントの言葉が今になって思い起こされる。ここにいる連中は皆現場を知らない『トーシロー』だ。
実際の作戦において行けると慢心して、痛い目を見たことがないわけではない。
しかし何かを挑戦しなければ、苦しい戦況を打破することはできなかったのも事実。俺の一言が、議場を左右できるならいいのだが……
【選択】作戦の継続を主張するか、中止を唱えるか。どちらにする?
1.作戦は続行、ラング兄弟の救助には別働隊を派遣する
2.作戦は中止、ラング兄弟の救助には自分たちが行く -
702
名前:時雨
投稿日:2017-09-16 19:58
ID:gX20EMvk
[編集]
2にしとくかのう
現場の事は専門家におまかせ、てなマリーさんバサル回以来っすね
-
703
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-16 21:06
ID:B8nXzJ4E
[編集]
無論不確定要素の排除が不十分であっても、可能性に賭けて天彗龍の討伐に挑むことは可能であった。
しかしだからと言って、他のハンターの犠牲を見過ごすわけに行かないのもまた事実だ。
重なる被害、落ちる士気。俺たちはそれに当てはまりはしないが心の準備も完璧ではない。
ここは、致し方ないか。
そもそも俺たち第2中隊が待機を言い渡された理由は負傷などで作戦が遂行できなくなることを恐れたからである。
前準備がうまく行かないのならいっそ──作戦は、一旦中止すべきだ。近いうちに再び討伐計画を立てなければならないが、現状での追撃は困難。
これが、現場のハンターとしての意見である。「ほら見ろ……龍識船計画も、これでパーだな。」
先ほど最初に意見した重鎮が小さく零した。
いやそれは違うだろう。広域に渡るモンスターの生態調査という龍識船構想自体は何ら問題のないものであり打ち切るべきではない。
が、これも今言うべきではない。今は揉めるよりラング兄弟の救出隊として出撃しなければ。
クルトアイズに頼んで、第2中隊の隊員を招集してもらうことにした。「結局作戦は失敗に近いのう……致し方あるまい、今は彼らの元に急がねばならん。」
ツバメは冷静に事を受け止める。
「ふう……どう転んでもそうだったんだろうか……」
アンキセスがぼやくが、何のことかはさっぱりわからない。
「なんだかんだで実戦なら、ここで討伐すればいいんじゃないですか?」
ミーシャが言うことはご尤もなのだが、急な出撃で倒せるとは思えず、あるいは主目的がラング兄弟とそのオトモの救出である。
あくまでも深追いせず、強行突破なり撃退による安全確保なりでさっさと彼らを送り届けよう。出発準備を整えて飛行船に乗り込もうとすると、他の一隻からランドラットたちのイビルジョー討伐隊が出てくる。
焦りもあって何も話せなかったが、アンキセスとエドワードが何かを軽く話していたのが聞こえた。
「作戦は失敗だとさ。あいつでもいたら、1人でもやってただろうけどな……」
「アンキセス、そういう話は今はよせ。出撃ならさっさと行ってこい。無駄話は必要ないって、あいつも言ってただろう?」
理解できない会話は、今は切り落とすしかない。
最低限の荷物のみを積んだ飛行船は全速力で沼地へ出発した。【クエスト名】レスキューは迅速に
【成功条件】マシュー、クレモント、アッシュ、グレイの救出
【失敗条件】3乙、救助対象の死亡
【狩猟環境】バルファルクが所在 -
704
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-16 21:28
ID:B8nXzJ4E
[編集]
あれは……飛行船ですニャ!この近くに救助のハンターが来てるかも知れませんニャ!
ならグレイ、狼煙を上げてくれるかい?
旦那様、どうか意識を……
…………………………
兄貴、意識があっても静かだからなぁ。クソ、俺のせいで……────────
沼地の鬱蒼とした空気は、いつ来ても不快感を覚える。前に来たのはバサルモスを狩猟した時だったか。
「奴らも手練れだ。万一怪我を負っていたとしても、安全な場所は心得ているはずだ。少なくとも、バルファルクが来ない場所をな。」
「そうなると、洞窟の中とか狭い場所とかかのう?
ワシとしては隠密行動を心がけて、見つからないように彼らを持ち帰ることを勧めたい。天彗龍を相手にする必要はないぞ。」
ラング兄弟の救出が出来さえすれば、それで終わりだ。バルファルクとの決戦はまたの機会に持ち越しが決まっている。
「誰かが囮になってた方がいいと思いますけどね、私は。そうしたら、そこさえ避ければ安全に行けますよ。」
ミーシャはそう言う。ニコラス救助の時の経験があるから、確かに負傷者を伴って襲われることは避けたいとは思う。
しかし下手にバルファルクにやられたらまたそれを助けなくてはならなくなる。
正直、その露出が多いミーシャの装備では想像もしたくない事態に陥りそうでとても怖いのだが……【選択】あなた、ミーシャ、ツバメ、アンキセスのうち誰をどの役に割り当てるか決めよう。
必ず1人は捜索に、全員捜索は可能です。手分けして探すことも可。
・救助対象者の捜索(ルート指定)
・バルファルクの足止め(こちらもバルファルクの場所予想指定)>>705
確かにそうやなぁ、申し訳ありませぬ
単なる狩猟シナリオも考えねば…… -
705
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-17 03:55
ID:NSlIJ6FE
[編集]
なんか救助ばっかだね
-
706
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-17 09:54
ID:TmEJr8b6
[編集]
村の乱入ならたしかエリア4だっけ、そこにミーシャとアンキセス爺を寄越そう
あなたとツバメはエリア7の洞窟、あそこは外が見えるはず
どっちも最短のエリア5経由で -
707
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-17 12:05
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ミーシャとアンキセスにバルファルクの陽動を頼み、救助案を出したツバメに同行してマシュー達を探すことにした。
「多分……こっちですー。」
「了解した。俺の見解じゃ……洞窟の中だ、多分奴らはそこにいる。ただ安全だが中は寒い。早くしないと衰弱しかねんぞ。」
「心得た。さあ、行かせてもらうぞ。」
ミーシャの見立てで陽動班はエリア4へ。俺たちはアンキセスのアドバイスから、エリア7から洞窟に入ることを決めた。そういえば、彼らの目標であったライゼクスはいるのだろうか。既に狩猟されているならともかく、まだなら相当面倒だ。
「彼奴らもそこをしくじるようなハンターじゃなかろうて。まあ、戦っている途中に邪魔が入ったなら分からんでもないが……」
生きていたとしてもある程度傷を負っていると考えれば当面の脅威はバルファルクだけになるだろう。「ん〜……あれ、煙ですかね?狼煙の類をあげてるかもしれません。」
道中のエリア5まで一緒だったミーシャが目を凝らしながら言う。曇り空に灰の煙で俺には見えないが、彼女には見えるらしい。
「多分お爺ちゃんの読みは当たってると思います、急いであげてくださいね〜。」
そういって、古龍を恐れることなくエリア4へ向かうミーシャ。怖いもの知らずというか、無謀というか。
「心配はするな、いざという時は嬢ちゃんの1人は守れる。終わったらこちらに合流してくれ。」
経験はあっても若いミーシャと年季の入ったアンキセス。このコンビ、案外いいかもしれん。エリア6に生息しているはずのランゴスタやカンタロスも姿を見せない。脅威の襲来が何かを狂わせていることが伺える。
ホットドリンクを口に含み、洞窟へと侵入する俺たち。エリア7は外からの光が入ってくるため洞窟ではあるが案外明るい。……煙の跡がある。先ほどの狼煙だ。
となるとラング兄弟は……いた。マシューが仰向けに倒れており、クレモントは壁にもたれて座り込んでいる。
その近くでは、ある程度怪我が少ないオトモアイルー──確かアッシュとグレイ──が看護と警備を担当。
ネコタクを使うことを意地でも嫌ったのだろうか。それさえあれば帰っては来れたと思うのだが……
ちなみにネコタクなしでアイルーによる人の運搬、ましてフル装備のハンターを運ぶことは不可能。
「そこのハンターさん!こっちニャ!」と叫ぶのは灰色の毛のオトモアイルー。急いで駆け寄る俺とツバメ。
「ああ、君か……情けないね。俺たちが君に強く言っておきながら、俺たちの尻拭いをさせるなんて……」
クレモントは何とか意識を保っているが、マシューの方は返事がない。鼓動はまだあるのだが、そのままにしては保つかも分からない。
「わたしの旦那様とクレモント様をお願いしますニャ!周辺警護はわたし達がしますニャ!」
水色の毛のオトモアイルーが涙目で懇願する。こいつはマシューのオトモだろう。
俺がクレモントを、ツバメがマシューを担いで、出来る限り早く洞窟を後にした。 -
708
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-17 16:08
ID:B8nXzJ4E
[編集]
エリア6は相変わらず静か。
俺たちの足音と雨の音が響き、それがエリア5に流れていく。エリア5に行くと、ミーシャとアンキセスがどういうわけか戻ってきていた。
「興醒めですねー、私たちを見た途端すぐにどっか行っちゃったんですよ。」
彼女が言うには、接敵こそしたがバルファルクはすぐに何処かに飛び立ち、そのまま見失ってしまったらしい。
「いくつか傷があったはずだ。……マシューとクレモントといったな、奴らがやったのか?」
「ああ……うまいところまではいったんだけどね……
俺がちょっと慢心して攻め込み過ぎたところに来た攻撃を、兄貴がかばってくれたんだ。
その時に兄貴が思い切り壁に打ち付けられて、それに気を取られた俺も吹き飛ばされて……
グレイが閃光爆弾を打ってくれなきゃ間違いなく死んでただろうね、僕ら……」
俺が担いでいるクレモントが、アンキセスの問いに答える。
バルファルクは多少なりとも手負いであり、危険を察知して逃げていった……?
だとすれば、とてもいいことだ。しばらくは傷を癒しているだろうから追撃準備も再びゆっくり整えられる。
「そもそもあんな盛大なエスコートが間違ってたんだ……あんなにしなくても現場のハンターが出せる結果なんて変わりゃしないのに。
あぁ、龍歴院のアホどもに一発食らわせたいね……」
クレモントはその言葉を最後に眠ってしまった。安堵というわけではなく、単なる疲労からだろう。確かに盛大にエスコートしてもらって、結局やったのはごく簡単な救助任務だけ。拍子抜けもいいところであった。
これなら討伐作戦を再開できるのでは?という想いの中、龍歴院に帰還した。・「レスキューは迅速に」QUEST CLEAR
-
709
名前:エスコートは盛大に@蟹
投稿日:2017-09-17 16:33
ID:B8nXzJ4E
[編集]
「……せいぜい笑え。ろくに帰ることもできなかった情けないハンターをな。」
帰路において目を覚ましたマシューの第一声はそれであった。何だかまとまりが悪くて、笑う気にもなれなかった。
彼らはしばらく、療養を強いられる。ケガ人を笑うなど誰が出来ようか。帰還するなり、俺はクルトアイズを探す。
マシューとクレモントも確かに怪我をしたが、作戦自体はこのまま続けられるのではないかと。
俺たちは特に怪我も何もしていない。十分戦える。
しかしクルトアイズはいない。仕方がないので龍識船の隊長に話を通すことにした。「ああっ、ハンターさん!マシューさん達も生きているということで何よりです……」
若干涙ぐみながら話す隊長。普段激務を背負っている姿からは想像もできない、彼の弱い面。
「この作戦の発案者はボクでした。
まだ調査が十分でなく危険だと言うみんなの反対を押し切って、今やるべきだと会議をを丸め込みました。
しかしボクの見通しが甘かったせいで、皆さんの貴重な時間を頂いたのにケガまでさせてしまって……
まだ機は熟していなかった。龍歴院の皆さんの判断は正しかった……。何にせよこの作戦は中止、部隊は解散します。
他の皆さんの成功に浮かれて、その勢いに乗ろうと冷静さを失い、こんな間違いを犯してしまいました…。
……ボクは…隊長失格です…。」
そう言うな、まだ立て直しはできるじゃないか。
「被害の大小とか、個々のケガが重い軽いの話じゃありません…。
問題は、被害を出してしまったという事実…。
こんな事態を招いてしまった自分の浅はかさが、どうしても許せません…。」
かつて空の上で見た隊長のやる気は感じない。そこにいるのは空っぽになってしまった竜人である。
これには俺たち一同、あるいは他の誰もが何かを言える空気ではなかった。これまたかつてない失敗に、落胆の色を隠す気もない広場の空気。
夜の帳の下、ハイメルの嗚咽がわずかに響く──〜エスコートは盛大に〜 END
【総合リザルト】
・エリックがもらった報酬の溶岩竜上位素材を入手しました。
・ラング兄弟救出及び作戦協力の報酬金を受け取りました。
・龍識船の強化が行われました。以後、バルファルク討伐任務が可能です。 -
710
名前:蟹
投稿日:2017-09-17 16:41
ID:B8nXzJ4E
[編集]
シナリオ終了。不確定要素が多すぎるとこうなった。
構想段階で村クエの流れ同様失敗させる感はあったのですが、判定次第に持ち込み。
結果からいうと第3中隊(エド達とは別判定、ラング兄弟などの判定)にファンブルが出たせいでそこからの瓦解で失敗ルートになりました。
エド達もまあファンブっているのですが、ダメージロールはクリティカルになったので特に怪我もなく大事を取った撤退に。盛大なシナリオに見せかけてやったことといえばただの日常とクリティカルのせいで拍子抜けに終わった救助のみ。
崩壊もいいところや……でも正解ルートかもしれません。
もし別働隊を派遣していた場合強制でエリクシルたちが負傷、最悪のエンドになっていましたので。主人公達はしくじっていないが、作戦は結局失敗。結果的に内容は日常回でした……
ミーシャとエリクシルにフラグを立てたことだけが戦果です。以上、解散。
-
711
名前:時雨
投稿日:2017-09-17 19:21
ID:gX20EMvk
[編集]
蟹氏お疲れ様でしたー。
むぅ、本編と同じようにハイメルくん落ち込んじまったなあ…。なんとか立ち直って欲しいところではあるが今回村長達と関わりないしなあ。
とりあえずハイメルくんに言っておくとやる価値のあることは、失敗したとしても価値があるんだぜ?ちょいと番外編挟むか?他にやる人いるならどうぞどうぞ(ダチョウ倶楽部並感)
-
712
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-17 20:06
ID:4lASaAeM
[編集]
シナリオブレイクを嘆くにしても大事な分岐を乱数に丸投げしてるんだから同情できんな。
ていうかそろそろクリファン報告は嘘松に聞こえて来た。
何回でてんねん!ただ力尽きただけやろ!でもまあ狩り場はシリアスな男の物だ!って傾向を他人にも押し付け気味な人にしては色々やったと思う。
-
713
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-17 22:02
ID:lRbZuidY
[編集]
いくらなんでも嘘は言い過ぎやろ
>>716
まさにこれだと思うわ、なんか最近クレーマー染みたやつ大杉、書き手の苦労も考えろと -
714
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-18 16:14
ID:gX20EMvk
[編集]
よし、誰もいないならやろう
番外編と言ったな?あれは嘘だ。~シナリオ37 穿つ炎戈、放つ砲火~
───周りのハンター達の視線がこちらに向いている。
原因は明らかである。俺の横に座って腕組みをしているランドラットと、その対面にいる赤い焔を纏った騎士のような装備、アグナ装備を身につけた女性のせいだ。
二人の間のテーブルの上には一つの依頼書があった。「さっきから言ってるが、これは俺が先に見つけたんだ。だから俺達に受ける権利がある」
「お生憎様、アタシの方が先に目ぇ付けてたんだよ。受ける権利があるのはこちらの方さ」
「いーや俺だ!」
「アタシだね」また語気が強まって来たため俺は慌てて二人を宥めようとする。だが…
「あぁ!?なんかいったか!?」
「これはアタシとコイツの問題だ。首突っ込まないでくれるか…?」……不良のガン付けのような、いやそれ以上の気迫に思わず怯んでしまう。
そして再び言い争いを始めた二人に思わずため息をついてしまう。
──何故こうなったのだろうか。
それは遡ること一時間前の出来事である。 -
715
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-18 16:54
ID:gX20EMvk
[編集]
「───納得いくかよ!畜生!」
天彗龍討伐作戦失敗から早一週間、俺の自宅に押し掛けてきたランドラットは荒れていた。
理由と言われて思い浮かぶのが、恐暴竜の狩猟の際に乱入してきた怒れる金獅子だろう。どちらも古龍級生物、内一体は『破壊と滅亡の申し子』と言われる個体だ。やむを得ず撤退という形になったが、ランドラットはそれが気に食わなかったようだ。「金獅子のやつ許さねぇぞ…!折角のアリーチェさんとの狩りだったのによぉ…!あんな終わり方納得が行く訳ねぇつーの…!」
彼にとって憧れの存在であるアリーチェとの狩りを邪魔されたというのもあるか、シルビアから出されたお茶を自棄飲みしている。もはや何杯飲んだかも分からない。
流石にこれ以上はと思い彼を狩りに誘ってみた。金獅子の狩猟、は流石に無理だろうがモンスターの狩猟に行けば落ち着きはするだろう。「あぁ、いいぜ。今はなんでもいいからこの苛立ちをぶつけたい気分なんだよ…!」
それは八つ当たりというやつではないかと思いながらも、今朝見に行った際にクエストボードに貼られているのを見かけた炎戈竜の依頼はどうだ?と持ちかけると彼は「それでいい!」と賛同してくれた。
「じゃあ、広場で集合だ!」といい彼は出ていった。そして俺は狩りの準備を始める事とした。
炎戈竜といえば火山に生息するモンスターの中でもとりわけ危険度の高いモンスターだ。装備選びは慎重に行わなくては…。~武器と防具を選択して下さい~
・既に制作済みのものでも構いません。これまで入手した素材から制作してもOK
・スタイルはブレイヴ固定」(狩り技指定OK) -
716
名前:兎
投稿日:2017-09-18 18:35
ID:iFpk47Wc
[編集]
なぜ進行役取れそうな時は夜勤であるのか、コレガワカラナイ
蟹氏執筆お疲れ様でしたー、普段の蟹氏と毛色の違う展開と念入りな準備に続きを待ちわびるほどのシナリオでした。
あんまり信頼獲得出来ないかなー、と考えていたミーシャもアンキセスといいペアになれそうな感じで驚きです。時雨氏の次シナリオはアグナコトルと……この女性は新キャラですかね? また賑やかになりますなw 楽しみにしておきますw
>>712
少々自分の方から口を挟ませていただきます。
バランスを取るのは筆者の努めとは言え、細々と設定を練れば出来レースと言われ、不確定要素を多く盛り込めば乱数に丸投げと言われでは、自分達全員頭を捻り考えているシナリオが台無しになります。
クリファンに関しても人によって差異はあると思いますが例えばCoC式で1D100判定する場合、1~5がクリティカル、96~100はファンブルです。 10回判定すれば1回はクリファンを引く計算になります。 それまで嘘松などと言われればもはやシナリオの書き様がありません。
テキストクエストという形式上、筆者と読者が互いに敬意を持ち合い、コール&レスポンスがなければ成り立ちません。 ご理解の程をお願いしたいと申し上げます。
批判承知で少々厳しいことを公言しておきますが、今後もその様なお考えをお持ちになるというなら、『少なくとも自分のシナリオは』もうお読み頂かなくて結構です。 -
717
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-18 21:08
ID:ocVhaE.2
[編集]
ブレイヴ固定…何かあるのかなあ?
武器はハンマー使えた筈だからガノヘッドで防具はレウスSでオナシャス -
718
名前:蟹
投稿日:2017-09-18 22:04
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>712
未熟な自分としては未だにどこに乱数要素をぶち込むか手探りのままであり、個人的に「失敗したな」と感じる部分も多々あります。
また、クリティカルとファンブルに関しては基本をクトゥルフ基準(1〜5、96〜00)としています。
しかし場面次第で5〜10程度範囲を拡張していることもあるので拾いやすくなっている場合があります。
前回シナリオは特に判定が増えたこととその中での範囲拡大がいくつかあったのでああいう結果にはなりました。あくまでも自分が未熟者であることは自覚していますし、どのようなものでもご批判は真摯に受け止めるつもりです。
ですが万が一にもあまり高圧的な形で他の筆者の皆様を批判されることは控えていただきますようお願いします。 -
719
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-18 22:12
ID:5oNxUXxs
[編集]
皆さん凄いですよ
何が凄いってこんなストーリー性がある長い物語を皆さんで
仲良く作れてるところです
一人のファンとして私は進行役達を尊敬します -
720
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-18 23:46
ID:gX20EMvk
[編集]
>>712
難しい事は言えないけど折角作ったシナリオに出来レースだーとか丸投げだーとか、果てにはクリファン判定にまで嘘松だーとか言われたら進行側はどうすれば良いのか分からなくなるんだよね。
一応批判は受け止める覚悟はございますけれどそのような高圧的な批判はお辞めいただくようお願い致します。
~~~~~今回のスタイルは以前と変わらずブレイヴスタイル、装備もお馴染みのレウスSシリーズだ。
そして今回の得物は『ガノヘッド』、水竜の頭を模したハンマーだ。
他のハンマーとは異なり先端が尖っており、穿つような打撃と水流で獲物を破砕する。水属性が苦手な炎戈竜には持ってこいの武器だろう。クーラードリンクを忘れずにポーチにいれ、広場に向かうといつ作ったのであろうグラビドシリーズに身を包み、その背に『討伐隊正式銃槍』と呼ばれるガンランスを背負ったランドラットの姿があった。
「遅せぇぞ!まぁいいか、とっととクエスト受けちまおうか!」
そう言うと彼は意気揚々とクエストボードへ駆けていく。そして、目的の炎戈竜の依頼書に手を伸ばして……。
「…あん?」
「……お?」──そのアグナ装備の女性と同じタイミングでその依頼書に触れていた。
「おおっと、悪いな。これは俺が先に見つけたんだよ。だから離してくれねぇか?」
「…あぁん?何言ってんだ、これはアタシが先に見つけたんだよ。受けるならアタシの方さ」
「つうかテメェ、ここらで見ねえ顔だな、おい?天彗龍討伐作戦にいたか?」
「いなかったねぇそん時は。アタシは三日前まではタンジアにいたからな」
「はぁ、そうかい…!」互いな依頼書を持つ手を離さない。段々二人の手に力が篭ってきているのが分かる。というかボードに貼り付けられている依頼書が今にも破けそうだ。
「…すっげえなアイツ。『炎戈狩り』相手に喧嘩してやがる」
「あぁ、あんな馬鹿見たことねぇよ…」『炎戈狩り』とは何だろうか。話をしていたハンター達に声を掛け聞いてみる事にした。
──『炎戈狩り』、エリザベート・フォートレス。
タンジアの港で炎戈竜を数多く狩猟したハンターで、勝気で喧嘩っ早く白黒はっきりさせなければ気が済まない性分らしい。
彼女の事は分かったが、クエストボードの前で言い争っていては他のハンターはクエストを受けようとしても近づく事が出来ない。実際、新米ハンターが段々声を荒らげている二人に怯えている。
とりあえず二人をテーブルに連れて行き話はそこで付けようという事になり…。「俺だ!」
「いや、アタシだね!」……冒頭に至る。
正直、頭が痛くなってきた。誰か助けてくれる者はいないものか、そんな時にやって来たのは…。~キャラクターを一人選択して下さい~
※今回の憐れな同行者の一人となります。
・エリクシル
・タクミ
・りゅ~しか
・エリック
・ミーシャ
・クルトアイズ
・ブランシュ
・ツバメ
・サクラ
・ウドン
・ニコラス
・エドワード
・アリーチェ
・アンキセス
・アマネ
・レイカ -
721
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-18 23:55
ID:ocVhaE.2
[編集]
ブランシュさんでいいかな
憐れな同行者ってのが気になるけど…w -
722
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-19 23:08
ID:gX20EMvk
[編集]
「……貴方達、何してるのよ?」
怪訝そうな顔をして声を掛けてきたのは、見慣れたEXジンオウシリーズに身を包んだブランシュだった。
言い争いを続けている二人を不思議そうに眺める彼女に何故こうなったか話す。事の成り行きを聞いた彼女はすっかり呆れ返っていた。「全く、聞いて呆れるわね。別のモンスターを狩りに行けばいいだけじゃないのよ」
なんとか止める事は出来ないか?
「逆に聞くけれど、あそこまで熱くなってる二人を止められると思う?」そう言われてランドラットとエリザベートに視線を戻すと、テーブルに片足を乗せ未だに「俺の依頼だ!」「アタシの依頼だ!」と言い争っている。
今にも取っ組み合いをしそうな程にヒートアップしている二人を見て、俺は首を横に振ると「でしょう?」と返ってくる。
さて、どうしたものか。
そう思っていると「ったく、埒があかねぇ!」とランドラットが叫びをあげた。「こうなりゃどっちがコイツ倒せるか勝負と行こうじゃねぇか!この炎戈竜にトドメ指した方が勝ち、それでいいだろう!」
「『炎戈狩り』のアタシに勝負挑もうってのかい?いいぜ、乗ってやるよ!勝った方は相手の報酬を七割頂くってのでいいだろ?」
「いいぜ!やってやろうじゃねぇか!」…どうやら話が纏まりそうだ。 ひとまず一安心、と言ったところか。
「どちらが仕留めたか証明出来るように、証人としてそこにいる二人を連れていっても構わんな?」
「…えっ?」
「あぁ、いいぜ!」
「いや良くないわよ!?」異議を唱えるブランシュに対し、二人は怪訝そうな顔を浮かべている。まるで「何か問題でも?」と言っているかのように。
「なんだ?文句あんのかブランシュ?」
「大有りよ!何で私まで巻き込まれてるのよ!」
「ブランシュ…、『神速の白雪姫』か。いいかい姫様よぉ、そこのやつ含めてアンタらに拒否権はないんだよ。だからな、アタシらに黙って従っとけばいいのさ。そんじゃあ依頼を受けてくっか」
「えっ!?ちょっ、ちょっと!?」
「あぁ、いいぜ!テメェにぜってぇに勝ってやるッ!」
「ほざいてな、アタシには適わねぇよ」そう言って依頼書を持ち受付嬢の元へ向かうエリザベートの背中を呆然と見つめる俺とブランシュ。
「…準備をしてくるわね。はぁ、どうしてこうなったのかしら…」
頭を抱えながら準備エリアへと向かう彼女の背中には、何処か哀愁が漂っていた。
>>723
(単純に忘れてただけなんです、許して) -
723
名前:蟹
投稿日:2017-09-19 23:30
ID:B8nXzJ4E
[編集]
あなた×誰かもええけどラン×ブラ悪かないな……
ラン×アリシナリオ作らなきゃ()ところで>>720の選択肢に多少いない人がいるのは仕様?あるいは単なる忘れかしら
ちなみにいないのはサイデンとリィ
>>722
あら。まあよくある事態だから仕方ない
キャラは多くなってるから、今度改めてまた整理しないと……
(なお裏で新キャラが出るシナリオ考えてる模様)どうでもいいけどマシューとクレモントは使うなら適当に使ってもらって結構です、まあ一応ご自由にどうぞ
-
724
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-20 20:28
ID:gX20EMvk
[編集]
───地底火山。
活発な火山が絶えず噴煙を噴き続け、地表には不気味に赤く輝く溶岩の川が流れる。
ランドラットやエリック、りゅ~しかと共に挑んだ鎌蟹の狩猟の際に向かったラティオ活火山と同じく灼熱世界を作り出している。
あちらは山を登るようにして探索をしていたが、この地底火山は山を下っていくように探索していく。下へ向かって進んで行くと、それに比例するように体感温度も増していく。まさに死の大地とも言うべき過酷な場所だ───そんな所にも生活できるように築かれた『ナグリ村』と呼ばれる村があるのだ。
今回の依頼はその村に住む『土竜族』と呼ばれる者が採掘をしに地底火山へ向かうと、運悪く件の炎戈竜と遭遇してしまったらしい。
何でも彼らは過去にも鬼蛙や鎧竜、果てにはあの炎王龍とも遭遇した事があるらしく、ここまでくるとモンスター探しの才能があるのではないかと思ってしまう。それはさておくとして俺は今その地底火山、その灼熱地帯の中心部にあたるエリア8にいる。
周りを囲むように溜まっている溶岩だけではなく、溶岩が流れていない足元の黒い岩からもじわりと熱が伝わってくる。もしクーラードリンクを持っていなかったらと思うとぞっとする。ふと向こうを見ると何やらリノプロスが慌しく逃げ惑っている。
そしてその内一頭の真下が赤く染まり───竜が地面から躍り出る。
かち上げられ宙を舞った憐れな草食竜はドサリと音を立て地面に落下、そのまま動かなくなった。
竜はその獲物に対し這うようにして近づくと、嘴を叩きつけて抉り返すように食べ始める。
『炎戈竜 アグナコトル』。燃えるような美しい赤色の甲殻のその上に灼熱のマグマを纏っているその姿を見る限り、決してその身体に火傷を負う事は無いのであろう。
やがて腹が満たされたのか長い首を使い周囲を見渡して、俺と目が合う。
身体をくねらせる様にして吼え臨戦態勢に入った炎戈竜を見て俺も武器を取り出す。
地面から吹き出す火山ガスが戦いの始まりを告げている様であった。~行動を選択して下さい~
1 スタンを狙うために頭を打つ
2 前脚に目掛け振り下ろす
3 様子を見ながら攻撃する
4 その他 -
725
名前:蟹
投稿日:2017-09-20 20:51
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ランさんはガンス、グローリア姉貴(大嘘)が太刀、あなたがハンマー……エリちゃんの武器なんや!?(ついでにブランさんの太刀)
地面から出て来たってことは柔らかいだろうから、今のうちに溶岩はがせるところは剥がしちゃおう
4で「懐へ潜り胸が足を一点突破、ブレイヴ状態への移行も手早くこなす」分かりにくければ3でええです -
726
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-20 21:50
ID:gX20EMvk
[編集]
>>725 ヒント タイトル
~~~~~炎戈竜は灼熱の大地を滑るようにしてこちらに突進してくる。
それを難なくいなして奴の懐に潜り込んで、爛々と輝く胸部目掛けてハンマーを振り下ろす。今はブレイヴ状態へとなる為に手早く行動しなければなるまい。
攻撃をする度に打撃音響き渡り、水が辺りに弾け飛ぶ。
弾け飛び地面に落ちた雫は、ジュウッと音を立て蒸発していく。それはどうやら胸部でも同じ事のようで、弾けた水は胸部のマグマの熱気にやられ一瞬で蒸発していく。突如上体を持ち上げたアグナコトルは勢い良くこちらに倒れてきた。
俺は反応が遅れてしまい、ボールのように飛ばされてしまう。
地面に身を転げ落ちると地面と触れているところから段々熱くなってくるのを感じた。俺が身に纏うレウス装備は鉄製ではないが、堅い甲殻を素材に使われた防具ですら高温の大気と地面を通じて熱を帯びるようになり、それを伝って肌を焼く。
暑さに慣れているわけではない人間の身体にとっては火傷となり、もはや立っていることですらままならぬほどの激痛に苦しむ事になるだろう。火山地帯とは行くだけでも危険な場所なのだ。そんな危険地域を住みかとするモンスターがいる為、彼らはここで食い止める必要が出てくる。
よってハンター達は、火山地域はもちろんのこと、高温地帯に向かう際はクーラードリンクだけは決して忘れてはならないという教訓、というより常識がある。だが幾らクーラードリンクを飲んでいるからとはいえ、熱いものは熱い。飛び起きて腕で僅かに燃えている火を払うようにして消し去る。
再び奴を見据えるとまた地面を滑るようにして突進を行ってきた。その巨体とは反する速さに圧倒されるが、思いっきり横に飛び退いて回避した。 -
727
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-20 22:29
ID:gX20EMvk
[編集]
「───よっと、奴はここに居たのかい」
「───よっしゃ!やってやるぜ!ぜってぇに勝つ!」
「───何で二人と一緒の場所に降ろされるのよ。タクマの不幸が移ったのかしら…」エリア6へと抜ける穴から三人から降りてきた。彼らはどうやら同じ場所に降ろされたようだ。あとブランシュ、アイツはタクミだ。
「よし、突撃だ!」と叫び炎戈竜の元へと走るランドラットだが、彼が突っ込んでいったそのタイミングは尻尾を薙ぎ払っている最中。その結果…。「ぐぉっ!?」
振りかぶったその尻尾の一撃を食らい吹っ飛ばされていた。
それをみたエリザベートは彼の無様な姿に大笑いしている。「ハハハハハッ!だらしないねぇあんた、そんな体たらくでアタシに勝負しようとしてたのかい」
「貴女、大笑いしてる場合かしら?アイツ地面に潜ったわよ?」パラコイルドサーベルをその手に持つブランシュの言葉に視線を移すと、身体を回転させドリルのようにして地面に潜る炎戈竜の姿が見えた。
そして、背鰭を突き出して超スピードでこちらに目掛け突進してくる。
エリザベートはマリンフィッシャーを取り出しながら盾でガードを行い、俺とブランシュは青い焔を纏いその攻撃をいなす。
攻撃をいなした俺達を見てエリザベートは「ほう」と呟いた。「アンタら、それブレイヴスタイルじゃぁなかったかい?」
「そうだけれど、何かしら?」
「いやな、驚いたんだよ。今んところ全然広まってないスタイルだからな。それに…」地面から勢い良く飛び出てきたアグナコトルの鋭利な嘴がエリザベートを襲う───その直前、彼女が武器を構え青い焔を纏ったのが見えた。
そして、その一撃をいなして見せた。「───アタシもブレイヴスタイルなんだよ」
地面から飛び出した炎戈竜の身体は爛々と輝いている。
そして、その目には明らかな闘志がみえていた。~行動を選択して下さい~
1 スタン狙いで頭を攻撃
2 ランドラットとエリザベートの砲撃に注意しつつ胸部を狙う
3 その他 -
728
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-21 00:17
ID:rD9wLzhc
[編集]
3 尻尾切断狙いでブーメランを投げまくる
と、言うのは冗談で折角ハンマーなんだし1で、吹っ飛ばされつつカチ上げつつでいきましょ
-
729
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-21 04:24
ID:p9/ZvCWo
[編集]
>>726
ジンクスってのは(どちらかと言うと悪い意味での)験担ぎの事であって教訓をさす言葉じゃないで。
教訓としての側面が無い訳じゃないが、それは「夜中に口笛吹くと人攫いが来る」とか「4号室は死を暗示してるから不吉」と同質の噂や言い伝えとしての物。
従ってモンハンの世界観で言うなら例えば「5人以上で狩りに行くと誰か死ぬ」はココット村長の仲間が運悪く死んだ事を痛ましく思った後のハンター達が験担ぎとして語り継いでいる暗黙の了解であって必ずしも誰か死ぬ訳じゃない。よってこれはジンクスと呼べる。
対して「熱地帯でクーラー忘れると死ぬ」のは暑けりゃ体力消耗するのは全人類共通で当たり前の事であり、つまりは常識、と呼ぶべき事柄である。 -
730
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-21 22:01
ID:gX20EMvk
[編集]
>>729 御指摘ありがとうございます。修正しておきますね。
追記(9/22) 投稿出来なかったよ…。
明日まで待ってくだされ…。
~~~~~ガンランスを扱う二人がいるのだ。先程と同じように胸部を狙いにいくのは危険だろう。
頭を狙う為に動き出そうとすると、炎戈竜は嘴を打ち鳴らし首を持ち上げる。
一瞬の間の後、炎戈竜の口から一本の熱線が撃ち放たれた。
寸での所で武器を構えいなし、横に飛び退く。かわした事により俺の横を一直線に伸び着弾した熱線は、そのまま地面砕き、吹き上げ、抉り飛ばす。
振り返れば着弾箇所は熱を帯びて真っ赤に染まっており、ドロドロと溶解している。
体内に溜め込んだ膨大な熱を持ったマグマを光線に見えるほどの勢いで吐き出しているというあの熱線。それが直撃してしまえば……、ただでは済まないだろう。離れ過ぎるのは危険と判断し、ひとまず中距離にまで接近する。その時、アグナコトルの左側面から一直線に猛突撃する者がいた───ランドラットだ。
「オラァ!さっきはよくもやりやがったな!!」
熱線の後の隙を突いて一気に懐に入り込んだランドラットは銃槍を一気に突き出す。
鋭い突きの一撃。斬るのではなく、貫く事だけに特化したその一撃は脇腹に突き刺さる。
エリザベートはランドラットと同じように右側面でガンランスを突き出し攻撃している。
すると炎戈竜の体表が嘴と胸部を残し、徐々に黒く染まり始める。
ランドラットは鋭いの一撃を食らわせようと前脚を攻撃するが…。「おぉっ!?」
ガキンという音と共に弾かれてしまう。炎戈竜の纏うマグマが冷え固まり近接武器の一撃を弾き返す頑強な溶岩の鎧と化したのだ。
冷え固まってしまった鎧は単純な打撃や斬撃で剥がすことはできなくなる。「ほーらよ、貰っときな」
思わずたたらを踏んだランドラットを尻目に、エリザベートは黒ずんだ前脚の溶岩に向け引き金を引く。
その瞬間、砲口から砲撃の一撃が射出された。一発、二発、三発と撃ち放つと前脚の鎧が再び熱を帯び、赤い光を取り戻す。
彼女はそれを見ると素早くガンランスの内部の空になった薬莢を排出、新たな薬莢が装填されるのを確認すると再び熱を帯びた前脚を狙っていく。 -
731
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-21 22:58
ID:gX20EMvk
[編集]
当然なすがままにされるアグナコトルでは無い。炎戈竜は半歩引いて身を縮める。次の瞬間、その長い体のリーチを最大に活かして、横殴りのような体当たり攻撃をエリザベートと尻尾を滅多斬りにしていたブランシュに向け放った。
エリザベートは盾でガード───すると同時にあの重い銃槍を振り回して薬莢を一つ排出する。あれがガンランスのクイックリロードというやつか。
巨体のタックルから少し遅れ、鰭のような尻尾がブランシュを襲うが、彼女は当身を行いそれを一閃する。俺も負けてはいられまい。
ランドラットに向け放った熱線の隙を突いて顔の真横へ接近し、ハンマーを振り上げて横に振り抜く。そして思いっきりぶん回す。
豪快で強力な一撃に炎戈竜が悲鳴を上げて一瞬仰け反った。だがまだ終わりじゃない。
ハンマーを構え力を溜め思いっきり奴の顎をかち上げる。再び構え直し再び顎の下を打ち抜く。勢いがついていた為か一瞬体が宙を浮くが気にしてはいられない。
着地した俺は三度構え直し、軽い眩暈がしたらしく頭を横に振っている炎戈竜の頭部に向け全体重を乗せて叩きつける。
これがブレイヴスタイルのハンマーの真骨頂、『剛溜め』と『真溜め』である。ブレイヴ状態時にこの二つの溜めを使いこなしいかにラッシュが仕らりられるかが鍵となってくる。矢継ぎ早に繰り出された打撃に頭部の溶岩が剥がれ落ち、嘴にヒビが入っている。アグナコトルは脳震盪を引き起こし低い悲鳴を上げてその場で倒れた。
───今が絶好のチャンスだ。~行動を選択して下さい~
1 罠を仕掛け、更に拘束する
2 頭に追撃を行う
3 その他 -
732
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-21 23:04
ID:77F7MYV2
[編集]
ランドラット兄貴ランスの方がいいんじゃないですかね……ガンランス使ってからの戦績が悪いゾ〜これ
パラコイルド姉貴いるから麻痺期待できるし、とりあえずは1から攻撃 -
733
名前:蟹
投稿日:2017-09-22 23:55
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ちょっくらまとめ、あなた以外の装備品(ネコの一式表記は武器と防具両方、どんぐりシリーズは省略)
ランドラット:ガーディアンランス、鋼殻鉄騎槍、ホウテンゲキ、討伐隊正式銃槍、ガーディアンシリーズ、グラビドシリーズ
エリクシル:クロスボウガン、ユクモノ弩、王砲ライカン、チェーンシリーズ、ミツネシリーズ
りゅ〜しか:ドスランピッケル、エーデルネコロッド、ギアノスネコ一式、武者ネコシリーズ、大雪主(S?)一式
エリック:ハントネコナイフ、レウスネコブレイド、灼炎のブレイニャー、ナルガシリーズ、バサルシリーズ、レウスS一式
タクミ・クガヤマ:ゴーレムブレイド、灼炎のブレイザー、カブラシリーズ、セルタスシリーズ
ミーシャ・アルティム:ユクモノ弓、王弓エンライ、狐弓ツユノタマノヲ、ジャギィマギュルラングロ混合防具、コトルS猫耳混合防具
クルトアイズ:イャンクック砲、ガルルガSシリーズ
グローリア・レイス:王刀ライキリ(王牙刀【伏雷】)、鬼斬破、六花垂氷丸、EXジンオウシリーズ
ニコラス:ザクンアルキエバ、ルドロス一式、(ベリオロスを狩れる程度の何らかの武具)
ツバメ・ハルカゼ:ヴェノムモンスター、ジェイルハンマー、レウスシリーズ、フルフルSシリーズ、ベリオシリーズ(無論男用)
サイデン:レウスネコブレイド、灼炎のブレイニャー、ラギアシリーズ、ガルルガ(S?)シリーズ
エドワード:アルバレスト、アルバレッド、バトルSシリーズ
アリーチェ・クライン:ナイトスクウィード、EXレイアSシリーズ
アンキセス・ガラント:斬破刀(旧大剣)、コウリュウノアギト、ギザミSシリーズ、ディアブロRシリーズ、(漂流者の刀の未完成品)
ウドン:スキュラ一式、ギアノスシリーズ
リィ:ポイジングティア、ガムートSシリーズ、(マイクロビキニいいぞ)
アマネ・ミソラ:王剣斧ライデン、リオフラムグレイブ、ミツネSシリーズ
レイカ・アケボノ(ミソラ):デンジャーコール、ガララSシリーズ
サクラ・グローリア:ナールドボッシェ、オデッセイブレイド、キリンSシリーズ
ブランシュ・ネージュ:グローリアのものをそのまま継承、アクアガーディアン
マシュー・ラング:ジークムント、EXレウスシリーズ
クレモント・ラング:クイーンレイピア、EXレイアシリーズユウ・カミナ(故人):煌竜剣(ココットに返納)、ボンバイエスキル混合装備(匠と自動マ、詳しい構成は省略)
>>735
使用描写がなかったもんですっかり忘れてた -
734
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-23 01:23
ID:rD9wLzhc
[編集]
まとめ乙やで
こうして見ると色々出てるのね -
735
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-23 19:35
ID:URuU1rf6
[編集]
part1の>>43にはランドラットの武器ガーディアンランスって書いてあるんだけど>>733には書いてないね。
砦から支給された物だろうし知らない間に売ってたとかだったらやべーと思うんだけど。 -
736
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-23 22:29
ID:gX20EMvk
[編集]
>>732 ダイス運が悪いだけだから…(震え声) 一応今回ランドラットはギルドスタイル想定
>>733 出てないのは操虫棍のみ、か。暇氏に期待やな
~~~~~「オラァッ!あいつに負けてられっかよ!」
「勢いだけは一丁前だねぇ。そんなんでアタシに勝てるのかい?」
「だとゴラァ!」
「……何だか頭痛くなってきたわ」言い争いながらも手を休めず、大地を踏みしめようと必死に踠くアグナコトルに攻め立てる二人…とブランシュ。
手数は足りている。ならばと、ガノヘッドを背負いポーチに手をねじこんでシビレ罠を取り出す。
攻撃に夢中になってる二人、は無理と判断しブランシュに目配せし罠を奴の足元に設置し始める。そして、もうすぐで設置し終えるというところで地面が赤く染まり、衝撃が襲い来る。
地面を転がった先で見たのは炎戈竜の幼体であるウロコトル。突き上げてきたのはコイツか!
罠はというと吹っ飛ばされた際に咄嗟に手に取ってしまい、設置には失敗してしまった。そうこうしているうちに起き上がり、口から火を漏らして炎戈竜は地底で吠える。
全員がそれぞれに出来る方法を受け流したり、回避すると怒りの声を上げながらこちらに向かって近付き、嘴を叩き付けてきた。
武器を背負っており地面に身を投げる事で咆哮を回避した俺は急いで立ち上がるが、間に合わず直撃してしまう。
背中を襲う激痛に耐えつつ奴を見ると、嘴を再度俺に叩きつけようとしていた。「───おい!お前の相手は俺だろうがよ!!」
声が聞こえた方を見ると段差から飛び出したランドラットの姿が。
彼は空中で引き金を引き、一発砲撃を行う。そして、ガンランスを奴の身体に思いっきり叩きつけ更に引き金を引き装填されている弾薬を一気に撃ち出す。
ガンランスの攻撃の一つ、『フルバースト』。一点に向けて集中砲火を叩き込まれたそれはエリザベートが攻撃していた右前脚の鎧を破壊し、炎戈竜は再び地面に転がる事となった。 -
737
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-23 23:21
ID:gX20EMvk
[編集]
「おい、そこはアタシが攻撃してたところじゃないかい!?」
「───っへ、まだ終わってねえよ!」エリザベートの抗議の声にニヤリとしたランドラットは、銃槍を構え直し砲身でピッタリとアグナコトルを捉える。
砲身からすさまじい熱が放出し、砲身が真っ赤に染まる。その瞬間、ランドラットの瞳が細く絞られる。「…オラよッ!」
刹那、砲身から爆発が起きた。ガンランスの超必殺技、『竜激砲』だ。その威力は火竜のブレスにも引けをとらない強力なもの。唯一の弱点は発射まで時間が掛かるのと切れ味が大幅に落ちること、そして一発撃つとしばらく使用不能になることだが、その威力は折り紙つきだ。
「…チッ、まぁいいけどよ。狙える場所は他にもあるしな!」
「とりあえず今はこれかしらね」走り出すエリザベートを尻目にブランシュは白い小袋を取り出し、大きく腕を振るいその中に入っていた白い粉をばら撒く。
すると不意に妙な感覚に襲われる。体を包み込む柔らかな何か。そして痛みすら忘れる程に自然と元気が出て来る。
生命の粉塵を使用したブランシュに感謝の言葉を送り、彼女と共に攻勢に参加する。再び体勢を立て直したアグナコトルは嘴を地面に叩きつけ、地面に潜り始める。
怒り狂う炎戈竜がどんな技を繰り出してくるか。それを切り抜けなければいけない。~炎戈竜の攻撃を予測しよう~
1 背鰭を出しながらの突進 (回避難易度微高)
2 上半身を出して薙ぎ払い熱線(回避難易度中)
3 地中からの強襲(回避難易度微高)
※回避方法指定OK (絶対回避でも可) -
738
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-24 02:04
ID:r9G/sj0k
[編集]
ブレイヴの3人は(練度にもよるが)強襲以外なら見てからイナシ余裕
ランドラットは熱線以外なら(スタミナが切れない限り)ガードで防げる
→つまり逆を言うと3を予測しないとブレイヴの3人が危険
2を予測しないとランドラットが危険タゲは粉塵使用でヘイトが上昇したブランシュが取っている可能性が高いが
ランドラットがガーディアン装備の場合は挑発効果でその限りではない
→つまり誰を狙ってくるかは現時点で予測不能どうすりゃええんや…(絶望
-
739
名前:蟹
投稿日:2017-09-24 02:47
ID:B8nXzJ4E
[編集]
>>738
ランドラット兄貴はグラビド装備やで
火力を叩き込んでるのは兄貴だから、ヘイトは粉塵一つ程度の姉貴より兄貴の方が向いてそうやねいっそ何が来るか分からなくても、さっさと納刀してエリア3への段差だとかエリア9とかに退避できればいいんだけど……
-
740
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-24 03:23
ID:URuU1rf6
[編集]
予測しようったって予測するための情報がテキスト中に無いからな
なので作者の傾向からメタ読みするとこういう時は大抵裏でダイス振って決めてるだろうからコッチも深く考える必要はないだろう
強いて読み取れる文章から推測するなら怒り中って事だし素直に強襲で地上に出て来る前に一暴れくらいするだろうとは思うと言う訳で予測は1
回避方法はあわあわしながら崖のぼって高台に避難(みっともないがいずれの場合も安全かつ乗りも狙える)
逃げ遅れたら轢かれるなり焼かれるなりして、どうぞ -
741
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-24 22:24
ID:gX20EMvk
[編集]
予測テキスト無いの今回の反省案件やな…。
~~~~~急いで煌めく巨大な水晶がある崖に向け走り出す。
炎戈竜の地中からの攻撃はいずれも危険だ。ならば状況も見渡せる上に攻撃も届かないだろうあの崖を登った方が安全、という算段だ。
それに地上に出てきたあとで、奴が崖近くにいれば乗りも狙える。……あの溶岩の鎧の上に飛び込むのは勇気がいるが。「…ッ!やっぱりキツいわねコイツ!」
「だあぁ!やりにくい奴だなおい!」
「そうかい?アタシは張り合いがあるとは思うがねぇ」崖の真ん中辺りまで登った時、背中越しに削るような音が聞こえてくる。
振り向くと背鰭を出してエリザベート達を狙っているのが見える。
地を割りながら猛スピードで襲い来るアグナコトルに三人は受け流したり、ガードをするなどして対応しているが苦戦を強いられているようだ。エリザベートは楽しそうにニヤリと笑っているが。暫くして地面から炎戈竜が飛び出てくる。出てきたのは───俺の真下だ。
俺は手を離して崖から飛び降り背中の豪槌に手を掛け、四肢で大地を踏み締めるアグナコトルに向け振り下ろす。
重力に従って振り下ろされた一撃をその背に受けた炎戈竜だが、ものともせずその場に立っている。だが、奴の気はこちらに向いたようである。 -
742
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-24 23:05
ID:fPwujuhM
[編集]
なんか似たような場面あった気がして見てきたらライゼクス戦だった
-
743
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-24 23:30
ID:gX20EMvk
[編集]
>>742 マジかと思って見に行ったらマジやった
なんて言うか、うん。ごめんなさい~~~~~
溶岩を纏った尻尾を薙ぎ払ってくるが、俺はそれを受け流し頭を狙いにいく。
同じ打撃武器である狩猟笛を使いこなしているからか、頭を正確に狙えるようになっている。「そっちばっか見てる場合じゃないだろ!」
いつの間にか炎戈竜の懐に入り込んでいたエリザベートが胸部を突き刺している。
そして、彼女はリロードを行い銃槍を高く上げる。「さぁて、いっちょやってやっか。離れときな、スケベハンターさんよ!チームプレイってのは慣れてないんでね!!」
そう叫んだエリザベートは引き金を引き全弾砲撃、間髪入れずに竜激砲を撃ち出し、そして再びリロードを行う。華麗な連携技に思わず見とれてしまった。
フルバーストと竜激砲を合わせた技のその威力にアグナコトルも思わず身体を仰け反らし、胸部の溶岩が剥がされていた。堪らずといったところか、再び地面に潜ろうとする炎戈竜に慌ててペイントボールを投げつける。溶岩が無い右前脚に何とか当たり独特の臭気を漂わせる。
全身が地面の中に消える直前、ブランシュの一撃が尻尾の溶岩を引き剥がしエリア8に静寂が訪れる。
一先ずは安心といったところだろうか。奴はどうやらエリア2にいるようだ。
クーラードリンクを飲み直すなどして体勢を整えたいが、あの二人はどうだろうか…。このまま追撃しにいこうか…。~追撃しに行く?体勢を整える?~
1 追いかける!
2 一旦休憩しよう… -
744
名前:千壱
投稿日:2017-09-24 23:52
ID:M88.zHMM
[編集]
ランド、エリザの二人がすぐに出発してしまうと考えて、粉塵を撒く程度にして追撃に向かいましょうか……
あと、ガンスのあれは竜“撃”砲ですね。
-
745
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-25 23:42
ID:gX20EMvk
[編集]
今回誤字が多過ぎやしませんかね…?
あとで直しておきます。~~~~~
「待ちやがれ!お前を倒すのは俺だ!」
「いやアタシだね!」……答えは聞くまでも無さそうだ。切れ味消耗の激しいガンランスだが、砥石で一旦回復させるということは考えないのだろうか。
とりあえず生命の粉塵を取り出して振り撒いておくか。そう思いながらポーチの中をまさぐっていると、考え込んでいるブランシュが目に入る。
どうしたんだ?と問いかけるとブランシュはこちらに気付き「あぁ、ちょっとね」と返してくる。「聞いたことがあるのよ、あの火の国の依頼を率先して引き受けるハンターの事をね。噂ではその国のお姫様と親友の間柄らしいわよ」
火の国…。
確かロックラック地方の火山の近辺に存在するらしい国で非常に信心深いお国柄らしく、火山を火の神として崇拝する宗教が広く信じられているが、その弊害なのか一部の国民は大型モンスターの出現や被害を火の山、あるいは火の神の怒りと考え、生贄を捧げてそれらを鎮めようと考える、所謂「人身御供」の風習があるのだったか。
その国の姫は常に終焉に怯えている国民を守る為にギルドに依頼を出す人格者で、地底火山周辺の人々がモンスターに苦しめられていると聞いて、他人事とは思えず依頼を出している程だ。
「そのハンターは火の国の姫様が出す依頼を率先して引き受ける。主な依頼内容はアグナコトルね。他にも爆鎚竜や火竜の依頼もあったけれど、アグナコトルの狩猟数がずば抜けていたわ。そしてついた名前が『炎戈狩り』ね」『炎戈狩り』の名の裏にはそんな話があったのか。思わず感心しているとブランシュが軽く肩を叩いてくる。
「感謝するのはいいけれど二人を追いましょう。あの二人、もう先に行っちゃったわよ?」
えっ、と周りを見渡すと二人の姿はない。先程まで崖の方へ競うようにして走っていた筈なのだが。
とりあえず追いかけるとするか。俺は崖を登り始めているブランシュのあとに続くようにして、エリア2へと向かった。~エリア2~
「はっ!効かねぇってーの!!」
エリア2に着くと盾で再び怒り状態になったらしい炎戈竜の嘴の叩きつけを受けるランドラットの姿が見えた。
エリザベートもその隙を見計らい脚なに砲撃を当てながら攻撃している。
俺は何をすべきだろうか…。 先程のように罠を設置するのもいいだろうが~行動を選択して下さい~
1 設置に失敗したシビレ罠をつかい麻痺らせる
2 頭を狙って再びスタンを狙う
3その他 -
746
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-26 00:03
ID:LjaE05dg
[編集]
1ってかシビレ罠にこだわらず落とし穴でもいいでしょ
どうでもいいけど地底火山とかいう悪夢のフィールドだしブラキとかの乱入怖いぜな……
-
747
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-26 23:17
ID:gX20EMvk
[編集]
何故乱入があると分かった…?まぁ、ここでは倒せないよ。ここでは、ね。
~~~~~
二人の砲撃をその身に受けながら暴れるアグナコトルにブランシュも突貫する。
奴は三人に任せ、俺は落とし穴を設置しにかかる。先程はウロコトルに邪魔をされたが、近くのイーオスにも邪魔されず無事に設置を終えた。
エリザベートに向け熱線を放った炎戈竜は俺を睨み付け、這いずるようにしてこちらに突進をしてくるがその先にあるのは落とし穴。
脚下が消滅し、アグナコトルの巨体の半分までもが地中に没する。同時に仕掛けていたネットがその体がの自由を奪い取った。「っしゃ、やるしかないね!突撃だよ、白雪姫様よぉ!!」
「言われなくても!」掛け声をあげると共にエリザベートとブランシュが斬り掛かる。俺も罠を仕掛けるという役目を終えて攻撃に加わる。
凄まじい力で踠くアグナコトル。絡みつくネットは強引に引きちぎろというのだろう。それでもこの落とし穴の拘束力は、大型モンスターであろうとも簡単に引きちぎれるものでは無い。
ただでさえ落とし穴に半身が埋まっている上に、地面から露出している部分には三人のハンターが集っている。
───そんな時、「───オラオラァ!どきやがれぇっ!!」
「あん?…うぉっ!?」
「きゃあっ!?」後方へ向けてガンランスを構えてそのまま砲撃し、迅竜を超える程の超高速でランドラットが突撃してきた。
二人は飛んでくるランドラットに対し、慌てて回避をとる。踠く炎戈竜に近づいたランドラットは、背鰭にむけてガンランスを叩き付ける。
確かあれは、ガンランスの狩技『ブラストダッシュ』だったか。ランドラットの奴、特訓の成果とやらがでてきていたいるではないか。
だが、こちらが注意を逸らした隙に炎戈竜は落とし穴の拘束を振り切り、地上へ這いずってきた。そして再び、炎戈竜は怒りを見せ咆哮する。
怒りの声を上げながら、先程突撃してきたランドラットに対し嘴を何度目叩き付けるが、彼はそれをガードする事で防ぐ。
地面に再び潜り込んだアグナコトルは、突然飛び出して来たかと思うと天井に穴を開け潜り込んでしまう。「棒立ちしてる暇があるなら早く逃げな!!」
思わぬ行動に唖然としていた俺は、エリザベートの一声にハッとなり駆けだす。
そして天井から回転したアグナコトルが、俺目掛け落下してくる。身を投げ出して回避するが、奴が落下してきたのは俺のいる場所から数メートル離れた場所。無事に回避出来て良かったと思わず安堵の息を漏らす。 -
748
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-26 23:51
ID:gX20EMvk
[編集]
地面から現れたアグナコトルは体当たり攻撃を、尻尾を斬り続けていたブランシュに繰り出す。
尻尾に張り付いていたブランシュは独特の構えをとり───遅れてやってきた尻尾を切断する。
太刀の狩技『鏡花の構え』。
未だ未完成であるらしい狩技『妖刀【羅刹】』より前に、彼女が使用していた狩技だ。尻尾が切断され、驚きながら前方へ転がるようにして吹っ飛んでいく。
そして直ぐに体勢を整え、こちらを見据えたところで…、「何だアイツ、何見渡してやがんだ?」
「…なにかが近くにいるのかしら…?」炎戈竜が突如周りを見渡し始めた。まるで何か『異変』を感じ取っているかのように。
炎戈竜は嘴を地面に叩きつけ潜り始める。また突進か、と警戒していたがどうやらエリア8へと移動したようである。「また移動かよ。仕方ねぇ、追うとするか!」
「いや、待ちな。ここは準備していった方がいいぜ」
「あ?何だよ怖気付いたのか?」追いかけようとしたランドラットを止めたのは以外にもエリザベートだった。ランドラットは彼女の肩を掴み詰め寄るも、掴んだ腕を払って淡々と話していた。
「アタシは今まで炎戈竜を大量に倒してきたけどよ、炎戈竜のあんな姿を見たのは初めてだ。アタシ達じゃねぇ何かに怯えてやがる、そんな風にな」
「私も準備には同意ね。狩場では何があるか分からない、それこそ未知のモンスターが現れる可能性だってある訳だしね」
「はっ!見た事のねぇモンスターが出てきたら倒せばいいだけだ!今は追いかけるしかねぇ!そうだろ、あなたよぉ!」三人の視線がこちらに向く。俺は…。
1 迷わず追いかける!
2 念の為に準備をする -
749
名前:名無しさん
投稿日:2017-09-27 00:23
ID:pn5xPuYE
[編集]
遅くまでお疲れ様
えー、じゃあ1で
ちょっと展開がワンパすぎて嫌な予感がして来たんだが、これ無謀な選択して乱入されるまでずっと続くとかじゃないですよね?
某国民的RPGの王様のように -
750
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-27 22:55
ID:gX20EMvk
[編集]
展開がワンパターンか…、反省点多いな今回のシナリオ。
乱入ロール成功した時点でアグナはお亡くなりになります。なります。
~~~~~ここは奴を追いかけよう。後を追えば奴が何に怯えているか分かるかもしれない。
「そう来ると思ってたぜ!そんじゃ、お先に失礼するぜ!」
「…はぁ、どうなっても知らねぇぞ?」
「鬼蛙が出るか絞蛇竜が出るか、ね。最も絞蛇竜はこんな所には来ないでしょうけど」ランドラットは俺の意見を聞くと我先にと崖から飛び降りていき、それに続くようにして俺達も飛び降りる。
…火山ガスが満ちる穴の底から何処か聞き覚えのある音が聴こえてくる。カラカラカタカタと、まるで沢山の骨を打ち鳴らしているような、そんな音だ。
その音を聴き、頭の中で警鐘をやかましいくらいに鳴らしながら地底火山の底へと俺達は落下して行った。崖の上へ着地すると、青い液体に塗れた炎戈竜が熱線を吐くのが見えた。
だが、攻撃をしたのは俺達ではなく目の前にいる『異形』に対してだ。
骨の首の後方の巨大な頭蓋骨に熱線が直撃するが、それはものともせずといったように熱線を受けきると、二本の首の頭を笑うようにカタカタと音を鳴らしながら揺らしている。
………以前竜ノ墓場の調査依頼で遭遇した際に何度も聞いた音だ。聞き覚えがあるのは当然ともいうべきだったか。
無数の竜の骸をその身に纏う異形の超巨大古龍『骸龍 オストガロア』。それが今、目の前にいるのだ。「なっ…!?オストガロアだとぉ!?」
「ロンドベルト、静かにしなさい!気付かれるわよ!」
「……オストガロアっていうのか、アイツは。噂にゃ聞いてたが、悍ましいねぇ」地面を削りながらじりじりと近付いてくる骸龍に対し、アグナコトルが再び熱線を吐き出していた。「近寄るな」「何処かに行け」と言っているように。
骸龍は頭蓋骨で再び熱線を受け、骨を纏わせた触腕の先端から青い液体をブレスのようにして噴射、炎戈竜の身体に付着する。アグナコトルは距離を取る為に動こうとするが、全身に付着した青い粘液によって身体が思うように動かないようだ。
すると骸龍は触腕を炎戈竜の身体に巻き付け、獲物を持ち帰る為に地面に潜り始める。引きずり込まれまいと必死に抗うアグナコトルだが、所詮『竜』と『龍』では力に圧倒的な差がある。
やがて首だけが地面に出ている状態となった炎戈竜はこちらを視認し、弱々しく吼えて、穴の中へと姿を消した。「……これはバーグさんに報告かしらね」
「…みてぇだな、全く興醒めだぜ」
「畜生、何で俺が狩りに出るとこんなことばかり起きるんだよ!」一部始終を見届けた三人は戻り玉を使用し、緑の煙に包まれてベースキャンプへと戻っていった。
俺は炎戈竜が引きずり込まれた巨大な穴の中を崖の上から見つめていた。
オストガロアが向かう先は当然、竜ノ墓場だろう。そして、捕えられた獲物が迎える最期は…。
そこまで考えたところでクーラードリンクの効果が切れたのか、一気に肌に感じる温度が高まってくる。
急いで戻り玉を取り出し、俺もベースキャンプへと戻ることとした。 -
751
名前:蟹
投稿日:2017-09-27 23:56
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ファッ!?
前回取り逃がしたイビルジョーとかかと思ったら何やこれ……ホラー……
あいつ火山地帯大丈夫なんですかね? -
752
名前:穿つ炎戈、放つ砲火@時雨
投稿日:2017-09-28 00:34
ID:gX20EMvk
[編集]
~エピローグ~
「…全く、君達は本当にとんでもない情報ばかり持ち込んでくれるね」
「持ち込みたくて持ち込んでる訳じゃねぇぞ!」龍歴院に帰還した俺達はすぐさまに地底火山での出来事を主席研究員であるハーグに報告する。
───依頼に関しては炎戈竜の脅威は去った、という事で一応は成功との事だ。素材に関しては骸龍に連れていかれてしまったこともあり報酬は無いようだが、ブランシュが尻尾を切断していたのが幸いか、鱗一枚だけ剥ぎ取る事が出来ていた。「炎戈竜との交戦中その移動先で骸龍と遭遇、炎戈竜は骸龍に捕えられ餌として巣に持ち帰られた…こんなところかな?やれやれ、また忙しくなるよ」
羊皮紙にペンを走らせると、彼は一つ溜息をつく。
溜息をつきたいのはこちらなのだが。バルファルクだけでは無くオストガロアまで動き出している。
どちらも強力な古龍種ではあるが、いずれは戦う運命なのだ。何か、対策を…。
そう考えているとエリザベートが立ち上がり、俺の頭を軽く叩く。何をするんだと抗議すると、「悪い悪い」と返してくる。「今どう戦うかとか考えてもしゃあねぇだろうよ。今はただそいつと戦う時が来るまでの間に身も心も強くなるだけさね」
身も心も、強く…。
「どんな攻撃にも絶対に砕けない身体、どんな強敵でも絶対に折れない心。これが強さの秘訣だよ、頭ん中に入れときなよ」彼女はそう言うとギルドカードを置いて立ち去ろうとする。
するとランドラットは「おい!」と声を掛ける。「勝負はお預けだからな!覚えとけよ!」
「…はっ、上等だよ。何時でも勝負受けてやるから覚悟しときな、脳筋さんよ」エリザベートは顔を彼に向けニヤリと笑ってみせる。
「んだとッ!」と飛びかかろうとするランドラットを抑えるブランシュと俺を尻目にエリザベートはその場を去っていった。~シナリオ37 穿つ炎戈、放つ砲火 clear~
称号『好敵手』を手に入れました(ランドラットのライバル『エリザベート・フォートレス』が現れた)
称号『ボーン』『捕食者』を手に入れた(オストガロアの狩りを目撃した)キャラ設定
『炎戈狩り』 エリザベート・フォートレス
防具 アグナ装備 武器ガンランス スタイルブレイヴ
タンジアの港で炎戈竜を数多く狩猟したハンターで、勝気で喧嘩っ早く白黒はっきりさせなければ気が済まない性分らしい。
火の国の姫とは友人の関係でありその友人を心配させないためにも、火の国の依頼を引き受けている。 -
753
名前:あとがき@時雨
投稿日:2017-09-28 00:51
ID:gX20EMvk
[編集]
今回の隠れクエスト名『炎戈竜は地底で吠える』
いやさ、粗が目立つってレベルじゃないぞ今回。反省点が多すぎるわい。
・エリザベートの元ネタ
ギルティギアの梅喧さんが元ネタです。
名前はガンランスのイメージが強いフォートレスを付けました。
エリザベートはFateのエリザベート・バートリーからです。・オストガロア乱入について
乱入ロールに成功したらアグナは捕食確定は割と最初から決まってました。
でもイビルジョーは在り来りすぎるって事で、同じく大食いのオストガロアにしました。
ウラガンキンやらブラキディオスやらのの骨纏うからある程度は火山地帯は大丈夫そうだしね。という訳でお疲れ様でした。
-
754
名前:兎(携帯端末)
投稿日:2017-09-29 12:20
ID:Sn3oTAys
[編集]
時雨氏執筆お疲れ様でしたー、姉御キャラええのぅ……
ランドラットのガンス回と思いきやまさかの乱入が入りましたな、地形が厄介な上に出るモンスも嫌らしい地底火山でテオに飽き足らずガロアまで……魔境にも程があるw誰も進行役居ないなら帰宅次第進行役貰おうかな、イカ狩りじゃあ
追記
アカン、急用入ってもうた再追記
用事が入り進行役取れそうになくなりました、先に書きたいシナリオがある方は進行役どうぞ、申し訳ありません
>>755誰も担当いなかったら睡眠時間削って出だしだけでも無理矢理書こうとか考えかけてました、ありがてぇありがてぇ... -
755
名前:暇
投稿日:2017-09-30 22:41
ID:I97llZf.
[編集]
シナリオ37お疲れ様でした。
じゃあここまでのまとめ終わったら自分がやってみようかな。今日は無理だけど。
クレモント兄弟?はゲストらしいのでキャラクター一覧には載せないでおきます。載せろって場合は言ってくれれば。 -
756
名前:暇
投稿日:2017-10-02 21:21
ID:I97llZf.
[編集]
あなたと愉快な仲間たち5ページ目 目次に戻る(>>1) (1~3ページ目の登場人物は前スレを参照)
4ページ目>>298 5ページ目>>756
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
炎戈狩り「エリザベート・フォートレス」
性別:女 年齢:姉御 装備 武器:ガンランス(ブレイヴ) 防具:アグナ一式
タンジアの港で炎戈竜を数多く狩猟したハンターで、勝気で喧嘩っ早く白黒はっきりさせなければ気が済まない性分らしい。
火の国の姫とは友人の関係でありその友人を心配させないためにも、火の国の依頼を引き受けている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沼地の魔女「ドゥラ」
性別:女 年齢:老齢 武器:ハイスニークロッド(ギルド以外) 防具:三眼一式(防具合成で頭胴腰はデスギア)
ハンターを引退した虫使いの老婆。「三眼」と呼ばれる装身具の上から死神のような襤褸を羽織った不気味な姿。
年をとってはいるがそれを感じさせない覇気を秘めており、その性質は利己的かつ狡猾。
組織という枠が合わずにギルドでの活動を長らく停止しており、世を忍ぶ様に沼地の秘境に隠れ住んでいる。
ハンターズギルドを嫌う一方でバルファルクの影響による環境変化を憂いており、報酬次第であなた達に協力するつもりのようだ。
ちなみにギルド嫌いが高じてギルドスタイルは頑として使わない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
闇を喚ぶ黒猫「ライカ・F・ジュヌミア」
性別:男 年齢:20代後半 装備:氷炎剣ヴィルマフレア 防具(見た目):ナズチ・クシャナ・デスギア混合
龍歴院所属のハンター。 漆黒の髪とまるで暗殺者のような出で立ち、身体の柔からさから『闇を喚ぶ黒猫』の二つ名を持っている。
近寄りがたい風貌に反して面倒見がよく喋り方も丁寧なのだが、一々助言が的確すぎるため周りから反感を買うことも多い。
双剣を愛用していることが多いがどんな武器、どんなスタイルも使いこなす天才肌。 技術だけではなく知識も豊富である。
オストガロア討伐作戦で共闘し、今後も何かあれば力を貸すことを約束した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夕刻の蝶「イオン・H・ハイアーインズ」
性別:女 年齢:20代後半 装備:ライトボウガン全般 防具(見た目):ヒーラー一式(黒)等、お洒落着多数
龍歴院所属のハンター。 戦場に似つかわしくない装束と腰ほどまで伸びた髪を靡かせて華麗に宙を舞う姿から『夕刻の蝶』の二つ名で呼ばれている。
見た目通りお嬢様で佇まいも言葉遣いも優雅そのものだが、周りから浮いた突拍子もないことを言い出すことも。
エリアルスタイルで様々なライトボウガンを巧に使い分け火力からサポガン、地上から空中と変幻自在に立ち回る。
何かとトラブルに巻き込まれがちなライカのお目付け役でもあり、彼とは大抵の場合一緒に行動している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブレイズ猫傭兵団団長「ケイ・ブレイズ」
性別:オス 年齢:団長 装備 武器:ギルドネコカリバー 防具:ギルドSネコ一式
隻眼のニャンター、ミーシャの筆頭オトモアイルー。 真っ黒な体に真紅のギルドSネコ一式が栄える。
ミーシャがドンドルマに居たころから彼女の右腕を務めており、他のオトモアイルーを纏め上げて『ブレイズ猫傭団』を結成、団長と名乗っている。
ネコートさんのように語尾なく流暢に言葉を喋り、何処となく挑発的な言動を取ることが多い。
何故かブーメラン等のアイルー特有の道具を嫌っており、狩りでは愛用のギルドネコカリバーを手に実直な接近戦を挑む。 傾向はファイト。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新米ハンタートリオ「アルザス」「アズリー」「エイジロウ」
龍歴院所属の新米ハンター達。皆若く、個性と才気にあふれている。
ボーっとしてる様で鋭い重弩使いの「アルザス」、お嬢様然とした大剣使いの「アズリー」、血気盛んな銃槍使いの「エイジロウ」の三人組。
それぞれのもう少し詳しい設定は>>971を参照。 -
757
名前:暇
投稿日:2017-10-02 21:25
ID:I97llZf.
[編集]
シナリオ38~驚天動地のキノコ狩り~
エリザベートとの狩猟勝負が思わぬ形で打ち切られてからしばらくの頃。
骸龍活動再開の報告を受けてにわかに慌ただしくなった龍歴院を尻目に、俺はクエストボードの前で思案に暮れていた。エリザベートが去り際に残した言葉。
強さの秘訣…砕けぬ体と折れない心。
しかし砕けぬ体ったって、どんなに頑丈な鎧を着ていても中身が生身な以上限界はあるだろう。心だってそうだ。
未だにその言葉の意味を測りかね、浮かぬ気持ちで今回の仕事を吟味していると、丁度食事をしているハンター達の会話が聞こえて来た。「やっぱ手っ取り早く強くなるには飯だよなぁ~飯!体力とか攻撃力とか色々上がるしよぉ~!」
「洗練された味は心を豊かにして様々なネコスキルをも閃かせてくれるしね。まあ君にそこまで繊細な味が分かると思ってはオエェ…酔った、気持ち悪い…」
「ぎゃぁーーっはっはっは!だっせえええああああ痛だだだ腹がいでえええ!…飯に当たるとはなんという悪運!」…何やら悪酔いしたり食い合わせが悪かったりしたようで、食事をしていたハンター達はそのまま倒れてピクリとも動かなくなった。
なるほど、あれを見る限り確かに食事は強さに直結する問題のようだ…。飯、か…思えばここの所忙しくてゆっくり食ってる時間もなかったように思える。
天彗龍と骸龍、そのどちらを追うにしろ時間が必要だ。
それならばのんびり食材探しでもしながら、美味い飯でも食って力を蓄えるとしよう。そんな軽い気持ちで緑色の付箋が貼られた依頼書を手に取った。
どうやら沼地でキノコ集めのクエストのようだ。丁度、今はキノコが美味い季節。
これほどうってつけのクエストも無いだろうとウキウキ気分で受付に依頼書を持っていき、無事受理されたのを確認するといよいよ出発前の食事に想いを巡らせる。さあ、今日の食事はどうしようか?
1、肉!(猫の脚蹴術)
2、穀物!(猫のド根性)
2、野菜!(猫の採取術)
3、酒!(猫の秘境探索術)
4、その他!
※
その他連れて行く仲間や装備指定があったら別途書き込んでね。(仲間は3人まで、装備は入手済みの素材で作れる物)
指定が無かった場合は前回の装備のまま、ソロで出発します。 -
758
名前:時雨
投稿日:2017-10-02 21:37
ID:gX20EMvk
[編集]
ぬっ、暇氏の来とった
選択は、って2が二つのあるな() 2の野菜でお願いします
連れていくのはエリクシルだけにしようか。蟹氏のシナリオで『二人っきりで』って約束してたしな
装備はまぁ、前のままでいいでしょう -
759
名前:暇
投稿日:2017-10-03 18:25
ID:I97llZf.
[編集]
アメ公からすれば穀物も野菜も似た様な物なのでセーフ
決めた!今日は野菜中心の飯にしよう。
最低限の調理で瑞々しさを残したサラダをバリバリ行ってもいいし、じっくり煮込んで味を引き出したスープも捨てがたい。
何より、自然豊かな味わいは植物の気持ちが分かる気がして、心なしか採取が得意な気になって来ることだろう!
まあ、どの道最後はチーズに塗れるのだからどうでもいい事だが。そんな事を考えながら腹を壊して倒れている二人を足でどけて席に着く。
ニャンコックに料理を注文してボーっと待っていると、向かいの席に誰かが座った気配がした。「今日はお一人ですか?」
その声に顔を上げると、相席についているエリクシルと目が合った。
「丁度あなたが一人でクエストを受けているのが見えたので、その…私で良ければお力になれるかと…思って」
そう言えばうどんもエリックも抜きで二人でクエストに行こうなんて約束をしたような気がする。
とは言え、所詮採取クエスト。
誰かと連れ立っていくのも大げさな気がするが…。「やっぱり、ご迷惑でしたか…?」
連れて行くかどうか悩んでいると、エリクシルの顔がしだいに不安気に曇り出した。
ともすればそのまま静々と泣きだしそうな彼女につい反射的に、イエ喜んで!と答えると途端に元の明るさを取り戻していく。
「やった!じゃあ私は先に準備して待ってますからね!」
そう言うや彼女は立ち上がり、肩にボウガンを担ぎ直すと(今日はユクモノ弩のようだ)アイテムボックスの方まで駆けて行った。…担がれたのか、俺?
仲間うちでは比較的大人しかったエリクシルだが最近ミーシャに似て来たような気がする。
あるいはミーシャに妙な入れ知恵でもされてるのか。今更ながら、泣かれそうになったからと言ってこんな簡単な採取クエストに連れて行くのも大げさだったかもしれない、と…
そんな事を考えながら改めて依頼書に目を通す。
そこに書かれている内容はどこをどう見たって楽勝な仕事だった。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
依頼人:能天気そうな食材商
よお!今年も実りの季節がやって来たな!
実はオイラ、とあるわがままでやんごとなき身分のお方と取引の最中なんだよね。
なんでも各地のキノコを食べ比べたいとかで高く買い取ってくれるんだけど、沼地産のキノコがさっぱり採れないらしいんだ。
かくなる上はハンターさんに直接探して来てもらうまで!
最近大規模な討伐作戦があったって言うし、多分危険はないだろうから、着の身着のまま気軽~に行って来てよ!
厳選キノコが10本もあればいいからさ!気軽~にね!はははははは!
あ、そう言えば最近すごく大きな動くキノコの塊を見たって噂があるよ。キノコの引っ越しかな?はははは!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~シナリオ38~驚天動地のキノコ狩り~
成功条件:厳選キノコ10本の納品
サブタゲ:????の撃退
失敗条件:厳選キノコが見つからな過ぎて死ぬ -
760
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-03 18:30
ID:I97llZf.
[編集]
マアアアアアアア!落した~!名前欄のタイトル落しちゃった!(奇声)
こっからはちゃんと入れるので各自脳内補完しておいて下さい。
一日一選択肢と行きたかったけど今日は多分無理ですん。 -
761
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-03 19:20
ID:wfpQUUP.
[編集]
ワードッカラミテモラクショウナシゴトダー
さて、何が出てくるやら… -
762
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-04 00:24
ID:PUxJAdpc
[編集]
考えられるのはババコンガ、ドボル、モス()あたりか
可能性が一番高いのはドボルかなところで失敗条件に茸生える
-
763
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-04 00:40
ID:WOBCuRHo
[編集]
キノコの塊…あっ(察し)
-
764
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-04 21:19
ID:RiQJySGQ
[編集]
~沼地・秘境~
あなた達が沼地を目指して飛行船に揺られている頃。
ドンドルマ西方に広がる大湿原、その半分を占めるクルプティオス湿地帯の、およそ狩人さえの滅多に踏み入らぬ秘境にて、忌々し気に空を見上げる人影が一つあった。「チッ…!相変わらず天は最悪の相を示してやがるネェ…」
影の主は吐き捨てる様に呟くと今度は首を下にやって沼地を一望し、また顔をしかめる。
「対して地相はと言うと…あ~、こりゃいかん。折角の吉兆があるべき場所からズレちまってる…」
「これも天が示す凶相の影響か。赤き凶星…連中が下手に刺激しなきゃもう少しマシだったんだがネェ」ため息をつきながら影の主が焚火の近くに腰を下ろすと、炎に照らされて徐々にその姿を浮かび上がらせた。
それは、ハンター向けのインナーを着用している事からハンターである事は伺えたが、その装備は一種異様であった。
鎧らしい鎧は身に着けておらず、簡素な装身具以外は襤褸布を被ったきりの格好で身の丈以上の杖を突き、腕には人の胴程もある虫を纏わりつかせている。
明かりさえなければ死神とも見まごう不気味な老婆が、そこに居た。「ハンターズギルドめ…これだからあの連中はイヤなんだ。ワシの慎ましやかな隠居生活を脅かすのはいつだってあの組織だからネェ」
「さて、しかし奇妙な相も見える。凶兆ではない、かと言って吉兆でも…いや、何とも言えないがともかく誰か来る…」
「ま、大方キノコ採りにでも来たギルドの連中だろう。毒にも薬にもならぬなりに、この“沼地の魔女”の縄張りを荒した責任を取らせてやろうじゃないか、エェ?」魔女を名乗る老婆はひとしきり独り言ちるのに満足すると、杖で焚火を掻き消して立ち上がり、恐ろしい笑い声と共に沼地の夜に紛れて飛び上った。
-
765
名前:蟹
投稿日:2017-10-04 21:24
ID:B8nXzJ4E
[編集]
全くの偶然だろうけどこちらでもキノコとは……
どうでもいいけどキノコの塊と聞くとコナマキダケのタイクンザムザくん戦いたい>>755
マシュー・ラングとクレモント・ラングのラング兄弟ですね、一応誰でも使えるように多少の設定は与えてますが特に大丈夫です
誰かが使うようなら記載しておいてくれれば…… -
766
名前:時雨
投稿日:2017-10-04 21:28
ID:gX20EMvk
[編集]
操虫棍キャラはお婆ちゃんだったか
攻略ルートが増えたな(錯乱) -
767
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-04 22:50
ID:RiQJySGQ
[編集]
~沼地・北部草原地帯~(エリア8)
俺達を運ぶ飛行船は何事もなく沼地周辺にたどり着き、俺は現在、ハンターズギルドが定めるところで言うエリア8…最北端の草原地帯に降り立っていた。ちなみにエリクシルの奴も一緒だ。
狩り場への侵入経路が万全でない上位クエストでは各々がバラバラな地点にたどり着く事もままある中、エリクシルは“はぐれてたまるか”と言わんばかりの勢いでピッタリ俺の後を付いてきた。「沼地ってキノコや宝石の名産地なんですよね」
「依頼は厳選キノコの納品でしたっけ?それならば西部に比較的多く分布してる様ですよ」
「その分東部には西部より多様な生態系が見られるみたいです。早く終わったら二人で…そ、素材集めとか出来たらいいですね!」エリクシルもこの通りやる気十分なようだし、狩り場を軽く一周するころには十分な量が採れているに違いない。
今回のクエスト、楽勝すぎてまるでピクニックだな。~info~
ここからキャンプまでピクニック気分でキノコ集めをしながら移動します。
好きなコースを選んでみましょう!1、二人で一緒に沼地西部を探索(エリア6→エリア5→一度キャンプへ)
2、二人で一緒に沼地東部を探索(エリア4→エリア2→エリア1→一度キャンプへ)
3、二人で手分けして東西を同時探索(あなたとエリクシル、どちらがどのルートを担当するかも書いてね)
4、キノコなどより洞窟探検に行く(エリア4→エリア3→エリア9→エリア7)
5、その他の行動や探索方針など -
768
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-04 22:55
ID:ks48xvGU
[編集]
どっかのブラッド隊長みたいなこと言ってる……
せっかくのデートだしとりあえず1で一緒に行動して、どうぞ -
769
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-05 22:18
ID:RiQJySGQ
[編集]
エリクシルのアドバイスに従って取り敢えず二人で西部を中心に探索しながらキャンプを目指す事にした。
膝下まで丈のある草を蹴り分けながら道を作り、努めてエリクシルの少し前を歩く。ザラザラと草を退ける音と時折吹くぬるい風以外には何もない、ただ静かな時間が流れた。
「きょ、今日は!いい天気、で…スネ…」
突然意味の分からない事を言い出すエリクシル。
常に曇ってるか雨降ってるかしかないこの沼地で、いい天気も何もあったもんじゃないが。
言ってる本人も途中でその事に気が付いたのか、語尾が可哀相なくらいトーンダウンしていた。「あ、今のは違くて…えっと他の話…そう!特産キノコを探すコツってなんだか知ってますか!?」
突然そう聞かれても特に思い当たらずに、暗くて湿ってそうな場所を探す…だか何だか無難な答えを返す。
エリクシルは少し意地悪く笑いながら、しかし実に楽しそうに答え合わせを始めた。「もちろん基本も大事だけど、特産キノコって他のキノコ類に比べて小さいから、沢山見つけるには工夫が必要なんです」
「正解は、草原を抜けたらお教えしますね!」…どうやら答えは実際にキノコ探しが始まるまでお預けらしい。
調合師としてキノコ類への造詣も深い彼女から語られるコツとやらを楽しみにしながら、再びザラザラと草を分け進む。また静かな時間が流れたが、心なしか吹きぬける風は最初より心地よい物に感じた。
-
770
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-06 00:56
ID:RiQJySGQ
[編集]
~沼地・西部森林地帯(エリア6)~
二人で黙々と草原を歩き続けてどれほど経過しただろうか?
ふと気づくと、足元を隠す程伸びた草も少なくなり、代わりに少しぬかるんだ地肌が現れ始める。
顔を上げて周囲を見渡すと、辺りには細長い木々が乱立し、一帯の中心部には大きな切り株が鎮座している。
どうやら草原地帯を抜けた様だ。「さっきの答え、実はですね…!」
エリクシルも周囲の景色が変わって来た事に気が付くと、先ほどの続きを語りだす。
指を一本立てた腕を真っすぐ頭上に掲げると、そのまま勢いよく振り下ろし…
「特産キノコはモスに聞け!です!」
…そこら辺をうろついていた一匹のモスを指さした。指さされたモスは素知らぬ顔でフゴフゴ鼻を鳴らし、その鼻先で地面を擦りながらノンキに歩いてる。
こんな背中に苔やらキノコやら生え散らかした野豚ごときに何が出来るのかと思いながらも見守る事しばし。
変わらずにフゴフゴ歩く姿に焦れ初め、討伐して背中のキノコを奪えと言う意味なのでは…?という考えに至り武器に手を掛けた所で様子が変わった。
一帯の隅っこ、丁度木々に遮られて影になっている地点で立ち止まると、様々なキノコが一塊になったものを掘り起こして食べ始めたのだ。「ご存知かもしれませんがモスはキノコが好物で特に特産キノコには目がありません」
「日がな一日匂いを元にキノコ探しに興じる彼らは、どんなベテランハンターにも勝るキノコハンターなんですよ!」
「今みたいに採取できそうな物の目印が確立される前の時代は、特産キノコ探しは“色んな意味で”モスが頼りだったらしいです」…苔の生え散らかした野豚…もといモスにそんな特技があったとは。
…ところで“色んな意味で”ってやはり討伐して背中のキノコを奪うという意味だろうか…?
エリクシルのさりげない一言にキノコ探しの業深い一面を垣間見つつ、モスを優しく退けてからキノコに手を伸ばした。~info~
エリア6での採取を行いました。
厳選キノコ×1(確定入手)
特産キノコ×1(エリクシル採取ロール)
ドクテングダケ×1(採取術ボーナスロール)
を入手しました -
771
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-06 01:01
ID:RiQJySGQ
[編集]
…エリクシルと一緒に採取してみたが、言うほど沢山は見つからない。
キノコを見つけたモスも不満げに鼻を鳴らしている。(見つけたキノコを横取りした俺達に対してかもしれないが)「もしかしたら他のモス達に食べられた後なのかも知れませんね…」
エリクシルも少し申し訳無さそうにそう言うあたり、やはりこの収量は少ないもののようだ。
野菜料理で採取の魅力に目覚めていなければどうなっていた事か…。自らの食事センスを内心で自画自賛しながらも、モスが次の採取ポイントを見つけるのを待っていると、ピクリと一際強い反応を示した。
早速何か見つけたかと視線の先を追うも、そこに広がるのは南へと続く獣道ばかり…。
振り返ってモスに疑いの眼差しを向けようとした…その瞬間!モスがブルファンゴの如く一直線に駆け出す!
当然、俺はその軌道上に居るため後ろに下がっても逃れられず、振り返った直後の不安定な体勢は左右への回避を廃案にせざるを得ず…。
…要するに俺はモスに背中から轢かれた。
モスの奴は俺を固い頭殻で押し飛ばすと、そのまま脇目も降らず南へ続く道を駆けて行った…。「だ、大丈夫ですか!?モスは特に上質なキノコの匂いを感知すると、ああやって興奮して走り出すんです」
エリクシルが慌てて駆け寄って来て言う。
出来ればもう少し早く教えて欲しかったが、心配そうに回復薬グレートのビンを差し出してくるのは流石に過保護だろう。
差し出されたビンを静かに押し返して立ち上がる。「調合師の中にはその知識を活かして採集を副業にする者も少なくありませんから、私でもお役に立てると思ったのですが…未熟でした」
「最も、そういう知識ならりゅ~しかさんの方が余程詳しいとは思いますが…」
そう言ってまだどこか申し訳なさそうにするエリクシルを励ましつつ、モスを追って南へ伸びた道へと歩を進めた。~info~
モスの突進でちょっぴりダメージを受けました。
モスが何か貴重なキノコを察知したようです。 -
772
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-06 04:57
ID:RiQJySGQ
[編集]
~沼地・西部湿地帯~(エリア5)
何かを嗅ぎつけたらしいモスを追って南下していく。
一歩進むごとに地面は急速にぬかるみを増し、無造作に乱立していた木々も次第に少なくなっていく。
森林地帯を完全に抜けて視界が開ける頃には、その水吐けの悪さを隠そうともせずに絶えず薄く泥水を張る沼地の地面が俺達を歓迎してくれた。特別耐水性が高い訳でもないリオレウスの防具では足元から侵入する泥水を防ぐことは叶わずに、ぬめった感触に顔をしかめながら若干重くなった具足を引き擦り歩く羽目になった。
エリクシルはというと、軽装でありながら水気に対し高い耐性と親和性を併せ持つタマミネの防具が幸いし、具足を満たす泥水の中で足を泳がせる憂き目は免れた様だ。
代わりに、水を吸ったせいで自らの意志と関わらずに滲み出て来た泡をパタパタ払うのに忙しそうであった。さて、エリクシルの話しが確かならさっきのモスはキノコを見つけてこの辺まで走って来たはずだが…。
足元にまとわりつく泥から視線を上げて周囲をざっと見渡し、そして…俺は絶句した。「…?急に立ち止まってどうしたんです…って何これ!い、一面モスだらけ!?」
そう、このエリア一帯に異常なまでの数のモスが集結してフゴフゴひしめいているのである。
その数、ざっと30はいるだろう。
既に周辺のキノコは食いつくされており、今はキャンプへと続く南へ伸びる道の前に転がっている巨大な何かに群がっていた。沼地産のキノコが品薄だと言うのも納得だ。
このおびただしい数のモスにかかれば納品に必要な分のキノコすら残っているか怪しいのだから。
これはいよいよ本当に厳選キノコが見つからな過ぎて死ぬ羽目になるかもしれん…。身体から嫌な汗が噴き出すのを感じながら、しかしこのままベースキャンプへ帰れないのも考え物である事に気が付き、これからの行動に思考を巡らせる…。
この状況であなた達が取る行動を選んでみよう!
1、モスの群れに混じって巨大物体を調べる
2、モスの群れに攻撃を仕掛ける
3、ルートを変更する(東部迂回、洞窟探索、具体的なエリア番号指定など)
4、道具を使ってみる(使う道具も書いてね。着の身着のままで気軽~に来てしまったのであと2回まで)
5、エリクシルに何か錬金させる(現在レンキンゲージ2)
6、その他 -
773
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-06 10:30
ID:i5sXu00o
[編集]
1と5複合
エリクシルに音波爆弾作って貰ってモスを逃がしたら調べようか -
774
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-06 12:18
ID:67NnEwKE
[編集]
早朝5時前……暇氏お疲れ様だぜ……
ところでエリア6のすぐ南はエリア5でなかったか?
-
775
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-06 12:23
ID:RiQJySGQ
[編集]
ひぎぃ!(選択が突き刺さった鳴き声)
えっとちょっと待ってね色々確認したり考えたりするからね(暗雲)
>>774
あ、ほんま…キャンプの隣だから1だと思ってた。
自分でも6→5→キャンプって選択肢出してるのになんなんですかね?
以下本文取り敢えずモスの群れが群がっている物体を調べてみようと一歩を踏み出すと、エリクシルに止められた。
「あ、待ってください。いくらモスとは言えあの数の群れに不用意に踏み込むのは危険です」
「尻尾とか踏んで怒らせたら一斉に突進されるかも…」
…確かにその通りかもしれない。現に俺は一度轢かれてる訳だし…。
一匹だったから軽傷だった物の、群れ単位の突進が波のように押し寄せてきては、防具があっても人間では耐えようがない。
ではどうした物かと考えていると、エリクシルはレンキンタル取り出して得意そうに言った。「前にもお見せしましたよね、レンキン音爆弾。これでモスを一時的に追い払うので、その間に調べて下さい」
言うが早いかタルの出口を群れに向けると、乱雑な騒音をまき散らす音爆弾が飛び出し、中空で炸裂する。
モス達は炸裂点からあふれる音に興味を引きはがされ、甲高い鳴き声を上げながら散り々りになって走り去って行った。
「ちょっと、かわいそうだったかしら…」
大慌てで逃げて行くモス達を見送りながら、エリクシルは呟く。
一度轢かれた俺からすれば十分に有情だったと思うが、確かになりふり構わず逃げるお尻姿はある種の哀愁を感じさせた。一先ずの安全を確保して改めてキャンプへの道を塞いでいる物体へ目を向ける。
それは、大人が10人集まっても囲えないのではないかと思える程に大きな、苔むした小山であった。
小山を覆う苔は上質な生物の体毛のように野太く長く成長しており、その苔を押しのけるように豊富なキノコが奥から傘を覗かせている。
モス達はこの小山にびっしりと生えたキノコに釣られて集まって来たのだろう。
見ればキノコも苔と同様に良く育っており、そのどれもが非常に上質だ。
これらはまだ食い荒らされておらず、浅い部分ならばナイフを使わずとも十分採取することが出来そうだ。苔を掻き分けてそれらを採取しようと手を伸ばすと、熱が溜まっているのだろうか、苔の奥からほんのりと温かみを感じた。
~info~
キャンプを塞ぐ小山からキノコを5本ほど採取しました。
ニトロダケ×1
ドクテング×1
厳選キノコ×1
クタビレタケ×2 -
776
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-06 22:12
ID:RiQJySGQ
[編集]
十分な量を採取して一息つこうと腰を下ろすと、不意に小山が膨らんだ。
そのせいでバランスを崩し、ぬかるみに正面から飛び込んでしまったところに、今度は生暖かい風が吹き付けてくる。風が跳ね上げる泥に目を細めつつ顔を上げる。
そして、本日二度目の絶句をする事となった。小山だと思っていたそれは、今や大木と見まごう二本の足と岩のような尻尾に支えられて立ち上がっている。
背部に見えるコブの頂きは見上げてもなお高く、俺達の影をも飲み込まん勢いでそびえている。
それは、巨大な竜であった。「…うそ、尾槌竜…?でもいくら何でもこんなに大きな…」
エリクシルもまた言葉に詰まっている。
余りにも巨大なその竜は、一度だけ鬱陶しそうに俺達に視線を投げかけると、欠伸をしながら東へ歩いて去って行く。
その巨体が揺れる度に体中からキノコの胞子を落としていった…。 -
777
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-06 23:02
ID:RiQJySGQ
[編集]
~沼地・ベースキャンプ~
余りの衝撃に言葉を失ったまま、取り敢えずキャンプに帰還する。
泥で汚れた装備を解いて焚火にかざし、テントの中で今見た物について考えを巡らせてみる。尾槌竜「ドボルベルク」…。
モンスターリストでしか見た事が無かったが、それで得た情報よりもあの個体は遥かに巨大であった。
身体に生えた苔の質、びっしりと全身を覆うキノコ類を考えると、もしかしたら飛び切り長生きした「特殊な個体」なのかもしれない。
慎重な調べ方が幸いして敵と見做されなかったのは助かったが、同じ事をすれば2度は見逃して貰えないだろう。「…これから、どうしましょうか?」
テントの外で火に当たっていたエリクシルがすがるように呟いた。
「キノコはモス達に食べつくされて、通常の採取で取れる分では依頼の数に足りないでしょうし…」
「かと言って、あの尾槌竜から採取なんかしたら今度こそ襲われてしまいますよ…」
「かくなる上は、クエストを放棄するか、依頼ではないけどあのドボルベルクに挑むか…」
…あるいは、モスの群れに“色々と”お世話になるか…。気軽~なピクニックから一転、一筋縄では行かなくなったクエストをどうした物かと二人で悩んでいると、突如聞き覚えの無い声が聞こえて来た。
「煙が上がってるから来てみれば、やっと見つけたよ…ギルドの…」
立ち上がり、身構えながら視線を巡らせると、いつの間にやらテントの中に一人の老婆が座っている。
老婆は黒く薄汚れた襤褸切れを被り、磨いた骨の様に艶やかな白い杖を突いている。
騒ぎに気付いたエリクシルも慌てながらボウガンを構えたが、人に向けていいのか迷ったようでその銃口は明後日の方向をフラフラさせていた。油断せずに構え続ける俺に対し、老婆は人を食ったような態度で話を続ける。
「そう怖い顔をせずに、まずは自己紹介をさせておくれ」
「ワシの名は、『ドゥラ』。引退した元ハンターで、今はこの沼地に隠れ住んでおる…」
「悪~い、魔女さ…」ドゥラと名乗った老婆の目と口角が怪しく吊り上がる。
何処からか、呼応するようにジジッと虫が羽を鳴らす音が聞こえた。 -
778
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-07 13:20
ID:RiQJySGQ
[編集]
「ああ、アンタ達の自己紹介は要らないよ、大方の予想は付いてるからネェ」
「それどころか今、この沼地で何が起こってるかまでワシにはお見通しなのさ」
ドゥラはこちらが口を開きかけたのを杖で制し、饒舌に話を続ける。
その杖が左右に揺れ、シャラシャラと音が鳴る度にまたどこからか虫の羽音が響いた。「アンタ達、少し前にこの辺りで赤き凶星とドンパチやっただろう?いや、それがアンタ自身でなくともアンタ達は少なからず関わっている」
「あれで赤き凶星の災厄は沼地から払われたかに見えた。しかし災厄が消えた訳では無い…そのしわ寄せはこの狩場周辺の山々に降り注いだ」
「災厄は遂にここら一帯の主を起こしちまった。主を始めとする色んな生き物が今、災厄が払われて逆に安全になったこの沼地の狩場に向かっている」ドゥラは懐から真銀に輝く鱗を取り出し、見せて来る。
間違いなくバルファルクが流星の様に落していく鱗の一部だ。
これが沼地周辺の山々に降り注いだという事だろうか。「今はモスやババコンガにキノコを食いつくされる程度で済んでるがね…今に肉食竜や大型モンスターが雪崩れ込んで来てみな」
「この沼地はさぞ素敵な狩場になるだろうね…」赤き凶星と言うのはバルファルクの事だろう。
山の主と言うのはさっき出会ったキノコ塗れのドボルベルクの事だろうか。
先の討伐作戦の失敗は、バルファルクの脅威をいたずらに周囲に拡散させてしまったようだ。
その責任を取れ、と暗にドゥラはこちらに要求しているのだ。「ワシがワザワザこう言うのはね、小僧共。アンタ達に山の主だけでもあるべき場所に追い返して欲しいからさ」
「奴さえ戻れば周辺の生態系も徐々に落ち着くだろう。何より、奴に付いて回っているモスやババコンガが鬱陶しくて仕方ないからネェ」
「どうだい?もしやってくれる気があるのなら、報酬次第でささやかな手伝いをしてやってもいい」
そこまで話すと、ドゥラはやっと口を閉じてこちらの答えを待った。
随分と良くしゃべるババアだと思った。しかし、そこに居るだけで生態系に影響を与える存在を追い返せなど、それではもはや古龍と変わらないではないか。
エリクシルなどもはやどこを狙っているのか分からないボウガンを抱えたまま、もう帰りたいとでも言いたげに顔を青くしている。「別に断ってもアンタ達の邪魔はしない、そんときゃワシはワシで勝手にやるから安心して好きな道を選ぶがいいさ」
老婆は怪しく笑い、改めてこちらの答えを促す。ドゥラから告げられた沼地の状況。
気軽なキノコ採集とは行かなくなったが、キノコを手に入れる手段はまだある。
あえてこの老婆と手を組むか、あるいは他の手段でキノコ採集を続けるか…俺達はその身の振り方を迫られていた。これからの行動方針を選んでみましょう
1、クエストを放棄して異変を報告する
2、モスの群れからキノコを奪う
3、ババコンガのヘソクリのキノコを狙う
4、ドゥラと手を組んでドボルベルクに挑む
5、ドゥラと手を組まずドボルベルクに挑む
6、その他 -
779
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-07 13:20
ID:RiQJySGQ
[編集]
~info~
新たに人物の情報を得ました。沼地の魔女「ドゥラ」
性別:女 年齢:老齢 武器:ハイスニークロッド(スタイルはギルド以外) 防具:三眼一式(防具合成で頭胴腰はデスギア)(隠密、飛燕、罠師、自動マーキング)
ハンターを引退した虫使いの老婆。「三眼」と呼ばれる装身具の上から死神のような襤褸を羽織った不気味な姿。
年をとってはいるがそれを感じさせない覇気を秘めており、その性質は利己的かつ狡猾。
操虫の業を極め、様々な武技と猟虫を操るがその実力を正直に振るう事を良しとせず、苦戦と回りくどい搦め手を好む。
組織という枠が合わずにギルドでの活動を長らく停止しており、世を忍ぶ様に沼地の秘境に隠れ住んでいる。
ハンターズギルドを嫌う一方でバルファルクの影響による環境変化を憂いており、報酬次第であなた達に協力するつもりのようだ。 -
780
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-07 13:50
ID:GERLF8hQ
[編集]
4にしておこう
というか防具合成しとるこの人… -
781
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-07 14:12
ID:r9G/sj0k
[編集]
引遁した凄腕の老婆…もしや霊光波動拳の使い手か?
-
782
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-07 17:50
ID:RiQJySGQ
[編集]
>>781
三色取って若返ったりしないから大丈vどの道、何らかのモンスターに挑まないとキノコは手に入らなそうだ。
それならば、ドゥラと手を組んであのドボルベルクに挑むのも一つの手かも知れない。
そう考え、ドゥラの申し出を受ける旨を伝えると彼女はゆっくりと杖を支えに立ち上がった。「良いだろう、決まりだね。来な、『アルジャーロン』!」
ドゥラが手にした杖をシャンと強く鳴らすと、その音に応える様に外から一匹の虫が飛び入ってくる。
虫は俺の顔の横スレスレを掠めて杖にとりつくと、その腹に溜めていたと思われるエキスを杖の膨らんだ部分に移してからドゥラの腕に止まった。「猟虫を見るのは初めてかい?こいつらはモンスターに噛みついて体液を奪い、薬効のあるエキスに変換する特殊な甲虫共さ」
「そして猟虫を操るための虫笛とハンターの武器を融合させたものが、この『操虫棍』って訳さ」
手にした白い杖を撫でながらドゥラは自慢げにしている。
良く見れば杖の先端には鉤状の刃が取り付けられており、尾部は膨らんでいて虫笛やエキスを溜める機構も見受けられる。
磨いた骨のようだと思った質感も、ネルスキュラの甲殻を工房の技術で加工した物であった。「中でもこのアルジャーロンが作るエキスは揮発性が高く広範囲に霧散する。すると、こういう芸当も出来るのさ」
ドゥラが杖をクルリと回すと、先ほどの虫が取って来たエキスが緑の霧となって拡散され、周囲を薄く包む。
霧がモスの突進を受けた部分に触れると、回復弾でも受けたように傷みが引いて行った。
どうやら治癒効果のあるエキスを杖の機構から拡散させたようだ。「礼は要らないよ、契約の杯代わりだと思っておくれ。それじゃ、行こうかい」
ドゥラは、そのままキャンプの外へと歩きだす。
まだ生乾きのままの防具を着直してから、俺達も急いでその後を付いて行った。道中、ドゥラは「虫使い」という存在について知らない俺達の為にその幾らかを語ってくれた。
「昔は秘術扱いだった操虫の業も、今じゃギルドによって広く普及した」
「今は工房に操虫棍を作らせれば誰でも使える時代さね。操虫に使う薬が臭いから、世間様からは嫌われているがね…」
操虫棍。
秘術使いの嫌われ者、か…。
ドゥラはそんな境遇に嫌気がさしてハンターとしての活動を止めてしまったのだろうか?「わ、私は!薬臭くても良いともいます…!」
エリクシルが他人事じゃなさそうにフォローを入れるが、しかしドゥラは皮肉な笑みを返して言う。
「娘…、ワシは虫使いを嫌わない奴が嫌いだよ。常識が通じない相手を利用するのは苦労するからネェ」
「もっとも、今まで出会った名のあるハンターなんて大抵そんな奴ばかりだった。だからギルドなんぞ辞めてやった」
あ、辞めた理由逆だった。
どうやら相当なひねくれ者でもあるようだ。多弁でひねくれ者で世捨て人な虫使い、ドゥラとの共闘…。
これを選んだ時点で一帯の主とまで言われるドボルベルクとの激突は免れなくなったが、それを込みにしても彼女の助力は心強く思えた。 -
783
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-07 19:15
ID:RiQJySGQ
[編集]
~沼地・中央湿地帯~(エリア4)
ドゥラの先導でたどり着いたのはキャンプから北東に少し歩いた地点。
狩り場中央に横たわる湿原地帯であった。先ほどのドボルベルクがエリアの中央で眠っている。
追い払われたモス達はまだ戻って来ておらず、一匹だけ近くをうろついているきりである。「あれがここら一帯の主たる尾槌竜…名を『傘塊』という。その名の通り体中がキノコの塊になっても気にも留めない変な奴さ」
「穏やかな奴だからね、ちょっとやそっとじゃ動じやしないが怒らせるとどうなるか分からん。追い立てる時はやり過ぎに気を付けな」
「それから、さっきも言ったがいつ周辺のモンスターが雪崩れ込んで来るかも分からん。気配の強い奴ならその接近を知らせてやれるがね…」
「丁度今は少し離れた森林地帯にババコンガの気配があるね。いつキノコの“匂い”に釣られて来るか分からんから気を付けな」ドゥラが一通りのアドバイスをしてくれる。
対してこちらをまるで警戒せずに眠る、傘塊と呼ばれたドボルベルク。
この呑気な巨漢を力づくで追い出すのは骨が折れそうだが、その先手をどうするか考えなくてはならない。※特殊ルール
この戦いでは、ドゥラやモスにキノコを払う事で協力を得る事が出来ます。
他にも様々な物を利用して、なんとか追い払ってみましょう。なんとかしてドボルベルクを沼地から追い払おう。
1、取り敢えず武器で攻撃してみる
2、取り敢えずキノコを剥ぎ取ってみる
3、何か道具を使ってみる(使うアイテムも書いてね。あと2回まで)
4、エリクシルに何か作らせる(現在レンキンゲージ:1)
5、モスを餌で釣って突撃させてみる(特産キノコ-1)
6、ドゥラと取引して何かしてもらう(厳選キノコ-1)
7、その他
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あなた達の持ってるキノコ
特産キノコ×1 厳選キノコ×2 ドクテングダケ×1 クタビレタケ×2 ニトロダケ×1 -
784
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-07 19:23
ID:RiQJySGQ
[編集]
~info~
サブターゲットがドボルベルク特殊個体「傘塊」の撃退に更新されました。
ドゥラから新たにモンスターの情報を得ました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
~シナリオボス~
尾槌竜特殊個体「傘塊」
分類:獣竜種(竜盤目 獣脚亜目 尾槌竜上科 ドボルベルク科)
種として見ても規格外の巨体と、採取が出来るほど体中に繁茂したキノコ類が特徴的なドボルベルクの特殊個体。
元来温厚で長命な尾槌竜の中でもとりわけ穏やかな気性で、人の立ち入らぬ山奥深くで静かに過ごす内に苔どころかキノコまで全身を覆うほどに成長した。
キノコ類の匂いに寄ってくる生き物で周囲に小さな生態系が形成され、ドクテングやマヒダケ等、一部の毒キノコは外敵を遠ざける武器にもなっている。
また、高い生命力と毒キノコへの免疫で毒や麻痺に極めて高い耐性を示す一方で、興奮時のエネルギー消耗の激しさからクタビレタケの疲労成分には耐性が無い。
穏やかな性格と消耗の激しさから外敵との戦闘を嫌うが、ひとたび激昂すれば急激に高まった体温でニトロダケが一斉に活性化し、古龍にも引けを取らぬ破壊を振りまく。
文字通り「動く茸の塊」とも言えるこの個体は、周辺の集落住民からは山の化身として慕われて吉兆とされ、いつしか「傘塊」の異名を取るようになった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― -
785
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-08 03:19
ID:OtqaGcas
[編集]
これは発見時に敵対しなかったボーナスで不意打ちチャンスゲットって事か?
だったらまず6でドゥラにキノコと火薬草交換して貰って自分は7のその他エリア2でオオタル採取してさらに4でエリクシルは大樽爆弾作って貰う。
そして最後に5で特産キノコを生贄にモスを特攻させてオオタル爆弾を発動させ、ターンエンドだ!
無理だったらドゥラに乗ってもらって全員で攻撃で。 -
786
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-10 19:18
ID:6r/vjC/6
[編集]
連休中に終わらせたかったが、時間が取れなかった…!まだまだ遅くなるけどこっからは出来るだけ巻いて行きます!
相変わらず、こちらを気にもせずに浅くまどろみ続ける巨大な尾槌竜「傘塊」。
これを追い払うには相当な火力が居るはずだ。
相手は巨竜、こちらは人間…武器による戦闘だけでは限界が見える。かと言って手持ちの道具も充実してはいない。
余分にある物と言えば精々今まで採取していたキノコくらい…
この場に居るのが俺ではなくもっと経験のある練達の狩人であればあるいは、己の身一つで渡り合う事を選んだだろうか。と、手持ちのキノコを眺めている内に一つの閃きが生まれた。
武器以外の強力な火力…大タル爆弾…!
対大型モンスターへの切り札としてあまりにも有名なこの道具を、この場で調合出来たならば初手の一撃としてはこの上ない威力を発揮するだろう。
爆薬はニトロダケで作れる、大タルもここらで暮らしているアイルーの巣でも漁れば見つかるだろう。
調合の手だってエリクシルに任せれば間違いは無いはずだ。
ただ、足りない物が一つ…。
もう一つの爆薬の原料である火薬草…乾燥した地域にしか生えないはずのこれを沼地で探すのは少々無謀に思える…。「ヒッヒ、何かお困りのようだネェ、小僧。早速ワシの助けが必要なのでないかい?」
「ワシの手を借りたいなら、最初に言った通り報酬を貰うよ。そうさねぇ…小僧が今手に持ってるその厳選キノコで手を打とうじゃないか」
ドゥラが楽し気に声を掛けて来る。
厳選キノコは本来のクエストに必要な品ではあるが、背に腹は代えられない。
ドゥラにキノコを手渡し、代わりに火薬草を融通してくれるように頼むと、ドゥラはなおも愉快そうに笑った。
「そうかい、火薬草…そう来るとは思わなかったよ。あんたも大概変な奴のようだ。気が合いそうで腹が立つねぇ!」
「持っているには持ってるが今ここにはない。隠れ家から取って来てやるから待ってな。」
そう言ってドゥラはいづこかへと去っていく。…さて、これで爆薬の目処は付いた。
この間に俺自身も入れ物の大タルを探すべく、沼地東部、キャンプ付近の森林地帯を目指す。
「ま、待ってください…!わ、私はどうすれば…?」
そう言えばエリクシルもいたんだった。しかし、たかがネコの巣漁りに二人で行くことも無いだろう。
エリクシルにはこの場の留守番と、後で調合を頼みたい旨を伝えると渋々ながら頷いてくれた。そんなこんなでそれぞれが出発した後には、ただウトウトと微睡む「傘塊」と…
「ねえブタさん。私、お留守番ですって…」
「…フゴ!」
ウロウロしてるモスに寂しそうに話しかけるエリクシルのみとなった。 -
787
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-11 08:59
ID:6r/vjC/6
[編集]
それからしばらく。
なんとかエリア1の野生アイルー達の生活跡から大タルを引っ張り出してエリア4まで戻って来た。
既にドゥラは火薬草の用意をして待っていた。「遅いよ、小僧!年寄りを待たせるとは何事だい!ほれ、こっちの小娘なんかねぇ、アンタに置いてかれたからって…」
「お、おばあさん!」
何事か口を滑らせながら火薬草を放り投げて来るドゥラに対し、エリクシルはやや取り乱しながらその口を遮る。
エリクシルがどうしたのか深く詮索はせずに彼女に集まった素材を託すと、取り乱しているなりに手元は狂わせずに大タル爆弾を作り上げてくれた。出来上がった大タル爆弾を受け取りながら、逆に彼女はどういう状況なら失敗するんだろうか、という他愛もない疑問が浮かんで消えた。
いよいよ出来上がった大タル爆弾を、丸まって寝息を立て始めている「傘塊」の懐に置いて離れる。
これを爆破すればそれを皮切りに「傘塊」との戦いが始まるだろう。
後はどう起爆するかだが、これにも妙案があった。まだそこら辺をうろついているモスに手持ちの特産キノコをチラつかせてみると、やはりというか、鼻を一層荒く鳴らしながらこちらに近付いてきた。
こうなってしまえば、もはやモスは俺が持っているキノコの事しか視野にないだろう。
十分に引き付け、大好きなキノコがその口に入る事を確信したであろう瞬間、キノコをポーンと投げ放ってやる。
無論大タル爆弾目掛けて。この瞬間、哀れなモスは何を思ったであろうか?
生憎と俺はモスではないのでその気持ちを代弁する事は出来ないが、それでもあえて想像するなら
「突然逃げ出した生意気な好物を追いかけて食ってやる」事しか頭になかったのではないかと俺は思う。
つまりは、放り投げたキノコを追いかけて突進したモスはそのまま大タル爆弾に衝突…。
その身を挺して爆弾を漢起爆してくれたのである。モスは驚くべきことに爆発の衝撃に耐えきると、恨めし気に高く一声啼いて走り去った。
流石モスとは言え上位個体。
砕けぬ体と言うのは案外ああいうタフさの事を言うのかも知れないな…と感心しながらも、大敵と対峙すべく心を切り替え武器に手を掛けた。爆風が「傘塊」の巨体の一部を飲み込み、その表面を焦がしていく。
この機に乗じて一気に踏み込みかけたが、爆発はまだ止まなない。
幾筋もの閃光、爆音、熱風、衝撃。
爆発による様々な力が目の前を埋め尽くし、五感を塗りつぶしていった。続いて「傘塊」の驚愕と苦悶の鳴き声が響く。
爆弾によって体中のニトロダケが反応し連鎖的に破裂したのだ。
睡眠中の大タル爆弾に加え、本来自らの武器であるはずのニトロダケ。
それらをまとめて不意打ちと言う形で受ける事となった「傘塊」の被害は予想以上に大きかったようだ。そして、仮にも竜にして一帯のヌシとまで言われる存在が、その程度で倒れるはずが無く…
(「傘塊」は深く、素早く、轟と音がなるほどに息を吸いこんだ)
決して小さくない被害でもって安眠を妨げた小さな者達をそう何度も許すはずも無く…
(そして今度こそ、轟ッ!と音と圧を伴って怒りの咆哮となって吐き出される)
黒く煤けた煙の向こうで背中のコブから蒸気を噴き上げ、巨大なシルエットを持ち上げて、その双眸で俺達を捉えていた。
それは、俺達が「傘塊」に正式に外敵として認められた事を意味していた。 -
788
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-11 09:06
ID:6r/vjC/6
[編集]
「傘塊」はその尾を地に落とし、地面を削りながら身をひねる。
最初の一捻りは遅く狭い範囲を薙ぎ払うにとどまったが、その回転数が上がる度に徐々に速度と範囲が増していった。
さらに始末の悪い事に、次第にその動きを速めるにつれて体に纏う危険なキノコの胞子が振り落とされていき、その質量の嵐の威力をさらに上乗していく。ハンマーを担いでいる今の俺ならあの動きには心当たりがある…。
力を溜めて遠心力に任せて振り回し、速度と威力が最高潮になった瞬間に最強の攻撃として解き放つ。
ハンターの技と同じ理屈を持って俺達ごと周囲一切を薙ぎ払うつもりなのだ。「ひひひ、どうやらヤリ過ぎちまったみたいだね、小僧共。追い払うには何とか奴の怒りを鎮めないといけないよ」
「そ、そうは言ってもどうしたら…キャッ」
こちらを試すように言いながらヒョイと迫る尻尾を避けるドゥラ。
片やエリクシルは足が竦んでしまったのか、尻尾がギリギリ目の前を掠め、「傘塊」が舞散らすドクテングの胞子を被ってしまったようだ。
あの程度なら大したダメージにはならないが、毒の胞子にせき込む姿は流石に心配になる。ともかく、今の荒れ狂う「傘塊」へ立ち向かう手立てを考えなくては…でもどうやって?
「小僧、良くお聞き!ヤツの怒りを鎮めるにはその原動力を奪ってやる事が必要さ!」
「巨大なヤツだからこそそのスタミナは有限さ!ドボルベルクのエネルギー源と言ったらなんだったかネェ!」
「と、その前にヤツの攻撃を凌がないといけないね。強力だが隙のある大振りの一撃、さりとて容易には近づけない…アンタ達ならどう潰すさね?」
窮地に困る俺を見かねたのか、はたまた面白がってか、ドゥラからもたらされた幾つかのアドバイスが俺を冷静な思考に引き戻した。…そうだ、どんな相手だって生き物。きっと付け入る弱点はある。こんな所で心を折る訳には行かないのだ。
砕けぬ体、折れない心…それが強さの秘訣…!
エリザベートが残した言葉を反芻しながら思考を走らせる!強くなるために、強い相手に立ち向かうために、今必要な「折れない心」とはなんだ?
1、「勇気」を持って武器を手に立ち向かう(武器を構えて足元に突撃します)
2、「覚悟」を決めて相手を引き付ける(敵の注意を一身に引き付けます)
3、「冷静」な企みで迫る敵を迎え撃つ(罠を使って待ち受けます。道具残数2→1)
4、「慈愛」の心でエリクシルを庇い治療する(解毒と回復を施し、道具残数2→0)
5、「謙虚」な姿勢でドゥラの力を借りる(厳選キノコ-1)
6、「閃き」の発想でなんか色々する(お好きな行動を書いてね)あなたの状態
武器:ガノヘッドハンマー 防具:レウスS一式 スタイル:ブレイブ ネコスキル:採取術
持ってるキノコ
厳選キノコ×1 ドクテングダケ×1 クタビレタケ×2
※
ここでの各行動の成否はダイスツールで判定します。
現在のあなたの状態に応じて各選択の成功率は違っています。
また、各選択肢と合わせてアイディアを書きこんで貰えればそれを反映した修正がついたり結果が変わったりする…やも…。 -
789
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-11 10:46
ID:BPHpWLlM
[編集]
流石に弾丸類は持ってきてるだろうから
7、「信頼」してエリクシルに睡眠弾を撃ち込んで貰い動きを一旦止め、その後頭狙いで殴り+減気弾、可能なら魔女さんにジャンプ攻撃で背中のコブの破壊も狙ってもらうとか可能かね?
あとちょい文言修正 -
790
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-11 20:39
ID:6r/vjC/6
[編集]
巨大な破壊の嵐と化した「傘塊」はなおもその勢いを増しながら俺達の元へと迫って来る。
この暴威に立ち向かえる強さが…、「折れない心」があるとするならば、それは…それは、英雄じみた「勇気」だったかも知れない。
それは、壮絶なまでの「覚悟」だったかも知れない。
あるいは「冷静」な策略、傷付いた者への「慈愛」、「謙虚」な向上心、窮地をひっくり返す程の「閃き」…。しかし、そのどれをも、俺は選ばなかった。
俺が今、強さを選ぶとしたらそれは仲間を「信頼」する心こそ相応しい。
目を閉じ深く息を付いて落ち着くと、その想いは確信めいて活力へと変わり、体に漲って行くのを感じる。
仲間を信じ、手を凝らし、連携を取り、小さく弱い者達なりの戦い方で打ち勝つ。
俺が選んだのは、そんな「信頼」の力であった。「か、必ず応えて見せます…!あなたの『信頼』に!」
エリクシルはやる気に満ち溢れた目でこちらを見つめ返し、しかしすぐに逸らしてからボウガンに弾を込めた。
思えばコイツとは長い付き合いだが、こんなに勇ましかった事は滅多になかった。
今、俺の信頼に応えようとしてくれるエリクシルがとても頼もしく思えた。「ひっひ…ワシが信頼を寄せるのはワシが飼ってる虫共と、報酬の二文字だけさね」
「小僧…アンタが出す物を出せるならば、アンタ自身はともかくその事実だけは『信頼』してやろうじゃないか、エェ?」
一方、こっちのババアは本当に代価がないと動かないつもりらしい。
その一貫してシビアな姿勢は逆に信じるに値すると言う物だろう。…多分。
自分にそう言い聞かせつつ最後の厳選キノコを投げ渡すと、満足そうに品定めしてからようやくその杖を構えた。若干の不安を感じないでもないが俺も改めて武器を手に取り、仲間の援護を背に嵐の中心に駆け出した。
-
791
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-11 22:47
ID:6r/vjC/6
[編集]
「お願い、止まって!」
エリクシルが放つ複数の弾丸が俺を追い越し、尾を振り回す「傘塊」に吸い込まれていく。
足、胴、尾と立て続けに命中したそれは粘着質な音と共に青白い煙を炸裂させた。…睡眠弾だ。
リロードの間を置いてさらに数発発射された睡眠弾の煙が「傘塊」の巨体を包み隠し、その意識を一瞬の眠気が侵食する。足元がぐらつき、手の届く距離まで降りて来た「傘塊」の頭を、間髪入れずに放った俺の渾身のカチあげが捉えた。
さらに眠気が抜け切らぬ内にエリクシルが減気弾を放ち、その何発かが疲労成分と弾頭の重量でもって頭部を揺らす。
突然の眠気と頭部への衝撃…内から外から幾重にも重なった意識の混濁に、巨竜は徐々に動きの精彩を失っていった。こうなれば好機はもうすぐそこだ!
エリクシルが撃ち切ったタイミングで再び俺のカチあげが巨竜の顎を打ち、気絶させる…はずだった。
…俺の放った一撃は、狙いを僅かにそれて苔むした外皮に吸収されて終わった。相手の巨体ゆえに距離を見誤ったか?慣れない武器やスタイルだったから?仲間を信じても自分を信じる事が出来なかったのか?
いくつもの言い訳が浮かんでは心にへばりつき、一つの疑問に帰結させてゆく。俺は、ここまでやってもまだ弱いままなのか?
辛うじて意識を手放さずに踏みとどまった「傘塊」は、その角を振り立てて俺を貫かんと向かってきている。
「あな…!はやく……て!」
エリクシルが泣きそうな顔で何か叫んでいる。
大分前も、彼女のあんな顔を見た気がする。…ああ、そうだ。俺達がまだ駆け出しの下位ハンターだった頃、雪山の吹雪の中でフルフルに襲われた時も同じ顔をしていた。
あの頃は俺の方が装備も貧弱だったくらいだが、彼女のこういう所はちっとも変ってない。
いや、今でも弱さ故に足を引っ張っているのは俺の方か…。どこか現実味を失ってゆっくり流れる走馬燈の中で、巨竜の角が俺の鎧を突き破るのを避ける事は出来ないだろうという確信だけが胸に残った。
-
792
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-13 20:33
ID:6r/vjC/6
[編集]
何もかもが曖昧に流れて行く感覚の中で、一つの声がやたら明瞭に耳に届いた。
「やれやれ、物のついでだからフォローしておいてやるかね。お前はしくじるんじゃあないよ!『アルジャーロン』!」
ドゥラだ。
腰溜めに杖を構え、「アルジャーロン」と呼ばれた猟虫をその先端に導いていく。
半身を捻りながら作った勢いを殺さぬまま一歩を踏み込み、猟虫がしがみついたままの杖を大きく振りかぶって…
そして、あろう事かそのまま「傘塊」目掛けて振り抜いた。ドゥラの杖から放たれた猟虫が凄まじい勢いでこちらにすっ飛んでくる。
猟虫はその速度を失わずに「傘塊」の角に激突し、火花を散らしながらその頭部を見事に打ち抜いて通り過ぎて行った。
角越しに脳を激しく揺さぶられたであろう「傘塊」は、今度こそ気絶してぬかるみを横倒しに削りながら倒れ込んだ。今のは猟虫に…ドゥラに助けられた、のか?
「言っただろう?ワシは猟虫と報酬だけは裏切らない。実に気に入らない話しだが小僧、アンタからはもう貰う物貰っちまってるからネェ」
「エキスハンター…。今の狩技も年寄りの腰には堪えるから使いたくなかったが、今回は特別さね…次は無いよ!」
フラフラになって戻って来たアルジャーロンを腕に止まらせて、霧状に拡散された三色のエキスを浴びるとドゥラは不敵に笑った。ドゥラはそのまま杖を地面に突き立てたかと思うと、銃口の様に空いた先端から空気を打ち出し、勢いよく前方へ跳ねて身を躍らせた。
捻りは支えのない空中で回転の力となり幾度も「傘塊」を上から打ち据えていく。
気絶から立ち直った「傘塊」は周囲を跳ねまわる魔女を振り払おうと目で追うが、時に後方に高く、時に前方に鋭く、時に敵を踏み付けて縦横無尽に宙を飛ぶ姿を捉えきれないでいた。
そうして山のような巨体のさらに上から繰り出される幾筋もの剣戟に、ついに「傘塊」は膝を折り、その背中を魔女に許した。
乗りダウンだ!「取ったよ、山の主!アンタの背中はこの沼地の魔女が取ったんだ!」
「傘塊」の背の上で、コブ目掛けて大振りのナイフを振りかざしながらドゥラは叫ぶ。
「小僧共!これで義理分は働いたからネェ!あとはアンタ達が何とかしな!」
その手のナイフが振り下ろされ、コブに幾らかの傷が入ると「傘塊」は堪らずにバランスを崩し、再び横倒しになってコブをこちらに向けた。 -
793
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-13 20:35
ID:6r/vjC/6
[編集]
怒りのままに蒸気を吹きあげる柔らかなコブ…ドボルベルクの動力源。即ち…
ー弱点!
ようやく訪れた好機を物にすべく、俺はもう一度武器を振りかぶる。
これは仲間が信頼に応えてくれた結果だ、今度こそ外す物か…!
その意志に呼応するように俺の意識は武具と一体となる錯覚を覚え、それは極限の集中力と化して…ーーー特攻!!!
屈んで肩に担ぐように武器を構える納刀継続の構えから、横殴りに振り回す一撃。
武器と防具と全霊の気合いが一致したそれは「弱点特攻」の重塊と化し、脂肪の塊でできたコブを派手に千切り飛ばした。これで自分も仲間からの信頼に応える事が出来ただろうか…?
確証は得られなかったが、それでも強さの秘訣とやらに一歩近づけたような気がした。一連の攻防の後、手傷を追った「傘塊」がノロノロと起き上がる。
その目にはもはや破壊の衝動は宿っておらず、欠けた背中のコブの蒸気も消えて、代わりに降参だとばかりに口から涎を垂らして疲労している。「もう十分じゃろう?赤き凶星もしばらくはここらに寄るまいて。お前もあるべき場所へ帰るのじゃ、山の主よ…」
フラフラと立ち尽くす「傘塊」の前まで歩いて行き、ドゥラは言った。
人の言葉が通じる訳がないのだが、これ以上戦うつもりがない事だけは伝わったのだろうか?
「傘塊」はゆっくりと振り返ると、大きく、しかし穏やかに一声啼いてから真っすぐに何処かへ歩きだした。「あ…見て下さい!モスの群れが!」
エリクシルが声を上げる。
釣られてエリクシルが示す方を見やると、そこにはどこからともなく現れては「傘塊」の後に続いてトコトコと行列を作るモス達の姿があった。
「傘塊」に付いて回っていたモス達だろう。あいつらも山の主と共に本来の住処に帰って行くのだろうか。
…親子みたいだ。
その光景をみて、何となくそう思った。 -
794
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-13 20:58
ID:6r/vjC/6
[編集]
「あ!」
エリクシルが再び声を上げる。
今度は何かと訝しんでいると、彼女の言葉は重要な事を俺に思い出させた。「依頼の厳選キノコ!あのドボルベルクから採取するつもりだったんでしょう?どうするんですか、もう行っちゃいましたよ!」
…。
そうだった。
戦いに必死ですっかり忘れていたが、本来はキノコ探しの依頼で来たんだった。
それが今じゃドゥラを雇うために渡してしまって、手元には一本だって残っていない。
かくなる上は今からでもあのドボルベルクを追いかけて止めを刺して…!
そんな物騒かつ無謀な事を真剣に考え始めた俺をドゥラが諫めた。「お待ち、小僧!そんなにキノコが欲しいなら、そこに幾らでも転がっておるじゃろうが!」
そう言って杖で指した方に目を向けると、そこには先ほどの戦闘で「傘塊」から剥がれ落ちたと思われる幾つかの残骸があった。1つは、いかにもと言った具合に「芳しい香り」を放つ残骸。(焦げ跡のある一匹のモスが側で鼻を鳴らしている)
1つは、ちょっと言葉では形容できない「混沌とした」何かが生えている?残骸。
1つは、状態がよく、持ち帰ればそのまま「素材として使えそうな」残骸。「この中から一つ、好きなのを持っておいき」
「…何故一つだけなのかって?ワシも分け前を貰うからさ。そこのモスも一個は食っちまうだろうしね」
「一つだけですか、どれが厳選キノコなのか…。あ、あの混沌としたキノコの様な物、素敵ですね!ねぇ、あれにしませんか?」
なんだか釈然としない物があるが、とにかくどれか一つだけ持って帰れるらしい。
モスに全部食われてしまう前にサッサと決めてしまおう。…と言うかまだ居たのかこのブタ。戦利品を一つ選んでね
1、芳しい香りの残骸
2、混沌としたキノコの残骸
3、素材になりそうな残骸
4、モス
5、その他 -
795
名前:蟹
投稿日:2017-10-13 21:25
ID:B8nXzJ4E
[編集]
その昔はモスが匂い嗅いでるところが採取ポイントになったくらいなのでそれを信じて1
モスに食われそうならあなたがどうにか押し退けておいてエリクシルに持ち帰らせよう2と3はそれぞれ装備素材ですかね……
-
796
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-13 23:58
ID:6r/vjC/6
[編集]
如何にも美味しそうな、芳しい香りを放つ残骸を手に取ろうと近付いてみる。
側で鼻を鳴らしていたモスが生意気にも俺を押しのけて来たので、俺も足の爪先で小突き返して今の内に…とエリクシルに合図した。「あ、はい…では失礼して、と」
やはり混沌としたキノコが気になっていたらしいエリクシルは、ちょっと残念そうに残骸を持ち上げる。
パタパタと泥や苔を叩き落とすと、奥からはたくさんの厳選キノコが顔を覗かせた。
たかがキノコでも、これほどの質と量が集まればちょっとした宝の山である。「アンタ達はそれでいいのかい?では、ワシはこの素材になりそうなのを貰おうかね。売れば良い金になりそうだ…」
ドゥラは残骸の中でも特に状態の良い物を持ち上げて、クルクルと眺め回して言った。
尾槌竜…それも上位個体の素材ともなれば、確かに売るにしろ加工するにしろその利用価値は高いだろう。
あちらも中々のお宝の様だ。「ブギッ!!!!」
俺に退かされたモスが突然奇妙な鳴き声を上げる。
どうやら誰も手を付けなかった混沌茸を食べたはいいが、口に合わなかったらしい。
モスは最後に恨めしそうに頭殻を振って俺のすねにコツンと当てると、先に帰った仲間達の後を追いかけて走って行った。「どんくさいブタだことネェ…、いっそ小僧が連れ帰ってやれば良かったんじゃないかい?良い戦利品じゃろう?」
…冗談じゃない。
肩を竦めて走って行くモスのお尻をじっと見送る。陽はすっかり落ちかけて沼地の山並みを赤く染め、その向こうに時折響く山の主の咆哮が、いつまでもいつまでも、辺りに木霊していた。
~info~
選んだ戦利品は鑑定の結果、大量の厳選キノコだった!
クエスト当初の目的を果たす事が出来きました! -
797
名前:驚天動地のキノコ狩り@暇
投稿日:2017-10-14 00:11
ID:6r/vjC/6
[編集]
~龍歴院・広場~
やっとの思いで一仕事終えて帰ってきた龍歴院。
そこは相変わらず無責任な喧噪に満ちていた。「やっぱよぉ~、いい飯食って強い『体』作るのも大事だけど最後はけっきょく『心』の持ちようだよなぁ~。『心』のよぉ~~」
「君にしては真理だな。どんなに鍛えた体も技も、振るう者の心が強くなければ真価を発揮できは…ぁひゃぁ~~目が回るぅ~…オエ…」
「ぎゃあぁーっはっはは!だっせぇええー!沼地産のキノコが入荷されたからってバクバク食うから変なのに当たるん…ああぁだだだ腹がいで~~!」
そんな遺言を残して食事台でぐったりしている二人組を、例によって足で押しのけて食事台に付いた。強さ、か。
体、技、心…それに装備もだ。
俺はそのどれもが未だ未熟ではあるが、今回のクエストを通して、少なくとも心の有り様について少しは変われただろうか?
天彗龍…骸龍…相次ぐ古龍の出没にそれだけでどこまで対抗できるか分からないが。「なぁに浮かない顔してんだい?小僧」
しわがれた声の主が対面の席に座った。
そう言えば確実に変わったと言える点もある。
新たな仲間、沼地の魔女ドゥラ。
ギルド嫌いの彼女がこれからも協力してくれると言い出して付いて来た時は流石に驚いた。ドゥラ曰く
「小僧共はあの赤き凶星を追っているんだろう?あれにこの調子で暴れられたら、またいつ今回みたいな事になるか分からんからネェ」
「必要なら、また手を貸してやろうじゃないか。無論、ワシの本気が見たけりゃ相応の信頼(報酬)は出して貰うがね…ヒッヒ」
だそうだ。
ハンターとしての活動は長らく絶えていたが、ギルドへの登録自体は残っていたようですぐにでも活動再開できるとの事。
G級ハンター?とか言ってたのは何の事だか分からないが、とにかく本当に腕も立つ様だ。
仲間の力、これもまた強さの一つだと、今ならそう思える。いずれにしても、しばらくキノコは見たくない。
これだけは間違いなく言える事だったが…
「あ、今日もここに居たんですね。ドゥラさんもこんにちわ」
エリクシル…彼女はそう思ってはいなかった。「先日沼地で手に入れたドボルベルクの残骸、良く調べたら珍しい物が見つかって…はい!」
「ドボルトリュフっていう尾槌竜の表皮にしか生えない貴重なキノコなんですよ。高級食材なんですって!」
お手柄だろう?とでも言いたげな顔で、エリクシルは黒い煤の塊のようなキノコを差し出して来る。
キノコはもう懲り懲りだと思った矢先にこれである。ああ、他人とは、仲間とは、かくもままならぬ物なのか…。
差し出されたキノコと、次の採取クエストの行き先を夢想するエリクシルと、意地悪く笑いを咬み殺すドゥラと…
それぞれを見比べてから空を仰ぎ、芳醇なキノコの香りに灼けつく胸元を抑えながら、俺はこう誓うのだ。ーーーもっと強くなろう、と。
シナリオ38~驚天動地のキノコ狩り~クリア!
沼地の魔女「ドゥラ」が仲間になりました
勲章【特選!ドボルトリュフ】(限られたドボルベルクから取れる高級食材。山の主「傘塊」と戦った証)
勲章【狩猟の心得~信の巻~】(狩猟における心の有り方の一つの境地。あなたは戦いの末、仲間の力を信じる強さを選んだ) -
798
名前:兎
投稿日:2017-10-14 00:15
ID:iFpk47Wc
[編集]
次進行役貰うぞぉ!!(3日前からスタンバってた奴
暇氏執筆お疲れ様でした、選択肢もあって主人公が物凄い主人公してましたねー。 そして何よりモス可愛い(
お婆ちゃんの攻略ルートは……だ、誰かに任せよう、うん。では、文章整え次第イカ狩りじゃぁ
-
799
名前:暇
投稿日:2017-10-14 00:24
ID:6r/vjC/6
[編集]
それでは後はよろしくお願いします。
ババァはコストのかかるお助けキャラくらいの感じで出しただけなので攻略なんてしなくていいから…(良心)
あとお待たせしてしまったのはすいませんでした。
調子こいていつもより文章に気合い入れてみたら、多忙も相まって連休前に終わるはずが次の週末まで食い込んでやんの。
ちゃんと注いだ気合い分質は上がっとるやろか…。
というか文章量とか改行とかクソ過ぎて読みにくくない?大丈夫?目とか死なない?(不安)>>800
あ、ホンマ(もはや何回目かも分からないセリフ)
今の内に直しておけば他の誰にもバレへんやろ…
直した!お早いご指摘ありがとうございました! -
800
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-14 00:32
ID:2KUA8drw
[編集]
>>797
ドゥラ曰く
「小僧共はあの赤き凶星を追っているんだろう?あれにこの調子で暴れられたら、またいつ今回みたいな事になるか変わらんからネェ」変わらんじゃなくて分からないでは…
どうでもいい誤字ですねはい。 -
801
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-14 02:11
ID:iFpk47Wc
[編集]
・敵味方双方大幅なテコ入れあり
・最早別ゲーと言われても仕方がないかもしれない
・難易度は厳しめ(の予定)おk?
シナリオ39:虚空の凶星、奈落の妖星
* * *
龍歴院を吹き抜ける風は薄らと冷たさを孕み、空を舞い踊る木の葉がどこか哀愁を漂わせている。
つい最近までは暑さに茹だっていたはずなのに随分と冷え込んだものだと、襟元を正しながら手にした羊皮紙を眺める。今手にしている物は依頼書ではない、先日マイルームへ届いた招集状だ。
何時もはどこか頼りなく見える郵便屋のアイルーも、この羊皮紙を届けにきた時ばかりは真剣な面持ちをしていたと思う。 ……普段よりは、という枕詞は付くが。
「あ、ひょっとして招集状ですー?」
怪訝そうにその羊皮紙を眺めていると、後ろから聞き慣れた声が届いた。
振り返れば、例の目のやり場に困る防具に身を包んだミーシャが羊皮紙を片手に立っていた、いつもと違うのはあのヘアバンドではなく、真っ黒の眼帯を片目につけている事だろう。
まさか怪我でもしたのか、不安げに彼女の左眼を見ていると、不意に得意げに微笑んでみせた。「これはですねー、着けているとそれだけで射撃の精度が上がるっていう凄い防具なんですよー?」
軽く胸を張って――張り切れるほどミーシャの胸はないが――そう語りながら眼帯を見せ付けてくる。
そんな凄い防具があるのか、工房の技術と言うのは一体どれほど高いのだろうか……「まぁ嘘ですけどねー、単にお洒落で着けてるだけですよー。」
……是非とも自分も欲しいと思った瞬間、悪びれた様子もなくニヤニヤと笑いながらタネ明かしをされる。
この笑顔を殴りたいと思ったことは何度もあるが流石に女性に手を上げるのは気が引けると思い我慢してきた、が、そろそろ限界というものがある。「あー! ごめんなさい引っ張らないでください! やめっ……やめろぉー!!」
気付けば彼女の眼帯を鷲掴みにしていた、ゴムバンドが限界まで引き伸ばされてギリギリと音を立てている。
こちらの手を押さえて必死に許しを請うミーシャの姿を見ていると、初めて彼女より優位に立てた気がして思わず口元が緩む。普段はからかわれっぱなしの俺だが、さぁ、今回ばかりはどうしてやろうか――?
1.情け無用、このまま手を離す
2.仕方がないので許してやる
3.自由枠 -
802
名前:蟹
投稿日:2017-10-14 02:21
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ここは
3.そのままヒョイと眼帯を外す
そんな物騒なものつけてるよりそのままの方が可愛いですよと -
803
名前:暇
投稿日:2017-10-14 02:27
ID:6r/vjC/6
[編集]
*おおっと*あらすじ新しいページ作ろうとしたら次始まってたから終わってからにしよう。
これは…2は無いとして、3で眼帯没収…もかわいそうだから
やっぱ1だな1! -
804
名前:時雨(外出中)
投稿日:2017-10-14 07:17
ID:p3g6CiW2
[編集]
ミーシャ(CV高橋李依)
暇氏お疲れ様でした
めっちゃエリザさんの台詞拾ってくれててる…。あとモスかわいい()
ドゥレお婆ちゃんルートは…無いよね?無いよな? -
805
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-14 10:31
ID:gZPBZGMQ
これは手を離してお約束のあのセリフを言わせてみたいなww
-
806
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-14 15:19
ID:iFpk47Wc
[編集]
えーっと、両方やるにゃどうすりゃええのんこれ? よし、こうしよう。
* * *
普段あれだけからかわれているんだ、これぐらいしてもお咎めはないだろう。 情けも容赦もなく思いっきり眼帯から手を離す。
「痛ったーいっ! 眼がぁぁ!!」
勢いのあまり眼帯が外れ、真っ白な髪がはらりと揺れる。 片目を押えて悶絶するミーシャを尻目に、地面に落ちた眼帯を拾い上げておく。
大体、普段装備しているヘアバンドはどうしたというのだろうか、あんな見た目でも胴装備の性能を倍化させるとんでもない逸品だったはずだが。「それ、見た目は眼帯ですけど性能はアイルーヘアバンドなんですよー……あ、これは本当の話ですよ?」
ある防具の性能はそのままに、見た目だけを別の装備に代える――先日出会ったドゥラも同じ装備をしていたはずだ。
見た目を気にする狩人は意外と多い、この技術が浸透すれば恩恵を受けるハンターは多いだろう。「何してんだ、お前ら。」
そんなやり取りをしていると、呆れ声と共にランドラットが隣に来る、その手にはやはり羊皮紙――龍歴院からの招集状が握られている。
俺が手にした羊皮紙を見せると、事情を察したのか成程と言うように軽く頷いた。「中身読んでも今日この時間に集まるようにとしか書いてねぇし、何なんだろうな?」
何かしらの機関から招集状が届く事自体は然程珍しい事でもない、だが本来ならば明記されているはずの召集理由や目的……それらが一切記されていない。
余程内密にしたいのか、招集者の個人的な思惑が絡む内容なのか、或いはその両方か――「どうやら揃ったようだね。」
推測を続けていると、三度聞き慣れた声が背後から届く。
声の主は最早間違えようがない、分厚い本を片手にこちらを見ているのはギルドマネージャーその人だった。「色々聞きたいことはあるだろうがここじゃ場所が悪い、あっちまで来てくれるかい?」
指された先は飛行船の乗り場、そこには砲台やバリスタの覗く一隻の撃龍船が停泊していた。
「……なぁ、あれって龍識船だよな?」
ランドラットの訝しげな声に、目を丸くしてその船を二度見する。
――武装しているせいで印象がガラリと変わってしまっているが、よくよく見ればあれは龍識船に間違いない。
記憶が確かならオストガロアとの一件で回収された撃龍船は、龍識船のモデルだとか言われていたような気がする。 ならば武装にも対応できるという訳か。そして俺たちは武装が必要な程の有事に巻き込まれかけているのだろう、不穏な気配を感じ取りながらも、ただギルドマネージャーの背中を追いかけるより他には無かった。
-
807
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-14 15:20
ID:iFpk47Wc
[編集]
案内された先は龍識船の研究室だった、人払いをしたのか研究員ネコやハーグ、カティの姿はない――後者2人に関してはベルナ村に居るのかもしれない。
誰に促された訳でもなく室内のテーブルに付くと、さて、と前置きをしてギルドマネージャーは喋り始めた。「オストガロアが活動域を広げつつある事と、バルファルク討伐作戦が中止になって以来、石頭共のせいで龍識船計画は半ば凍結されたも同然な状態なのは知ってるね?」
今更改めて説明されるまでもない、あの一件以来龍識船は龍歴院に停泊したままで、めっきり召集もかからなくなってしまった。
思い返せばあれから隊長とも顔を合わせていない、酷く落ち込んでいたが立ち直ることは出来たのだろうか……「バルファルクを仕留めようにも船は飛ばない、仮に飛んだとしてもオストガロアが邪魔をする。 今はこんな素敵な状態になっているってことだね。」
龍識船の強化自体は件の作戦で成し遂げている、あいつの根城に乗り込むことは造作もないだろう。
問題は龍識船計画に反対しているという重鎮達と、次々と飛行船を沈めているオストガロアの存在――前者はともかく、後者を無視することは出来ないだろう。「そこで、だ。」
ギルドマネージャーはわざとらしく言葉を区切る。
その双眸が俺――ランドラット――ミーシャ――3人の姿を映しながらゆっくりと見定めるように流れていく。「石頭共を黙らせてバルファルクを叩きに行く為に龍識船でのオストガロア討伐を強行するよ、あんた達には各部隊の隊長を務めて欲しい。」
……随分と思い切った真似をするものだ、召集理由の書かれていない招集状が届いたのも、万が一にも情報が漏れる事を防ぐためということか。
恐らく龍識船への武装もギルドマネージャーの独断なのだろう、詮索の視線を向けているとこちらを横目で見遣り目を細めてみせてくる。
あの古龍の討伐が急務であることは間違いないが、後々自分達のハンター資格にも関わってくるのではないだろうか?「おう、上等じゃねぇか。 今度はあの骨野郎を粉々にしてやるよ!」
――ランドラット、こいつはそんな先のことは考えていないのだろう。 オストガロアが狩れれば文句はないと言わんばかりだ。
「んー……面倒ですけど、お手伝いくらいはしますよー。」
――ミーシャ、こいつに関しては何時もの気紛れと言ったところか。 何はともあれ俺と同じ首の振り方をするだろう。
「2人はやる気みたいだが、あんたはどうなんだい、スケベハンター。」
そう俺に尋ねてくるギルドマネージャーの顔はにんまりと笑みを浮かべている、聞かずとも返答は分かりきっているのだろう。
……俺は首を縦に振った。 危ない橋ではあるのだが、現状何もせず手を拱いていてもただ2匹の古龍による被害が増えるだけだ。「そうかい。 ……あんた達4人に声をかけて正解だったよ。」
――4人? 俺たち以外にもう1人隊長を任された人物が居るという事か。
「さて、順を追って話すとしようかね。 何せちょっとばかし大掛かりな作戦になるもんだからね。」
言うが早いか、ギルドマネージャーは机に地図を広げる。 説明を聞き逃すまいと身を乗り出し、彼女の話に耳を傾ける事にした。
-
808
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-14 15:21
ID:iFpk47Wc
[編集]
第一部隊、隊長は俺、竜ノ墓場へ赴きオストガロアと直接対決する特攻部隊。
第二部隊、隊長はランドラット、龍識船よりバリスタ及び砲台での援護を行う砲撃部隊。
第三部隊、隊長はミーシャ、同じく龍識船より敵影を探し伝達する観測部隊。この3つの部隊に、バルファルクの脚止めを行う部隊を含めた4部隊で作戦は進むようだ。
作戦の内容は至ってシンプル、『バルファルクの脚を止めている間にオストガロアを狩猟する』――言うには易いが、難題だらけである。1度交戦したとは言えオストガロアの全容は明らかになっていない、情報も不十分なまま戦う事を強いられてしまう。
龍識船から援護砲撃があるにしても、あの小島――正確には奴の食い残しの山――から見える空はほんの僅か、狙ってバリスタと大砲の弾を当てられるとは到底思えない。
極めつけに、バルファルクを何時まで脚止めできるかも分からないのだ、あの機動力でその気になれば戦場を脱するのは文字通り一瞬で済む。オストガロアがまだ未知の力を秘めた強敵だったら? 龍識船の援護が殆んど意味を成さなかったら? はたまたバルファルクの脚止めが効かず龍識船が襲われたら?
不確定要素はかなり多い、それでも作戦を強行するのはそれだけ状況が切羽詰っているのと――ギルドマネージャーなりに俺たちを信頼してくれているからだろうか。ならば、その信頼に応えなければなるまい。 様々な意味で立つ場所は違うとしても、仲間であることに変わりは無いのだから。
「ところで、この脚止め部隊の隊長ってのは一体誰なんだよ?」
機嫌悪そうにランドラットが口を開く。
――1度引き受けた手前、この依頼から降りはしないようだが、自分は直接戦う部隊ではないと知った時からこの様子だ。「ああ、あの男には先に出撃の準備をしてもらっているよ。 もうじき戻ってくるはず――」
「ギルドマネージャー、こちらの出撃準備は整いましたよ。」不意に研究室に入ってきたのは、双剣を携えた1人の青年だった。
口元を覆う面当て、末端の解れた黒衣、その出で立ちは狩人と言うより暗殺者と言われたほうがしっくりくる。「「あぁーっ!!」」
ランドラットとミーシャが同時に声を上げる、どうやらこの2人は面識があるようだ。
「てめぇ、あの時の!!」
「ライカさんじゃないですかー!」鬼のような形相で飛び掛ろうとするランドラットと嬉しそうに駆け出していくミーシャ、正反対の反応を見せた2人に困惑しつつも、とりあえず不良衛士の方を押さえ込む。
――そう言えば、こいつは先輩ハンターにダメ出しをされて躍起になっていたんだったか、ミーシャも初めて出会った時、お気に入りのハンターが居るとか話していた気がする。「ああ、君はあの時の……どうかな? 少しは意識して動けるようになったかい?」
「ぬがー!!」決してニコラスのように皮肉を口にしたり、挑発的な声色で語るわけではないのだが、冷静な語り口が余計ランドラットの癪に障るのだろう。
暴れまわって物を壊しかねないランドラットを何とか宥めていると、苦笑している黒衣の青年と眼が合った。「改めて自己紹介させてもらうよ、僕の名前はライカ・F・ジュヌミア、よろしく。」
ライカ――『闇を喚ぶ黒猫』の通り名を持つ、卓越した狩猟技術を持つハンターだったか。 確か相方が居るような話も聞いていたが……
「バルファルクの脚止めの任、全力で当たらせてもらう。 君たちは後顧の憂いなくオストガロアに臨んでほしい。」
差し出された手を握り返し固い握手を交わす。 歴戦のハンターとは思えない程華奢な腕だったが、今回の作戦に心強い味方が出来た事は間違いない。
ランドラットは相変わらず喚いてはいるが、暫くすれば落ち着くだろう、多分……何故か騒々しい状況になってしまったが、いつまでも遊んでいられない。 俺は特攻部隊の隊長なのだから準備を整えなければ。
装備の選定、そして狩りに同行するメンバーを考えなくてはー1.オストガロア狩猟に同行するメンバーを選択してください(ミーシャ・ランドラットは同行出来ません)
2.現状制作可能な物から今回使用する装備を選択してください -
809
名前:蟹
投稿日:2017-10-14 15:57
ID:B8nXzJ4E
[編集]
仲間は
・硬い外殻にも通用する爆発物が欲しいことからサイデン
・過去に戦闘経験があるタクミ
・本当はディフェンダーとしてランドラットが欲しかったけど無理なんでアリーチェ装備に関しては
・武器はツインフレイム系統(強化段階はお任せします)
・防具はベリオS装備、装飾品でマイナススキルを消せたら嬉しい -
810
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-14 18:09
ID:DJjpx4BE
[編集]
一体目がー!(空耳)
-
811
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-14 22:42
ID:iFpk47Wc
[編集]
あ、スタイルと狩技の募集してない……防具ベリオだしエリアル+獣宿しでいいか。 希望ある方が居ればお申し出下さい。
>>810
頭が、の方もいつかやりたいなーと思っております* * *
今回使うことを決めたのはツインフレイム――名は体を表すとはよく言ったもので、一方を火竜、一方を雌火竜の素材で仕立て上げた双剣だ。
身に纏う防具はベリオシリーズ、以前ツバメが何やら騒動に巻き込まれていたようだが、氷牙竜の力を宿したこの防具は空中からの攻撃をより苛烈な物にする。
オストガロアの胴体に存在した虹色の窪み、竜殺しの実を投げつけただけであれだけの反応を示したという事はあそこが弱点なのだろう。
相手が相手なだけに跳躍するためのポイントは幾らでもある、空中攻撃を主軸にあわよくばそこを切りつける算段だ。「やぁ、待たせたね。」
「人使い、いや猫使いの荒いやつだニャ。 まぁ、こっちも丁度リハビリをしたいと思っていたところだニャ。」
「急に召集がかかってビックリしたわ、遂に決戦なのね。」タクミ、サイデン、アリーチェ――装備を選ぶ前に同行の指示を出しておいたメンバーが集まってくる、誰も出払っていなかったのは幸運としか言いようがない。
護りの堅いアリーチェに攻撃を引き付けてもらい、サイデンは陽動しつつ強度があるであろう本体を爆破、機動力のある俺とタクミで触腕を叩く――想定はこんなところか。「そっちの部隊は全員集まったようだね、他ももうすぐ準備は整うよ。」
様子を伺いにきたギルドマネージャーの手には細長い筒状の物体が握られている。
それは自分達にとって馴染み深い、狩場からSOSを伝える緊急用の照明弾だ。 どういう訳か態々手渡しに来たようだが……「ちょいと無理をしてとっておきの切り札を用意してあるのさ、好機が訪れたときか追い込まれた時か……タイミングは任せるが、あんたの判断で合図を出してくれ。」
その切り札とやらを搭載するための無理とは技術的な意味なのだろうか、それとも金銭的な意味なのだろうか、或いは両方か。
ふとそんな疑問が胸中に湧き上がったが、聞いてしまうのも少々薄ら寒いものを感じ、黙って照明弾を受け取る。「それと以前オストガロアを退けた時の事なんだがね、撃龍船から回収しきれなかった兵器の幾つかは置きっぱなしになってるんだよ、使えそうな物があれば活用するといい。」
首尾よく生きているバリスタがあれば攻撃に活用できるという事か、龍識船から撃ち出されたバリスタが外れてもこちらで再利用出来るかも知れない。
確かオストガロアの身体の一部からも古ぼけたバリスタの弾が剥がれ落ちていた、威力は劣るだろうが回収して活用していきたいところだ。「話としてはこんなところだね、後はあんたの腕前を信じることにするよスケベハンター。」
すっかり定着した俺の二つ名に、後ろでタクミ達がクスクスと笑っている。
信じてくれるのはありがたい限りなのだが、こんな時ぐらいまともに呼んでほしいものだ。「準備は万全だろうニャ? 出発までにやり残した事があるなら今のうちしかないニャ。」
小型のタル爆弾を弄りながら何処となく高圧的にサイデンが言う。
狩猟の準備自体は整っている、出発までに出来る事と言えば情報収集程度に誰かの様子を見ることくらいだろうか……?とりあえず3人に一声かけて研究室を後にする、俺が脚を運んだ先は――
1.ランドラットの様子を見に行った
2.ミーシャの様子を見に行った
3.ライカの様子を見に行った
4.龍識船関係者の様子を見に行った
5.自由枠 -
812
名前:時雨
投稿日:2017-10-14 23:33
ID:gX20EMvk
[編集]
3でライカさんとこ行こうか、キャラは掘り下げないとねー。
ライカさんは双剣キャラでドゥレお婆さんは虫棒キャラやからー、あの番外編シナリオ行けるか
>>813 ニコラスさんも出す予定ではありますよー。選択肢によっちゃあ二人とも出ないかもですが -
813
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-15 15:04
ID:iFpk47Wc
[編集]
ほう、こっちルートか。 じゃああのイベントやな。
>>812 双剣キャラというだけならニコラス君に出番を回してやってくださいな、ライカは1歩退いたポジションで構わないのですよ。* * *
気掛かりになったのは先程出会ったばかりのライカだった。
如何に凄腕のハンターと言えど相手取るのはあのバルファルクだ、一筋縄では行かないだろう。
焼け石に水かもしれないが、交戦経験のある自分の情報を少しでも教えておいたほうが役に立つはず……そう考えて彼の姿を探す。
――意外にもその姿はすぐに見つかった、1人船尾の縁に手をかけて、物思いにふける様に空を見上げている。「……ん? 何か用かい?」
近くまで行くとこちらに気付いて向き直る、研究室で出会った際口元を隠していた面当ても外しており、リラックスしていたことが窺える。
バルファルクに関して何か伝えられることはないかと思い様子を見に来た――そう言うと、ああ、と短く相槌を打ちながら苦笑いを浮かべる。「わざわざすまない、でも君やラング兄弟からの報告書は目を通しているから大丈夫だよ。」
……どうやら余計なお世話だったようだ、腕の立つハンターは準備から違うという事か。
「不快にさせてしまったら申し訳ないな、どうにも、僕の応対は癪に障る人が多いみたいだからね。」
物腰も柔らかで礼儀正しく、それでいて実力も申し分なく――確かに、こんな人物に何事か言われれば、悪気がなかろうと鼻につく手合いは居るだろう。
「君の方こそ準備は万端かい? こちらが相手取るのが銀翼の凶星なら、そちらは差し詰め奈落の妖星と言うべきか……」
こちらも作戦や事前準備に抜かりはない、武器に関しても――使用回数こそ少ないが、不得手な訳ではない。
何より信頼できる仲間が居る、狩猟の場に立たないだけでランドラットにミーシャ、それに龍識船の関係者――大勢の力があるのだ、負ける気はしない。「君自身の準備はどうだい? もしよければ、少しだけ双剣の事を話してもいいかな? 多少なり君の助けになると思うけれども……」
顎に手を当てて話を聞いていたライカがそう提案する、まだまだ俺は頼りなく見えるのだろうか……何にせよ、アドバイスが貰えるならそれに越したことはない。
是非頼む、そう返答すると彼は背にした双剣を抜き放ち――同時に片方は炎に、片方は冷気に包まれる。 不可思議な光景に思わず目を瞠るが、彼は平然とそれを構えてみせる。
解説を交えながら披露してくれたのは特殊な技術ではなく飽くまで基本動作だったが、その動き一つ一つが洗練され、無駄なく鋭い――何よりもしなやかな動きだった。
『黒猫』とは、黒衣とこの動きから来ているのだろう、そんな事を頭の片隅で考えながら、数分双剣に関しての教授を受ける。「今伝えられそうなことはこれで全部かな、少しでも参考になれば幸いだよ。」
少しどころではない、骸龍に挑む直前に思わぬ収穫が出来たものだ。
改めてライカへと謝辞を述べていると、龍識船が大きな駆動音を上げ、ゆっくりと地を離れ始める。
甲板から見下ろせば、何も事情を知らない龍歴院のスタッフ達が突然の飛行に騒ぎ立てている、程なくして重鎮と思わしき荘厳な衣服を纏った老人達も飛び出してくる。「さて、いよいよ作戦開始だ。 帰ってきたときに首が繋がっていることを願うばかりだね。」
そう言えば、この作戦の成否には自身のハンター資格もかかっているのだった。
正確には、この強行作戦に参加したハンター全員の、だが……~info~
・双剣の扱いが少し上達しました
・双剣の狩技全てでⅠの物がⅡになりました -
814
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-15 17:35
ID:iFpk47Wc
[編集]
竜ノ墓場を避け遺群嶺へ飛行、そこでライカ達脚止め部隊は下船し、残された俺たちはオストガロアの元へと向かう。
飛行中にこそ出会わなかったが、あちらの面子にはエドワードにクルトアイズと、知り得る限り最高のボウガンの使い手が同行していた。
もう1人、ライトボウガンを背にした見慣れない女性ハンターも同行していたが……あの3人と同行出来るという事は、彼女も腕の立つハンターなのだろう。「もうすぐ到着ですよー、準備出来てますー?」
甲板から地上を見下ろしていると、後ろからミーシャが声をかけてくる。
骸龍の待ち構えているであろう竜ノ墓場へ通じる穴はすぐそこだ、これ以上近付くと龍識船が先に捕食されかねない。
故にここからは歩いて向かう事になるのだが――いざ甲板からこうして見てみると思ったよりも穴は小さい、狙ってバリスタや大砲を撃ち込めるものだろうか?「大丈夫ですよー、命中させる為に私が居るんですから。」
こちらの不安を感じ取ったのか、いつもの不敵さで笑いながら彼女は胸を張ってみせる。
「何も気にせず、オストガロアを狩猟してきてくださいー。」
帰ってきたらご褒美あげますから、と言い残して彼女は船首へと歩いていく。 すっかり聞き慣れてしまった、あの歌を歌いながら。
全く心配をしていないのも、彼女なりの信頼なのだろう。 そんな事を考えながら下船の準備をする為に、タクミ達が待機している研究室へと戻るのだった。* * *
「――其の風に、凍えているのは――♪」
「随分上機嫌だな。」観測地点である船首へと戻っていると、不意に歌声が遮られる。
不機嫌そうなその声の主は、バリスタに肘を付いてむくれているランドラットだった。「ったく、今度こそあの骨野郎をぶっ潰してやるチャンスだと思ったのによ!」
バルファルクの脚止めにも、オストガロアの討伐にも加われなかったことが余程不満らしい。
尤も、自分も調査隊に同行できなかった際は似たような状態だったのだから、何も言えた義理ではないのだが――「首の一本でもぶち抜いてやらなけりゃ気が済まねぇ! おう、観測ミスるんじゃねぇぞ!!」
「そっちこそ、怒るあまり手を滑らせたりしないでくださいよー?」
「はっ、誰が! 俺はこれでも衛士の端くれだっての!!」どうやら空回りしかねないほど気合は充分のようだ、半ば呆れながらその場を離れると、船首に取り付けられた『切り札』の横へ立つ。
――正直、よくこれを搭載出来たと思う。 一発撃ち切りの使い捨てらしいが、これのためにプレッシャーなく観測に当たれるのも自分くらいではないだろうか。
そんな事を考えながら、手にした双眼鏡越しに彼らが向かっているであろう大穴を見遣るのだった。* * *
――どれくらい歩いただろうか、周りの景色は生命を感じられないほどに殺風景になっていた。
眼前に広がる大穴、ここを飛び降りれば骨で形成された小島、そしてあのオストガロアが待ち構えている。
後ろに控える仲間に1度視線を送る。 言葉を交わすことはなく、ただ無言で全員が頷いた事を確認すると、双剣を抜き放ちながら身を翻す。
視界を流れていく岩肌、長い浮遊感――眼下に白い大地が広がり、着地の衝撃と同時に骨を踏み砕く乾いた音が響く。
背後で同じ音が3度鳴り響くと同時に、骸龍は突然の侵入者に敵意を露にして双頭を――正確には巧妙に擬態させた触腕を――カタカタと不気味に震わせる。「そんなこけおどしが何度も通用するわけないだろ!」
「これ以上被害を拡大させる訳にはいかないの、悪いけれど狩られてちょうだい。」
「リハビリには丁度いい相手だニャ。」各々が得物を突きつけて骸龍と相対する、それに呼応するかのように、地の底から響くようなおぞましい咆哮が轟いた――
レギュレーション解説
・ライカ達がバルファルクを食い止めている間のみ、龍識船からバリスタ等で援護があります。(長くはもちません)
・兎が次の展開を執筆し終えるまでに宣言していただく事で『切り札』が使用可能です、選択肢の有無に関わらず任意のタイミングでどうぞ。(超強力ですが1回きりです)
・その他『龍識船からこんな援護は可能じゃないか?』と思った事があればその都度宣言してください、一考してみます。 -
815
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-15 18:23
ID:iFpk47Wc
[編集]
咆哮が終わると同時に俺とタクミは左右に散開、サイデンとアリーチェは真正面から突撃する。
真っ先に狙われたのはサイデンだ、小さな獣人なら仕留めるのも容易いとでも思ったのだろうか、地面に這わせた触腕が積み上げられた骨を砕きながら迫ってくる。「――何処を狙っている?」
しかしオストガロアが捉えたのは小さな獣人ではなく小型のタル爆弾だった、爆発音と共に頭部を模した触腕から骨の一部が弾け飛ぶ。
病み上がりとは言え動きは鈍っておらず、いつもの語尾も消えてすっかり狩猟モードだ、少々気掛かりではあったのだがこの分なら問題も無いだろう。
その間に高々と振り上げられたもう一方の触腕がアリーチェ目掛け叩き付けられる、鞭の様にしなる痛烈な一撃は、ベテランランサーをも1歩後退させる。「2人ともっ!」
彼女の掛け声で散開していた俺たちが一気に駆け出す、タクミはアリーチェの肩を、こちらは骸龍の一部を踏みつけて高々と空へ舞う。
次の攻撃に備えていた触腕先端まで身体が到達すると同時に、手にしたツインフレイムを一気に薙ぎ払い、サイデンの爆弾が崩した部分を焼き斬っていく。
着地の為に体勢を整えていると、反対側では伸びきった触腕へ振り下ろされたゴーレムブレイドが、いとも容易く奴の纏う骨を叩き壊していた。「って、うわぁっ?!」
活躍と同時に不運に見舞われるのはあいつの特権だろうか、オストガロアの体から噴出された粘液が狙い済ましたかのようにタクミへと降り注ぐ。
「くっ……取れない?!」
体勢を崩して地面へ転がり込んでしまい、辺りの骨が纏わり付いてタクミを絡めとる。 これがオストガロアが骨を纏うからくりか――
機動力に長けたサイデンが素早く詰め寄り真横で爆弾を投げ付ける、荒っぽいやり方だが衝撃で付着した骨は爆ぜ、難を逃れることが出来たようだ。「全員、攻撃に備えて!!」
窮地を脱するや否や次はアリーチェが声を張り上げる、骸龍は周囲から紅い粉塵のような物を漂わせ、大きくその身を引いていた。
突進の予兆だろうか? 身を護る手段のある3人は兎も角としても、あの巨体が突っ込んできたら俺がひとたまりもない、双剣を背に戻しいつでも走り出せるように構え――――飛来音、そして立て続けに鳴り響く爆発音と衝撃。
降り注いだ大砲弾とバリスタ弾が巨大外殻を砕き、オストガロアを怯ませて突進を中断させる。「凄いな、全弾命中じゃないか!」
「タイミングもバッチリよ、計っていたのだとしたら凄いわね……」思わず一瞬頭上を見上げ、僅かに覗く空を仰ぐ。
龍識船こそ窺えないが今も援護の準備をしてくれているのだろう、上手くやってくれたランドラット達へ心の中で謝辞を送ると、再び骸龍へと向き直る。好機は訪れたがまだまだ奴は健在だ、追い立てる手段を考えなければ――
1.バリスタを探し射撃する(バリスタ弾所持数:10個)
2.双剣での接近戦に持ち込む
3.鬼人化してエリアル攻撃で一気に攻める
4.自由枠 -
816
名前:千壱
投稿日:2017-10-15 18:58
ID:M88.zHMM
[編集]
ガロア戦の定番……
両触腕を破壊して大ダウンを取りましょう。ゆえに選択肢は2で。転倒させれば件の兵器も当てやすくなると思いますが、使用の判断は他の方に任せます。
-
817
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-16 00:59
ID:iFpk47Wc
[編集]
描写忘れしてますがバリスタ弾や拘束バリスタ弾、対巨龍爆弾等は全て主人公が所持しています。
* * *
まだ然程攻撃を加えておらずツインフレイムの切れ味も落ちていない、ここは切り込んでいっても大丈夫だろう。
散発的に撃ち出される粘液を掻い潜り、触腕の根元まで辿り着くと抜き打ち気味に刃を突き立てて纏わり付く骨を抉っていく。「うぐ……っ!」
反対側から小さなうめき声が聞こえる、どうやらサイデンが爆弾を取り出そうとした隙を付かれて殴り飛ばされたようだ。
すぐさま立ち上がったのを見て安堵したのも束の間、視線を外していた一瞬を付かれブレス状撃ち出された粘液に吹き飛ばされる。
運よく転がった先が水場だったため粘液は洗い落とされたが、危うくタクミの二の舞を演じてしまうところだった、素早く回復薬を口にして前線へと復帰する。「焦らないで! 攻撃は単調だから落ち着いて対処すれば問題ないわ!」
檄を飛ばしながら振り下ろされる触腕を大盾で防ぎ、鋭い踏み込みと共にカウンターの一撃を見舞う、ベテランのランサーはどんな時でも頼もしい限りだ。
「まだもう一発っ!!」
堅牢な盾が攻撃を防いでいる隙に、その影から身を翻したタクミが再度触腕へと鉄塊を振り下ろす。
派手に骨の砕け散る音が響くと、幾多の亀裂に耐え切れなくなったのか崩れ落ちるように外殻が剥がれ、丸見えになった触腕は力なく地面へと潜って行った。
それと同時に、オストガロアの身体が一瞬グラリと大きく傾いた、慌てたようにもう一方の触腕で体勢を立て直すと、再びこちらへと向き直る。双頭のように擬態させてはいるが、あれはれっきとした奴の『腕』だ。 もしかしたら双方を破壊すれば体勢を崩れさせることが出来るかもしれない。
ツインフレイムを力強く握り直すと、残る触腕を何度も薙ぐように切り付ける。 時折刃が深く食い込んで、小さく内部が焼けるような音を立てる。
それでも外殻を取り払えるだけのダメージには至らない、再び触腕を振り上げようとしたのを見て、慌てて身を翻してその場を逃れる。「調子に乗るなよ……!」
ゴーレムブレイドを地に押し付けながら、入れ替わるようにタクミが走り込んで来る。
狩技『地衝斬』――ベキベキと音を立たせながら猛然と突進し、豪快な切り上げが叩き付けられた触腕を迎え撃つ。 双方の攻撃が激突して、一瞬骸龍の動きが止まる。「こいつはさっきお返しだ!」
その機を逃さずサイデンが頭上に掲げたタル爆弾を放り投げる、一抱えもあるタルは緩やかな放物線を描いて触腕に命中すると、一瞬視界を奪われるほどの爆発を起こす。
纏う骨に風穴が空き、自重を支え切れなくなった外殻がガラガラと音を立てて崩れ落ちた。再びオストガロアの身体が揺れる、先程と違い両方の触腕を失いその身体を支えるものはない。
――結果は目論見通りだった、骸龍はその身を大地に横たえ、竜ノ墓場に轟音が響き渡る。
訪れた好機は動きを止められたことだけではなかった、コイツの背にある虹色に輝く体表――竜殺しの実が触れただけで絶叫を上げるほどの弱点が剣の届く位置に来ている。奴に深手を負わせるなら今が絶好のチャンスだろうが、弱点に張り付くのは1人が限界だろう。 ここは――
1.双剣で切り刻む!(主人公)
2.大剣の一撃が適任だ!(タクミ)
3.ランスで的確に貫く!(アリーチェ)
4.弱点もろとも爆破してやる!(サイデン)
5.自由枠 -
818
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-16 01:51
ID:ulyrQIt6
[編集]
5実は持って来ていた龍殺しの実を捻じ込む
所で見落したのかも知れないけど無理して用意した切り札ってまだ何なのか言われてない?
巨龍砲…は流石に載らないし載せたら浮かないっていうか潰れるよなぁ
あと関係ないけど弱点に爆弾おく奴はゆるさん! -
819
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-16 02:42
ID:iFpk47Wc
[編集]
シリアスさん「じゃあの」
切り札に関しては使用宣言入るまで秘密です。 ……使われないとかないよね?* * *
ここはアレを使うしかない! 以前の事を教訓に持ってきていた竜殺しの実! その数ポーチに入る限界10個!!
弱点の前に陣取った俺は一気にその実を握り締め――力任せに押し付ける!!「お、おみゃーは一体何をしてるニャ?!」
奇行とも言える俺の行動にサイデンの語尾が思わず復活するが、そんな事はどうでもいい、重要な事じゃない。
竜殺しの実が潰れるまで押しつけ、新しい実を取り出しまた押しつけ――無心で骸龍の弱点で潰し続ける!
そうやって俺は虹色の外皮が竜殺しの実で赤く染まるまで潰し続けた、鱗を蝕み甲殻を溶かすこの実が弱点にこれだけ塗りたくられては一溜まりもあるまい。「……それで、それだけの量で一体どれだけの外皮が溶けるのかしら?」
… … … … …
確かに、幾ら弱点とは言え人で例えるなら軽い火傷で皮膚が捲れてしまった程度だろう。
どうやら俺の作戦は失敗に終わったようだ。「君は頭がいいのかい?! それとも悪いのかい?!」
発想自体は悪くないと思ったのだが如何せん量が足りなかったようだ、しかしながら痛いものは痛いようで、オストガロアも絶叫を上げながら地面へとその身を沈めていく。
不意に訪れた静寂と、仲間達からの冷たい視線。 やめろ、俺だって一応真剣だったんだ。
何とか弁明しようと考えていると、足元から僅かな振動と共に地面の骨がカタカタと揺れ始める――と、次の瞬間には地面から突き上げられた触腕に豪快に跳ね飛ばされていた。「今度は下からくるのね……!」
警戒して盾を構えるアリーチェだが、彼女の足元が揺れる気配は一向にない。 タクミもサイデンも、警戒を怠らぬようにしているが触腕に狙われる事無く時間が過ぎる。
一方で、俺はと言うと次々と地面から突き出される触腕を避けて右往左往を繰り返していた。 ――どうやら完全に狙われたらしい、ただ竜殺しの実を押し付けただけじゃないか。
ただ突き上げるだけじゃ飽き足らず、そのまま粘液であたりを薙ぎ払うなど芸達者な行動も見せたオストガロアだが、怒りも収まったのか唐突に攻撃の手が止まる。「今の内に回復しておきなさい。 ……あと、変な考えは改めておきなさい。」
……何も言い返せない、大人しく回復薬を口にして骸龍の次の一手を待つ。
再び奴が姿を見せたのはこの骨小島の外周部分だった、先程の攻撃といい、どうやらこちらが手出しできない位置から一方的に攻撃するつもりらしい。「これは、この面子じゃ手の出しようがないね……」
歯痒そうにタクミが呟く、こんなことになるなら俺はボウガンを担ぐべきだったか? ……いや、流石に粘液をブレス状に放つ時はこちらに触腕を向けざるを得ないはずだ!
それに俺にはバリスタの弾もある、手の打ちようは幾らでもある、先程の汚名を注ぐチャンスだ!1.バリスタでオストガロアを狙う
2.ブレス等の攻撃の隙を付いて接近戦に持ち込む
3.周遊モードが終わるまで耐え抜く
4.自由枠 -
820
名前:時雨
投稿日:2017-10-16 05:55
ID:gX20EMvk
[編集]
1と4混合でバリスタを撃ってもっていてる分撃ちだしたら拘束弾で拘束、かな
-
821
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-16 21:44
ID:M81Snyh6
[編集]
バルファルクの足止め長く持たんって書いてあるけどこれそろそろ切り札とやらの使い時かね
最終判断は他の人に任せるけど -
822
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-17 10:45
ID:iFpk47Wc
[編集]
おっ、進行度ここまで来たか、イベントやな。
そして夜勤入ったので投稿タイミングが変化します、スマヌ……スマヌ……* * *
ギルドマネージャーの言葉を思い出して周囲を見回す、バリスタの発射台は――あった、運よくオストガロアの進行方向側にある。
ありったけのバリスタ弾、あわよくば龍識船からの援護、それでもダメなら拘束弾を撃ち込んで逆に一方的に攻撃してやろう。
放物線を描きながら飛んでくる粘液を掻い潜り、俺は打ち捨てられた発射台へと走った。* * *
遺群嶺に轟音が響く、突然の侵入者に対する、災いを振り撒く赤い星の怒声だ。
対峙してから数度目になる咆哮に、狩人達は身動ぎする事無くバルファルクを見据えて得物を構える。
戦局はやや不利――いや、敢えて不利になるように、天彗龍が己の利を錯覚するように進んでいる。
目的は討伐ではなく脚止め、こちらの狩猟が長引けば長引くほど、オストガロアを相手取る本隊が狩猟しやすくなる。「黒猫! こっちは弾が半分を切ったぞ!」
「こっちも予備弾に切り替える、もう長くは持たんな。」『バリスタエド』『隻腕のクルトアイズ』双方が告げた弾の残数に頷きを返し、バルファルクの撃ち出す龍気弾を掻い潜って足元に飛び込む。
愛剣であるヴィルマフレアによる斬撃が爆発を起こし、銀翼が傾いで地面に倒れ伏す。 深追いする事無く身を引くと、一斉に体勢を整えるべく動く。
その機を見計らっていた様に背後から赤い粒子――鬼人弾の光が3人を余すところなく包み込み力を与える。「手加減するというのは、全力で戦うより骨が折れるな……」
隻腕が漏らした呟きにエドワードが全くだと言わんばかりに苦笑する、こんな作戦でなければ遺憾なく腕を発揮してもらいたいのはこちらも山々だ。
何度か空を切っていたバルファルクの脚が地面を捉え、未だに疲労を見せる事無く立ち上がる。 そしてその身を1度大きく縮ませ――凶星は、虚空へと飛び去った。「……戻らないな。」
突然の行動に静寂が訪れて数瞬、空を見上げていたエドの呟きはこちらの作戦が終了した事を意味していた。
予め渡されていた照明弾を空に撃ち上げ、龍識船へ合図を送る。 これはバルファルクが移動したことを知らせる物だ、あとはあちらが手を打ってくれるだろう。「時間は充分に稼いだ、あとはあいつらを信じるとしよう。 ……しかし、ボウガンでエリアルスタイルか、俺たちには無かった発想だが見事なものだ。」
「お褒めに預かり光栄です、ミスター・クルトアイズ。」クルトアイズから感心するように視線を向けられると、構えていた軽弩を背に戻し、狩場には似つかわしくない優雅さで彼女――『夕刻の蝶』は一礼を返すのだった。
* * *
こちらを嘲笑うかのように粘液を撃ち出し続けていたオストガロアの動きが止まる、発射台から伸びた1本のロープ――単発式拘束弾がその巨体を縫い止めたのだ。
バリスタ用の拘束弾は数さえ揃えば砂の大河を泳ぐ豪山龍の動きすら止めると言う、骸龍が暴れ回る度発射台が今にも壊れそうに軋んでいるが、単発でも脚止めには充分のようだ。
格好の的になった所を見計らってか偶然か、再び飛来音と共にバリスタ弾と大砲弾が降り注ぎ、胴体の外殻を容赦なく破壊していく。
俺が撃ち尽くしたバリスタ弾、拘束弾、龍識船からの援護――立て続けの猛攻に再び巨体が崩れ落ちる、例の表皮が無防備に晒され、残る3人が一斉に駆け出していく。「crush!」
決まり文句と共に真っ先に飛び込んだのはサイデンだ、荒々しくも鋭い一突きで灼熱の刃が根元まで深々と突き立てられる。
次いで空中からタクミが真一文字に大剣を振り下ろし、双方が離れた直後には限界まで力を溜めたアリーチェの槍が一閃――衝撃波を伴いながら弱点を抉る。
怒りからか激痛からか、オストガロアが身捩り、拘束を振り払って再度地面へと潜る。 並みのモンスターなら間違いなく致命傷だ、巨体に見合う体力だとしても軽傷ではないだろう。「そろそろ向こうも消耗してきたんじゃないか?」
隙を見計らって砥石でゴーレムブレイドを撫でるタクミが笑みを零す、確実に追い込んでいる手応えがあるのは皆一緒だろう。
全員が素早く体勢を整えると、漸くオストガロアが姿を現し――――触腕を地面に押し当て、大きく胴体を持ち上げる。
小さな地鳴りと共に姿を現したのは、金色に輝く双眸と絶えず粘液を撒き散らす大口だった。分☆割
-
823
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-17 10:46
ID:iFpk47Wc
[編集]
「……ははははは。」
タクミが渇いた笑いを上げる、声に反してその顔は凍りついており、手にしたゴーレムブレイドの切っ先を地面に預けてしまっている。
「冒涜的だな……」
サイデンの声もすっかり萎縮してしまってる、こんな状況なら檄を飛ばす筈のアリーチェさえ、構えを崩さずに相手を見据えるだけで精一杯のようだ。
ああ、奴の咆哮がやたらくぐもって聞こえていたのはそういうことか――玉のような汗を流しながら、妙に冷静にそんな事を考えてしまう。
変化はそれだけに留まらなかった、支えにしていた触腕を地面に潜り込ませ、何かを探すような素振りをし――引き抜かれたその先端には、見慣れぬ頭骨が存在していた。「ラギアクルスにディノバルド……?!」
あれはきっと、哀れにも捕食された獲物の成れの果てなのだろう。
骨で小島を形成できるほどに活動をしていたのだ、武器になるような部分を残していたとしても何ら不思議ではない。準備は整ったと言わんばかりに骸龍が咆哮を上げる、皆呆気に取られており、一様に耳を塞いでようやく我に返る。
「落ち着いて! どんな敵でも弱点はあるわ!!」
アリーチェの飛ばした檄で目に活力が戻る、戦っている相手が変わったわけではない、その特性が同じならば対策も同じではないか。
触腕を双方壊せば先程のように体勢を崩して弱点を晒すはずだ、となれば、先に破壊すべきは――
1.ディノバルドの頭骨が優先だ
2.ラギアクルスの頭骨が優先だ
3.戦力を分けてどちらも同時に狙う
4.自由枠 -
824
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-17 15:14
ID:FAMxu7mg
2
ディノの爆炎も怖いけどラギアの範囲の広さと持続の長さは早めに削いでおきたい。
サイデンの爆弾で何かの拍子にあの効果が発生すれば儲けものかなぁ。 -
825
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-17 15:35
ID:JM0Ei3wE
[編集]
闇を喚ぶ黒猫と夕刻の蝶出てきたな。
黒猫は名前が分ったけど、蝶はまだか。
もう少しキャラが見えたらスピンオフが欲しいな。
本筋からは一歩退くんだろう?
スカした黒猫の弱点が蝶だったら、なんて楽しそうなんだが。
兎殿の許可があれば自分が書きたいくらいだ。 -
826
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-17 18:17
ID:j/zRPyZw
[編集]
これ兎氏からの「お前らそろそろ切り札使っとけよ」メッセージじゃないか?w
バルファルクも逃がしたっぽいし切り札使用希望かけるわ -
827
名前:時雨
投稿日:2017-10-17 22:37
ID:gX20EMvk
[編集]
>>825
獰猛カブラ回で夕刻の蝶の名前はイオンって書いてあったな
台詞見る感じイオンさんはお嬢様キャラかいね? -
828
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-18 10:47
ID:iFpk47Wc
[編集]
叩き付けられるたびに幾筋もの火柱を立てるディノバルドの頭骨、対して避雷針のようなものを残し辺りに放電をするラギアクルスの頭骨。
厄介なのは威力の高い斬竜よりも狩猟域を削ってくる海竜の攻撃か、あちらを優先して壊すべきか――そう判断したところで指先にあるものが触れる。
狩猟前にギルドマネージャーから手渡されていた照明弾、存在を忘れかけていたが『切り札』とやらを使えばこの盤面をひっくり返すのも容易ではないだろうか。
今が使い時があるとしたら間違いなく今だろう、頭上に掲げて発射用の紐を引くと、僅かに覗く空目掛け放たれた弾が眩いばかりの光を放った――* * *
「第3陣、装填急いでください!」
2回目の援護射撃を終えてすぐの龍識船に隊長の声が響く、今回の作戦も指揮官が彼だと知った時は内心不安だったが、今のところ指揮に問題はない。
前回の失敗で手酷く落ち込んでいたようだがその表情に曇りはなく、何があったのかは分からないが寧ろ前よりも覇気に満ちたいい顔になっている。「モタモタすんな! あいつらだけに手柄渡していいのか!!」
慣れない装填作業に手間取る研究員達にランドラットが怒声を上げる。
指揮能力は兎も角として、バリスタの扱いに関しては豪語するだけの事はあり、ここまで全弾を命中出来ているのは自分の観測だけではなく彼の腕に因る部分も大きい。「3時方向、遺群嶺より照明弾! 天彗龍移動の合図です!!」
――右舷観測隊の知らせに龍識船内がどよめく、脚止めを開始して15分少々と言ったところだろうか、名立たる狩人4人でも流石に限界だったようだ。
「装填中止、これより撤退を――」
「10時方向、竜ノ墓場より照明弾を確認!!」隊長の指示を遮る様に今度は左舷観測隊が叫ぶ、こちらは『切り札』の使用要請――ほぼ同時に撃ちあがった照明弾に、隊員達が慌てふためく。
「おいおい、どうすんだよこの状況! アレ使うのか?! 撤退すんのか?!」
大砲弾を装填しかけていたランドラットも思わずその動きを止める、様々な声が飛び交いながらも、視線はやがて隊長へと収束し――
「――前線で戦う彼らを見捨てることは出来ません! 総員、発射準備に取り掛かって下さい! 発射後迅速に撤退を開始します!!」
僅かな逡巡の後、隊長は高らかにそう宣言した。 申し合わせたわけでもないのにランドラットと視線が交錯し、互いに笑みを零す。
「お前ら! アレに装填急げ!!」
部隊長の号令を受け砲撃部隊が一斉に船首目掛け駆け出してくる。 いよいよ御目見えする切り札、逆手に抜き放った剥ぎ取りナイフで覆い隠している布の結び目を切り裂く。
白布が風に飛ばされ、姿を現したのは巨大な――と言っても、ドンドルマの戦闘街に設置されている物と比べれば遥かに小振りの――砲台。
本来ならば移動式大砲との連結機構があるのだが、自由に旋回できる飛行船に搭載することを念頭にそれらが予め一体化されている特注品。
まだ試作段階で排熱の問題が解決しておらず、1度撃てば砲身が焼け焦げて使い物にならなくなるらしいが、それでも人間の扱える最高峰の対龍兵器――巨龍砲には間違いない。「方位665、風向き南南西、位相修正925ー。」
装填が終わったのを確認し、双眼鏡を片手に観測結果を伝えると、ゆっくりと船体が竜ノ墓場へと向き始める。
機を見計らって懐から巨龍砲の燃料――高密度滅龍炭――を取り出して炉に投げ入れる、凄まじい振動と共に周囲の熱量が爆発的に増加していく。「全部私任せって、結構怠慢だと思うんですけど……ねっ!!」
最後の安全装置であるレバーを下げ、素早く身を屈めて耳を塞ぐ。
――閃光、衝撃、そして轟音。 放たれた弾丸は赤黒い稲妻を纏い、大きく放物線を描いて飛んでいく。
宛ら流星、銀翼の凶星と見紛う程に禍々しいそれは大地にぽっかりと空いた穴に吸い込まれていき――巻き起こる爆発、数瞬遅れて音と衝撃がビリビリと大気を震わせる。「着弾確認! これより安全圏に一時撤退します!!」
隊長の号令と共に龍識船は急旋回し、竜ノ墓場がぐんぐんと遠ざかっていく。
――ところで、これは現地で戦っているハンター達の安全は考えられているのだろうか? 胸中に湧いた疑問は、巨龍砲から漂う焦げ臭い煙と共に風に流れていった。 -
829
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-18 10:48
ID:iFpk47Wc
[編集]
照明弾を打ち上げた後、全員にモドリ玉を使うよう指示、最後の単発式拘束弾を撃ち込みオストガロアの動きを止めた後、自身もモドリ玉を使用。
一応の安全圏と思われるベースキャンプ――と言っても、テントすらなく最低限の準備が整えられるだけの大穴前だが――に撤退していた。
切り札とやらが何なのか想像もつかないが、強力な攻撃に万が一巻き込まれては元も子もない、悪運の塊とも言えるタクミが居るのだから尚更の事だ。「切り札、か。 大砲の類だとは思うけれど、鬼が出るか蛇が出るか……」
地の底からオストガロアの呻き声がここまで届いている、それに対して只待つだけと言う、何とも奇異な状況だ。
「……あれは?!」
どれだけ経っただろうか、一言も発する事無く空を見上げていたアリーチェが驚愕したように声を上げる。
それに釣られて視線を向けた先に見えたのは赤い光……バルファルク? いやもっと赤黒い――稲妻の塊、そんな表現しか出来ない物体が目の前を通り過ぎる。
全員がゆっくりと顔を向け合い、4人の――3人と1匹の視線が交錯する。――閃光、衝撃、そして轟音。
突然の爆風に煽られて派手に踏鞴踏む、かつて紅兜の一撃を盾で受けた時と同等か、下手をすればそれ以上の衝撃だった。
煙が晴れ、仲間の叫びすら掻き消すほどの轟音も止み、不気味なまでに静寂が訪れる。 オストガロアのうめき声も聞こえてこない。
よろよろと立ち上がってきた仲間達と視線を合わせると、俺たちは再び大穴へと飛び込んだ。* * *
力なく垂れ下がった触腕、地面に突っ伏した頭部、先程の『切り札』の影響か、時折外殻から赤黒い電磁波のようなものが走る。
やはり、と言うべきだろうか。 この古龍もあれだけのエネルギーを無防備に受けてはひとたまりもなかったようだ。「……ははははは。」
タクミが再び渇いた笑いを上げる、呆気ない幕切れだったが、勝利を実感した途端みるみるうちに頬が緩んでいく。
「やった! 僕達の勝ちだ!!」
「これでもう、飛行船が襲われることもないのね……」
「ふん、まぁ、いいリハビリ相手だったニャ。」喜び方は三者三様ながら、同じ感情はすぐに伝播していく。 俺自身緊張から解き放たれて安堵の溜め息を――
――カタ、と音がした。
他の3人には聞こえていないようだった。 ……聞き間違いだろうか? 心臓を鷲掴みにされたかのような不安と共に振り返り――奴の目が、見開かれる瞬間を、目撃してしまう。
――絶叫。 文字通り死の淵に追い込まれた生物の上げる魂の叫び。 再び撓った触腕が勢いよく地面に突き刺さる。
「コイツ、まだ、生きて……っ?!」
双方の触腕がまるで大切な物を両手で抱えるように持ち上げて来たのは、まだ所々肉の残るグロテスクな物体――アグナコトルの、頭骨。
周囲の大気が赤い粉塵に包まれる、奴の口元に膨大なエネルギーが収束していくのが分かる。
これはオストガロアの『切り札』なのだろう、あれだけのエネルギーが解き放たれれば、アグナコトルの頭骨を媒介に――この辺り一帯が灰燼と化すだろう。
自身の命と引き換えてまで、俺たちを生きて帰さないつもりなのだと、本能的に察してしまった。 これを防ぐことが出来なければ、ほぼ確実な死が待っているだろう。何でもいい、奴が最後の攻撃を行うまでに、あれを阻止するか安全に耐え抜くだけの策を講じなければ――!!
* * *
~info~
・この攻撃さえ凌げればクエストクリアです。
・が、選択肢は『1.自由枠』のみです、主人公達が無事に帰れるよう知恵を絞ってください。1.自 由 枠
-
830
名前:時雨
投稿日:2017-10-18 19:07
ID:gX20EMvk
[編集]
アグナの予想外な使われ方に思わずコーラ噴き出した
えー、何がええやろ。全速力でガロアの側面に回ってブレスを凌ぎきる、とか?>>835 それ死ぬやつや
-
831
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 19:44
ID:3fnLUs4w
大剣のガードで傾けて受け流し…→ガー不、死亡
捕獲用麻酔玉でチャージ阻害?→アグナさんを触媒にしてる分何か変化があるんだろう、望み薄……僕にはわかりません
-
832
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 19:51
ID:2KUA8drw
[編集]
この辺り一帯が灰燼と化すだろう…なんだと…
…うーむ。武器がツインフレイムだから…何かに使えるとか…
決死の覚悟で腕を攻撃…?
…サッパリ分からん。 -
833
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 19:53
ID:n5pADjg6
[編集]
阻止じゃなくて逃げるとしたらモドリ玉はないし・・・
思いきって外周の水の中に飛び込むとか?>>837
もう巨龍砲撃ったときにモドリ玉全員使ってるのよ、兎氏のドS! -
834
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 20:19
ID:ulyrQIt6
[編集]
やっぱり巨龍砲じゃないか(驚愕)
選択は1実は以前の戦いで船から落ちてた龍殺しの実をお口に投げ込む
オスト砲逆流しろ! -
835
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 20:31
ID:RtaSKZzI
[編集]
>>まだ所々肉の残るグロテスクな物体――アグナコトルの、頭骨。
ヒェッ思い切ってガロアの口にラセンザンぶち込む?
-
836
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 20:37
ID:3fnLUs4w
アンカー触腕を破壊して転倒(ゲームでは出来ないため望み薄?)、撃破演出ばりに空に向かって撃ち放って貰う……?
アグナ頭を砕くのはハードル高そうだなぁ… -
837
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 21:07
ID:jlJ/vfLo
[編集]
別にモドリ玉とサイデンだけ地中潜りでもシンプルにいいとも思ってしまう
既に使ったって?調合分があったでええやろ(適当)
-
838
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-18 21:10
ID:6NnOn9fg
[編集]
結局バルファルクは逃したんだろう……?
なら上空に向かって何か目立つものを投げて天彗龍を誘い、ガロアにけしかける!こちらが消しかけられる前に(ボソッ
-
839
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-19 12:04
ID:iFpk47Wc
[編集]
えーっと、えーっと、えーっと(汗
……焦っている理由は後書きにてお話します。 とりあえず全員の案を出来るだけ取り入れて、と。* * *
モドリ玉――ダメだ、全員調合分を持ってきているか分からない。 側面に回りこむ――あれが自滅覚悟の攻撃だとすれば逃げ切れまい、これもダメだ。
逃げれないなら防御――あのエネルギーをとても受けきれるとは思えない、第一俺が身を護る手段がない。 手持ちの道具――閃光玉、音爆弾、捕獲用麻酔玉、使えそうなものはない。
息をすることも忘れ必死に頭を回転させるが状況を打破する方法に辿り着かない、そうこうしている間に口元のエネルギーは臨界間近と言わんばかりだ。万事休すか、抗いようのない絶望に駆られ、力なく頭を垂れ――視界に『それ』は飛び込んできた。
何時からそこにあったのだろう、骨が積み重なって形成された真っ白な大地で文字通り異色を示す1粒――龍殺しの実。
タクミ、アリーチェ、触腕を狙え! サイデン、頭を爆破しろ! そう叫ぶと返事も聞かずその実を掴み取ってオストガロア目掛け走り出し、奴が後生大事に抱える頭骨を踏みつける。
……思い返せば今回、録に双剣を使っていない気がする。 それでも、これが俺の役割だと言うなら最後までそれを全うしてみせよう。宙へ舞う身体、反転する世界、地上からは決して見えない場所にある虹色の窪みを空中から視認し――俺は、龍殺しの実を投げた。
2度目の絶叫、炎戈竜の頭骨を放り投げて骸龍はのた打ち回る。 それでも溜まり切ったエネルギーをこちらに照射しようと必死に顔を向け――双方の触腕を、大剣と槍の一撃が襲う。 支えとなる物が急に吹き飛ばされ巨体が傾ぐ。
「チェックメイトだ!!」
その真下へと潜り込んでいたサイデンが巨大なタル爆弾を投げ付ける。
人で言えば顎に当たるだろう部分で発生した爆発は、骸龍の意識を失わせると同時にその向きを強制的に変えさせて――* * *
――頭上から降り注ぐ岩盤が漸く無くなり、視界を覆っていた砂煙が音も無く霧散する。
制御を失った膨大なエネルギーは明後日の方向へ解き放たれ、大穴周辺の大地を穿ち吹き飛ばしていった。
あれがこちらに向けられていてはどうなっていたか――いや、十中八九4人仲良く死んでいただろう、緊張の糸が切れ、安堵感から四肢が力を失いその場に崩れ落ちる。骸龍は倒れ伏して動かない、凄まじい形相で双眸は見開かれたまま光を失っている。 ――今度こそ、今度こそこいつを討伐したのだ。
「今度こそ運のツキかと思ったよ……」
「何言ってるの、貴方元々運なんてないじゃない……」
「まさか、雪山よりも寒い思いをするとは思わなかったニャ……」……どうやら崩れ落ちているのは自分だけではないようで、周りから聞こえる声も精根尽き果てたといった様子だ。
飛行船の音が近付いてくる、恐らくは龍識船だろう。 あらぬ誤解は与えたくなかったのだが、疲労感と達成感に満たされた身体では、瞼が落ちようとするのを止める事は出来なかった。 -
840
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-19 12:05
ID:iFpk47Wc
[編集]
対巨龍爆弾「あの、自分の出番ってまだですかね? え、巨龍砲でオストガロアもろとも吹っ飛んだ? アッハイ……」
* * *
再び目を覚ました時、像を結んだのは龍識船の――正確にはその研究室の――天井だった。
簡易寝台の上で寝かされている間に手当てもされたのか、身体のあちこちに包帯が巻かれており、身に付けていた装備は取り払われて脇に纏められている。
まだ少し痛む身体を引き摺りながらも簡易寝台から立ち上がり、よろよろと研究室から外に出ると、空は藍色に染まり星々が幽かに煌めいていた。一斉に集まる乗組員達の視線、直後、割れんばかりの歓声に包まれる。
共に狩猟をした3人が駆けてくる、ランドラットが背中を力任せに叩いてくる、エドワード達ベテラン組みが俺を見てニヤニヤと笑っており、ミーシャが遠くから手を振っている。――嗚呼、この作戦は成功したのだと、今更になって実感が湧いてくる。
その喜びを噛み締める暇もなく何処からとも無く料理が運ばれ、杯を持たされ、乾杯の音頭を取らされ――甲板はあっという間にお祭り騒ぎになった。* * *
あちこちへ引っ張りまわされ、ようやく落ち着けそうな船尾側へとたどり着くことが出来た。
盥回しにされながら次々と酒を注がれたせいで頭が少しクラクラする、その過程で色々と話をされたのだが、正直よく覚えていない。
確か、隊長が立ち直れたのは『傘塊』との戦いで俺が仲間を信頼して立ち向かい続けた話を聞いたからだとか、ライカがこれから何かあれば力を貸してくれるとか、そんな事を話していた気がする。「随分お疲れみたいですねー。」
ゆっくりと風に当たれると思ったが、どうやら先客が居たようだ。
狩猟中ずっと援護に徹してくれた彼女の頬はほんのりと朱に染まっている、やはり高所だと酔いの回りは早いのだろうか。 何はともあれ絶妙な援護射撃に対して礼を口にする。「まさかこんな風に巨龍砲を使うことになるとは思いませんでしたけどねー。」
あの途轍もない威力の砲弾は巨龍砲と言うのか――聞けばドンドルマでは街を古龍などから防衛する際にあれを使っているらしい。
ミーシャ自身も防衛作戦の折に使用した経験があり、起動に必要な動力を確保するため奔走していたことがあったなど、何やら大変な時期があったようだ。「……あ、そう言えばご褒美あげるって約束してましたねー。」
不意に話を切り上げ、思い出したかのようにこちらを見る。 正直忘れていたが出発前にそんな事を言っていた。
「皆には、ナイショですよー……?♪」
またコイツは何を企んでいるやら、愉快そうにそう言うと手にした杯の中身を口に含み――
唇が触れた。
するりと舌が入り込み、口内に柑橘系の香りとアルコールの刺激が充満する。何が起きているのか理解する暇も無く反射的にそれを飲み下すと、一回りこちらの舌がなぞられてミーシャの顔が離れていく。 ――手の甲に落ちた唾液の雫に思わず身体が跳ねた。
顔が熱い、頭がクラクラする。 これはきっと飲まされた――と言うか、口移しされた――酒のせいではない。
ああ、そう言えば初対面の時も似たようなことがあった……そんなことを考えながら、俺の身体は再び崩れ落ちていった。* * *
~シナリオ39:虚空の凶星、奈落の妖星 CLEAR!!~
GET:勲章・厳めしい骨(オストガロア狩猟の証、何のどの部分かは分からないが厳めしい)
GET:勲章・炎戈竜の頭骨(オストガロアの切り札を凌ぎきった証)
GET:称号・幽霊船の葬送者(『冥府を渡る幽霊船』を退けてみせた) -
841
名前:虚空の凶星、奈落の妖星@兎
投稿日:2017-10-19 12:06
ID:iFpk47Wc
[編集]
後書き
確実に単調かつ冗長になるオストガロア戦、果たしてどう書くべきか? 兎なりに最大限のアレンジを加えてお届けしました。
今回も最後に色々と語っていきたいと思います。・龍識船の援護について
敵味方双方に大幅な梃入れが必要と判断、あの限られた状況で味方側はどんな事が出来るか?
ヒントになったのは暇氏のシナリオ中に登場したこのセリフ。
「それにあの最新式の撃龍船が完全に無事ではないとは言え、回収できるのも大きい!」
「なにせ、もうすぐ実用化も検討されている“龍識船”のモデルなんだからね」
これならば龍識船を武装させることは可能と判断、4Gのダレン・モーラン戦をイメージしながらバリスタ、大砲弾を搭載させました。・巨龍砲について
設定的な部分としては『性能そのまんまの物が自由に飛行できる船に付いたらハンター廃業やん』との懸念から試作品かつ使い捨て品に。
ギミック部分としては『使用宣言した時点でオストガロアの形態をまるっと1つスキップできる』というものになっています。
またこの時拘束弾が残っていれば併用して更にもう1形態スキップ、つまり今回は本体出現と本体怒り状態の2段階をスキップしています。
必殺の一撃による盛り上げ、シナリオの実質的な短縮、同時にオストガロア側の切り札でモドリ玉使用という選択肢を無くさせるという3つの役割を持たせていました。・オストガロアの『切り札』について
一方の強化だけはしないのが兎クオリティ、時雨氏のシナリオを読んだ時点でオストガロア側の切り札はこれに決定していました。
攻撃の内容としては頭骨を媒介に瘴龍ブレスを撃つ事により、竜ノ墓場をバツ字に焼き払った後、投げ付けられた頭骨が大爆発を起こす、というものでした。・それに対する焦りの理由
兎「集まる案は3・4件位だろうから、初期成功率を20%にして案を出してくれた方1人につき成功率を10%上乗せしてほぼ五分五分、これでええやろ。」
……ハイ、まさか9件も案が出るとは思いもよりませんでした、100%を超過して自動成功です。 自分の見通しの悪さを嘆くより多くの方に参加していただいたことを感謝致します。
拾い切れなかった案(ラセンザン・バルファルク等)ありますが、出来る限り話に盛り込まして頂きました。 このシナリオ中の龍殺しの実推しに草。
とりあえず山田君! >>838さんの座布団持って行っちゃって!・反省点
エリアル双剣らしいこと、何も出来てませんね、ハイ。
次回はせめて主人公が砥石使う描写を差し込める程度には使わせねば。・『闇を喚ぶ黒猫』『夕刻の蝶』について
上位終盤に差し掛かり、本格的に始動させました。
基本的には今回のように『主人公たちとは別件を抑える』役回りをさせていただければ幸いです。
ライカに関してはキャラ設定投げて起きます、イオンに関しては、またスポットを当てたシナリオを作成した際に、と言うことで。それでは、今回も長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
* * *
『闇を喚ぶ黒猫』ライカ・F・ジュヌミア
性別:男 年齢:20代後半 装備:氷炎剣ヴィルマフレア 防具(見た目):ナズチ・クシャナ・デスギア混合
龍歴院所属のハンター。 漆黒の髪とまるで暗殺者のような出で立ち、身体の柔からさから『闇を喚ぶ黒猫』の二つ名を持っている。
近寄りがたい風貌に反して面倒見がよく喋り方も丁寧なのだが、一々助言が的確すぎるため周りから反感を買うことも多い。
双剣を愛用していることが多いがどんな武器、どんなスタイルも使いこなす天才肌。 技術だけではなく知識も豊富である。
オストガロア討伐作戦で共闘し、今後も何かあれば力を貸すことを約束した。 -
842
名前:千壱
投稿日:2017-10-19 12:45
ID:M88.zHMM
[編集]
兎氏、シナリオお疲れ様ですー。
オリジナル要素盛り盛りのガロア戦、楽しませていただきました。
特に最後のシーンとアイデアラッシュ、これだけのアツい展開には脱帽せざるを得ないです。頭骨……ビーム……うっ、SOULが!
次のシナリオは時雨氏ですかね?
-
843
名前:時雨(外出先)
投稿日:2017-10-19 12:54
ID:HwrBMQ1g
[編集]
兎氏お疲れ様でしたー。
アグナ頭が切り札に使われるのは既に決まっていたのか…。おったまげたわい
そしてミーシャの予想外の行動にコーヒー噴き出しました千壱氏が次やってもいいんだよ…?
-
844
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-19 13:41
ID:JWWD0ZSU
[編集]
(次シナリオで熱い譲り合いしてる所申し訳ないが誰がやったって)ええんやで
シナリオ39お疲れ様でした。
ガロア退治に出発する経緯がクーデター染みててヒェ…っとなりました。
他の幹部にバレずに巨龍砲用意できたのは隊長やギルドマネージャーが頑張ったからやろか。なんにせよ隊長も立ち直って良かった。
龍識船はゲーム内でも船首におもっくそ撃龍槍くっ付いてたから撃龍船並の武装は可能だと思います。
自分で言っておいてアレだけどメインの動力気球の癖に良く浮くね(←は?)
いずれにせよゲーム内の描写に引っ張られ過ぎない発想と想像は大事だよねうんうん!
ついその他の自由枠を考えたくなっちゃうシナリオは良いシナリオだと思うのです。新キャラライカくんまさかの全武器スタイル得意という主人公の完全上位互換!これはラスボスやろなぁ…(適当)
あとミーシャがどんどんビッチ化してるんですが見間違いですかね…
イオン?登場でこのエリートPTの全容が明らかになったり>>825の番外編が始まったりするのを楽しみにしてます。ところでこのスレももう800半ばまで進みましたが次スレって要りますかね…?
どう考えても途中でワールド出るで。 -
845
名前:暇
投稿日:2017-10-19 13:45
ID:JWWD0ZSU
[編集]
あ、↑はワイやで
取り敢えずまとめなきゃ…(使命感) -
846
名前:暇
投稿日:2017-10-20 18:48
ID:JWWD0ZSU
[編集]
あなたの日記十冊目 目次に戻る(>>1) (一~六冊目までは前スレを参照)
七冊目>>(25後半~28)>>299 八冊目(29~32)>>300 九冊目(33~37)>>657 十冊目(38~42前半)>>846
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ38~驚天動地のキノコ狩り~(>>757)
龍歴院が活動を再会した骸龍の行方を追う間、あなたは取り敢えず飯でも食べながらゆっくり採取して休もうという結論に至る。
しかし、エリクシルを伴って沼地へキノコ狩りに来たあなたが見た物は、沼地中のキノコを食い尽くさんほどの異常の数のモスの群れだった。
沼地で隠遁生活を送る元ハンター「ドゥラ」が言うには、以前取り逃がしたバルファルクの影響で一帯の山の主「傘塊」が沼地に逃れて来た影響だとのこと。
これを追い返し、ついでにキノコを奪うべく「傘塊」に挑むあなた達であったが、逆に怒らせてしまい、山の主は暴れ出す。
仲間を信頼する心を力にこれに立ち向かったあなたは、戦いの末なんとか山の主を撃退することに成功した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ39~虚空の凶星、奈落の妖星~(>>801)
骸龍の動向を掴んだ龍歴院より、あなた達の元へ討伐作戦の招集状が届いた。
バルファルクを追うには龍籍船が必要だが、龍識船を飛ばすにはオストガロアの脅威を完全に取り除かねばならない。
かくして、ギルドマネージャーの判断の元、他の龍歴院幹部を押し切る形で龍識船を用いた骸龍討伐戦が強行された。
ミーシャが元居たパーティーの仲間、闇を呼ぶ黒猫「ライカ・F・ジュヌミア 」達がバルファルクを抑える間、あなた達と龍識船がオストガロアに猛攻を仕掛ける。
龍籍船の放つ「切り札」に追い詰められたオストガロアの捨て身のブレスをあなた達は必死の抵抗で凌ぎ切り、龍歴院は遂に骸龍討伐の偉業を成し遂げた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ39.5 ~狩人のススメ~(>>849)
骸龍討伐の功績で勢い付く龍歴院であったが、新人が浮かれて怪我をしないようにと特別講義が企画された。
講師として選ばれたあなた達一行は、狩りに必要な様々な知識と技術を後輩たちに伝えて行く。
あなた自身も実地訓練で「アルザス」「アズリー」「エイジロウ」の個性的な3人の生徒を受け持ち共に古代林を進むが、二つ名持ちと思われる斬竜に襲撃される。
逃げ遅れたアズリーを庇いながら、しかし彼女の機転で斬竜を罠に嵌める事に成功したあなた達は、辛くも生還し講義を全うすることが出来たのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ40~孵らぬ卵を求めて~(>>910)
お前はモンニャン隊を侮っている、協力して欲しくば狐の卵を持って来い。
ミーシャのオトモにしてブレイズ猫傭兵団団長のアイルー「ケイ」からそう告げられて、突然聞いたことも無いアイテム探しに奔走する羽目になったあなた。
ライカの相棒「イオン」と共に聞き込みと推理を繰り返し、割かし短時間で導き出した答えは「竜琥珀」。
どうやら本当にこれが正解だったらしく、あっさりとケイに認められケイの率いるモンニャン隊の力を借りる事が出来るようになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ41~唸る狼藉の黒紫~(>>925)
天彗龍の新たな情報が入るのを待ちながらあなた一行と共に過ごすアマネの元に、故郷から黒狼鳥「イャンガルルガ」出現を知らせる手紙が届いた。
それと同時にクルトアイズから持ちかけられた二つ名持ちの黒狼鳥「隻眼」討伐のクエスト。アマネは故郷を救うべく、レイカとクルトアイズを伴い旅に出た。
通常の黒狼鳥と「隻眼」とが入り乱れ混乱する狩り場を冷静にこやし弾で鎮めつつ通常種を先に仕留め、苛烈な攻防の中でお互いに傷を負いながら「隻眼」をも
制したアマネは、故郷を守れた喜びを胸に帰路へ就いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シナリオ42~若芽萌ゆ古代の森に紅葉の(前半)~(>>972)
アマネが隻眼討伐に赴いている一方であなたの元にも救助の依頼が届いた。
かつてあなたが教鞭をとったアルザス達新人トリオが古代林から帰ってこないのだと言う。
たまたま付き合い良くその場に残っていたツバメと共に古代林へ急ぐあなた。
最初に発見したエイジロウをツバメに任せ、不思議なドスマッカォをやり過ごしつつ何とか残る二人も保護したが、そんな一行に凶暴竜「イビルジョー」が襲い掛かった。
眠り生肉で時間を稼いだあなた達だったが、凶暴竜はマッカォの群れまで見境なく襲い始め、混迷を極めた状況の中で逃走劇は続く… -
847
名前:蟹
投稿日:2017-10-21 17:07
ID:B8nXzJ4E
[編集]
オストガロア戦お疲れ様でした。
バルク片付けたらG級だけど、なんかその前に一旦小休憩でシナリオやる雰囲気……?
ちなみにバルク戦のとき前に編成したメンバーは気にしないで大丈夫です。烏兄貴元気にしてるかなぁ……
-
848
名前:時雨
投稿日:2017-10-21 21:23
ID:gX20EMvk
[編集]
誰もいないのなら進行取ろうかな
書き始めるのは明日になりそうだけれど。調整したいし、FGOガチャりたいし -
849
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-22 11:19
ID:gX20EMvk
[編集]
宣言通り進行権いただきます
注意事項
・番外編
・主人公はいます
・前半文章の垂れ流しシナリオ39.5 ~狩人のススメ~
「私達にハンターの教育をして欲しい、ですか?」
そう尋ねるエリクシルに対しギルドマネージャーはうむと頷く。
骸龍討伐作戦が成功に終わって早三日、久方ぶりの大仕事だった為しばらくはじっくり休みたい。そう思いながら自宅で寛いでいるとアマネがやって来た。
彼から「出来るだけ人を集めてギルドマネージャーの所に来い」という伝言を受け、仲間達に呼びかけギルドマネージャーの元へ訪れると龍歴院の内部にある会議室へと案内された。
そこでギルドマネージャーから持ち掛けてきた話が「新人ハンター達の教育をして欲しい」との事だった。「件の骸龍が討伐され、その勢いに乗ろうと今の龍歴院所属のハンター達が活気だっている。 当然新人ハンター達も例外じゃあない」
「その新人ハンターが調子に乗って無謀な挑戦をして大怪我をしちゃあ目も当てられない。そこで先立つハンターであるお前さん達に新人ハンターにハンターとして必要な事を叩き込んで欲しい、と石頭連中からの話だよ」
どうやら上のご老体達からの命令らしい。
「面白そう」と一部のから声が上がるが当然否定的な声が上がる訳で…。「俺はやらねぇぞ!何で俺がやらなきゃ…「因みにあの強行作戦に参加したハンターは強制参加らしい」…ッチ!」
抗議を却下され盛大に舌打ちするランドラットに対し、「ハハッ、脳筋鼠ざまぁ」と笑う声が上がりランドラットがエリザベートに飛びかかろうとするが、彼の両サイドにいたブランシュてタクミに抑えられる。
-
850
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-22 13:22
ID:gX20EMvk
[編集]
「しかしまあ、出来るだけ人を集めろとは言ったがなぁ」
アマネは改めて集まった面子を見回し、俺を不思議そうに見詰める。
「…『堅牢地神』、『バリスタエド』、『銀弾』、『神速の白雪姫』、『ドンドルマの白髪鬼』、『炎戈狩り』、『沼地の魔女』、『闇を呼ぶ黒猫』、『夕刻の蝶』、『隻眼のクルトアイズ』に『悪魔の警鐘』だろ? よくもまあとんでもない面子が集まったもんだな、お前の人脈なんなんだ?つうかドゥレ婆ちゃんどうやって引き込んだ」
…それは俺に聞かれても困るのだが。
ドゥレは「ヒヒッ」と笑うとアマネに話しかける。「あんたがいうかい『狩場彩る武神』さん。 聞いてるよ、あんた結婚したんだってねぇ」
「あーはい、そりゃどうも。 …で?あんたも黙って引き受けるつもりはないんだろ?」
「そりゃそうさね、報酬次第では手伝ってやらん事はないさ」
「ドゥレよ、報酬は気にしなくてもいいさ。 石頭共はそれ相応の報酬は用意しているようだよ。 で、話を戻すのだがね…」話によると講義は四日間。 それぞれ『調合学』、『生態、地域学』、『武器学』、『実践狩猟』という内容で誰がどこに当たるのか話し合って欲しいようだ。
「どの講義に当たるのか担当が決まったら、書類を各自に配っていくよ。 それじゃあ頼むよ」
「なるほど、了解した。 ではまず『調合学』からだが…」────────────────
俺の担当になったのは『実践狩猟』だ。
手渡された書類によると五つの地域にある小型モンスターの狩猟や納品などといった簡単な依頼を行うようだ。 講義を受ける新人ハンターは十五人、各地域に赴くのは講義するハンター一人、新人ハンター三人でジンクスは守られるとの事だ。
行うのは四日目、講義の最終日にしてメインの様なものらしい。
同じくこの『実践狩猟』の講義に当たることになったのはランドラット、ミーシャ、サクラ、そしてある物を受け取る為にギルドマネージャーの元へ向かったこの場にいないもう一人だ。
…俺は新人ハンター教育などやった事が無い。彼等はそういう事をやったりした事があるのだろうか。「私ですかー? そうですねぇ、ドンドルマで何度かやった事がありますねー」
「私も旅をしてる時にやった事あるよ!狗竜の狩猟を披露せよなんて言われたこともあったし」
「あ? あぁ、ハンターじゃないんだが衛士やってた時に新入りに訓練を叩き込んでいたりはしたがな」
「───待たせたわね。 ある物、持って来たわよ」それぞれ形は違えどやってきたことには変わりないようだ。
そう話していると同じく担当であるレイカがやってきてそれを机の上に置く。
持ってきたのは筒に入った五本の棒と五枚の依頼書。 話によれば棒にはそれぞれの地域の名前が書かれており、俺の引いた地域がそのまま担当となるようだ。
いい結果が引けるようにクジへと手を伸ばす。
あとついでに先輩ハンターらしく何を装備するか決めなくては…。
引き当てたクジに書かれていたのは…。~クジに書かれていたのは?~
1 古代林
2 森丘
3 雪山
4 渓流
5 旧砂漠~装備、武器、スタイルを選んで下さい~
*現状制作可能な物から今回使用する装備を選択してください -
851
名前:暇
投稿日:2017-10-22 14:38
ID:JWWD0ZSU
[編集]
6、グリフィンドーーー…やっぱ1の古代林で
装備は初心を思い出してベルダーSにオプシドホルンの初期装備上位版セットを
スタイルはエリアルで -
852
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-22 14:44
ID:mv9SHmso
時雨氏、ドゥレ婆ちゃんではなくドゥラ婆ちゃんですぜ
-
853
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-22 17:00
ID:gX20EMvk
[編集]
ありゃ、ホントだ。 ブランシュさんがとり憑いたかな() …嘘です、直しときます
~~~~~クジに書かれていたのは古代林の文字、どうやら古代林の担当になったようだ。
ミーシャに渓流の依頼書を渡したレイカにクジを見せると「古代林の依頼ね。 はい、これよ」と依頼書を渡してくる。
なるほど、深層シメジの納品依頼か。 これなら初心者であるハンター達にも簡単な依頼だ。「それじゃあ各自、どんな風に教え込むのか考えてちょうだいね。 あ、私達は『実践狩猟』迄の三日間は龍歴院で皆の授業を見学してもいいらしいわよ」
どんな風に教授するのか…。 この三日間で仲間達にの授業を見学して考えるのもいいだろう。
出ていこうとしたミーシャとサクラをレイカが呼び止め何かを話しているが、まぁ俺には些細な事だろう。
そういえばレイカは獰猛化したゴア・マガラを倒したようでゴアR装備となっている。
……『悪魔の警鐘』という二つ名に磨きが掛かっているが良いのだろうか?翌日、自宅の前で鳴くムーファの声で目覚め装備を整える事とした。
やはり何事も初心に帰ることは大事だろう。ということで今回の装備はベルダー、その上位装備ベルダーS。武器は
ベルダーホルンを強化した『オブシドホルン』、 スタイルはエリアルスタイルで行くとしようか。
さて、そろそろ時間か。 装備がズレていないかシルビアにも確認して貰い龍歴院へと向かった。~~~~~
依頼者 龍歴院の研究家
依頼内容
研究用の素材が切れちゃってね。
古代林で深層シメジを集めてきてもらえる?
…古代林っていえば近頃、調査隊が妙な報告を寄こしてたっけ。
何でも刃を研ぐ音が聞こえたって聞いたけれど、気のせいよね? -
854
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-24 22:03
ID:gX20EMvk
[編集]
ミーシャ達と合流し、龍歴院の案内図頼りに生徒達がいるであろう講義室へと向かう。
屈指の敷地面積を誇る龍歴院だが、これだけ大きければ当然迷ってしまう者も多いのだろう。案内看板や張り紙が至る所にある為目に入ってくる。「やっと来たか。生徒達は既に待機しているぞ」
「……あ、貴方さん。ミーシャちゃんに皆さんどうも……」講義室の石造で出来た扉の前には今回のハンター教育の副担当者となったクルトアイズ(担当者はギルドマネージャー)と、一日目の教科『調合学』の顧問となったエリクシル、そして副顧問の二人の姿が。
「お前達『実践狩猟』組には俺と共に中に入って簡単な挨拶をしてもらう。 教える生徒達に顔は覚えて貰っても何も損はないからな。 『調合学』組は合図をしたら入ってくるように、いいな?」
「は、はい!」……エリクシルが緊張によってガッチガチになっているが大丈夫なのだろうか。
クルトアイズによって石で出来たその見た目に反して普通のドアのように開かれると、そこには石によって作られた長机と椅子、そしてドアが開かれるまで他愛のない会話をしていた十五名の生徒達の姿があった。
慌てて自分の席に戻る生徒達を見たクルトアイズは教壇に立つ。 俺達もそれに合わせるようにして横に並び立ち、こちらを見る生徒達の期待と不安に満ちた視線をその身に受ける。「…という訳で四日間の講義は君達初心者ハンターを一人前のハンターに育てる為に実施されるものだ。 先輩ハンター達の教えをしっかりとその身に刻んでおくように。 そして今、私の横にいるのが四日目の『実践狩猟』の教師達だ」
「レイカ・ミソラよ。よろしく頼むわ」
「サクラ・グローリアでっす! よろしくお願いしまーす!」
「ミーシャ・アルティムです。 よろしくお願い致しまーす」
「ランドラットだっ! よろしく頼むぜっ!」俺も彼等に習い自己紹介を行い、生徒達に向かって軽く頭を下げる。
………明らかに生徒達の視線がこちらに向いていない。特に男子生徒の視線が。
原因は隣にいる女三人の装備だろう。どれにしても露出度が高く、目のやり場に困るものばかりだ。 -
855
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-24 23:40
ID:gX20EMvk
[編集]
クルトアイズの「教師に手を出したらギルドナイトに世話になるぞ?」という発言に緩んだ表情をしていた男子生徒達が一斉に視線を逸らす。
一つ咳払いをして俺達を講義室の後方に並べられている椅子に座るよう指示し、クルトアイズはドアの向こうにいる一日目の講師達に入って来るように声をかける。「連絡は以上だ。 それじゃあ、待たせて悪かったな入って来ていいぞ」
「ひゃっ、ひゃい!!」一日目 『調合学』
メイン講師:エリクシル 副講師:ツバメ・ハルカゼ、ドゥラドアがガラッと開けられエリクシルが入ってきた。………入って来たのはいいが、あいつ大丈夫か?緊張のし過ぎで両手両足が同時に出てるぞ。
「エリクシルの奴、大丈夫かのう。 見ていると心配になってくるんじゃが…」
「あのお嬢ちゃんを見てると何だか孫を見ているような感じになるねぇ」
「ふむ? ドゥラ殿には孫や子供などはおったのか?」
「さぁて、どうだろうねぇ。ヒッヒッヒッ…」縁側で茶を啜りながらしそうな会話を行いながらツバメとドゥラが後に続いて入ってくる。
三人が教壇に並び立つが、未だエリクシルはガッチガチに固まったままである。そんな彼女を見かねたのかツバメが彼女の変わりに授業の進行を行う。「それでは一日目の『調合学』を始めるとしよう! わしは副講師のツバメ・ハルカゼじゃ! よろしく頼むぞ!」
「同じく副講師のドゥラじゃ、よろしく頼むねェ」
「そしてこちらにおるのがこの『調合学』のメイン講師であるエリクシルじゃ! ほれエリクシル、生徒達に挨拶を」
「ひ、ひゃいっ! エ、エリクシルでしゅ! よろしくお願い致しますしゅっ!」
……噛んだ。
「噛んだなぁ」
「噛みましたねぇ」
「…噛んだわね」
「エリたんかわいいね!」盛大に噛んでしまった。そして『エリたん』の誕生である。
講義室全体に流れる何とも言えない空気と共に完全に石のように固まってしまったエリクシルを見て溜息を付くとツバメは生徒達に向かって話を始めた。「お主達にはこれから調合について学んでもらうのじゃが、たかが調合と甘く見てはいかんぞ? 回復薬や狂走薬、シビレ罠や落とし穴といった罠などハンターにとって必要なアイテムは全て調合から生まれるといっても過言ではない」
「ガンナーは特に調合と触れ合う機会が多い。 基本的に現地での弾や瓶の回収、補充というのは不可能じゃ。 ならどうするかといえば弾や瓶それぞれの調合素材を持ち込み現地にて調合を行う事となる。 調合以外では入手できないアイテムも多く、強力な弾丸も調合が主な入手方法になる為しっかり頭の中に叩き込んでおくように!」
「今こうして固まっておるがエリクシルは、龍歴院の準備エリアにてアトリエを経営しておる。 素材が足りないけれどこのアイテムが欲しいという時は彼女に頼ってみるのもいいかもしれんぞ」
生徒達のエリクシルに対する視線が不安から期待へと変わったのをみてツバメは頷くと、「ドゥラ殿、例の物を」と言いドゥラからある物を受け取る。
受け取ったのは真っ赤なイチゴ……あれは、熱帯イチゴではないか。あれは精算アイテムな筈だ。まさか内密に持ち帰ってきたのか……?「本来この熱帯イチゴは持ち帰ってくる事は許可されておらん。 然し、今回はギルドから特別な許可を得てこのようにこの場に持ち帰っておるのじゃ」
俺の心配はどうやら杞憂だったようだ。思わず安堵の息が漏れる。
だが、その熱帯イチゴを一体どうするのだろうか…?「この熱帯イチゴはある物と調合する事によりとあるアイテムへと生まれ変わる。 それはなんだかアンタ達には分かるかねェ。 最も、あの店で一時期バイトをしていたっていうあの坊主には分かってるみたいだがねェ」
「ヒヒッ」と笑うドゥラの声を聞きながら生徒達は一斉に俺の方へ振り向く。
………無茶ぶりはやめて欲しいのだが。しかし、なってしまったのは仕方あるまい。ここは一つ、先輩ハンターらしさを見せつけてやろうではないか。
熱帯イチゴを調合すると出来るものと言えばあれしかないだろう、となれば調合素材はやはり……。~必要な調合素材は?~
熱帯イチゴ+???=???
1 霜降り草
2 氷結晶
3 雪甲塊 -
856
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-25 02:51
ID:F/LZyFrQ
[編集]
エリエリ先生かわいーい!
霜降り草?とんでもない
氷結晶?バカ言うな
漢なら氷も妥協せず、最高級の3雪甲塊でガツンと食ったらんかい!と言いくるめる -
857
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-25 14:22
ID:D5Wg5b66
[編集]
嘘つけ絶対氷結晶だゾ
というかドゥラ婆ちゃんよくギルドの依頼引き受けたな…… -
858
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-25 23:55
ID:gX20EMvk
[編集]
えーっと、これどうしようか…。
せや、こうしたろ
~~~~~明らかに面白がっている仲間達の視線を背に受けながら隅に置かれていたアイテムボックスの中を漁り始める。
ふと目に付いたのが巨獣の脚にこびり付いた雪の塊、雪甲塊だ。何でも一口食べれば巨獣のような力が溢れてくるらしいが…。
雪で冷やせば何とかなるか…?
そんな事を思っているとその隣に転がっていた氷の塊、氷結晶が俺の視界に入ってくる。エリクシル先生、これと熱帯イチゴの調合を頼む。
雪よりは氷の方が効果はあるだろう。俺はそれを掴み、緊張で未だ固まって動かないエリクシルの手を開き、その手に氷結晶を置いてやる。「ちべたっ!?えっ、あ、はい、調合ですね!?」
ようやく覚醒した彼女は早速調合の準備に取り掛かる。
まずボールの中に氷結晶をいれ、その手にアイスピックを持つとそれを大き過ぎず小さ過ぎずの程よい大きさに砕き始める。
続いて皿の上に置かれた熱帯イチゴの上に砂糖をまぶし、それを先程の砕いた氷結晶の中に投入していく。
するとどうだろう。超低温の氷結晶によって熱帯イチゴの表面が凍り始めてきたではないか。
エリクシルは頃あいをみて熱帯イチゴを掬い上げ、皿の上へと乗せていく。「…はい!氷結晶イチゴ、完成です!」
「うむ、やはりエリクシルの調合の手つきの良さには惚れ惚れするのう。 天晴れじゃな」
「『傘塊』の時もそうじゃったが、お嬢ちゃん中々やるもんだねェ」「そんな事は…」と彼女は照れているが、実際素晴らしいものだ。
事実彼女の調合の手際の良さを見て生徒達から感嘆の声が上り、果てには拍手まで起こっている。
拍手を受けてすっかり調子を取り戻したエリクシルを見てツバメはその顔に柔らかな笑みを浮かべる。
まさか、ツバメはエリクシルの緊張を解してやろうとしていたのか。何とまあ、気が回る奴だろうか。「さあ、先生が目覚めたところで早速授業を始めていくぞ! 今日この授業を一番に頑張った者には褒美として先程エリクシル先生が作ったこの氷結晶イチゴをやるぞ!! 欲しければ一番になれるように勉学に励むが良い!!」
目の前にあるスイーツ欲しさに生徒達のやる気が一気に跳ね上がる。
それまでに氷が溶けないか心配だがなぜか溶けない氷の塊である氷結晶で出来ているのなら安心だろう。「…エリクシル、休憩時間に生徒達全員分の氷結晶イチゴを頼むぞ」
「…分かりました。 任せておいて下さい」自分の席に戻ろうとした時、ツバメとエリクシルがこそこそとそんな話をしているのが聞こえた。
…まさか先程言っていた『一番になった者にやる氷結晶イチゴをくれてやる』というのは生徒達のやる気を引き出す為の嘘だったのか…?
彼には発想力があると知っているとはいえ、ここまでとは…。
彼からどのように生徒を動かしたらいいのか、習ってみるのもいいのかもしれない。 -
859
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-26 23:09
ID:gX20EMvk
[編集]
「雷光虫の放つ雷によってトラップツールが誤作動を起こし漏電、そこから感電してしまう事があるのでシビレ罠の調合は最大限の注意を払いながら行って下さいね」
あれから数時間。
休憩を挟みながら授業を行っており、エリクシルによって行われる『調合学』は順調のようだ。
ツバメとドゥラはエリクシルの補足を行うなどしてエリクシルの授業を上手くフォローしている。部屋に掛けられた時計を見たツバメは「ふむ」と頷き、エリクシルに何やら耳打ちをする。
何かを伝えられた彼女は「分かりました!」とだけ言うと生徒達の方を振り向いた。「皆さん、調合とはどのようなものか分かってきたかと思います。 そこで皆さんには回復薬、及び回復薬グレートの調合実技を行ってもらいます!」
実技という言葉を聞いて一部の生徒から「マジかよ…」「出来るかなぁ…」といった不安に満ちた声や、「実技がある何て聞いてないぞー!」と不満の声が上がるが、ツバメは「落ち着くがよい」とそれらを宥めていた。
「不安や不満があるのは分かる。 しかし、何事もやってみなければ分からんぞ? 不満だとしても調合出来なくて困るのは結局自分なんじゃからな。 何事にも挑戦するというのも大事なのじゃよ。 …さてドゥラ殿、そろそろ彼等を」
「分かったよ。 待たせて悪かったねェ、アイルー達よ。 それじゃあ準備を頼むよ」ドゥラはそういうと講義室のドアをガラリと開ける。
そして、部屋に入ってきたのは…。「───全く、待たせ過ぎニャッ!」
「華麗な僕達が材料や実験材料を持ってきたのニャー!」
「生徒の皆さんの机に置きますので少々お待ちを、ですニャ!」
「…何で俺までこんな服を着せられているニャ…? 作戦に参加していたとはいえ、何故こんな服を…??」りゅ~しか、エリック、ウドン、サイデンのニャンター&オトモアイルー達だった。
サイデンもあの作戦に参加していた。それ故に上から強制参加させられたのだろう。他のアイルー達は大方報酬で大量のマタタビを買えるだのでついてきたのだろうが。
だが、今回はハンターの講義会。なのでアイルー達には裏手に回ってもらいハンター達の授業のサポートを行うようだ。
それはいい。それはいいのだが…問題は今彼らが身につけている装備だ。「アハハハハ! りゅーりゅー達受付嬢の服を着てるよー!」
「フフッ、そうね! 何だか可愛いわね!」
「皆さん似合ってますねー。 サイデンさんもっと楽しめばいいのに」
「ブッホッ!! ヒーッ、ヒーッ!」そう、各村の受付嬢の制服を模した服を着せられていたのだ。
誰がどんな服を着ているのか解説するならりゅ~しかがココット村、エリックがポッケ村、ウドンがユクモ村、サイデンがベルナ村のものとなっている。……この場にあのガムート装備のあの少女が居なくてよかった。
隣の女子三人や一部の生徒から「可愛い!」と歓声が上がったり、隣の不良衛士が腹を抱えながら爆笑している最中にも彼等の準備した物は次々に各机の上へと置かれていく。 -
860
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-26 23:32
ID:gX20EMvk
[編集]
長机の上に置かれた大量のキノコと薬草、ハチミツ。そしてその横に置かれているスプーンやすり鉢、すり棒といった調合に扱う様々な器具。
それが机の上に乗せられたのを見てエリクシルは話を切り出した。「先程言ったように回復薬の調合はまず薬草とアオキノコをすり潰し、そのすり潰したものを沸騰させたお湯の中に少しずつ入れて溶かしていきます。 更にその溶かした物にハチミツを加えれば回復薬グレートの完成です!」
「言葉を聞いたり、書いて理解するの簡単ではありますが何事もやってみるのが一番覚えやすいんです! それでは皆さん、始めて下さい!」
開始の合図共に生徒達は一斉に動き出し、調合を始める。
俺は立ち上がって生徒達の様子を見る事にした。困っている生徒がいたら助ける、これが先生の『務め』というやつではないだろうか。
見て回っているとやはり初めての調合、という事もあってか一部の生徒は苦戦しているようにも見える。───生徒達の頑張っている姿はとても輝かしいものだな。
そう思っていると気になる生徒を一人発見した。 その生徒がどんな風だったかと言えば…。~どんな生徒だった?~
1 青色短髪の少年 装備 ハンター 武器ヘビィボウガン
2 黒色短髪の少年 装備 ユクモ 武器 スラアク
3 赤髪ポニーテールの少女 装備ベルダー 武器 ハンマー
※選んだ生徒は最終日 『実践狩猟』のメンバーの一人となります。
※所詮ゲストメンバーなので、今後のシナリオには登場しません。 -
861
名前:蟹
投稿日:2017-10-26 23:41
ID:B8nXzJ4E
[編集]
無難そうなので1
あわよくばバリスタエドに拾い上げさせて再登場させたろ(マフモフいないのがあれだけどユクモとベルナは結構関わってるしココット系の人と関わりもっておこう)
ハッ!兎氏のクセが移ってる!ってハントじゃなくてハンターだった、ココット関係ないやんけ
-
862
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-28 19:08
ID:gX20EMvk
[編集]
後書きで詳しく触れますけど一応最初の選択肢でキャラ選択は別れてます
マフモフも当然いますよー
~~~~~見つけたのは澄み渡る空のように青い髪を持ったハンター装備の少年。横に畳まれて置かれているボーンシューターを見る限りヘビィボウガンを扱っているという事が分かる。
確か生徒達の名前を覚えておくようにとギルドカードが渡されていたはずだ。
彼の顔が描かれているギルドカードは、あった。名前は『アルザス』というのか。アルザスは左手をアオキノコと薬草が入ったすり鉢に添え、右手にすり棒を持ちそのすり鉢の中を見つめている。
周りをみると生徒達は次の工程へと進んでいるようだ。彼も後を追わせなければ行けない。
とはいえ、急かすのも悪いだろう。
一先ず自分のペースでいいんだぞ、と言おうとすると「…よし」と彼はすり棒を構え始める。すり棒を持った右手を高く上げ始める。狙うは二つの素材が入ったすり鉢。そして……
「───えい!」
すり鉢に目掛け振り下ろす。
……直後、陶器独特の粋な音が講義室に響き渡る。
生徒達の視線を先にいるアルザスは、粉々に砕けたすり棒と真っ二つに割れたすり鉢を呆然と見つめている。
そして、後ろからやってきたツバメに教本で軽く頭を叩かれていた。「……すり棒はそのようにして扱うものではない」
「あう」
「全く、リィ殿に似た男じゃのう。 サイデン殿、新しいすり棒とすり鉢を頼むぞ」
「分かったニャ。 …何故俺がこんな服を……」そういいながら取りに向かうサイデンの背中には何処と無く哀愁が漂っていた。
-
863
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-29 12:24
ID:gX20EMvk
[編集]
その後もアオキノコとマヒダケを間違えて調合してしまい、試し飲みしたした生徒が動けなくなってしまったりしていたがその後も順調に進んでいった。
そして、龍歴院内に鐘の音が鳴り響く。窓の外を見れば日は傾いており、夕日が真っ赤に輝いていた。「あ、もう時間ですね。 それでは本日の授業を終了します! もし分からない事があれば私のアトリエまでお越しください!」
「さて、御褒美じゃが皆頑張っておったのう。 よって、全員に氷結晶イチゴをやろうではないか!」エリック達によって運ばれてくる氷結晶イチゴに生徒達は喜びの表情を見せていた。
そして、生徒達が部屋から出ていくのを見計らい彼等にご苦労様、と言葉を掛けるとエリクシルは頬を少し紅く染めながら「ありがとうございます」と返してきた。「こうやって沢山の人の前で話すっていうのは初めてでどうも緊張してしまって…。 ツバメさんは慣れてるみたいでしたけれど」
「いや、わしもこうして教える立場に立ったのは初めてじゃよ。 ただ育成所に通っていた時にそこに居た教官の真似事をした迄じゃ」
「あぁ、なんだか見た事あるやり方だなと思ったらあの教官のかー」
「うむ、しかしドゥラ殿よ。 貴方はよくこの依頼を引き受けたのう。 ギルド嫌いなのではなかったのか?」
「ヒッヒ、上の連中とは知り合いではあるからねェ。 仕方なしに受けてやる事にしたんだよ。 まぁ、後で報酬を大量に要求するつもりだがねェ」「さて、何を報酬に出して貰うかねェ」と意地悪く笑うドゥラに思わず苦笑いをしてしまうが、「皆でどこかに食べに行きましょうか」というミーシャに賛同し講義室を後にした。
~1日目 info~
・生徒達の指揮が少し上がりました
・ツバメ、エリクシル、ドゥラの絆が上がりました -
864
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-29 21:52
ID:gX20EMvk
[編集]
~講義 二日目~
講義室に入れば生徒達が一斉に駆け寄ってきて今までどんなモンスターを狩ってきたのか、かの天彗龍との遭遇はどんなものだったのかといったように質問責めにあっていた。
ミーシャやランドラット達も同じように対応に追われているようだが、そんな中でレイカが満面の笑みを浮かべながら質問に答えている。
何か良い事でもあったのだろうか…?「レーちゃんご機嫌だねー。 何かあったのー?」
「ふふん、実は今日の『生態、地域学』はアマネの担当なのよ!」…あぁ、だからそんなにご機嫌なのか。
ミソラ夫妻は今日も仲睦まじいようだ。今度ブラキディオスの狩猟にでも誘おうか。「だがよ、何でアマネの奴が今日の講義の顧問なんだ? アリーチェさんにもそれくらいなら出来るだろうよ」
ランドラットの質問に確かに、思わずと合点がいったように頷く。
ベテランハンターで場数を踏んでいるアリーチェにエドワードやアンキセス、骸龍討伐作戦で知り合ったライカでも良いだろう。「あー、アマネね? 王立古生物書士隊兼ハンターなんだって。 最近デスクワークの人が増えて来たけど「俺には足で歩き回った方が向いてる」って言ってるわよ」
王立古生物書士隊…。
モンスターの生態を観察、考察、研究している公的組織だったか。
彼らの研究結果は古龍観測所に報告され、ハンター向けに書き直され、ギルドを通して販売されているがその中にもアマネが書いた研究結果もあったのだろう。二日目 『生態、地域学』
顧問 アマネ・ミソラ 副顧問 リィ、エドワード「お前ら、授業始めるから鐘がなったらとっとと席に付けよ─」
「……」
「さて、久しぶりの新米教導だ。 気合を入れさせてもらおうか」前方のドアが開き三人が入ってくると生徒達は急いで自分の席へと座り始める。
王立古生物書士隊兼ハンターであるというアマネ、熟練ハンターであるエドワードはともかくもう一人は超が付くほどの天然娘であるリィだ。副が付くとはいえ果たして彼女に講師が務まるのだろうか。「さて、お前らも知っての通りハンターってのは過酷だ。 モンスターの調査に向かってそのまま消息不明になったり、狩場で力尽きてホトケさんになったりな。 実際俺もそういう奴は何度も見てきたしな」
「上のランクに上がればそれに応じてモンスターも強力になるし、赴く事になる狩場も過酷になっていくだろう。 今回の授業で少しでもお前達新米ハンターの力になれたらといいと思う。 それじゃあ、始めていくか」
-
865
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-29 22:16
ID:gX20EMvk
[編集]
彼の、アマネの授業は流石とも言うべきだった。
大自然が広がっている狩場の詳細、その狩場に住むモンスター達の詳しい生態など語る所をみて、やはり彼も書士隊の一員なのだと実感した。
エドワードはそのモンスターと出会った時の対処方法をアマネの解説に付け加えるようにして説明している。
リィはといえばやはりボーッとしている、という訳でもなくアマネが描いたのであろうモンスターの絵を生徒達に見せている。何というか実に味がある絵だ。「さてと、一つ問題を出そうか」
アマネはそういうと黒板にその問題とやらを書き始める。
書かれていたのはこうだ。① リオレイアの尻尾を切断すると、毒が無くなる
② グラビモスの頭部を破壊すると、熱線が細くなる
③ クシャルダオラの角を破壊すると、風を纏わなくなる
④ ゲネル・セルタスの尻尾は破壊すると、アルセルタスを捕らえる事が出来なくなる「この中で『あっているもの』はわかるか? まぁ、お前達には難しそうだから後ろの『実践狩猟』組の講師に答えてもらうのもよさそうだが…」
その言葉を聞きランドラット達は一斉に顔を横に向ける。そしてアマネの視線が捉えたのは顔を背ける事が出来なかった俺だった。
アマネは俺を見てニヤリと笑う。
そうだな。そうだよな。お前なら俺を選ばないよな?「そんじゃま、あなた先生にでも答えてもらうとするかね」
…あぁ、知っていたさ。こうして当たるのはな。
アマネと顔を背けたミーシャ達を恨みつつ問題に答えるとしよう。
この中で『あっているもの』か。それは……。~この中であっているものは?~
1 ①
2 ②
3 ③
4 ④ -
866
名前:名無しさん
投稿日:2017-10-29 22:28
ID:ndjVFN8o
[編集]
5.新米連中に説明する題材としては程度が過ぎるのでもう少し彼らにも身近な相手についてにして彼らに考えさせてみろとダメ出ししてみる
-
867
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-10-31 23:57
ID:gX20EMvk
[編集]
……考えてはみたが新人相手の題材としては少々程度が過ぎないか? もう少し身近な、例えば彼等なら小型モンスター等の方が分かりやすいとは思うが…。
「…あー、そうだな。 何か悪かったな。 そんじゃあ、こんな問題はどうた?」彼にダメ出しというより意見を述べると、アマネは頭を掻き問題を書き直す。
レイカによればアマネは中級者ハンターなどに講義した事はあれど、初心者相手は完全に初めてらしい。
彼も彼なりに苦労しているという事なんだろうか。授業は進み狩猟フィールドの話へと移った。
見渡す限り大自然が広がるその絶景を鑑賞できるのはハンターの特権とも言えるが、それと同時にどこでモンスターと遭遇しても、またどんな危険に見舞われてもおかしくはない。初心者である彼等なら尚更、だ。
それこそ「採取をしていたら突然飛んできた火竜に襲われた」という事にもなりかねない。
彼の話で気になったのが、「島そのものが超巨大な複合火山という場所がある」というところ。要はマグマと溶岩が支配する島が存在するようだ。
アマネは「初心者ハンターである君達にはまだまだ先の話だろうがな」といっているが、そんな島に連れて行かれるのは流石に勘弁して欲しいぞ?「そうだ、君達に一つ質問がある」
リィから噴火している火山が描かれている絵を受け取り、生徒達に見せるながらそう言うが、また生徒達に難しい問題を出すんじゃないんだろうな…?
「どんなハンターにも言えることなんだが、火山地域に関するクエストを受注できるようになるのは下位のハンターの中でも最上位であるHR3以上というのが決まっている。 これは何でだか分かるかな?」
そういえば、そうだ。
下位時代で火山地域でエリック達と狩猟したあの鎌蟹の依頼も、思えばHR3相当だった気がする。
火山地域が単純に危険だから、と言えば簡単なのだが火山地域の何処が危険なのか生徒達に説明出来るかどうか…。
そう思っていると1人の生徒が手を挙げる。その生徒は…1 金髪縦ロールの少女 防具 ベルダー 武器 大剣
2 桃色短髪の少女 防具マフモフ 武器ライトボウガン
3 赤髪短髪の少年 防具 ハンター 武器ガンランス -
868
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-01 00:01
ID:uBFoIWKo
[編集]
1にしときましょ
新人ハンターって何か元ネタとかあるのかな?
-
869
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-03 00:53
ID:gX20EMvk
[編集]
首に刺さった切り粉の部分が火傷しててまじ痛てぇ
>>868 んー、キャラ供養みたいな感じですね。 後書きで詳しく触れます
~~~~~手を挙げたのは光り輝く金色で、徹甲虫のハンマーのようにぐるぐると巻いている髪が特徴的な少女だった。名前はギルドカードを見る限り、アズリーと呼ぶそうだ。
彼女はベルダー装備に身を包んでおり、その横にはベルダーブレイドが立て掛けられている。「ハイ、アマネ先生。 火山地域は行くだけでも危険な場所だからかと思われます。 同じ高温地帯である砂漠には水辺が幾つか存在していますし、洞窟といった日陰が存在しており、熱を逃がす為の場所が点在しています。 また適度な水分補給と温度調整を行えば人体でも活動できない訳ではありません 」
確かに旧砂漠だとエリア3やエリア9といった水のあるエリア、エリア1やエリア5のように岩がそそり立ち避暑地になっている場所がある。
暑さを凌ぎながら生活できない訳ではないか。「逆に雪山や氷海といった極寒の地域ではホットドリンクはもちろんの事、防具により若干の防寒も施せます。 寒い地域に村を作る者もいる為、寒さならなんとか対処できましょう」
寒冷地にある村といえば馴染み深いポッケ村や、サクラとブランシュの故郷であるコンル村が該当するか。
かつてニコラスの自宅に訪問したこともあるが、雪山から吹く風があまり感じられなかった。あれもあの地で生活していくために工夫を凝らしていたのだろう。「ですが火山地帯は人間が一度も足を運んだ事の無い場所です。 何せあそこは岩をも溶かす高温のマグマが渦巻いている為、クーラードリンク無しで足を運べば命に関わりかねません。 なので経験を詰んでいない初心者ハンターである私達には受け付けられない、という事でしょう」
そこまでアズリーが述べれば、講義室に居る面々は黙り込み、シンとした得も言えぬ空気が流れる。
アマネも例外では無く、無言で頷くと彼女の答えに正解と述べ親指を立てていた。
だが当の本人はと言えば、当然と言わんばかりの凛とした表情で、フンと息を吐く。「…正解だ。追記分含めて花丸も付けておいておこうか」
「一意専心に励まねば、一流ハンターになどなれませんので!」
「ハハッ、そりゃ大層な凝ったな。 そう、火山地帯とは行くだけでも危険な場所だ。 灼熱の地は時として人間を焼きかねない高温を宿し、常に湧き出なければ時間が経つほど水が蒸発していく。 吹き出る溶岩や火山ガスに当ったりしたら火傷は必須だろうな」「そんな危険地域を住みかとするモンスターがいる為、彼らはここで食い止める必要が出てくる。 だから下位のハンターはある程度経験を詰まなきゃ受けられないんだよ」
初心者のハンター達をいきなり危険な目に合わせたくないから、か。
ギルドの連中もそこら辺はしっかりと考えていると言うことか。 -
870
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-03 07:45
ID:iFpk47Wc
[編集]
切り粉は完全に除去出来ています? 傷口は充分冷やしました? 軟膏の塗付は忘れてませんか? 何気に大事になることもあるので酷いようなら病院で診てもらうことをお勧めしますよー。
それでは、ニヤニヤしながら続き待ってますぜー
-
871
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-05 21:13
ID:gX20EMvk
[編集]
>>870 病院行った。軟膏も塗った。切り粉も取れてる。バッチリですよはい
酒呑ちゃんかわいい…。あ、執筆サボってた訳じゃないからね? ないからね?
~~~~~「おっと、もう時間か。 そんじゃ今日の授業は終わりだな」
「あの、先生! 少し宜しいでしょうか!」
「お、構わないぜ?」鐘の音を聴いたアマネは片付けを始めようとするが手を勢いよく挙げたアズリーによってその手を止める。
大げさに笑っているが彼女の雰囲気を感じ取ってか、今は眉根を寄せて真剣な表情だ。「アマネ先生とエドワード先生は手馴れたハンターであると存じ上げております。 それで質問なんですがお二人のハンターとしての心得のようなものはございでしょうか?」
「心得、ねぇ」アズリーの質問にエドワードとアマネは互いに顔を合わせる。二人は質問に対して二人なりの『心得』を生徒達に明かす。
「そだな。 常に最悪の事態を想定する事、これが俺の心得かねぇ。 モンスターの乱入、雪崩や噴火による狩猟地域の環境変化、仲間の大怪我等狩場では何が起こるか分からん。 だからこそ常に予測を立てて置いて、その時に自分はどうすべきか想定して行動する。 基礎的な事だが大切なんだぜ?」
「俺は仲間を信頼する、ということかな? 仲間を信じ手を凝らし、連携を取り小さく弱い者達なりの戦い方で打ち勝つ。 俺達だって最初から強かった訳じゃない。 今まで、俺達は様々な苦境に立ってきた。 無理だと諦めかけた事だってある。 だが、そんな弱気になった時も自分を支え共に戦ってきた仲間がいる。 どんな困難も共に乗り越えてきた仲間がいる。 互いを互いに信頼しあう、本当の仲間がな」
「だな、そこはリィ嬢ちゃんも一緒だと思うぜ?」そういいながらリィの頭に手を置くアマネ。……横でそれをみてギリギリとしているレイカと「レーちゃんどうどう」と宥めているサクラは置いておくとして。
互いを互いに信頼しあう仲間、か。
俺にもその信頼しあう仲間達がいる。ならばそんな仲間を守るためにも俺は強くならなければ。~二日目 info~
・生徒達の指揮が少し上がりました
・アマネ、リィ、エドワードの絆が上がりました -
872
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-08 22:53
ID:09v2q3kM
[編集]
これタイムリミット過ぎてない?
-
873
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-08 23:39
ID:gX20EMvk
[編集]
遅れたのは主に残業のお陰ですはい
>>872 おおう、マジや…
えっと、どないしましょうこれ…。>>874 それでは金曜日投下致します
今日(木曜日)は、無理だ
~~~~~
~講義 三日目~今俺とランドラット、そして生徒達がいるのはいつも通りの講義室ではなく龍歴院が保有する闘技場に集まっていた。
この闘技場は新人ハンター達の研修に使われるだけでなく、闘技大会という自らの腕試しの場が開かれたりモンスターの生態研究を行なったりするようだが、稀に王族がハンター達の実力をみたいと言って無理難題を押し付けた上に強力なモンスターを解き放つ、という場でもあるそうだ。「なぁ、ミーシャの奴はどこ行ったんだ? サクラとレイカも見当たらねぇしよ」
…そういえば、彼女達の姿を朝から見ていない。この講義が始まる数日前に三人が集まっていたのは気になるが…。
寝坊でもしたんじゃないか、と返すとこちらに向かって歩いてくる集団が見える。あれは…。三日目 『武器学』
講師 ライカ・F・ジュヌミア 副講師 多数先頭に立っているのは件の作戦で世話になったライカ、その後ろには…一日目の担当をしていたエリクシルにツバメにドゥラ、二日目の担当のアマネにエドワードにリィ、そしてアリーチェやニコラスといった狩りを共にしてきた仲間達が並び立っていた。
その中にはミーシャとサクラ、そしてレイカの姿もあるではないか。
あまりのその総勢っぷりに思わず大口を開けて言葉を失う。
そんな俺に見向きもせずライカは生徒達の前に立ち、その口を開いた。「君達にはこれからここにいる先生達に皆が扱う武器についてそれぞれ教授してもらうつもりだ。 しっかりと話を聞くように」
-
874
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-08 23:53
ID:hxBBU67I
[編集]
やる気があるなら続けてもいいんじゃないか?
ぶっちゃけどんなプロットか分からないままバトン渡されても困るだけだしなぁ -
875
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-10 23:58
ID:gX20EMvk
[編集]
金曜日も残業とかふざけんなよお前…。お陰でギリギリだよ…。
~~~~~
ハンターにとって必要不可欠な道具である、武器。
狩猟・採集が主な経済行為となっているこの社会を円滑に動かす為に、近年最も進化した分野である。ハンター達が使っている物は、ギルドや各地の武器工房が認めた対モンスター用の専用武器であり、人間相手に振るう事は禁止されている。
振るってしまえばどうなるかと言えばギルドナイトに即御用となってしまう。
人間よりも遥かに巨大な生物を屠る目的で造られているために非常に大きく、ある場所では最も小さな双剣でさえ全長100cm以上、最も長い太刀だと3mを優に超える物もあるという。現在ギルドで認可されている武器カテゴリーは14種類。
幾ら全ての武器を扱えるライカといえど生徒全員にそれぞれの武器の解説を行うのは難しい。
そこで『特定の武器種に愛着を持つハンター達』に各種武器の特性などの解説、又は闘技場に設置されている的を射抜く等の実践を行ってもらう、との事らしい。かくして生徒達は仲間達の元へ向かっていった。
エドワードとクルトアイズのヘビィボウガン組の元にはアルザスがいる。
遠くで聞く限りエドワードは彼にアルバレストを勧めている。そのままアルバレストについて語り尽くして実践をしないまま終わらないといいが。
アンキセス、タクミの大剣組にはアズリーが。
二人の真似をして武器を振るっているが、やはり新米と熟練とは差があるようで付いていくのに必死なようだ。
ランドラットは憧れのアリーチェの元へ向かい、そのまま二人で生徒に金属製ランスの魅力を教え込んでいるようだ。…さて、誰の授業を見学しにいこうか。
今まで担いだ事のある武器のおさらいしをする為に仲間の元へ向かってもいいだろうし、これを機会に今まで手を出した事のない武器について仲間に生徒と一緒に指導してもらうのも悪くない。
そう思いながら俺が向かったのは…。~キャラを選択してください~
※ここで選択されたキャラに教えられている生徒が『実践狩猟』の最後のメンバーです
大剣:アンキセス、タクミ
太刀:ブランシュ
片手剣:サクラ
双剣:ニコラス
ハンマー:ツバメ
狩猟笛:レイカ
ランス:アリーチェ、ランドラット
ガンランス:エリザベート
スラッシュアックス:アマネ
チャージアックス:リィ、ライカ
操虫棍:ドゥラ
ライトボウガン:エリクシル、イオン(描写のみ)
ヘビィボウガン:エドワード、クルトアイズ
弓:ミーシャ -
876
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-11 00:06
ID:LBemxso6
[編集]
久しぶりに酔っぱらいが選んで行こう。
じゃエリザベートにします。どうなるかなぁ -
877
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-11 20:44
ID:gX20EMvk
[編集]
天彗龍は翼脚を変形させ光弾状の龍気を乱射したり、槍のように前方に向け鋭い刺突を行う。
あの素早い連撃を防ぐには『絶対的な防御力』が必要だ。
ならば、とガンランスを使うエリザベートのところへと向かう事にした。
ランスにも勝るとも劣らぬガンランスの要塞の如く重厚な盾。あれならば天彗龍の攻撃などものともしないだろう。
加えてあの爆炎の如き砲撃と飛竜のブレスの原理を応用した必殺技、竜撃砲。あれを食らってしまえば奴だってひと溜まりもないはずだ。「…あ? あぁ、スケベハンターか。 アタシに何のようだい?」
「スケベ…ハンター……? なんすかそれ?」…見学しにきて開口一番にそれはやめてくれ。そこの赤髪の生徒、『エイジロウ』が困惑しているじゃないか。
「悪かったな」と悪意たっぷりに笑いながら謝る彼女に見学ついでに俺にもガンランスについて教えて欲しいと伝えると「構わねぇよ」と快諾してくれた。
早速、準備を───「先生、あのガンランス今持って無いのにどうやって習うんすか?」
……失念していた。 痛いところを突いてくるな、エイジロウ。
龍歴院から支給されたベルダーガンランスなら今ボックスの中の奥底で眠っている事だろう。
どうしたものかと考えているとエリザベートが「ならこれを貸してやるよ」とウルクスレイという白兎獣の素材で出来た白いガンランスを渡される。
カラフルな外見でいかにもエスニック、といったデザインだ。 -
878
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-11 23:28
ID:gX20EMvk
[編集]
インディ・ジョーンズは俺に少年心を思い出させてくれる…。
~~~~~「そんじゃ、手に持って展開させてみな。 先ずはそれからだな」
「押忍ッ!」エイジロウの威勢のいい挨拶に合わせ武器を展開させる。
折り畳まれていた砲身が合体し一つの槍となったそれを持ち、一瞬身体がふらついてしまう。
今までにもハンマーやヘビィボウガン等、非常に重い武器は何度も扱った事はあるがあれは『両腕で持つ』という事で体勢を維持している。
だがこのガンランスは『左腕のみで持つ』事となるため、左腕に銃槍の全重量が掛かることとなるのだ。「…へっ、先生もうへばってるんすか? 俺はまだまだっすよ!」
「…はぁ、全く見てらんないね。 ほら、もう少しこうすんだよ」そういう君もあまりの重さにプルプル震えていないか?
アイアンガンランスを持っている彼を見てそう思っているとエリザベートが彼の後ろに周り、持ち方の指導を行う。
彼の指導が終わると次に俺の後ろに周って「もうちょい下だな」と俺の左腕を持ってくれている。
……星見の花のようなとても良い香りが鼻腔をつく。
原因は後ろにいるエリザベートだろう。豪快な女傑そのものな彼女からそんな匂いがするとは意外である。
先程からエイジロウの顔が赤くなっているのもこれが原因なのだろう。「よーし、いい感じだ。 それがガンランスの基本的な構えだ、重いだろうがそのまま耐えろよ」
「…押忍ッ!」詳しく聞けば下手に体勢を崩せば砲撃を放ったその衝撃で、肩が外れてしまう事もあるという。
これは武器を支える体勢というだけでなく、自らの身体を守る為の体勢ともいえるのか。なるほど、良い事を学んだな。その後もガンランスの基本的な動きというものを徹底的に仕込まれた。
そして扱う上で『相手の一瞬の隙に大技を叩き込む』という事を重んじるように、と伝えられる。
奴の、天彗龍の一瞬の隙か。それも見極めなければなるまい。~三日目 info~
・ガンランスの腕が少し上達しました
・ガンランスのⅡの狩技が使えるようになりました -
879
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-14 21:39
ID:gX20EMvk
[編集]
~講義 四日目~
いよいよ俺が授業を行う日がやってきた。
古代林のベースキャンプに立つ俺の前には、調合学で奇想天外な行動を見せつけてくれたアルザス、地域・生態学でアマネの問題に見事な解答をしたアズリー、武器学で俺と共にガンランスについて学んだエイジロウの三人が並び立っている。相も変わらず足下の土は固くなく、様々な狩場に赴くハンターにとって、“ベストとは言えない狩り場のスタンダード”であるこの古代林は、狩猟経験を積むのに最適な場所なのだ。
植生の豊かさは言うまでもなく、それに集うモンスターの多様性や、厳しすぎず、けれども危険と隣り合わせの野営、彼等のハンターとしての経験を培うのにこれ以上の場所はないだろう。
ここからは気を引き締めていかねばなるまい。
彼等も初の狩場に緊張しているのだろうか、ガチガチになって固まっている。兎に角緊張を解す方が先になるか。
だがなんと声をかければ良いものか、どうすべきか考えていると傍らから声をかけられた。「…………あの、少しいいでしょうか」
アルザスだ。
他二人と比べると緊張しておらず、比較的マシだった…というよりボーッとしていたというのが正しいか。
何処かのガムート装備の盾斧使いの少女を思わせる奴である。
何か用事か?と言えば彼はほんの少しだけ笑い、一呼吸置いてから尋ねてきた。「…………その、なんとお呼びすればよいのかな、と」
なんと呼べばいい、か。
狩りの時はサクッと呼べるような名前が良いだろう。一応彼等の先生になったのだから先生でもいいだろうし、なんなら師匠でも良いだろう。
だが、ここは……。───君達が呼びやすければ、どんな呼び方でもいい。
彼等に決めてもらう事にした。
結局のところ丸投げだが、彼等にも呼びやすい呼び方の方がそれで良いだろう。「…………じゃあ先生、って呼んでも、いいですか?」
アルザスの紡ぐフレーズに勿論、と返す。
俺とアルザスのやり取りをみて多少気持ちがほぐれたのだろう二人は、顔を見合わせ綺麗な角度のお辞儀をする。「分かりました。 それでは先生、改めまして、一日よろしくお願い致します」
「先生、よろしくお願いします!!」───勿論だとも。 こちらこそよろしく。
吹き抜けていく暖かい風はまるで新米ハンターである彼等を迎えているようであった。 -
880
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-14 21:52
ID:gX20EMvk
[編集]
簡単な自己紹介を終わらせ、彼等に今回のクエストの説明を行う。
古代林の奥深くにある『深層シメジ』。それを合計で十本納品するという比較的簡単な依頼である。
サブターゲットにマッカォ数体の討伐もあるので、ついでに達成出来たら上々だろう。
それ以上に依頼文にある『刃を研ぐ音』というのが気になるが、今は気にしなくても良いだろう。
さて、早速行きたいところだがどのルートから行くとしようか…。
彼等にも様々な経験をさせたいものだが…。~どのルートを通るか選択してください~
※1→2→3という風に選択してくださいあなたの装備 ベルダーS オブシドホルン スタイル エリアル
持ち込みアイテム 回復薬 砥石 罠二種 虫あみ ピッケル モドリ玉 -
881
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-15 14:19
ID:JNUEz9Ic
[編集]
エリア1までは同行
そこからエリア6に送り出し、簡単な課題(アイテム調合する、小型モンスターの素材持ってくるとか)を課して下層に向かうエリア8で待つ
一応「エリア移動は3人まとまって行動」と制約をつけておく、孤立の上にピンチになったら怖いからね自分は適当に1→2→3or4→7→8で先回り
-
882
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-17 00:02
ID:gX20EMvk
[編集]
生徒達は1→6→5→8と対応しますねー
ちゃんととってこれるかダイスで決めとこうか(コロコロ) わぁい
~~~~~ベースキャンプを抜けるとそこには、ケルビやリモセトスなどの草食種モンスターが喉を潤す平和な光景が広がっていた。
エリアの半分近くに及ぶ巨大な滝が複雑に絡み合った樹々の間から水が飛沫を上げながら流れ落ちており、この滝がエリア全体を潤沢な水を供給し、草食竜の楽園を形成しているのだ。「うおぉ、あれがリモセトスかよ! なんだよあれすっげぇデケェな!!」
「えぇ、図鑑で草食種に分類されるモンスターの中では最大級とは知っていましたが、まさかこれ程とは…」
「…………わぁ」生徒達は長い首を伸ばし樹木に生る木の実を食している首鳴竜に、三者三様の反応を見せる。
それもそうだ。ベルナ村では滅多な事がない限り、あんな巨大なモンスターを見ることなど無いのだから。
あちらでよく見る種類といえば、エリックやニャンコックのような人間社会に溶け込んでいるアイルー、放牧飼育をされているムーファ。
あとは商人のキャラバンが村に訪れる為に竜車を引くのに必要なアプトノスやアプケロス、そしてポポくらいだろう。感動している最中の彼等には失礼だが、呼び掛けて整列させてある課題を言い渡す。
その課題とは、エリア6で『特産ゼンマイ』を取ってくる事だ。
あの非常に分かりやすい見た目であるあれならば彼等にとってもやりやすい事だろうし、それに彼等の資金稼ぎにもなる。
───三人一緒になって行動をするように。足を引っ張り合うようなマネさえしなければ、自由にやって構わない。まぁ、ケンカしなければ何の問題もない。いいか?
と、釘を刺すように言うと彼等は元気よく返事をしてきた。
───君達はエリア6を抜けてエリア5へ移動、そして深層シメジがある最深部に繋がる場所であるエリア8で先生と合流しよう。
地図を彼等に見せながら簡単な説明を行って、エリア6へと送り出す。彼等の姿が見えなくなったのを見て、俺はエリア2へと足を運ぶ。
依頼文にあった『刃を研ぐ音』。
予想が正しければ『斬竜 ディノバルド』、奴しかいない。せめて、彼等の向かった先で出会ってしまわなければよいが…。 -
883
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-19 10:29
ID:Q65s/EdM
[編集]
奇数でエリア3、偶数でエリア4
判定 5→エリア3へ~~~~~
木々がひしめくように伸び、上を見れば光を得ようと縦横無尽に伸びた枝が蒼空を一部隠している。
そんな木陰でアイルー達が休んでいるといったように、このエリアには特には以上は無いようだ。
兎に角脚を進めるとしようか。洞窟に入るとさっきまでの蒸し暑さがうそのように涼しい。
壁面に露出している貝殻は目測で6m近くはありそうで、まさに規格外のサイズともいえるだろう。
だが今気にするのはそれでは無い。
洞窟の壁面や地面に深く刻まれた『切り裂いた跡』。これは斬竜がこの古代林にいるという証拠になるだろう。そして、それと同時に残されている『何かが爆発したような跡』。
恐らくは強力な爆発を起こし武器としている者達、爆破属性を持つ砕竜や炎王龍といった強力なモンスターはこの古代林には確認されていない。
もしや今の古代林には、斬竜以上の脅威がいるのだろうか?
………彼等が心配だ。急いで合流地点のエリア8へ向かおう。 -
884
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-19 23:23
ID:gX20EMvk
[編集]
うーむ、仕事が大変やとは今週中には終わらせなあかんなこれ
~~~~~木々がなぎ倒されていたエリア7を抜けて、見晴らしの良い崖の上に出る。木々がない分、とても戦いやすそうだ。
その中央には三体のマッカォの姿が見える。ここは今俺が来た道と隣に高くそびえ立つ岩壁、反対側にある深層部へと向かう崖以外は全て囲まれてしまっている。さながら闘技場を思わせる。彼等はまだこちらには来ていないようだ。
まさか彼等の身に何かあったのだろうか?彼等の身を案じていたそんな時…「───きゃああぁぁぁッ!? 落ちる落ちる落ちますぅッ!」
「お、落ち着けってアズリーッ!? 冷静を保ってないと死ぬぞッ!?」
「そんな事言われましてもおおおぉぉぉぉッ!?」岩壁の上から聞こえる声に視線を向けると、飛び降りてくる三人の姿が見える。
すっかりパニックになっているアズリーと、そんな彼女を落ち着かせようとしながらも自身も軽くパニックになっているエイジロウ、そして二人に少し遅れるようにして一直線に落下してくるアルザス。
パニックになりながらも何とか着地したエイジロウとアズリー、そして…「……どぉん」
「のわぁッ!?」
「きゃあッ!?」着地を決めた二人の上に落下するアルザス。彼がヘビィボウガンを担いでいるせいか、下敷きになっている二人が苦しんでるいる。
上に乗ったアルザスを何とか払い除け、「何するんですの!?」「馬鹿じゃねぇの!?」と抗議する二人を見て彼等が無事だった事に思わず安堵の息が漏れる。だが、いつまでも安心とは言っていられないようだ。
今の騒動でマッカォ達がこちらを発見し、警戒状態へと入っているのだ。
ここは一つ、先生としての腕を見せてやりたいところであるが…。~マッカォ達に見つかった! どう行動する?~
1 彼等の手本としてマッカォ達を蹴散らす
2 生徒達の動きを見る為に倒してもらう -
885
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-19 23:34
ID:O.6dewd6
[編集]
2でエイジロウ君達の動きみてアドバイス出来るところはしときたいなー
切り裂いた跡…爆発したような跡…あっ
-
886
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-20 22:55
ID:gX20EMvk
[編集]
いや、ここは彼等に倒してもらうとしようか。
モンスターとはいえ相手は小型、狩りの練習としては持ってこいだろう。それに何かアドバイス出来るところもあるだろうし、彼等自身の動きを見ておきたい。「分かりました先生!ではアルザスは左のマッカォを、エイジロウは右のマッカォを頼みますわ! 中央の奴は私が引き受けますッ!」
「……はいです」
「っしゃ! 全力全開で行くぜッ!」アズリーの指示に従い、三人はそれぞれ指定された自身の目標へと接近する。
一番最初に目標に到達したのはアズリーだった。
自らの体の勢いをそのまま剣に込め、背中の剣を引き抜くと振り上げ一気に振り下ろす。俗に抜刀と呼ばれる技。
その威力は絶大で飛びかかろうとしたマッカォは刀身にぶち当たり、その身体を仰け反らせる。「でぇりゃあああぁぁぁッ!」
その隙を逃さないと言ったようにアズリーは剣を横向きに持ち変え、横一線に振り回す。その広範囲で絶大な威力を持つ攻撃にマッカォは吹き飛ばされ、崖下に転落していった。
力任せに振り抜かれた大剣の重量に、アズリーは一瞬たたらを踏んだ。その動きを見て、やはり初心者かと感じる。
タクミとアンキセスはあの程度の動きでは一切重心が乱れなかった。使う武器の重量が違うとかではなく、ちゃんと武器と自分の体を使いこなせているか、その差は歴然であった。「私も、まだまだでしょうかね…」
アズリー自身もそれは感じ取っているようだ。
一方、同時並行してアルザスも攻撃を開始していた。マッカォが飛び掛かって来れる距離、要するにマッカォの間合いの外からそれ以上の射程距離を誇るヘビィボウガンで攻撃する。
だが構わずといったところか、マッカォは突進してくる。
合わせて横に動くが、マッカォの迫る速度が圧倒的に早く、あっという間に眼前まで迫られてしまう。
マッカォの顔が眼前にまで接近し、アルザスは怒号を上げるマッカォの側頭部に向かって、「……てりゃ」
ボウガンで殴りつけた。
そしてたたらを踏ませると、その一瞬の隙にマッカォのこめかみに銃口を突きつける。そして無言のまま引き金を何発か引き、戦いは終わった。同じヘビィボウガン使いでもやっぱり違うのだと改めて感じる。
間合いを開けながら繊細な攻撃や的確な支援を行うエドワードやクルトアイズに対して、アルザスは間合いを開けつつも攻勢に出る時はぐっと弾の威力が最大になる所まで接近する攻撃型。
同じ武器でも、使う人によってここまで差がある。ガンナーとは個性が剣士以上に表れる。
というか、正直アルザスの戦い方には驚かされた。
支援型のガンナーかと思ったが、実際はバリバリの攻撃型のガンナーらしい。 -
887
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-20 23:38
ID:gX20EMvk
[編集]
そして、ガンランス使いのエイジロウはというと、
「オラァッ!」
勇猛な掛け声と共に空気の壁を貫くような鋭い突き攻撃を放つ。
一撃はマッカォの肩へと吸い込まれ、砲口のすぐ下に取り付けられている刃がマッカォの顔と同じ色の血を撒き散らせる。
体を刃で貫かれ、マッカォは悲鳴を上げる。憎々しげに睨む先には、余裕の表情を浮かべた敵の姿がある。「ぶっ飛びなッ!」
エイジロウは容赦なく引き金を引く。その瞬間、ガンランスの名の由来となっている砲撃が炸裂する。強烈な爆発の直撃をゼロ距離で受けたマッカォ悲鳴を上げる事もできずに吹き飛ばされ、焼け焦げた死体が完成していた。
三人の各個総攻撃で、マッカォの小隊はあっという間に殲滅された。
エイジロウは豪快に笑っているし、アルザスはすぐに装填して弾倉をリセットし、アズリーはうんうんと唸っている。
何というか、実に個性の強い面子が揃っている。…いや、俺の仲間達も負けてはいないか。
一先ず彼等を集め、課題の成果を聞いてみるとしようか。「俺は6本手に入れたっす!」
「私は4本でしたわ…」
「……16本です」数が明らかに偏っている。
アルザスと二人の間に何があったのだろうか。
……気付けばアルザスがこちらを見つめている。褒めて欲しいのか何処かキラキラ輝いてるように見え、さながら子犬のようである。二人はそんな彼に呆れているようだ。
まぁ、運も実力の内ともいうだろう。しかし、だ。───ボウガンは殴るものじゃない。
「あいたっ」苦笑しながらその額軽く小突いた。
少し頬を膨らませて抗議する彼は置いておき、彼等を古代林最深部に続く崖の上へと向かう。
恐らくあの爆破跡の原因となったモンスターはこの下にいるのだろう。
…せめて、彼等には被害が出ない事を願いたい。そう思いながら俺は生徒達を連れて崖から飛び降りた。「───きゃああああぁぁぁッ!?」
「だからアズリー落ち着けって! 先生いるし大丈夫だろッ!?」
「……ひゅー」───二人のハンターの悲鳴を聞きながら。
-
888
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-22 00:07
ID:gX20EMvk
[編集]
短いながらも投下
明日(11/22)に工具関係の講義があると伝えられる→色々あって忘れられてて、伝えられたのは今日(11/21)でした
皆さんはホウレンソウを大事にしましょう()
~~~~~最深部の地面に着地した俺はアズリー達が着地しやすいように、すぐさまにそこから退避する。
エイジロウ、アズリーと順番に着地し二人も先程の二の舞になるまいと急いで別れて走り出すと、彼等が先程までいたところにアルザスが落下してきた。
何処か不満気なアルザスは置いておくとして周りを見渡してみる。
エリア9はジャングルの中で開けた場所といったところだ。
開けているとはいっても、周囲を背の高い独特な形状の植物に囲われているため、薄暗く何とも言い知れない閉塞感がある。……どうやら奴の気配は感じられない。恐らくは、この先のエリアのどちらかにいるのだろう。
目的の『深層シメジ』を回収するにはどちらにせよこの奥へ進まなければなるまい。
西側の通路を通るとエリア10へ、南側の通路を通ると最深部のエリア11へ行けるようになっている。
生徒達を連れて俺は…。1 エリア10へ向かった
2 エリア11へ向かった -
889
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-22 00:23
ID:1ypWc/b2
[編集]
じゃあ1
ちょくちょく自分語り入るのは何かの伏線ですかね(すっとぼけ) -
890
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-23 23:33
ID:gX20EMvk
[編集]
エイジロウ達を連れ西側の通路、エリア10へと繋がる道を通る。
通路を抜けた先に広がるのは、地を這う幾筋もの白き根が床や壁を形成し、更なる下層へと広がっている空間であった。
深い森の奥であるために太陽光がさえぎられており、仄かに射し込む明かりが眩しく感じる程に薄暗い。
その中で蒼白い光を発する菌類が、ふとした拍子に僅かな胞子を飛ばす。中央には見るからに危険そうな脈動する薄紫の菌類が存在しているが、触れても大した事はない。
森の奥底の暗闇に縦へ横へと走る数多の植物の根や身体が、古代林の地下で幾年もの時を紡ぐ大迷宮を形作られたこの空間は、何者にも侵される事なく長い時間をかけて大自然の神秘が織り成した生態系の聖地なのだ。このエリア独特の不思議な光景に見とれているエイジロウ達を呼び掛け、目的の深層シメジを探させる。
だが、いざそれを探すとなるとなかなか見つからない事もある。人間の心理とは不思議なものであろう。
だが何も希少なものという訳ではない。程なくして岩陰に生えているのを見つけてアズリーはそこへ駆け寄ってしゃがみ込む。「まずは一つ、ですわね」
アズリーは深層シメジを根っこから引っこ抜くと素材袋に入れる。
運良くその周辺に生えていたのか次々と袋の中へ入れていく。他の二人も順調に採取出来ているようだ。
暫くし三人が集め、採取してきた深層シメジの数を数える。
合計で22本。依頼書に書かれていた納品数は8本なので、依頼は無事達成出来る上にお釣りも返ってくる。
三人で集めたにしても初めてのクエストにしては上々な結果と言えるのではないだろうか。 -
891
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-24 00:13
ID:gX20EMvk
[編集]
あとは生徒達を連れてベースキャンプに戻り、深層シメジを納品するだけだ。
そこまで思ったとき、ミシリ、ミシリ、グワシ、グワシと大地を軋ませながらこのエリアに近づいてる音が聞こえてくる。
咄嗟にアルザス達を中央で蠢いている菌類の元へ連れていき、身を隠す。
アズリー達も異様な雰囲気を感じ取っているのか、「先生…」と不安がる声を上げている。
───大丈夫だ、先生が付いている。
そう声を掛けた直後、古代林の深層へと入り込んできた『それ』はゴツゴツとした頭部で白い菌糸の壁を突き破り、その姿を曝け出す。それは、その姿は間違いなく斬竜だ。見間違える筈もない。
だが頭部に向かって反り返る黒々とした背熱殻や全身の甲殻は、より鋭利に発達している。
他者を威嚇するように尖った重厚な顔面は左角が肥大化しており、『悪鬼』というに相応しい面構えになっている。
熱を帯び赤く染まっている刃の如く研ぎ澄まされた極太の尾はより巨大になっている。
そして通常の斬竜と決定的に違う点といえば、全身の甲殻が禍々しく朱く染まっている、というところだ。姿を現した奇妙な斬竜を遠目に見ていた俺とエイジロウ達は、その圧倒的な存在感と迫力に息を呑む。
こちらからすれば久しぶりの難敵であり、エイジロウ達からすれば初めて出会う強敵。
奴は未だこちらには気づいていないが、これまでにないほど強く警鐘を鳴らしている。
一瞬たりとも気を抜かない、抜いてはならない。
とはいえ、まずは生徒達の安全を確保せねばなるまい。~奇妙なディノバルドに遭遇 どう行動すべき?~
1 生徒達を別エリアな逃がし、ディノバルド?を引きつける
2 生徒達と共に、別エリアに避難
3 その他 -
892
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-24 09:37
ID:n2Nq/IHU
[編集]
アカンこれ一手間違えば死者もんの事態や
ギルドの不手際を恨みつつ、1?で行こう
とは言ってもまずシビレ罠に誘い込んで新米の逃げる時間を稼いで、その間に落とし穴置いてそれで自分の逃げる時間を稼ぐ
閃光玉があればそれで良かったけど、あいにくアイテムに書いてないので罠2種で
一旦逃げたらすぐにみんなモドリ玉、罠への誘導は笛の演奏でええんじゃないかね -
893
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-24 09:41
ID:JM0Ei3wE
じゃあ2で。
生徒をつれている以上、無茶はできない。
生徒を逃がして、改めて討伐に来るならそれも良いと思う。 -
894
名前:893
投稿日:2017-11-24 09:42
ID:JM0Ei3wE
[編集]
とんでもないコメント番号踏んだ。
そして選択肢が選ばれてるのに気付いてなかった、スマン。
編集ナンバーを入れ忘れたので>>893が消せない。
>>892の案でお願いする。 -
895
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-24 19:58
ID:35ALyJh6
[編集]
おいゴルァ!パスワード持ってんのか!(下北沢)
-
896
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-24 23:27
ID:XBXFD4Jw
あれだ、別エリアとは言わずベースキャンプまで走らせるか
ある程度なら燼滅刃の時間は稼げるはずだし -
897
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-25 23:28
ID:gX20EMvk
[編集]
───全員、支給ボックスに入っていたモドリ玉は持っているな?
エイジロウ達にそう問い掛けると、アズリーが戸惑いながらも「持っていますわ」と返してくる。
ならば、よし…。───俺が奴を引きつける。 合図をしたらモドリ玉を使ってベースキャンプまで戻れ!
「先生は!? 一緒に逃げないんすか!?」エイジロウが悲痛な叫びを上げる。
そう思うのも無理はない。今尚も奴はこのエリアを徘徊しており、バレないようにこっそり影から見れば奴は、今隠れているこの菌類の裏にいるではないか。
相手はかつて俺を幾度も苦しめてきた斬竜、その特殊個体と思われる個体だ。実力が未知数な相手と戦うなんて、正気の沙汰とは思えない。
それでも俺は彼等の先生で、彼等の命を預かっているのだ。彼等を危険な目に遭わせる訳にもいかないし、遭わせてはいけない。
俺はシビレ罠を持ちながら勢いよく飛び出し、大きく叫ぶ。───一芸だけじゃハンターは務まらん。 ここは任せておけ!
「…ここは先生に任せた方が先決でしょう! 頼みますわ!」
「くっそ…! 先生!! 生きて帰って来てくださいよ!!」彼らが手にモドリ玉を持ったのを見計らって、シビレ罠を設置する。そして完全に設置をし終え正面を見れば、臨戦態勢を保ちながらこちらを見据えるディノバルドの姿が見えた。
-
898
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-26 23:51
ID:gX20EMvk
[編集]
禍々しく朱く輝く瞳の奥には、強烈極まりない殺意の火が今もギラギラと輝いている。それをその身に受けながらオブシドホルンの柄を握り、一気に引き抜く。
目の前に立つ敵全てを屠る自然界の王者は、王の縄張りに侵入してきた愚かな人間を全力を以て排除し捻り潰さんと殺意に全身を滾らせていた。そして歴戦のディノバルドが短く吼える。
爆発した空気の波は、古代林を強く打ちながら広がっていき、ビリビリと防具を打ち据える咆哮は古代林を満たしていた緊張が破壊し、掻き乱した。
大質量の音を打ち消すように狩猟笛を力強く振り回し、旋律を奏でる。
四肢に漲る力強さ、血液が沸騰するかのような興奮、それとは反対に研ぎ澄まされていく神経、鮮明になっていく視野、思考はよりクリアーになっていく。
奏でた効果は『自分強化』。これで奴の攻撃にも華麗に対処出来るだろう。
続けて演奏しようとしたところで横に回避。ディノバルドが凄まじい跳躍力を見せながら尻尾を叩きつけてきたからだ。
だがその刃の先に敵はいない。あるのはその敵が仕掛けていた罠だけだ。
着地すると同時に斬竜の全身に刺激が走り、動けなくなっていた。合図を出すなら今しかないだろう。───今だ! モドリ玉を使え!
「「はい!」」ポスッ、と地面に叩きつける音が三つ聞こえ、緑色の煙が一気に吹き出す。
よし、これでいい。後は奴の様子を見ながら攻撃を行い、隙を見て撤退を…。「…うぐぅッ!?」
…嫌な声が聞こえてきた。
声が聞こえた方へ視線を向けると、エイジロウとアルザスの姿はなくアズリーだけが地面に倒れていた。
その彼の真上で飛んでいるのはブナハブラ。あの虫め、モドリ玉を使用したタイミングで邪魔をしたのか。そして運悪く彼女は麻痺毒にやられてしまった訳か。 -
899
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-27 00:22
ID:gX20EMvk
[編集]
ファンブルからのコレどうするか…。せや、あの案頂こう。今週中に終わらすとは何だったのか
~~~~~奴を拘束している時間が勿体無いが仕方あるまい。
倒れている彼女の元へ近付き、大丈夫かと声を掛ける。幸いにも痺れが解れたのか「…平気ですッ!」と直ぐに返事が返ってきて、一先ず安心した。
いや、安心とは言い切れないか。痺れが取れたのは奴も同じようだ。斬竜はこちらを見据えると自らの尻尾に喰らい付き、自分の牙を用いて尻尾を研ぎ澄ませて切れ味の回復を行っている。
そして完全に研ぎ澄ませ、赤黒く変色した尾に渦巻く黒煙と赤い粉塵を纏わせたその姿は危険だと、頭の中に喧しく警鐘を鳴らしていた。再び奴が粉塵を纏った尾を振り下ろす。急いで武器を背負い、ディノバルドの威圧に怯えているアズリーを抱き抱えながらに横へ転がった。おかげで直撃は免れた。
斬竜の尻尾の一撃は俺達が先程までいた場所の地面を抉り───爆発。そこに生えていた草や菌類は燃え尽き、焦土と化した。
不味い。あの一撃がもたらす破壊は最早切断の次元ではない。今の斬竜の尻尾は巨大な爆炎を以って餌食となった物体を跡形もなく吹き飛ばす恐るべき凶器。
獄炎を振り撒き一切を爆破焼尽するそれは『燼滅』というに相応しい。
今やるべき事は、ディノバルドのあの尻尾を掻い潜りながら、彼女を守りつつベースキャンプまで撤退をする。
罠はもう一つ落とし穴があるが、苛烈な攻撃を繰り出してくる奴に対して、設置出来るような隙はあるのだろうか。 -
900
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-29 00:23
ID:gX20EMvk
[編集]
短いけれどとりあえず選択肢を置いておく
…いつ終わるかなぁ(遠い目)
~~~~~「……あの、先生。 少し宜しいでしょうか…?」
奴の巨大さ、そして強烈な破壊力を持つ武器に圧倒されていたアズリーは小刻みに震えながらもこちらに進言してきた。
剛き牙の生え揃った凶悪な口から火の粉が漏れ、今にもこちらを噛み砕かんと一歩、また一歩とこちらに近付いてくるディノバルド。
不気味な程に冷静に臨戦態勢をとっている奴が気になるが、とりあえず警戒しつつ彼女の話を聞いてみることにしよう。───…遺言ぐらいは聞いておくぞ?
「いえ、違います! …あの、私に一つ策があるのですが……」
───…策だと?
「はい、今先生は落とし穴を設置できる隙を探していると思われるのですが、それを作る方法が一つあるんです」隙を作る方法、だって?
信じられないと思い思わずアズリーの顔を見るが、彼女の目は真剣そのもの。どうやら本気であるらしい。
溢れ出る闘争本能を一瞬でも鈍らせた方が殺される。互いの命をかけた殺し合いは、すでに始まっているのだ。
だからこそ、彼女を守りつつ俺自身も生き残りベースキャンプに待っているであろう彼等の元へ帰らなければならない。
ここは彼女のいう『策』とやらに…。1 のってみる
2 自分で考えてみる -
901
名前:名無しさん
投稿日:2017-11-29 00:27
ID:Lp7VdXTM
1でお願いしようか
ゆっくり、ゆっくりでええんやで
-
902
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-11-30 23:54
ID:gX20EMvk
[編集]
───いいだろう。 どんな手段だ?
正直今はオトモアイルーの手を借りたい状況。どんな策でもいい、力を貸して欲しい。
策を聞かれたアズリーは口元に笑みを浮かべ、「これを使うんですよ」と『それ』をポーチから取り出す。
確かにそれはこの状況を打開することが出来るアイテムだ。しかし、何故それを……?「昨日何かあったら大変な事になりかねないと思い、エリクシル先生に頼んで作って頂きました! 御礼は将来払いで良いとの事です!」
『それ』を手に握り締め、アズリーはそう話す。この授業が終わったらエリクシルに何か礼をせねばいけない。
彼女から『それ』を受け取り合図をしたらあの壁を登れといい、燃え盛る闘志を宿す瞳を受けながらじりじりと壁の方へ移動する。
そして業を煮やしたらしいディノバルドが一気に動き出し、口を開き火の粉を漏らしながら噛み付いてきた。───走れ!
その動きを見ると同時に合図を出し、アズリーは一目散に白い束のある壁へ走り出し登り始める。
俺はアズリーから受け取った閃光玉を勢い良く投擲した。
一瞬遅れて、閃光玉が炸裂。辺り一帯全てを覆い隠すような膨大な光が全てを真っ白に染めたのは一瞬。
再び視界が戻った時、目を潰されたディノバルドは反射的に歩みを止め、その場で藻掻き苦しんでいた。 -
903
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-12-02 23:53
ID:gX20EMvk
[編集]
白い菌糸の束を必死に登るアズリーをチラリと目にして、尻尾を振るいもがき苦しむ斬竜に注意しながら落とし穴の設置に掛かる。
筒状の装置を地面に突き刺すように設置し、その上部にある蓋のような部分を捻る。すると筒上部から火花のようなものが発生し、細く折り畳まれた網が地中へ入り込んだかと思うと、次の瞬間には破裂音と共に巨大な穴が掘られ、即座に足元に網が展開される。
これで落とし穴の完成である。奴が引っかかって暫く足止めが出来れば良いが…。登り切ったであろう彼女を追うために白い菌糸の束に手を掛け、少し登り始めたところで後方から怒りに満ち溢れた唸り声が聞こえてくる。
見ればディノバルドが敵意の炎に満ちた視線をこちらに向けている。口内から先程から漏れていた火の粉の量が増している。
不味い、あれは不味い。
頭の中に警鐘を鳴らしながら、白い束に手を掛けるスピードを早め急いで崖上へと向かう。
そして、ディノバルドの口内から真っ赤に燃える火炎弾、『劫火の砲弾』とも呼ばれるそれが俺に目掛け放たれ───。 -
904
名前:狩人のススメ@時雨
投稿日:2017-12-05 23:14
ID:gX20EMvk
[編集]
「───はぁ、そんな事があったんすか…。 でも二人とも無事で何よりっス!!」
「迷惑を掛けましたわ…。 我ながら不甲斐ない…」
「……でも、それは仕方ないと思う」
「そうだぜ、後ろからランゴスタが近寄っていたなんて俺達も気付かなかったしな」ガタガタと石に乗り上げる度に揺れる竜車の中で、生徒達と身の上話をしている。
来る時にあった何処かギシギシとした空気はすでになくなり、幾分か和やかな雰囲気が一行を包んでいた。
───斬竜と思われる個体のブレスは俺の真下に命中した事により直撃は免れた。それでも通常のものとは明らかに熱量の違い等はあったが。
白い束を登り切り、エリア3に着地したのを待っていたのはアズリー。どうやら俺の事が心配で待っていてくれたようで、リノプロスが登れない段差の上で座り込んでいた。
彼女を連れて洞窟を抜けベースキャンプへと向かい歩くと、洞窟の中から聞こえてきたのは地面が割れる音とリノプロスの悲鳴、そして斬竜のものと思われる唸り声。
それを聞いた俺達は一目散に走り出し、何とかベースキャンプへと辿り着く事が出来たのだった。しかしあの斬竜は何なのだろうか。
特殊個体、とはまた違う一線を画する存在だった。まさか奴も二つ名個体なのだろうか…。兎に角あんなモンスターがいたのだ、ギルドマネージャーには報告しない訳には行かないだろう。やれやれ、また面倒事が増えそうだ。
心の中で軽く愚痴をしていると、二人と雑談を楽しんでいたアズリーが立ち上がり俺の横へ腰掛けた。「先生、先程はありがとうございました。 先生がいなかったら私達はあのモンスターに食べられていたかも知れません」
───先生として当然な事をしたまでだ。
「それでも私達がこうして皆で話していられるのも先生のお陰ですよ」
「そうそう! 色々あったけどなんだかんだたいって楽しかったしな!!」
「………いい経験に、なりました。ありがとう、ございました」アズリー、そして話に入り込んできたエイジロウとアルザスから感謝の言葉を受け少し照れ臭くなり頬を掻く。
彼等が今浮かべているその笑顔は優しく、温かく、邪念の一切ない無垢な笑顔。あんな未知なるモンスターと遭遇した時には不安そうな表情を浮かべていたというに。
───あぁ、彼等はきっと優れたハンターになれるだろう。
竜車の窓から吹く柔らかな風を感じながら、そう感じていた。~シナリオ39.5 狩人ノススメ~ clear
・称号 先生を入手しました(生徒達を誰一人欠ける事無く指導する事が出来た)
・称号 狂炎を入手しました(斬竜と思われる個体と遭遇した) -
905
名前:あとがき@時雨
投稿日:2017-12-05 23:53
ID:gX20EMvk
[編集]
シナリオ開始日 10/22 終了日 12/5
えぇ、1ヶ月も進行権取ってたの……?
仕事が急に忙しくなりなかなか時間が取れませんでした。誠に申し訳ございません。今度進行とる時はもっと時間に余裕を持たせたいと思います。・隠しクエスト名
『狗竜の狩猟を披露せよ』でございます。
調合学のキャラ選択次第では『ビリビリするらしいです』もありました。・クジに書かれた地域
古代林以外はこんな感じです。
森丘:内容 飛竜の卵納品 乱入モンスター ライゼクス
雪山:内容 ポポノタン納品 乱入モンスター ガムート
渓流:内容 ドスファンゴ狩猟 乱入モンスター タマミツネ
旧砂漠:内容 モンスターのキモ納品 乱入モンスター ディアブロストラウマクエストをちょっと改変したような感じです。
旧砂漠は下位でも行けるので出したのですがトラウマクエストが無いので、モンスターのキモ納品クエに。
エピローグでそれぞれの二つ名個体が登場します。・生徒達の元ネタ・裏話
とりあえず選択されたキャラだけ公開します。 所詮ゲストキャラなので設定が欲しかったら投下しておきます。
アルザス:リィちゃんリスペクト。 ぶっちゃけ天然キャラで行こうと思ってたのでこんな感じになりました。
ヘビィボウガンを使わせたのは自分が一番使ってる武器だから。アズリー:元ネタは『僕のヒーローアカデミア』の八百万 百。 そしてブランシュ(前グローリア)さんの没キャラである。
没になった理由は初登場シナリオで、ミーシャとエリクシルと一緒に書いてる途中に「全員敬語やから誰が誰だか分からねぇ!」となったから。
大剣から太刀へと変更させたのは、既にタクミくんが担いでいたから。エイジロウ:元ネタはアズリーと同じく『ヒロアカ』の切島 鋭児郎から。
元々はアグナシナリオでエリザベートの舎弟ポジとして登場予定だったが、いつの間にか居なくなってた人。
何とか今後も登場させたいと奮闘中。・講義のメンバー決め
『調合学』:調合という訳でエリクシルは確定。 沼地の魔女なので調合得意そうなのでドゥラも入れて、残り一人は二人を纏められそうなのでツバメを入れました。『地域、生態学』:元よりそういう設定なアマネへ確定。エドワードとリィは、ダイスで出目が大きかった二人です。というか同値でした。
『武器学』:最初は年の功ということでアンキセスを選択していたのですが、ライカさんが全武器を使えるとのことなのでライカさんを選択しました。
ぶっちゃけこのシナリオ、武器が全種類なかったら出来なかったんですよね…。 だから新キャラをポンポン出してた訳ですが。それでは、今回はほんとに長々とお付き合いありがとうございました。
-
907
名前:兎
投稿日:2017-12-12 18:25
ID:iFpk47Wc
[編集]
更新あったこと気付かず独り言スレ見てようやく気付いた奴なんて居るん?
私です(^q^)時雨氏長期間の執筆お疲れ様でした、二つ名ディノも出てきてまた1つ因縁が増えましたね。
第一話で脱出劇を繰り広げていた主人公が今や教える立場、感慨深いシナリオでした。年末は皆さん忙しいみたいですかね、今練ってるシナリオの構成が固まるまで誰も書かなければまた書きましょうかね。
……このスレで終わるとすれば書けてあと1、2シナリオが限界かぁ。 -
908
名前:蟹
投稿日:2017-12-13 22:44
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ヘビィのガンナーを選んだと思ったらいつの間にか終わってた……?
お疲れ様でした。全員何かしらの形で登場させたいですな……色々忙しかったのから解放されたはいいけど今度は文が書き進められないので、とりあえずは兎氏のシナリオを全裸待機しておきます
-
909
名前:千壱
投稿日:2017-12-17 17:35
ID:9HmB38Tg
[編集]
ずっとゼノブレ2やってました……気付けば2週間だも()
遅ればせながら、時雨氏お疲れ様でした。
リィちゃんリスペクトのキャラとは、嬉しい限りです。彼らともまた何処かで会う機会があると良いですね。スレ上げしつつ次シナリオ待機しときます。
-
910
名前:孵らぬ卵を求めて@兎
投稿日:2017-12-17 21:09
ID:m8vmCPTE
[編集]
ドーモ。読者=サン。トータルイクリプス兄貴です。
今回自分としても初めての試みをするのでどうなるか予想がつきません。
gdgdな展開になったら『ああ、やっぱり今回もダメだったよ』とどこぞの大天使よろしく微笑ましく見守って頂ければ幸いです。シナリオ40:孵らぬ卵を求めて
* * *
身を裂かれるような冷たい風に震えながら、あくまで自然体に、それで居て決して周りに悟られぬように集会所を進む。
人と言うのは想像以上に違和感に対して敏感な生き物だ、真の意味で周りに溶け込むのならば平静を装う必要がある。
狩場でもないのにこんな事をするのは馬鹿らしいが、自らの体裁を守るためには致し方がない。
内心冷や汗をかきつつも最後の角を曲がり、ようやくあの気紛れ女のマイルームへと辿り着く。素早く周囲を見回し、誰にも目撃されて居ない事を確認すると、彼女を呼ぶために息を吸い込み――
「ミーシャならタンジアに行ってる、夕方まで帰らないぞ。」
文字通り降って来た言葉に、ビクリと身体が跳ね上がる。
驚いて見上げた先――ミーシャのマイルームの屋根で太陽を背にした黒い影がのそりと蠢くと、軽やかに宙を舞って背後へと降り立つ。「噂は聞いているぞスケベハンター、1度話をしてみたいと思っていたところだ。」
声の主を探して顔を下へと向けると、色鮮やかな深紅の防具に身を包んだ隻眼のアイルーと視線が交錯する。
このネコには全てを見透かされているのではないか――そんな錯覚をしてしまうほど鋭い眼光だった。「自己紹介が遅れたな、俺はブレイズ猫傭兵団の団長のケイだ。 今はミーシャの筆頭オトモアイルーも兼任している。」
……肩書きはよく分からないが、どうやらミーシャのオトモアイルーなのは間違いないらしい。
「さて、お前のことは団員達から色々と聞いている。 実力は確かみたいだが、どうにも俺たちアイルーの力を侮っているようだな?」
俺がアイルーを侮っている――? 一体何の話だろうか、エリックやウドンは頼もしいオトモであるし、りゅ~しかやサイデンの実力も何度か狩りに同行してよく知っている。
「……お前、モンニャン隊も交易も利用してないだろ。 そしてそれが金欠の一端になってることも気付いてないんじゃないか?」
… … … … …
思わずケイから視線を逸らす、そう言えばそんなサービスがあったことをすっかり忘れていた。「よくここまでやって来れたもんだな。 それだけ腕が確かなのか、はたまた運がいいだけか。」
帽子に手を当て、やれやれ、と言わんばかり頭を振ってみせる。
だが呆れられたところで自分のオトモはあの2匹だけだ、新たにオトモを雇わない事にはどの道有効に活用することは出来ないだろう。「お前のオトモが二匹だけなのも知っているぞ、だから俺たちがお前の事を手伝ってやってもいい、ミーシャにも話はつけてある。」
意外な申し出に目を丸くすると、ニヤリ、と意地の悪そうな笑みが返ってきた。
「ただし、お前が本当に協力に値するだけのハンターかどうか、ちょっとした試験をさせてもらうがな?」
――あのハンターにしてこのオトモあり、と言うことだろうか、コイツがミーシャのオトモであることに合点が行った。
しかし『猫傭兵団』などと名乗るからには大勢のアイルーを従えているのだろう、試験さえ突破できれば協力が得られるのはありがたい。
いいだろう、試験でもなんでも受けて立とうじゃないか、これでも幾多の苦難を乗り越えてきた身なのだから大抵の事は何とかなるはずだ。「いい返事だ、なら日が落ちるまでに『狐の卵』を持って来い、それが出来たらお前に協力してやろう。」
……は? 今コイツなんて言った?
聞いたこともない単語に、数秒前までの自信は呆気なくも音を立てて崩れ去るのだった。 -
911
名前:孵らぬ卵を求めて@兎
投稿日:2017-12-17 21:10
ID:m8vmCPTE
[編集]
狐の卵――それが一体何なのか、ケイを問い詰めてみたが『それを教えたら試験にならない』の一点張りで追い返されてしまった。
講師を任せられる程度にはハンターとして活躍してきたつもりだが、そんな物は1度も見聞きしたことがない、あれやこれやと言う間に日も少し傾きだしている。
今の時期なら、タイムリミットまではあと4、5時間と言ったところだろうか……状況は進展せず、ただただ集会所のテーブルでぼんやりとチーズフォンデュが流れるのを見つめる。「どうかなさいました? 先程から物憂げな様子ですわよ?」
不意に声をかけて右隣の席に座ったのは、ライトボウガンを背にした見覚えのある女性だった。
確か彼女は……そう、バルファルクを脚止めに行ったライカ達と同行していた筈だ、ヒーラーUシリーズに身を包んだ、狩場に似つかわしくない格好が印象的だ。
どうかしたと言えばどうかしているが、こんな事を話したところでどうにかなる訳でもない、かといって心配してくれた相手を無下に扱う訳にもいかず、ぽつぽつと事情を話してみる。「狐の卵……私も聞いたことがないですわね。」
予想通りの言葉が返って来た、まぁ簡単に分かってしまえば苦労はないし試験にもならない、当然と言えば当然だろう。
「狐は卵を産む生き物ではありませんわ、『何かの比喩表現』ですわね。 日暮れまでに、ということは『ベルナ村近辺で見つかる』『持ってくる事が出来るサイズ』ものですわ。」
目から鱗が零れる、とはこの事を言うのだろう。 俺の話を聞いただけでなぜそこまで推理が出来たのだろうか。
「私も夕方まで人を待っていますの、宜しければ卵探しに協力いたしますわ。」
これは思いがけない味方が出来たのではないだろうか、ここまで頭の回る人が協力してくれるのなら願ったり叶ったりだ。
訳の分からない狐の卵とやらを闇雲に探すより、情報を集めて彼女に推理してもらう方がよっぽど勝算がある。「ああ、私とした事が名乗っていませんでしたわね。 イオン=H=ハイアーインズと申しますわ、以後お見知りおきを。」
椅子から立ち上がり優雅に頭を下げる、まるで狩人と言うよりどこぞの令嬢なのではないかと思う程だ。
洗練された動きに思わず見惚れていたが、慌てて立ち上がると、こちらもぎくしゃくとした動きで一礼を返す。「まず聞き込みをしなければなりませんわね、今ある情報だけではとても分かりませんもの。」
ベルナ村近辺で見つかるという事は、聞き込みをする場所はベルナ村、龍歴院前、そしてオトモ広場だろうか。
雑貨屋や龍歴院のスタッフ、近場をうろつくハンター達、そしてアイルーやカティ辺りに聞けば何かしら情報が手に入るかもしれない。「聞き込みをする人数も重要ですわ、より深く情報を聞き出すには粘り強く話さなければなりませんもの。」
大勢から話を聞こうとすれば軽い話から聞けず、深く話を聞こうとすれば少数からしか話を聞けないという事か……ここは自分の裁量次第になるだろう。
「1時間程度でここに集まって情報を整理しましょう、有益な情報を期待していますわ。」
彼女の微笑みに見送られ、チーズフォンデュの流れるテーブルを後にする。 さて、まずはどこで聞き込みをするべきか――
* * *
~レギュレーション解説~
『狐の卵』とは一体何かを探る推理シナリオです、情報収集パートと推理パートを繰り返しシナリオは進行します。
情報収集パート:『何処で』『何人から』話を聞くかを選択してもらいます、人数は1~5人までで選択可能です。(2人以上から話を聞こうとすると1人当たりからの情報量は減ります。)聞き込み相手の指名も可能です(カティ含め3人、等)
推理パート:手に入れた情報から『狐の卵』の正体を当てるパートです、3回目の推理パートで正解に辿り着かなければクエスト失敗です。なお、出てくる情報が全て『狐の卵』のヒントとは限りません、中にはミスリードを誘う情報もあることに注意してください。
* * *
・『聞き込みをする場所』をベルナ村、龍歴院前、オトモ広場から 『聞き込みをする人数』を1~5人までで選択してください。
・現在『狐の卵』に関して手に入れている情報
『何かの比喩表現』『ベルナ村近辺で見つかる』『持ってくる事が出来るサイズ』 -
912
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-18 12:58
ID:QaI0PVeE
[編集]
かなり早いけど推理いいかな
狐は卵を産まないはともかく、狐は化けて騙すという逸話は知ってるということでいいかな?
持っていくことが出来るはある種ひっかけと考える持っていく答えは「空虚」手ぶらこそが正解と考えた
狐の卵なる有りはしないものは持ってこれない無理難題なのに騙されていると推測出来る
要は存在し得ぬものの喩え?行動としては上記の答えをまず持って行く
前提の話を知らないかハズレなら広場で3、4人程度に話を聞こう、出来るだけ知り合いは避けたいところ -
913
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-18 17:10
ID:r9G/sj0k
[編集]
試しに「狐の卵」で検索したら、味付け卵を包んだお稲荷さんが出てきたんだけど…こんなん絶対うまいやろ!濃厚な煮卵とジューシーな油揚げの絶妙なハーモニー…くそー!なんで栃木にしか売ってないんや…
…はっ!まさかこれは新たな飯テロなのか?
>>912
あっおい待てぃ、推理持ってくなら俺のも持っていってくれよォ(便乗狐→性的魅力の暗喩
卵→駆け出し、ひよっこ
こう捉えると、狐の卵は「性的魅力の駆け出し」つまり「色気付いてきた女」と解釈できる
恋をすると女は急に色気付く。そしてご存知の通りミーシャたんは主人公にホの字。つまり「狐の卵」とはミーシャの事
更にクエスト名の「孵らぬ」が「帰らぬ」にかかっていると考えると、今回のクエストの真意は「うちの色ボケ娘がまだ帰ってこねー!探しだして連行して来やがれー!」という事だと思うんですけど(ガバ推理 -
914
名前:孵らぬ卵を求めて@兎
投稿日:2017-12-18 23:05
ID:m8vmCPTE
[編集]
>>912正解にしたい位の名推理に感服、ですが正解ではありませぬ。 ただあまりにも素晴らしい推理ですので余分にヒント出しておきますね。
>>913それだとエリクシル持って行っても正解になりそうな気がw
いいぞお前らもっとじゃんじゃん推理持ってこいw* * *
どれだけ流暢に喋ろうと、どれだけ眼光が鋭かろうと、奴だってアイルーなのだ。同じアイルーに聞けば何かしら掴めるものがあるかもしれない。
オトモ広場で情報を集めようと脚を進め――かけた所で、ふと1つの推理に行き当たる。 ……これは、ひょっとしたら正解なのではないだろうか。
ハズレだったところで今なら時間を食うこともない、くるりと踵を返すと思い当たった『狐の卵』を手にケイの元へと走り出した――* * *
「面白い推理だ、中々に頓知が利いているな。 残念ながら不正解だ。」
狐の卵などは存在しない、つまり『何も持っていかない』が正解かと思ったのだが、答えを聞いたケイはそう言いながら右目だけを細めて愉快そうに笑ってみせた。
「面白い答えに免じてヒントをやろう、『狐の卵』は『実在するもの』だ。 それと『キツネもタマゴも両方比喩表現』だぞ。 さ、早く探してくるんだな。」
ヒントと言うより、これ以上下らない頓知を言わせない為の情報にも聞こえてくる。 何はともあれ、当初の予定通りオトモ広場へと向かうとしよう。
……集会所を抜ける際、「馬鹿やってんじゃねぇよ」とでも言いたげなイオンの笑みが背中に突き刺さったのは気のせいだと思いたい。* * *
ベルナ村を走り抜けて広場へと辿り着く、まずは片っ端から情報を集めた方が良いだろう、3、4人……もとい3、4匹程度から聞けば充分だろうか。
思えばまともにここを訪れるのはココット村へ向かう直前と、ウドンを雇いに来た時くらいだろうか、改めて広場を見回していると見知った顔と視線が合う。「あ、ハンターさん~。 新しいオトモの雇用ですか?」
自分の腰くらいの背丈であるカティの視線が、今は同じ高さにある。 ……ムーファにフードを咥えられ、諦め顔で吊るされた姿にはどこか哀愁が漂っていた。
恐らくはムーファの気が済むまでこのままなのだろう、幾らなんでも不憫すぎるのでひょいと彼女を抱きかかえて地面へと降ろす。「ひゃうっ……あ、ありがとうございましゅ……」
相当恥ずかしかったのかカティは顔を朱に染めている、何か言葉をかけようかとも思ったが、手短に『狐の卵』について訊ねてみる。
「狐の卵……? ごめんなさい、私にはちょっと……あ、ニャン丸さんなら何か分かるかもしれませんよ!」
彼女が指差す先では、オトモ用の太刀らしき武器を背にしたアイルーが腕を組み仁王立ちしている。
交易品とやらを扱っているらしく、職業柄かそれなりに情報通でもあるらしい、まさに自分が今探している人物、もとい猫ではないか。「メイアイヘルプニャー、だゼヨ!」
早速声をかけて見ると威勢のいい返事が返ってくる、如何にも商売人と言った気質の猫のようだ。
彼の取り扱っている交易品も気になったが、まずは情報収集を優先することにする。「すまんニャ、ワシもそんなものは初めて聞いたゼヨ。」
ううむ、どうやら情報通でも知り得ないような代物のようだ、ならばせめて狐や卵から連想できるものが分かればいいのだが……
「ニャ、そういう事なら情報があるゼヨ。 遥か異国では『ある色を狐色とも言う』らしいゼヨ。」
聞き馴染みのない表現だがそんな言い回しがあるのか、謎掛けに使うには最適だろう、これはかなり有力な情報なのではないだろうか。
他の客からも情報を集めておくと申し出てくれたニャン丸に頭を下げ、再び辺りを見回す。 もう1人、もといもう1匹くらいからは話を聞きたいところだ。「何かお困りのようだニャ?」
不意に声を掛けてきたのは、蒼い帽子と外套を身に纏う気障ったらしいアイルーだった。
分☆割
-
915
名前:孵らぬ卵を求めて@兎
投稿日:2017-12-18 23:06
ID:m8vmCPTE
[編集]
どうやら彼はモンニャン隊を取り仕切っているニャント様とかいうアイルーらしい、名前まで気障ったらしいとはなんと言う徹底っぷりだろうか。
何となく癪に障るのだが、アイテム収拾に長けたモンニャン隊を取り仕切っているなら何か知っているかもしれない、一応話を聞いてみる事にした。「ふむ……すぐに思い当たるのは『金属のような卵のことかも』しれない、というくらいだな。」
金属のような卵と言うと、鋼の卵や銀の卵の事だろうか、あれはいい金策になるアイテムだ、見つけ次第売り払うようにしている。
どうやら他に情報は持っていないようなので適度な所で会話を切り上げると、情報を整理するために一旦集会所で待っているであろうイオンと合流することにした。* * *
羊皮紙に今まで手に入れた情報を書き出し、顔を突き合わせて内容を確認する。
そこまで多くの事が分かった訳ではないが、それなりに重要そうな事が聞き出せたのではないかと思うのだが……
横目でイオンを見ると納得したように頷いている、こちらはまだ見当も付いていないと言うのに、彼女は早々と結論に辿り着いたようだ。「私は情報の整理が出来ましたわ、貴方はどうですの?」
整理も何も分からないことだらけだ、だが彼女の様子を見るに、この情報で何かが分かるのだろう。
当然この中には正しい情報と間違った情報が混在しているはず、矛盾を解消していかなければ彼女と同じ結論には辿り着かないだろう。
これは自分への試験なのだから、まずは自分の考えを打ち出さなければなるまい。今まで手に入れた情報で、導き出せる結論とは――
* * *
・現在『狐の卵』に関して手に入れている情報
『何かの比喩表現』『ベルナ村近辺で見つかる』『持ってくる事が出来るサイズ』
『実在するもの』『キツネもタマゴも両方比喩表現』
『ある色を狐色とも言う』『金属のような卵のことかも』* * *
1.この情報から『狐の卵』の正体が分かる!(あなたの推理も合わせて書き込んでください)
2.まだ情報が足りない…… -
916
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-19 07:38
ID:wrk5n2z6
[編集]
なんだ簡単じゃないか
選択肢は1、狐の卵は狐色の卵、つまり換金アイテムの『金の卵』が正解だっ!! -
917
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-19 08:43
ID:qcJUPSao
[編集]
>>916
ベルナ村近辺で見つかるもので、本当に金属製かどうかは分からんからまだ怪しいぞ狐を色に喩えるなら、まあ茶色とか橙とかだ
卵……「中に何かを閉じ込めている」という関係にでも考えよう答えは……古代林の「竜琥珀」か?
色もそれっぽくて古代生物を含んでいるとすれば殻と黄身の関係が成立するし -
918
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-19 20:41
ID:35ALyJh6
[編集]
なんか野獣先輩新説並みのやべー推理があったんですがそれは大丈夫ですかね…?
正解は狐の名を冠する武器が作れる「ファミ通チケット」でしょ(適当) -
919
名前:孵らぬ卵を求めて@兎
投稿日:2017-12-20 00:55
ID:m8vmCPTE
[編集]
( ゚_゚)……
( ゚Д゚)……?
( Д)゚゚……?!?!* * *
狐の部分が色を意味するのだとして黄色、卵はやはりあの金属質な卵のことだろうか?
だとすれば『狐の卵』とは金のたまごの事……いや、これだとベルナ村近辺で見つかるとは限らないし、卵の部分が比喩表現でもなくなる。
そもそも狐の体表はあんな綺麗な黄色はしていなかったはずだ、もっと茶褐色に近い――ベリオロスの牙を少し薄くしたような色だったはずだ、琥珀色とか言ったか。… … … … …
琥珀? 確か古代林では竜琥珀とかいう結晶が採れなかっただろうか、何時だったかハーグが詳しく教えてくれた事があったはずだ。
本来琥珀とは樹脂が長い年月を経て結晶化したものだが、竜琥珀はその名の通り竜の体液が結晶化したもの、そんな風に言っていた気がする。
結晶化の際に周囲の植物などを内部に閉じ込めることがあって、組成を調べれば、断片的ながら当時の生態系を窺い知れる貴重品とかなんとか……――内部に閉じ込める?
卵も見方を変えれば、殻の中に身を閉じ込めていると言えるのではないだろうか。
狐のような色をしていて、卵のように何かを閉じ込めているもの――竜琥珀が『狐の卵』とやらの正体か? 『金属のような卵のことかも』以外の情報とは矛盾する部分もない。
先程の頓知とは違ってかなり真に迫っている思うのだが……とりあえずはこの推理をイオンに伝えてみる事にしよう。「あら……まさか同じ考えだとは思いませんでしたわ。」
口に手を当て意外そうな顔で彼女は返答する、同じ答えに辿り着けたならば的外れな考えという訳ではないのだろう。
ならば早速答え合わせと行こうじゃないか、竜琥珀は……古代林まで採りに行ってもいいが、ハーグに頭を下げればケイに見せに行く間くらいは借りられるだろう。
広げていた羊皮紙を折り畳んで懐に仕舞い込むと、再びベルナ村の方へと足を向け歩き出した。* * *
「少し見くびりすぎていたか、まさかこんなに早く正解に辿り着くとは……」
借りてきた竜琥珀を見せてやると、ケイは顔をしかめながらそう呟いた。
自分でもなぜこんな推理に行き着いたのかが分からないのだが、どうやらこれが『狐の卵』の正体だったらしい。「まぁいい、約束通りお前に協力してやろう。――アイン、ツァイ、ライ、フィー、仕事だ!」
号令に応じて4匹のアイルーが飛び出してくると、颯爽と集会所を駆け抜けていく。
向かう先はオトモ広場だろうか、恐らくはこれからモンニャン隊として出立するのだろう。「俺の団員は優秀なネコ揃いだ、すぐに役に立つアイテムを持ってくるだろうさ。」
何故だか急に力を試されることになったが、これで多少ばかり金欠が解消されそうだ、心配事が減りほっと胸を撫で下ろす。
――いや待て、本来の目的を忘れている! 俺は試験を受けに来たんじゃない、夕方までは帰らないというミーシャに内密に頼みたいことがあったのだ。
彼女が戻り次第マイルームに来てもらうよう約束を取り付けると、今度こそ踵を返す。 ……これだけの事なのに、今日は何やら酷く寄り道をしてしまったものだ。* * *
「答えを教えたのか?」
姿が見えなくなった後、ケイは顔も合わせずにそう尋ねる。
「いいえ、彼は私がヒントを出す前に正解に辿り着きましたわ。」
話が終わるまで建物の影で顛末を眺めていた『夕刻の蝶』はそう返答する。 彼女が全てを知った上で付き合っていたことなど、彼は知る由もない。
「腕は平凡、勘が鋭い訳でもない、頭がいいかと言えばそうでもないのに突如盤面をひっくり返す……アイツの存在は『JOKER』そのものだな。」
光を失った左目に手を当てながら、真っ黒なアイルーは1人――正確には1匹――この場を去ったハンターがその身に秘めた可能性に恐れ戦いていた。
-
920
名前:孵らぬ卵を求めて@兎
投稿日:2017-12-20 00:56
ID:m8vmCPTE
[編集]
「そんなことがあったんですねー。」
スキュラフィストの弦を張り直しながら、今日あった出来事を聞いていたミーシャはしみじみと呟いた。
我ながら濃い一日だったと思う、元々は手入れぐらいは自分でやろうとしたものの、見事に戻せなくなってしまった弓を彼女に何とかしてほしかっただけだと言うのに。
作業を始めるとほぼ同時に先程の4匹のアイルーもマイルームに来て、強走エキスやアルビノエキス、アキンドングリと言ったアイテムを置いていくものだからてんやわんやだった。「はい、終わりましたよー。」
最後に余剰なメンテナンス用の油を拭き取ると、スキュラフィストは元の形を取り戻していた。
改めて構えてみると他の弓よりずっとしなやかで扱いやすい、こうも簡単に弦が引けて強かな矢を放てるのはスキュラフィスト最大の特徴だろう。「他にも面白い弓は色々あるんですよー? ほら、例えばこのスアルクピウスとか――」
人の本棚から武器のカタログを引っ張り出すなり見せてきたのは、漆黒の禍々しい弓だった。 ……この弓も何処となく蜘蛛っぽさがある、コイツは蜘蛛が好きなんだろうか。
そんな事をしているうちにすっかりとミーシャのペースに巻き込まれ、手土産のタンジアビールとシルビアが用意してくれた軽食とで酒盛りと洒落込んでしまう。
彼女とお酒が絡むと碌な事がないのは分かっていたはずなのだが、ここの所激動続きだったこともあり平穏な一時の誘惑にあっさりと飲み込まれてしまった。――翌朝、インナー姿のミーシャが抱きついて寝ていたり、マイルームから出て行くところを他のハンターが目撃していたりとちょっとした騒動があるのだが、それはまた別のお話。
* * *
~シナリオ40:孵らぬ卵を求めて~ CLEAR!!
GET:勲章・狐の卵(謎を解き明かした記念、その正体は竜琥珀の塊である)
GET:称号・名探偵(素晴らしい推理で謎を解き明かした)
GET:称号・JOKER(幾度となく難題を打ち破った)~info~
モンニャン隊、交易窓口などが利用可能になりました(今更) -
921
名前:孵らぬ卵を求めて@兎
投稿日:2017-12-20 00:57
ID:m8vmCPTE
[編集]
後書き
コンナハズジャナイノニィ! コンナハズジャナイノニィ!!
正直難易度上げすぎたんだと思ってました、あんな精算アイテムなんて誰も覚えてないだろうと思ってました。
まさか一回目の推理パートでドンピシャの正解が出るとは……最後のチャンスでギリギリ分かるかどうかに仕上げたつもりでした。
何はともあれたったアレだけの情報量で正解に辿り着いた>>917に皆さん拍手。・狐の卵について
友人がかなーり昔にオンラインセッションでやったというTRPGシナリオをMHXX風にアレンジ。 原作では所謂フライド・アイスクリームが狐の卵の正体でした。
『狐色の何か』であればある程度こじ付けで正解の品を変えることも出来ます、今回は目立たないであろう竜琥珀にスポットを当てました。 ……当てたんだけどなぁ。・イオンについて
主人公が見当違いな事を言い出したときに軌道修正させるポジション、実は『狐の卵』のことは最初から知ってるので最初のやりとりではとぼけてるだけです。
こちらの想定では彼女がホームズ役、主人公がワトソン役でした。 因みにシナリオ中で彼女が言っていた待っている人とはライカのことです。 このあとデートかな?・ケイについて
ドンドルマに居たころからのミーシャの筆頭オトモ、言葉ペラッペラ。 当時とある激戦で左目に傷を負い隻眼に。
残レス数の関係で厳しそうですがもしネコシナリオでも書ければ掘り下げて行きたいところ。・アイン、ツァイ、ライ、フィーって?
ドイツ語読みの1・2・3・4から一文字抜いただけのモブアイルー。
ブレイズ猫傭兵団は大所帯なので都合のいいように適当な名前のモブアイルーを出すことが出来ます、うーんお手軽。最後に2人の設定投げて起きます。
それでは今回も長……くはないですが、お付き合いありがとうございました。* * *
『夕刻の蝶』イオン・H・ハイアーインズ
性別:女 年齢:20代後半 装備:ライトボウガン全般 防具(見た目):ヒーラー一式(黒)等、お洒落着多数
龍歴院所属のハンター。 戦場に似つかわしくない装束と腰ほどまで伸びた髪を靡かせて華麗に宙を舞う姿から『夕刻の蝶』の二つ名で呼ばれている。
見た目通りお嬢様で佇まいも言葉遣いも優雅そのものだが、周りから浮いた突拍子もないことを言い出すことも。
エリアルスタイルで様々なライトボウガンを巧に使い分け火力からサポガン、地上から空中と変幻自在に立ち回る。
何かとトラブルに巻き込まれがちなライカのお目付け役でもあり、彼とは大抵の場合一緒に行動している。『ブレイズ猫傭兵団団長』ケイ・ブレイズ
性別:オス 年齢:団長 装備 武器:ギルドネコカリバー 防具:ギルドSネコ一式
隻眼のニャンター、ミーシャの筆頭オトモアイルー。 真っ黒な体に真紅のギルドSネコ一式が栄える。
ミーシャがドンドルマに居たころから彼女の右腕を務めており、他のオトモアイルーを纏め上げて『ブレイズ猫傭団』を結成、団長と名乗っている。
ネコートさんのように語尾なく流暢に言葉を喋り、何処となく挑発的な言動を取ることが多い。
何故かブーメラン等のアイルー特有の道具を嫌っており、狩りでは愛用のギルドネコカリバーを手に実直な接近戦を挑む。 傾向はファイト。 -
922
名前:蟹
投稿日:2017-12-20 01:21
ID:B8nXzJ4E
[編集]
ファッ!?
まあのんびり観戦してよ〜とか思ったら終わってるゥ!
壮大な探偵ごっこは何処へ、名探偵は誕生したけど。
おかげでシナリオを書き進めるとかそんな暇もなく、ただただ驚くだけ……さて、どうしよ。シナリオ書く人いるかな?
-
923
名前:時雨
投稿日:2017-12-20 22:54
ID:gX20EMvk
[編集]
うっそだろおい、なんでそんなスグに正解が導き出せたんだ…。
とりあえず兎氏お疲れ様&>>917さんお見事でございます。余裕が少し出来たから誰も取らなければ進行権貰います。
アマネ回で、バルファルクは誰かに任せます。 -
924
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-23 15:59
ID:ppizYosU
や、やっと本筋に追いつきました……。
読む速度には自信があったのに、ここまで追いつくのに三日かかるとか……皆さん最高ですか?
私もいつかこんな面白い話を書けるようになったらなぁ……と思いつつ時雨様の投稿を半裸待機。 -
925
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-23 19:34
ID:gX20EMvk
[編集]
よし、やってこう。いつも通りお付き合い下さいませ。
注意書き
・アマネ回
・主人公冒頭のみ
・駄文~シナリオ41 唸る狼藉の黒紫~
相変わらず龍歴院の食堂の中は多くのハンターが飲んで食って騒いでの大騒ぎとなっている。大人しく食事をしているハンターや職員がいる中、一部のハンターは酒気が入っており羽目を外してしまっている。
食堂には燃石炭を使用した暖房器具がそこらに設置されており、食事ついでに暖を取りに来る者が多いのかいつもより人数も多い。
昼間ならば狩りに出向くハンターは多いだろうし充分に暖まれるだろう、と思ったのだがその思惑は外れてしまったようだ。
その後、俺と同じ目的のようだったツバメとタクミと共に適当なテーブルに腰を掛けると、そこには偶然にもひと狩り終え食事をしている最中だったアマネとレイカのミソラ夫妻、そしてそこに居合わせたらしいエリクシルがおり結果的には六人で食事をとることとなった。「そういえば件の天彗龍はまだ見つかって無いんだっけ?」
「うむ。 各地のギルド、古龍観測隊が連携して捜索しておるようじゃが未だに発見出来ておらんようじゃのう」
「色々な場所を飛び回っているみたいですからね。甲殻もそこら中で見つかってるみたいですし… 」
「その甲殻がまだ人の住むような場所に落下してきていないのはいいことなのかしら。 時間の問題って気もするけれどね」
「何れにせよその時が来なきゃ分からんさ。 あぁ、酒が体に染み渡る…」あの作戦以来、天彗龍は行方を眩ませたままで姿を見せていない。
唯一あった報告といえば、海面へ一直線に突っ込んでいったバルファルクがルドロスを掴み、再び上空へ飛び去ったということぐらいだろうか。
何れにせよ次に出会った時は逃走や撃退などではなく、生死を掛けた戦いとなるだろう。その時が来るまで俺は出来ることをやるしかないのだ。「おとどけものニャ」
かわいらしい声が聞こえ俺は声がした方向、俺の対面上に座っているアマネの方を見る。その声が聞こえてきたのは丁度アマネとレイカの間、その下の方からだ。
テーブルに少し乗り上げる様な形で覗き見ると、そこに居たのは頭に大きな赤いキャスケットをかぶっており、その上には彩鳥と呼ばれるモンスターを模したラッパを乗せているアイルーが手紙を両手で持っていた。「あまねさん、おとどけものニャ」
「おっ、俺宛か。 ありがとな、リンゴいるか?」
「りんごはだいすきニャ。 ありがとうニャ」通称『郵便屋さん』と呼ばれているアイルーは持っていた手紙をアマネから差し出されたリンゴと交換するようにして受け取るとその両手で持ちながら、食堂から出て行った。
「誰からだ?」と言いながら手紙を裏返して宛先を確認して、アマネは目を丸くした。「あん? 母さんからか?」
「母さんって、アマネさんの?」
「あ、あぁ。 突然手紙なんて送ってきて何なんだ…?」家族からから突然届いた手紙。アマネは早速封筒を開けて手紙を開く。一体何事だろうか。
アマネへ
元気にしていますでしょうか?
私は毎日朝昼晩三食欠かさず食べる位には元気です。
こうして手紙を出したのはほかでもない、貴方がこちらに中々帰って来ないからです。
父さんも貴方に会いたがっていますよ?
だから、少しの間だけでもいいから村に戻ってきなさい。レイカさんも連れてね。
もしこちらに来るのなら孫も連れてきて欲しいわ。
それでは、御返事お待ちしております。
貴方の母より -
926
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-23 20:49
ID:gX20EMvk
[編集]
「…なんつーか、母さんらしい手紙だなぁ」
「ふむ、折角こうして手紙を送ってたのじゃ。 一度顔を見せてきてもいいんじゃないかえ?」
「だなぁ。 流石に孫はスグには準備は出来ないがな」手紙を読んだアマネは嬉しさからか顔を少し綻ばせている。
母か…。俺も一度顔を見せに行ってもいいかもしれないな。「あ、アマネ。 何か追伸があるみたいよ?」
「追伸? どれどれ…」追伸
村近くの密林にイャンガルルガが二頭現れました。出来れば助けに来てくれませんでしょうか?「───それを最初に書かんかアホんだらッ!!」
勢い良く立ち上がり、バチンとテーブルに手紙を叩きつけながら怒鳴り声を上げる。その声量に俺達だけでなく周りで騒いでいた者達も目を丸くしている。
「ア、アマネ!? どうしたのよ!?」
「なんでそんな重要な事を最後に書く!? お陰で酒気が吹き飛んだわ!!」
「ア、アマネさんがブチ切れてる…」
「ある意味レアな光景、じゃな…」
「と、兎に角落ちついてくださいアマネさん!!」突然手紙に対して怒鳴り声を上げたアマネに対して、食事を共にしていたメンバー達は一様の反応をみせる。
とりあえず落ちついて貰わなければと思い、アマネにお茶を差し出すと彼はそれを受け取って一気に一呑みする。
そして、レイカの腕を掴みそのまま立ち上がせるようにして掴みあげる。「えっ、ちょっと何よ!?」
「レイカ、旅路の準備するぞッ!!」
「いや、まだ私食べてる途中なんだけど!?」
「───あぁ、アマネ。 ここにいたのか」聞き慣れた声のする方を見ると、そこにいたのはクルトアイズ。ガルルガS装備に身にまとい、イャンクック砲を背負っているという最早見慣れた姿ではあるが今回は俺達ではなくアマネに用があるようだ。
「何だよ旦那、俺今忙しいんだけどッ!?」
「俺とお前が以前に戦った事のある黒狼鳥の二つ名個体『隻眼』が目撃されたんだ。 お前なら引き受けると思ってな」
「……マジで?」
「マジだ。 しかも普通の個体がもう一体目撃されているようだ。 そいつもつ狩猟してくれと近くの村から依頼がきているんだが…」
「…ん、二体のイャンガルルガ? 近くの村から、依頼…?」冷静さを取り戻したアマネはクルトアイズから告げられた言葉に何かを感じ取っていた。
俺も聞き覚え、もとい見覚えがある。予想が正しければその二体がいるのは…。「…旦那、そのイャンガルルガがいるのって、もしかして密林か?」
「ん、よく分かったな。 まだ人里に降りてはいないがいずれは被害がでるだろう。 早めに狩猟はしておくには越したことはないだろう」
「あぁ、うん、そうだな…」
「密林には俺も向かう。 直ぐに準備に取り掛かってくれ」
「あいよー。 ……まぁ、そういうこった。 レイカ、着いてきてくれっか?」食堂の出口へと向かうクルトアイズの背を見ながら、アマネはその横で話を聞いていたレイカに問いかける。
レイカはアマネのその疑問に答える。その返答は流石夫婦だとも言える返答であった。「当然よ、だって私はあんたの妻であんたの相方なのよ? あんたの問題は私の問題でもあるんだから」
「…そっか、ありがとな。 んじゃ、お前らはゆっくり暖まってな」
「それじゃ皆、お先にね」そういいながら二人も寄り添いながら出口へと向かう。何時もの事ながら仲のいい二人だ。
-
927
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-23 21:11
ID:gX20EMvk
[編集]
>>924 とりあえず服着なさい
~~~~~
…実に嫌な偶然もあったもんだ。
イャンガルルガが二頭現れたって旦那から聞いたとき、嫌な予感は薄々と感じていたが。
しかし『隻眼』、か。 前は奴の動きに翻弄されまくってやるようにされて、逃げられてしまったが今度はそうはいかない。
次は俺達が勝ってみせる。俺の誇りを賭けた試練の為にも、母さん達が安心して暮らせるようにするの為にも。
さて、そうとなれば何を担ぐのがいいのだろうか。 イャンガルルガの弱点はを付いていくか、それとも動きを止める為に状態異常系がいいか…。~武器を選択してください~
※アマネはスラアク使いです
装備、スタイルはミツネSのストライカー -
928
名前:難亭・凝態
投稿日:2017-12-23 21:42
ID:ppizYosU
[編集]
どうも、半裸の人ですが。
まず通常、隻眼問わずイャンガルルガに毒属性は完全無効なので話にならないとして、麻痺属性もお世辞にも効きやすいとはいえず、それなら睡眠属性はどうだ!?と言われると睡爆戦術を採用するほど隻眼イャンガルルガの肉質は(二つ名モンスターとは思えないほど)硬く無い上に、戦略的部位破壊(尻尾切断は含まれるがこれは切断属性ダメージでなくてはダメ)も恩恵が無いので却下。爆破属性は結構有効ですがやはりそこまでして破壊したい部位が無く、怯みの恩恵も少ない……、となると選ばれるのは当然属性武器。
スラッシュアックスの使用経験はほぼ無いのですが、ここは水属性の『狐剣斧ワカレヲサソフ』でどうでしょうか? -
929
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-24 17:34
ID:YkgirYyU
[編集]
毒…は駄目だ、黒狼鳥には出血毒は効果がないし、動きを止められる睡眠毒や麻痺毒も御世辞には効きやすいとはいえない。むしろ毒ならば隻眼の持つ『毒』の方が厄介だ。
ならば手堅く奴の弱点である水属性の武器を担いで行くとしよう。「ならこいつにすっかねぇ」
取り出したのは素材主である泡狐竜の優雅な印象をもたらす剣斧、『狐剣斧ワカレヲサソフ』。見た目はまるで文字が刻まれた軍旗のようであるが立派な武器だ。
「あ、もう準備を終えたのね」
今回の相棒を担ぐと背後から声がする。見ればゴアRシリーズに身を包み神楽鈴と和傘を合わせたような形状の狩猟笛、『狐鈴コトノハナクテ』を背負っりレイカの姿が。
必要な道具類はすでに全て用意を終えている。武具の用意が終わった今、もうここにいる必要はない。
「おうよ」と返事をしレイカ共に気球船乗場向かい、いつものように腕を組んで仁王立ちしていた旦那と合流し、ベルナ村を出発した。
目指すは『ピリカ村』。俺の、そしてレイカの第二の故郷だ。~~~~~
気球船から降り、対岸に見える馴染みの深い村を見渡す。周囲は大きな川が囲み、そこに架けられた橋で対岸と行き来するようになっている。
村の面積自体は結構広いが、そのほとんどが特産のイチゴが植えられたイチゴ畑で占められているので家と家の間隔が広い。「ここがお前の故郷か…」
「おうよ、結構いい村だろう?」
「まあ、のどかな村だとは思うがな」他愛のない会話をしつつ村へと繋がる橋を渡る。さほど高くはない為橋のすぐ下に川が流れており、泳ぐ魚の姿がよく見える。水が綺麗な証拠だ。
畑が広く、人を見かけたとしてもわざわざ畑の中に入ってまで行く気はないので、とりあえず村の中心部を目指して歩き続ける事にした。 -
930
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-24 20:16
ID:gX20EMvk
[編集]
暫く道を歩き続けていると、前方から子供達が楽しそうに笑いながら走ってきたが、こちらの姿をみて急停止して呆然としている。
俺達の今の装備はレイカを除けば顔が隠れている為、今の子供達からすれば『辺境な村にハンターがやってきた』ということしか分からないだろう。
そこでミツネSメイルを目の前で脱いでやると、子供達の顔にパアッと笑顔が咲く。「アマネさんとレイカさんだぁ!!」
「僕達を助けに来てくれたんだ!!」子供達は大きな声で口々にそう言うと、あっと言う間に俺達を囲んでくる。当然旦那も例外ではなく、子供達に囲まれて困惑しているようだ。
「おう久しぶりだなお前ら、元気してたか?」
「うん! みんな元気だよ!!」
「そう、良かったわ。 ねぇ皆、私達村長さんの所に行きたいんだけれど案内してくれない?」
「いいよ! 着いてきて!」子供達はこちらの手を取って引っ張ってくる。旦那も子供相手という状況から仕方なくついてきている。
案内されたのは村の中では一際大きな建物である酒場であった。中に入れば開け放たれた窓から入り込む光とランタンの明かりで意外と明るい。テーブルも多く、広さもあるので一般的な酒場のイメージに近く見える。
中の様子を見回していると、カウンターに人の姿を三人程見つける。そこに移動しようとすると子供達の方が先に動いた。「おばさん、アマネさん達連れてきたよ!!」
その声にカウンターの方へ向いていた人物が振り返り、勢い良くこちらに向かって走り出してくる。
「…って、ちょっと待て……ぐおっ!?」
「アマネぇーッ!」全力タックルを受け止めきれず、そのまま母さんに押し倒される形で倒れた。その際に後頭部を強打してかなりの激痛が走る。怒ろうとするが、泣きながら抱きつくその姿に怒る気すら失せしまう。周りを見ればレイカや村長に子供達、更には旦那までも微笑ましげに見つめている。
そこから母さんが落ち着きを取り戻したのはそれから数分後の事であった。 -
931
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-24 21:06
ID:gX20EMvk
[編集]
その後、村長に現在の黒狼鳥の状況を教えられた。
槍を持った村の自警団───といっても木や石できた簡素なものであるが───によれば、コンガやアプトノスを襲いながらそれぞれ別のエリアを歩き回っているらしいが、いつバッタリ遭遇しても戦いを始めても可笑しくはないとの事だった。
ピリカ村に着いたのは夕方、ここまでの疲れもあるので出発は翌朝と決め、冷たい飲み物を片手に作戦を練る事とした。議論は長くなり、作戦方針が決まった頃には日はすっかり暮れて空には無数の星々が煌めいていた。~~~~~
翌日。
竜車の中で簡単な昼食を済ませ、拠点に到着した俺達は道具類の準備をする。一応支給品は用意してあるにはあるのだが、さすがに辺境の村のだけあってドンドルマのハンターズギルドに比べればお世辞にも品揃えが言いとは言えなかった。「それでも解毒薬があるのはありがたいわね」
そう言ってレイカが道具袋に解毒薬を入れる。イャンガルルガは毒を扱うモンスターの為、今回の狩りではこのが文字通りキーアイテムになる。
「さて、どちらから向かうんだ? 遭遇しない、という事は無さそうだが」
「そうねぇ、ここはアマネに任せるわ。 アイツがいたならそっちに任せてたでしょうけど」二人がこちらを向く。西に向かえば海が広がっており海岸を沿って移動する事となる。東に向かえば鬱蒼と生い茂る木々に覆われた視界の悪い空間が広がる。
この場合、どちらから向かうべきか…。~どちらに向かおうか…~
1 東部エリア(木々が生い茂っているエリア)
2 西部エリア(砂浜が広がるエリア) -
932
名前:蟹
投稿日:2017-12-24 23:43
ID:B8nXzJ4E
[編集]
密林と言えばでっかいツタ登るのが醍醐味だ!!!!!!
ということで3の中央洞窟ルート!もし支障あるなら普通に1でお願いします
-
934
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-25 18:57
ID:gX20EMvk
[編集]
えっと、混合させて洞窟通って海岸エリアでいいか
……なんで選択肢メタ読みしてんだよこえぇよ~~~~~
俺は崖を登って洞窟エリアに向かうことを提案した。
中央の洞窟には飛竜種や鳥竜種の巣がある。二つ名個体あるいは通常個体のどちらかがそこで休眠している可能性があるからだ。
当然ながらそこで二頭が戦闘中という可能性も無くはないが。「そう、ならさっさと行きましょうか」
「…待て、レイカ。 お前は一番最後に登ってくんねぇか?」
「えっ、なんでよ?」崖を登ろうとしてツタに手を掛けたところを引き止める。
今のレイカの装備、ゴアRシリーズは通常のゴアシリーズと比べ、非常に露出度が高い。故に崖を登る際には真下からそれを見てしまう事になる訳で…。「……あぁ、ならば俺が先に登ろう。 その後からアマネ、レイカの順に登って来たらいい」
「ほら、旦那もこういってんだし頼むよ」
「えー…、分かったわよ…」
俺の考えてることを理解したらしい旦那の助けに、渋々といった感じでレイカは引き下がってくれた。旦那には後で何か礼をしなければならないな。崖を登りきって洞窟の中へとはいる。密林の湿度の高い蒸し暑さとは打って変わって、ホットドリンクを飲む程ではないがひんやりと寒い。
かくして洞窟の中での探索を開始したが、イャンガルルガはおろかコンガやランポスの姿さえも見つからなかった。「ランポスまでいないなんて意外ね。 そこら中にいると思ったのだけど」
「おおかた、イャンガルルガに倒されたか追い出されたんだろうな。 アイツは根っからの戦闘狂、それが二体といるとなれば一斉に逃げ出すさ」
「だが、タフな奴は生き残ってるみたいだな」そう言う旦那の見詰める先には、ぼんやりとした明かりが見える。しかもその明かりは縦横無尽にゆっくりと動いている。
大雷光虫か…。無数の雷光虫が球体状の群れを形成して飛んでいて、それら全ての虫が発光する事によって夜でもよく見える程に光を放つモンスターか。
ある古龍の体内で突然変異を起こした個体は吐き出された後爆発を起こすらしく、爆発に巻き込まれた調査隊の人間の身体が吹っ飛んだそうだ。「どうする? 倒しておくか?」
「いや、やめておくよ。 今の目的はあくまでイャンガルルガだしな」その言葉に二人は頷き、洞窟を進んで行く。洞窟を抜けた先に木々が生い茂っており、木の間からは白い砂浜が見えていた。
-
935
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-25 19:54
ID:YkgirYyU
[編集]
草木を掻き分け海岸沿いへ出る。やはりというかここにもランポスやコンガ、海岸周辺にいるはずのヤオザミの姿さえも見えない。
「本当に何もいないわねぇ。 こんなに静かな狩場は初めてかも」
「大型モンスターの同時狩猟、或いは古龍が襲来した時にみられる現象だな。 相手が自分より強力な者なら恐怖に駆られて物陰に隠れたりその場から一斉に逃げ出す。 生物の本能みたいなもんだな」
「古龍、か。 確かに奴と遭遇して戦った時はこんな雰囲気だったな」
「えっ、クルトアイズさん古龍と戦った事あるの……?」
「一度だけだがな。 あの時は他の仲間がいんだが、それでも撃退止まりだったが」
「それでも十分凄いんだけど……」
「ハハハッ」一応俺とレイカも名は知られてはいるがそう簡単に埋める事のできない実力という名の溝がある。踏んで来た場数が数も質も旦那は群を抜き過ぎている。
海岸沿いを辿りながら歩み出そうとしたその時、薄暗い空の光をも一瞬妨げた影が一行の上を通り過ぎた。見上げると、空から何かが降りて来るのが見えた。
大きさはリオレウスなどに比べれば小型だが、イャンクックよりひと回り程大きい。全身を包むのは美しく輝く紫色の鱗や甲殻。喉元や首周りはただならぬ威圧感が漂う白色の鬣に覆われている。
『黒狼鳥 イャンガルルガ』。木陰に隠れその姿を観察すると、戦闘した際に負った傷が身体中に発見出来るが目を損失したような傷は見られない。どうやら通常の個体と遭遇したようだ。
奴は首を上げ、キョロキョロと辺りを見回す。まだ見つかってはいないが、気配には気づいているらしい。しかしそれも時間の問題だろう、先制攻撃を仕掛けるならすぐに行動を起こさなくてはならない。「作戦通り俺ははここから援護。アマネは左から、レイカは右から、左右で挟撃を仕掛けるぞ」
「了解」
「分かったわ」指示に従ってあらかじめ決めていた陣形を形成するために動く。イャンガルルガが気づいたのは、こちらの陣形が整った時だった。
何気なしに振り返った先に展開する小さな敵にイャンガルルガは、突如ジャンプして激しく身体をバタつかせてみせる。これは彼が敵と認識した相手に対する威嚇。確実なる敵意くこちらに向けられた。~どう行動する?~
1 斧モードでレイカの反対側から頭部狙い
2 剣モードで脚を攻撃する
3 アイテム使用所持アイテム
回復薬、回復薬グレート、狂走薬グレート、解毒薬、漢方薬、砥石、罠二種、大樽爆弾、携帯砥石、応急薬グレートレイカ ギルドスタイル ゴアR ミツネ笛
クルトアイズ ギルドスタイル ガルルガS イャンクック砲 -
936
名前:難亭・凝態
投稿日:2017-12-26 11:47
ID:ppizYosU
新参がバンバン出しゃばるのも良くないかなぁと思いつつ、誰も返答しないので1で。
-
937
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-27 00:10
ID:ncYGrn6E
[編集]
ええんやで(寛容)
でしゃばれ❤でしゃばれ❤(応援) -
938
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-27 23:26
ID:gX20EMvk
[編集]
>>936 ええんやで 選んでけ選んでけ
~~~~~
イャンガルルガの激しい怒号と共にレイカに向けて撃ち出された単発の火球ブレスが開戦の合図となった。
レイカは横に転がって回避すると、火球はちょうど先程までいた場所に着弾。爆音と共に地面が抉れ、白い砂がバラバラと飛び散る。
旦那は火球を撃ち出した隙を見計らってペイント弾を発射、首元に命中し独特な匂いと共に黒狼鳥に対するマーキングに成功する。その一撃にイャンガルルガは標的を旦那に変え、怒号を上げながら前方へ跳躍。激しく首を上下させてついばんで来た。
旦那は横に転がって回避。ガンナーが近接戦闘を挑む訳にもいかない為、急いで距離を取る旦那の援護を行う。「そらよ、まずは一撃だッ!」
目の前にある頭に向かって斧のひと振りがが炸裂した。しかし御自慢の硬いクチバシの前ではかすり傷程度しか付けられない。
イャンガルルガは俺を次の標的にしたらしくこちらを向き、「どっせえええぇぇいッ!!」
レイカの放った右の大振りの一撃を頭部に叩きつけられる。シャリン!と一際強く鳴らされた神楽鈴の雅な音が、緊張していた戦場の空気を一瞬にして闘争の迸る凛としたものへと変えてくれる。
迸る水飛沫と共に当てられた一撃は確実な手応えを共にイャンガルルガのクチバシに傷を付ける。だがイャンガルルガはまるで効いていないとばかりにその場で短くジャンプ。俺とレイカは
反射的に横へ転がるようにして離れると地面にめり込む程の勢いで嘴を二回叩きつける。
すかさず反撃とばかりにレイカはフルスイング。イャンガルルガの側頭部を叩き抜いた。側頭部に重い一撃を受けたイャンガルルガは一瞬怯み、頭を軽く振るとすぐさま口から火球ブレスが撃ち放たれる。再びレイカが回避すると目標を失った火球は轟音を立てながら飛翔し、密林の木に着弾。ボウッと音を立て燃え始める。
ブレスを回避したレイカはすぐさまブレスを撃った直後の隙を突いて再び笛を顔面へと叩き込む。
俺も負けてはいられないな。彼女の大振りの一撃に当たらないように近づいて斧を振り下ろす。もう一撃としようとした時、イャンガルルガがその場で体を右回転させトゲの付いた尻尾をスイングしてきたので慌てて距離を離す。「準備できたぞッ」
突如響いた声に振り返ると、ヘビィボウガンを構えながら立つ旦那の足元には設置を終えた落とし穴がある。事前の作戦会議で旦那は会敵後すぐに落とし穴の設置を任されていたのだが、その設置がようやく終わったらしい。
-
939
名前:難亭・凝態
投稿日:2017-12-27 23:30
ID:ppizYosU
[編集]
思い出す……捕獲しようと設置した落とし穴の目の前で怒り出すイャンガルルガ……うっ。
-
940
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-28 23:50
ID:gX20EMvk
[編集]
その声に後退を始めると、それを援護するように通常弾を連射するが、咆哮を響かせるイャンガルルガの背中に命中し硬い鱗に阻まれてその全てが弾かれてしまう。
しかしその攻撃によってイャンガルルガの意識が旦那の方へと向けられる。その視線をその身に受けるが、一歩も引く事なく冷静に通常弾を撃ち放つ。
その後ろではレイカが狩猟笛を吹き鳴らしている。シャリンシャリンと鈴の音が鳴り響き、「…おっ」
周りの音が一瞬消えたように感じた。それどころか先ほどから怒号を放ち続けているイャンガルルガの声が小さくなった様に感じる。聴覚保護、それも【大】の旋律のお陰だろう。
成程な。だから弱点の属性をつける上に、聴覚保護の旋律が吹けるその笛を選んだのか。
イャンガルルガは怒号を放ちながら二人に向けて走り出す。が、あと一歩という所で彼が踏み抜いたのは設置していた落とし穴。突如開いた穴にイャンガルルガは下半身を埋め、さらに強力な粘着性のネットが絡まり身動きが取れなくなった。
必死に藻掻いて脱出を図ろうとするが、落とし穴は一度捕まえたものは効果が持続する間は決して離さない。身動きが取れないイャンガルルガは、格好の的でしかない。「抵抗する隙を与えるなッ! 一斉に叩けッ!」
旦那は腰を落とすと銃撃の間隔を短くして波状攻撃を加えていくのを見ながら、俺達は左右から頭部に攻撃をしかける。藻掻くイャンガルルガの顔面に的確にブチ当てられてくる衝撃にイャンガルルガに激痛を与え悲鳴を天高く轟かせる。そして半身を沈めたまま、目を回したのか動かなくなる。
「……ふふっ、アーハッハッハッ!! そのまま黙って潰れときなさいよッ!!」
どうやら完全にスイッチが入ったらしい。旦那からなんかしろ、という視線を浴びるが今のこのチャンスを逃す訳にもいかないので斧を振り続ける。
-
941
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-29 00:23
ID:gX20EMvk
[編集]
そんな高笑いを上げながら狩猟笛を振り続けていたレイカは、
「────プギュッ!?」
上空から放たれた火球を受け大きく吹き飛ばされていた。そして即座に起き上がり、「熱い熱いッ!?」と叫びながら水の中に飛び込んでいく。元々火属性に対して弱いゴア・マガラの素材で出来た装備、耐火性も最悪と言っても良いだろう。
だがいったい何が起こったんだ?そう思っていると降り注ぐ光が一瞬途切れた。驚いて顔を上げると、空から何かがゆっくりと降りて来るのが見えた。
苔むしたように緑掛かった翼膜と尻尾、頭部には過去に経験した死闘の激しさを物語るような大きな傷が残されており辛うじて残っている右眼は赤い残光を引く爛々と輝いている。「おい、旦那! アイツは…ッ!」
「…あぁ、間違い無い。 黒狼鳥の二つ名個体、『隻眼』だ」最悪だ。二頭が合流する可能性を忘れていた訳では無いが、まさかこんなに早く合流する事になるとは。
そして最悪の事態というものはどうやら重なる事があるようで、「アマネッ! 後ろよッ!!」
「は? どわぁッ!?」眩暈が解け罠から抜け出したイャンガルルガが飛びかかってきた。咄嗟に横に回避する事で何とかなったが、その進路先にいたのは隻眼。
隻眼は飛びかかってきたのを咄嗟に後方に回避したことで、隻眼とイャンガルルガが互いを威嚇し合う様な状況になってしまった。
ふと見れば落とし穴に捕らわれていたイャンガルルガの耳が欠けている。丁度いいので奴を『耳無し』と名付けるとしよう。
まぁそれはともかく、好戦的且つ狂暴な性質を持った黒狼鳥、それが二頭この場にはいる。
どうにか打破出来ないものか…。~行動を選択して下さい~
1 二頭を様子見しつつ攻撃
2 耳無しに集中攻撃
3 隻眼に集中攻撃
4 こやし玉で分断を狙う
5 その他 -
942
名前:名無しさん
投稿日:2017-12-30 22:15
ID:wzx3Wn/w
[編集]
誰も選ばないし選んどこう
1と4混合で、出来るだけ最初に攻撃してた耳無しの方に重点的に狙ってこう -
943
名前:難亭・凝態
投稿日:2017-12-30 22:40
ID:ppizYosU
[編集]
夫婦合流システム……うっ、頭がっ。。
-
944
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2017-12-31 20:21
ID:gX20EMvk
[編集]
アイテム欄にこやし玉明記忘れてたな
あ、そうだこうしておこう(イャンクック砲見つつ)
どっちに投げるかは書かれてないからダイスで、と
~~~~~緊迫する狩場、その中で最初に動いたのは隻眼であった。後方へ身を引くと耳無しに向けて嘴を勢い良く叩きつける。
だが、耳無しはそれを妨げるように翼を広げると同時に甲高い咆哮を轟かせながら空中へと浮き上がり、空中で体勢を変え隻眼に向けて襲いかかろうとする。
が、隻眼は既に動いている。再び跳びかかり耳無しの翼目掛け嘴を叩き付け、耳無しは地面へと墜落してしまった。起き上がろうと必死に藻掻く耳無しの上に隻眼が飛び乗る。
その隻眼の身体にべチャリ、と付着すると同時に異臭を発生させる。飛んできた方を見れば旦那がイャンクック砲の弾を変え、装填し直している最中だった。
前に教えられた事がある武器内蔵弾の一つ『こやし弾』か。一部のボウガンに備え付けられているとは聞いたことはあったが、イャンクック砲に内蔵されているとは。
茶色い煙に包まれた隻眼は逃げるように翼を羽ばたかせて空へと飛んだ。そしてそのまま水平飛行に移り、別のエリアへと逃げていく。
状況は決して良くなった訳ではないが最悪の事態は免れた。旦那には感謝しなくてはいけない。「どりゃああああぁぁあ!!」
視線を戻せばフルスイングで倒れたままの耳無しの頭を打ち抜くレイカの姿が。俺も負けじと剣斧を力任せに振り回し、鱗の一部を砕いていく。
-
945
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-03 20:30
ID:To.mFaL.
[編集]
今更ながらあけましておめでとうございます 本年度もよろしくお願いします
~~~~~
頭部に走る衝撃と全身に受ける銃弾の雨に耳無しは立ち上がると、再び怒り状態となる。
だが鱗は所々剥がれ落ち、焼け焦げ、血が紫色の体を赤く染めている。しかし燃え盛る炎のように橙色をした瞳には明らかな敵意と殺意に満ちており、彼がまだ戦意を喪失していない証拠だ。「そろそろ、くたばりなさいッ!」
レイカは前方に笛を叩きつけようと動くが、耳無しは小賢しい敵を振り飛ばそうとその場で尻尾を大きく振りながら旋回。大きく振られた尻尾はそのまま攻撃の体勢が整っていないレイカの脇腹に激突。骨が折れるかのような一撃に顔を歪め、軽々と吹き飛ばされた。
「レイカッ!」
地面に激しく叩きつけられ、何度か転がりながら倒れたレイカに思わず血相を変えて駆け寄る。それを見た旦那は閃光玉を取り出すとイャンガルルガの眼前に投擲。炸裂する膨大な光量で再び視界を封じられた耳無しはレイカへの追撃を阻止された。
そして敵のいない場所を啄むようにして暴れる耳無しの足元にシビレ罠を設置し、その身体を拘束すると捕獲用麻酔弾を二発撃ち込む。
効果はすぐに現れ、イャンガルルガはゆっくりとその場に倒れ込む。そしてそのまま意識を失い、眠りについた。「大丈夫かレイカ? ほれ、これ飲めよ」
「…うん」焦点の定まらない目で自分をぼーっと見ているレイカの口に解毒薬のビンの縁を当てると、口の中に入る解毒薬を吐きそうになるのを我慢しながら喉の奥に押し込むのが分かった。するとすぐに効果が表れ、体を蝕んでいた様々な障害がキレイさっぱり消え去ったようだ。
「アマネ…?」
「具合はどうだ?」レイカは軽く首を横に振って視界を確かめると「大丈夫みたい」と答えるのを聞いて安心しながら腕の中から開放する。
「おい、イチャつくのはいいが終わってからにしろ。 とりあえず隻眼を追いかけるぞ」
旦那の言葉に「おう」と返すと、剣斧を研ぐなどして多少の準備を行い移動を開始する。
どうやら旦那がペイント弾を撃ち込んでいたようで、香りからして洞窟エリアにいるようだ。さて、奴に対してどのように攻めようか。~戦闘スタイルを決めよう~
1.果敢に懐へ突っ込む
2.あくまで慎重に立ち回る
3.アイテムをありったけ投入する
4.部位破壊を狙いながら乗りを狙っていく
5.その他 -
946
名前:名無しさん
投稿日:2018-01-04 20:41
ID:r9G/sj0k
[編集]
ふぅ~、三が日が終わった後のカレーは格別やな…って誰もおらんやんけ!
…まぁ仕方ないか。もうすぐワールド出るし、イベクエも出尽くしたし。もうやることないもんな…合掌というわけで1でオナシャス
機動力もガードもないスラアク使いが腰砕けになったら逆に危険でしょ -
947
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-04 20:57
ID:ppizYosU
[編集]
チィッ!解毒薬口移しじゃねぇのかよ!
……っは!?つい本音が! -
948
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-05 22:35
ID:gX20EMvk
[編集]
洞窟の中に入り飛び込んできたのは、隻眼が大雷光虫を追いかけ回している光景だった。見境無しに攻撃を仕掛けるのは流石戦闘狂といったところか。
やがて光が逃げるようにして天高く登っていくと、隻眼は赤い残光を引かせながらこちらへ振り向く。考えずとも分かる。あれは───こちらを新たな獲物とした目であると。
単発の火球ブレスをその口から放つのを見てそれぞれが左右に分かれて回避すると、火球はちょうど先程まで三人がいた陣形の中心に着弾。
それを見てレイカと共に距離を詰めようと動き出すが、逆に隻眼が突進を仕掛け走りだしてくる。そして俺の目の前で急停止すると、ゆっくりを足を滑らせるように後退し一気に尻尾を振り上げる。
横にステップするように回避すると、尻尾から飛び散る『赤い液体』が視界に入った。「アマネッ! あれがあんたの言ってた毒ってやつ!?」
「あぁそうだ! 俺と旦那は奴の動きだけじゃねえ、あの毒にも苦しめられたんだッ!!」一部のモンスターが使用する単なる『毒』よりも更に酷い状態として『猛毒』がある。だがこの隻眼ともう1匹、『紫毒姫』と呼ばれる個体の持つ途轍もない毒性を持つ超猛毒、ギルドはこれを『劇毒』と呼んでいるらしい。
強い出血性の毒が含まれており、自然回復を待つなんて悠長な事は言っている暇などありはしない。その尻尾に打ち据えられれば即致命傷となりかねないだろう。
ともかく好き放題やられる訳にもいかない。奴が着地した隙を狙い懐に潜り込み頭を狙うレイカ、イャンクック砲を構えた旦那と共に一斉に攻撃を仕掛ける。
小賢しい敵を振り飛ばそうとその場で尻尾を大きく振りながら旋回する隻眼。そして遠くから銃弾を撃ち放っている旦那を標的にし、飛び跳ねて一気に距離を詰め嘴を叩きつける。
すんでの所で回避し狙い撃とうと旦那が振り向いたその先には、「……ぐっ!?」
隻眼が再び飛び跳ねて嘴を振り下ろしていた。衝撃によって大きく飛ばされる旦那に対してイャンガルルガは動き出そうとする。
そうはさせるか。それより早く動き出し翼目掛け勢い良く振り下ろすと水飛沫が辺りに迸る。その一撃に標的を変えたのか、その場で振り向きながら嘴を叩きつけるが既に横へ跳んで回避している。
後方からシャンシャン、という鈴の音が鳴り響く。その音は洞窟全体に響きわたり、癒しの音色へと変わっていく。それだけではなく身体全体に力が湧き出てくる。『会心率UP&体力回復』の音色か、有難い。 -
949
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-07 21:25
ID:gX20EMvk
[編集]
翼と脚を続けて斬り続けていると、隻眼は荒れ狂う激昂を怒号と共に撃ち放つ。口から火が漏れていることからどうやら怒り状態になったようだ。
イャンガルルガは一気に飛び跳ね、レイカに向けて嘴を叩きつけにいく。その速度は怒り状態なので通常時よりもずっと速い。思わず「レイカッ!」と叫んでしまうが、彼女は全力で横に走って嘴の三連撃を回避した。
そして地面に嘴が突き刺さり踠いている隻眼の頭を叩こうとレイカは動くが、嘴を中心として地面にヒビが広がっていくのが分かった。「───レイカッ! そっから離れろッ!!」
「え? …うわっ!?」彼女がその場から離れたのと同時か、隻眼は地面を抉り出すようにして前方に突き出し、嘴で抉られた地面からは豪快な岩盤隆起が発生した。
敵に隙を見せないようにするための行動なのだろうか。何にせよ、恐ろしい技を持っていやがる。
明らかな敵意と殺意の視線がこちらに向けられる。赤い爛々と光る目は恐怖を煌めかせながら近づいてくるそれを見れば『狩猟される側の気持ち』というものが分かるような気がする。
すると隻眼の顔面に数発弾丸が撃ち込まれる。見れば体勢を立て直したらしい旦那がその場でしゃがんで、通常弾を撃ち出していた。
次々に撃ち出される弾丸は容赦なく隻眼に降り注ぎ、強固な鱗や甲殻がわずかながらも削られ、剥がれ落ちる。イャンガルルガにダメージを与えられ、注意も引き付けられる。まさに一石二鳥だ。「皆目を瞑って! これでも、食らっときなさい!」
その言葉に目を閉じると、暗闇の中で何が破裂。そしてイャンガルルガの悲鳴が聞こえてきた。再び瞳を開いた時、隻眼は視界を封じられてもがき苦しんでいた。
その場で咆哮を轟かすイャンガルルガを尻目にその場から離脱し、旦那の元に集まる。「これで暫くは足止めできるはず、よね?」
「あぁ、本来なら疲れてる時がいいがまぁ結果オーライだな」
「さぁて、どうする? 今の隻眼は怒り状態だ、一筋縄ではいかんぞ?」確かに奴は現在激情を噴火させる程にまでなっている。この場を打破するには…。
~怒り状態の隻眼をどう攻める?~
1 果敢に攻めたてる
2 冷静に慎重に行動する
3 罠で拘束を狙う
4 その他 -
950
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-07 22:14
ID:ppizYosU
[編集]
非疲労時の隻眼ガルルガに閃光玉とか凄く危険なヤツじゃないですかやだー。
1はフラグ率が高そう。
3だとシビレ罠が残っていなかったら困る(通常個体の捕獲に使用)。
蟹さんみたいに4のアイデアを出せるほど頭良く無い。
というわけで2、特に隻眼は振り向き攻撃を安全に当てやすいのでそこを狙っていく感じで。 -
951
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-08 00:08
ID:gX20EMvk
[編集]
>>950
罠は一応一人二つずつ持たせてはいますよ
なのでアイテム使っちゃってくださいな~~~~~
現在隻眼は目が見えないながらも、猛毒を撒き散らせながら鞭を振るうようにして尻尾を振り回している。
怒り状態の奴に真正面から挑むのは危ういか。ならば慎重に行動を起こすとしようか。
そう伝えてレイカと共に隻眼の元へ走り出す。変形させながら抜刀、巨大な剣となった剣斧を尻尾を振り回し頭がこちらに向いた瞬間を狙い振り下ろす。
力強く振るい落とされた一撃は空気中の水分を集めながら水を迸らせ、強烈な水流の一撃と共に炸裂。水を纏った一撃は弾かれずらく、刃先がイャンガルルガのクチバシに傷をつけた。
同じように頭へ目掛け振るうレイカと体勢を低くし通常弾を乱射する旦那だが、動く度に頻繁に位置がずれる為放った弾丸や笛の一撃の殆どは虚しく空を切った。
イャンガルルガは甲高く咆哮を轟かせ、翼を広げ後退する。視界を封じられていても外部からの攻撃、そしてイャンクック同様の特化した聴覚がある限り迫り来る敵の気配はわかるのだ。
鳴き終えてゆっくりと降りるイャンガルルガの顔面に向かって、レイカは容赦なく一撃を叩き込む。
しかし一撃では足りず、そのまま足を踏ん張りながら振り上げの追撃も加える。そんな彼女を援護するように旦那は咆哮の範囲外から遠距離射撃で支援する。
閃光玉の効果が切れて頭を振るう隻眼は口から黒煙と火の粉を噴きながら怒り狂った眼光で敵を睨みつけると、連続して火球を吐き出してくる。
岩壁や地面などが次々に爆発し跡形もなく消え去り、砂煙が辺りに立ち篭める。立ち上る炎と煙によって視界が塞がれ、イャンガルルガの姿を見失ってしまう。「…くっ、一旦下がるぞ!」
「了解、あーもう! 鬱陶しいったらありゃしない…!」そう苦言をもらすレイカと共に後退する。隻眼の姿が見えない以上、無理に行動する訳にもいかないだろう。
下がってみれば、砂煙に消えた俺達を心配したのか旦那がこちらに駆け寄ってきていた。「無事か二人とも」
「あぁ、俺は大丈夫だ。 こうしてピンピンしてる」
「私もよ。 それより気をつけて、いつ攻撃があるかわからないしね」そう言うとレイカは周りの気配を探るように辺りの音に耳を澄ましている。やはり狩猟笛という音を奏でる武器だからか、彼女は耳が非常に良い。俺と旦那もこれまで培ってきた経験から何とか気配を探る。
やがて砂煙が洞窟全体に吹く風に乗って薄れていき、視界も徐々に開けていく。そしてイャンガルルガの姿も捉える事ができるようになったが、ある違和感を感じた。
何やら姿勢を下げているようだ。まるで人間が徒競走等をする際に行う、走り出す直前の『構え』のような……。「……二人とも、全力で回避するぞ! あれは───」
ヤバいぞ。そう声をかけようとしたが奴の方が早かった。
砂煙を掻きわけて周囲に烈風が生じるほどの猛烈な勢いで一直線にイャンガルルガが突っ込んできて、反応が遅れた俺達を跳ね飛ばしていった。 -
952
名前:暇
投稿日:2018-01-08 01:53
ID:j7BxH5k6
[編集]
冷静慎重っていう行動傾向が逆に仇になったケースかな?
考えたり見極めたりする時間分どうしても実際に動くのは遅くなるからね(cw盗賊並の感想)
生き残るには後先考えずに罠切るかその他で上手い事やる以外なかったんやろなぁ…(死んだと決めつける人間の屑) -
953
名前:蟹
投稿日:2018-01-08 02:06
ID:B8nXzJ4E
[編集]
あえてバルファルク戦の後のシナリオ準備をしながら、のんびり観戦させてもらってますぞ
なおG級ではない模様
スラックスと笛とヘビィ……盾がないと安定性に欠けますな
過去にガルルガ戦をやった時はタンク役としてランドラットがいたおかげで持ち堪えてた記憶
一発が高くて盾も硬いリィとかエリザベートでもいれば、また違ったかもしれないか……?>>950
前シナリオ名推理兄貴と違ってアホ頭によるアホアイデアしか出せないのですがそれは
まあそうだとして、自分なら多分シビレ罠からスタン、尻尾破壊の二手から分かれて攻めさせてたかな?>>952
暇兄貴!暇兄貴じゃないか!どこか忘れたけどシナリオまとめしてたレスが1に載ってないゾ -
954
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-08 08:45
ID:ppizYosU
[編集]
なんてい・こったい!
>>953
_φ(゚ω゚*
なるほど、隻眼ガルルガは尻尾の一段階破壊で劇毒を猛毒に減衰させられますからね。
シビレ罠が残っていたならそれが一番でしたか……意外と難しい。 -
955
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-08 12:17
ID:gX20EMvk
[編集]
目が覚めると、そこには岩の天井が広がっていた。大きく開いている横穴からは沈んでいく日が見え大地を紅く染め上げ、海岸エリアから漂う磯の匂いが鼻腔をつく。
ここが洞窟エリアだと分かったが、どうして自分が横たわっているのか、最初は全くわからなかった。しかし徐々に思い出す。
───あれからどれくらいの時間がたったのだろうか。頭は朦朧とし状況の判別などとてもできたものではないが、上体を起こし辺りを見渡す。
いない。先程まで居たはずの隻眼と旦那の姿が見当たらない。
隻眼は恐らくは移動したのであろう。事実ペイントの実独特の匂いが漂っているが、その匂いは薄れてきている。
問題が旦那だ。彼の装備はガルルガS、そのガンナーの装備。ガンナー用の装備は耐性面では優秀ではあるものの剣士用の装備と比べれば耐久性では劣るため───。
その考えに至った時、思わず舌打ちをしてしまった。それと同時に守りきれなかったと後悔する。
同じエリアに残っているのは未だ倒れたままのレイカだけ。まだ痛む頭を抑えつつ立ち上がって、レイカの元へ駆け寄る。「…レイカ、大丈夫か……?」
「…ぅん、んん…」身体を揺らしながら声をかけると、全身を襲う激痛に顔をしかめながらも、レイカは腕をついてゆっくりと半身を起こす。
そして肩に置いていた手を払ったかと思えば、崖の方へ一目散に走ってゆき、咳き込みながら胃の中のものを全て吐き出した。
せめて見ないようにと視線を逸らしつつ今後の行動を考える。
移動したイャンガルルガはペイントの実の匂いからして密林エリアにいるようだ。流石にもう怒りは静まっているだろうが、気を付けるには越したことはないだろう。~密林エリアでの隻眼と戦闘、どう行動する?~
1 冷静に慎重に行動を起こす
2 大胆に果敢に行動する
3 罠や地形を利用しながら行動する
4 その他 -
956
名前:名無しさん
投稿日:2018-01-08 12:59
ID:wB3dWKy.
[編集]
3を選択。
視界の悪い密林エリアなのを生かして、撹乱しつつシビレ罠に追い込む戦術で。
隻眼は左目が潰れているから視野も限られるし、先の戦闘で頭部が破壊済みだから耳も上手く機能しないだろう、という勝手な憶測。あと密林のあれは海ではなく湖なのだ
-
957
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-08 14:25
ID:95PfIYuc
[編集]
こ、これはやらかしたぁ……(/ω\*):
暫くロムっていましょう。_(:3」z)_ -
958
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-08 20:28
ID:gX20EMvk
[編集]
マジか、あれ湖なのか。まぁ、兎氏もいつかのシナリオで海って言ってた気がするし、セーフ(アウト)
あと、隻眼が潰されてないのは右目ですぜ>>959
文盲なのは自分のようだ~~~~~
ポーチから秘薬を取り出し、口に含む。勿体無い気もしたが、出し惜しみをしている場合ではない。レイカも秘薬を一呑みし、イャンガルルガを追いかける事にした。
隻眼がいたのはエリア9。草木もあるため視界も悪く、奴もまだこちらに気付いていない。
藪に隠れながら進みつつ、草の塊に近づきそこに紛れるようにしてシビレ罠を設置する。奴は隻眼の名の通り片目が潰れているので、視野はある程度限られているだろう。
シビレ罠を設置し終えたのを見計らい、レイカが笛を奏でると隻眼は振り返り、俺達の姿を見て威嚇の声を上げると怒号を上げながら彼に向かって駆け出した。
全身を左右に揺らしながら身を投げ出すようにして走るイャンガルルガ。そして草の塊をふみつけた次の瞬間、突如隻眼は痙攣してその場から動けなくなった。「今しかないな! 一気に叩くぞ!!」
「了解! さぁて、悲鳴を上げなさいッ!!」若干スイッチが入りながらも、叫びを上げつつレイカは頭目掛け笛を振り回す。俺は巻き込まれないように尻尾へと向かう。
ビンを抑えつつ振り回しをワンセット行い、構えをとる。すると剣斧から蒸気が立ち上がり、俺自身にも燃えるようにして力が湧き出てくる。
狩技『テンペストアックス』。斧モード時の重量を巧みなバランス感覚で制御する技だ。猛毒を持つ尻尾の棘を剣斧を振り回しながら削ぎ落としていく。そして高速化した振り回しから今まで纏ってきた風を斧に乗せ、全力で叩きつける。これで全ての棘を奴の尻尾から切り落とす事が出来た。「あーはっはっはッ! そのでっかい嘴、目障りよッ!」
完全にスイッチが入ったレイカの豪快な一振がイャンガルルガの頭部に命中。隻眼も流石に耐え切れずに吹き飛ばされて転倒した。これまでの頭部への度重なる集中打撃に、イャンガルルガは堪らず眩暈を起こしたのだ。
そして眩暈翼目掛け飛ぶ無数の弾丸が、翼膜を破くとまではいかないが翼爪を数本砕いた。
弾丸の飛んできた方向には見慣れたガルルガS装備の旦那の姿。ベースキャンプから復帰してきたようだ。
彼は再びしゃがみ直すと重弩から通常弾を頭部目掛け、高笑いを上げながら叩き込み続けるレイカにあたらないように乱射する。
こちらも出来る限りの事はやろう、と剣斧を全力で黒狼鳥の尻尾へ振り落とす。
ゴリッと今までとは違う感触がする。見ると、これまでの攻撃で鱗が弾き飛ばされた部分には鱗の下に隠されていた血に濡れた肉の部分がむき出しになっていた。ならばと斧を一気に振り回す。
確かな手応えと共に刃先は肉の壁を徐々に突破し、中に潜む尾骨を断ち、反対側の肉を引き裂く。「その尻尾、ぶった斬るッ!!」
放たれた一撃は的確にイャンガルルガの装甲を失った部分へと振り下ろされる。壮絶な激痛にイャンガルルガは悲鳴を上げながら吹き飛んだ。
優美な泡狐竜の素材で出来た剣斧はイャンガルルガの血でベットリと汚れ、刃先からはポタポタと赤い滴が垂れる。その先には、血溜まりの中に無造作に放置された巨大な肉の塊が横たわっている───黒狼鳥の尻尾だ。 -
959
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-08 20:46
ID:5kq/irXI
[編集]
956
隻眼は左目が潰れているから〜
958
隻眼が潰されてないのは右目ですぜ。……同じでは?(・Д・?)
ロムってねぇじゃんすいません。(◞‸◟) -
960
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-09 23:34
ID:gX20EMvk
[編集]
尻尾を切断され、千切れた部分から吹き出す血に自らの紫色の鱗を染めながら悶え苦しむイャンガルルガ。
激昂しながら尻尾を切断した憎き敵───俺目掛けて、隻眼は足を滑らせるように後退し血を撒き散らしながら残った尾を振り上げる。
それをギリギリで回避すると、先程までいた場所に切断面から吹き出た血と毒が地面に付着し…。
色が違う。あの尻尾から出される劇毒の色は赤かった筈だ。だが今見たのは濃い紫色、つまりは尻尾から出される毒が猛毒へと変化していたのだ。
原因はなにか。尻尾を切断したからか?それとも毒腺を持つ棘を破壊したからか?まぁ、あれこれ考えるより今は奴に集中した方が良いだろう。
許し難い敵を吹き飛ばそうとブレスを溜めるイャンガルルガ。口の端からチラチラと火炎の木漏れが迸る。だが次の瞬間、彼が感じたのは口から発射されるブレスの衝撃ではなく、頭部への強烈無比な一撃だった。「あっはっはっはッ! 少しは大人しくしてなさいッ!」
失った左目という死角からの彼女の筋力を極限まで溜めて爆発させた一撃はイャンガルルガの頭部を打ち砕き、顔面を顎から地面へと陥没させる。
そこに追い打ちをかけるように無数の弾丸が頭目掛け放たれる。陥没した地面に埋まっており身動きが取れない状況の為結果的に無数の弾のほとんどが命中。重ねるように放たれる連撃にイャンガルルガは悲鳴を上げる。
砂煙と黒煙が入り混じった濁った煙の中で隻眼はゆっくりと起き上がる。
隻眼の目の前に立ち塞ぐ二人。まだ立ち上がれるイャンガルルガを前にわずかに動揺するも、まだ終わっていない戦いに剣を下ろしはしない。
突如二人から目を逸らすと、そのままゆっくりと歩き出した。脚を引きずりながら、とにかくここから逃げる。───奴が弱り始めた証拠だ。「逃がすかッ!」
剣斧を顔面へと叩き込む。だがイャンガルルガも一度逃げると決めた以上その意志を曲げるつもりはなく、血だらけの頭で剣斧を耐えながら押し返してきた。
悠然と翼を広げ飛んでいく寸前、旦那はペイント弾を発射し命中。これで奴を見失う事はないだろう。
奴がとる行動は十中八九休眠だろう。ならば、最後にドデカい一撃を食らわせるか、それとも捕獲してするか…。~隻眼を討伐する? 捕獲する?~
1 最後まで全力を尽くして討伐
2 安全性を考慮して捕獲 -
961
名前:兎
投稿日:2018-01-09 23:46
ID:m8vmCPTE
[編集]
久々に選択肢を選ぼう、ここは2で。
しかしあれ湖だったのか、マジかぁ…… -
962
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-11 18:57
ID:gX20EMvk
[編集]
隻眼が逃げた先は洞窟エリア。先程一網打尽にされた苦い記憶の残る場所、そこで暴風と共に横穴から舞い降りて来る隻眼はこちらを睨みつけながら再び地面に脚を着く。
しっかりと大地を掴み、そのボロボロな体から思えないような力強い怒号を放った。「まだ戦うか。 流石イャンガルルガ、というべきかねぇ」
「だが、もう奴にはほとんど戦う力はないはず、捕獲して終わらせるぞ」
「了解! じゃあ、とっとと終わらせましょうか!!」
「おっし、じゃあ俺が隙をみて罠は仕掛けよう。 任せたぜ、お二人さん」二人は一斉に頷き相手に向き直ると、旦那は一発弾丸を頭部目掛け撃ち命中。それが戦の再開の号令となった。
イャンガルルガは反撃とばかりに三連ブレスを撃ち放った。轟音を立てて飛翔する火球は俺達の接近を阻むように炸裂。地面が吹き飛び、土や小石の礫となってこちらを襲うが俺とレイカは構わず突っ込んだ。
左右から接近する敵に対してイャンガルルガは毒針のついた尻尾を振り回して接近を阻む。しかしレイカは姿勢を低くしてこれを回避し、難なく接近を果たす。「平伏しなさいッ!」
勇ましい声を上げながらレイカは笛を横殴りに叩きつける。狙うは鱗の薄い膝の裏、生物の構造上そこを狙えば脚のバランスが崩れる。まだ普通の女の子──ちょっとやんちゃだったかもしれないが──によく友達相手にやっていたであろうイタズラ、膝カックン。ハンターとなった今ではその経験が役立っている。
膝の裏に炸裂した一撃はそのまま力づくで膝を後ろから押し、無理やり膝を曲げさせる。全く予想だにしていなかったこの攻撃にイャンガルルガは体勢を立て直す事ができず、そのまま正面へ傾き、顔面から地面に倒れ、横倒しになった。
今しかないだろうと、落とし穴を仕掛けにかかる。その際隻眼が怒り状態になっていないか確認を行う。見たところ怒ってはいないようだ。
イャンガルルガは怒り状態になると落とし穴を破壊する性質がある。その点もイャンガルルガの注意すべきところだろう。
地面にネットが展開され、イャンガルルガは落とし穴へと落ちた。下半身を埋没し、粘着質のネットが体を縛るように取り付き、穴から逃れる事ができなくなる。必死になって暴れるイャンガルルガに対し、「丁度夜になる時間だよなぁ? んじゃま、ゆっくりおやすみ」
つぶやくようにそう言うと、捕獲用麻酔玉を口の中に直接捩じ込んだ。暴れる隻眼はとっさにその異物を噛む。その瞬間、口の中いっぱいに麻酔効果のある煙が爆発し、反射的に口を開いて息を吐き出すが、すぐに失った空気を戻すように吸い込む──目の前に滞留している麻酔薬も一緒に。
効果はすぐに現れ、イャンガルルガはゆっくりとその場に倒れ込む。そして、そのまま意識を失い、眠りについた。辺りに撒き散らされていた殺気や圧迫感は全て消え去り、静かな夜が場を支配した。 -
963
名前:唸る狼藉の黒紫@時雨
投稿日:2018-01-11 22:03
ID:gX20EMvk
[編集]
~エピローグ~
「…よっと」
あれからピリカ村に帰ると、村長主催の俺達の功績を称えた宴会が開かれた。村人全員参加で酒場に集まったが、もちろん酒場の収容人数の限界は完全に超え、人が道に溢れた。それでも村人達は嬉しそうに俺達を称えてくれた。
その翌日、涙を流しながらしがみついてくる母さんをなんとか引き剥がしてベルナ村へと帰還する事ができた。……少し、寂しいとは思わなくは無かったが。
旦那は例の如く龍歴院に戻って、隻眼の狩猟報告の書類を纏めている。また皺が増えなきゃいいがな。
帰還してから数日後、俺は現在加工屋殿の所に行き『ある物』を着込んでいる最中。黒狼鳥の頭部をあしらったヘルムを装着し、改めて鏡を見ると、見事に身体との大きさに合っておる。「何時もながらいい仕事をするねぇ、あんがとよ」
「いえいえ、こちらも腕のふるいがいがあるってもんですよ」加工屋殿に感謝の言葉を贈り、レイカを待たせている為出口へと向かう。出口へ向かうその途中、何人か加工屋の前にいるのか声がする。
この声はサクラとツバメの奴か。「あえて女性用の」という言葉が聞こえてくる辺り、なんの会話をしているのかが分かる。
それはおいておくとして、加工屋の暖簾を捲り上げ姿を見せると受付前にいる仲間達から「おぉ」と感嘆の声があがる。
禍々しささえ感じられる濃紫色の黒狼鳥の甲殻を使うためにところどころ棘があり攻撃的なフォルムを持つ。だが本来の黒狼鳥の装備と違い頭はフルフェイスではなく、紫の紐が目立つ冠のような装備となっている。見た目も違いが目立ち、まるでとある国の武将を思わせる。「ほう、それがかの黒狼鳥の…」
「あぁ、さしずめ『隻眼シリーズ』ってところか。 どうよ?」
「うん! 凄く似合ってるよアマさん! レーちゃんもそう思うよね?」サクラの嬢ちゃんのその言葉にその場の視線がレイカに注がれる。すると彼女はいつもの人前に出す強気な態度になる。
「まっ、当然よね私の旦那なんだからね」
「ははっ、ありがとな」そうは言いながらも嬉しそうに笑みを浮かべるレイカを見て、俺も微笑んでしまう。レイカも自分が言った事が恥ずかしかったのか赤くなった頬を掻いて何もない空を眺めている。
「妬けるのうお二人さん。 どうじゃ? 今から試しに狩りでもいかんか?」
「お、いいねぇ。 何にしようか」
「あ、じゃあババコンガにしようよ!」
「却下。 新品の防具をいきなり屁やフンでは汚したくない」
「確かにフンだらけはちょっとねぇ」
「じゃあ、ラングロトラはどう?」
「悪臭出すやつばっかじゃねぇか。 嫌がらせかなんかか」彼女達と他愛の無いをしながらクエストボードへ歩き出す。
やはり誰かに喜んでもらえるのは嬉しい。大切な家族や妻に喜んでもらえるなら尚更、な。シナリオ41 唸る狼藉の黒紫 クリア
・勲章 『歴戦の甲殻』を手に入れました(数多の戦いを経た証の傷跡を持つ隻眼の甲殻の一部)
・称号『眼光』を手に入れました(隻眼イャンガルルガを狩猟した) -
964
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-11 22:17
ID:pJBQclzA
[編集]
時雨様、シナリオ完結乙なのです!d(^_^o)
アマネ×レイカは安心してニヤニヤ出来るので良いですね(●´ω`●)ムフフフフフ....もう何周か読みなおしてキャラ復習を済ませたら、いつか私も作者陣に加わりたいものです。
……今はまだ難しいですが。(´・ω・)さて、番外編が終わったから次はいよいよ対バルファルク最終決戦かっ!?
半裸待機!(このネタ前もやったなぁ……) -
965
名前:あとがき@時雨
投稿日:2018-01-11 22:17
ID:gX20EMvk
[編集]
それじゃあ、ざっとあとがき書いていきますよー
・隠れクエスト名
『狼藉の黒紫』(MHFG G級イャンガルルガ狩猟クエスト名)です。
全然隠れてないって? 知ってる()・ピリカ村の由来
ピリカはアイヌ語で「美しい」「立派だ」「豊かだ」と言う意味です。
因みにブランシュさんの故郷コンル村のコンルは、同じくアイヌ語で「氷」を意味します。・今回のエピローグ
どう終わらせようか迷った。すっごい迷った結果こうなった。
ぶっちゃけると二人にイチャイチャさせたかった() それだけですはい。それではお疲れ様でした。次は恐らくこのスレラストシナリオでしょう。誰がやるのかなぁ。
>>969
因縁のモンス見て思った。クシャシナリオかいてぬぇッ!
まぁ、書くとしたら多分コンル村の一部村人がド畜生になるけれどな()>>970
構いませんよー。
設定は、あんまり考えてないんで色々作っちゃってください -
966
名前:蟹
投稿日:2018-01-12 01:13
ID:B8nXzJ4E
[編集]
夜分失礼するゾ〜
ヒュー!ヒューヒュー!爆発しろー!というわけでお疲れ様です。
バルファルク戦、このスレに収まるかな……
収まらないというのなら>>964のなんてこったい兄貴、スレ埋めがてら短編でもいかがです?
アイルー編とか書くもよし、前の推理シナリオみたいなものでもよし、別ベクトルで物語を進めてもよしですぞ。
乱発しすぎなければ新キャラ作ってもよろしいですし御寿司
ちなみに自分は先に言った通りバルファルク戦後に待機中……
パート3でお会いしましょう(気が早い) -
967
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-12 19:20
ID:IpgeFCM2
[編集]
>>966暫く(具体的には14日まで)様子を見て誰も書かないようなら……。( ̄^ ̄)ウ-ム
ああでも、読み返せば読み返すほど皆さんみたいに上手く書ける自信が無いです…。(文才然り、展開構成然り、執筆速度然り。)_:(´ཀ`」 ∠): -
968
名前:兎
投稿日:2018-01-12 20:20
ID:m8vmCPTE
[編集]
時雨氏執筆お疲れ様でした。
相手が劇毒持ちということすら失念してしまうほどの甘々っぷりでしたな、ちょっとスーパーノヴァ撃って来ます。
因縁が片付いていくのは終焉への兆しなのか、はたまた新たなストーリーの幕開けなのか……(訳:次スレちゃんとあるよね?)>>967
もし頓挫してしまっても自分たちが全力でフォローします、なので安心して書き始めてくださいな。 -
969
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-12 20:38
ID:6U.LffL6
[編集]
>>968
たっ……頼もしい……。(゚o゚;;
これが初期陣の貫禄……っ!
どちらにせよ、バルファルク、クシャルダオラ、燼滅刃、鎧裂フラグを回収する必要があるので次スレもあると思いますが……。(無かったら凄く困る。) -
970
名前:難亭・凝態
投稿日:2018-01-13 10:01
ID:Znrt97HA
[編集]
_φ(・_・
念のためプロット作成中。。
時雨様、狩人のススメに出てきた生徒三人組を使ってもよろしいでしょうか?(こういうのって許可取るべき?) -
971
名前:時雨
投稿日:2018-01-13 19:33
ID:gX20EMvk
[編集]
色々作っていいよって言ってたけど、全部任せるのもあれだから簡単に纏めた三人のキャラ設定置いておこう
・アズリー:武器 大剣
エリートの優等生なのだが、決して驕る事無く上昇志向を持ち続けている。
裕福な所のお嬢様らしく、世間の事に疎い。
好きな物はチーズで高い所が苦手。・エイジロウ:武器 ガンランス
見た目は不良に見えるが、性格はとても明るく面倒見の良い気さくな好青年。
エリザベートにガンランスについて教わって以来、憧れを抱いている。
好きな物は辛い食べ物で、苦手な物は蜘蛛。・アルザス:武器 ヘビィボウガン
口数が少ないのが特徴の少年。自分を信じてくれた者のために一生懸命働き、仲間に気を使う一面を持っている。
好きな物は高い所、苦手な物は特に無し。 -
972
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-13 20:55
ID:eQ8q3XjI
[編集]
シナリオ42
『若芽萌ゆ、古代の森に、紅葉の』※諸注意
・私は執筆活動に関してはド素人です。実力はせいぜいチラシの裏でニヤニヤしていたくらい。勿論リレー小説の経験など皆無であります!おそらく人生経験も作者様方と比べると若造。温かく見守って頂けると幸いです!(あまりにも目に余るようでしたら言ってくだされば大人しく退散いたします。)
・プロット制作中にノッてしまい、予想以上に長引いてしまいました。申し訳ないです。
・ちょっぴりホラー?要素有り。
・何番煎じってレベルじゃねぇぞっていういつものパターン。
・蟹様への謝罪。……日常回とかって、相当上手い人じゃないと盛り上げられないんですよ。でわどうぞ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「───それを最初に書かんかアホんだらッ!!」
白昼の食堂。
酒気を帯びたハンター達の喧騒の中に、テーブルを激しく叩きつける音と共に、アマネの怒鳴り声が木霊した。
そんなアマネの突然の怒声の声量に、至近距離にいた俺達はおろか、すっかり酒に呑まれて今まさに拳で喧嘩をおっ始めようとしていたむさ苦しい男ハンター二人組でさえ目を丸くして硬直する。
アマネは『狩場彩る舞神』の異名を持つベテランハンターだ。そんな人物から放たれる声というのは、一般人では到底出し得ない『凄み』とでも言うべき迫力がある。臆病なガーグァは勿論のこと、ジャギィなどの肉食鳥竜でも途端に逃げ出すのではないだろうか?
アマネの故郷の母親から手紙が届き、燃石炭の柔らかな暖かみも相まってほのぼのとした空気になっていた中で突然のコレである。皆が驚くのも無理からぬもの。
状況を察するに、どうも手紙に書いてある内容が相当アレなものであったようだ。何というか……大変なお母さんなんだな。その後、アマネは彼を探して食堂に入ってきたクルトアイズと一言二言言葉を交わすと、素早く装備を整え、レイカを伴って何処かへ行ってしまった。
……リア充爆発しろと言いたいところだが、流石に今は大タル爆弾を投げていい雰囲気ではなさそうだ。というか、基本的には声を荒げたりせず落ち着いているアマネがこの焦りよう、そんなことをしていい状況で無いのは誰が見ても明らかである。因みに、これは後で聞いた話だが、件の手紙には、アマネの故郷の村の近隣にイャンガルルガ二頭が現れたとの情報が『追記として』書かれていたらしい。いや、そんな大事なことは最初に書けよと思ってしまったのは俺だけではないはずだ。
何というか……大変なお母さんなんだなぁ……うん。アマネの背を見送る視線が、思わず同情的なものになってしまった。
ミソラ夫妻がクルトアイズと共に突然いなくなった事により、この場に残されたのはなんとも微妙な空気になってしまった食堂だけ。昼の食事タイムを邪魔された周囲の視線が頗る痛い。
勿論、周囲を見回せば食事を再開している者もいるのだが、それでも先程のように騒がしいかと問われればそうとは到底言い難い。間違えなく水を差してしまったのは明らかだった。……。
誰か新たな話題を切り出さないものかと、この場に残ったツバメ、タクミ、エリクシルのメンバーの顔を順番に見回すと、見事に全員と目が合ってしまう。どうやら考えていることは皆同じであったようだ。 -
973
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-13 20:58
ID:eQ8q3XjI
[編集]
…さっきもそうであったが、丁度このメンバーの男女比率が一対一なのだ。何か出来ないものかと思案す「ちょっとまてい。」
その声に顔を上げると、そこには頬を膨らませて、可愛らしく不貞腐れた表情を浮かべるツバメの姿が。
「何故今ワシは、『ワシは男じゃぁぁぁぁぁぁ!!』と叫びたくなったのかのぅ?」
……鋭い。
ツバメは狩猟中は勿論のこと、こうした普段の会話の中でも時々凄まじく鋭い勘を発揮したりする。特に性別ネタに関しては最早超能力かと思いたくなるほど敏感だ。
それは果たして天性の才能なのか……或いは身に付けざるを得なかった技能なのか……考えていると悲しくなってくるので思考を中断した。うん。アレだ。これからはもう少し優しくしてあげよう。「まったく、油断も隙もあったもんじゃないわい……。」
ツバメがそう言ってもの鬱げにため息を吐いたところで、再び会話が途切れてしまう。
微妙な空気というのは不思議なもので、一度陥るとそれまでは色々な話題があったはずなのに、それらが全て何処かへ行ってしまうのだ。出されていた料理も既に食べ終わってしまったし、新たに注文を追加するほど空腹ではない。暇凌ぎにぼーっとクエストカウンターを見つめていると、丁度何人かのハンターがクエストに出発していくところだった。
……そうだな。こういう時にはひと狩り行こうぜ、だよな。
そう思い立ち、席を立つ。……これは、あくまでも自分の勘というなんとも不確かで非論理的な感覚でしか無いのだが、天彗龍バルファルクとの決戦はもう目前まで迫っていると、そう思えてならない。
それは別に根拠がある話ではなく、目前といっても具体的にいつなのかはまるでわからないのだが、しかし一人の『狩人』としての勘が、たしかにそう告げているのだ。
……それも、今度奴と会った時は逃走や撃退なんて甘えは決して許されない、互いの命を賭けた殺し合いになるだろうと。
ならば、それまでに少しでも力を高め、己を磨いておくべきだ。勿論、それで身体を壊したりしたら元も子もないので、あまり無理をし過ぎないように心掛けつつ……だが。都合のいいことに、ミソラ夫妻が抜けたことで、この場にいるのは自分を含めて丁度四人。仮に誰かと行くとしても、本人に何か特別用でも無い限り、誰かが余ってこの場に取り残されるということもない。
他の三人も誘ってみようか?Q:誰かを誘いますか?
1、誰かを誘う。(Q2へ。)
2、一人でクエストを探す。Q2:誰を誘いますか?(この場にいる最大三人まで。全員も可。)
1、ツバメ
2、タクミ
3、エリクシル -
974
名前:時雨
投稿日:2018-01-13 21:10
ID:gX20EMvk
[編集]
お、難亭さんシナリオきてた。頑張ってくださいね!
アマネシナリオの裏話ときたもんだ。ビックリスルー!さて、選択は1でツバメ誘おうか
エリクシルは仕事残ってそうやし、タクミはいつもの不幸が降りかかるでしょう() -
975
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-13 22:12
ID:eQ8q3XjI
[編集]
時雨様、応援ありがとうございます!(´∀`=)
パスもされていないものを勝手にキラーキャッチしていくスタイルです!( °ω° )フフフフフ.....ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一応全員に声をかけて置こうかとも思ったが、思い返せばアマネの故郷から手紙が届く前の会話で、エリクシルとタクミはこの後何か用があると言っていた気がする。
となると残るはツバメだけだが、果たして付いてきてくれるだろうか?「む?構わぬぞ。そういえば、お主と狩りに行くのも久し振りな気がするの。」
先程の流れで何処か拗ねていたような雰囲気を感じていたので正直誘いに乗ってくれるか不安だったのだが、彼女……ゴホン。彼は快く承諾してくれた。手元に残っていたビールをグイーッと、その容姿にはあまりにも似合わなさ過ぎる男らしい動作で一気に煽ると、ハンマーを背中に担いで立ち上がる。
「狩りですか?いってらっしゃい……ってもうこんな時間じゃないですか!?私はこれで!」
「え?あ…………はぁ。すいません、この後知り合いの用事に付き合わなくてはいけないので、僕もこれで。」
二人で出立の準備を進めていると、エリクシルは慌ただしく、タクミはもの悲しげな哀愁を漂わせて賑やかな食堂から出て行った。……事情はわからないが、取り敢えず強く生きろ、タクミ。
エリクシルの分の食事代は後で絶対本人に払わせてやると、俺は二人分の代金を支払いながら誓い、白昼の喧騒を後にした。***
「おや、スケベハンターじゃないか。丁度いい、来な。」
ツバメと共に二人でも出来るような手頃なクエストを探していると、大きな虫眼鏡越しに俺を見つめる竜人族の老婆……ギルドマネージャーのオババに呼び止められた。
……今更なのだが、「スケベハンター」と言われて「呼び止められている」と感じてしまっているこの状況は果たして本当に大丈夫なのだろうか?なんだかんだと長い間こう呼ばれ続けて来たためにすっかり慣れ、今では愛着すら湧いてきてしまった名前だが、いくらなんでも不名誉過ぎやしないか?「そういえばお主『スケベハンター』などと呼ばれておるのだったな。……何か大きな功績を打ち立てた後にその名が世界に残らぬといいがのぉ……」
そんな俺の思考を読んだかのように、ツバメがボソリと呟いた。別に自分みたいな人間が世の中に名を残せると思ったわけではないが、それを聞いた途端、俺の背筋にはゾッと冷たいものが駆け巡る。ハハハ、怖いこと言わないでくれ……。頼むから。
「いや、実際アンタの異名は『スケベハンター』でギルドの中にも浸透しつつあるよ?」
……どうやら、アリーチェがエドと協力して『銀弾』の名を広めたように、早急なプロパガンダが必要なようだ。後で相談してみようと決心する。
……と、まさかオババもこんな話をしに俺を呼び止めた訳ではないだろう。オババがこれまで持ってきた話の中で、厄介でないものなど一つとして無かったので、ひとまず異名については思考の外に追いやり、真面目に話を聞く姿勢を見せた。
オババは俺のそんな態度を見て満足そうに頷くと、話を続ける。「よろしい。じゃあ、単刀直入に言わせてもらうと、今新人ハンターの三人組が古代林でドスマッカォ二頭の狩猟に出たきり行方不明になっている。本来なら救助隊の一つや二つ出してやりたいところだが、件のバルファルクの問題で龍歴院にも裂ける人員が無い。そこで白羽の矢が立ったのが……」
オババはそう言って、俺を指差した。
「あなたというわけじゃな。確かに話を聞いているとかなり救助には手慣れておるようじゃが、しかし理由はそれだけかのぉ?」
「いいや。勿論、スケベハンターが無駄に救助経験に富むのは知っての通りだが、アンタにこの話を持ちかけた理由はそれだけじゃあない。今回の件は……」
そう言うとオババは、袖の中から一枚のクエスト用紙を取り出す。それ自体は別になんの変哲もない、世界中のギルドで一般的に用いられる物だ。しかし、二頭のドスマッカォが描かれたその紙の受注欄を見れば、そこには……、
『アルザス、アズリー、エイジロウ』
かつて自分が狩場にて狩人の心得を教えた、三人の生徒の名が書き入れられていた。
「––––––アンタに適任だと思ったからね。」
-
976
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-13 23:39
ID:95PfIYuc
[編集]
かつて(と言えるほど昔の話ではないが。)の教え子達が窮地に陥っていると知り、俺は即座に救助依頼を受注した。完全に自分の都合に巻き込んでしまった形になるが、同行してくれることになったツバメは「貸し一つじゃの。」とイタズラっぽく笑って引き受けてくれた。
その笑みが本気なのか冗談なのかはこの際どうでもいい。別に貸しを一つ作っても問題無いと思える程度には、ツバメとも信頼関係を築いてきたつもりだ。アルザス、アズリー、エイジロウ。
三人の顔を思い浮かべながら飛行船に揺られていると、遠くには既に古代林の存在する島が見え始めていた。発見当初は片道に二日もかけていたが、龍識船を筆頭とする航空機の発達により、最近では半日ほどで着くようになったらしい。しかしそれでも、今はあまりにも遅すぎると感じた。「そんなに焦らなくてもお客さん、これでも充分飛ばしているんだけどねぇ。」
だが、どんなに焦ろうとも飛行船の歩みが速くなるわけではないと、はやる気持ちをなんとか落ち着かせようとしていると、不意にそんな声がかけられた。
ここに来て第三者から声を掛けられるとは思ってもみなかった俺とツバメが、驚きを隠せずに振り返ると、額に汗を浮かべた飛行船の乗務員が、燃料部に燃石炭を一掬い追加しながら苦笑いを浮かべていた。「やあ、お久しぶり……そっちの女の子は初めましてかな?あの時はお世話になったね。」
「ワシは男じゃが……知り合いか?」
……彼は、確か……。
忘れるはずもない。俺が始めて古代林に墜落という形で上陸した時に助けた飛行船の乗務員だ。随分と久し振りな気もしてしまうが、よくよく考えればまだそこまでの年月は経っていない。
前も一度思わぬ再開をして驚いた記憶があるが、まさかまた会うことになるとは思わなかった。「どうもお困りのようだったから、僕があの時の恩返しもかねてね。命の恩人に対してはどれだけやっても返しきれそうにないけど。」
額の汗を拭いながら、彼は笑った。
よく見れば、あの時と比べると随分と鍛えられた肉体になっている。……万が一墜落しても大丈夫なように鍛えたのだろうか?「話は聞いてる。新人の救助だっけ?相変わらずお人好しなんだね。だから僕も、こんな形でしか貢献出来ないけど、協力させて貰うよ!捕まってて!」
彼はそう叫び、梶を大きく切って飛行船の高度を下げる。突然何を始めるつもりだと訝しみつつも彼の言う通り船体に捕まっていると、急に飛行船の背後から突風が吹き抜けた。
海面付近にのみ吹き荒れる猛烈な潮風により、飛行船は一気に加速する。体を持っていかれそうになるほどの風にも関わらず、飛行船の船体が殆ど揺れないのは、彼の持つテクニックの為せる業なのだろうか?ともあれ、彼の行いのお陰でみるみるうちに古代林の島が接近してくる。これなら半日と言わず数時間で辿り着くことが出来そうだ。 -
977
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-13 23:47
ID:95PfIYuc
[編集]
かつて自分が助けた飛行船の乗務員の協力もあり、移動時間を大幅に短縮できたとはいえ、日は既に西に傾き始めている。
……このまま行けば捜索は夜になる。それはいくら急ごうとも変え難い事実であった。
夜の森は危険だ。闇というのは人間の……『人間だけの』恐怖と不安を煽り、判断力を奪いさる。さらに言えば、人間にとって視覚情報が封じられるというのはかなり危険な状態である上に、夜行性のモンスターには危険なものも多い。夜の探索というのはそれだけのリスクが付き纏うことである。
しかし、逆に言えば夜というのはそれだけ救助対象……この場合はアルザス、アズリー、エイジロウの三人が危険に晒される可能性が高いということを意味する。ハンター歴も浅く、古代林に対する土地勘も貧弱な三人が夜の森に取り残されることの方が危険なのは火を見るよりも明らかだった。となると当然、闇の中で捜索を行う事になるのだが……
「こんなこともあろうかと、『たいまつ』を持ってきておいたぞ?お主の事じゃ、教え子のピンチと聞いてあまり考えずに飛び出してしもうたじゃろうからの。」
……正直ツバメが頼りになり過ぎる。
誰がどう見ても女の子にしか見えない容姿をしているのに、こういう男前なところもあるのだからなんというか……『たいまつ』とは、龍歴院のハンターにはあまり広まっていないが、月や星の明かりさえ届かない暗い洞窟の中を活動するためのアイテムで、俺は行ったことはないが『凍土』という狩場に向かう際には必需品ともされているらしい。
他にも小型鳥竜種を追い払ったり、羽虫モンスターをおびき寄せたり、メラルーを踊らせたりする効果もあるらしいが、今回必要なのは暗闇を照らすというもっとも単純な機能のみだ。無いよりは幾分かマシだろう。というか、ツバメが来てくれなかったら暗闇の中を一人で探索する羽目になっていたところだ。感謝しても仕切れない。
勿論、かなり無茶な急ぎ方をしてくれた乗務員にもだ。***
「さあ、着いたよお客さん!」
そして突風の中を数時間。
美しい夕焼けを望みながら、古代林に上陸する。
日没まではもう一時間と無い。早急に捜索を開始するべきだろう。そう考えながら、自分達の装備品を改めて確認する。装備とはハンターの生命線だ。何度確認したってやり過ぎということは無いだろう。
Q、あなたとツバメの武器、防具、狩猟スタイルを選択してください。
-
978
名前:暇
投稿日:2018-01-14 05:33
ID:8i.qyjh2
[編集]
*おおっと*装備確認のしすぎでお互いの武器を取り違えてしまったぞ!(謎理論)
しかも二人ともストライカースタイルで狩り技も
あなたは大挑発、ヒールゲイン、不死鳥の息吹、ツバメはエスケープランナー、鉄鋼身、完全調合というポージングの観点では隙の無い編成だーー!
と言う訳で装備は
あなたはストハンマーで鬼金(大挑発、ヒールゲイン、不死鳥の息吹)
ツバメはスト笛でオプシドホルン(エスケープランナー、鉄鋼身、完全調合)
防具はいつものあなたレウスS、ツバメ女用べリオSで勘弁したるわ。ところで次スレってあるんですか?(>>1の屑)
-
979
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-14 10:35
ID:.5GgP9ko
[編集]
暇氏貴様っ……!Σ(゚д゚lll)
素人にも容赦なく無理難題をふっかけるスタイル……とよく見たら防具で合理的な説明ができるようになってますね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
古代林に上陸し、互いの装備を確認していると……ある重大な、そう、重大過ぎる問題に気が付いた。
「……逆、じゃな。」
なんと、互いの武器を取り違えてしまったのである。今俺の手にあるのはアイアンハンマーを鉱石素材を用いて強化した鬼鉄というハンマー、ツバメの手にあるのはギルドから支給されたベルダーホルンを強化して作ったオプシドホルンという狩猟笛。
互いに使えないわけでは無いが、得意武器が見事に逆になってしまった。「どうする?この場で取り替えるという手もあるが……」
無駄に露出の多い防具を着たツバメの提案を受け、俺はしばし思案する。
今ツバメの身につける防具は、氷上の白騎士とも恐れられるベリオロスの素材からつくられるベリオシリーズと呼ばれる防具だ。露出の多い見た目に反して防御力は高く、同時に軽量であるために回避行動や跳躍がしやすくなるが、代わりにダッシュや溜め移動をしにくくなるという効果を持つ。
問題なのはこの溜め移動をしにくくなるという効果で、基本的に攻撃を溜めながら戦場を駆け回り、モンスターの頭部に手痛い一撃をお見舞いするというハンマーの戦闘スタイルに見事に噛み合っていない。
逆に言えば、旋律効果で高い機動力を得ることができる笛は、そのダッシュがしにくくなるという効果の悪影響を受けにくいという意味では相性が良かった。そして、自分が着ているのはレウスSシリーズと呼ばれる防具。昔説明したことがあったかと記憶しているが、このレウスSシリーズには相手の弱点……一般には頭部などに、より手痛い一撃を与えやすくなるという効果がある。これは目眩を狙って常にモンスターの頭部を攻撃し続けるハンマーとは相性の良い効果であり、どうしても演奏に時間を割く必要がある笛よりも向いているとさえ言える。
「いや、このままでいい。行こう。」
それらの事を考えれば、ツバメが狩猟笛を持ち、俺がハンマーを持つという今の状態はそれほど悪く無いように思える。
……それよりも、さっきから気になっていたことがあるのだが。チラッ、とツバメの纏う防具に視線を送る。
「言うな。言わんでいい。」
俺がそれを指摘しようとした途端、「女性用の」防具を着たツバメは半ば涙目になりながら俺の言葉を遮った。どうやら触れてはいけない問題だったようだ。
さて、残念ながら楽しい雑談に興じている時間は無い。日暮れはもうすぐだ。
時間が遅れれば遅れるほど三人の生存確率は反比例的に低くなっていく。急がなくては……。まずどちらへ向かおうか?
Q、どの順番で探索を行いますか?
1、エリア6方面からドスマッカォが主に活動するエリアを中心に捜索する。
2、エリア2方面から古代林南部を中心に捜索する。
3、全てのエリアを虱潰しに捜索する。
4、その他(自由枠)***
……もう、どれだけ走ったのだろうか?
片膝をついて立ち止まり、荒れる呼吸を整えながら頭に浮かんだのは、そんな思考だった。
だが、そんなことを考えている暇は一秒たりとも存在しない。ここで立ち止まってはいけない。今二人を助けられるのは自分だけなのだ。
そうやって、弱い心を奮い立たせ、生まれたての子鹿のように震える足をなんとか前へと運び、走り出す。喉の潤いはとうに失われた、喋ることはおろか、呼吸をすることさえ億劫でならない。
一つ幸いと言えたのは、ここまで一度も凶暴なモンスターに遭遇していないことだった。それは普通に考えれば異常事態でしかないのだが、しかし現時点において都合がいいのはまぎれもない事実である。
盾は仲間に託し、自分の手にあるのは一本の銃槍だけ。それでさえ、盾による支えが無ければ十全な威力は期待出来ない。原因はどうであれ、この状態でモンスターに遭遇することが無いというのはありがたいことだった。空を仰げば、既に夕日の姿を目にすることは出来ない。薄紫に染まり行く空が、時間の流れをただただ淡々と、残酷に表していた。
***
-
980
名前:時雨
投稿日:2018-01-14 12:04
ID:gX20EMvk
[編集]
1でいってみるかな。エイジロウか、アズリー達どちらかと会えればいいが:…。
ということで暇氏、次スレ準備頼んまっせ
-
981
名前:名無しさん
投稿日:2018-01-14 14:11
ID:6mzJFX62
[編集]
>>978 XXまでのつなぎで始めたスレなんだから終わるも良し
XXにこだわるならここで新装開店。ワールドの世界観も盛り込むなら向こうで開店。
今回も飛空挺を派手に墜落させてあげますよ♪ -
982
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の
投稿日:2018-01-14 14:34
ID:pJBQclzA
[編集]
>>978仮に別のサイトに移ったとしても、ワールド板に移転したとしても、付いていく所存であります。(`・ω・´)
>>981飛行船を落とすって……あなたまさか最古参の……(なお、ワールドでは船な模様。)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばし悩んだ末、俺たちはドスマッカォが主に出没するエリアを中心に見て回る事にした。そもそも三人が受けたクエストはドスマッカォ二頭の討伐クエスト、であるならば三人もドスマッカォがいるエリアにいて然るべきである。
「うむ。ワシもそう思うぞ。」
その事をツバメに伝えると、ツバメはしっかりと肯定してくれた。そうと決まれば早速と、ベースキャンプからエリア1を通り、エリア6方面へと歩みを進める。
……夜の古代林は、昼のソレとは全く違った雰囲気を醸し出していた。普段ならば穏やかな草食モンスターがたむろしているエリア1も、今は不気味なほどの静寂に包まれている。
「そう言えばお主、出発前に生肉を詰め込んでいたようじゃが、何故じゃ?」
そんな不穏な静寂に耐えられなくなったのか、ツバメが口を開いた。俺も緊張が張り詰めて正直苦しかったので、周囲への注意を払いつつも、振られた会話に乗ることにする。
「こんな森の中で遭難して、腹空かしてるかなと思ったから……見つけたら焼きたてのこんがり肉を食べさせてやろうと思ってな。」
ポーチの中には携帯肉焼きセットと、生肉が6個入っているが、俺だって別に伊達や酔狂でそんなものを持ってきたわけではない。
食事というのは単に空腹を癒すだけではなく、心を落ち着かせる効果もある。ただ、それには冷めたこんがり肉や味気ない携帯食料では不十分だ。空腹と絶望感に苛まれる中で目の前に焼きたての肉が差し出された時の感覚というのは、言葉では言い表せない……らしい。「お主らしいの……。」
俺の言葉を聞いて、ツバメは優しげに笑った。持ち前の美少女フェイスも相まって相当な破壊力を誇ったであろうそれは、しかし月明かりの逆光で見えなかったために俺に直撃することは無かった。
-
983
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-14 14:35
ID:pJBQclzA
[編集]
そんな風に、ツバメと言葉を交わしながら、それでも周囲に最大限の注意を払って夜の古代林を進んでいると、エリア6の広場の中央に、謎の塊があることに気がついた。
何か三人の現在地に繋がる手掛かりが得られるのではと期待し、それに駆け寄った俺たちは、その物体が放つあまりの臭気に思わず顔を顰める。
ツバメがたいまつに火をつけ、その周囲に明かりを灯した。瞬間、闇に紛れていたその物体の全貌が露わになる。「これは……酷いのぉ……。」
散乱した緑色の羽毛。凄まじい力にひしがれ、何者かによって貪られたのか、既に原型を留めていない哀れな肉塊。黄緑色の草原は生々しい鮮血によって真紅に染め上げられ、飛び散った肉片は鼻の曲がるような異臭を発して無数のハエにたかられている。
少し離れたところに目を向ければ、そこにはこの肉塊の主であろう顔の右半分を失った生首がポツンと放置されていて……。……それはドスマッカォの亡骸であった。
元々ドスマッカォは二頭いたとの事だが、幾ら何でもナワバリ争いでここまでの損傷を負うことはあり得ないし、ハンターの武器で倒したとしてもこんな風にはならない。
それが示すことは、即ちそれだけ強力な存在がこの古代林に潜んでいるということ。
そこで思い出されるのが、かつて生徒三人と共に目撃した異形の斬竜。確かに彼の竜なら、このくらいは容易いことだろう。あれ以来出没したとの情報は出ていないが……まさか、また現れたのか?犯人が斬竜であるにせよないにせよ、ことは一刻を争うのは変えようのない事実であった。
早く進もう。そうツバメに声を掛けようと横を向くと、ツバメはドスマッカォの亡骸の中に手を突っ込み、そこから『何か』を取り出していた。血に濡れたその手に握られていたのは、やや赤みがかった鋭い鉤爪……。「これは……ドスマッカォのものではないの。見慣れぬ形じゃが……。済まんが持っておいてくれぬかの?ワシのポーチはもう一杯じゃ。」
ツバメから手渡された鉤爪を、ポーチへと仕舞う。受け取った瞬間、何やら不思議な力を感じた気がするが、恐らく気の所為であろう。それよりも、早く捜索を……
そう思って主にドスマッカォが活動域としているエリア5の方を向くと、一つの人影が此方へと走ってきていたのが見えた。「エイジロウ!?」
探し求めていた一人が思わぬ形で見つかり、思わず声を上げる。
すると向こうも此方の姿に気が付いたようで、「先……っ生!?」と苦しげに叫びながら駆け寄って来た。
俺のすぐ近くまで来たところで膝を折り、ガクリと倒れ込んだエイジロウは、荒れる息を整えることも無く言葉を紡ぐ。「9だ……ゲホッ……エリア……ハァ……9に二人がいる。」
その言葉だけを確かに言い切ると、それを境にエイジロウは何度も咳き込み出した。その姿をよく見れば、ガンランス使いのはずなのに盾を持っておらず、体の至る所が擦り傷だらけで、やや冷える夜なのにその額には玉のような汗が滲んでいる。ここまで相当無茶をして来たのは明らかだった。
何故ドスマッカォの狩猟でエリア9に取り残されるような事態になったのか。ドスマッカォをあんな風にしたのはどんなモンスターだったのか。何故残る二人はエリア9から動けていないのか、聞きたいことなど山ほどあるが、今のエイジロウを見ればとてもそれを聴く気にはなれなかった。Qエイジロウと邂逅しました。どうする?
1、エイジロウを連れてエリア9へと向かう
2、エイジロウを連れてベースキャンプに向かう
3、エイジロウとツバメをベースキャンプに向かわせ、あなたはエリア9へと向かう
4、エイジロウ一人でベースキャンプに向かわせ、あなたとツバメはエリア9へと向かう
5、その他(自由枠) -
984
名前:名無しさん
投稿日:2018-01-14 14:51
ID:xGWEJYdc
[編集]
とりあえず3にしよか
エイジロウくんに無理させんのもあれやしな -
985
名前:時雨
投稿日:2018-01-14 14:55
ID:gX20EMvk
[編集]
ワーダレナンダロウナー(棒読み)
そう言えば『アイツ』を出した事は無かったなぁ。
このスレでも名前だけは出たことはあったか。 -
986
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-14 15:44
ID:2vNnRjOI
[編集]
エイジロウに早急な休息が必要なのは誰が見ても明らかだった。しかし、彼をこのまま一人でベースキャンプに向かわせるわけにもいかないだろう。
なので、エイジロウにはツバメを付き添わせ、俺は一人でエリア9へと向かうことにした。「……大丈夫かの?」
ツバメがエイジロウに肩を貸しながら、心配そうに此方を見つめる。そりゃあ、夜の森は危険であるし、不安が無いと言ったら嘘になる。しかし、今それを言ったら余計な心配をかけるだけだろう。だからこそ、心配そうにしているツバメとグッタリとしているエイジロウに向けて、「大丈夫だ。」と気丈に笑ってみせた。
残る二人も、必ず助けるからと。
***
ツバメ達と別れ、かつてのベースキャンプの残骸が残るエリア5へと移動する。このエリアにも普段であればジャギィやマッカォの一匹や二匹が見つかるのだが、今日に限ってはそれすらも見つけることができない。
ただただ不気味な静謐に包まれていた。だが、もうこの場所に用は無い。出来るだけ最短距離でエリア9に向かうために、エリア5の先にある崖から飛び降りた。
別に気が狂った訳では無い。これがギルドの地図にも記されたエリア5からエリア8への正式な移動方法だ。誰が狂っていると問われればどちらかといえばギルド……さらに言えばこの地図を製作した某飛び降りジャンキーの王国の地質調査員だ。エリア8の赤茶けた岩場に手をつき、地面に着地する。
古代林きっての絶景スポットだと呼ばれるここから見える夜の森の景色は、幻想的な月の光も相まって一瞬本来の目的を忘れ去りそうになるくらい美しかった。だが、そんな風景を優雅に眺めている暇は無い。
エリア9へ向かうため、さらにもう一段存在する崖の方へと視線を向けると……
……そこには、二十匹近いマッカォの姿があった。マッカォ達が俺の存在に気付き、一斉に警戒の声を上げる。正直今の状況で戦いたくは無いが、エリア9に向かうにはどうしても群れのど真ん中を突っ切って行く必要がある。
戦闘は避けられたいと判断した俺は、自らの背中に担がれたハンマー、鬼鉄に手を掛け、抜刀する。
どいつから襲ってくる……?どいつから倒すべきだ……?
マッカォの群れを睨みながら、俺はエリア9に抜けるための最短ルートを模索していた。––––––––––グォゥ
その一声は、あまりにもハッキリと、夜の森の中に響いた。
その瞬間、今にも俺に飛びかからんと構えていたマッカォ達が、一斉に道を開ける。それによって開かれた道の中心を歩くように、マッカォ達の群れの中から現れたのは、妙に小さな……右側に一本、特徴的な長い真紅の冠羽を生やしたドスマッカォであった。まるでこの場の王者であるかのように現れたドスマッカォは、ゆっくりと焦れったい動作で顔を上げ、ハンマーを構えたまま呆然と立ち尽くしている俺を、その透き通るような琥珀色の瞳で見据えた。
......ドックン.....ドックン......ドックン......ドックン
自分の鼓動が早まるのが、目に見えてわかった。
縛りつけるような威圧感、自分の全てを見通されているかのような嫌悪感、そして、極限の状況に身を置かれたかのような緊張感。それら全てが一斉にこの身に襲いくる。
そのドスマッカォが放つあまりの雰囲気に、俺は暫時は呼吸すらも忘れて硬直していた。......ドックン.........ドックン..........ドックン!!
–––––––––––クロロロロォ……
暫しの緊張は、ドスマッカォが此方から興味を失ったようにめを逸らし、マッカォの群れに向けて吠えたところで崩壊した。
そのことで漸く呼吸を思い出して咳き込む俺を尻目に、異様な雰囲気を纏うドスマッカォとその部下達はその場から去っていった。思わぬ形で戦闘を避けることができたことに、一先ずは安堵する。
緊張によって張り詰めている呼吸をなんとか整えると、改めてさっきのドスマッカォの異常さを再認識した。
奴は一体何なのだろうか?何故モンスターの中では最下層と言っていい位置に存在するドスマッカォが、あのような雰囲気を獲得するに至ったのか……?
もし今時間があったのなら考察していただろうが、しかし残念ながら、現時点においてそんな時間がないことを改めて思い出す。そのことを思考から追い出そうとして、しかし脳裏からドスマッカォの眼光がどうしようもなく離れぬまま、俺は残る二人が待つエリア9へとダイブした。
-
987
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-14 16:47
ID:2vNnRjOI
[編集]
ズシン.......
……求めて、
探し、彷徨い、歩み、
満ちること無き渇欲に、
訪れはしない癒しを求めてズシン........ズシン........
……求めて、求めて、
屠り、呑み込み、糧と成し、
されども満ちぬ、果てなき飢餓に、
倒錯し、怒り喰らいて蝕めど、
癒しは遠き、星の夢かな。ズシン........ズシン........ズシン........ッ!!
……求めて、求めて、
求めて––––––––––––ァァァァァアアアアアアアッ!!!!
嫌味のように雲一つ無い快晴の星空に、竜の怒号は虚しく響いた…。
-
988
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-14 16:51
ID:2vNnRjOI
[編集]
「先生っ!?」
「……っ!?」結果から言えば、エリア9を降りてすぐ左側、蔦がカーテンのようになって隠れている場所で、アズリーとアルザスは見つかった。
話を聞けば、どうやらエリア8でドスマッカォと戦闘を始めようとしていたところ、突如地面から飛び出した『何か』によって三人とも崖の下のエリア9に突き落とされたらしい。さらに運の悪いことに、その拍子にアルザスが足をくじいて仕舞い、動くに動けなくなったようだ。
「……だから、僕の事を、置いていけば良かった。」
「何を言ってますの!一度でも同じ戦場で轡並べればそれはもう『戦友』、腐ってもダチは見捨てませんわ!……って、エイジロウさんの受け売りですがね。……っ!そうだ、エイジロウさんは、エイジロウさんはどうなりましたの!?」自嘲気味に呟くアルザスの言葉を否定すると、アズリーは食い入るようにエイジロウの無事を訪ねてきた。
話を聞いたところ、なんとエイジロウが盾を持っていなかったのは走っている途中で失ったのではなく、初めからここに置いてきたのだという。なんでも「ガンランスの俺は機動力の問題でアルザスを守りきれる自信が無ぇし、真夜中の森で砲撃なんか放ったら何が来るかわかったもんじゃねぇ。だからって機動力があっても防御手段に乏しい太刀のアズリーじゃあ守りが手薄すぎる。だから、この盾はアルザスが持っておけ。」と、アルザスに半ば強引にガンランス使いの生命線とも言える盾を押し付けて単身救助を呼びに行ったらしい。なんだそれ、イケメンか?取り敢えず後でグーパン一発と一緒に褒めておこう。「落ち着けアズリー、エイジロウは無事だ。今仲間と一緒にベースキャンプに向かってる。」
「も、申し訳ありません先生、取り乱しましたわ。でもそうですの、良かったぁ。」エイジロウの無事を聞いて、アズリーはホッと胸を撫で下ろす。件の事件以来交流が増えたこの三人は、今では頻繁に共に狩りを行うようになったそうだ。
さて、無事三人とも発見できたわけだし、早く帰るとしよう。なるべくアルザスの足に痛みを与えないように慎重に背負い上げながら、アズリーに対してもそう告げた。
「……あ、先生。別にそこまで慎重になる必要は無い。足首にはネムリ草で局所的に麻酔をかけておいた。」
……そしてアルザスは相変わらず強かであった。というかよくそんなこと出来たな。
「……えへん。」
「『えへん』じゃありませんわ!まったく、こんな状況になっても貴方は……。」俺の背中で誇らしげな声を上げるアルザスに、アズリーは呆れたように声をかける。……しかし、背負っている俺だからこそわかる。アルザスだって震えていた。
……おそらくアルザスは、他の二人に心配を掛けないように、麻酔をしなければ耐えられたいような痛みを堪えて普段どうりに振舞っていたのだろう。
マイペースなアルザスの意外な一面を感じて少し可笑しく思いながらも、ベースキャンプに戻ろうと–––––––– -
989
名前:若芽萌ゆ古代の森に紅葉の@難亭
投稿日:2018-01-14 16:55
ID:2vNnRjOI
[編集]
––––––––刹那、背後の地面が爆ぜた。
圧倒的な力に押し出された土の塊が至る所に飛び散り、俺のすぐ真横を掠めて行く。それまで静謐であった古代の森は瞬く間にその表情を変え、悪魔の宴の様相を呈す。
夜の森が今、牙を剥いたのだ。「キャァァァァァァァアアアアアッ!?!?」
真後ろで、アズリーの悲鳴が木霊した。
突然の事態に驚き、振り返れって見れば、視界に飛び込んできたのは邪悪なる顎門に左足を捉えられ、宙吊りになるアズリーの姿。
……なにが起こったのか、脳の処理が追いつかなかった。
ただ、刹那の判断が、俺にその言葉を叫ばせた。「脚防具を外せ!アズリー!!!」
俺のその言葉が届いたのか、アズリーは振り回されるながらも自らの左足の防具を解除する。結果、邪悪なる顎門には防具のみが残され、スルリと抜け落ちたアズリーは、重力に従って落下する。
直後、邪悪なる顎門に咥えられていたアズリーの脚防具が、いとも簡単に噛み潰される。もし一瞬でも判断が遅れれば、噛み潰されていたのはアズリーの脚か……或いは胴体だったであろう。そう考えると、背筋に冷たいものが駆け巡る。「……っ立てぇ!!走れ、逃げるんだ!」
土煙が収まると共に、その者の全貌が露わになる。
暗緑色の体、見上げるほどの巨躯、その巨躯を支える力強い後脚、巨体に見合わない程の小さな頭部と前脚、ヒルのような尻尾。……無数の牙が露出したような、異形の顎。血のように赤い瞳が、爛々と輝いて此方を見つめていた。
忘れない。
忘れるはずもない。
それは、おそらくもっとも多くのハンターを殺してきたモンスター。
出会ったら死を覚悟せよとさえ言われた、最恐の竜。……何故、ここにコイツがいるっ!
邪悪なる顎門、健啖の悪魔、暴食の竜王、
猛々しい異名は数あれど、何よりもその名は、人類……否、ありとあらゆる生命体にとって、恐怖の象徴として刻まれてきた。
それが……
––––––––––恐暴竜、イビルジョー
Q、貴方の行動を指定してください。(一応作者的最適解のヒントは残してありますが、その上を行ってOK。)
1、自由枠
-
990
名前:暇
投稿日:2018-01-14 17:38
ID:8i.qyjh2
[編集]
なんかドスマッカォの癖にヤバそうな奴もいるしお、これボスか?と思ったら普通にイビルジョーからもタゲられてるし多分もう死ぬしかないと思うんですけど…(冥推理)
取り敢えず大挑発でも…と思ったけど生肉とネムリ草あるじゃない~
つまり答えは…1、アルザスが麻酔に使ったネムリ草と持ってきた生肉調合してその場に置いて行く
調合失敗したら自分にネムリ草を調合して角笛大挑発や!
どや、コレが模範解答やろ! -
991
名前:時雨
投稿日:2018-01-14 17:43
ID:gX20EMvk
[編集]
>だからって機動力があっても防御手段に乏しい太刀のアズリーじゃあ守りが手薄すぎる。
すまない、アズリーの武器は太刀じゃ無くて大剣なんだ。本当にすまない。
-
992
名前:朱陽夢見て、旧葉は燃ゆる@難亭
投稿日:2018-01-14 18:36
ID:2vNnRjOI
[編集]
>>991なんですとぉ!?∑(゚Д゚)
これはやらかした……まあ、今回はドスマッカォが相手だから練習がてらってことで(屑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
獲物を見つけた竜の、歓喜の雄叫びが木霊する。
–––––––––食事の時間だと。
残酷な大気は淡々と震え、彼の者の咆哮を運び、ささくれ立った大地は崩れ落ち、茂る草木はビリビリと忙しなく震える。
鼓膜が激しく刺激され、三半規管が揺さぶられる。それは結果としてバランス感覚の崩壊に伴う硬直を齎し、その場に自分の体を縛り付ける。……『逃げなければ』理性がどれだけそう思おうとも、本能に支配された体が言うことを聞かない。硬直が解除されるまでのその一瞬が、今は永遠にも思えた。やがて、咆哮は森の闇へと溶けていき、古代の森には再びの静謐が訪れる。しかし、それは嵐の前の静けさに過ぎなかった。
邪悪なる顎門が、此方に向けて開かれて……
––––––刹那、森の闇を刹那の閃光が塗り潰す。夜目になっていた時に放たれた閃光は、イビルジョーの網膜を焼くには十分な効果があった。一時的に視界を失ったイビルジョーは、獲物を見失って虚空を噛みちぎる。
そして、その閃光は、同時に俺の思考をも取り戻させた。「…ナイスだアルザス!」
「……ぐっじょぶ。」咄嗟の判断で閃光玉を投げたらしいアルザスを褒めると、アルザスは俺の背中の上でサムズアップする。
さて、イビルジョーの視界を封じられたとは言え、それはあくまで一時的なもの。俺たちが逃げ切るまでにはイビルジョーも復帰してしまうだろう。何か手は無いのか……?イビルジョーの動きを長時間封じられるような手は……っ!
そうだ、もしかしたらこれなら……、「……アルザス、お前ネムリ草まだ持ってるか?」
「……?はい。」その答えを聴き、俺の『もしかしたら』は確信へと変わる。しかし、今自分の両手が塞がっていることに気付いてしまった。……ならば、
「アズリー、俺とアルザスのポーチからネムリ草と生肉を取り出し、この場で迅速に、正確に調合する。出来るか?」
俺がそう声を掛けると、アズリーもその答えに至ったのか、ハッとした表情を見せる。そして、強く頷いた。
「はいっ!エリたん先生から習った調合の極意、ここで実技テスト、ですわね!」
アズリーはそう言葉にしながら、俺のポーチから生肉を、そしてアルザスのポーチからネムリ草を取り出し、調合を開始する。
-
993
名前:朱陽夢見て、旧葉は燃ゆる@難亭
投稿日:2018-01-14 18:42
ID:2vNnRjOI
[編集]
生肉とネムリ草を手にし、調合を開始するアズリー。
だが、この場には、決して肉の匂いを嗅ぎ逃さない者がいた。
視界が封じられたことにより鋭敏になった嗅覚で生肉の存在を捉えたイビルジョーは、アズリーの方を振り向き……、……大挑発!
しかし、直後に俺が狩技、『大挑発』を発動させたことにより、そのターゲットが解除され、その視線は此方へと誘導される。既に視界を取り戻し始めていたのか、その眼光は、しっかりと俺たちの姿を捉えていた。
イビルジョーが、獲物に向け、ゆっくりと歩みを進めて……、「……っ!出来ましたわ!!」
しかし、そんなイビルジョーの歩みは、アズリーの叫び声と共に彼の頬にぶつけられた水色の生肉によって中断される。
新鮮な生肉の香りがイビルジョーの鼻腔をくすぐり、辛抱堪らずイビルジョーはその生肉に食らいついた。……一瞬、古代の森は緊張に包まれる。
あっという間に生肉を食べ尽くしたイビルジョーは、まだ空腹が収まらんとばかりに、再び俺たちの方を睨みつけた。
……まさか、罠肉が効かなかった……?
頭の中にはそんな疑念が生じた。もし罠肉の調合に失敗しており、イビルジョーに効果が出なかったのなら、今の俺たちはまさに絶体絶命だ。イビルジョーが、次なる獲物に喰らい付こうと、顎門を開いて……
ズゥゥゥゥゥウウン……
……しかし、その牙がこの身に猛威を振るうことは無かった。
巨体が崩れ落ちる轟音と共に、イビルジョーは穏やかな眠りに就いた。「……あ。」
アズリーが気抜けしたようにその場にヘタリ込む。間違えなく今一番プレッシャーを感じていたのは彼女だろう。それが解除されたのだ、そうなるのも無理からぬもの。
しかし、まだ脅威が去ったわけではない。「気を抜いているところ悪いが、早く逃げないと目を覚ますぞ。」
俺の言葉を聞いて、アズリーは即座に立ち上がる。出会った時に宙ぶらりんにされたこともあり、若干のトラウマになっているのだろう。
さて、どちらへ逃げようか?
Q罠肉成功。どちら方面へ逃げますか?
1、エリア8へ逃げる
2、エリア11からエリア3へ逃げる -
994
名前:蟹
投稿日:2018-01-14 20:53
ID:B8nXzJ4E
[編集]
11から3はあなたとタクミが救われた伝統のルートだゾ
というわけであえて1どうでもいいけど女性用ベリオはブランシュとサクラの眼福になった後ちゃんと男性用に直されたはず
-
995
名前:朱陽夢見て、旧葉は燃ゆる@難亭
投稿日:2018-01-14 21:40
ID:2vNnRjOI
[編集]
エリア11からエリア3。
そのルートには、これまで何度も助けられて来たが、しかし今回は背中にアルザスを背負っている関係上、どうしても飛び降りる必要があるルートを選ぶわけにはいかない。
やや遠回りにはなってしまうものの、ここは堅実にエリア8へ登っていくべきだろう。カーテン状になっている蔦の一本で自分とアルザスの体を固定し、エリア8への崖を登る。
後ろで寝息を立てるイビルジョーが目を覚まさぬよう懸命に祈りながら、壁に這うように生えた蔦に手をかけ、真っ直ぐに上を目指した。***
「……先生、大丈夫ですか?」
ぜぇ、はぁ。と荒い息を繰り返していると、背中のアルザスからそう問いかけられた。
いくらこれまでのハンター生活で慣れたとはいえ、人一人背負った状態での崖登りは相当な体力を奪われるものであった。
それだけ大変なことであったがために、登りきったことによる達成感も一通りではなかったが、しかしまだ安心するのは早すぎると言える。イビルジョーには、この前出会った異形のディノバルドとは明らかに異なる物がある。それは獲物に対する執念だ。つまり、異形のディノバルドと違い、逃げても追ってくる確率が極めて高いのである。
だからこそ、まだイビルジョーが眠りに就いていると思われる今のうちに出来るだけ距離を稼ぎ……出来ればベースキャンプまで戻りたい。荒れる呼吸と早鐘を打つ心臓を出来るだけ早く整えると、エリア7に向けて歩みを進めた。
エリア5に向かうルートもあるのだが、そちらはベースキャンプから遠い上、また崖を登る必要がある。流石にもう人を背負っての崖登りはゴメンだ。エリア7に入っても、やはり小型モンスターの姿を見ることは出来ない。行きも大概そうであったが、アレはイビルジョーに恐れをなして逃げ出したか、あるいは皆食われてしまったからなのだろう。
何はともあれ、人の運搬中に小型モンスターに襲われないのは有難い。その点はイビルジョーに感謝しても良いだろう……と、そもそも今俺がこうしているのは全て奴の仕業であることを思い出し、その感謝は打ち切った。ベースキャンプへ向かう最短ルートを通るために、エリア7を抜け、エリア3の洞窟に入る。そこでは、青い巨大な晶石が、天井の穴から注ぎ込む月灯りに照らされて妖しく輝いていた。
だが、そんな幻想的な光景さえ忘れてしまうほど、俺の意識は目の前の存在に奪われていた。そこにいたのは、先程よりも更に多い……それこそ三十匹じゃきかないような数の無数のマッカォの群れが集結していた。その光景は、まるで古代林の一角のマッカォを丸ごと全て集めたのではと疑ってしまうほど、圧巻の光景であった。
「ーーーっ!」
悲鳴を上げそうになるアズリーの口を、自分の手で強引に塞ぐ。よく考えれば年下の少女の口を手で強引に塞ぐなんてギルドナイト案件じゃないかと思ってしまうが、だからって悲鳴を上げさせてマッカォ達を刺激する訳にはいかなかった。
……戻ろう。
アズリーとアルザスに、アイコンタクトだけでそう伝える。その思いが伝わったのか、静かに頷いた二人と共に、エリア7へと引き返して––––––––
–––––––––されども地面は再び爆ぜる。
既にそれが『何』の合図なのかを知っている俺たちは、即座にイビルジョーに対峙するよりはマッカォの群れを強引に突っ切った方がまだマシだと判断して、エリア3の洞窟に突入する。
当然、たむろしているところに突如侵入されたマッカォ達は俺たちに向けて警戒の声をあげ、飛びかからんと力を溜める。
襲われるっ……!しかし、マッカォ達が俺たちに攻撃を開始する前に、積み重なる土を跳ね除け、壁を突き崩しながら、その者が姿を現した。
–––––––グォォォォオオオオオオアアアアァァァァァァッ!!!!!
執念深き竜は目を覚まし、新たな獲物を求めて猛り狂う。
あまりに唐突な暴食の王の乱入により、マッカォ達は一斉にパニックに陥る……
……かに思われていたが、数匹が何度か鳴き声を上げただけで、瞬時に群全体が落ち着きを取り戻し、さっきまでの警戒はなんだったのかと言いたくなるほど、まったく俺たちの存在を無視して逃走を開始した。
当然ながら、俺たちもそのマッカォの群れに紛れてイビルジョーから逃げる。だが、イビルジョーだってそう何度も獲物に逃げられるほど甘くはない。尻尾の一薙ぎで逃げ遅れた数匹のマッカォを壁の染みに変えると、逃げ惑う矮小な存在共を捕えて喰らわんと、大地を震わせながら猛然と地を馳ける。
人生最悪の鬼ごっこは洞窟を飛び出し、エリア2へと舞台を移した。
-
996
名前:暇
投稿日:2018-01-14 21:52
ID:8i.qyjh2
[編集]
え~急ですが一旦ストップ願います
あらすじとかまとめるとはみ出そうなので1、2レスだけ残して続きは次スレでって事で…あ、あと誰か代わりに立ててくれる人おりませんかね?
ワイワールドイキタイシ…(は?)
一応>>1のルールからは・XXからの新要素については発売間もない事を鑑みて、クリア後まで伏せられているモンスターなどについての重要な事柄の描写はご遠慮下さい
の文言を削除したけど他に必要な所改変してコピペすれば多分大丈夫だと思いますんで… -
997
名前:時雨
投稿日:2018-01-14 22:03
ID:gX20EMvk
[編集]
ふむ、スレ立ては初めてだけど代役で建てて起きましょうか。
※追記
http://mhxbbs.com/thread/ta/new/89782.html
こちらで宜しいかな? ほとんどコピーだがな!
難亭さん続きはこちらのスレでどぞー。 -
998
名前:名無しさん
投稿日:2018-01-14 22:06
ID:CaZZDZOk
あ、そう
-
999
名前:名無しさん
投稿日:2018-01-14 22:08
ID:CaZZDZOk
おまんにおちん物語
-
1000
名前:名無しさん
投稿日:2018-01-14 22:08
ID:CaZZDZOk
そして、1000
コメント書き込み
これ以上書き込めません。